JPH0458088A - 液圧システム - Google Patents

液圧システム

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JPH0458088A
JPH0458088A JP2169222A JP16922290A JPH0458088A JP H0458088 A JPH0458088 A JP H0458088A JP 2169222 A JP2169222 A JP 2169222A JP 16922290 A JP16922290 A JP 16922290A JP H0458088 A JPH0458088 A JP H0458088A
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JP
Japan
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tank
supercharging
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liquid
hydraulic
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JP2169222A
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JP2822619B2 (ja
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Takeshi Sakai
猛 酒井
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液圧ポンプとアクチュエータを備えだ液圧
システムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の液圧システムでは液圧ポンプの吸込側の
負圧により発生するキャビテーションによる騒音及び耐
久性の悪化が問題になるため液圧ポンプの吸込側に過給
装置を設け、キャビテーションの発生を低減している。
しかし、近年の、より小型化・高速化・大容量化の需要
に伴いキャビテーションの発生の虞が高まり、これを防
ぐため特開昭62−9753号公報ではタンク内に第2
の過給装置を設け、この過給装置により作動油を過給し
ポンプ吸込側を昇圧している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このシステムでは作動流体内に混入している気
体骨を除去することが不可能であり、気泡が回路内に混
入したまま運転することとなり騒音等の原因となる。
この発明の目的は、確実にキャビテーションを防止する
ことができる液圧システムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、液圧ポンプと、当該液圧ポンプの吐出する
液により駆動されるアクチュエータと、主回路用タンク
とを順に接続し閉回路とした液圧システムにおいて、 前記主回路用タンクと液圧ポンプとの間に設けられ、液
を前記液圧ポンプの吸込側に巻き込む絞り部ををする過
給装置と、大気に開放され、前記過給装置により前記液
圧ポンプの吸込側に供給される液を蓄える過給用タンク
と、前記主回路用タンクと過給用タンクとを連通し、前
記主回路用タンク内の気泡とともに主回路用タンク内の
液の一部を過給用タンクに排出する連通部とを備えた液
圧システムをその要旨とするものである。
〔作用〕
過給装置により過給用タンクの液が液圧ポンプの吸込側
に供給される。又、連通部により主回路用タンク内の気
泡とともに主回路用タンク内の液の一部が過給用タンク
に排出される。その結果、主回路用タンク内に気泡が溜
まり液圧ポンプ内に吸い込まれ騒音が発生したりするこ
とはなく、全回転域で吸込側を正圧にできるのでキャビ
テーションも防止できる。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。本実施例の液圧システムは自動車のパワーステ
アリングシステムに応用したものである。
第1図に示すように、エンジンにて駆動される液圧ポン
プ1にはアクチュエータ2が接続され、同アクチュエー
タ2はパワーステアリング用シリンダである。この液圧
ポンプ1の吸込側には第1の過給装置3が設けられてい
る。第1の過給装置3は液圧ポンプ1の吸込側に作動液
を巻き込むための絞り部4が備えられ、その絞り部4に
は過給される液を供給する供給部(供給孔)5が形成さ
れている。そして、流量調整弁6を介して余剰分の液圧
ポンプlの吐出液が第1の過給装置3の絞り部4を通し
て液圧ポンプ1の吸込側に戻されるようになっている。
タンクケース7はその中央に隔壁(分離板)8が設けら
れ、左右に主回路用タンク9と過給用タンク10が形成
されている。主回路用タンク9の側壁には液導入管11
が貫通した状態で設けられ、この液導入管11にアクチ
ュエータ2が接続され。
ている。さらに、主回路用タンク9の底部には液排出管
12が貫通した状態で設けられ、この液排出管12には
第2の過給装置13と第1の過給装置3を介して液圧ポ
ンプ1が接続されている。
この第2の過給装置13には、液圧ポンプ1の吸込側に
作動液を巻き込むための絞り部14が備えられ、その絞
り部14の先端部には過給される液を供給する供給部(
供給孔)15が形成されている。そして、絞り部14を
作動液が通過する際に流速が上がり圧力が低下するとと
もにその周辺部の供給部15から過給される液を吸引す
る力が作用する。
そして、液圧ポンプ1→アクチユ工−タ2→主回路用タ
ンク9→第2の過給装置13→第1の過給装置3→液圧
ポンプ1により主液圧回路(閉回路)が形成されている
又、過給用タンク10の底部には液排出管16が設けら
れ、この液排出管16には第2の過給装置13の供給部
15が接続されている。又、タンクケース7の天井部に
はタンクキャップ17が設けられ、タンクキャップ17
は主回路用タンク9を密閉状態にするとともに、過給用
タンク10を大気開放とするものである。つまり、隔壁
8上部でのタンクケース7に、筒状部18が設けられ、
この筒状部18の底面は主回路用タンク9内に開口し、
筒状部18の側面は連通孔19を介して過給用タンク1
0内に開口している。そして、蓋材20をセットするこ
とによりバネ2工にて押圧板(ゴム板)22を付勢して
筒状部18の底面開口部を閉じるとともに、連通孔I9
を介して過給用タンクケースが開放状態となっている。
又、主回路用タンク9内の圧力が異常に高くなると、そ
の圧力により押圧板22を押し上げ主回路用タンク9内
と過給用タンクlO内とが連通状態になり、主回路用タ
ンク9内の圧力が過給用タンク10内を介して抜くこと
ができる。
又、主回路用タンク9と過給用タンクIO内にはそれぞ
れストレーナ23.24が配置されている。
さらに、タンクケース7内での隔壁8の上部には連通管
25が貫通した状態で配置され、連通管25の内径は主
液圧回路の配管材の内径よりも小さくなっている。
次に、このように構成した液圧システムの作用を説明す
る。
液圧ポンプ1が駆動し、圧縮・吐出された作動液はアク
チュエータ2を介して密閉された主回路用タンク9に流
入する。さらに、主回路用タンク9内の液は第2の過給
装置13及び第1の過給装置3を通過することにより昇
圧される。このとき、主液圧回路中の作動液には低温時
に溶解していた気体骨、及び、軸封装置等から吸い込ま
れる極微小量の気体骨が混入している。
主液圧回路は第1・第2の過給装置3,13により大気
圧よりも高い圧力を保持しており、この回路中に混入さ
れている気体骨はアクチュエータ2から主回路用タンク
9に流入する。その後、液中の気体は比重が小さいため
、主回路用タンク9の上部に滞留するが、タンク内圧差
により連通管25を通じて大気中へ連通ずる過給用タン
クIOへ液分とともに流入する。この過給用タンクlO
内へ流入した気体骨が除去される。
その後、過給用タンクIOの液分は再び第2の過給装置
13にて主液圧回路に過給・流入され、昇圧された作動
液が第1の過給装置3にて、さらに昇圧されて液圧ポン
プ1に吸入される。この時、連通管25を通じて過給用
タンク10へ流入する気体骨の混入した作動液は、主回
路に流れる作動流量よりも遥かに少なくてよいため(例
えば、■/10程度)、主回路用タンク9の圧力が低下
してキャビテーションの発生防止に悪影響を与えること
な(、又、過給用タンクIO内の作動液も滞留すること
なく、主液圧回路に流入循環させることができ、液圧シ
ステムの放熱にも大きく寄与する。
さらに、第2図に示すように、例えば、第1のの過給装
置3のみを使用して流量Q1の作動液を吐出した場合(
特性線L1)、ポンプ1吸込側の最小圧力はPlとなる
が、システムの作動流量を増加させ流量Q2とすると(
特性線L2)、過給用の作動流量は減少し、吸込側の圧
力はより高回転域まで負圧となり、キャビテーションが
発生して騒音や耐久性の悪化を招く。しかし、本実施例
のように、第2の過給装置13を付加することで特性線
L3となり、どの回転数でも過給され吸込側の圧力は全
回転域にわたって正圧にできる。即ち、第2図でのポン
プ回転数がnoの場合を考えると、特性線L1の場合に
はQaの作動流体で過給され、特性線L2の場合にはQ
bの作動流体で過給されるが、本実施例では(Q2+Q
b)が過給用の作動流体となる。
このように本実施例は、大気に開放された過給用タンク
IOと、主回路用タンク9とを連通管25にて連通し、
この連通管25により主液圧回路(閉回路)内の気泡と
ともに主液圧回路内の液を過給用タンク10に排出させ
るようにした。その結果、液圧システムを循環する流体
の一部を過給用タンクIOに排出して気体骨を抜き、さ
らに、分離した液体分を第2の過給装置13に供給でき
る。よって、確実にキャビテーションを防止することが
でき、小型で大吐出量で、かつ低騒音な液圧システムと
することができることとなる。又、過給用タンク■0を
介して主液圧回路に流入循環させることができ、液圧シ
ステムの放熱にも大きく寄与することができ過給用タン
ク10の作動液を有効に作動させることができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、上記実施例では主回路用タンク9と過給用タン
ク10とをタンクケース7内に形成し、共通のタンクキ
ャップ17を設けたが、キャップはそれぞれのタンクに
設けてもよく、又、タンク9,10を別体とし、タンク
間に作動液の一部を流通させる配管を設けてもよい。
又、第3図に示すように、側タンク9,10間の隔壁8
を通して主回路用タンク9から過給用タンクIO内へ配
管し、過給用タンク10内に第2の過給装置26を設け
てもよい。即ち、絞り用管材27と供給部28と出口管
29とにより第2の過給装置26を形成してもよい。こ
の場合、第2の過給装置26から液圧ポンプlへの配管
を1本にできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、確実にキャビタ
ージョンを防止することができる優れた効果を発揮する
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の液圧システムの全体構成図、第2図は
ポンプ回転数に対する吐出流量と吸込側圧力との関係を
示す図、第3図は別例の油圧システムの全体構成図であ
る。 1は液圧ポンプ、2はアクチュエータ、9は主回路用タ
ンク、10は過給用タンク、13は第2の過給装置、1
4は絞り部、25は連通管。 a1g

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液圧ポンプと、当該液圧ポンプの吐出する液により
    駆動されるアクチュエータと、主回路用タンクとを順に
    接続し閉回路とした液圧システムにおいて、 前記主回路用タンクと液圧ポンプとの間に設けられ、液
    を前記液圧ポンプの吸込側に巻き込む絞り部を有する過
    給装置と、 大気に開放され、前記過給装置により前記液圧ポンプの
    吸込側に供給される液を蓄える過給用タンクと、 前記主回路用タンクと過給用タンクとを連通し、前記主
    回路用タンク内の気泡とともに主回路用タンク内の液の
    一部を過給用タンクに排出する連通部と を備えたことを特徴とする液圧システム。
JP2169222A 1990-06-26 1990-06-26 液圧システム Expired - Lifetime JP2822619B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0763659A2 (de) * 1995-09-14 1997-03-19 LUK FAHRZEUG-HYDRAULIK GmbH & Co. KG Flügelzellenpumpe

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0763659A2 (de) * 1995-09-14 1997-03-19 LUK FAHRZEUG-HYDRAULIK GmbH & Co. KG Flügelzellenpumpe
EP0763659A3 (de) * 1995-09-14 1998-04-29 LUK FAHRZEUG-HYDRAULIK GmbH & Co. KG Flügelzellenpumpe

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