JPH0457896B2 - - Google Patents
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- JPH0457896B2 JPH0457896B2 JP58142377A JP14237783A JPH0457896B2 JP H0457896 B2 JPH0457896 B2 JP H0457896B2 JP 58142377 A JP58142377 A JP 58142377A JP 14237783 A JP14237783 A JP 14237783A JP H0457896 B2 JPH0457896 B2 JP H0457896B2
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- bearing device
- release bearing
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
- F16D23/14—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
- F16D23/14—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
- F16D23/143—Arrangements or details for the connection between the release bearing and the diaphragm
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般に、自動調心保持型の自動調心
レリーズベアリング装置に関する。
レリーズベアリング装置に関する。
周知のように、特に自動車の構造に用いられる
この型式のレリーズベアリング装置は、作動部材
実際にはレリーズフオークと作用を受けるように
なつた操作要素と、クラツチのレリーズ装置に対
して作用し、上記操作要素に対し横向きに全方向
に可動に取付けられた作用要素と、軸方向作用弾
性手段を介し上記操作要素と作用要素とを軸方向
に連結する連結手段とを備えている。
この型式のレリーズベアリング装置は、作動部材
実際にはレリーズフオークと作用を受けるように
なつた操作要素と、クラツチのレリーズ装置に対
して作用し、上記操作要素に対し横向きに全方向
に可動に取付けられた作用要素と、軸方向作用弾
性手段を介し上記操作要素と作用要素とを軸方向
に連結する連結手段とを備えている。
レリーズベアリング装置は、クラツチを解除す
るためにクラツチのレリーズ装置を押付けるよう
に作用するいわゆる押付け型の装置でも、上記レ
リーズ装置に引張り作用するいわゆる引張り型の
装置でもよい。
るためにクラツチのレリーズ装置を押付けるよう
に作用するいわゆる押付け型の装置でも、上記レ
リーズ装置に引張り作用するいわゆる引張り型の
装置でもよい。
このいずれの場合にも、クラツチとレリーズベ
アリング装置の支持体とのそれぞれの軸線の間に
不整合が存在すると、レリーズベアリング装置の
作用要素は、クラツチのレリーズ装置に対する作
用がなされた際にクラツチの軸線上に自然と整列
される。作用要素とこれに組合された操作要素と
の間に軸方向作用弾性手段が介在されているた
め、摩擦作用によつて、操作要素に対する作用要
素の位置が保持される。
アリング装置の支持体とのそれぞれの軸線の間に
不整合が存在すると、レリーズベアリング装置の
作用要素は、クラツチのレリーズ装置に対する作
用がなされた際にクラツチの軸線上に自然と整列
される。作用要素とこれに組合された操作要素と
の間に軸方向作用弾性手段が介在されているた
め、摩擦作用によつて、操作要素に対する作用要
素の位置が保持される。
本発明は、より特定的には、操作要素に作用す
る作動部材が大体環状の板即ち支持板を介し作用
するようにした場合に向けられている。この支持
板は操作要素上に軸方向に支持され、この支持
は、特に押付け型のレリーズベアリング装置の場
合には直接的に行われ、特に引張り型とレリーズ
ベアリング装置の場合には間接的に、例えば作用
要素を介して行われる。
る作動部材が大体環状の板即ち支持板を介し作用
するようにした場合に向けられている。この支持
板は操作要素上に軸方向に支持され、この支持
は、特に押付け型のレリーズベアリング装置の場
合には直接的に行われ、特に引張り型とレリーズ
ベアリング装置の場合には間接的に、例えば作用
要素を介して行われる。
この種の支持板は、フランス共和国特許第
2396892号(出願番号7721044号、)出願日1977年
7月8日)に記載されている押付け型のレリーズ
ベアリング装置の特に用いられている。
2396892号(出願番号7721044号、)出願日1977年
7月8日)に記載されている押付け型のレリーズ
ベアリング装置の特に用いられている。
この支持板は、クラツチ解除操作に当り作動部
材によつて加えられる軸方向押付け力を引受け
て、この押付け力が操作要素に及ぼされないよう
にし、特に操作要素が例えば合成樹脂又は鋳鉄か
らできている場合に、操作要素の対応部分の摩耗
を防止することを目的としている。
材によつて加えられる軸方向押付け力を引受け
て、この押付け力が操作要素に及ぼされないよう
にし、特に操作要素が例えば合成樹脂又は鋳鉄か
らできている場合に、操作要素の対応部分の摩耗
を防止することを目的としている。
そのため支持板は、所望の耐摩耗性をもつよう
に適宜熱処理した鋼から通常できている。
に適宜熱処理した鋼から通常できている。
また上記フランス共和国特許第2396892号の場
合のように、所要の自動調心作用の維持のために
操作要素と作用要素との間に介在させる軸方向作
用の弾性手段も、やはり金属材料から、実際には
ワツシヤーとして形成することも提案されてい
る。
合のように、所要の自動調心作用の維持のために
操作要素と作用要素との間に介在させる軸方向作
用の弾性手段も、やはり金属材料から、実際には
ワツシヤーとして形成することも提案されてい
る。
上記フランス共和国特許第2396892号によれば、
円周方向に波形になつているこの金属製のワツシ
ヤーは、レリーズベアリング装置の前方に、即ち
作用要素を有して被動装置即ちクラツチレリーズ
装置に作用するようになつたレリーズベアリング
装置の側面に配され、外周上に一体的に舌状部分
を有し、これらの舌状部分は軸方向に延長し、作
用要素と操作要素とを軸方向に結合するための連
結手段の一部を形成している。支持板は、作用要
素の他側が当接する操作要素のフランジに接触し
て、ベアリング装置の後部に配され、上記舌状部
分は上記支持板上に、より正確には、操作要素の
フランジを覆う支持板の軸方向縁部上にそのため
に形成したフツクと係合する。
円周方向に波形になつているこの金属製のワツシ
ヤーは、レリーズベアリング装置の前方に、即ち
作用要素を有して被動装置即ちクラツチレリーズ
装置に作用するようになつたレリーズベアリング
装置の側面に配され、外周上に一体的に舌状部分
を有し、これらの舌状部分は軸方向に延長し、作
用要素と操作要素とを軸方向に結合するための連
結手段の一部を形成している。支持板は、作用要
素の他側が当接する操作要素のフランジに接触し
て、ベアリング装置の後部に配され、上記舌状部
分は上記支持板上に、より正確には、操作要素の
フランジを覆う支持板の軸方向縁部上にそのため
に形成したフツクと係合する。
この構成は満足すべきものであるが、次の点が
不備である。
不備である。
第1に、軸方向作用弾性手段を形成するワツシ
ヤーは、弾性を示すように、ばね鋼製としなけれ
ばならない。
ヤーは、弾性を示すように、ばね鋼製としなけれ
ばならない。
そのため支持板とワツシヤーとを共に熱処理さ
れた鋼から製造することになり、コストが高くな
る。
れた鋼から製造することになり、コストが高くな
る。
更に、弾性手段を形成するようにワツシヤーを
波形とするため、容積が大きくなる。
波形とするため、容積が大きくなる。
この波形は、慣用のように作用要素を形成する
ベアリングの外レースの縁面上に突出するように
軸方向に延長している(このベアリングの内レー
スはそのためにクラツチレリーズ装置に当接して
いる)ので、クラツチレリーズ装置が上記内レー
スにより不係合方向に付勢され装置軸線上におい
て傾斜した時に波形がクラツチレリーズ装置と不
時に衝突することがある。
ベアリングの外レースの縁面上に突出するように
軸方向に延長している(このベアリングの内レー
スはそのためにクラツチレリーズ装置に当接して
いる)ので、クラツチレリーズ装置が上記内レー
スにより不係合方向に付勢され装置軸線上におい
て傾斜した時に波形がクラツチレリーズ装置と不
時に衝突することがある。
この衝突を防止するには、ベアリングの内レー
スの軸方向長さを大きくしなければならないが、
それによつて装置の軸方向の寸法及び重量が増大
し、回動部分の慣性が大きくなる。
スの軸方向長さを大きくしなければならないが、
それによつて装置の軸方向の寸法及び重量が増大
し、回動部分の慣性が大きくなる。
また使用中にクラツチが解除された時にクラツ
チレリーズ装置とレリーズベアリング装置の軸方
向作用弾性手段を形成するワツシヤーとの間に摩
擦接触が存在する場合、この摩際接触は、不連続
な輪郭を示すワツシヤーの部分に作用するほど、
レリーズベアリング装置の一体性にとつて有害と
なる。その理由は、それがワツシヤーの外周であ
ること、ワツシヤーが作用要素と操作要素とを軸
方向に結合している連結手段に所属する軸方向の
舌状部分と上記外周に沿い通常係合しているこ
と、並びに、上記軸方向舌状部分がワツシヤーと
一体になつているか又はこれらと別の部材を形成
していることである。
チレリーズ装置とレリーズベアリング装置の軸方
向作用弾性手段を形成するワツシヤーとの間に摩
擦接触が存在する場合、この摩際接触は、不連続
な輪郭を示すワツシヤーの部分に作用するほど、
レリーズベアリング装置の一体性にとつて有害と
なる。その理由は、それがワツシヤーの外周であ
ること、ワツシヤーが作用要素と操作要素とを軸
方向に結合している連結手段に所属する軸方向の
舌状部分と上記外周に沿い通常係合しているこ
と、並びに、上記軸方向舌状部分がワツシヤーと
一体になつているか又はこれらと別の部材を形成
していることである。
そのため、ワツシヤー従つてレリーズベアリン
グ装置、更にはクラツチレリーズ装置が早い時期
に損傷する。
グ装置、更にはクラツチレリーズ装置が早い時期
に損傷する。
特に支持板は、熱処理された鋼からできてお
り、厚さも大きく、連結手段と係合させるための
フツクを突出形成するための支持板の縁部に大き
な軸方向長さを与えることは、製造を不必要に複
雑にするだけであり、非常に困難である。
り、厚さも大きく、連結手段と係合させるための
フツクを突出形成するための支持板の縁部に大き
な軸方向長さを与えることは、製造を不必要に複
雑にするだけであり、非常に困難である。
そのため連結手段に所属する軸方向舌状部分
は、相当大きな軸方向長さを不可避的にもつこと
になる。
は、相当大きな軸方向長さを不可避的にもつこと
になる。
軸方向弾性手段を形成するワツシヤーと一体的
に舌状部分を形成した場合、成形前にワツシヤー
が慣用のように帯鋼から打抜かれるため、原材料
の損失が大きくなる。
に舌状部分を形成した場合、成形前にワツシヤー
が慣用のように帯鋼から打抜かれるため、原材料
の損失が大きくなる。
また特に支持板の厚さが大きい場合には、連結
手段の係合させるために支持板にフツクを形成す
ることは屡々困難になる。
手段の係合させるために支持板にフツクを形成す
ることは屡々困難になる。
本発明の一般的な目的は、これらの欠点がな
く、特に自動調心保持型の自動調心レリーズベア
リング装置のコストと重量及び寸法を大きく減少
させ得る構成を提供することにある。
く、特に自動調心保持型の自動調心レリーズベア
リング装置のコストと重量及び寸法を大きく減少
させ得る構成を提供することにある。
この目的のために、本発明により、直接又は間
接に軸方向に当接している大体環状の板即ち支持
板を介して作動部材実際にはレリーズフオークの
作用を受けるようになつた操作要素と、クラツチ
のレリーズ装置に作用するようになつており、操
作要素に対し横向きに全方向に可動に取付けられ
ている作用要素と、軸方向作用弾性手段を介して
作用要素を操作要素に軸方向に連結するための連
結手段とを備えた、特に自動車用の自動調心保持
型の自動調心レリーズベアリング装置であつて、
軸方向作用弾性手段が支持板と一体の一部分を形
成することを特徴とするレリーズベアリング装置
が提供される。
接に軸方向に当接している大体環状の板即ち支持
板を介して作動部材実際にはレリーズフオークの
作用を受けるようになつた操作要素と、クラツチ
のレリーズ装置に作用するようになつており、操
作要素に対し横向きに全方向に可動に取付けられ
ている作用要素と、軸方向作用弾性手段を介して
作用要素を操作要素に軸方向に連結するための連
結手段とを備えた、特に自動車用の自動調心保持
型の自動調心レリーズベアリング装置であつて、
軸方向作用弾性手段が支持板と一体の一部分を形
成することを特徴とするレリーズベアリング装置
が提供される。
このように、本発明によれば、1つの部材によ
つて複式の機能即ち作動部材を作用させる支持板
の機能と、作用要素の自動調心を保つための軸方
向作用弾性手段の機能とが経済的に確保される。
つて複式の機能即ち作動部材を作用させる支持板
の機能と、作用要素の自動調心を保つための軸方
向作用弾性手段の機能とが経済的に確保される。
この1つの部材を熱処理鋼から製造するだけで
よい。
よい。
換言すれば、本発明によれば、従来の同種の構
成に比べて、上記2つの機能を営なむための熱処
理鋼製の第2の部材が不要になる。
成に比べて、上記2つの機能を営なむための熱処
理鋼製の第2の部材が不要になる。
実際に、押付け型のレリーズベアリング装置の
場合には、支持板は必ずレリーズベアリング装置
の後方にあるため、本発明に従つて支持板が形成
する軸方向作用弾性手段も後方に配され、好まし
い。
場合には、支持板は必ずレリーズベアリング装置
の後方にあるため、本発明に従つて支持板が形成
する軸方向作用弾性手段も後方に配され、好まし
い。
即ち軸方向作用弾性手段は、レリーズベアリン
グ装置の軸方向前方部分の寸法の不つごうな増大
をもたらさない。
グ装置の軸方向前方部分の寸法の不つごうな増大
をもたらさない。
そのため作用要素を操作要素に結合する連結手
段の構成において、作用要素を形成するベアリン
グの外レースを部分的に覆う簡単なカバーを前方
に設けるだけでよい。
段の構成において、作用要素を形成するベアリン
グの外レースを部分的に覆う簡単なカバーを前方
に設けるだけでよい。
カバーの厚みのみが介在するため、カバーの軸
方向寸法が減少し、有利であり、クラツチのレリ
ーズ装置と摩擦接触することがあつても、両接触
部材の間に、損傷を遅らせる上に好つごうな円形
の連続した輪郭が形成される。
方向寸法が減少し、有利であり、クラツチのレリ
ーズ装置と摩擦接触することがあつても、両接触
部材の間に、損傷を遅らせる上に好つごうな円形
の連続した輪郭が形成される。
またカバーは所望ならば合成樹脂から容易に製
造することができる。
造することができる。
そのためカバーの軸方向長さを所望ならば大き
くし、連結手段の形成に加わる軸方向舌状部分の
長さをその分少くすることができ、これらの舌状
部分との係合に必要なフツクをその場所に形成す
ることができる。
くし、連結手段の形成に加わる軸方向舌状部分の
長さをその分少くすることができ、これらの舌状
部分との係合に必要なフツクをその場所に形成す
ることができる。
作用要素と操作要素との間に介在させるべき軸
方向作用弾性手段を押付け型レリーズベアリング
装置の後部に配することは従来から知られてい
る。
方向作用弾性手段を押付け型レリーズベアリング
装置の後部に配することは従来から知られてい
る。
この構成は、フランス共和国特許第2304829号
(出願番号第7508847号、出願日1975年3月21日)
に記載されている。
(出願番号第7508847号、出願日1975年3月21日)
に記載されている。
しかしこのフランス共和国特許によれば、軸方
向作用弾性手段は、皿形ワツシヤーの形式の円錐
台形ワツシヤーによつて形成され、このワツシヤ
ーは作動部材から作用を受ける支持板の機能を同
時に営なむことはできない。
向作用弾性手段は、皿形ワツシヤーの形式の円錐
台形ワツシヤーによつて形成され、このワツシヤ
ーは作動部材から作用を受ける支持板の機能を同
時に営なむことはできない。
この機能は、通常は適宜熱処理された金属から
できている操作要素のフランジ(軸方向作用弾性
手段を形成する円錐台形のワツシヤーがこのフラ
ンジに当接する)によつて直接に確保される。
できている操作要素のフランジ(軸方向作用弾性
手段を形成する円錐台形のワツシヤーがこのフラ
ンジに当接する)によつて直接に確保される。
その反対に、本発明によれば、上述したよう
に、同一の要素によつて、支持板の機能と軸方向
作用弾性手段の機能が確保される。
に、同一の要素によつて、支持板の機能と軸方向
作用弾性手段の機能が確保される。
本発明のその他の特徴及び利点は、本発明の好
適な実施例を示す添付図面を参照とした以下の説
明により一層明らかとなるであろう。
適な実施例を示す添付図面を参照とした以下の説
明により一層明らかとなるであろう。
本発明によるレリーズベアリング装置(自動調
心保持型の自動調心レリーズベアリング装置であ
り、特に自動車に取付けられる)は、一般に、各
図で示したように、操作要素10(直接又は間接
に操作要素10に軸方向に当接している大体環状
の支持板11を介して、作動部材、実際にはレリ
ーズフオークの作用を受けるようになつている)
と、作用要素12(クラツチのレリーズ装置に作
用するようになつており、操作要素10に対し全
方向に横向きに可動に取付けられている)と、軸
方向作用手段14を介して作用要素12を操作要
素10に軸方向に結合する連結手段13とを備え
ている。
心保持型の自動調心レリーズベアリング装置であ
り、特に自動車に取付けられる)は、一般に、各
図で示したように、操作要素10(直接又は間接
に操作要素10に軸方向に当接している大体環状
の支持板11を介して、作動部材、実際にはレリ
ーズフオークの作用を受けるようになつている)
と、作用要素12(クラツチのレリーズ装置に作
用するようになつており、操作要素10に対し全
方向に横向きに可動に取付けられている)と、軸
方向作用手段14を介して作用要素12を操作要
素10に軸方向に結合する連結手段13とを備え
ている。
第1〜6図には、押付け作用を受けるレリーズ
ベアリング装置、即ちクラツチ解除を制御するた
めにクラツチのレリーズ装置を押すように作用す
るレリーズベアリング装置が特に図示されてい
る。
ベアリング装置、即ちクラツチ解除を制御するた
めにクラツチのレリーズ装置を押すように作用す
るレリーズベアリング装置が特に図示されてい
る。
第2図において、このダイアフラムの指片16
は1点鎖線により部分的に図示されている。
は1点鎖線により部分的に図示されている。
同様に第2図には、関連する作動部材を形成す
るレリーズフオークの1つの指片17の先端が、
また第3図には該レリーズフオークの各々の指片
17の先端が、1点鎖線によりそれぞれ図示され
ている。
るレリーズフオークの1つの指片17の先端が、
また第3図には該レリーズフオークの各々の指片
17の先端が、1点鎖線によりそれぞれ図示され
ている。
第1〜6図に示した実施例によれば、操作要素
10は、軸方向に延長し適宜の支持−案内部材に
係合するようになつたスリーブ19と、横向きに
延長し関連の作用要素12と共働するようになつ
た環状フランジ20とを備えている。
10は、軸方向に延長し適宜の支持−案内部材に
係合するようになつたスリーブ19と、横向きに
延長し関連の作用要素12と共働するようになつ
た環状フランジ20とを備えている。
これらの全体は、図示したように、適宜の合成
樹脂から好適には一体的に成形される。
樹脂から好適には一体的に成形される。
図示した実施例によれば、スリーブ19は、外
部の、直径上に互に向い合う位置に、2個の突部
22を有し、これらの突部は径方向に突出し、作
動部材の指片17と共働するための扁平面23を
互に平行に先端に形成し、慣用されるように、作
動部材を案内すると共に、該作動部材上において
レリーズベアリングが回転しないようにする。
部の、直径上に互に向い合う位置に、2個の突部
22を有し、これらの突部は径方向に突出し、作
動部材の指片17と共働するための扁平面23を
互に平行に先端に形成し、慣用されるように、作
動部材を案内すると共に、該作動部材上において
レリーズベアリングが回転しないようにする。
突部22には溝24が軽量化のために形成され
ている。
ている。
また、第1〜6図に示した実施例によれば、作
用要素12はボールベアリングによつて形成さ
れ、このボールベアリングの内レース26は単独
で指片16(クラツチのレリーズ装置)に作用す
るようになつており、外レース27は単独で操作
要素10のフランジ20の前面(即ち指片16側
の表面)に軸方向に当接するようになつており、
内レース26と外レース27はこの目的のために
慣用されるように軸方向に相互に対し適宜ずれた
位置に配されている。
用要素12はボールベアリングによつて形成さ
れ、このボールベアリングの内レース26は単独
で指片16(クラツチのレリーズ装置)に作用す
るようになつており、外レース27は単独で操作
要素10のフランジ20の前面(即ち指片16側
の表面)に軸方向に当接するようになつており、
内レース26と外レース27はこの目的のために
慣用されるように軸方向に相互に対し適宜ずれた
位置に配されている。
作用要素12をこのように形成するボールベア
リングの操作要素10に対する全方向の横向き可
動度(これは所期の自動調心を得るために必要で
ある)を得るために、操作要素10のスリーブ1
9とボールベアリングの内レース26との間に環
状のすき間が設けられている。
リングの操作要素10に対する全方向の横向き可
動度(これは所期の自動調心を得るために必要で
ある)を得るために、操作要素10のスリーブ1
9とボールベアリングの内レース26との間に環
状のすき間が設けられている。
しかし操作要素10のフランジ20と接触する
上記ボールベアリングがフランジ20に沿う単な
る転動によつて行う全方向の横向き可動性、換言
すれば全方向移動能力は、実際は、上記ボールベ
アリングの外レース27の内面、より正確には、
この実施例において外レース27の内面にそのた
めに形成した凹みと共働するように全体の軸線の
回りに環状フランジ20上に突出形成された突条
29により制限される。
上記ボールベアリングがフランジ20に沿う単な
る転動によつて行う全方向の横向き可動性、換言
すれば全方向移動能力は、実際は、上記ボールベ
アリングの外レース27の内面、より正確には、
この実施例において外レース27の内面にそのた
めに形成した凹みと共働するように全体の軸線の
回りに環状フランジ20上に突出形成された突条
29により制限される。
第1〜6図に示した実施例によれば支持板11
は操作要素10上に軸方向に直接支持されてお
り、この支持板は、操作要素10のフランジ20
の後面即ち指片16(クラツチレリーズ装置)と
反対側のフランジ20の表面と接触している。
は操作要素10上に軸方向に直接支持されてお
り、この支持板は、操作要素10のフランジ20
の後面即ち指片16(クラツチレリーズ装置)と
反対側のフランジ20の表面と接触している。
支持板11は、上記作動部材が作用するため
の、少くとも1個の大体扁平な支持面30を有
し、作動部材な上述したように、2個の指片17
を備えたクラツチレリーズフオークにより形成さ
れている。支持板11は、操作要素10のスリー
ブ19の突部22に対応して、大体扁平な2つの
支持面30を、直径上に向い合いに備えている。
の、少くとも1個の大体扁平な支持面30を有
し、作動部材な上述したように、2個の指片17
を備えたクラツチレリーズフオークにより形成さ
れている。支持板11は、操作要素10のスリー
ブ19の突部22に対応して、大体扁平な2つの
支持面30を、直径上に向い合いに備えている。
本発明によれば、関連する軸作用弾性手段14
は、支持板11と一体の一部分を形成している。
は、支持板11と一体の一部分を形成している。
軸方向作用の弾性手段14は、以下弾性部分3
1と呼ぶ少くとも1個の支持板11の部分によつ
て形成され、支持板11の支持面30から離隔し
て、円形に配されている。
1と呼ぶ少くとも1個の支持板11の部分によつ
て形成され、支持板11の支持面30から離隔し
て、円形に配されている。
実際は支持板11は、その支持面30と交互
に、少くとも2個の弾性部分31を備えている。
に、少くとも2個の弾性部分31を備えている。
もちろん支持板11は、円形に分配された2個
以上の弾性部分31を備えていてもよい。
以上の弾性部分31を備えていてもよい。
また支持板11は、後に明らかになるように、
2個以上の支持面30を備えていてもよい。
2個以上の支持面30を備えていてもよい。
第1〜6図に示した実施例によれば、支持板1
1は4個の弾性部分31を有し、これらの弾性部
分は、支持面30と交互に配列されている。
1は4個の弾性部分31を有し、これらの弾性部
分は、支持面30と交互に配列されている。
弾性部分31は一般に支持板11の局所的な変
形によつて形成され、支持板11の全部又は一部
はこの変形によつて、それ自身の支持面30に対
し軸方向に片寄せられている。
形によつて形成され、支持板11の全部又は一部
はこの変形によつて、それ自身の支持面30に対
し軸方向に片寄せられている。
第1〜6図に示した実施例によれば、この変形
は一般に円形の長い波形であり、支持板11全体
に亘り径方向に延長している。
は一般に円形の長い波形であり、支持板11全体
に亘り径方向に延長している。
支持板11は、作用要素12を操作要素10に
軸方向に結合する連結手段13と、上記弾性部分
31により係合している。
軸方向に結合する連結手段13と、上記弾性部分
31により係合している。
第1〜6図に示した実施例によれば、連結手段
13は、環状のフードないしはカバー35と、舌
状部分36とを備えており、舌状部分36は支持
板11の弾性部分31と同数設けられ、支持板1
1をカバー35に連結している。
13は、環状のフードないしはカバー35と、舌
状部分36とを備えており、舌状部分36は支持
板11の弾性部分31と同数設けられ、支持板1
1をカバー35に連結している。
図示した実施例によれば、カバー35は側部壁
37を有し、操作要素10のフランジ20と反対
側にあるボールベアリング(作用要素12を形成
する)の外レース27の縁面に側部壁37により
軸向きに当接している。
37を有し、操作要素10のフランジ20と反対
側にあるボールベアリング(作用要素12を形成
する)の外レース27の縁面に側部壁37により
軸向きに当接している。
カバー35は、図示した実施例によれば、環状
壁37も備えており、この環状壁は上記ボールベ
アリングの一部との間に好適には環状すき間を保
つて、その回りに軸方向に延長し、外面上のいく
つかの個所に、軸方向の舌状部分36に係留する
ように径方向に突出したフツク40を備えてい
る。
壁37も備えており、この環状壁は上記ボールベ
アリングの一部との間に好適には環状すき間を保
つて、その回りに軸方向に延長し、外面上のいく
つかの個所に、軸方向の舌状部分36に係留する
ように径方向に突出したフツク40を備えてい
る。
第1〜6図に示した実施例によれば、これらの
軸方向舌状部分36は、軸方向作用弾性手段14
を形成する支持板11の弾性部分31と一体に成
形され、これらの弾性部分の外周から延長してい
る。
軸方向舌状部分36は、軸方向作用弾性手段14
を形成する支持板11の弾性部分31と一体に成
形され、これらの弾性部分の外周から延長してい
る。
また支持板11の弾性部分31は、図示したよ
うに、軸方向の舌状部分36に続く部分におい
て、好適にはほぼ扁平である。
うに、軸方向の舌状部分36に続く部分におい
て、好適にはほぼ扁平である。
各々の軸方向の舌状部分36は、その先端の近
傍に通し孔42を有し、この通し孔によりカバー
35の対応のフツク40と係合することができ
る。上記先端は、この係合を容易にするように彎
曲され、フツク40は斜めに延長する形状を備え
ている。
傍に通し孔42を有し、この通し孔によりカバー
35の対応のフツク40と係合することができ
る。上記先端は、この係合を容易にするように彎
曲され、フツク40は斜めに延長する形状を備え
ている。
容易に理解されるように、支持板11は好適に
はばね鋼から製造され、カバー35は好適には合
成樹脂から製造される。
はばね鋼から製造され、カバー35は好適には合
成樹脂から製造される。
支持板11の弾性部分31の弾性によつて、操
作要素10に対する作用要素12の係合位置が装
置の使用時において保持される。
作要素10に対する作用要素12の係合位置が装
置の使用時において保持される。
本発明による支持板11の支持面30の径方向
幅は、関連の作動部材を形成するレリーズフオー
クの指片17をよりよく着座させるために、支持
板11の他の部分の径方向幅よりも好適には大き
く、従つて軸方向作用弾性手段14を形成する弾
性部分31の幅よりも大きくする。
幅は、関連の作動部材を形成するレリーズフオー
クの指片17をよりよく着座させるために、支持
板11の他の部分の径方向幅よりも好適には大き
く、従つて軸方向作用弾性手段14を形成する弾
性部分31の幅よりも大きくする。
しかし、第1〜4図に示した実施例において、
支持板11の支持面30のところの内側縁(局所
的に支持面30の幅を大きくするために直線状に
なつている)は、操作要素10の突部22の対応
の扁平面23から離隔している。
支持板11の支持面30のところの内側縁(局所
的に支持面30の幅を大きくするために直線状に
なつている)は、操作要素10の突部22の対応
の扁平面23から離隔している。
第5図に示した実施例によれば、上記内側縁
は、これらの突部22と接触するように延長して
いるので、支持板11の幅が局所的に更に増大す
ると共に、操作要素10に対して支持板11が回
動不可能にロツクされる。
は、これらの突部22と接触するように延長して
いるので、支持板11の幅が局所的に更に増大す
ると共に、操作要素10に対して支持板11が回
動不可能にロツクされる。
この実施例によれば、作動部材の指片17の径
方向付勢に対する支持板11の心立てを保証する
ために、操作要素10のフランジ20上に軸向き
に突出するように2個の案内片43が形成してあ
り、これらの案内片は突部22の互い違いに直径
上に対設され、支持板11の内側縁と接触するよ
うに延長している。
方向付勢に対する支持板11の心立てを保証する
ために、操作要素10のフランジ20上に軸向き
に突出するように2個の案内片43が形成してあ
り、これらの案内片は突部22の互い違いに直径
上に対設され、支持板11の内側縁と接触するよ
うに延長している。
第6図に示した実施例によれば、支持板11の
内側縁と共働するための扁平面44が案内片43
に形成してあり、上記内側縁は、支持板11を心
立てすると共に回転不可能にロツクするために、
扁平面44のところでは直線状の形状を備えてい
る。
内側縁と共働するための扁平面44が案内片43
に形成してあり、上記内側縁は、支持板11を心
立てすると共に回転不可能にロツクするために、
扁平面44のところでは直線状の形状を備えてい
る。
支持板11と案内片43との間並びに支持板1
1と突部22との間には、支持板11を取付け易
くするための図示しないわずかなすき間がもちろ
ん形成されている。
1と突部22との間には、支持板11を取付け易
くするための図示しないわずかなすき間がもちろ
ん形成されている。
理解されるように、案内片43のところの支持
板11の幅はこれによつて更に増大する。
板11の幅はこれによつて更に増大する。
本発明の好適な実施態様によれば、これを利用
して、案内片43のところに支持面30が形成さ
れ、これらの支持面30は突部22のところに形
成された支持面30と同様であるが、これから
90°ずれた位置にある。
して、案内片43のところに支持面30が形成さ
れ、これらの支持面30は突部22のところに形
成された支持面30と同様であるが、これから
90°ずれた位置にある。
案内片43の扁平面44の長さは、好適には、
突部22の扁平面23の幅と等しくする。
突部22の扁平面23の幅と等しくする。
このように支持面30と弾性部分31とを交互
に設けたことにより、支持板11が円対称にな
り、取付けが容易になる。即ち図示した例におい
て4つの可能な角度配向のうちのいずれかに従つ
て支持板11を取付けることができる。
に設けたことにより、支持板11が円対称にな
り、取付けが容易になる。即ち図示した例におい
て4つの可能な角度配向のうちのいずれかに従つ
て支持板11を取付けることができる。
第7図には、引張り力を受けるレリーズベアリ
ング装置に本発明を適用することが図示されてい
る。
ング装置に本発明を適用することが図示されてい
る。
このレリーズベアリング装置によれば、作用要
素12を形成するボールベアリングの内レース2
6は、被動装置即ちクラツチレリーズ装置が備え
ている中心開口中に係合するに足りるだけ軸方向
に延長している。
素12を形成するボールベアリングの内レース2
6は、被動装置即ちクラツチレリーズ装置が備え
ている中心開口中に係合するに足りるだけ軸方向
に延長している。
クラツチレリーズ装置がダイアフラムである場
合、ダイアフラムの指片16の先端は、支持ワツ
シヤー45(操作要素10のフランジ20につい
て指片16を軸方向に過ぎたところに配され、好
適には例えば打出し加工によつて形成した丸い環
状の突出部分によつて、フランジ20と反対側の
指片16の表面に軸方向に当接しており、作用要
素12を形成する上記ボールベアリングの内レー
ス26の溝47中にそのために配設した弾性リン
グ46例えば弾性割れリングに軸方向に当接して
いる)と、例えば皿ワツシヤーの形式の弾性ワツ
シヤー48(上記ボールベアリングの内レース2
6にそのために形成した肩部50上に分配ワツシ
ヤー49を介し軸方向に当接している)との間
に、弾性的に締付けられている。
合、ダイアフラムの指片16の先端は、支持ワツ
シヤー45(操作要素10のフランジ20につい
て指片16を軸方向に過ぎたところに配され、好
適には例えば打出し加工によつて形成した丸い環
状の突出部分によつて、フランジ20と反対側の
指片16の表面に軸方向に当接しており、作用要
素12を形成する上記ボールベアリングの内レー
ス26の溝47中にそのために配設した弾性リン
グ46例えば弾性割れリングに軸方向に当接して
いる)と、例えば皿ワツシヤーの形式の弾性ワツ
シヤー48(上記ボールベアリングの内レース2
6にそのために形成した肩部50上に分配ワツシ
ヤー49を介し軸方向に当接している)との間
に、弾性的に締付けられている。
この構成は既知であり、本発明の一部分ではな
いため、ここでは詳述しない。
いため、ここでは詳述しない。
支持板11は、作動部材(1個の指片17のみ
が第7図に1点鎖線により示されている)の作用
を受けるように、操作要素10のフランジ20と
反対側のボールベアリング(作用要素12)の外
レース27の縁面と接触するように配されてい
る。
が第7図に1点鎖線により示されている)の作用
を受けるように、操作要素10のフランジ20と
反対側のボールベアリング(作用要素12)の外
レース27の縁面と接触するように配されてい
る。
従つて、この実施例によれば、支持板11は、
ボールベアリングの外レース27を介して、操作
要素10に、より正確には、操作要素10の横向
きのフランジ20に当接している。
ボールベアリングの外レース27を介して、操作
要素10に、より正確には、操作要素10の横向
きのフランジ20に当接している。
いずれにしても、本発明によれば、支持板11
は、関連の軸方向作用弾性手段をそれ自身で形成
している。
は、関連の軸方向作用弾性手段をそれ自身で形成
している。
この実施例によれば、支持板11は、指片17
が作用するための支持面30と互い違いに、例え
ば波形の弾性部分31をそのために備えており、
これらの弾性部分によつて、対応の連結手段と係
合している。
が作用するための支持面30と互い違いに、例え
ば波形の弾性部分31をそのために備えており、
これらの弾性部分によつて、対応の連結手段と係
合している。
この実施例によれば連結手段は、支持板11と
一体に成形した軸方向の舌状部分36と、操作要
素10と一体に、より正確にはその横向きのフラ
ンジ20の縁部と一体に成形したフツク40とか
ら成つている。
一体に成形した軸方向の舌状部分36と、操作要
素10と一体に、より正確にはその横向きのフラ
ンジ20の縁部と一体に成形したフツク40とか
ら成つている。
また、この実施例によれば、フランジ20はそ
の縁部上のいくつかの個所において、フツク40
の間に、指片17を案内し且つレリーズベアリン
グ装置を回転不可能にロツクするための軸方向突
出部分55を有し、この突出部分55は、その目
的のため、作動部材の指片の対応の指片17に対
向するように、装置の軸線に向つて扁平部分56
を備えている。
の縁部上のいくつかの個所において、フツク40
の間に、指片17を案内し且つレリーズベアリン
グ装置を回転不可能にロツクするための軸方向突
出部分55を有し、この突出部分55は、その目
的のため、作動部材の指片の対応の指片17に対
向するように、装置の軸線に向つて扁平部分56
を備えている。
この軸方向の突出部分55を利用して支持板1
1を回動に対しロツクするために、支持板11の
外側縁を、軸方向の突出部分55のところで直線
状にする。
1を回動に対しロツクするために、支持板11の
外側縁を、軸方向の突出部分55のところで直線
状にする。
好適には、フツク40と互い違いに、4個の軸
方向の突出部分55を形成する。
方向の突出部分55を形成する。
全部の場合に、操作要素10の突部又は案内片
によつて、支持板11の取付けが容易になる。
によつて、支持板11の取付けが容易になる。
実際にこれらの突部又は案内片によつて支持板
11が予調心される。
11が予調心される。
本発明は、上述した実施例のみに限定されず、
その全ての可能な変形を包含する。
その全ての可能な変形を包含する。
特に第1〜6図に示した押付けられるレリーズ
ベアリング装置の場合、作用要素を操作要素に軸
方向に結合するために必要な連結手段の形成に加
わる軸方向舌状部分は、支持板と一体に成形する
代りに、フランス共和国特許第2487024号(出願
番号8015597号、出願日1980年7月15日)に一例
として記載された構成に従つて、関連のカバーの
一体に形成したり、支持板ともカバーとも別の独
立した部材としたりしてもよい。
ベアリング装置の場合、作用要素を操作要素に軸
方向に結合するために必要な連結手段の形成に加
わる軸方向舌状部分は、支持板と一体に成形する
代りに、フランス共和国特許第2487024号(出願
番号8015597号、出願日1980年7月15日)に一例
として記載された構成に従つて、関連のカバーの
一体に形成したり、支持板ともカバーとも別の独
立した部材としたりしてもよい。
これらの軸方向舌状部分と係合するためのフツ
クを上記カバーが備えている場合、これらのフツ
クは、カバーの環状壁部に形成する代りに、カバ
ーの横向き壁部の縁面に直接に形成してもよい
(カバーは上記の環状壁部を必ずしも備えていな
い)。
クを上記カバーが備えている場合、これらのフツ
クは、カバーの環状壁部に形成する代りに、カバ
ーの横向き壁部の縁面に直接に形成してもよい
(カバーは上記の環状壁部を必ずしも備えていな
い)。
また上記カバーの環状壁部は、作用要素を形成
するボールベアリングの回りにすき間なしに延長
させてもよく、この場合には、カバーの横向き壁
部を利用して、ボールベアリングのためのデフレ
クターを形成することができる。もちろんこの場
合には、所期の自動調心が保たれるように各部の
配列を定め、一例として、作用要素を操作要素に
結合する連結手段の軸方向舌状部分の長さもその
ように設定する。
するボールベアリングの回りにすき間なしに延長
させてもよく、この場合には、カバーの横向き壁
部を利用して、ボールベアリングのためのデフレ
クターを形成することができる。もちろんこの場
合には、所期の自動調心が保たれるように各部の
配列を定め、一例として、作用要素を操作要素に
結合する連結手段の軸方向舌状部分の長さもその
ように設定する。
また支持板の弾性部分は、支持板の一部を波形
その他の形状に変形する代りに、フランス共和国
特許第2337281号(出願番号7540052号、出願日
1975年12月30日)に一例として記載された構成に
従つて、支持板との一体性を保ちながら支持板を
局所的に切抜いて形成した舌片を支持板の支持面
に対し軸方向にずれたその一端において軸方向に
折曲げることにより形成してもよい。
その他の形状に変形する代りに、フランス共和国
特許第2337281号(出願番号7540052号、出願日
1975年12月30日)に一例として記載された構成に
従つて、支持板との一体性を保ちながら支持板を
局所的に切抜いて形成した舌片を支持板の支持面
に対し軸方向にずれたその一端において軸方向に
折曲げることにより形成してもよい。
第1図は本発明によるレリーズベアリング装置
を第2図の矢印方向に見た平面図、第2図は第
1図の折線−に沿つた軸向き断面図、第3図
は第2図の矢印方向に見た別の平面図、第4図
は第3図の矢印の方向に見た立面図、第5,6
図は本発明のそれぞれ別の実施例を示す第3図と
同様の平面図、第7図は本発明の更に別の実施例
を示す第2図と同様の軸向き断面図である。 符号の説明、10……操作要素、11……支持
板、12……作用要素、13……連結手段、14
……軸方向作用弾性手段、17……指片(作動部
材)。
を第2図の矢印方向に見た平面図、第2図は第
1図の折線−に沿つた軸向き断面図、第3図
は第2図の矢印方向に見た別の平面図、第4図
は第3図の矢印の方向に見た立面図、第5,6
図は本発明のそれぞれ別の実施例を示す第3図と
同様の平面図、第7図は本発明の更に別の実施例
を示す第2図と同様の軸向き断面図である。 符号の説明、10……操作要素、11……支持
板、12……作用要素、13……連結手段、14
……軸方向作用弾性手段、17……指片(作動部
材)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直接又は間接に軸方向に当接している大体環
状の板即ち支持板11を介して作動部材17実際
にはレリーズフオークの作用を受けるようになつ
た操作要素10と、クラツチのレリーズ装置に作
用するようになつており、操作要素10に対し横
向きに全方向に可動に取付けられている作用要素
12と、軸方向作用弾性手段14を介して作用要
素12を操作要素10に軸方向に連結するための
連結手段13とを備えた、特に自動車用の自動調
心保持型の自動調心レリーズベアリング装置であ
つて、軸方向作用弾性手段14が支持板11の一
体の一部分を形成することを特徴とするレリーズ
べアリング装置。 2 作動部材17の作用のために支持板11が大
体扁平な少くとも1個の支持面30を備えている
特許請求の範囲第1項記載のレリーズべアリング
装置であつて、関連された軸方向作用弾性手段1
4を支持面30から隔だてて円形に配された上記
支持板の少くとも一部分即ち弾性部分31によつ
て形成したことを特徴とするレリーズべアリング
装置。 3 支持板11を弾性部分31により対応の連結
手段13と係合させたことを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載のレリーズべアリング装置。 4 支持板11が少くとも1つの支持面30を有
する特許請求の範囲第2項又は第3項記載のレリ
ーズべアリング装置であつて、支持板11が支持
面30と互い違いに少くとも2個の弾性部分31
を備えたことを特徴とするレリーズべアリング装
置。 5 上記支持板が円形に分配された2個以上の弾
性部分31と必要ならば2個以上の支持面30と
を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第4項
記載のレリーズべアリング装置。 6 支持板11の弾性部分31を支持板11の局
所的な変形によつて形成し、この変形に従つて支
持板11の全部又は一部を1個以上の支持面30
に対し軸方向に片寄せたことを特徴とする特許請
求の範囲第2〜5項のいずれか1項記載のレリー
ズべアリング装置。 7 上記変形を円形の長波状としたことを特徴と
する特許請求の範囲第6項記載のレリーズべアリ
ング装置。 8 上記変形を支持板1全体に亘り径方向に生じ
させたことを特徴とする特許請求の範囲第6項又
は第7項記載のレリーズべアリング装置。 9 上記支持板の支持面30の径方向の幅を他の
支持板部分の径方向の幅よりも大きくしたことを
特徴とする特許請求の範囲第2〜8項のいずれか
1項記載のレリーズべアリング装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8213557A FR2531509B1 (fr) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | Butee de debrayage autocentreuse a autocentrage maintenu, notamment pour vehicule automobile |
FR8213557 | 1982-08-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943227A JPS5943227A (ja) | 1984-03-10 |
JPH0457896B2 true JPH0457896B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=9276590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58142377A Granted JPS5943227A (ja) | 1982-08-03 | 1983-08-03 | 自動調心保持型の自動調心レリ−ズベアリング装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4629049A (ja) |
JP (1) | JPS5943227A (ja) |
DE (1) | DE3327894A1 (ja) |
ES (1) | ES8404477A1 (ja) |
FR (1) | FR2531509B1 (ja) |
IT (1) | IT1171219B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2615257B1 (fr) * | 1987-05-13 | 1989-07-21 | Skf France | Butee d'embrayage comportant des moyens d'encliquetage pour la solidarisation axiale avec l'organe de manoeuvre |
DE19744821A1 (de) * | 1997-10-10 | 1999-04-15 | Mannesmann Sachs Ag | Ausrückeinrichtung zur Kupplungsbetätigung bei Kraftfahrzeugen |
FR2840378B1 (fr) * | 2002-05-28 | 2005-08-26 | Skf Ab | Butee de debrayage avec element d'attaque rapporte |
DE102004061679A1 (de) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Schaeffler Kg | Ausrückvorrichtung |
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