JPH0457887B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0457887B2 JPH0457887B2 JP1010132A JP1013289A JPH0457887B2 JP H0457887 B2 JPH0457887 B2 JP H0457887B2 JP 1010132 A JP1010132 A JP 1010132A JP 1013289 A JP1013289 A JP 1013289A JP H0457887 B2 JPH0457887 B2 JP H0457887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- crank pin
- thick
- crankshaft
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 6
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は多気筒エンジンの組立式クランク軸に
関するものである。
関するものである。
[従来の技術]
組立式クランク軸は、それを構成する個々の部
品を予め加工完成しておき、最後に組立ててクラ
ンク軸とするので加工が容易になる利点があり、
各種エンジンに採用されている。この組立式クラ
ンク軸は、通常はウエブとクランクピンを別体と
し各々を圧入結合して組立てている。
品を予め加工完成しておき、最後に組立ててクラ
ンク軸とするので加工が容易になる利点があり、
各種エンジンに採用されている。この組立式クラ
ンク軸は、通常はウエブとクランクピンを別体と
し各々を圧入結合して組立てている。
ところで、近来、自動二輪車のエンジンは高性
能化の要求により、高出力・軽量化を図つた多気
筒エンジンを搭載するものが多くなつている。か
かるエンジンに使用する前記組立式クランク軸
は、エンジンの高出力化に伴いウエブとクランク
ピンの結合強度を増大させるために、ウエブを厚
くしなければならない。これはクランク軸の重量
増となるので好ましくなく、そのため実開昭51−
39160号公報(前者)に示されるように一方のウ
エブにクランクピンを一体に設け他方のウエブに
圧入して結合する構造とすると、クランクピンを
一体に設けた側のウエブは結合強度を考えなくて
もよいので厚さを薄くすることができ、高出力化
によるクランク軸の重量増を防ぐことができる。
能化の要求により、高出力・軽量化を図つた多気
筒エンジンを搭載するものが多くなつている。か
かるエンジンに使用する前記組立式クランク軸
は、エンジンの高出力化に伴いウエブとクランク
ピンの結合強度を増大させるために、ウエブを厚
くしなければならない。これはクランク軸の重量
増となるので好ましくなく、そのため実開昭51−
39160号公報(前者)に示されるように一方のウ
エブにクランクピンを一体に設け他方のウエブに
圧入して結合する構造とすると、クランクピンを
一体に設けた側のウエブは結合強度を考えなくて
もよいので厚さを薄くすることができ、高出力化
によるクランク軸の重量増を防ぐことができる。
また、特開昭55−24274号公報(後者)に示さ
れる組立式クランク軸のように、厚肉ウエブに形
成する嵌入孔を有底として強度の低下を防いでい
るものもある。
れる組立式クランク軸のように、厚肉ウエブに形
成する嵌入孔を有底として強度の低下を防いでい
るものもある。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、前者においては、厚いウエブと薄い
ウエブの結合順序を同一としたため、左右気筒間
の距離が長くなり結果的にクランクケースの横幅
が大きくなつて重量増となる、という問題があ
る。
ウエブの結合順序を同一としたため、左右気筒間
の距離が長くなり結果的にクランクケースの横幅
が大きくなつて重量増となる、という問題があ
る。
また、後者のように厚肉ウエブに形成する嵌入
孔を有底として強度の低下を防いでいるもので
は、クランクピンの圧入は結合強度を考慮して厚
肉ウエブ側としているが、結合強度はクランクピ
ンと有底嵌入孔との間の圧入代と面粗度に大きく
左右される。そしてこの圧入代のバラツキを少な
くすると共に面粗度をあげるためには研磨仕上げ
を必要とするが、上記のような有底の孔のみで
は、その研磨仕上げが困難である、という問題が
ある。
孔を有底として強度の低下を防いでいるもので
は、クランクピンの圧入は結合強度を考慮して厚
肉ウエブ側としているが、結合強度はクランクピ
ンと有底嵌入孔との間の圧入代と面粗度に大きく
左右される。そしてこの圧入代のバラツキを少な
くすると共に面粗度をあげるためには研磨仕上げ
を必要とするが、上記のような有底の孔のみで
は、その研磨仕上げが困難である、という問題が
ある。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、左右気筒間の距離を縮めクランクケースの
横幅を短縮して軽量なエンジンとすることができ
ると共に有底嵌入孔の研磨仕上げが容易にできか
つ強度のある多気筒エンジンの組立式クランク軸
を提供しようとするものである。
鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、左右気筒間の距離を縮めクランクケースの
横幅を短縮して軽量なエンジンとすることができ
ると共に有底嵌入孔の研磨仕上げが容易にできか
つ強度のある多気筒エンジンの組立式クランク軸
を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の多気筒エ
ンジンの組立式クランク軸は、厚肉に形成したウ
エブを外側に配設すると共に、その内側に薄肉に
形成したウエブを配設し、この薄肉ウエブと中間
ジヤーナル部とを断面H字形状に一体形成し、薄
肉ウエブにはクランク角度で180度互いに離間し
てクランクピンを立設し、前記中間ジヤーナル部
と両端ジヤーナル部及びクランクピンの外径をほ
ぼ等しくすると共に、前記クランクピンと前記各
ジヤーナル部の外径円をそれぞれのほぼ軸中心ま
でオーバーラツプさせ、前記厚肉ウエブの肉厚部
の孔底に凹部のある有底嵌入孔を形成し前記クラ
ンクピンを圧入したことを特徴とする、ものであ
る。
ンジンの組立式クランク軸は、厚肉に形成したウ
エブを外側に配設すると共に、その内側に薄肉に
形成したウエブを配設し、この薄肉ウエブと中間
ジヤーナル部とを断面H字形状に一体形成し、薄
肉ウエブにはクランク角度で180度互いに離間し
てクランクピンを立設し、前記中間ジヤーナル部
と両端ジヤーナル部及びクランクピンの外径をほ
ぼ等しくすると共に、前記クランクピンと前記各
ジヤーナル部の外径円をそれぞれのほぼ軸中心ま
でオーバーラツプさせ、前記厚肉ウエブの肉厚部
の孔底に凹部のある有底嵌入孔を形成し前記クラ
ンクピンを圧入したことを特徴とする、ものであ
る。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明による組立式クランク軸であ
り、第2図は本発明が適用される自動二輪車を示
す側面図であり、第3図は本発明の一実施例を要
部を破断して示す平面図である。
り、第2図は本発明が適用される自動二輪車を示
す側面図であり、第3図は本発明の一実施例を要
部を破断して示す平面図である。
第2図に示す自動二輪車において、フレーム2
1にはV型4気筒のエンジン22が搭載され、フ
レーム21の前部にはフロントフオーク23を介
して前輪24が軸支されると共に、かじ取りハン
ドル25が設けられ、フレーム21の後部にはリ
ヤクツシヨン26により下方に付勢されたリヤア
ーム27に後輪28が軸支されている。フレーム
21の上部には、燃料タンク29およびシート3
0が取付けられ、シート30には乗員が着座可能
となつている。エンジン22においては、第3図
に示すように、クランクケース9にクランク軸1
が車両の左右方向に支持されている。
1にはV型4気筒のエンジン22が搭載され、フ
レーム21の前部にはフロントフオーク23を介
して前輪24が軸支されると共に、かじ取りハン
ドル25が設けられ、フレーム21の後部にはリ
ヤクツシヨン26により下方に付勢されたリヤア
ーム27に後輪28が軸支されている。フレーム
21の上部には、燃料タンク29およびシート3
0が取付けられ、シート30には乗員が着座可能
となつている。エンジン22においては、第3図
に示すように、クランクケース9にクランク軸1
が車両の左右方向に支持されている。
第1図において、クランク軸1は厚肉に形成し
たウエブ3,3をクランク軸の左右外側に配設
し、その外端にジヤーナル部2,2を一体に設け
ている。薄肉に形成したウエブ5,5はウエブ
3,3の内側にあり、クランクピン6,6をクラ
ンク角度で180度互いに離間して一体に設け、こ
のクランクピン6,6をウエブ3,3の厚肉部に
形成した有底嵌入孔7,7に圧入し結合してい
る。また、ウエブ5,5には中間ジヤーナル部4
が一体に設けられ、ウエブ5,5と中間ジヤーナ
ル部4とで略断面H字形状となつていて、該中間
ジヤーナル部4の外径は前記ジヤーナル部2の外
径と略等しくされている。そして、前記有底嵌入
孔7,7は研磨仕上げを容易にするため、その孔
奥底に環状の凹部7′が形成されている。また、
前記クランクピン6,6と前記各ジヤーナル部の
外径も略等しく、その外径円はそれぞれのほぼ軸
中心までオーバーラツプするように配置すること
により、ウエブ5,5の危険断面の面積を大きく
している。
たウエブ3,3をクランク軸の左右外側に配設
し、その外端にジヤーナル部2,2を一体に設け
ている。薄肉に形成したウエブ5,5はウエブ
3,3の内側にあり、クランクピン6,6をクラ
ンク角度で180度互いに離間して一体に設け、こ
のクランクピン6,6をウエブ3,3の厚肉部に
形成した有底嵌入孔7,7に圧入し結合してい
る。また、ウエブ5,5には中間ジヤーナル部4
が一体に設けられ、ウエブ5,5と中間ジヤーナ
ル部4とで略断面H字形状となつていて、該中間
ジヤーナル部4の外径は前記ジヤーナル部2の外
径と略等しくされている。そして、前記有底嵌入
孔7,7は研磨仕上げを容易にするため、その孔
奥底に環状の凹部7′が形成されている。また、
前記クランクピン6,6と前記各ジヤーナル部の
外径も略等しく、その外径円はそれぞれのほぼ軸
中心までオーバーラツプするように配置すること
により、ウエブ5,5の危険断面の面積を大きく
している。
そして、クランク軸1は、両端ジヤーナル部
2,2および中間ジヤーナル部4を主軸受8を介
してクランクケース9に回転可能に支持されてい
る。
2,2および中間ジヤーナル部4を主軸受8を介
してクランクケース9に回転可能に支持されてい
る。
また、左右の各クランクピン6,6には、第1
大端軸受10,10を介して第1連接棒11,1
1が連結されると共に、第2大端軸受12,12
を介して第2連接棒13,13が連結されてい
る。
大端軸受10,10を介して第1連接棒11,1
1が連結されると共に、第2大端軸受12,12
を介して第2連接棒13,13が連結されてい
る。
第3図において、左側のクランクピン6に連結
されている第1連接棒11の小端部にはピストン
ピンを介して第1左ピストン14が連結され、左
側のクランクピン6に連結されている第2連接棒
13の小端部にはピストンピンを介して第2左ピ
ストン15が連結され、右側のクランクピン6に
連結されている第1連接棒11の小端部にはピス
トンピンを介して第1右ピストン14が連結さ
れ、右側のクランクピン6に連結されている第2
連接棒13の小端部にはピストンピンを介して第
2右ピストン15が連結されている。そしてこの
各ピストン14,14,15,15は、各気筒の
シリンダライナー16内を往復動する。
されている第1連接棒11の小端部にはピストン
ピンを介して第1左ピストン14が連結され、左
側のクランクピン6に連結されている第2連接棒
13の小端部にはピストンピンを介して第2左ピ
ストン15が連結され、右側のクランクピン6に
連結されている第1連接棒11の小端部にはピス
トンピンを介して第1右ピストン14が連結さ
れ、右側のクランクピン6に連結されている第2
連接棒13の小端部にはピストンピンを介して第
2右ピストン15が連結されている。そしてこの
各ピストン14,14,15,15は、各気筒の
シリンダライナー16内を往復動する。
また、各シリンダライナー16はクランクケー
ス9に挿入されている。第1ピストン14,14
とシリンダライナー16,16でV型4気筒エン
ジンの前部2気筒を構成し、第2ピストン15,
15とシリンダライナー16,16で後部2気筒
を構成している。
ス9に挿入されている。第1ピストン14,14
とシリンダライナー16,16でV型4気筒エン
ジンの前部2気筒を構成し、第2ピストン15,
15とシリンダライナー16,16で後部2気筒
を構成している。
各ピストン14,14,15,15が受けた爆
発力は第1連接棒11,11および第2連接棒1
3,13を経由してクランクピン6,6に伝わり
クランク軸1に回転力を発生させる。この回転力
はクランクギヤ17、クラツチギヤ18、クラツ
チ19、図示されない変速機を介して後輪28に
伝達される。
発力は第1連接棒11,11および第2連接棒1
3,13を経由してクランクピン6,6に伝わり
クランク軸1に回転力を発生させる。この回転力
はクランクギヤ17、クラツチギヤ18、クラツ
チ19、図示されない変速機を介して後輪28に
伝達される。
このように組立式クランク軸は、薄肉に形成し
たウエブ5の方にクランクピン6を一体に設け、
厚肉に形成したウエブ3の有底嵌入孔に圧入する
するようにしたので、エンジンの高出力に対して
クランクピン6とウエブの結合強度は確保される
のである。
たウエブ5の方にクランクピン6を一体に設け、
厚肉に形成したウエブ3の有底嵌入孔に圧入する
するようにしたので、エンジンの高出力に対して
クランクピン6とウエブの結合強度は確保される
のである。
また、クランク軸の左右外側に厚肉のウエブ
3,3を配設し、その内側に薄肉に形成したウエ
ブ5,5を配設したので、第1連接棒11,11
間および第2連接棒13,13間の距離は厚肉に
形成したウエブ3,3の厚さに関係なく縮めるこ
とができる。そして、連接棒は各気筒の中心にあ
るので前部および後部の左右気筒間の距離が縮ま
ることになり、クランクケース9の横幅は短縮さ
れる。
3,3を配設し、その内側に薄肉に形成したウエ
ブ5,5を配設したので、第1連接棒11,11
間および第2連接棒13,13間の距離は厚肉に
形成したウエブ3,3の厚さに関係なく縮めるこ
とができる。そして、連接棒は各気筒の中心にあ
るので前部および後部の左右気筒間の距離が縮ま
ることになり、クランクケース9の横幅は短縮さ
れる。
なお、実施例はV型4気筒エンジンについて説
明をしたが、本発明はV型・並列型に関係なく多
気筒エンジンに適用できるものである。
明をしたが、本発明はV型・並列型に関係なく多
気筒エンジンに適用できるものである。
[発明の効果]
本発明に係る多気筒エンジンの組立式クランク
軸は以上説明したように、厚肉に形成したウエブ
を外側に配設すると共に、その内側に薄肉に形成
したウエブを配設し、この薄肉ウエブと中間ジヤ
ーナル部とを断面H字形状に一体形成し、薄肉ウ
エブにはクランク角度で180度互いに離間してク
ランクピンを立設したので、多気筒エンジンの左
右気筒間を厚肉に形成したウエブの厚さに関係な
く縮めることができることから、クランクケース
の横幅を短縮し、一層軽量なエンジンを得ること
ができる。
軸は以上説明したように、厚肉に形成したウエブ
を外側に配設すると共に、その内側に薄肉に形成
したウエブを配設し、この薄肉ウエブと中間ジヤ
ーナル部とを断面H字形状に一体形成し、薄肉ウ
エブにはクランク角度で180度互いに離間してク
ランクピンを立設したので、多気筒エンジンの左
右気筒間を厚肉に形成したウエブの厚さに関係な
く縮めることができることから、クランクケース
の横幅を短縮し、一層軽量なエンジンを得ること
ができる。
また、中間ジヤーナル部と両端ジヤーナル部及
びクランクピンの外径をほぼ等しくすると共に、
前記クランクピンと前記各ジヤーナル部の外径円
をそれぞれのほぼ軸中心までオーバーラツプさ
せ、前記厚肉ウエブの肉厚部の孔底に凹部のある
有底嵌入孔を形成し前記クランクピンを圧入する
ようにしたので、有底嵌入孔の孔底の凹部が研磨
時の砥石の逃げとなることから研磨仕上げが容易
で正確にできる。そして、この凹部の形成による
ピンの圧入長さの不足は、圧入部の直径を大きく
することにより補償され、結合強度は十分に保持
される。しかも、前記オーバーラツプをそれぞれ
のほぼ軸中心まで大きくしたので、クランク軸の
破損として最も頻度の高いウエブの危険断面の面
積が大きくなり、薄肉ウエブを更に薄くしても破
損することがない。従つて、エンジンの全幅を一
層短くすることができ、コンパクトなエンジンを
得ることができる。
びクランクピンの外径をほぼ等しくすると共に、
前記クランクピンと前記各ジヤーナル部の外径円
をそれぞれのほぼ軸中心までオーバーラツプさ
せ、前記厚肉ウエブの肉厚部の孔底に凹部のある
有底嵌入孔を形成し前記クランクピンを圧入する
ようにしたので、有底嵌入孔の孔底の凹部が研磨
時の砥石の逃げとなることから研磨仕上げが容易
で正確にできる。そして、この凹部の形成による
ピンの圧入長さの不足は、圧入部の直径を大きく
することにより補償され、結合強度は十分に保持
される。しかも、前記オーバーラツプをそれぞれ
のほぼ軸中心まで大きくしたので、クランク軸の
破損として最も頻度の高いウエブの危険断面の面
積が大きくなり、薄肉ウエブを更に薄くしても破
損することがない。従つて、エンジンの全幅を一
層短くすることができ、コンパクトなエンジンを
得ることができる。
第1図は本発明に係る組立式クランク軸を示す
断面図、第2図は本発明が適用される自動二輪車
を示す側面図、第3図は本発明に係る組立式クラ
ンク軸の一実施例の要部を破断して示す平面図で
ある。 1……クランク軸、2……両端ジヤーナル部、
3……厚肉に形成したウエブ、4……中間ジヤー
ナル部、5……薄肉に形成したウエブ、6……ク
ランクピン、7……有底嵌入孔、7′……凹部、
22……エンジン。
断面図、第2図は本発明が適用される自動二輪車
を示す側面図、第3図は本発明に係る組立式クラ
ンク軸の一実施例の要部を破断して示す平面図で
ある。 1……クランク軸、2……両端ジヤーナル部、
3……厚肉に形成したウエブ、4……中間ジヤー
ナル部、5……薄肉に形成したウエブ、6……ク
ランクピン、7……有底嵌入孔、7′……凹部、
22……エンジン。
Claims (1)
- 1 クランクピンを一体に設けかつ薄肉に形成し
たウエブと、前記クランクピンが圧入されかつ厚
肉に形成したウエブとの組合わせを複数組有する
組立式クランク軸において、前記厚肉に形成した
ウエブを外側に配設すると共に、その内側に前記
薄肉に形成したウエブを配設し、この薄肉ウエブ
と中間ジヤーナル部とを断面H字形状に一体形成
し、薄肉ウエブにはクランク角度で180度互いに
離間して前記クランクピンを立設し、前記中間ジ
ヤーナル部と両端ジヤーナル部及びクランクピン
の外径をほぼ等しくすると共に、前記クランクピ
ンと前記各ジヤーナル部の外径円をそれぞれのほ
ぼ軸中心までオーバーラツプさせ、前記厚肉ウエ
ブの肉厚部の孔底に凹部のある有底嵌入孔を形成
し前記クランクピンを圧入したことを特徴とする
多気筒エンジンの組立式クランク軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1013289A JPH01288607A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 多気筒エンジンの組立式クランク軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1013289A JPH01288607A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 多気筒エンジンの組立式クランク軸 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12415781A Division JPS5825510A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | エンジンの組立式クランク軸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288607A JPH01288607A (ja) | 1989-11-20 |
JPH0457887B2 true JPH0457887B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=11741764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1013289A Granted JPH01288607A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 多気筒エンジンの組立式クランク軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01288607A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044519U (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5450718A (en) * | 1977-09-29 | 1979-04-20 | Yamaha Motor Co Ltd | V-type or horizontally opposed type four cycle engine for motorcycle |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637134Y2 (ja) * | 1977-02-24 | 1981-09-01 |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP1013289A patent/JPH01288607A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5450718A (en) * | 1977-09-29 | 1979-04-20 | Yamaha Motor Co Ltd | V-type or horizontally opposed type four cycle engine for motorcycle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01288607A (ja) | 1989-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3773608B2 (ja) | 自動2輪車の車体構造 | |
US4622864A (en) | Modular crank subassembly and built-up crankshaft therefor | |
KR890001732B1 (ko) | 다기통 내연기관의 크랭크축 지지장치 | |
JPH02196135A (ja) | 機関及びその機関用の低振動クランク軸 | |
JP2807761B2 (ja) | クランク軸の製造法 | |
US6450890B1 (en) | Minimal mass hollow balance shaft | |
JP2003529723A (ja) | 往復ピストン機関用平衡軸装置 | |
KR101554379B1 (ko) | 피스톤 베어링 장치 | |
JPH0457887B2 (ja) | ||
JP3657474B2 (ja) | 内燃機関のクランク軸 | |
JP2772794B2 (ja) | クランク軸と連接棒との連結部構造 | |
JPH02180308A (ja) | 内燃機関用鋳造クランクシャフト | |
JP7464345B2 (ja) | モノブロック式内燃機関 | |
JPS5828009A (ja) | エンジン | |
JP4525237B2 (ja) | V型内燃機関 | |
JP4206331B2 (ja) | 4サイクルエンジン用クランク軸 | |
JPH0134969Y2 (ja) | ||
JPH027209Y2 (ja) | ||
US11982224B2 (en) | Crank mechanism for the use in an in-line boxer engine | |
JPS603386Y2 (ja) | 水平対向エンジンのクランク軸用軸受装置 | |
JPH0435565Y2 (ja) | ||
EP1135622B1 (fr) | Vilebrequin de moteur a combustion interne multicylindre | |
JPH0531039B2 (ja) | ||
JPH0431198Y2 (ja) | ||
JPH03134230A (ja) | 複数気筒エンジンの組立式クランク軸 |