JPH0456948B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0456948B2 JPH0456948B2 JP8613584A JP8613584A JPH0456948B2 JP H0456948 B2 JPH0456948 B2 JP H0456948B2 JP 8613584 A JP8613584 A JP 8613584A JP 8613584 A JP8613584 A JP 8613584A JP H0456948 B2 JPH0456948 B2 JP H0456948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operational amplifier
- impedance
- input terminal
- current source
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、抵抗、容量、インダクタンスなどの
インピーダンスを測定するオペアンプを用いたイ
ンピーダンス測定器に関し、特にインサーキツト
テスター用に直流バイアス印加状態でインピーダ
ンスを測定するためのインピーダンス測定器に関
する。
インピーダンスを測定するオペアンプを用いたイ
ンピーダンス測定器に関し、特にインサーキツト
テスター用に直流バイアス印加状態でインピーダ
ンスを測定するためのインピーダンス測定器に関
する。
オペアンプを用いたインピーダンス測定器の従
来例には、第2図に示すように、オペアンプ1の
入力端子2に未知のインピーダンスZを接続して
この未知インピーダンスZに負荷に影響されない
定振幅発生器3などから一定振幅esの交流電圧を
印加し、オペアンプ1の入力端子2と出力端子4
の間を既知抵抗値の帰還抵抗Rでつないで、オペ
アンプ出力端子4における出力電圧epを電圧計等
で読むことにより、未知インピーダンスZを、 Z=−ep/es・R という形で測定するものがある。
来例には、第2図に示すように、オペアンプ1の
入力端子2に未知のインピーダンスZを接続して
この未知インピーダンスZに負荷に影響されない
定振幅発生器3などから一定振幅esの交流電圧を
印加し、オペアンプ1の入力端子2と出力端子4
の間を既知抵抗値の帰還抵抗Rでつないで、オペ
アンプ出力端子4における出力電圧epを電圧計等
で読むことにより、未知インピーダンスZを、 Z=−ep/es・R という形で測定するものがある。
このようなインピーダンス測定器において、図
示のように未知インピーダンスZに対して直流バ
イアスVを加えて測定することが要求される場合
がある。例えば電解コンデンサの容量やインダク
タンスなどを直流重複状態で測定する場合である
が、このような場合でも出力epに必要なのはep=
−es・R/Zであつて直流バイアス分は不要であ
る。このため通常は、第3図に示すようにオペア
ンプ1の出力端子4に現われる信号からローパス
フイルタ5によつて直流分をとり出し、それを別
のオペアンプ6の正相入力端7に入力して、この
別のオペアンプ6の出力端8と前記入力端子3と
の間をコイル9によつてつないでおき、未知イン
ピーダンスZに流れる直流バイアス電流を前記
入力端子3から別のオペアンプ6に吸収するよう
にしている。ここでコイル9を介在させるのは、
交流信号である入力電圧esに対するコイル9のイ
ンピーダンスを高くしてオペアンプ1の裸利得の
低下を少なくするためである。
示のように未知インピーダンスZに対して直流バ
イアスVを加えて測定することが要求される場合
がある。例えば電解コンデンサの容量やインダク
タンスなどを直流重複状態で測定する場合である
が、このような場合でも出力epに必要なのはep=
−es・R/Zであつて直流バイアス分は不要であ
る。このため通常は、第3図に示すようにオペア
ンプ1の出力端子4に現われる信号からローパス
フイルタ5によつて直流分をとり出し、それを別
のオペアンプ6の正相入力端7に入力して、この
別のオペアンプ6の出力端8と前記入力端子3と
の間をコイル9によつてつないでおき、未知イン
ピーダンスZに流れる直流バイアス電流を前記
入力端子3から別のオペアンプ6に吸収するよう
にしている。ここでコイル9を介在させるのは、
交流信号である入力電圧esに対するコイル9のイ
ンピーダンスを高くしてオペアンプ1の裸利得の
低下を少なくするためである。
第3図に示した従来例においては、直流バイア
ス分の吸収のためにオペアンプ1の裸利得が低下
するのをコイル9によつて果たしているため、そ
のインピーダンスを大きくするにはコイルの大形
化が避けられず、例えば発振器2の発振周波数を
100Hz、帰還抵抗Rの抵抗値を1MΩとすると、コ
イル9のインピーダンスωLとしては帰還抵抗R
の10倍程度必要であるから、 L=107/(2π×100)≒16000H となり、コイル9として16000Hもの大きなコイ
ルが必要になつて測定器の大形化が避けられな
い。
ス分の吸収のためにオペアンプ1の裸利得が低下
するのをコイル9によつて果たしているため、そ
のインピーダンスを大きくするにはコイルの大形
化が避けられず、例えば発振器2の発振周波数を
100Hz、帰還抵抗Rの抵抗値を1MΩとすると、コ
イル9のインピーダンスωLとしては帰還抵抗R
の10倍程度必要であるから、 L=107/(2π×100)≒16000H となり、コイル9として16000Hもの大きなコイ
ルが必要になつて測定器の大形化が避けられな
い。
本発明は前述の従来技術の問題点を解決するた
めに、オペアンプ出力からローパスフイルタを介
して得た直流成分で別のオペアンプを介して定電
流源を駆動し、この定電流源によつて未知インピ
ーダンスZから直流バイアス電流を吸収するよう
にしたものであり、これによつてコイルを用いず
に一層高インピーダンスでの直流バイアス分の吸
収を達成したものである。
めに、オペアンプ出力からローパスフイルタを介
して得た直流成分で別のオペアンプを介して定電
流源を駆動し、この定電流源によつて未知インピ
ーダンスZから直流バイアス電流を吸収するよう
にしたものであり、これによつてコイルを用いず
に一層高インピーダンスでの直流バイアス分の吸
収を達成したものである。
第1図は本発明に係るインピーダンス測定器の
基本構成を示しており、オペアンプ1はその入力
端子3と出力端子4との間が帰還抵抗Rで接続さ
れ、入力端子3に未知インピーダンスZが接続さ
れている。この未知インピーダンスZには発振器
2から定振幅交流電圧esが直流バイアスVを重畳
して印加されている。オペアンプ1の入力端子3
にはさらに定電流源10が接続され、また出力端
子4はローパスフイルタ5を介して別のオペアン
プ6の正相入力端7に接続され、この別のオペア
ンプ6の出力、すなわちオペアンプ1の出力中の
直流分に対応した出力により定電流源10を駆動
するようになつている。
基本構成を示しており、オペアンプ1はその入力
端子3と出力端子4との間が帰還抵抗Rで接続さ
れ、入力端子3に未知インピーダンスZが接続さ
れている。この未知インピーダンスZには発振器
2から定振幅交流電圧esが直流バイアスVを重畳
して印加されている。オペアンプ1の入力端子3
にはさらに定電流源10が接続され、また出力端
子4はローパスフイルタ5を介して別のオペアン
プ6の正相入力端7に接続され、この別のオペア
ンプ6の出力、すなわちオペアンプ1の出力中の
直流分に対応した出力により定電流源10を駆動
するようになつている。
この第1図の例においては、オペアンプ1の出
力端子4に現われる信号中の直流分に応じて定電
流源10が駆動され、対応した直流電流を入力端
子3から吸収する。定電流源10のインピーダン
スは一般的に高く、例えば周波数100Hzに対して
100MΩのインピーダンスを得るのはさほど困難
なことではないから、従来例のようなコイルを用
いる場合よりも格段に実用的である。
力端子4に現われる信号中の直流分に応じて定電
流源10が駆動され、対応した直流電流を入力端
子3から吸収する。定電流源10のインピーダン
スは一般的に高く、例えば周波数100Hzに対して
100MΩのインピーダンスを得るのはさほど困難
なことではないから、従来例のようなコイルを用
いる場合よりも格段に実用的である。
以上に述べたように本発明によれば、インピー
ダンス測定器における直流バイアス分の吸収がコ
イルを用いることなく高インピーダンスで行なえ
るものであり、小型で高性能のインサーキツトテ
スターが実現できるものである。
ダンス測定器における直流バイアス分の吸収がコ
イルを用いることなく高インピーダンスで行なえ
るものであり、小型で高性能のインサーキツトテ
スターが実現できるものである。
第1図は本発明の実施例の基本構成を示す回路
図、第2図はオペアンプを用いたインピーダンス
測定器の基本回路図、第3図は従来例を示す回路
図である。 1……オペアンプ、2……発振器、5……ロー
パスフイルタ、6……別のオペアンプ、10……
定電流源、Z……未知インピーダンス、R……帰
還抵抗。
図、第2図はオペアンプを用いたインピーダンス
測定器の基本回路図、第3図は従来例を示す回路
図である。 1……オペアンプ、2……発振器、5……ロー
パスフイルタ、6……別のオペアンプ、10……
定電流源、Z……未知インピーダンス、R……帰
還抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オペアンプの入力端子に接続された未知のイ
ンピーダンスZに直流バイアスを重畳した定振幅
交流電圧を印加し、このオペアンプの入出力端子
間を既知の帰還抵抗Rでつなぐと共に出力端子を
ローパスフイルタを介して別のオペアンプに接続
し、この別のオペアンプにより前記入力端子の直
流バイアス分を吸収するようにして、前記出力端
子における出力電圧振幅epを読むことにより、Z
=−R・ep/esとして未知インピーダンスZを測
定するものにおいて、 前記入力端子を定電流源に接続し、この定電流
源を前記別のオペアンプの出力で駆動するように
してなることを特徴とするインピーダンス測定
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8613584A JPS60231178A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | インピ−ダンス測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8613584A JPS60231178A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | インピ−ダンス測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231178A JPS60231178A (ja) | 1985-11-16 |
JPH0456948B2 true JPH0456948B2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=13878268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8613584A Granted JPS60231178A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | インピ−ダンス測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60231178A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0714916Y2 (ja) * | 1988-03-04 | 1995-04-10 | 横河・ヒユーレット・パツカード株式会社 | 回路定数測定装置 |
JP2007132777A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Hioki Ee Corp | インピーダンス測定装置 |
JP4833775B2 (ja) * | 2006-09-06 | 2011-12-07 | 日本電産リード株式会社 | 振幅算出装置およびそれを備えるインピーダンス測定装置、ならびに振幅算出方法およびそれを備えるインピーダンス測定方法 |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP8613584A patent/JPS60231178A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60231178A (ja) | 1985-11-16 |
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