JPH0456902B2 - - Google Patents

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JPH0456902B2
JPH0456902B2 JP58160615A JP16061583A JPH0456902B2 JP H0456902 B2 JPH0456902 B2 JP H0456902B2 JP 58160615 A JP58160615 A JP 58160615A JP 16061583 A JP16061583 A JP 16061583A JP H0456902 B2 JPH0456902 B2 JP H0456902B2
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JP
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brake
disc
caliper
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supported
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Sutoka Roberuto
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Continental Teves AG and Co OHG
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Alfred Teves GmbH
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Publication of JPH0456902B2 publication Critical patent/JPH0456902B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
    • F16D55/22Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
    • F16D55/224Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
    • F16D55/225Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
    • F16D55/226Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
    • F16D55/2265Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0004Parts or details of disc brakes
    • F16D2055/007Pins holding the braking members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は実質的にホイール軸に固定されたブレ
ーキ支持部材と、ブレーキデイスクの縁を包囲す
るブレーキキヤリパとを備え、上記キヤリパはブ
レーキ作動装置を備えると共に、ブレーキデイス
ク軸に平行に滑動し得るように案内要素上に配置
され、ブレーキシユーはブレーキが作動した時、
何れの側からもブレーキデイスクに対して押しつ
けられ、ピン、ねじボルトのようなもので支持さ
れる特に自動車に供せられるデイスクブレーキ装
置に関する。
このような公知のいわゆる浮動キヤリパ型デイ
スクブレーキ装置は、ブレーキデイスクの周囲に
設けられたブレーキキヤリパの部分に開口を有
し、この開口はパツドキヤリヤとブレーキパツド
よりなるブレーキシユーを保持ピンを除去した後
に取り外し、又新しいものと置きかえ得るような
寸法を有している。
ある場合にはブレーキシユーを交換するために
ホイールからデイスクブレーキ装置を解体する必
要はない。摩擦力、ブレーキ力は、夫々、部分的
に保持要素、即ち膨張するばねと関連するピン或
はねじボルト等に伝達され、さらにブレーキキヤ
リパの対応部分に当接するパツド或はパツドキヤ
リヤの縁の部分を介してブレーキキヤリパに部分
的に伝達され、さらにキヤリパからブレーキ支持
部材を経てホイール軸部へと伝達される。
これに関連して、損耗による高いブレーキ力の
ため、個々の要素にかかる過負荷を取り除くこと
は困難であり、又、ブレーキキヤリパを滑動させ
るのに必要な力を低く保つことも困難である。
互いに径方向に距離をおいて、デイスクブレー
キ軸と平行に設けられた2つのボルト上を、浮動
ブレーキキヤリパが滑動し得るように支持するこ
とは公知である。しかしてこれら2つのボルト
は、ホイールのトラニオン或は車輛のフレーム要
素の何れかに直接固定される。
この種公知のブレーキ装置(ドイツ特許
3044185号)によれば、ブレーキキヤリパは外方
のブレーキパツドのみを支持し、2つのボルトの
一方、即ち第1の案内ボルトによつてのみガイド
される。反対側に配置された内方のブレーキパツ
ドは、ブレーキ作動中、第2の案内ボルト上を滑
動するように支持板上に支持されている。ブレー
キが作動すると、ブレーキキヤリパの内方の脚に
設けられた液圧ブレーキシリンダが支持板に作動
する。さらに内方の支持板は、デイスクの入口側
及び出口側でブレーキキヤリパに係合する案内要
素及び力伝達要素に連結されており、この連結は
一方ではブレーキデイスク軸と平行に滑動し得る
ようになつていると共に、支持板に生ずる周方向
の力は、ブレーキキヤリパにも、又、支持板を介
して第2案内ボルトにも部分的に伝達されるよう
になつており、かくして周方向の摩擦力は実質的
に一様に両案内ボルトに分配される。
2つの案内ボルトの使用は製造と組立が面倒と
なる。さらにブレーキ力が上記案内要素に対し常
に一様に伝達されるように上記案内要素を合致さ
せることは困難であり、又パツドの如何なる損耗
の状態においても、ボルトが可動軸受内で傾斜し
たり或いはクランプしたりしないようにしてキヤ
リパの滑動力が過剰に増加するのを阻止すること
が必要である。
一つの案内ボルト上にのみ浮動し、ペンデユラ
ム型キヤリパブレーキとして設計されるオートバ
イ用のスポツト型デイスクブレーキ装置は、既に
公知である(ドイツ公開公報2839195号)。
ブレーキ装置全体は、ブレーキデイスクのわき
に配置された支持部材に接し、上記支持部材上に
上記ブレーキ装置を支持する案内ボルトは支持領
域の略中心に配置されている。又、ブレーキシユ
ーは、上記案内ボルトと、ブレーキキヤリパを介
して延長する第2の短かいボルトとの延長部分に
よつてブレーキキヤリパ内に保持される。周方向
の摩擦力は、これら2つのボルトによつて吸収さ
れ、この例においてはブレーキシユーから保持ボ
ルト、保持ボルトからブレーキキヤリパに、そし
て案内部材及び支持領域への力の一様な伝達は、
ブレーキ力の比較的低い場合にのみ達成される。
本発明は製造、並びに取付け及び維持が容易な
スポツト型デイスクブレーキ装置を提供すること
を目的とするものであり、ブレーキングの際に、
ブレーキシユーの作動に必要なキヤリパの滑動力
は、長期の使用後においても、又、高い信頼性と
長い使用寿命を守るためブレーキパツドの如何な
る状態或いは損耗の程度においても、なお低くす
ることが出来るようにしたことにある。
そのための構成として、ブレーキ支持部材は、
ブレーキデイスクの一側に、それと平行に配置さ
れた板状をなす支持要素として構成され、これに
対し、ブレーキキヤリパは、ブレーキデイスクの
回転主方向から見てデイスクの入口側に当る領域
において、案内軸部材を介して上記ブレーキ支持
部材に支持され、ブレーキデイスクの回転主方向
から見てデイスクの出口側に当る領域において、
上記ブレーキ支持部材の腕部に係合し、摺動可能
に支持されており、又、ブレーキシユーは、上記
デイスクの入口側、若しくは出口側のいずれか一
側に当る領域において、上記キヤリパの側縁に係
合支持され、他側が上記キヤリパ若しくは上記ブ
レーキ支持部材に挿脱可能に設けられたピン、ね
じボルト等の保持部材により保持結合されるよう
に構成されている。そしてこれにより、ブレーキ
シユーは、上記ピン、ねじボルト等の保持部材を
取り外せば、キヤリパを取り除くこともなく、ブ
レーキデイスクに対し接線方向に取り出すことが
可能となるのであつて、このように構成されたス
ポツト型ブレーキデイスクによつて、前記目的は
技術的に非常に進歩した方法で達成し得る。
本発明によるブレーキデイスクの場合、摩擦力
或はブレーキ力は、ブレーキデイスクの回転の主
方向、即ち前進方向におけるブレーキ作動中、非
常に簡単な設計のブレーキ支持部材を介してブレ
ーキキヤリパから軸に伝達される。
ブレーキキヤリパは上述のごとき支持構造をと
ることによつて、ブレーキキヤリパを滑動させる
ための案内要素は、キヤリパの滑動力を最小に
し、長い使用後においても上記案内要素が傾斜し
たり、クランプしたりすることがないようにブレ
ーキ力の大部分を軽減させる。又ブレーキシユー
の挿入、取り出しをブレーキデイスクの接線方向
に行えるため、デイスクブレーキ装置やブレーキ
支持部材を夫々分解する必要もなくパツドの交換
を行うことが出来、そのために支持ピンはブレー
キパツドの一側においてのみ取り外せばよいか
ら、これ等の操作に費される時間は極めて短か
い。
本発明の実施例において、ブレーキシユーのパ
ツドキヤリヤは、ブレーキキヤリパ内にパツドを
保持するための付属品と共に、2つの狭い側、即
ちデイスクの入口側と出口側に当る領域内に取り
つけられる。
両ブレーキシユーは、ブレーキデイスク軸と平
行な案内領域におけるデイスクの出口側或はデイ
スク入口側において、ブレーキキヤリパに滑動可
能に懸垂支持され、ブレーキキヤリパに固定され
たピン或はボルトによつて、デイスクの上記入口
側或は出口側の反対側において、ブレーキデイス
ク軸に平行して滑動可能に挿入される。或る場合
にはデイスクの入口側近くにおいて、ピン或はボ
ルトを固定し、又回転の主方向に生ずる摩擦或は
ブレーキ力に対してパツドキヤリヤを保持するた
めに、適当な支持部分を設けてブレーキキヤリパ
に、これ等固定要素の領域内において、パツドキ
ヤリヤを支持させるようにすることも有効であ
る。
本発明の他の実施例においては、両パツドキヤ
リヤはデイスクの入口側においてキヤリパに懸垂
支持され、ブレーキデイスク軸に平行な少くとも
1ケのピン或はボルト等によつてブレーキ支持部
材に保持される。或いは又、ブレーキデイスクの
回転の主方向に関しデイスクの入口側で、ブレー
キキヤリパ内のブレーキ支持部材側に配置されて
いる第1のブレーキシユーを懸垂支持し、その反
対側即ちデイスクの出口側で、ピン或はボルト等
によりブレーキシユーをブレーキ支持部材に支持
し、又、デイスク出口側のブレーキキヤリパ内に
第2のブレーキシユーを懸垂支持し、デイスクの
入口側でピン或はボルト等により、ブレーキシユ
ーをブレーキキヤリパ内にブレーキシユーを保持
することも可能である。
後者の場合両ブレーキシユーは形状寸法が同一
である。
ブレーキ支持部材は、ブレーキデイスクの一側
においてのみ配置される狭い保持要素の形状、即
ち板状に設計されているから、このブレーキ支持
部材はホイール軸或はホイールハウジングの一部
として容易に設計され得るのであつて、又これは
製造並びに支持操作上においても好ましい関係を
有する。
ブレーキキヤリパをブレーキデイスク軸と平行
に滑動可能に保持する案内要素(本発明によるブ
レーキ装置においては1本の案内ボルトで十分で
ある)は、ブレーキデイスクの回転の主方向に関
してデイスクの入口側近くに設けることが好まし
い。
さらにブレーキキヤリパの分解、移動を要する
ことなく、いつでもブレーキパツドの厚さを検査
し得るよに、ブレーキデイスクを跨ぐブレーキキ
ヤリパの部分に開口部を設けることを提案する。
以下この発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示すように本発明によるデイスクブレ
ーキ装置はブレーキ支持部材1とブレーキキヤリ
パ2とからなる。概略のブレーキデイスクの主な
回転の方向は矢印4によつて示される。この方向
は前進駆動である。
有効に作用するデイスクブレーキ装置の総ての
要素はブレーキ装置キヤリパ2内にあり、このキ
ヤリパは案内ブツシング6と係合する単一のねし
ボルト5によりブレーキデイスク3の軸に平行に
滑動するホイール軸、ホイールトラニオン或はホ
イールハウジングに固定される。図示によれば、
短かいねじボルト7及び一体のねじボルト5は、
さらにブレーキ支持部材1をホイール軸の関連あ
る要素に固定する。
固定部23,24は、第2図に概略的に示され
るように、ホイール軸の部分であり、ブレーキ支
持部材1を上記軸部にねじ固定する。別の例とし
てブレーキ支持部材は一体に、即ち、ホイール軸
或はホイールハウジングの構成部材として形成さ
れる。案内ブツシング6上におけるキヤリパ2の
移動方向は、第1図の紙面に垂直であり、これは
第2図から、より明らかである。
第1図と比較して第2図に明瞭に示すように、
ブレーキシユーの各々はパツドキヤリヤ8,10
とブレーキ或は摩擦パツド9,11からなり、
夫々ブレーキキヤリパ2内に保持されている。ブ
レーキ装置が作動すると、ブレーキシユーは、図
面に概略的に示されるホイールシリンダ12の作
動による公知の手段で、両側からブレーキデイス
ク3に押しつけられ、その操作圧力は浮動ブレー
キキヤリパによつて反対側のブレーキシユーにも
伝達される。
この場合、ブレーキシユー8,9,10,11
は夫々デイスク3の出口側、即ち図における右側
の近くの領域において、ブレーキキヤリパ2に懸
垂支持され、又、ブレーキデイスク3の主回転方
向を基準にして、ブレーキデイスクの入口側に当
る領域においては、ブレーキキヤリパに保持ピン
13によつてキヤリパ内に支持される。デイスク
出口側における懸垂支持部14と、同じくブレー
キキヤリパ2内の支持部分15における支持及び
保持ピン13による支持によつて、少くとも内側
のブレーキシユー8,9、好ましくは両方のブレ
ーキシユーが、ブレーキデイスク3の軸と平行に
滑動する。しかして外側のブレーキシユー10,
11は、通常、ブレーキキヤリパ2の一方の脚に
対して当接し、その当接点でブレーキキヤリパに
固く接続されるが、このようなことは一般に設計
が面倒になる。これに対し、本発明の図示の実施
例において、両ブレーキシユーは、ブレーキキヤ
リパの案内縁16及び支持部15におけるピン1
3上を平行に滑動し得るように構成されている。
デイスク入口側、即ち図示の左側にいおいて、
ブレーキキヤリパは、孔を有する腕17を備えて
おり、上記孔に挿通されるブツシング6上をデイ
スク3の軸と平行に滑動するように保持されてい
る。案内要素内に塵埃が入るのを阻止するスリー
ブ或は同様の装置は公知の手段であるから、構造
を簡単にするため除かれている。
ブレーキシユーにおけるパツドキヤリヤは、
夫々通常膨張ばねにより固定されているから音に
対し、或いはさらに不自然なゆるみに対する平行
移動に対し保護されている。これ等の処置は公知
であるから図面の簡略化のため図示していない。
ブレーキデイスク3を包囲するブレーキキヤリ
パ2の部分に設けられた第2図に示す開口部18
は、パツドの厚さと損耗状態を随時かつ容易にチ
エツクし得る。又、ブレーキシユーを交換するた
めには、保持ピン13を除去すれば良く、それに
よつてブレーキシユーは外れ、ブレーキデイスク
3に対し接線方向にとり出し交換することができ
る。図示しない膨張ばねは、通常、ピン13の挿
入前にブレーキシユー上に配置される。
第3図に示す本発明の実施例において、ブレー
キシユーは、ブレーキデイスク3の入口側の領域
に当るブレーキキヤリパ2′に懸垂支持されてお
り、キヤリパ2′は上記ブレーキシユーに対応す
る直角の凹所19を備え、それによつてブレーキ
デイスク3の軸に平行に配置された部分21と2
2とを形成し、ブレーキシユーにおけるパツドキ
ヤリヤ8′,10′を夫々案内支持している。この
場合、保持ピン或はねじボルト20は、その反対
側、即ちデイスクの出口側に当る領域において、
ブレーキキヤリヤ1′に固定されている。ブレー
キデイスク3の主回転方向4において、ブレーキ
パツドは、キヤリパの上記支持部分22に支持さ
れているから、これによつて保持ピン20には、
小さな摩擦力及びブレーキ力のみが伝達されるこ
とになる。
第3図に示されるように、ブレーキ支持部材
1′は、ブレーキデイスク3の一側のみに位置し
ているが、両ブレーキシユーは上記ピン20によ
つてブレーキ支持部材1′に保持させることが出
来る。又一方、ブレーキ支持部材1′の側に配置
されているブレーキシユー8′,9′を、ブレーキ
支持部材1′内に設けられたピン20によつて支
持し、その反対側において、第1図と同様にキヤ
リパに懸架支持させるようにすることもできる。
この方法において、ブレーキデイスク3の両側
に、同一の寸法、形状を有するブレーキシユーを
設けることが可能である。
又、第3図に類似する変形例として、保持ピン
をブレーキ支持部材ではなく、デイスクの出口側
に近いブレーキキヤリパ内に固定することも可能
である。このことは第1図に示すものと同様に、
ブレーキ装置の総ての有効なブレーキキヤリパ内
に組み込まれることになり、このようにすること
によつて、装置をプレハブ的に製造し、包括的な
組立部品として組み込むことが出来るという利点
を有する。以上述べたようにブレーキキヤリパの
中心をブレーキ支持部材に対向させるように角度
αだけ回動させることは、特にデイスクブレーキ
装置全体の設計をコンパクトにすることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のA−B線に沿う断面を有する
デイスクブレーキ装置の側面図、第2図は第1図
のデイスクブレーキ装置の平面図であり、第3図
は本願発明の他の実施例として、第1図と同様の
部分を断面したデイスクブレーキ装置の側面図で
ある。 1,1′…ブレーキ支持部材、1,2′…ブレー
キキヤリパ、3…ブレーキデイスク、4…デイス
ク主回転方向、8,10…パツドキヤリヤ、9,
11…ブレーキパツド、13,20…ねじボル
ト、14,15…(キヤリパの)支持部分、1
6,22…(キヤリパの)側縁支持部、18…開
口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホイール軸部に固定されるブレーキ支持部材
    と、上記ブレーキ支持部材に設けられた案内軸部
    材に摺動可能に支持され、ブレーキデイスクの縁
    部を包囲するように構成され、かつブレーキ作動
    装置を備えたブレーキキヤリパと、上記キヤリパ
    内に、上記デイスク軸と平行に摺動可能に支持さ
    れ、ブレーキ作動時、上記デイスクの各側に夫々
    押圧されるブレーキシユーとを備えた、特に自動
    車等に供されるデイスクブレーキ装置において、
    ブレーキ支持部材1,1′は、板状をなし、ブレ
    ーキデイスク3の一側にそれと平行に配置され、
    ブレーキキヤリパ2,2′は、キヤリパの、上記
    デイスク主回転方向4に対し入り口側に当る領域
    において、上記板状ブレーキ支持部材1,1′に
    突設された案内軸部材5,6に摺動可能に支持さ
    れ、ブレーキシユー8,9,10,11は、デイ
    スクの主回転方向の入り口側、若しくは出口側の
    いずれか一側が、上記キヤリパ2,2′の側縁に
    形成された支持部16,22に係合支持され、他
    側が、上記キヤリパ若しくはブレーキ支持部材に
    挿脱可能に設けられたピンも若しくはボルト等の
    保持部材13,20を介して保持結合されている
    ことを特徴とするデイスクブレーキ装置。 2 前記キヤリパは、ブレーキデイスク3の主回
    転方向に対し出口側に当当る領域において、その
    側縁に形成された支持部14,16が、前記ブレ
    ーキ支持部材1,1′の腕部に係合支持され、そ
    れによつて前記案内軸部材5,6にかかる負荷を
    軽減することを特徴とする請求項1記載のデイス
    クブレーキ装置。 3 前記キヤリパは、ブレーキデイスク3の主回
    転方向に対し入り口側に当る領域において、前記
    ピン若しくはボルト等の保持部材13,13によ
    り、ブレーキシユー8,9を保持すると共に、さ
    らに上記ブレーキシユー8,9を支持するための
    支持部分15を、上記ピン若しくはボルト13に
    近接して備え、それによつて、ブレーキデイスク
    の回転により生じる摩擦乃至はブレーキ力を分担
    し、ピン若しくはボルト13の負荷を軽減するす
    ることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1
    項に記載のデイスクブレーキ装置。 4 前記板状ブレーキ支持部材1,1′は、ホイ
    ール軸部或いはホイールハウジング部と一体の部
    材として構成されることを特徴とする請求項1乃
    至3項のいずれか1項に記載のデイスクブレーキ
    装置。 5 ブレーキキヤリパ2,2′は、ブレーキデイ
    スク3に跨がる部分にブレーキシユー監視用の開
    口18を有することを特徴とする請求項1乃至4
    項のいずれか1項に記載のデイスクブレーキ装
    置。 6 ブレーキキヤリヤ1側に配置される第1のブ
    レーキシユー8,9が、デイスクの主回転方向の
    入り口側、若しくは出口側に当るいずれか一側の
    領域において、前記キヤリパ2の側縁に形成され
    た支持部16に係合支持され、その他側の領域に
    おいて、前記キヤリパ若しくは板状ブレーキ支持
    部材に、挿脱可能に設けられたピン若しくはボル
    ト等の保持部材を介して保持結合され、上記ブレ
    ーキシユー8,9に対向して配置される第2のブ
    レーキシユー10,11が、その一側の領域にお
    いて、上記キヤリパ若しくは板状ブレーキ支持部
    材に、挿脱可能に設けられた保持部材を介して保
    持結合され、その他側の領域において、上記キヤ
    リパ2の側縁に形成された支持部22に係合支持
    されていることを特徴とする請求項1記載のデイ
    スクブレーキ装置。 7 前記ブレーキシユー8,9,10,11が、
    同一の寸法、形状を有していることを特徴とする
    請求項6に記載のデイスクブレーキ装置。
JP58160615A 1982-09-03 1983-09-02 ディスクブレーキ装置 Granted JPS5962734A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3232759A DE3232759A1 (de) 1982-09-03 1982-09-03 Teilbelag-scheibenbremse
DE3232759.5 1982-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962734A JPS5962734A (ja) 1984-04-10
JPH0456902B2 true JPH0456902B2 (ja) 1992-09-09

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ID=6172378

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58160615A Granted JPS5962734A (ja) 1982-09-03 1983-09-02 ディスクブレーキ装置

Country Status (6)

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US (1) US4817764A (ja)
JP (1) JPS5962734A (ja)
DE (1) DE3232759A1 (ja)
FR (1) FR2532702B1 (ja)
GB (1) GB2126293B (ja)
IT (1) IT1167372B (ja)

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