JPH0456629A - 自動車のキャンバストップ構造 - Google Patents

自動車のキャンバストップ構造

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Publication number
JPH0456629A
JPH0456629A JP16951390A JP16951390A JPH0456629A JP H0456629 A JPH0456629 A JP H0456629A JP 16951390 A JP16951390 A JP 16951390A JP 16951390 A JP16951390 A JP 16951390A JP H0456629 A JPH0456629 A JP H0456629A
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JP
Japan
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canvas top
subframe
guide rail
opening
guide
Prior art date
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Application number
JP16951390A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kimura
泰之 木村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体のルーフ部に形成された開口部を開閉自
在に覆う自動車のキャンバストップ構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 近年、車体上方の開放感を得る目的から、車体ルーフ部
に開口部を形成し、該開口部を開閉自在なキャンバスト
ップで覆う如く構成され几キャンバストップ付自動車の
開発が進められている。このような構造の自動車の場合
、キャンノ・ストップが開状態にある時にも、キャンバ
ストップが前記ルーフ開口部の後端部に折り畳まれた状
態で位置することとなる。
ところで、ユーザの要求が多様化してきている現今、前
記ルーフ開口部を最大限に利用したいという要求があり
、上記のような構造のものではこの要求に十分窓えられ
ないという問題がある。
そこで、開状態にあるキャンバストップを車体から取り
外し得る構成とすることにより、ルーフ開口部を最大限
に利用し得るようにしたものが提案されるようになって
きている。例えば、特開昭63−61629号公報に開
示されているように、キャンバストップと、該キャンバ
ストップを開閉駆動させるための駆動部を配置してなる
平板状のサブフレームとを、車体に対して分離可能とな
し、必要に応じて、キャンバストップおよびサブフレー
ムを一体状態で上方に取り外し得るように構成したもの
かある。
(発明か解決しようとする課題) 上記公知例の場合、キャンバストップおよびサブフレー
ムを一体状態で上方に取り外す構造とされているが、こ
れらは相当な重量を有しているとともに、車体ルーフ部
という高い場所での作業となるところから、脱着作業に
相当の力を特徴とする特に、女性ユーザ等のように力の
弱いものの場合、キャンバストップの取り外しが困難と
なることがある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされfこもので、キャン
バストップとサブフレームとの脱着を2段階で行い得る
ようにすることによって、キャンバストップおよびサブ
フレームの脱着を容易に行い得るようにすることを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段と
して、車体のルーフ部に形成された開口部を覆うキャン
バストップを開閉自在に配設してなる自動車のキャンバ
ストップ構造において、前記開口部の後端側に、開状態
のキャンバストップの下面側に位置し、前記キャンバス
トップを開閉駆動させるための駆動部を配設してなるサ
ブフレームを着脱可能に配置するとともに、前記キャン
バストップを、開状態において前記サブフレームに対し
て着脱可能となしている。
請求項2の発明では、上記課題を解決するための手段と
して、車体のルーフ部に形成された開口部の両側に、車
体前後方向に延びるガイドレールを配設し、該ガイドレ
ールに、前記開口部を開閉自在に覆うキャンバストップ
を前記ガイドレールに対して摺動可能に係合されたガイ
ドシューを介して連結してなる自動車のキャンバストッ
プ構造において、前記開口部の後端側に、開状態のキャ
ンバストップの下面側に位置し、前記キャンバストップ
を開閉駆動させるための駆動部を配設してなるサブフレ
ームを着脱可能に配置し且つ該サブフレームに、前記ガ
イドレールを前後に分割して得られた後部ガイドレール
を配置するとともに、前記キャンバストップを、開状態
において前記サブフレームに対して着脱可能となし且つ
前記後部ガイドレールに、キャンバストップ取り外し時
において前記ガイドシューの離脱を可能ならしめるf二
めの係合解除部を設けている。
(作 用) 請求項1の発明では、上記手段によって次のような作用
が得られる。
即ち、開状態となしたキャンバストップをサブフレーム
から取り外した後、サブフレームを車体から取り外すと
いう2段階作業により、キャンバストップおよびサブフ
レームの取り外しか行えることとなり、このことにより
、ルーフ開口部全体の開放状態が得られることとなるの
である。
請求項2の発明では、上記手段によって次のような作用
が得られる。
即ち、開状態のキャンバストップをサブフレームから取
り外すに当たって、キャンバストップとガイドレールと
を連結しているガイドシューを、サブフレームに配置さ
れた後部ガイドレールの係合解除部から離脱せしめた後
、サブフレームを車体から取り外すという2段階作業に
より、キャンバストップおよびサブフレームの取り外し
が行えることとなり、このことにより、ルーフ開口部全
体の開放状態が得られることとなるのである。
(発明の効果) 請求項1の発明によれば、車体のルーフ部に形成された
開口部を覆うキャンバストップを開閉自在に配設してな
る自動車のキャンバストップ構造において、前記開口部
の後端側に、開状態のキャンバストップの下面側に位置
し、前記キャンバストップを開閉駆動させるための駆動
部を配設してなるサブフレームを着脱可能に配置すると
ともに、前記キャンバストップを、開状態において前記
サブフレームに対して着脱可能となして、開状態となし
たキャンバストップをサブフレームから取り外した後、
サブフレームを車体から取り外すという2段階作業によ
り、キャンバストップおよびサブフレームの取り外しが
行えるようにしたので、個々の作業に要する力を大幅に
低減できることとなり、女性ユーザ等でもキャンバスト
ップおよびサブフレームの脱着を容易に行うことが可能
となるという優れに効果がある。
請求項2の発明によれば、車体のルーフ部に形成された
開口部の両側に、車体前後方向に延びるガイドレールを
配設し、該ガイドレールに、前記開口部を開閉自在に覆
うキャンバストップを前記ガイドレールに対して摺動可
能に係合されたガイドシューを介して連結してなる自動
車のキャンバストップ構造において、前記開口部の後端
側に、開状態のキャンバストップの下面側に位置し、前
記キャンバストップを開閉駆動させるための駆動部を配
設してなるサブフレームを着脱可能に配置し且つ該サブ
フレームに、前記ガイドレールを前後に分割して得られ
た後部ガイドレールを配置するとともに、前記キャンバ
ストップを、開状態において前記サブフレームに対して
着脱可能となし且つ前記後部ガイドレールに、キャンバ
ストップ取り外し時において前記ガイドシューの離脱を
可能ならしめるための係合解除部を設けて、開状態のキ
ャンバストップをサブフレームから取り外すに当たって
、キャンバストップとガイドレールとを連結しているガ
イドシューを、サブフレームに配置された後部ガイドレ
ールの係合解除部から離脱せしめた後、サブフレームを
車体から取り外すという2段階作業により、キャンバス
トップおよびサブフレームの取り外しが行えるようにし
たので、個々の作業に要する力を大幅に低減できること
となって、女性ユーザ等でもキャンバストップおよびサ
ブフレームの脱着を容易に行うことが可能となるととも
に、キャンバストップとガイドレールとをガイドシュー
を介して連結した構成のものであっても、キャンバスト
ップ脱着時におけるガイドシューの脱着が容易に行える
という優れた効果がある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例を
説明する。
第1図ないし第7図図示の如く、自動車の車体lのルー
フ部には、ルーフパネル5に形成された開口の口縁部に
嵌着された矩形状枠体からなるキャンバストップメイン
フレーム2(以下−メインフレーム2という)に囲まれ
た開口部3が形成されており、該開口部3は、後に詳述
するキャンバストップ4によって開閉自在に覆われてい
る。
前記メインフレーム2の前部は、第3図図示の如く、前
記ルーフパネル5′の開口前縁に対してボルト8および
ナツト9を介して固着されており、該固着部の前方側に
は、前記ルーフパネル5と該ルーフパネル5の下面に接
合されたフロントへラダインナ6とからなる閉断面構造
のフロントヘッダ7が形成されている。符号IOはフロ
ントウィンド、11はフロントデフレクタである。
また、前記メインフレーム2の側部は、第4図図示の如
く、前記ルーフパネル5の開口側縁に対してボルト12
およびナツト13を介して固着されており、ルーフパネ
ル5の外側端線には、ルーフサイトレールアウタ14と
該ルーフサイトレールアウタ14の内面側に接合された
ルーフサイトレールインナ15とからなるルーフサイド
レール16が接合されている。符号17はドアガラスで
ある。
さらに、前記メインフレーム2の後部は、第5図図示の
如く、前記ルーフパネル5の開口後縁に対してボルト1
8およびナツト19を介して固着されており、ルーフパ
ネル5の外側には、前記ルーフパネル5と該ルーフパネ
ル5の下面に接合されたりャヘッダインナ20とからな
る閉断面構造のりャヘツダ21が形成されている。符号
22はリヤスポイラである。
さらにまた、前記メインフレーム2の後方部位には、第
5図ないし第7図図示の如く、開状態のキャンバストッ
プ4の下面側に位置し、後述する駆動ユニット59が配
設されるキャンバストップサブフレーム23(以下、サ
ブフレーム23という)がボルト24および蝶ナツト2
5を介して着脱可能に取り付けられている。本実施例の
場合、前記ボルト24はメインフレーム2の口縁に対し
て溶接等により下向きに固着されており、前記サブフレ
ーム23は、前記メインフレーム2の口縁部下面に当接
された状態で前記ボルト24に蝶ナツト25を螺着せし
めることにより着脱可能に取り付けられている。つまり
、本実施例においては、蝶ナツト25の螺着脱操作によ
りサブフレーム23がメインフレーム2(換言すれば、
車体l側)に対して下方から着脱せしめられることとな
っているのである。
しかして、前記メインフレーム2およびサブフレーム2
3には、前記開口部3の両側にあって車体前後方向に延
びるガイドレール26.26が配置されている。該各ガ
イドレール26は、前記メインフレーム2側に配置され
る前部ガイドレール26aと、前記サブフレーム23側
に配置される後部ガイドレール26bとに分割されてい
る(第1図参照)。また、前記各ガイドレール26には
、車体前後方向に延びる2本のガイド孔27.28と、
外側面側に開口を有し且つ車体前後方向に延びる2本の
上部および下部ガイド溝29.30とがそれぞれ形成さ
れている(第8図参照)。前記ガイド孔27.28には
、後述する駆動ユニット59を構成するドライブワイヤ
61.62が摺動可能に嵌挿される。さらに、前記後部
ガイドレール26bの後部には、前記上部ガイド溝29
の上壁を切除することにより形成された係合解除部31
が形成されている(第8図参照)。
一方、前記キャンバストップ4は、第1図図示の如く、
レザー等の可撓性材料からなるキャンバストップ主体3
2と、該キャンバストップ主体32を支持し且つその左
右方向の張りを確保するとともに折畳み可能となすため
のキャンバストップ骨組33とからなっている。該キャ
ンバストップ骨組33は、前記キャンバストップ主体3
2の前端縁に取り付けられる硬質のフロントハードボー
ド34と、前記キャンバストップ主体32の後端縁に取
り付けられる硬質のりャハードボード35と、キャンバ
ストップ幅方向に延び両側端部(具体的には、後述する
ガイドシュー47)が前記ガイドレール26の上部ガイ
ド溝29に対して摺動可能に係合される複数(本実施例
の場合、2本)の第1骨部材36.36と、該各第1骨
部材36.36の前後にあってこれらと略平行に延びる
上下動可能な複数(本実施例の場合、3本)の第2骨部
材37.37.37とを備えており、該山付部材36゜
37問およびフロントハートボート34と前側の第2骨
部材37との間は、中間リンク38およびコイルスプリ
ング39を介してそれぞれ連結されている。また、前記
フロントハートホード34の下面両側には、フロントガ
イドアッセンブリ40(以下、フロントガイド′40と
いう)が着脱可能に取り付けられている(第6図参照)
。該フロントガイド40は、キャンバストップ3の開作
動時にフロントハードボード34の前部を浮上させるチ
ルト機構41と該チルト機構41と一体化され、前記ガ
イトレール26の上部ガイド溝29に摺動可能に係合さ
れるガイド部材42とからなっており、該ガイド部材4
2を、前記フロントハートボード34に対して溶接等に
より下向きに固着されたホルト43と該ボルト43に対
して下方から螺着される蝶ナツト44とにより固着する
ことによりフロントハードボード34に取り付けられて
いる(第6図参照)。つまり、蝶ナツト44の螺着脱操
作によってフロントハードボード34は、フロントガイ
ド40から着脱せしめられるようになっているのである
。なお、前記フロントガイド40には、後述する駆動ユ
ニット59を構成するドライブワイヤ61.62の端部
が連結されている。一方、前記リヤハートボード35は
、該リヤハードボード35に対して溶接等により下向き
に固着されたボルト45と該ボルト45に対して下方か
ら螺着される蝶ナツト46とによりメインフレーム2の
後部に対して固着されている(第5図参照)。つまり、
蝶ナツト46の螺着脱操作によってリヤハードボード3
5は、メインフレーム2から着脱せしめられるようにな
っているのである。
上記の如く構成されたキャンバストップ4は、リヤハー
ドボード35をメインフレーム2の後部に固定した状態
で、フロントハードボード34下面のフロントガイド4
0を前記カイトレール26に沿って車体前後方向に摺動
せしめることにより、伸展姿勢(換言すれば、開口部3
を全閉する姿勢)あるいは折畳み姿勢(換言すれば、開
口部3を全開する姿勢)とされることとなっている。な
お、キャンバストップ4は、折畳み状態においては前述
したように前記サブフレーム23の上方に位置せしめら
れることとなっている。
さらに、前記各第1骨部材36の下面両側には、前記ガ
イドレール26の上部ガイド溝29に摺動可能に係合す
るガイドシュー47が固着されている(第7図参照)。
該ガイドシュー47は、断面口状を呈しており、その両
側壁47a、47bには、ロック機構48が設けられて
いる。また、前記ガイドツユ−47の外側に位置する側
壁47a下端には、前記上部ガイド溝29に摺動可能に
係合せしめられるへきスライダー49が付設されている
前記ロック機構48は、第9図図示の如く、端が前記ガ
イドレール26の下部ガイド溝30に対して摺動可能に
係合される横り字状のロックレバ−50と、該ロックレ
バ−50の他端に連結部材51を介して連結された逆り
字状の操作レバー52とからなっている。前記ロックレ
バ−50の水平片50aは、前記ガイドシュー47の外
側に位置する側壁47aに形成された貫通穴53に対し
て摺動可能に挿入される一方、前記操作レバー52の水
平片52aは、前記ガイドシュー47の内側に位置する
側壁47bに形成された貫通孔54に対して摺動可能に
挿入され、その状態のもとにロックレバ−水平片50a
と操作レバー水平片52aとが連結部材5Iを介して連
結される構成となっている。そして、前記ロックレバ−
5oの垂直片50b下端には、前記下部ガイド溝3oに
対して摺動可能に係合せしめられるべきスライダー55
が付設されている。また、前記操作レバー52の垂直片
52bは、伸縮可能な構成とされており、キャンバスト
ップ4の折畳み姿勢においては、前記サブフレーム23
に形成されたガイド穴56に臨ましめられることとなっ
ている(第7図参照)。符号57は操作レバー52をロ
ック方向に付勢するスプリング、58は操作し゛バー垂
直片52bの下端に設けられた操作ツマミ、7oはロッ
クl/バー50に連結部材51を固定するためのビスで
ある。
上記の構成において、操作レバー52をスプリング57
の付勢力に抗して矢印P方向へ移動させることにより、
ロックレバ−50と下部ガイド溝30との係合か解除さ
れるようになっており、このことにより、ロック機構4
8によるロック作用が解除されるようになっている。な
お、キャンバストップ4の折畳み姿勢時においては、前
記第1骨部材36.36の両端部に設けられたガイドシ
ュー47.47・・は、ガイドレール26(即ち、後部
ガイドレール26b)に形成された係合解除部31に位
置せしめられ、ロック機構48によるロック作用が解除
されると、ガイドレール26がら容易に離脱できる状態
となる。即ち、キャンバストップ4が折畳み状態にある
時には、ガイドシュー47.47・・が係合解除部31
に位置せしめられて離脱可能状態となり、その状態のも
とに自動車を走行させると、キャンバストップ4の浮き
上がりが生ずるおそれがあるが、前記ロック機構48に
よるロック作用によって上記キャンバストップ4の浮き
上がりが防止されることとなる。
前記駆動ユニット59は、キャンバストップ4を開閉駆
動させるための駆動部として作用するものであり、駆動
源となるモータ60(第5図参照)と、該モータ60の
駆動により互いに反対方向に移動せしめられる2本のド
ライブワイヤ61.62とからなっていて、該ドライブ
ワイヤ61,62を前記ガイドレール26に形成された
ガイド孔27.2 F3にそれぞれ摺動可能に嵌挿し、
それらの先端にフロントガイド40.40がそれぞれ連
結される構成とされている。従って、ドライブワイヤ6
1.62の相対移動に伴って、フロントガイド40.4
0(換言すれば、フロントハードボード34)が車体前
後方向に移動せしめられ、キャンバストップ4の伸展あ
るいは折畳みが行なわれることとなっているのである。
なお、前記モータ60は、カプラ63を介してバッテリ
ー(図示せず)に接続されている。
図面中、符号64はシーミングウェルト、65はトップ
シーリングである。
ついて、上記構成のキャンバストップ構造の作用を説明
する。
キャンバストップ4の全開時においては、上述したよう
に、フロントハードホード34に設けられ1ニフロント
ガイド40は、第6図図示の如く、サブフレーム23に
付設された後部ガイトレール26bに係合せしめられ、
第1骨部材36に付設されたガイドツユ−47のスライ
ダー49は、第7図図示の如く、前記後部ガイドレール
26bの係合解除部31に位置せしめられ、しかもロッ
ク機構48もロック状態(即ち、ロックレバ−50が後
部ガイドレール26bの下部ガイド溝30に係合した状
態)とされている。この状態のもとに、フロントハード
ボード34とフロントガイド40とを結合しているボル
ト43に蝶着されている蝶ナツト44およびリヤハード
ボード35とメインフレーム2とを結合しているボルト
45に螺着されている蝶ナツト46を螺脱するとともに
、ロック機構48の操作レバー52を矢印P方向に移動
させてロックを解除すると、キャンバストップ4とサブ
フレーム23とが分離可能状態となる。そこで、キャン
バストップ4を上方に持ち上げて取り外す。しかる後、
サブフレーム23とメインフレーム2とを結合している
ボルト24に螺着されている蝶ナツト25を螺脱すると
ともに、カプラ63の接続を解除すれば、サブフレーム
23(後部ガイドレール26bおよびフロントガイド4
0を含む)とメインフレーム2とが分離可能状態となる
。そこで、サブフレーム23を車室側から取り外す。上
記操作により、車体ルーフ部の開口部3の全体が開放さ
れることとなるのである。
上記した如く、本実施例では、第1の操作によりキャン
バストップ4を上方に取り外した後、第2の操作により
サブフレーム23を車室側へ取り外すようにしているた
め、各取り外し部材の重量が軽くなる。従って、各操作
に要する力が少なくてすむこととなり、女性ユーザ等の
ように力の弱いものでも容易に取り外し作業を行うこと
ができることとなっているのである。なお、取り外した
キャンバストップ4およびサブフレーム23は、トラン
ク等に格納される。
また、上記と逆の操作により、サブフレーム23および
キャンバストップ4を取り付ければ、容易に元の状態に
復帰し、キャンバストップ4の開閉を自由に行うことが
可能となる。
なお、上記実施例では、キャンバストップ4は、全開状
態においてサブフレーム23に対して脱着可能とされて
いるが、キャンバストップ4の全開時においてガイドシ
ュー47が後部ガイドレール26bの上部ガイド溝29
に係合せしめられる位置に位置決めされるように位置規
制するようにするとともに、キャンバストップ4の脱着
を可能となす係合解除部31を前記全開位置より後方に
設けて、キャンバストップ4の脱着時には前記ガイドツ
ユ−47を係合解除部31に位置せしめるように後方移
動させるようにする場合もある。なお、この場合、ロッ
ク機構は省略される。この場合には、第1θ図のブロッ
ク図に示すように、キャンバストップ4の全開位置を検
知する第1リミツトスイツチ66と、キャンバストップ
4の脱着位置ヘの移動を検知する第2リミツトスイツチ
67と、自動車走行時においてはキャンバストップ4の
脱着位置への移動を禁止すべく開閉スイッチ68からモ
ータ60への通電をキャンセルする如く作用する禁止手
段69とを付設すればよい。
上記の如く構成すれば、開閉スイッチ68の作動により
モータ60を開方向に駆動させ、キャンバストップ4を
全開状態となすと、これを検知した第1リミツトスイツ
チ66によりモータ60が停止される。この時には、ガ
イドシュー47は後部ガイドレール26bの上部ガイド
溝29に係合せしめられているので、自動車走行時にお
いてもキャンバストップ4が浮き上がることはない。そ
して、キャンバストップ4を取り外す場合には、開閉ス
イッチ68の作動によりモータ60をさらに開方向へ駆
動させ、キャンバストップ4を脱着位置に移動させると
、これを検知した第2リミツトスイツチ67によりモー
タ60が停止される。
この時には、ガイドシュー47が後部ガイドレール26
bの係合解除部31に位置せしめられることとなるので
、キャンバストップ4は、前述と同様な操作によりサブ
フレーム23から分離可能となる。従って、キャッパス
トップ4およびサブフレーム23は、前述したと同様に
2段階操作により脱着可能となるのである。
上記説明では、キャンバストップ4を上方に、サブフレ
ーム23を車室側に取り外すようにしたものを実施例と
しているが、本発明は、キャンバストップ4およびサブ
フレーム23を共に上方に別々の操作により取り外すよ
うにしたものにも適用可能である。
また、本発明は、上記実施例の構成に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計
変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる自動車のキャンバスト
ップ構造を示す分解斜視図、第2図はキャンバストップ
車の斜視図、第3図は第2図のm−■拡大断面図、第4
図は第2図のIV−IV拡大断面図、第5図は第2図の
■−■拡大断面図、第6図は第2図のVl−Vl拡大断
面図、第7図は第2図の■−■拡大断面図、第8図は本
発明の実施例にかかる自動車のキャンバストップ構造に
おけるサブフレームの要部拡大斜視図、第9図は本発明
の実施例にかかる自動車のキャンバストップ構造におけ
るロック機構の分解斜視図、第1O図は本発明の他の実
施例にかかる自動車のキャンバストップ構造における駆
動制御系を示すブロック図である。 l・・・・車体 3・・・・開口部 4・・・・キャンバストップ 23・・・サブフレーム 26・・・ガイドレール 26a ・・前部ガイドレール 26b ・・後部ガイドレール 31・・・係合解除部 47・・・ガイドシュー 59・・・駆動部(駆動ユニット) 出 願 人  マ ツ ダ 株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車体のルーフ部に形成された開口部を覆うキャンバ
    ストップを開閉自在に配設してなる自動車のキャンバス
    トップ構造であって、前記開口部の後端側には、開状態
    のキャンバストップの下面側に位置し、前記キャンバス
    トップを開閉駆動させるための駆動部を配設してなるサ
    ブフレームが着脱可能に配置されており、前記キャンバ
    ストップは、開状態において前記サブフレームに対して
    着脱可能とされていることを特徴とする自動車のキャン
    バストップ構造。 2、車体のルーフ部に形成された開口部の両側に、車体
    前後方向に延びるガイドレールが配設され、該ガイドレ
    ールには、前記開口部を開閉自在に覆うキャンバストッ
    プが前記ガイドレールに対して摺動可能に係合されたガ
    イドシューを介して連結されてなる自動車のキャンバス
    トップ構造であって、前記開口部の後端側には、開状態
    のキャンバストップの下面側に位置し、前記キャンバス
    トップを開閉駆動させるための駆動部を配設してなるサ
    ブフレームが着脱可能に配置され、該サブフレームには
    、前記ガイドレールを前後に分割して得られた後部ガイ
    ドレールが配置されており、前記キャンバストップは、
    開状態において前記サブフレームに対して着脱可能とさ
    れ、しかも、前記後部ガイドレールには、キャンバスト
    ップ取り外し時において前記ガイドシューの離脱を可能
    ならしめるための係合解除部が設けられていることを特
    徴とする自動車のキャンバストップ構造。
JP16951390A 1990-06-26 1990-06-26 自動車のキャンバストップ構造 Pending JPH0456629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5836830A (en) * 1995-09-25 1998-11-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf club head
JP2001105870A (ja) * 1999-08-21 2001-04-17 Webasto Vehicle Systems Internatl Gmbh 取外し可能なサイドメンバを備えた車両キャブリオレ構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5836830A (en) * 1995-09-25 1998-11-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf club head
JP2001105870A (ja) * 1999-08-21 2001-04-17 Webasto Vehicle Systems Internatl Gmbh 取外し可能なサイドメンバを備えた車両キャブリオレ構造体

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