JPH0456157B2 - - Google Patents
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- JPH0456157B2 JPH0456157B2 JP58065569A JP6556983A JPH0456157B2 JP H0456157 B2 JPH0456157 B2 JP H0456157B2 JP 58065569 A JP58065569 A JP 58065569A JP 6556983 A JP6556983 A JP 6556983A JP H0456157 B2 JPH0456157 B2 JP H0456157B2
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- JP
- Japan
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- spring
- cylinder
- pump chamber
- horizontal compressor
- hole
- Prior art date
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Links
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 24
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
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- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、たとえば冷蔵庫、空気調和機等の冷
凍装置に組込まれる横形圧縮機に係り、特にばね
穴からの潤滑油の漏れを防止して、十分な給油量
を確保するようにした横形圧縮機に関するもので
ある。
凍装置に組込まれる横形圧縮機に係り、特にばね
穴からの潤滑油の漏れを防止して、十分な給油量
を確保するようにした横形圧縮機に関するもので
ある。
まず、従来の横形圧縮機を説明する。
第1図は、従来の横形圧縮機の一例を示す縦断
面図、第2図は、第1図の−矢視断面図、第
3図は、第1図におけるポンプ室近傍の詳細を示
す拡大縦断面図、第4図は、第3図の−矢視
断面図である。
面図、第2図は、第1図の−矢視断面図、第
3図は、第1図におけるポンプ室近傍の詳細を示
す拡大縦断面図、第4図は、第3図の−矢視
断面図である。
図において、1は、油溜めを兼ねたケースであ
つて、このケース1内に、電動機22と圧縮要素
23とが収納されている。
つて、このケース1内に、電動機22と圧縮要素
23とが収納されている。
前記電動機22は、ステータ19とロータ20
とからなり、前記ロータ20には、クランク3を
有し、一端側を中空状に穿設してなる軸穴17を
設けたシヤフト4が嵌入されている。
とからなり、前記ロータ20には、クランク3を
有し、一端側を中空状に穿設してなる軸穴17を
設けたシヤフト4が嵌入されている。
前記圧縮要素23は、シリンダ2、このシリン
ダ2の下端部に穿設されたばね穴30に挿入され
たばね9(このばね9の挿入状態については後述
する)、前記シヤフト4、このシヤフト4の軸受
とシリンダ2の側壁を兼ね、このシリンダ2の両
側に配設されている側板A5,側板B6、これら
の側板A5,側板B6およびシリンダ2を締結す
るボルト21、クランク3に嵌められ、シリンダ
2の内側に沿つて偏心回転するローラ7、このロ
ーラ7に先端が当接し他端がばね9に押されなが
ら、シリンダ2の溝8内を往復運動するベーン1
0、このベーン10の背面11とシリンダ2の溝
8と前記両側板A5,B6とにより囲まれたポン
プ室12からなつている。そして前記側板A5に
は、ケース1内の潤滑油13をポンプ室12内へ
吸入できるストレートな吸入ポート14があり、
側板B6にはポンプ室12から潤滑油を送油管1
5へ吐出できるストレートな吐出ポート16があ
り前記送油管15はシヤフトの一端部に係る軸穴
17へ潤滑油を供給し、さらに軸穴17から分岐
穴18を通して所要の潤滑部に給油できるように
なつている。
ダ2の下端部に穿設されたばね穴30に挿入され
たばね9(このばね9の挿入状態については後述
する)、前記シヤフト4、このシヤフト4の軸受
とシリンダ2の側壁を兼ね、このシリンダ2の両
側に配設されている側板A5,側板B6、これら
の側板A5,側板B6およびシリンダ2を締結す
るボルト21、クランク3に嵌められ、シリンダ
2の内側に沿つて偏心回転するローラ7、このロ
ーラ7に先端が当接し他端がばね9に押されなが
ら、シリンダ2の溝8内を往復運動するベーン1
0、このベーン10の背面11とシリンダ2の溝
8と前記両側板A5,B6とにより囲まれたポン
プ室12からなつている。そして前記側板A5に
は、ケース1内の潤滑油13をポンプ室12内へ
吸入できるストレートな吸入ポート14があり、
側板B6にはポンプ室12から潤滑油を送油管1
5へ吐出できるストレートな吐出ポート16があ
り前記送油管15はシヤフトの一端部に係る軸穴
17へ潤滑油を供給し、さらに軸穴17から分岐
穴18を通して所要の潤滑部に給油できるように
なつている。
前記シリンダ2のばね穴30へのばね9の挿入
状態を第2図〜第4図を使用して説明すると、ま
ずシリンダ2は、ケース1内に3点固定されてお
り、横方向両側に逃げδ1が、シリンダ下端に逃げ
δが付けてある。
状態を第2図〜第4図を使用して説明すると、ま
ずシリンダ2は、ケース1内に3点固定されてお
り、横方向両側に逃げδ1が、シリンダ下端に逃げ
δが付けてある。
ばね穴30は、前記シリンダ2の下端部に穿設
されており、下部9aの巻径を大きくしたばね9
の前記下部9aが、ばね穴30のばね穴側面30
aに固定さればねが径方向に動かないようになつ
ている。すなわち、ばね穴側面30aがばね座に
なつている。また、ばね9の下端面9bは研削処
理されて平面状になつているので、この下端面9
bは円筒状のケース1との間に〓間を生じた状態
でケース1と当接している。
されており、下部9aの巻径を大きくしたばね9
の前記下部9aが、ばね穴30のばね穴側面30
aに固定さればねが径方向に動かないようになつ
ている。すなわち、ばね穴側面30aがばね座に
なつている。また、ばね9の下端面9bは研削処
理されて平面状になつているので、この下端面9
bは円筒状のケース1との間に〓間を生じた状態
でケース1と当接している。
このように構成したものにおいて、横形圧縮機
を運転し、シヤフト4が回転すると、それにとも
なつてローラ7が回転し、ベーン10はばね9に
よつて押され、ローラ7に先端を当接しながらシ
リンダ2の溝8内を往復運動し、冷媒吸込口(図
示せず)から流入した冷媒を圧縮して冷媒吐出口
(図示せず)から吐出する。
を運転し、シヤフト4が回転すると、それにとも
なつてローラ7が回転し、ベーン10はばね9に
よつて押され、ローラ7に先端を当接しながらシ
リンダ2の溝8内を往復運動し、冷媒吸込口(図
示せず)から流入した冷媒を圧縮して冷媒吐出口
(図示せず)から吐出する。
一方、ベーン10が往復運動するポンプ室12
の容積が変化し、ポンプ作用を行なう。すなわ
ち、ポンプ室12の容積が大きくなると、吸込ポ
ート14から潤滑部13を吸込み、ポンプ室12
の容積が小さくなると吐出ポート16から潤滑部
を送油管15へ吐出する。送油管15を送られた
潤滑部は軸穴17、分岐穴18を通つて所要の潤
滑部へ給油されるようになつていた。
の容積が変化し、ポンプ作用を行なう。すなわ
ち、ポンプ室12の容積が大きくなると、吸込ポ
ート14から潤滑部13を吸込み、ポンプ室12
の容積が小さくなると吐出ポート16から潤滑部
を送油管15へ吐出する。送油管15を送られた
潤滑部は軸穴17、分岐穴18を通つて所要の潤
滑部へ給油されるようになつていた。
又、特開昭56−88989号公報には、ブレードの
背後に、シリンダの下端部と板ばねとにより密閉
されたブレード室が設けられ、板ばねの縦断面形
状がほぼコ字形状であり、各平行対向面部の上端
がそれぞれ端板の下端と隣接するようにそのばね
性によつてシリンダを挾持するように取り付けら
れたロータリ圧縮機が開示されている。
背後に、シリンダの下端部と板ばねとにより密閉
されたブレード室が設けられ、板ばねの縦断面形
状がほぼコ字形状であり、各平行対向面部の上端
がそれぞれ端板の下端と隣接するようにそのばね
性によつてシリンダを挾持するように取り付けら
れたロータリ圧縮機が開示されている。
しかし、上記従来の技術は、シリンダ2の下端
とケース1との間には前記逃げδに相当するだけ
の〓間があるのでポンプ室12の容積が変化する
と、ばね穴30に連通する前記〓間から潤滑油が
出入する。このため、ポンプ室12の容積が小さ
くなつても、ポンプ室12の圧力上昇が小さいた
め、送油管15へ送られる油量が不足し、シヤフ
ト4の軸心まで潤滑部が上がらない場合があり、
軸穴17への給油量を十分に確保することができ
ないという欠点があつた。
とケース1との間には前記逃げδに相当するだけ
の〓間があるのでポンプ室12の容積が変化する
と、ばね穴30に連通する前記〓間から潤滑油が
出入する。このため、ポンプ室12の容積が小さ
くなつても、ポンプ室12の圧力上昇が小さいた
め、送油管15へ送られる油量が不足し、シヤフ
ト4の軸心まで潤滑部が上がらない場合があり、
軸穴17への給油量を十分に確保することができ
ないという欠点があつた。
このことは、シリンダをケース内に圧入して固
定する横形圧縮機において、上記シリンダとケー
スとの接触面の面精度が悪い場合にも発生し、前
記第1図に係る横形圧縮機と同様に、ばね穴から
潤滑油が漏れて、十分な給油量が確保できないと
いう欠点があつた。
定する横形圧縮機において、上記シリンダとケー
スとの接触面の面精度が悪い場合にも発生し、前
記第1図に係る横形圧縮機と同様に、ばね穴から
潤滑油が漏れて、十分な給油量が確保できないと
いう欠点があつた。
又、特開昭56−88989号公報に開示のものは、
コ字形状の板ばねを設けているのみであるので、
ばねの位置ずれを拘束することができないため、
ばねがばね穴側面と接触し、ばねの摩耗が生じや
すく、又安定なばねの姿勢を常に確保しにくいも
のであつた。
コ字形状の板ばねを設けているのみであるので、
ばねの位置ずれを拘束することができないため、
ばねがばね穴側面と接触し、ばねの摩耗が生じや
すく、又安定なばねの姿勢を常に確保しにくいも
のであつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
去して、ばねとばね穴側面との接触を防止すると
ともに、ばね穴からの潤滑油の漏れを防止して、
所要の潤滑部へ十分な給油量を供給することがで
きる横形圧縮機を提供するものである。
去して、ばねとばね穴側面との接触を防止すると
ともに、ばね穴からの潤滑油の漏れを防止して、
所要の潤滑部へ十分な給油量を供給することがで
きる横形圧縮機を提供するものである。
上記課題を達成するために、本発明の横形圧縮
機は、油溜めを兼ねたケース内に電動機と、シリ
ンダと、該シリンダの下端部に穿設されたばね挿
入用の穴に挿入されたばねと、前記電動機と連結
されたクランクを有するシヤフトのクランクに嵌
められ前記シリンダの内側に沿つて偏心回転する
ローラと、該ローラに先端が当接され他端が前記
ばねに押されながら前記シリンダの溝内を往復運
動するベーンと、前記シリンダの両側に配置さ
れ、かつ前記ベーンの背面部の位置に一方が吸入
ポートを他方が吐出ポートを穿設された側板とを
備え、前記ベーンの背面と前記シリンダの溝と前
記両側板とにより囲まれたポンプ室が形成される
ものであつて、前記シヤフトの回転にともなう前
記ベーンの往復運動によるポンプ作用によつて、
前記ケース内の潤滑油を前記シヤフトの一端側に
圧送するようにした横形圧縮機において、前記ば
ねの当接部にばねの動きを拘束するためのばね座
を有し、かつばね性を有するシール部品を前記ば
ね挿入用の穴に挿入して前記ポンプ室内へばねを
封じ込めるとともに、前記ポンプ室内の潤滑油の
漏れを防止したものである。
機は、油溜めを兼ねたケース内に電動機と、シリ
ンダと、該シリンダの下端部に穿設されたばね挿
入用の穴に挿入されたばねと、前記電動機と連結
されたクランクを有するシヤフトのクランクに嵌
められ前記シリンダの内側に沿つて偏心回転する
ローラと、該ローラに先端が当接され他端が前記
ばねに押されながら前記シリンダの溝内を往復運
動するベーンと、前記シリンダの両側に配置さ
れ、かつ前記ベーンの背面部の位置に一方が吸入
ポートを他方が吐出ポートを穿設された側板とを
備え、前記ベーンの背面と前記シリンダの溝と前
記両側板とにより囲まれたポンプ室が形成される
ものであつて、前記シヤフトの回転にともなう前
記ベーンの往復運動によるポンプ作用によつて、
前記ケース内の潤滑油を前記シヤフトの一端側に
圧送するようにした横形圧縮機において、前記ば
ねの当接部にばねの動きを拘束するためのばね座
を有し、かつばね性を有するシール部品を前記ば
ね挿入用の穴に挿入して前記ポンプ室内へばねを
封じ込めるとともに、前記ポンプ室内の潤滑油の
漏れを防止したものである。
ばねの当接部にばねの動きを拘束するためのば
ね座を有し、かつばね性を有するシール部品を前
記ばね挿入用の穴に挿入して前記ポンプ室内へば
ねを封じ込めるとともに、前記ポンプ室内の潤滑
油の漏れを防止しているので、シール部品により
ばねの動きが拘束され、ばね穴の側面との接触を
防止することができ、又、ばね性を有するシール
部品であるので、ばね穴とのシール性が良くな
り、ポンプ室内の潤滑油の漏れを防止できる。
又、ばね穴にシール部品を挿入するだけでよいの
で、組み立性が良い。
ね座を有し、かつばね性を有するシール部品を前
記ばね挿入用の穴に挿入して前記ポンプ室内へば
ねを封じ込めるとともに、前記ポンプ室内の潤滑
油の漏れを防止しているので、シール部品により
ばねの動きが拘束され、ばね穴の側面との接触を
防止することができ、又、ばね性を有するシール
部品であるので、ばね穴とのシール性が良くな
り、ポンプ室内の潤滑油の漏れを防止できる。
又、ばね穴にシール部品を挿入するだけでよいの
で、組み立性が良い。
以下本発明を実施例によつて説明する。
第5図は、本発明の第1の実施例に係る横形圧
縮機の縦断面図、第6図は、第5図におけるポン
プ室近傍の詳細を示す拡大縦断面図である。図に
おいて、第1図と同一番号を付したものは同一部
分である。
縮機の縦断面図、第6図は、第5図におけるポン
プ室近傍の詳細を示す拡大縦断面図である。図に
おいて、第1図と同一番号を付したものは同一部
分である。
第5図に係る第1の実施例の横形圧縮機は、油
溜めを兼ねたケース1内に、電動機22と、下端
部にばね穴30を穿設したシリンダ2A,下部9
aの巻径を大きくし、この下部9aで前記ばね穴
30のばね穴側面30aに固定されたばね9,ば
ね穴30内に挿入され、前記ばね9をポンプ室1
2内へ封じ込めるようにした皿形のシール部品3
2(詳細後述)、クランク3を有するシヤフト4、
前記クランク3に嵌められ、シリンダ2Aの内側
に沿つて偏心回転するローラ7、このローラ7に
先端が当接し他端がばね9に押されながら、シリ
ンダ2Aの溝8内を往復運動するベーン10,シ
リンダ2Aの一方側に配設され、その小径部に接
続してスペースA27を設けたテーパ状の吸込ポ
ート26(詳細後述)を穿設した側板A5A,シ
リンダ2Aの他方側に配設され、その小径部に接
続してスペースB29を設けたテーパ状の吐出ポ
ート28(詳細後述)を穿設した側板B6B、こ
の側板B6Bの側面に固定され、中心部にシヤフ
ト4の軸穴17に開口する穴25を穿設した側板
カバー24、スペースB29と前記側板カバー2
4の穴25とを連通せしめ、吐出ポート28から
吐出した潤滑油を軸穴17へ供給することができ
る送油路31、ベーン10の背面11とシリンダ
2Aの溝8と側板A5Aと側板B6Bとばね穴3
0に挿入された前記シール部品32とによつて囲
まれたポンプ室12を具備した圧縮要素23Aと
を有するものである。
溜めを兼ねたケース1内に、電動機22と、下端
部にばね穴30を穿設したシリンダ2A,下部9
aの巻径を大きくし、この下部9aで前記ばね穴
30のばね穴側面30aに固定されたばね9,ば
ね穴30内に挿入され、前記ばね9をポンプ室1
2内へ封じ込めるようにした皿形のシール部品3
2(詳細後述)、クランク3を有するシヤフト4、
前記クランク3に嵌められ、シリンダ2Aの内側
に沿つて偏心回転するローラ7、このローラ7に
先端が当接し他端がばね9に押されながら、シリ
ンダ2Aの溝8内を往復運動するベーン10,シ
リンダ2Aの一方側に配設され、その小径部に接
続してスペースA27を設けたテーパ状の吸込ポ
ート26(詳細後述)を穿設した側板A5A,シ
リンダ2Aの他方側に配設され、その小径部に接
続してスペースB29を設けたテーパ状の吐出ポ
ート28(詳細後述)を穿設した側板B6B、こ
の側板B6Bの側面に固定され、中心部にシヤフ
ト4の軸穴17に開口する穴25を穿設した側板
カバー24、スペースB29と前記側板カバー2
4の穴25とを連通せしめ、吐出ポート28から
吐出した潤滑油を軸穴17へ供給することができ
る送油路31、ベーン10の背面11とシリンダ
2Aの溝8と側板A5Aと側板B6Bとばね穴3
0に挿入された前記シール部品32とによつて囲
まれたポンプ室12を具備した圧縮要素23Aと
を有するものである。
前記シール部品32を、第6図を使用してさら
に詳細に説明すると、このシール部品32は、下
方へ向くふち部を外周部に形成した皿形の、ばね
性のある材料で製作されたシール部品でありばね
穴側面30aを利用して、ばね穴30に密着した
状態で挿入されており、ポンプ室12の下部のば
ね穴30を完全にシールしている。この場合、前
記ふち部の外周とばね穴側面30aとの当接状態
は、ふち部の弾性によつて線接触となり、前記ふ
ち部がばね穴側面30aにくい込むため、密着性
がきわめてよく、またシール部品32自体でばね
9の反力を受けることもできる。このため、ばね
9は動きを拘束されており、ばね9と、ばね穴3
0の側面との接触が防止できる。
に詳細に説明すると、このシール部品32は、下
方へ向くふち部を外周部に形成した皿形の、ばね
性のある材料で製作されたシール部品でありばね
穴側面30aを利用して、ばね穴30に密着した
状態で挿入されており、ポンプ室12の下部のば
ね穴30を完全にシールしている。この場合、前
記ふち部の外周とばね穴側面30aとの当接状態
は、ふち部の弾性によつて線接触となり、前記ふ
ち部がばね穴側面30aにくい込むため、密着性
がきわめてよく、またシール部品32自体でばね
9の反力を受けることもできる。このため、ばね
9は動きを拘束されており、ばね9と、ばね穴3
0の側面との接触が防止できる。
前記吸込ポート26および吐出ポート28を、
再び第6図を使用して詳細に説明すると、吸込ポ
ート26は、ポンプ室12側に開口する側が小径
部で、ケース1内に開口する側が大径部であるテ
ーパ状になつており、前記小径部に接続してスペ
ースA27が設けられている。一方、吐出ポート
28は、送油路31側に開口する側が小径部でポ
ンプ室12に開口する側の大径部であるテーパ状
になつており、前記小径部に接続してスペースB
29が設けられている。そして、吸込ポート26
の小径部の断面積は、吐出ポート28の小径部の
断面積よりも小さくなつている。
再び第6図を使用して詳細に説明すると、吸込ポ
ート26は、ポンプ室12側に開口する側が小径
部で、ケース1内に開口する側が大径部であるテ
ーパ状になつており、前記小径部に接続してスペ
ースA27が設けられている。一方、吐出ポート
28は、送油路31側に開口する側が小径部でポ
ンプ室12に開口する側の大径部であるテーパ状
になつており、前記小径部に接続してスペースB
29が設けられている。そして、吸込ポート26
の小径部の断面積は、吐出ポート28の小径部の
断面積よりも小さくなつている。
このように構成した横形圧縮機の動作を説明す
る。横形圧縮機を運転し、シヤフト4が回転する
と、これにともなつてローラ7が回転し、ベーン
10はばね9に押され、ローラ7に先端を当接し
ながらシリンダ2Aの溝8内を往復運動して冷媒
を圧縮する。
る。横形圧縮機を運転し、シヤフト4が回転する
と、これにともなつてローラ7が回転し、ベーン
10はばね9に押され、ローラ7に先端を当接し
ながらシリンダ2Aの溝8内を往復運動して冷媒
を圧縮する。
一方、このベーン10の往復運動によつて、ポ
ンプ室12内の容積が大きくなると、吸込ポート
26からケース1内の潤滑油を吸込む。このとき
ばね穴30は皿形のシール部品32でシールされ
ているので、ばね穴30を通してポンプ室12内
へ潤滑油が流入することはない。吐出ポート28
からは潤滑油を吸込むものの、吐出ポート28に
接続して設けられているスペースB29で拡大さ
れている潤滑油の流れが、吐出ポート28の小径
部端面で縮流し、そこに大きな流動抵抗が生ず
る、いわゆるエツジ効果が働くので、逆流(小径
部から大径部へ向かう流れ)が生じにくくなり、
大部分の潤滑油は吸込ポート26から吸込まれ
る。
ンプ室12内の容積が大きくなると、吸込ポート
26からケース1内の潤滑油を吸込む。このとき
ばね穴30は皿形のシール部品32でシールされ
ているので、ばね穴30を通してポンプ室12内
へ潤滑油が流入することはない。吐出ポート28
からは潤滑油を吸込むものの、吐出ポート28に
接続して設けられているスペースB29で拡大さ
れている潤滑油の流れが、吐出ポート28の小径
部端面で縮流し、そこに大きな流動抵抗が生ず
る、いわゆるエツジ効果が働くので、逆流(小径
部から大径部へ向かう流れ)が生じにくくなり、
大部分の潤滑油は吸込ポート26から吸込まれ
る。
ベーン10が下降し、ポンプ室12内の容積が
小さくなると、吐出ポート28から送油路31側
へ潤滑油を吐出する。このときも、いうまでもな
くばね穴30を通してポンプ室12から潤滑油が
吐出することはない。吸込ポート26から潤滑油
を吐出するものの、この潤滑油の流れはスペース
A27で一度広がつてから吸込ポート26の小径
部端面で縮流するためにエツジ効果が働き、逆流
を生じにくくする。加うるに、吸込ポート26の
小径部の断面積を吐出ポート28の小径部の断面
積よりも小さくしてあるので、ポンプ室12から
シヤフト4の軸穴17へ至るまでの流動抵抗が、
ポンプ室12からケース1への流動抵抗よりも小
さくなり、前記逆流をさらに少なくすることがで
きる。これにより、ポンプ室12から吐出される
潤滑油の大部分は、送油路31へ送られ、軸穴1
7、分岐穴18を通つて、所要の潤滑油へ給油さ
れる。
小さくなると、吐出ポート28から送油路31側
へ潤滑油を吐出する。このときも、いうまでもな
くばね穴30を通してポンプ室12から潤滑油が
吐出することはない。吸込ポート26から潤滑油
を吐出するものの、この潤滑油の流れはスペース
A27で一度広がつてから吸込ポート26の小径
部端面で縮流するためにエツジ効果が働き、逆流
を生じにくくする。加うるに、吸込ポート26の
小径部の断面積を吐出ポート28の小径部の断面
積よりも小さくしてあるので、ポンプ室12から
シヤフト4の軸穴17へ至るまでの流動抵抗が、
ポンプ室12からケース1への流動抵抗よりも小
さくなり、前記逆流をさらに少なくすることがで
きる。これにより、ポンプ室12から吐出される
潤滑油の大部分は、送油路31へ送られ、軸穴1
7、分岐穴18を通つて、所要の潤滑油へ給油さ
れる。
以上説明した実施例によれば、ばね穴30に皿
形のシール部品32を挿入してばね穴30をシー
ルし、さらに、吸込ポート26および吐出ポート
28はテーパ状にし、それぞれの小径部に接続し
てスペースA27,B29を設けるとともに、吸
込ポート26の小径部の断面積を吐出ポート28
の小径部の断面積よりも小さくするようにしたの
で、ばね穴30から潤滑油の漏れがなく、十分な
給油量が得られ、しかも安定した給油を行なうこ
とができるという効果がある。
形のシール部品32を挿入してばね穴30をシー
ルし、さらに、吸込ポート26および吐出ポート
28はテーパ状にし、それぞれの小径部に接続し
てスペースA27,B29を設けるとともに、吸
込ポート26の小径部の断面積を吐出ポート28
の小径部の断面積よりも小さくするようにしたの
で、ばね穴30から潤滑油の漏れがなく、十分な
給油量が得られ、しかも安定した給油を行なうこ
とができるという効果がある。
次に他の実施例を説明する。
前述した第5図に係る第1の実施例は、ばね穴
側面30aをばね座として利用し、皿形のシール
部品32でばね穴30をシールするようにしたが
以下に説明する実施例(第7図〜第10図)は、
すべてシール部品をばね座と兼用にしたものであ
る。
側面30aをばね座として利用し、皿形のシール
部品32でばね穴30をシールするようにしたが
以下に説明する実施例(第7図〜第10図)は、
すべてシール部品をばね座と兼用にしたものであ
る。
第7図〜第10図は、本発明の第2〜第5の実
施例に係る横形圧縮機のポンプ室近傍の詳細を示
す縦断面図である。各図において、第6図と同一
番号を付したものは同一部分である。
施例に係る横形圧縮機のポンプ室近傍の詳細を示
す縦断面図である。各図において、第6図と同一
番号を付したものは同一部分である。
第7図に係る第2の実施例のシール部品32A
は、ばね座部に係るカツプ部の外周に、下方へ向
くつば部を形成した、つば付きカツプ状の、ばね
性のある材料で製作したシール部品でありばね穴
側面30aを利用して、ばね穴30に密着した状
態で挿入されている。この場合、前記つば部とば
ね穴側面30aは線接触となり、つば部がばね穴
側面30aにくい込むため、密着性がきわめてよ
く、それ自体でばね反力を受けることができる。
は、ばね座部に係るカツプ部の外周に、下方へ向
くつば部を形成した、つば付きカツプ状の、ばね
性のある材料で製作したシール部品でありばね穴
側面30aを利用して、ばね穴30に密着した状
態で挿入されている。この場合、前記つば部とば
ね穴側面30aは線接触となり、つば部がばね穴
側面30aにくい込むため、密着性がきわめてよ
く、それ自体でばね反力を受けることができる。
ばね9Aは、一様の巻径のものであつて(すな
わち、前記第1の実施例のばね9と異なり、下部
の巻径を大きくする必要がない)、このばね9A
の下部が前記シール部品32Aのカツプ部内に嵌
められている。したがつて、つば部が厚さlのス
ペーサとなり、ばね9Aの外周とばね穴側面30
aとが接触することはない。
わち、前記第1の実施例のばね9と異なり、下部
の巻径を大きくする必要がない)、このばね9A
の下部が前記シール部品32Aのカツプ部内に嵌
められている。したがつて、つば部が厚さlのス
ペーサとなり、ばね9Aの外周とばね穴側面30
aとが接触することはない。
この実施例(以下の各実施例についても同様)
は、ばね9Aが一様の巻径であるので、ばねの製
作が容易であるという利点がある。
は、ばね9Aが一様の巻径であるので、ばねの製
作が容易であるという利点がある。
第8図に係る第3の実施例のシール部品32B
は、立上がり高さhが、シリンダ下端とケース1
間の〓間δよりも高い、カツプ状のシール部品で
あり、このシール部品32Bは、ばね穴側面30
aに単に密着した状態で挿入され、密面がケース
1に当接し、このケース1でばね9Aの反力を受
けるようになつている。
は、立上がり高さhが、シリンダ下端とケース1
間の〓間δよりも高い、カツプ状のシール部品で
あり、このシール部品32Bは、ばね穴側面30
aに単に密着した状態で挿入され、密面がケース
1に当接し、このケース1でばね9Aの反力を受
けるようになつている。
ばね9Aは、このカツプ状のシール部品32B
内に嵌められているので、立上がり部が厚さlの
スペーサとなり、ばね9Aの外周とばね穴側面3
0aとが接触することはない。
内に嵌められているので、立上がり部が厚さlの
スペーサとなり、ばね9Aの外周とばね穴側面3
0aとが接触することはない。
第9図に係る第4の実施例のシール部品32C
は、第8図におけるシール部品32Bの変形であ
つて、ばね9Aが固定されている部分のばね座径
dを、シール部品32Cが挿入されているばね穴
30の径よりも小さくしたものである。このよう
にすることにより、所望のスペーサ寸法lを確保
した上で、シール部品32Cの薄肉化ができ加工
性がよくなるという利点がある。
は、第8図におけるシール部品32Bの変形であ
つて、ばね9Aが固定されている部分のばね座径
dを、シール部品32Cが挿入されているばね穴
30の径よりも小さくしたものである。このよう
にすることにより、所望のスペーサ寸法lを確保
した上で、シール部品32Cの薄肉化ができ加工
性がよくなるという利点がある。
第10図に係る第5の実施例のシール部品32
Dは、第8図におけるシール部品32Bの他の変
形であつて、底部に、ばね穴30の径よりも大き
いストツパを設けたものである。このようにする
ことにより、シール部品32Dを下方からばね穴
30内へ挿入したとき、シール部品32Dがばね
穴30内へ入り過ぎることはなく、高々ストツパ
の上面Sがシリンダ下端と当接するまで入るが、
それ以上深く入り込むことはない。したがつてば
ね9Aの動作中、たとえシール部品32Dの上面
Sがシリンダ下端と当接したままの位置にあつて
も、ばね9Aに作用するばね力の大きさは、許容
範囲の大きさになつており、ばね9Aの正常な動
作、換言すれば、このばね9Aで押されているベ
ーン10の正常な往復運動を妨げることがないと
いう効果がある。
Dは、第8図におけるシール部品32Bの他の変
形であつて、底部に、ばね穴30の径よりも大き
いストツパを設けたものである。このようにする
ことにより、シール部品32Dを下方からばね穴
30内へ挿入したとき、シール部品32Dがばね
穴30内へ入り過ぎることはなく、高々ストツパ
の上面Sがシリンダ下端と当接するまで入るが、
それ以上深く入り込むことはない。したがつてば
ね9Aの動作中、たとえシール部品32Dの上面
Sがシリンダ下端と当接したままの位置にあつて
も、ばね9Aに作用するばね力の大きさは、許容
範囲の大きさになつており、ばね9Aの正常な動
作、換言すれば、このばね9Aで押されているベ
ーン10の正常な往復運動を妨げることがないと
いう効果がある。
第11図に係る第6の実施例のシール部品32
Eは、第8図におけるシール部品32Bの他の変
形であつて、立上がり高さhのカツプ状の部分の
上方にリード部33を設けたものである。リード
部33は第11図に示したように複数設けられて
おり、リード部33の上方はその下方よりわずか
に径が大きく下向きテーパ状になつており、さら
にその先端はわずかに内側に曲げられている。先
端が曲げられたリード部33の上端外径dはばね
穴30内に入る径になつている。このようにする
ことにより、シール部品32Eをばね穴30に挿
入しやすくしている。すなわち、シール部品32
Eのリード部33の上端外径dの部分がまずばね
穴30に入り、さらにシール部品32Eを押すと
リード部33がたわみばね穴30内に入り、リー
ド部33に導かれカツプ状部全体がばね穴30内
に入り、ばね穴側面30aに密着する。なおこの
場合のばね下端の巻径は大きめにし、ばね下端が
カツプ内径にあたり、ばねの径方向の動きに対し
て固定する。
Eは、第8図におけるシール部品32Bの他の変
形であつて、立上がり高さhのカツプ状の部分の
上方にリード部33を設けたものである。リード
部33は第11図に示したように複数設けられて
おり、リード部33の上方はその下方よりわずか
に径が大きく下向きテーパ状になつており、さら
にその先端はわずかに内側に曲げられている。先
端が曲げられたリード部33の上端外径dはばね
穴30内に入る径になつている。このようにする
ことにより、シール部品32Eをばね穴30に挿
入しやすくしている。すなわち、シール部品32
Eのリード部33の上端外径dの部分がまずばね
穴30に入り、さらにシール部品32Eを押すと
リード部33がたわみばね穴30内に入り、リー
ド部33に導かれカツプ状部全体がばね穴30内
に入り、ばね穴側面30aに密着する。なおこの
場合のばね下端の巻径は大きめにし、ばね下端が
カツプ内径にあたり、ばねの径方向の動きに対し
て固定する。
なお、上記各実施例は、吸込ポート26および
吐出ポート28を、それぞれの小径部に接続して
スペースA27,B29を設けたテーパ状にした
が吸込ポートおよび吐出ポートはストレートであ
つてもよい。しかし上記各実施例のように形成す
れば、ストレートにした場合よりも、さらに給油
量を増すことができ、ポンプ効率が向上する。
吐出ポート28を、それぞれの小径部に接続して
スペースA27,B29を設けたテーパ状にした
が吸込ポートおよび吐出ポートはストレートであ
つてもよい。しかし上記各実施例のように形成す
れば、ストレートにした場合よりも、さらに給油
量を増すことができ、ポンプ効率が向上する。
さらに、上記実施例では、吸込ポート26の小
径部の断面積を、吐出ポート28の小径部の断面
積よりも小さくしたが、必ずしもその必要はなく
たとえば同一断面積であつてもよい。しかし上記
各実施例のようにすれば、さらにポンプ効率が向
上するという利点がある。
径部の断面積を、吐出ポート28の小径部の断面
積よりも小さくしたが、必ずしもその必要はなく
たとえば同一断面積であつてもよい。しかし上記
各実施例のようにすれば、さらにポンプ効率が向
上するという利点がある。
以上詳細に説明したように本実施例によれば、
ばねとばね穴側面との接触を確実に防止できると
ともに、ばね穴からの潤滑油の漏れを防止して、
所要の潤滑油へ十分な給油量を供給することがで
きる横形圧縮機を提供することができる。
ばねとばね穴側面との接触を確実に防止できると
ともに、ばね穴からの潤滑油の漏れを防止して、
所要の潤滑油へ十分な給油量を供給することがで
きる横形圧縮機を提供することができる。
又、シール部品をばね穴に挿入するだけでよい
ので、組立性がよく、加工工数も減らすことがで
きる。
ので、組立性がよく、加工工数も減らすことがで
きる。
第1図は、従来の横形圧縮機の一例を示す縦断
面図、第2図は、第1図の−矢視断面図、第
3図は、第1図におけるポンプ室近傍の詳細を示
す拡大縦断面図、第4図は、第3図の−矢視
断面図、第5図は、本発明の第1の実施例に係る
横形圧縮機の縦断面図、第6図は、第5図におけ
ねポンプ室近傍の詳細を示す拡大縦断面図、第7
図〜第10図は、本発明の第2〜第5の実施例に
係る横形圧縮機のポンプ室近傍の詳細を示す縦断
面図、第11図は他の実施例におけるシール部品
の断面図である。 1…ケース、2A…シリンダ、3…クランク、
4…シヤフト、5A…側板A、6B…側板B、7
…ローラ、8…溝、9,9A…ばね、10…ロー
ラ、11…ベーンの背面、12…ポンプ室、13
…潤滑油、17…軸穴、22…電動機、23A…
圧縮要素、26…吸込ポート、28…吐出ポー
ト、30…ばね穴、31…送油路、32,32
A,32B,32C,32D…シール部品、33
…リード部。
面図、第2図は、第1図の−矢視断面図、第
3図は、第1図におけるポンプ室近傍の詳細を示
す拡大縦断面図、第4図は、第3図の−矢視
断面図、第5図は、本発明の第1の実施例に係る
横形圧縮機の縦断面図、第6図は、第5図におけ
ねポンプ室近傍の詳細を示す拡大縦断面図、第7
図〜第10図は、本発明の第2〜第5の実施例に
係る横形圧縮機のポンプ室近傍の詳細を示す縦断
面図、第11図は他の実施例におけるシール部品
の断面図である。 1…ケース、2A…シリンダ、3…クランク、
4…シヤフト、5A…側板A、6B…側板B、7
…ローラ、8…溝、9,9A…ばね、10…ロー
ラ、11…ベーンの背面、12…ポンプ室、13
…潤滑油、17…軸穴、22…電動機、23A…
圧縮要素、26…吸込ポート、28…吐出ポー
ト、30…ばね穴、31…送油路、32,32
A,32B,32C,32D…シール部品、33
…リード部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 油溜めを兼ねたケース内に電動機と、シリン
ダと、該シリンダの下端部に穿設されたばね挿入
用の穴に挿入されたばねと、前記電動機と連結さ
れたクランクを有するシヤフトのクランクに嵌め
られ前記シリンダの内側に沿つて偏心回転するロ
ーラと、該ローラに先端が当接され他端が前記ば
ねに押されながら前記シリンダの溝内を往復運動
するベーンと、前記シリンダの両側に配置され、
かつ前記ベーンの背面部の位置に一方が吸入ポー
トを他方が吐出ポートを穿設された側板とを備
え、前記ベーンの背面と前記シリンダの溝と前記
両側板とにより囲まれたポンプ室が形成されるも
のであつて、前記シヤフトの回転にともなう前記
ベーンの往復運動によるポンプ作用によつて、前
記ケース内の潤滑油を前記シヤフトの一端側に圧
送するようにした横形圧縮機において、前記ばね
の当接部にばねの動きを拘束するためのばね座を
有し、かつばね性を有するシール部品を前記ばね
挿入用の穴に挿入して前記ポンプ室内へばねを封
じ込めるとともに、前記ポンプ室内の潤滑油の漏
れを防止したことを特徴とする横形圧縮機。 2 前記シール部品をばね座部の外周側下方に向
かつてつば部を形成したものであつて、該つば部
の外周を前記ばね挿入用の穴に密着せしめるよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の横形圧縮機。 3 シール部品の立上り高さを、シリンダ下端と
ケース間の〓間よりも大きくしたものである特許
請求の範囲第1項に記載の横形圧縮機。 4 シール部品の底部に、ばね穴の径より大きい
ストツパを設けたものである特許請求の範囲第3
項に記載の横形圧縮機。 5 シール部品上部に複数のリード部を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の横形
圧縮機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58065569A JPS59192891A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 横形圧縮機 |
KR1019840001370A KR840008478A (ko) | 1983-04-15 | 1984-03-17 | 가로형 압축기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58065569A JPS59192891A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 横形圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59192891A JPS59192891A (ja) | 1984-11-01 |
JPH0456157B2 true JPH0456157B2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=13290771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58065569A Granted JPS59192891A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 横形圧縮機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59192891A (ja) |
KR (1) | KR840008478A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001050184A (ja) * | 1999-08-05 | 2001-02-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 多気筒回転圧縮機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688989A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-18 | Toshiba Corp | Horizontal type rotary compressor |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP58065569A patent/JPS59192891A/ja active Granted
-
1984
- 1984-03-17 KR KR1019840001370A patent/KR840008478A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688989A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-18 | Toshiba Corp | Horizontal type rotary compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59192891A (ja) | 1984-11-01 |
KR840008478A (ko) | 1984-12-15 |
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