JPH0456039A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
プラズマデイスプレィパネルなどのフラ・ント形表示装
置に関し、 透明電極とその補助としての金属電極とからなる表示用
電極の剥離による断線を可及的に防止し、信転性の向上
を図ることを目的とし、 ガラス基板などの透明基板上に形成された透明電極と、
当該透明電極に重なる金属補助電極とからなる一方向に
延びた表示用電極を有し、前記表示用電極の端部では、
前記金属補助電極が、前記透明電極に対して当該表示用
電極の延長方向に突出して前記透明基板上に直接に設け
られて構成される。
置に関し、 透明電極とその補助としての金属電極とからなる表示用
電極の剥離による断線を可及的に防止し、信転性の向上
を図ることを目的とし、 ガラス基板などの透明基板上に形成された透明電極と、
当該透明電極に重なる金属補助電極とからなる一方向に
延びた表示用電極を有し、前記表示用電極の端部では、
前記金属補助電極が、前記透明電極に対して当該表示用
電極の延長方向に突出して前記透明基板上に直接に設け
られて構成される。
〔産業上の利用分野］
本発明は、プラズマデイスプレィパネル（ＦＤＰ）など
のフラット形表示装置に関する。
のフラット形表示装置に関する。
ＦＤＰ、ＥＬパネルなどのフラット形表示装置は、薄型
の大きな表示画面を実現できる利点をもち、表示装置と
しての用途を拡げつつある。これにともなって、表示が
明るく視認性が良いこと、信転性が高いことが望まれて
いる。
の大きな表示画面を実現できる利点をもち、表示装置と
しての用途を拡げつつある。これにともなって、表示が
明るく視認性が良いこと、信転性が高いことが望まれて
いる。
〔従来の技術］
発光させるドツト（画素）の組み合わせによって文字や
図形を表示するドツトマトリクス表示方式のＦＤＰは、
周知のように、表示側及び背面側の一対のガラス基板を
放電空間を設けて対向配置し、格子状に配列した電極群
の各交差部又はその近傍に画定された各放電セルを選択
的に放電させるように構成されている。
図形を表示するドツトマトリクス表示方式のＦＤＰは、
周知のように、表示側及び背面側の一対のガラス基板を
放電空間を設けて対向配置し、格子状に配列した電極群
の各交差部又はその近傍に画定された各放電セルを選択
的に放電させるように構成されている。
このようなＦＤＰにおいては、表示の輝度を高める上で
、表示側のガラス基板に設ける電極をネサ膜やＩＴＯ膜
などの半導体薄膜からなる透明電極とするのが有利であ
る。
、表示側のガラス基板に設ける電極をネサ膜やＩＴＯ膜
などの半導体薄膜からなる透明電極とするのが有利であ
る。
ところが、これらの透明電極は金属電極に比べて高抵抗
であるので、透明電極のみでは表示画面の周縁部と中央
部との電位差が大きくなり、表示画面の全面にわたって
均一な放電特性を得ることが困難となる。
であるので、透明電極のみでは表示画面の周縁部と中央
部との電位差が大きくなり、表示画面の全面にわたって
均一な放電特性を得ることが困難となる。
したがって、従来より、特公昭４９−１１７８７号公報
に示されているように、透明電極より幅の小さい帯状の
金属補助電極（バス電極）を透明電極に重なるように添
わせ、これら透明電極とバス電極とを表示用電極として
設けることによって放電特性の均一化が図られている。
に示されているように、透明電極より幅の小さい帯状の
金属補助電極（バス電極）を透明電極に重なるように添
わせ、これら透明電極とバス電極とを表示用電極として
設けることによって放電特性の均一化が図られている。
第６図は従来のＰＤＰ Ｉ Ｊの表示用電極１１Ｊの構
造を示す部分斜視図である。
造を示す部分斜視図である。
表示用電極１１Ｊは、表示側のガラス基板１０上に形成
された酸化錫膜からなる帯状の透明電極１３Ｊと、透明
電極１３Ｊ上に全体が重なるように形成されたバス電極
１５Ｊとから構成されており、表示用電極１１Ｊの一端
には、外部の駆動回路と接続するための端子となる膨大
部１１０Ｊが設けられている。
された酸化錫膜からなる帯状の透明電極１３Ｊと、透明
電極１３Ｊ上に全体が重なるように形成されたバス電極
１５Ｊとから構成されており、表示用電極１１Ｊの一端
には、外部の駆動回路と接続するための端子となる膨大
部１１０Ｊが設けられている。
従来の表示用電極１１ｌは、その全体にわたって、透明
電極１３Ｊとバス電極１５Ｊとの２庖構造となっている
。つまり、剥離の発生部位である層間界面が、ガラス基
板ｌＯとの界面を含めて合計２面ある。
電極１３Ｊとバス電極１５Ｊとの２庖構造となっている
。つまり、剥離の発生部位である層間界面が、ガラス基
板ｌＯとの界面を含めて合計２面ある。
このため、特に、表示用電極１１ｌの内で引張応力が大
となる端部において、密着強度が他方より小さい一方の
界面で剥離が生じ易い、すなわちバス電極１５Ｊの透明
電極１３Ｊからの剥離、又は透明電極１３Ｊのガラス基
板ＩＯからの剥離が生じて表示用電極１１Ｊが断線しお
いという問題があった。
となる端部において、密着強度が他方より小さい一方の
界面で剥離が生じ易い、すなわちバス電極１５Ｊの透明
電極１３Ｊからの剥離、又は透明電極１３Ｊのガラス基
板ＩＯからの剥離が生じて表示用電極１１Ｊが断線しお
いという問題があった。
また、透明電極１３Ｊとバス電極１５Ｊとの間の密着性
は製造条件の影響を受は昌く、透明電極１３Ｊに強固に
密着するバス電極１５Ｊを定常的に得ることが困難であ
るという問題もあった。
は製造条件の影響を受は昌く、透明電極１３Ｊに強固に
密着するバス電極１５Ｊを定常的に得ることが困難であ
るという問題もあった。
本発明は、上述の問題に鑑み、透明電極とその補助とし
ての金属電極とからなる表示用電極の剥離による断線を
可及的に防止し、信転性の向上を図ることを目的として
いる。
ての金属電極とからなる表示用電極の剥離による断線を
可及的に防止し、信転性の向上を図ることを目的として
いる。
上述の課題を解決するため、請求項１の発明に係るＰＤ
ＰＩ、Ｉａ、ｌｂは、第１図乃至第３図に示すように、
透明基板１０上に形成された透明電極１３と、当該透明
電極１３に重なる金属補助電極１５．１５ａ、１５ｂと
からなる一方向に延びた表示用電極ＩＩ、１１ａ）（１
１ａ、１１ａ）（１１ｂを有し、前記表示用電極１１．
１１ａ）（１１ａ、１１ａ）（１１ｂの端部では、前記
金属補助電極１５゜１５ａ、１５ｂが、前記透明電極１
３に対して当該表示用電極１１．ＩＩａ、１１ａ）（１
１ｂの延長方向に突出して前記透明基板１０上に直接に
設けられてなる。
ＰＩ、Ｉａ、ｌｂは、第１図乃至第３図に示すように、
透明基板１０上に形成された透明電極１３と、当該透明
電極１３に重なる金属補助電極１５．１５ａ、１５ｂと
からなる一方向に延びた表示用電極ＩＩ、１１ａ）（１
１ａ、１１ａ）（１１ｂを有し、前記表示用電極１１．
１１ａ）（１１ａ、１１ａ）（１１ｂの端部では、前記
金属補助電極１５゜１５ａ、１５ｂが、前記透明電極１
３に対して当該表示用電極１１．ＩＩａ、１１ａ）（１
１ｂの延長方向に突出して前記透明基板１０上に直接に
設けられてなる。
請求項２の発明に係るＰＤＰｌａ、Ｉｂは、第２図及び
第３図に示すように、透明基板１０上に形成された透明
電極１３と、当該透明電極１３に重なる金属補助電極１
５ａ、１５ｂとからなる一方向に延びた表示用電極１１
ａ、１１ａ）（１１ｂを有し、前記金属補助電極１５ａ
、１５ｂは、前記透明電極１３上に設けられた補助導体
部１６ａ、１６ｂと、前記透明電極１３に対して前記表
示用電極１１ａ、１１ａ）（１１ｂの延長方向に突出し
、且つ前記透明基板１０上に直接に設けられた端部導出
部１７ａ。
第３図に示すように、透明基板１０上に形成された透明
電極１３と、当該透明電極１３に重なる金属補助電極１
５ａ、１５ｂとからなる一方向に延びた表示用電極１１
ａ、１１ａ）（１１ｂを有し、前記金属補助電極１５ａ
、１５ｂは、前記透明電極１３上に設けられた補助導体
部１６ａ、１６ｂと、前記透明電極１３に対して前記表
示用電極１１ａ、１１ａ）（１１ｂの延長方向に突出し
、且つ前記透明基板１０上に直接に設けられた端部導出
部１７ａ。
１７ｂと、前記透明電極１３の延長方向に沿った辺部の
少なくとも一部を被覆するように設けられて前記補助導
体部１６ａ、１６ｂと前記端部導出部１７ａ、１７ｂと
を一体化する連結部１８ａ。
少なくとも一部を被覆するように設けられて前記補助導
体部１６ａ、１６ｂと前記端部導出部１７ａ、１７ｂと
を一体化する連結部１８ａ。
１８ｂとから構成されてなる。
請求項３の発明に係るＰＤＰ ｌ ｃは、第４図に示す
ように、透明基板ＩＯ上に形成された一方向に延びる透
明電極１３ｃと当該透明電極１３ｃに重なる金属補助電
極１５ｃとからなる表示用電極１１ｃを有し、前記金属
補助電極１５ｃは、前記透明電極１３ｃを覆う二酸化珪
素膜１９上に設けられてなる。
ように、透明基板ＩＯ上に形成された一方向に延びる透
明電極１３ｃと当該透明電極１３ｃに重なる金属補助電
極１５ｃとからなる表示用電極１１ｃを有し、前記金属
補助電極１５ｃは、前記透明電極１３ｃを覆う二酸化珪
素膜１９上に設けられてなる。
表示用電極１１．ｌｅａ、１１ａ）（１１ｂの端部では
、金属補助電極１５，１５ａ、１５ｂが、透明電極１３
に対して表示用電極１１． ｌ １ ａ、 ｌ ｌ
ｂの延長方向に突出して透明基板１０上に直接に設け
られ、剥離の発生部位である眉間界面が１面となる。
、金属補助電極１５，１５ａ、１５ｂが、透明電極１３
に対して表示用電極１１． ｌ １ ａ、 ｌ ｌ
ｂの延長方向に突出して透明基板１０上に直接に設け
られ、剥離の発生部位である眉間界面が１面となる。
金属補助電極１５ａ、１５ｂの内、端部導出部１７ａ、
１７ｂと補助導体部１６ａ、１６ｂとを一体化する連結
部１８ａ、１８ｂは、透明電極１３の延長方向に沿って
設けられる。すなわち、透明基板１０と透明電極１３と
の間の段差の金属補助電極１５ａ、１５ｂによる被覆は
、被覆距離を透明電極１３の幅以上とすることが可能な
透明電極１３の延長方向に沿って行われる。
１７ｂと補助導体部１６ａ、１６ｂとを一体化する連結
部１８ａ、１８ｂは、透明電極１３の延長方向に沿って
設けられる。すなわち、透明基板１０と透明電極１３と
の間の段差の金属補助電極１５ａ、１５ｂによる被覆は
、被覆距離を透明電極１３の幅以上とすることが可能な
透明電極１３の延長方向に沿って行われる。
金属補助電極１５ｃは、二酸化珪素１ｔｌ１９を介して
透明電極１３ｃ上に設けられる。透明電極１３ｃと二酸
化珪素膜１９の接合力、及び二酸化珪素膜１９と金属補
助電極１５ｃの接合力はともに大きい。
透明電極１３ｃ上に設けられる。透明電極１３ｃと二酸
化珪素膜１９の接合力、及び二酸化珪素膜１９と金属補
助電極１５ｃの接合力はともに大きい。
金属補助電極１５ｃと透明電極１３ｃとは、容量結合に
よって導通する。
よって導通する。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第５図は本発明に係るＰＤＰ １の電極構造を示す図で
ある。
ある。
ＰＤＰＩは、表示側のガラス基板１０と背面側のガラス
基板２０とを所定間隙を設けて対向配置した面放電型の
ドツトマトリクス表示形式のＦＤＰである。
基板２０とを所定間隙を設けて対向配置した面放電型の
ドツトマトリクス表示形式のＦＤＰである。
表示側のガラス基板ｌＯの内面には、発光のための主放
電セルを画定する一対の主放電電極１１゜１１が、横（
Ｘ）方向に互いに平行に複数対配列され、背面側のガラ
ス基板２０の内面には、発光させるドツトを選択するた
めのアドレス電極２２が縦（Ｙ）方向に配列されている
。
電セルを画定する一対の主放電電極１１゜１１が、横（
Ｘ）方向に互いに平行に複数対配列され、背面側のガラ
ス基板２０の内面には、発光させるドツトを選択するた
めのアドレス電極２２が縦（Ｙ）方向に配列されている
。
主放電電極ＩＩ及びアドレス電極２２は、封止ガラス３
２によって囲まれた表示領域Ｅ１の内部からガラス基板
１０．２０の外縁部に導出されており、特にＰＤＰ １
では、駆動回路との接続を容品とするため、対となる主
放電電極１１，１．１の一方及び他方がガラス基板ＩＯ
の両側の外縁部に振り分けて導出されている。また、各
ガラス基板１０．２０の外縁部には、フレキシブルケー
ブルなどによって図示しない駆動回路と接続するために
、主放電電極１１及びアドレス電極２２を膨大させた端
子部１１０，２２０が設けられている。
２によって囲まれた表示領域Ｅ１の内部からガラス基板
１０．２０の外縁部に導出されており、特にＰＤＰ １
では、駆動回路との接続を容品とするため、対となる主
放電電極１１，１．１の一方及び他方がガラス基板ＩＯ
の両側の外縁部に振り分けて導出されている。また、各
ガラス基板１０．２０の外縁部には、フレキシブルケー
ブルなどによって図示しない駆動回路と接続するために
、主放電電極１１及びアドレス電極２２を膨大させた端
子部１１０，２２０が設けられている。
第１図は本発明に係るＰＤＰ １の主族′ｒ！１電極１
１の構造を示す斜視図であり、第５図の破線で囲んだ部
分を拡大して示すものである。
１の構造を示す斜視図であり、第５図の破線で囲んだ部
分を拡大して示すものである。
第１図において、主放電電極１１は、幅が例えば１６０
ｐｍとされた帯状の透明電極１３と、透明電極１３にそ
の延長方向（以下［Ｘ方向」という）に沿って重ねられ
たバス電極１５とから構成されている。透明電極１３は
、厚さが８００人程度の酸化錫膜（ネサ膜）のパターン
ニングにより形成される。
ｐｍとされた帯状の透明電極１３と、透明電極１３にそ
の延長方向（以下［Ｘ方向」という）に沿って重ねられ
たバス電極１５とから構成されている。透明電極１３は
、厚さが８００人程度の酸化錫膜（ネサ膜）のパターン
ニングにより形成される。
バス電極１５は、透明電極１３に対してＸ方向に突出し
、その突出した部分は、端子部＋１０を含めてガラス基
板１０の上に直接に設けられている。このようなバス電
極は、透明電極１３を形成した後に、スパンタリング蒸
着によってクロム、銅、クロムを順に積層し、その金属
薄膜（厚さは１．２μｍ程度）をフォトリソグラフィ法
によってパターンニングすることによって形成される。
、その突出した部分は、端子部＋１０を含めてガラス基
板１０の上に直接に設けられている。このようなバス電
極は、透明電極１３を形成した後に、スパンタリング蒸
着によってクロム、銅、クロムを順に積層し、その金属
薄膜（厚さは１．２μｍ程度）をフォトリソグラフィ法
によってパターンニングすることによって形成される。
主放電電極１１では、その端部がバス電極１５のみによ
って構成されており、剥離の生しる界面は、ガラス基板
１０とバス電極１５との界面のめとなり、また、クロム
−銅−クロＬの金属薄膜とガラスとの密着力が大きいこ
とと相まって、通常の使用環境間下における主放電電極
１１の剥削はほぼ抑えられる。
って構成されており、剥離の生しる界面は、ガラス基板
１０とバス電極１５との界面のめとなり、また、クロム
−銅−クロＬの金属薄膜とガラスとの密着力が大きいこ
とと相まって、通常の使用環境間下における主放電電極
１１の剥削はほぼ抑えられる。
第２図は本発明の第２実施例の主放電電極１１ａの構造
を示す斜視図、第３図は本発明の第３実施例の主放電電
極１１ｂの構造を示す斜視図である。これらの図におい
て、第１図と同一の機能を有する構成要素には同一の符
号を付しである。
を示す斜視図、第３図は本発明の第３実施例の主放電電
極１１ｂの構造を示す斜視図である。これらの図におい
て、第１図と同一の機能を有する構成要素には同一の符
号を付しである。
第２図において、主放電電極１１ａは透明電極１３とバ
ス電極１５ａとからなり、バス１ｌｔｌｉ１５ａは、表
示の輝度を高めるために透明電極１３より小さい幅とさ
れた帯状の補助導体部１６ａ、ガラス基板１０上に直接
に設けられた端部導出部１７ａ、及びこれら補助導体部
１６ａと端部導出部１７ａとを一体化する連結部１８ａ
から構成されている。
ス電極１５ａとからなり、バス１ｌｔｌｉ１５ａは、表
示の輝度を高めるために透明電極１３より小さい幅とさ
れた帯状の補助導体部１６ａ、ガラス基板１０上に直接
に設けられた端部導出部１７ａ、及びこれら補助導体部
１６ａと端部導出部１７ａとを一体化する連結部１８ａ
から構成されている。
第１図との対比かられかるように、第２図のＰＤＰｌａ
は、第１実施例の主放電電極１１に対して、透明電極１
３の端部におけるバス電極１５ａによる被覆の形態に特
徴を有する。
は、第１実施例の主放電電極１１に対して、透明電極１
３の端部におけるバス電極１５ａによる被覆の形態に特
徴を有する。
すなわち、連結部ｌｅａは、透明電極１３のＸ方向に沿
った側辺１３ｓ及びＸ方向の端辺１３ｒを平面視形状が
Ｌ字状となる範囲に渡って被覆するようにパターンニン
グされている。
った側辺１３ｓ及びＸ方向の端辺１３ｒを平面視形状が
Ｌ字状となる範囲に渡って被覆するようにパターンニン
グされている。
これにより、透明電極１３の周縁の内で、主放電電極１
１ａによって被覆される部分の長さを透明電極１３の軸
以上とすることができる。したがって、金属薄膜又はレ
ジスト層のステップカバ１／ツジ（段差の被覆状態）の
不良により、主放電電極１１ａのパターンユング時にエ
ツチング液が被覆部に滲み込みんだ場合であっても、エ
ツチングの進行が被覆距諦の全長にまで達することはな
く、主成１ｉ電極１１ａの断線には至らない。
１ａによって被覆される部分の長さを透明電極１３の軸
以上とすることができる。したがって、金属薄膜又はレ
ジスト層のステップカバ１／ツジ（段差の被覆状態）の
不良により、主放電電極１１ａのパターンユング時にエ
ツチング液が被覆部に滲み込みんだ場合であっても、エ
ツチングの進行が被覆距諦の全長にまで達することはな
く、主成１ｉ電極１１ａの断線には至らない。
第３図において、主放電電極１１ｂは、透明電極１３と
バス電極１５ｂとからなり、バス電極１５ｂは、補助導
体部１６ｂ、＃ａ部導出部１７ｂ、及び連結部１８ｂか
ら構成されでいる。
バス電極１５ｂとからなり、バス電極１５ｂは、補助導
体部１６ｂ、＃ａ部導出部１７ｂ、及び連結部１８ｂか
ら構成されでいる。
連結部１８ｂは、透明電極１３のＸ方向に沿った側縁１
３ｓ及びＸ方向の端縁１３ｒを平面視形状がＵ字状とな
る範囲に渡って被覆するようにパターンニングされてい
る。
３ｓ及びＸ方向の端縁１３ｒを平面視形状がＵ字状とな
る範囲に渡って被覆するようにパターンニングされてい
る。
第４図は本発明の第４実施例の主放電電極１１Ｃの構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
第４図において、ＰＤＰｌｃの主放電電極１１Ｃは、透
明電極１３ｃとバス電極１５ｃとから構成され、バス電
極１５ｃは、クロム−銅−クロムの三層構造とされ、透
明電極１３ｃを被覆する二酸化珪素（Ｓ ｉＯｚ）膜Ｉ
９上に設けられている。
明電極１３ｃとバス電極１５ｃとから構成され、バス電
極１５ｃは、クロム−銅−クロムの三層構造とされ、透
明電極１３ｃを被覆する二酸化珪素（Ｓ ｉＯｚ）膜Ｉ
９上に設けられている。
また、二酸化珪素Ｂｕ Ｉ ９は、膜厚が数Ｉｍ程度と
され、例えばスパッタリング蒸着によって形成される。
され、例えばスパッタリング蒸着によって形成される。
このような二酸化珪素膜１９は、バス電極１５ｃ、透明
電極１３ｃ、及びガラス基板１０のそれぞれとの密着力
が大きいので、ＰＤＰ １ ｃでは、透明電極１３ｃと
バス電極１５ｃとの接合が強固となるとともに、透明電
極１３ｃとガラス基板ｌＯとの接合強度も増す。したが
って、バス電極１５ｃ又は透明電極１３ｃの剥離による
主放電電極１１ｃの断線が防止される。
電極１３ｃ、及びガラス基板１０のそれぞれとの密着力
が大きいので、ＰＤＰ １ ｃでは、透明電極１３ｃと
バス電極１５ｃとの接合が強固となるとともに、透明電
極１３ｃとガラス基板ｌＯとの接合強度も増す。したが
って、バス電極１５ｃ又は透明電極１３ｃの剥離による
主放電電極１１ｃの断線が防止される。
なお、二酸化珪素膜１９は絶縁膜であるが、ＰＤＰｌｃ
はＡＣ駆動型であって、主放電電極１１Ｃには交流電圧
が印加されるので、容量結合によってバス電極１５ｃと
透明電極１３ｃが電気的に接続される。
はＡＣ駆動型であって、主放電電極１１Ｃには交流電圧
が印加されるので、容量結合によってバス電極１５ｃと
透明電極１３ｃが電気的に接続される。
上述の実施例においては、面放電形式のＰＤＰｌ、ｌａ
、ｌｂ、ｌｃを例示したが、対向放電形式のＦＤＰ、Ｅ
Ｌパネル、液晶パネルなどのフラット形表示装置にも、
本発明を適用することかできる。
、ｌｂ、ｌｃを例示したが、対向放電形式のＦＤＰ、Ｅ
Ｌパネル、液晶パネルなどのフラット形表示装置にも、
本発明を適用することかできる。
（発明の効果〕
本発明によれば、透明電極とその補助としての金属電極
とからなる表示用電極の剥離による断線を可及的に防止
することができ、フラット形表示装置の信転性を高める
ことができる。
とからなる表示用電極の剥離による断線を可及的に防止
することができ、フラット形表示装置の信転性を高める
ことができる。
さらに請求項２の発明によれば、透明基板と透明電極と
の間の段差部で生しる金属電極の断線を防止することが
できる。
の間の段差部で生しる金属電極の断線を防止することが
できる。
第１図は本発明に係るＦＤＰの主放ｔ１！極の構造を示
す斜視図、 第２図は本発明の第２実施例の１放を電極の構造を示す
斜視図、 第３図は本発明の第３実施例の主放電電極の構造を示す
斜視図、 第４図は本発明の第４実施例の主放電電極の構造を示す
斜視図、 第５図は本発明に係るＦＤＰの電極構造を示す図、 第６図は従来のＦＤＰの表示用電極の構造を示す部分斜
視図である。 図において、 １、ｌａ、ｌｂ、ｌｃはＰＤＰ （フラ・ノド形表示装
置）、 １０はガラス基板（透明基板）、 １１ １１ａ、１１ａ）（１１ｂ、ｌｉｅは主放電電極
（表示用電極）、 １３は透明電極、 １５．１５ａ、１５ｂ、１５ｃはバス電極（金属補助電
極）、 １６ａ、１６ｂは補助導体部、 １７ａ、１７ｂは端部導出部、 １８ａ、１８ｂは連結部、 １９は二酸化珪素膜である。 １・・・ＦＤＰ （フラット形表示装置）１０・・・ガ
ラス基板 １１・・・主放電電極（表示用電極） １３・・・透明電極 １５・・・バス電極（金属補助電極） 本発明に係るＦＤＰの主放電電極の構造を示す斜視図第
１図
す斜視図、 第２図は本発明の第２実施例の１放を電極の構造を示す
斜視図、 第３図は本発明の第３実施例の主放電電極の構造を示す
斜視図、 第４図は本発明の第４実施例の主放電電極の構造を示す
斜視図、 第５図は本発明に係るＦＤＰの電極構造を示す図、 第６図は従来のＦＤＰの表示用電極の構造を示す部分斜
視図である。 図において、 １、ｌａ、ｌｂ、ｌｃはＰＤＰ （フラ・ノド形表示装
置）、 １０はガラス基板（透明基板）、 １１ １１ａ、１１ａ）（１１ｂ、ｌｉｅは主放電電極
（表示用電極）、 １３は透明電極、 １５．１５ａ、１５ｂ、１５ｃはバス電極（金属補助電
極）、 １６ａ、１６ｂは補助導体部、 １７ａ、１７ｂは端部導出部、 １８ａ、１８ｂは連結部、 １９は二酸化珪素膜である。 １・・・ＦＤＰ （フラット形表示装置）１０・・・ガ
ラス基板 １１・・・主放電電極（表示用電極） １３・・・透明電極 １５・・・バス電極（金属補助電極） 本発明に係るＦＤＰの主放電電極の構造を示す斜視図第
１図
Claims (3)
- （１）透明基板（１０）上に形成された透明電極（１３
）と、当該透明電極（１３）に重なる金属補助電極（１
５）（１５ａ）（１５ｂ）とからなる一方向に延びた表
示用電極（１１）（１１ａ）（１１ｂ）を有し、 前記表示用電極（１１）（１１ａ）（１１ｂ）の端部で
は、前記金属補助電極（１５）（１５ａ）（１５ｂ）が
、前記透明電極（１３）に対して当該表示用電極（１１
）（１１ａ）（１１ｂ）の延長方向に突出して前記透明
基板（１０）上に直接に設けられてなることを特徴とす
るフラット形表示装置（１）。 - （２）透明基板（１０）上に形成された透明電極（１３
）と、当該透明電極（１３）に重なる金属補助電極（１
５ａ）（１５ｂ）とからなる一方向に延びた表示用電極
（１１ａ）（１１ｂ）を有し、 前記金属補助電極（１５ａ）（１５ｂ）は、前記透明電
極（１３）上に設けられた補助導体部（１６ａ）（１６
ｂ）と、 前記透明電極（１３）に対して前記表示用電極（１１ａ
）（１１ｂ）の延長方向に突出し、且つ前記透明基板（
１０）上に直接に設けられた端部導出部（１７ａ）（１
７ｂ）と、前記透明電極（１３）の延長方向に沿った辺
部の少なくとも一部を被覆するように設けられて前記補
助導体部（１６ａ）（１６ｂ）と前記端部導出部（１７
ａ）（１７ｂ）とを一体化する連結部（１８ａ）（１８
ｂ）とから構成されてなることを特徴とするフラット形
表示装置（１ａ）（１ｂ）。 - （３）透明基板（１０）上に契約された一方向に延びる
透明電極（１３ｃ）と当該透明電極（１３ｃ）に重なる
金属補助電極（１５ｃ）とからなる表示用電極（１１ｃ
）を有し、前記金属補助電極（１５ｃ）は、前記透明電
極（１３ｃ）を覆う二酸化珪素膜（１９）上に設けられ
てなることを特徴とするフラット形表示装置（１ｃ）。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16498990A JP3084048B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16498990A JP3084048B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0456039A true JPH0456039A (ja) | 1992-02-24 |
| JP3084048B2 JP3084048B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=15803725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16498990A Expired - Lifetime JP3084048B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3084048B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6469441B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-10-22 | Lg Electronics Inc. | Plasma display panel having a metallic electrode with a wider end portion |
| US6784614B2 (en) | 1999-12-09 | 2004-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrode plate and manufacturing method for the same, and gas discharge panel having electrode plate and manufacturing method for the same |
| US7531962B2 (en) | 2003-11-26 | 2009-05-12 | Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited | Flat panel display formed by tetragonal first and second substrates |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004253231A (ja) | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Pioneer Electronic Corp | プラズマディスプレイパネル |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16498990A patent/JP3084048B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6469441B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-10-22 | Lg Electronics Inc. | Plasma display panel having a metallic electrode with a wider end portion |
| US6784614B2 (en) | 1999-12-09 | 2004-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrode plate and manufacturing method for the same, and gas discharge panel having electrode plate and manufacturing method for the same |
| US6879105B2 (en) | 1999-12-09 | 2005-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrode plate and manufacturing method for the same, and gas discharge panel having electrode plate and manufacturing method for the same |
| US7125303B2 (en) | 1999-12-09 | 2006-10-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrode plate and manufacturing method for the same, and gas discharge panel having electrode plate and manufacturing method for the same |
| US7531962B2 (en) | 2003-11-26 | 2009-05-12 | Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited | Flat panel display formed by tetragonal first and second substrates |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3084048B2 (ja) | 2000-09-04 |
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