JPH0455649A - 快適環境創造システム - Google Patents

快適環境創造システム

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JPH0455649A
JPH0455649A JP2167814A JP16781490A JPH0455649A JP H0455649 A JPH0455649 A JP H0455649A JP 2167814 A JP2167814 A JP 2167814A JP 16781490 A JP16781490 A JP 16781490A JP H0455649 A JPH0455649 A JP H0455649A
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environmental
space
indoor space
sound
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JP2167814A
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Inventor
Yukio Shirai
幸夫 白井
Takeshi Sekiguchi
猛 関口
Takamasa Kikuchi
菊地 孝真
Kenji Nakamura
健二 中村
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、建物の内部空間、車両、船舶、航空機、宇
宙、大温度地下空間等の人間の活動する空間に快適化さ
れた環境を創造する快適環境創造システムに関する。
「従来の技術」 人間の活動する空間に快適な環境を創出しようとする試
みは舌〈かも行なわれているか、従来の方法は、空調機
、BGMなどの手段により温度、湿度、照度、音、にお
いなどの環境要素を単独で出力し制御するものであり、
また、その制御方式も各環境要素を画一化された値に保
つものであっIこ 。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、人間の活動する空間は用途に応して様々な場
に分類できる。たとえば業務・商業施設、居住施設、保
養・レジャー施設等に分類でき、さらにたとえば業務・
商業施設は執務空間、会議室、エントランスホール、ア
トリウム、応接室、役員室、店舗、ジョールーム等に分
類できる。またたとえば執務空間は創造の場、集中の場
、効率的業務の場などに小分類できると考えられる。
このように、人間の活動する空間は様々あり、各種空間
に求められる上記の環境も、用途、外部環境、内部の人
間活動状況等により変化し、各環境要素が複合的に作用
するものである。
しかしなから、従来の技術、方法ではこうした対応が不
可能であった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、予め設
定しておいた環境条件を、各環境要素を総合的に制御す
ることにより、室内空間に再現することのできる快適環
境創造システムを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明にかかる快適環境創造システムは、予め設定さ
れた室内空間の環境条件を任意に選択する操作部と、目
的の環境条件を再現するための環境要素を出力する環境
機器群と、前記操作部からの情報により前記環境機器群
を制御する制御部とを備えてなるものである。なお前記
環境要素は、風、香り、光、音、映像のうちの任意の要
素であることが望ましい。
「作用」 操作部において予め目的・用途別に設定された室内空間
の環境条件の一つを選択すると、操作部から選択された
情報か制御部に送られ、制御部からは選択された環境条
件を再現するための制御情報が環境機器群に送られる。
そして、環境機器群からは制御された環境要素が出力さ
れ、目的の環境が再現されることになる。この場合、風
、香り、光、音、映像の各環境要素が予め設定された環
境条件を再現するように任意に組み合わされ、かつ各出
力量も制御されることにより、1つの室内空間に各種の
目的・用途に応じた最適な環境が創造されることになる
「実施例」 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は本発明の快適空間創造システムSのシステム系
統図、第2図はシステムレイアウトをそれぞれ示してい
る。
本発明にかかる快適空間創造システムSは、これらの図
に示すように、予め設定された室内空間にの環境条件を
任意に選択するパネル端末(操作部)lと、選択された
環境条件を再現するための環境要素を出力する環境機器
群2と、前記操作部1からの選択された情報により前記
環境機器群2を制御する制御部3とを備えた主要構成と
されている。
前記パネル端末1は、本実箆例では制御部3の端末とし
て室内空間にの壁面等に設置されるもので、このパネル
端末1では画面タッチにより環境メニューの選択を行う
ようになっている。環境メニューには例えば「集中と対
話の空間」「創造する空間」「休息と開放の空間」が用
意され、各環境メニューには、画面を切換してそれぞれ
マニュアル操作により各環境を再現する環境要素を任意
に選択できるようになっている。
前記環境機器群2は、室内空間Kに非定常的な気流を発
生させるゆらぎ風発生手段4と、前記室内空間Kに各種
の香りを発生させる香り発生手段5と、前記室内空間に
の一般照明を可変とする照明可変手段6と、前記室内空
間にの色彩光を可変とする色彩光可変子育7と、前記室
内空間Kに1/fゆらぎ音を発生させるゆらぎ音発生手
段8と、前記室内空間Kに音映像により自然のゆらぎを
演出する環境演出手段9とに大別される。
前記ゆらぎ風発生手段4は、定常的な気流は必ずしも快
適ではないことから、気流に強弱と方向変化を持たせ、
自然のゆらぎに近い状態を作ることにより快適性の向上
をねらったもので、室内空間Kに強風、涼風、そよ風な
どのゆらぎ風を発生させるようになっている。具体的に
は、部屋にの外部の4箇所に設置された4台の送風機1
0が用いられ、部屋にの空気吹き出し口からゆらぎ風を
4方向に発生させるようにしている。なお、4台の送風
機10は任意に制御でき、各送風機1oによりゆらぎ風
を1方向〜4方向に同時に発生させることができる。
前記香り発生手段5は、室内空間Kにシトラス系、70
−ラル系、グリーン系、ウツデイ系、ミント系の各香り
を発生させ、アロマテラピー的効果を利用して快適性の
向上をねらったもので、ホテル等の微弱具を嫌う空間に
対しては香料の替わりに消臭効果の大きい消臭液などを
気化させて流すこともできる。具体的には、香り発生装
置11からの香りを各送風機10を利用して部屋にの空
調空気吹き出し口から流すようにしている。
前記照明可変手段6は、画一化されている一般照明の照
度を可変にすることにより様々な演出を可能として快適
性の向上をねらったもので、室内にの一般照明の照度切
換、照度連続的経時変化、配光(光源位置)切換、配光
連続的経時変化を行なわせるようになっている。具体的
には、室内空間にの天井中央に白熱灯12a(系統−1
)が配置され、その周囲に白熱灯12b(系統−2)が
配置され、部屋にの各壁面に沿って白熱灯12c(系統
−3)が配置され、部屋にの四隅に白熱灯12d(系統
−4)が設置され、天井中央には蛍光灯12eが配置さ
れている。
前記色彩光可変手段7は、色彩変化のない天井、壁、植
栽等にRGB(赤、緑、青)の各光源を任意の強度で混
合して作り出した色彩光をあて、色々な色彩変化を与え
ることにより快適性の向上をねらったもので、具体的に
は部屋にの天井の所望の位置に色光灯13を配置してい
る。また1つの壁面には、窓の形態をなし、自然に近い
光を採り入れることにより自然のゆらきや時間的変化を
与えるようにした擬似窓14が設けられ、その背後には
採光用の色光灯15が設置されている。
前記ゆらぎ音発生手段(1/fゆらぎ音発生装置)8は
、1/fゆらぎ音を発生させることにより部屋に内の騒
音のマスキング効果やりラクゼーンヨン効果を狙ったも
ので、具体的には、1/1ゆらぎ音発生装置8において
半導体の熱雑音を利用して1/【ゆらぎ音を発生させ、
アンプを通して部屋にの壁面に埋め込んだスピーカー2
4がら流すようにしている。
ここで「1/fゆらぎ音」について説明すると、小川の
せせらぎや波の音・クラシック音楽など、人が心地良い
と感じる音は、音量と周波数の変化の仕方に一定の性質
の「ゆらぎ」を持ち、一般にこの種のゆらぎは1/1の
傾きを持つ「1/fゆらぎ」と呼ばれ、自然界に普遍的
に存在している。ところが、自然音を長時間にわたって
再生する場合、録音時間にも機械的に限度があり、同じ
音の繰り返しでは不自然になる。そこで、自然の音(鳥
の声、虫の声、川のせせらぎ、波の音など)の短時間の
サンプリング録音を「自然のゆらぎ」のリズムにのせて
再生することにより、半永久的に繰り返しのない自然音
を再現することができる。このようにして再現されt;
自然音を「1/fゆらぎ音」という。
前記環境演出手段9は、部屋Kに自然環境を作り出し、
自然のゆらぎや時間変化を与えることにより快適性の向
上をねらったもので、部屋Kに自然風景写真や風景動画
などの環境映像を映し出す映像装置16と、それらの風
景の他にも実際の外部の風景を映し出す擬似窓17と、
これらの風景どは別にあるいは一緒に環境音やBGMを
室内空間Kに流す音響装置18とが用いられている。具
体的には、部屋にの天井中央から配置されたフロント・
プロジェクタ19が前方の壁面に設けられた大スクリー
ン20にLDプレーヤ21からの環境映像を映し出し、
擬似窓17には背後からリア・プロジェクタ22がLD
プレーヤ21からの環境映像を鏡17aを介して映し出
すようになっている。また、CDプレーヤ23からの環
境音、BGMを室内空間にの壁面に多数埋設されたスピ
ーカー24から流すようになっている。
前記制御部3は、操作パネルlを制御する操作パネル制
御用パーソナルコンピュータ25と、こ(7) fi 
fF /<ネル制御用パーソナルコンピュータ25から
の指令情報により上記の環境機器群2を統合的に制御す
る環境制御用パーソナルコンピュータ26と、環境制御
用パーソナルコンピュータ26からの制凋情報を環境機
器群2の各環境機器に分配する回線分配機(マルチプレ
クサ)27とから構成されている。回線分配機27から
はパワーコントローラ28、CDプレーヤ23、LDプ
レーヤ21、調色コントローラ29に回線が分配されて
いる。前記パワーコントローラ28は、環境制御用パー
ソナルコンピュータ26からの制御情報に基づいて送風
機10、香り発生装置11、白熱灯12a・・・、蛍光
灯12e、1#ゆらぎ音発生装置8の各出力を制御する
ようになっている。また前記調色コントローラ29は色
光灯13・・・の調色を制御するようになっている。
以上のように構成されt;快適環境創造システムSは、
以下のような手順で処理される。
パネル端末1の画面タッチにて空間環境メニューの選択
を行うことにより環境制御入力が行なわれる。入力と同
時にパネル端末lはその情報をパネル端末制御用パーソ
ナルコンピュータ25に送信し、パネル端末制御用パー
ソナルコンピュータ25は受信と同時に環境制御用パー
ソナルコンピュータ26へ送信する。環境制御用パーソ
ナルコンピュータ26は受信すると同時に回線分配機2
7を介して各環境機器へ指示し、目的の環境を再現する
ここで、本突施例の快適環境創造システムSを用いた室
内空間にの環境設定の具体例を示すと、以下の通りであ
る。環境設定メニューは 「集中と対話の空間」「創造
する空間」「休息と開放の空間」の3つとする。
「集中と対話の空間」 本設定は、集中して会議を行う場として最適な環境をつ
くり出す機能を要求し、パネル端末1の「集中と対話の
空間」を押すことによりパネル端末制御用パーソナルコ
ンピュータ25以降が作動し、以下のような環境制御が
自動的に行なわれる。
1(1)香り発生装置11からシトラス系等の香りを室
内空間Kに供給し、その前に行なわれていた会議のたば
こや人いきれによる嫌や臭いを取り去ると同時に、香り
による快適感を付加する。
(2)蛍光灯12eだけではなく周囲の壁面ダウンライ
ト12C,12dを点灯し、照明によって親しみやすく
、広がり感のある環境をつくり出すことによって、和や
かな雰囲気の中で本題に入る前の雑談を行うことができ
る。
(3)徐々に周囲のダウンライト12e、12dの照度
を落とし、同時に室中央部の照明12m、12bを点灯
し、(またはその照度を上げて)会議テーブル上の照度
を高めることによって、会議に集中できる環境をつくり
出す。
(4)会議中に時折、シトラス系、ウツデイ系等の集中
力を高める効果のある香りを室内空間Kに供給する。
2(1)集中力を持続するために、例えば、1時間毎に
休息と気分転換を図る。そのために、再び、会議テーブ
ル上の照度を徐々に下げ、周囲の壁面の照度を上げ、和
やかな雰囲気をつくり出す。
(2)同時に、それまでとは異なる香りを3方向からの
風向、風速の不規則に変化する自然界のゆらぎ風を流し
、爽快感を与える。
(3)更に小鳥のさえずり、せせらぎ等の自然音まI;
は、心理効果を考慮したBGMを流す。部屋の壁、隅部
に多数理め込まれたスピーカー24によるサラウンド効
果を活がし、この音が遠く微かに聞こえてくる環境をつ
くり出す。
3(1)このような気分転換の時間を、例えば5分程度
設けた後、再び前述の集中できる環境へ戻し、会議をす
すめる。
なお、会議の予定時間に応じて、気分転換の時間帯は任
意に設定できる。
「創造する空間」 本設定は、企画、立案、発想するために最適な環境をつ
くり出す機能を要求し、パネル端末lの「創造する空間
」を押すことによりパネル端末制御用パーソナルコンピ
ュータ25以降が作動し、以下のような環境制御が自動
的に行なわれる。
(1)照明は、蛍光灯12cでは無く、白熱灯12よ、
12bとし、周囲の壁面ダウンライト12c。
12dも点灯させ、質感の高い、落ち着きのある環境を
つくり出す。
(2)同時に、草花等の香りと4方向からの風向、風速
が不規則に変化するゆらぎ風(例えば、高原の風の実測
データに基づいて、それを再現した自然界の風)を送風
機10から流し、爽快感を与える。
0)更に、小鳥のさえずり、せせらぎ等の自然音または
、心理効果を考慮したBGMを流す。部屋の壁、隅部に
多数理め込まれたスピーカー24によるサラウンド効果
を活かし、この音が遠く微かに聞こえてくる環境をつく
り出す。
また、擬似窓17を利用する場合は、その風景にあった
環境音を流すことによって、相乗効果が期待できる。
(4)新しいものを発想する場合、人は机上を凝視せず
周囲に目を移すことが多いので、窓から見える風景が与
える心理的影響は大きい。したがって、無窒室の場合、
または窓が在っても閉鎖的な印象を与えるような場合に
は、擬似窓171こ風景を映し出し、開放感、安心感を
与える。
この映像は、通常窓から見えるような角度tこカメラア
ングルを固定した動画で、リゾート地等の美しい風景に
よって、より快適感を高めることができるが、一方、屋
外の情景をリアルタイムで映し出すことによっても充分
効果が期待できる。
(5)擬似窓17の風景に合った色彩光を色光灯13に
よって天井や壁面等に照射し、また色調を微妙にゆらが
せ(変化させ)、より自然な快適感を与える。
「休息と開放の空間」 本設定は、リラックス、リフレッシュに最適な環境をつ
くり出す機能を要求し、パネル端末工の「休息と開放の
空間」を押すと、「リラックス」「リフレッシュ」の選
択肢があり、いずれかを押すと、以下のような環境制御
が自動的に行なわれる。
■、リラックス (1)部属全体の照度を低くし、休息できるゆったりと
した雰囲気を出す。
(2)緊張緩和、鎮静等の心理・生理的効果のあるフロ
ーラル系、ハーブ系等の香りを流す。
(3)自然のゆらぎ風を再現する。ただし、前述の仕事
の場とは異なり風の強弱がゆっくりと変化する。
(4)大形スクリーン20に緊張緩和、鎮静等を図る浜
辺や草原等の自然の風景映像を映すと同時に映像に合っ
た自然界の環境音を流し、効果を高める。
また、同様な効果のあるBGMを付加する二とによって
、相乗効果が期待できる。
(5)映像に合った色彩光を色光灯13によって天井や
壁面等に照射し、また色調を微妙にゆらがせ(変化させ
)、より自然な快適感を与える。
2、リフレッシュ (+)大形スクリーン20に覚醒、気分転換を図る活発
な動きのある映像を映すと同時に、映像に合った環境音
を流す。
(2)映像に合った色彩光を色光灯16によって天井や
壁面等に照射し、また色調を微妙にゆらがせ(変化させ
)、より自然な快適感を与える。
(3)照明は、白熱灯12a・・・のみとし、周囲の壁
面ダウンライト12c、12dを中心に映像の鮮明度に
影響しない範囲で照度を高める。
(4)覚醒、循環器系活性化等の心理・生理的効果のあ
るシトラス系、ミント系等の香りを時折流す。
(5)自然のゆらぎ風を再現する。但し、前述の仕事の
場とは異なり人に当たる瞬間的な最大風速が0.5〜5
m/s程度とし、清涼感のあるリフレッシュ効果を高め
る。
(5)l&に、急速に照度を高め、蛍光灯12eを含め
た全ての照明を100%照度で点灯させ、通常の執務へ
戻るための覚醒を図る。
なお、「リラックス」「リフレッシュ」のメニューでは
、個人の好みに応じて、環境音、風、香り、照明の種類
をパネル端末1にて自由に選択することができる。
また、本発明にかかる快適環境創造システムは、自然の
「ゆらぎ」を部屋Kに与える手段どして、ゆらぎ風発生
手段4、ゆらぎ音発生手段8、環境演出手段9を挙げた
が、ゆらぎ音発生手段8以外の各手段に対しても「17
fゆらぎ」を持たせてよく、その反対にゆらぎ音発生手
段8に単なる「ゆらぎ」を持たせてもよい。
以上の説明においては、環境を設定する対象空間の例と
して執務空間、会議室を挙げたが、本発明の快適環境創
造システムSを適用する空間は以上の例に限定されない
業務・商業施設としては、エントランス/ホール、アト
リウム、応接室、役員室、店舖/ジョールームへの適用
が考えられる。また上お会議室には企画・構想の場の他
に討議・決定の場、プレゼンテーションの場、事務連絡
の場への適用が考えられる。さらに保養・レジャー施設
としては、総合スポーツ施設、フィット不ス、クアハウ
ス、アミューズメント施設、リゾートホテルのエントラ
ンス/ホール、客室への適用が考えられる。また特殊空
間として地下空間、無窮空間、その他にもデパート、劇
場、コンサートホール等への適用が考えられる。
第3図は快適環境創造システムにおけるシステム系統の
詳細を示している。
この図に示すように、回線分配機27からの制御情報に
よりCDl30からの音情報はミキサー31で加工され
た後、音場創成機32に送信され、音場創成機32から
の制御に基づいて各アンプ33で増幅された音情報が、
室内空間の壁面、隅部に埋め込まれたスピーカー24か
ら流され、目的の音環境が再現されることになる。また
、CDプレーヤ23、DATプレーヤ34、カセットプ
レーヤ35からの音情報もAVアンプ36に送信されて
増幅され、AVアンプ36からは音情報が前記ミキサー
31に送信され、加工されるようになっている。さらに
、LDプレーヤ21、ビデオプレーヤ37からの音情報
かセレクタ38を介して前記ミキサー31と音場創成機
32に送信されるようになっている。またLDプレーヤ
21、ビデオプレーヤ37からの映像情報はセレクタ3
8を介して音場創成機32又は直接リアプロジェクタ2
2に送信され、リアプロジェクタ22から擬似窓17に
風景を映し出すようになっている。また、音場創成機3
2に送信された映像情報はスキャンコンバータ39を介
してフロントプロジェクタ19に送信され、大スクリー
ン20に映し出すようになっている。なお、1/Iゆら
ぎ音発生装置11からの1/Iゆらぎ音情報はアンプ4
0で増幅された後、スピーカー24から室内空間に流さ
れるようになっている。
以上の各音情報、映像情報は予めパネル端末1で設定さ
れた環境条件に基づいて、パネル端末制御用パーソナル
コンピュータ25以降で制御され、目的の音環境、映像
環境が作り出される結果、その他の環境要素と合わせて
最適な環境を作り出すことかできる。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、本発明の快適環境創造シス
テムによれば、予め設定された室内空間の環境条件を任
意に選択する操作部と、目的の環境条件を再現するため
の環境要素を出力する環境機器群と、前記操作部からの
情報により前記環境機器群を制御する制御部とを備える
構成としたから、予め設定した環境条件に基づいて、複
合的に人間に作用する各環境要素を、単独ではなく総合
的に制御して、室内空間に目的・用途別に高度に快適化
された環境を創造することかで5きる。またこれにより
、建物の内部空間、車両、船舶、航空機、大深度地下空
間等の限られた空間を種々の利用空間に切換して、合理
的かつ複合的な空間の利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は快適環境創造システムの系統図、第2図はシ
ステムレイアウトを示す図、第3図はシステム系統図の
要部詳細図である。 1・・・・・・操作部(パネル端末)、2・・・・・・
環境機器群、 3・・・・・・制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め設定された室内空間の環境条件を任意に選択
    する操作部と、目的の環境条件を再現するための環境要
    素を出力する環境機器群と、前記操作部からの情報によ
    り前記環境機器群を制御する制御部とを備えてなること
    を特徴とする快適環境創造システム。
  2. (2)前記環境要素は、風、香り、光、音、映像のうち
    の任意の要素であることを特徴とする請求項1記載の快
    適環境創造システム。
JP2167814A 1990-06-26 1990-06-26 快適環境創造システム Pending JPH0455649A (ja)

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