JP2005098043A - 居室環境演出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室に演出できる居室環境演出装置を提供する。
【解決手段】温湿度環境制御装置7と、空気質環境制御装置8と、光環境制御装置9と、音響映像環境制御装置10と、環境情報記憶部4と、タイミング制御部17と、制御部2とを備え、この制御部2は、環境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出し、この抽出された環境情報を、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に、タイミング制御部17によってタイミングを合わせて伝達する。したがって、居室内では音響と映像とともに、それに応じた快適環境に保たれ、よって名勝地等の場所の映像とともに、より臨場感を持って、その場所の環境を居室にて容易に演出できる。
【選択図】 図5
【解決手段】温湿度環境制御装置7と、空気質環境制御装置8と、光環境制御装置9と、音響映像環境制御装置10と、環境情報記憶部4と、タイミング制御部17と、制御部2とを備え、この制御部2は、環境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出し、この抽出された環境情報を、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に、タイミング制御部17によってタイミングを合わせて伝達する。したがって、居室内では音響と映像とともに、それに応じた快適環境に保たれ、よって名勝地等の場所の映像とともに、より臨場感を持って、その場所の環境を居室にて容易に演出できる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、快適な居室環境を演出する居室環境演出装置に関する。
居室環境演出装置の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。
この装置は、入力装置部と、演算装置部と、出力装置部からなり、前記入力装置部は、湿度計と、照度計と、風量計からなり、前記温湿度計は、屋外の温度と湿度を計測して前記演算装置部に伝送し、前記照度計は、照度を計測して前記演算装置部に伝送し、前記風量は、風量と風向を計測して前記演算装置部に伝送し、前記演算装置部は、時刻演算部と、候演算部と、植生演算部と、流量演算部と、表示演算部と、音響演算部と、芳香演算部からなり、前記時刻演算部は現在の日時を演算し、前記天候演算部と植生演算部と流量演算部、前記入力装置部で計測された温度、湿度、照度、風量および演算された現在の日時を受け、天候、植生、および渓流水量を演算し、前記表示演算部と音響演算部と芳香演算部は、前記天候、植生、および渓流水量を受け、映像、音響、および芳香を設定し、前記入力装置から入力した前記温度情報と湿度情報と照度情報と風量情報と風向情報に基づいて、前記出力装置部の各装置への出力信号を演算し、前記出力装置部は、表示装置と、音響装置と、芳香装置からなり、前記表示装置は前記演算装置部によって決定された画像情報を壁掛けの薄型大画面ディスプレイにコンピュータグラフィックスと実写を用いて表示し、前記音響装置は前記演算装置部によって決定された音響情報を多チャンネルスピーカーにより出力し、記芳芳香装置は前記演算装置部によって決定された芳香情報を芳香材とファンにより出力し、自然を身近に感じることのできる空間を作り出すことを特徴とするものである。
この装置は、入力装置部と、演算装置部と、出力装置部からなり、前記入力装置部は、湿度計と、照度計と、風量計からなり、前記温湿度計は、屋外の温度と湿度を計測して前記演算装置部に伝送し、前記照度計は、照度を計測して前記演算装置部に伝送し、前記風量は、風量と風向を計測して前記演算装置部に伝送し、前記演算装置部は、時刻演算部と、候演算部と、植生演算部と、流量演算部と、表示演算部と、音響演算部と、芳香演算部からなり、前記時刻演算部は現在の日時を演算し、前記天候演算部と植生演算部と流量演算部、前記入力装置部で計測された温度、湿度、照度、風量および演算された現在の日時を受け、天候、植生、および渓流水量を演算し、前記表示演算部と音響演算部と芳香演算部は、前記天候、植生、および渓流水量を受け、映像、音響、および芳香を設定し、前記入力装置から入力した前記温度情報と湿度情報と照度情報と風量情報と風向情報に基づいて、前記出力装置部の各装置への出力信号を演算し、前記出力装置部は、表示装置と、音響装置と、芳香装置からなり、前記表示装置は前記演算装置部によって決定された画像情報を壁掛けの薄型大画面ディスプレイにコンピュータグラフィックスと実写を用いて表示し、前記音響装置は前記演算装置部によって決定された音響情報を多チャンネルスピーカーにより出力し、記芳芳香装置は前記演算装置部によって決定された芳香情報を芳香材とファンにより出力し、自然を身近に感じることのできる空間を作り出すことを特徴とするものである。
すなわち、この屋内環境演出装置は、温度と湿度と照度と風量を測定し、気候条件と時刻条件と天候条件に対応した自然景観を、屋内の表示装置と音響装置と芳香装置を用いて表現することにより、自然を身近に感じることのできる空間を作り出すことを特徴とするものである。
特開2000−17869号公報
ところで、上記のような居室環境演出装置では、温湿度計が屋外の温度と湿度を計測して演算装置部に伝送し、照度計が照度を計測して演算装置部に伝送し、風量計が風量と風向を計測して演算装置部に伝送し、演算装置部は、温度情報と、湿度情報と、照度情報と、風量情報と、風向情報に基づき、出力装置部の各装置への出力信号を演算し、出力装置部では、ディスプレイにコンピュータグラフィックスと実写を用いて表示し、音響装置により音響情報を多チャンネルスピーカーにて出力し、芳香装置により芳香情報を芳香材とファンにて出力するようにしているので、リアルタイムで屋外のそのときの環境(状況)を居室に演出できるが、例えば、夏季において、雪が降っている状況や秋の涼しい状況を居室に演出したり、冬季において、夏の暑い陽射しの状況等を演出するのは不可能である。
また、老人ホーム等で、足腰が不自由な者は、外出することが困難であるか、あるいは殆ど不可能な場合がある。このような足腰が不自由な者は旅行等も自由にできないので、所望の名勝地等の風景を大型のディスプレイに映し出すとともに、この映像とともにその名勝地等の環境(温度、湿度、照度、音、空気質)を擬似的に体験したいという要望があるが、上記のような居室環境演出装置では、所望の映像や環境を演出するのは困難である。
また、老人ホーム等で、足腰が不自由な者は、外出することが困難であるか、あるいは殆ど不可能な場合がある。このような足腰が不自由な者は旅行等も自由にできないので、所望の名勝地等の風景を大型のディスプレイに映し出すとともに、この映像とともにその名勝地等の環境(温度、湿度、照度、音、空気質)を擬似的に体験したいという要望があるが、上記のような居室環境演出装置では、所望の映像や環境を演出するのは困難である。
また、従来のこの種の居室環境演出装置では、ディスプレイに映し出される映像の頭出し部分に対応して音響装置や芳香装置を起動させるが、実際に各装置が起動するまでには、各装置のスイッチが入ってから実質起動するまでの間に若干のずれがあるために、例えば、風の音や水の音、草花の香りなどが使用者に実際に感じられるまでには、映像との間で多少のギャップが生じ、臨場感が不十分であるといった課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、所望の名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室に演出でき、より臨場感を得ることができる居室環境演出装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に居室の環境を演出する居室環境演出装置であって、
居室の少なくとも温度と湿度に関する環境を調整する温湿度調整装置11およびこれを制御する温湿度環境制御装置7と、
居室の空気の質に関する環境を調整する空気質調整装置12およびこれを制御する空気質環境制御装置8と、
居室の光に関する環境を調整する光調整装置13およびこれを制御する光環境制御装置9と、
居室の音響や映像に関する環境を調整する音響映像調整装置14およびこれを制御する音響映像環境制御装置10と、
居室に演出すべき環境の情報を記憶する環境情報記憶部4と、
前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9、音響映像環境制御装置10を制御する制御部2とを備え、
前記制御部2は、前記環境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出し、この抽出された環境情報を、前記音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することを特徴とする。
居室の少なくとも温度と湿度に関する環境を調整する温湿度調整装置11およびこれを制御する温湿度環境制御装置7と、
居室の空気の質に関する環境を調整する空気質調整装置12およびこれを制御する空気質環境制御装置8と、
居室の光に関する環境を調整する光調整装置13およびこれを制御する光環境制御装置9と、
居室の音響や映像に関する環境を調整する音響映像調整装置14およびこれを制御する音響映像環境制御装置10と、
居室に演出すべき環境の情報を記憶する環境情報記憶部4と、
前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9、音響映像環境制御装置10を制御する制御部2とを備え、
前記制御部2は、前記環境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出し、この抽出された環境情報を、前記音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することを特徴とする。
ここで、前記温湿度調整装置11としては、例えば、エアーコンディショナー11a等の居室の空調を行うものや、床下に設けられて、居室を間接的に暖める床下ヒータ11b等が挙げられるが、これらに限るものではない。
また、空気質調整装置12としては、例えば、空気清浄器12a、香り発生器12b、オゾン発生器12c等が挙げられるが、これらを一体化した空気質調整装置でもよい。さらに、空気清浄機能は、前記温湿度調整装置11としてのエアーコンディショナー11aに組み込むこともできるが、この場合、エアーコンディショナー11aの空気清浄機能を司る部分を空気質調整装置12の一部とすればよい。
また、空気質調整装置12としては、例えば、空気清浄器12a、香り発生器12b、オゾン発生器12c等が挙げられるが、これらを一体化した空気質調整装置でもよい。さらに、空気清浄機能は、前記温湿度調整装置11としてのエアーコンディショナー11aに組み込むこともできるが、この場合、エアーコンディショナー11aの空気清浄機能を司る部分を空気質調整装置12の一部とすればよい。
光調整装置13としては、例えば、照明13bや居室の窓からの差込む光を遮断可能な自動ブラインド13a等が挙げられるが、これらに限るものではない。
音響映像調整装置14としては、例えば、壁掛け式や壁埋込み式の薄型の大型ディスプレイ14aやスピーカ14b、録画装置14c、自動防音シャッター14d等が挙げられるが、これらに限るものではない。
また、環境情報記憶部4に記憶される環境情報としては、例えば、温湿度環境情報である空気温度、湿度、床下ヒータの温度、気流の代表データ、空気質環境情報である雰囲気中の塵埃濃度、酸素濃度、臭い成分濃度、オゾン濃度などの代表データ、光環境情報である照度、光スペクトル、陰影有無などの代表データ、音響映像環境情報である騒音レベル、背景音スペクトルデータ、名勝地等の所望の場所の映像や音響に関するデータなどが記憶される。
そして、これら環境情報は、環境シーン(例えば高原での朝、高原での夕暮れ、高原での夜等)毎に記憶されるとともに、環境情報は、環境シーンの種類毎、例えば、音響映像環境シーン、温湿度環境シーン、光環境シーン、空気質環境シーンごとに、それぞれ複数記憶されている。
音響映像調整装置14としては、例えば、壁掛け式や壁埋込み式の薄型の大型ディスプレイ14aやスピーカ14b、録画装置14c、自動防音シャッター14d等が挙げられるが、これらに限るものではない。
また、環境情報記憶部4に記憶される環境情報としては、例えば、温湿度環境情報である空気温度、湿度、床下ヒータの温度、気流の代表データ、空気質環境情報である雰囲気中の塵埃濃度、酸素濃度、臭い成分濃度、オゾン濃度などの代表データ、光環境情報である照度、光スペクトル、陰影有無などの代表データ、音響映像環境情報である騒音レベル、背景音スペクトルデータ、名勝地等の所望の場所の映像や音響に関するデータなどが記憶される。
そして、これら環境情報は、環境シーン(例えば高原での朝、高原での夕暮れ、高原での夜等)毎に記憶されるとともに、環境情報は、環境シーンの種類毎、例えば、音響映像環境シーン、温湿度環境シーン、光環境シーン、空気質環境シーンごとに、それぞれ複数記憶されている。
請求項1に記載の発明によれば、温湿度環境制御装置7は、制御部2によって環境情報記憶部4から抽出された温湿度に関する環境情報に基づいて温湿度調整装置11を制御して居室内を所定の空気温度、湿度、幅射温度、気流の状態すなわち温湿度環境に保つ。空気質環境制御装置8は、制御部2によって環境情報記憶部4から抽出された空気室に関する環境情報に基づいて空気質調整装置12を制御して居室内を所定の塵埃濃度、酸素濃度、香りの状態すなわち空気質環境に保つ。
光環境制御装置9は、制御部2によって環境情報記憶部4から抽出された光環境に関する環境情報に基づいて光調整装置13を制御して居室内を所定の照度、色調(色温度)の状態すなわち光環境に保つ。音響映像環境制御装置10は、制御部2によって環境情報記憶部4から抽出された音響映像環境に関する環境情報に基づいて音響映像調整装置14を制御して居室内を所定の騒音レベル、背景音の状態、映し出す映像、発する音声、すなわち音響映像環境に保つ。
そして、制御部は、環境情報記憶部4から好みの環境シーンの各環境情報を抽出し、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達するので、居室内では音響と映像とともに、各環境調整装置11〜14が制御されてそれに応じた快適環境に保たれる。
したがって、名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室にて容易に演出できる。
光環境制御装置9は、制御部2によって環境情報記憶部4から抽出された光環境に関する環境情報に基づいて光調整装置13を制御して居室内を所定の照度、色調(色温度)の状態すなわち光環境に保つ。音響映像環境制御装置10は、制御部2によって環境情報記憶部4から抽出された音響映像環境に関する環境情報に基づいて音響映像調整装置14を制御して居室内を所定の騒音レベル、背景音の状態、映し出す映像、発する音声、すなわち音響映像環境に保つ。
そして、制御部は、環境情報記憶部4から好みの環境シーンの各環境情報を抽出し、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達するので、居室内では音響と映像とともに、各環境調整装置11〜14が制御されてそれに応じた快適環境に保たれる。
したがって、名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室にて容易に演出できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の居室環境演出装置において、
ディスプレイ14aに映し出される映像と、温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14の起動時から作用するまでにかかる時間とのずれを調整する、タイミング制御部17を備えていることを特徴とする。
ディスプレイ14aに映し出される映像と、温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14の起動時から作用するまでにかかる時間とのずれを調整する、タイミング制御部17を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、各調整装置の起動から実質作動するまでにかかる時間のずれを調整するタイミング制御部17を備えることによって、ディスプレイ14aに映し出される映像と、各調整装置(温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14)の実際の作動とが、タイミング良くシンクロし、映像と居室空間とがリアルタイムに連携した臨場感のある状況を居室にて演出できるものである。
なお、タイミング制御部17には、予め、各調整装置のスイッチ起動から実質作動するまでの時間が登録されており、映像情報の頭出しのタイミングで実際に起動されるように制御するようになっている。例えば、温湿度調整装置11としてエアーコンディショナー11aのスイッチが起動から実質作動するまでの間に、例えば約1秒かかるとすると、この1秒のずれについてタイミング制御部17のメモリーに、この1秒のずれが記憶されており、さらに映像の頭出しのタイミングに合わせて、その1秒前にエアーコンディショナー11aのスイッチがオンになり、映像の頭出しのタイミングにエアーコンディショナー11aが作動しているものである。
なお、タイミング制御部17には、予め、各調整装置のスイッチ起動から実質作動するまでの時間が登録されており、映像情報の頭出しのタイミングで実際に起動されるように制御するようになっている。例えば、温湿度調整装置11としてエアーコンディショナー11aのスイッチが起動から実質作動するまでの間に、例えば約1秒かかるとすると、この1秒のずれについてタイミング制御部17のメモリーに、この1秒のずれが記憶されており、さらに映像の頭出しのタイミングに合わせて、その1秒前にエアーコンディショナー11aのスイッチがオンになり、映像の頭出しのタイミングにエアーコンディショナー11aが作動しているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の居室環境演出装置において、
居室に演出すべき環境シーンを選択する環境シーン選択手段(環境シーン選択ボタン)32を備えており、前記制御部2は、前記環境シーン選択手段32によって選択された環境シーンに基づいて、前記環境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出することを特徴とする。
居室に演出すべき環境シーンを選択する環境シーン選択手段(環境シーン選択ボタン)32を備えており、前記制御部2は、前記環境シーン選択手段32によって選択された環境シーンに基づいて、前記環境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、使用者が好みの環境シーンを環境シーン選択手段32で選択することによって、制御部2がこの環境シーンに基づいて、境情報記憶部4から所定の環境情報を抽出する。そして、この抽出された環境情報を、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達するので、選択された所望の名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室にて演出できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の居室環境演出装置において、
居室の環境を検出するセンサ6を備えており、
前記制御部2は、前記センサ6によって検出された居室の環境情報と、前記環境情報記憶部4から抽出した環境情報とを前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することを特徴とする。
居室の環境を検出するセンサ6を備えており、
前記制御部2は、前記センサ6によって検出された居室の環境情報と、前記環境情報記憶部4から抽出した環境情報とを前記温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することを特徴とする。
ここで、センサ6としては、居室の温度や湿度を検出できるセンサ、居室の明るさを検出できるセンサ、居室の空気の汚れ度合いを検出できるセンサ、居室の騒音を検出できるセンサ等が挙げられる。
請求項4に記載の発明によれば、制御部2は、環境シーンの環境情報を環境情報記憶部4から抽出し、環境制御装置7〜10に伝達するとともに、センサ6によって検出された居室の環境情報も環境制御装置7〜10に伝達するので、居室内が環境情報の状態に漸近するように、環境制御装置7〜10によって各調整装置11〜14を制御でき、よって、居室を容易かつ確実に環境シーンに合わせた快適環境とすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の居室環境演出装置において、
環境を演出する環境演出モードと、居室内での状況を報知する報知モードとを選択するモード選択手段(モード選択ボタン)32を備えており、このモード選択手段32によって報知モードが選択された場合に、前記制御部2は、環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を前記音響映像環境制御装置10に伝達することを特徴とする。
環境を演出する環境演出モードと、居室内での状況を報知する報知モードとを選択するモード選択手段(モード選択ボタン)32を備えており、このモード選択手段32によって報知モードが選択された場合に、前記制御部2は、環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を前記音響映像環境制御装置10に伝達することを特徴とする。
ここで、居室内での状況とは、例えば老人ホーム等において、老人等の使用者が居室内でお湯を沸していたり、お風呂にお湯を供給していたりする等、居室で使用者が行っている状況のことである。したがって、環境情報記憶部4には、上記のような状況に関する映像と音響の情報が記憶されている。
請求項5に記載の発明によれば、モード選択手段32によって報知モードを選択することによって、制御部2が、環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置10に伝達するので、音響映像調整装置14によって居室内の状況を映像と音響で報知できる。したがって、例えば老人ホーム等において、老人等の使用者が居室内でお湯を沸している場合に、この状況が音響映像調整装置14に映像や音響として出力されるので、使用者はお湯を沸していることを忘れることがない。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の居室環境演出装置において、
居室内での状況を検出するセンサ6を備えており、
前記制御部2は、前記センサ6によって検出された居室内状況情報に基づいて、前記環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を前記音響映像環境制御装置10に伝達することを特徴とする。
居室内での状況を検出するセンサ6を備えており、
前記制御部2は、前記センサ6によって検出された居室内状況情報に基づいて、前記環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を前記音響映像環境制御装置10に伝達することを特徴とする。
ここで、前記センサ6としては、居室の温度や煙を検出できるセンサや、居室の揺れを検出できるセンサ(加速度センサ)等が挙げられる。
また、居室内での状況とは、例えば、居室内に煙がたち込めはじめている火災の前兆や、地震等によって居室が揺れている状況のことである。
したがって、環境情報記憶部4には、上記のような状況に関する映像と音響の情報が記憶されている。
また、居室内での状況とは、例えば、居室内に煙がたち込めはじめている火災の前兆や、地震等によって居室が揺れている状況のことである。
したがって、環境情報記憶部4には、上記のような状況に関する映像と音響の情報が記憶されている。
請求項6に記載の発明によれば、制御部2が、センサ6によって検出された居室内状況情報に基づいて、環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置10に伝達するので、音響映像調整装置14によって居室内の状況を映像と音響で報知できる。したがって、例えば老人ホーム等において、老人等の使用者は、火災や地震等の状況が音響映像環境制御装置から音響映像調整装置14に映像や音響として出力されるので、使用者はその状況、つまり、火災や地震等を素早く知ることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の居室環境演出装置において、
記録媒体読込部5を備えており、
前記制御部2は、居室に演出すべき環境の情報を記録した記録媒体を前記記録媒体読込部5によって読み込ませて、前記環境情報記憶部4に記憶させることを特徴とする。
記録媒体読込部5を備えており、
前記制御部2は、居室に演出すべき環境の情報を記録した記録媒体を前記記録媒体読込部5によって読み込ませて、前記環境情報記憶部4に記憶させることを特徴とする。
ここで、記録媒体としては、例えば、DVD−R(W)、CD−R(W)、ビデオカセットテープ、ICカード、磁気カード等がある。
請求項7に記載の発明によれば、居室に演出すべき環境の情報を記録した記録媒体を前記記録媒体読込部5によって読み込ませて、環境情報記憶部4に記憶させるので、演出すべき環境の情報を環境情報記憶部4に容易に追加できる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の居室環境演出装置において、
前記制御部2は、前記記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報と、前記環境情報記憶部4に記憶されている環境情報のうちの所望の環境情報とを組み合わせて編集可能な編集機能を備え、この編集された環境情報をさらに前記環境情報記憶部4に記憶させることを特徴とする。
前記制御部2は、前記記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報と、前記環境情報記憶部4に記憶されている環境情報のうちの所望の環境情報とを組み合わせて編集可能な編集機能を備え、この編集された環境情報をさらに前記環境情報記憶部4に記憶させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報を環境情報記憶部4に記憶されている環境情報と組み合わせて編集し、この編集された環境情報をさらに前記環境情報記憶部4に記憶させるので、所望の環境情報を容易に創出でき、よって居室内では、創出された音響映像環境、温湿度環境、光環境、空気質環境等の快適環境を容易に演出できる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の居室環境演出装置において、
前記音響映像調整装置14は、映像を映し出す薄型のディスプレイ14aを複数備えており、
前記複数のディスプレイ14a…のうち、少なくとも二つのディスプレイ14a,14aは、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
前記音響映像調整装置14は、映像を映し出す薄型のディスプレイ14aを複数備えており、
前記複数のディスプレイ14a…のうち、少なくとも二つのディスプレイ14a,14aは、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
ここで、平面視において互いに直交する面とは、例えば、平面視において互いに直交する壁面でもよいし、壁面とこの壁面に直交する仮想平面でもよいし、互いに直交する仮想平面であってもよい。
仮想平面にディスプレイ14aを配置する場合、居室にディスプレイ14aを支持する支持部材(例えば図4に示す柱15等)を設け、この支持部材によってディスプレイ14aを支持すればよい。
仮想平面にディスプレイ14aを配置する場合、居室にディスプレイ14aを支持する支持部材(例えば図4に示す柱15等)を設け、この支持部材によってディスプレイ14aを支持すればよい。
請求項9に記載の発明によれば、音響映像調整装置14の少なくとも二つのディスプレイ14a,14aが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されているので、ディスプレイ14a,14aによって映し出される映像を同時に見ることができ、映像が一方のディスプレイ14aから他方のディスプレイ14aに連続的に動くときにこの連続映像を容易に観賞できる。
請求項1に記載の発明によれば、温湿度調整装置を制御する温湿度環境制御装置と、空気質調整装置を制御する空気質環境制御装置と、光調整装置を制御する光環境制御装置と、音響映像調整装置を制御する音響映像環境制御装置と、居室に演出すべき環境の情報を記憶する環境情報記憶部と、前記制御装置を制御する制御部とを備え、この制御部が環境情報記憶部から所定の環境情報を抽出し、この抽出された環境情報を、音響映像環境制御装置に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置、空気質環境制御装置、光環境制御装置のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達するので、居室内では音響と映像とともに、各環境調整装置が制御されてそれに応じた快適環境に保たれ、よって、名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室にて演出できる。
請求項2に記載の発明によれば、ディスプレイに映し出される映像と、温湿度調整装置、空気質調整装置、光調整装置、音響映像調整装置の起動時からこれら各調整装置が実質作動するまでにかかる時間とのずれを調整する、タイミング制御部を備えているので、タイミングを合わせて温湿度環境制御装置や空気質環境制御装置、光環境制御装置、音響映像環境制御装置を起動させ、映像と居室環境が連係した臨場感のある環境を居室にて演出できる。
請求項3に記載の発明によれば、居室に演出すべき環境シーンを選択する環境シーン選択手段を備えており、制御部は、環境シーン選択手段によって選択された環境シーンに基づいて、環境情報記憶部から所定の環境情報を抽出するので、この抽出された環境情報を、音響映像環境制御装置に伝達するとともに、温湿度環境制御装置、空気質環境制御装置、光環境制御装置のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することによって、所望の名勝地等の場所の映像とともに、その場所の環境を居室にて演出できる。
請求項4に記載の発明によれば、居室の環境を検出するセンサを備えており、制御部が、センサによって検出された居室の環境情報と、環境情報記憶部から抽出した環境情報とを環境制御装置に伝達するので、居室内が環境情報の状態に漸近するように、各環境制御装置によって各調整装置を制御でき、よって、居室を容易かつ確実に環境シーンに合わせた快適環境とすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、居室内での状況を報知する報知モードを選択するモード選択手段を備えており、このモード選択手段によって報知モードが選択された場合に、制御部が、環境情報記憶部から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置に伝達するので、音響映像調整装置によって居室内の状況を映像と音響で報知できる。
請求項6に記載の発明によれば、居室内での状況を検出するセンサを備えており、制御部は、センサによって検出された居室内状況情報に基づいて、環境情報記憶部から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置に伝達するので、音響映像調整装置によって居室内の状況、例えば、火災や地震等を映像と音響で報知できる。
請求項7に記載の発明によれば、記録媒体読込部を備えており、制御部は、居室に演出すべき環境の情報を記録した記録媒体を記録媒体読込部によって読み込ませて、環境情報記憶部に記憶させるので、演出すべき環境の情報を環境情報記憶部に容易に追加できる。
請求項8に記載の発明によれば、制御部は、記録媒体読込部によって読み込まれた環境情報と、環境情報記憶部に記憶されている環境情報のうちの所望の環境情報とを組み合わせて編集可能な編集機能を備え、この編集された環境情報をさらに環境情報記憶部に記憶させるので、所望の環境情報を容易に創出でき、よって居室内では、創出された音響映像環境、温湿度環境、光環境、空気質環境等の快適環境を容易に演出できる。
請求項9に記載の発明によれば、音響映像調整装置が薄型のディスプレイを複数備えており、複数のディスプレイのうち、少なくとも二つのディスプレイが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されているので、映像が一方のディスプレイから他方のディスプレイに連続的に動くときにこの連続映像を容易に観賞できる。
以下、図面を参照して本発明に係る居室環境演出装置の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明に係る居室環境演出装置のブロック図を示すものであり、図1は主操作装置のブロック図、図2は主操作装置によって制御される各環境制御装置等を示すブロック図である。
図1および図2は、本発明に係る居室環境演出装置のブロック図を示すものであり、図1は主操作装置のブロック図、図2は主操作装置によって制御される各環境制御装置等を示すブロック図である。
主操作装置1は、制御部2、入力部3、環境情報記憶部4、記録媒体読込部5、各種センサ6とを備えている。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read only Memory)
、RAM(Random Access Memory)等を備えており、入力部3から入力された情報、環境情報記憶部4から読み込んだ環境情報、記録媒体読込部5から読み込んだ情報等に基づいて、後述する各制御装置を制御するものである。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read only Memory)
、RAM(Random Access Memory)等を備えており、入力部3から入力された情報、環境情報記憶部4から読み込んだ環境情報、記録媒体読込部5から読み込んだ情報等に基づいて、後述する各制御装置を制御するものである。
入力部3は、モード選択ボタン(モード選択手段)31、環境シーン選択ボタン32、動作開始ボタン33、動作停止ボタン34等を備えている。
モード選択ボタン31は、環境を演出する環境演出モードと、居室内での状況を報知する報知モードとを選択するものであり、選択されたモードによって各制御装置は制御部2によって適宜制御される。
環境シーン選択ボタン(環境シーン選択手段)32は、居室に演出すべき環境シーンを選択するものであり、選択された環境シーンに基づいて、制御部2が環境情報記憶部5から所定の環境情報を抽出するようになっている。
モード選択ボタン31は、環境を演出する環境演出モードと、居室内での状況を報知する報知モードとを選択するものであり、選択されたモードによって各制御装置は制御部2によって適宜制御される。
環境シーン選択ボタン(環境シーン選択手段)32は、居室に演出すべき環境シーンを選択するものであり、選択された環境シーンに基づいて、制御部2が環境情報記憶部5から所定の環境情報を抽出するようになっている。
環境情報記憶部4は、ハードディスクやROM等によって構成されており、この環境情報記憶部4には、予めある環境シーンでの空気温度、湿度、幅射温度、気流などの温湿度環境情報、雰囲気中の塵埃、酸素、臭い、オゾン濃度などの空気質環境情報、光の照度、スペクトル、陰影などの光環境情報、騒音レベル、背景音のスペクトル、名勝地や、海、川、山などの映像等の音響映像環境情報が環境シーン毎に複数記憶されている。
記録媒体読込部5は、例えば、CD−ROM装置、DVD−ROM装置、MO装置、カードリーダ装置等の媒体読込装置によって構成されており、前記制御部2は、居室に演出すべき環境の情報を記録した記録媒体を記録媒体読込部5によって読み込ませて、環境情報記憶部5に記憶させるようになっている。また、記録媒体読込部5は、上述した装置の他に、例えば、デジタルビデオレコーダ等を直接接続し、それによって撮影された記録された映像や音声の情報を読み込ませるインターフェイスで構成してもよい。
各種センサ6は、例えば、居室の温度や湿度を検出できるセンサ、居室の明るさを検出できるセンサ、居室の空気の汚れ度合いを検出できるセンサ、居室の騒音を検出できるセンサ、さらには、居室の温度や煙を検出できるセンサや、居室の揺れを検出できるセンサ(加速度センサ)等である。
各種センサ6は、例えば、居室の温度や湿度を検出できるセンサ、居室の明るさを検出できるセンサ、居室の空気の汚れ度合いを検出できるセンサ、居室の騒音を検出できるセンサ、さらには、居室の温度や煙を検出できるセンサや、居室の揺れを検出できるセンサ(加速度センサ)等である。
前記主操作装置1には、図2に示すように、温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9、音響映像環境制御装置10等が接続されている。
温湿度環境制御装置7は、居室の少なくとも温度と湿度に関する環境を調整する温湿度調整装置11を制御するものであり、空気温度センサ、湿度センサ、幅射温度センサ、微風速センサ等の前記各種センサ6のセンサ情報に基づき、温湿度調整装置11を構成するエアーコンディショナー11aのコンプレッサ、熱交換機、ファンモータ、ヒータを制御して、居室を所定の温湿度環境つまり空気温度、湿度、幅射温度、気流の状態に保つようになっている。
温湿度環境制御装置7は、居室の少なくとも温度と湿度に関する環境を調整する温湿度調整装置11を制御するものであり、空気温度センサ、湿度センサ、幅射温度センサ、微風速センサ等の前記各種センサ6のセンサ情報に基づき、温湿度調整装置11を構成するエアーコンディショナー11aのコンプレッサ、熱交換機、ファンモータ、ヒータを制御して、居室を所定の温湿度環境つまり空気温度、湿度、幅射温度、気流の状態に保つようになっている。
空気質環境制御装置8は、居室の空気の質に関する環境を調整する空気質調整装置12を制御するものであり、ガスセンサ、塵埃センサ等の前記各種センサ6のセンサ情報にもとづき、窓に設けられた換気扇のファンモータ、フィルタを通して空気中のほこりを除去する空気清浄器12aのファンモータなどのアクチュエータ、酸素分離膜を応用し屋外から酸素を取り込む酸素補給機、森林浴などで知られるフィトンチッド(例えばひのきなどから抽出した芳香性のあるヒノキチオール)を複数もうけた香り発生器12b、オゾン発生器12cなどを制御して、居室を所定の空気質環境つまり塵埃濃度、酸素濃度、ガス濃度などを所定の状態に保つようになっている。
光環境制御装置9は、居室の光に関する環境を調整する光調整装置13を制御するものであり、居室内に設けられた照度センサ、光スペクトルセンサ等の前記各種センサ6のセンサ情報に基づき、窓に付けられた自動ブラインド13aの巻き上げモータ、照明13bなどを制御して、居室内を所定の光環境つまり照度、色調、陰影などの状態に保つようになっている。
音響映像環境制御装置10は、居室の音響や映像に関する環境を調整する音響映像調整装置14を制御するものであり、マイクロホン等で構成される騒音センサ等の前記各種センサ6のセンサ情報に基いて、窓に付けられた自動防音シャッター、擬音発生部を制御して、居室内を所定の騒音レベルあるいは波の音、沢のせせらぎなどの背景音を所定の状態に保つようになっている。
また、音響映像調整装置14は、例えば、壁掛け式や壁埋込み式の薄型の大型ディスプレイ14aや、音楽や前記擬音等を発生するスピーカ14b、映像や音を録画、録音しておく録画装置14c、自動防音シャッター14d等を備えている。
また、音響映像調整装置14は、例えば、壁掛け式や壁埋込み式の薄型の大型ディスプレイ14aや、音楽や前記擬音等を発生するスピーカ14b、映像や音を録画、録音しておく録画装置14c、自動防音シャッター14d等を備えている。
図3は、本発明に係る居室環境演出装置を組み込んだ居室の一例を示すものであり、この居室は老人ホームの一居室Kである。
この居室Kの天井には、光調整装置13を構成する照明13bが3つ設けられており、中央部に矩形状の大型の照明13bが、その両脇に球状の照明13b,13bが設けられている。
この居室Kの天井には、光調整装置13を構成する照明13bが3つ設けられており、中央部に矩形状の大型の照明13bが、その両脇に球状の照明13b,13bが設けられている。
また、居室の左右の壁の上部には、前記温湿度調整装置11を構成するエアーコンディショナー11a,11aが対向して設けられている。エアーコンディショナー11aは埋込み式のものであり、吹出し口には上下左右に動くルーバが設けられており、このルーバを動かすモータを制御することによって、吹出し口から吹出す風の向きを制御できるようになっている。なお、このような制御は前記環境情報記憶部4から適宜の環境情報を読み込んで、その環境情報を前記温湿度環境制御装置7に伝達することによって行うことができる。
また、居室の床下には、温湿度調整装置11を構成する床下ヒータ11bが設けられている。
また、居室の床下には、温湿度調整装置11を構成する床下ヒータ11bが設けられている。
居室の左右の壁および正面の壁のそれぞれ上下方向中央部には、音響映像調整装置14を構成するディスプレイ14aが設けられている。つまり、3つのディスプレイ14a…のうち、互いに隣り合うディスプレイ14a,14aは、平面視において互いに直交する面(左の壁面と正面の壁面、右の壁面と正面の壁面)にそれぞれ配置されている。ディスプレイ14aは壁埋込み式のものであり、通常のテレビジョン装置としても機能する。ディスプレイ14aの両脇には、それぞれスピーカ14b,14bが設けられている。
このように、音響映像調整装置14の三つのディスプレイ14a,14aが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されているので、互いに隣り合うディスプレイ14a,14aによって映し出される映像を同時に見ることができ、映像が一方のディスプレイ14aから他方のディスプレイ14aに連続的に動くときにこの連続映像を容易に観賞できる。
なお、図3においては図示は省略するが、音響映像調整装置14としては、ディスプレイ14a、スピーカ14bの他に、DVDレコーダ、VHSビデオレコーダ等の録画装置14c、マルチメディア用のアンプ等が設けられ、さらには、窓等からの騒音が入り易いような場合には、自動防音シャッター14dが設けられている。
このように、音響映像調整装置14の三つのディスプレイ14a,14aが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されているので、互いに隣り合うディスプレイ14a,14aによって映し出される映像を同時に見ることができ、映像が一方のディスプレイ14aから他方のディスプレイ14aに連続的に動くときにこの連続映像を容易に観賞できる。
なお、図3においては図示は省略するが、音響映像調整装置14としては、ディスプレイ14a、スピーカ14bの他に、DVDレコーダ、VHSビデオレコーダ等の録画装置14c、マルチメディア用のアンプ等が設けられ、さらには、窓等からの騒音が入り易いような場合には、自動防音シャッター14dが設けられている。
また、居室の右側の壁には、ディスプレイ14aの下方において、空気質調整装置12を構成する空気清浄器12aが設けられている。この空気清浄器12aは壁埋込み式のものであり、開口の半分で居室内の空気を吸い込み、内蔵されているフィルタによって塵や埃等を除去した後、清浄化された空気を開口の残り半分から居室に吹出すようになっている。
居室の左側の壁には、ディスプレイ14aの下方において、空気質調整装置12を構成する香り発生器12bとオゾン発生器12cとが左右に隣接して設けられている。
居室の左側の壁には、ディスプレイ14aの下方において、空気質調整装置12を構成する香り発生器12bとオゾン発生器12cとが左右に隣接して設けられている。
上記のように構成された居室環境演出装置にて、居室環境を演出するには以下のようにして行う。
例えば、(a)高原での朝、(b)高原での夕暮れ、(c)高原での夜を居室に演出する場合を考える。
環境情報記憶部4には上記のような環境シーンの環境情報が各シーンごとに予め記憶されている。すなわち、環境情報記憶部4に、環境シーン(高原での朝、高原での夕暮れ、高原での夜)毎に、温湿度環境情報である空気温度、湿度、幅射温度、気流の代表データ、空気質環境情報である雰囲気中の塵埃濃度、酸素濃度、臭い成分濃度、オゾン濃度などの代表データ、光環境情報である照度、光スペクトル、陰影有無などの代表データ、音響映像環境情報である騒音レベル、背景音スペクトルデータなどが記憶される。
環境情報記憶部4には上記のような環境シーンの環境情報が各シーンごとに予め記憶されている。すなわち、環境情報記憶部4に、環境シーン(高原での朝、高原での夕暮れ、高原での夜)毎に、温湿度環境情報である空気温度、湿度、幅射温度、気流の代表データ、空気質環境情報である雰囲気中の塵埃濃度、酸素濃度、臭い成分濃度、オゾン濃度などの代表データ、光環境情報である照度、光スペクトル、陰影有無などの代表データ、音響映像環境情報である騒音レベル、背景音スペクトルデータなどが記憶される。
使用者が夏の朝に目覚めて、主操作装置1の環境シーン選択ボタン31で環境シーンとして(a)高原の朝を選択し、動作開始ボタン33を押すと、制御部2は環境情報記憶部4から高原の朝の環境情報を読み出し(抽出し)、温湿度環境制御装置11、空気質環境制御装置12、光環境制御装置9、音響映像環境制御装置10に伝達する。
環境情報の伝達は例えば、主操作装置1から各環境制御装置に同期情報、スタート情報、環境種類情報、動作時間制御情報、環境物理情報、エンド情報を一連の信号系列として伝達する。
環境情報の伝達は例えば、主操作装置1から各環境制御装置に同期情報、スタート情報、環境種類情報、動作時間制御情報、環境物理情報、エンド情報を一連の信号系列として伝達する。
同期情報は受信側が送出される情報ビットと同期をとるために付加される情報であり、スタート情報はこれから情報ビットの送出が開始されることを受信側に知らせるための情報であり、環境種類情報はつぎの環境情報の種類つまり温湿度環境、空気質環境、光環境、音響映像環境の別を示す情報であり、環境物理情報は各環境における具体的な温度、湿度などの環境データであり、エンド情報は受信側に情報送出の終了を知らせる情報である。これらは制御部2で形成される。
各環境制御装置(温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9、音響映像環境制御装置10)は先の一連の環境情報を受信する。そして環境種類情報を判別し、自己に関する物であれば、次の環境物理情報を受信する。例えば環境種類情報が温湿度環境を示せば、温湿度環境制御装置2は温湿度環境物理情報を取り込むが、他の環境制御装置はこれを取り込まない。
環境情報を受信した環境制御装置はアンサーバックとして、同期情報、スタート情報、確認環境種類情報、確認動作時間制御情報、確認環境物理情報、エンド情報を送出する。この一連の確認環境情報を主操作装置1が受信する。確認環境種類情報は受信した環境種類情報をそのままエコーバックしてもよい。これは主操作装置1にどの環境制御装置が情報を受信したかを知らせるための情報である。
主操作装置1は各環境制御装置からの確認を、各環境制御装置からアンサーバックされる確認環境情報を基に行う。送出した環境種類情報が返信されたことで、相当する環境制御装置が受信したこと、返信された環境物理情報を送出した環境物理情報と比較することで環境物理情報が確かに伝達されたことを知る。もし返信された環境物理情報と送出した環境物理情報が一致しなければ伝送路で誤りが発生したのであり、主操作装置1はもう一度一連の環境情報を送出する。またもし一連の環境情報を送出してから所定時間内にアンサーバックがなければ、相当する環境制御装置が居室内に設置されていないことを知る。
各環境制御装置7〜10は装置内の制御回路によって各種装置11〜14(温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14)を制御し、担当する環境を、居室内に設置されている各種センサ6で監視しながら受信した環境データに近づけるように動作する。
例えば温湿度環境制御装置7は受信した空気温度、湿度、幅射温度、気流データをもとに、居室内に設置されている空気温度センサ、湿度センサ、幅射温度センサ、微風速センサで居室の空気温度、湿度、幅射温度、気流を測定しながら、エアーコンディショナー11aや床下ヒータ11b等の温湿度調整装置11を制御して居室内を受信した環境データつまり高原の朝の空気温度(例えば24度)、湿度(50%)などに維持する。
空気質環境制御装置12は、空気質調整装置12を制御して、高原の朝の空気質を再現する。すなわち、換気扇を制御して居室の空気を入れ替え、空気清浄器12aで塵埃を除去し、香り発生器12bでひのきの芳香を発生し、オゾン発生器12cでオゾンを発生し、高原の朝の空気質を再現する。
空気質環境制御装置12は、空気質調整装置12を制御して、高原の朝の空気質を再現する。すなわち、換気扇を制御して居室の空気を入れ替え、空気清浄器12aで塵埃を除去し、香り発生器12bでひのきの芳香を発生し、オゾン発生器12cでオゾンを発生し、高原の朝の空気質を再現する。
光環境制御装置9は、光調整装置13を制御する。すなわち、もし晴天の場合、自動ブラインド13aを全開とするとともに、朝光色(青の強いさわやかな色調)の陰影のない明るい光を照明13bにて演出する。
音環境制御装置5は、音響映像調整装置14を制御する。すなわち、もし風雨などで屋外騒音が高ければ自動防音シャッター14dを閉じて騒音を締め出し、スピーカ14bにて擬音発生、すなわち子鳥の鳴き声、川のせせらぎなどの音を再現し、さらに、この状況に応じた画像をディスプレイ14aに映し出す。
このように、本実施の形態の居室環境演出装置では、制御部2が、環境情報記憶部4から好みの環境シーンの各環境情報を抽出し、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9に伝達するので、居室内では音響と映像とともに、それに応じた快適環境に保たれる。したがって、高原での映像とともに、その高原の朝の環境を居室にて演出できる。
音環境制御装置5は、音響映像調整装置14を制御する。すなわち、もし風雨などで屋外騒音が高ければ自動防音シャッター14dを閉じて騒音を締め出し、スピーカ14bにて擬音発生、すなわち子鳥の鳴き声、川のせせらぎなどの音を再現し、さらに、この状況に応じた画像をディスプレイ14aに映し出す。
このように、本実施の形態の居室環境演出装置では、制御部2が、環境情報記憶部4から好みの環境シーンの各環境情報を抽出し、音響映像環境制御装置10に伝達するとともに、温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9に伝達するので、居室内では音響と映像とともに、それに応じた快適環境に保たれる。したがって、高原での映像とともに、その高原の朝の環境を居室にて演出できる。
また、各環境制御装置7〜10の制御する要因は一応独立しているが、空気を媒体とするため、特に温湿度環境と空気質環境の場合、競合する場合がある。たとえば居室内空気の換気と温湿度の例があげられる。この場合、先に換気を行ない、換気が完了した後に、温度、湿度の制御に移るのが好ましい。つまり各環境制御装置の動作を時間割り(スケジューリング)する必要が生じる。
そこで、前記伝達環境情報に動作時間制御情報を含め、主操作装置1の制御部2が関係する環境制御装置、例えば温湿度環境制御装置7と空気質環境制御装置8の一部動作の時間制御を管理させる。
そこで、前記伝達環境情報に動作時間制御情報を含め、主操作装置1の制御部2が関係する環境制御装置、例えば温湿度環境制御装置7と空気質環境制御装置8の一部動作の時間制御を管理させる。
例えば、主操作装置1の送出する一連の情報の環境種類情報と環境物理情報の間に動作時間制御情報を挿入する。この動作時間制御情報には、その環境制御装置の動作開始、動作停止、動作開始時間、動作停止時間などの情報を含ませる。前述した換気と温湿度の例では、主操作装置1は、まず環境種類情報として空気質環境を指定し、動作時間制御情報として動作開始を指定し、環境物理情報として換気を指定して一連の情報を送出する。次に、主操作装置1は環境種類情報として温湿度環境を指定し、動作時間制御情報として現時点より例えば10分後の動作開始を指定し、環境物理情報として所定の温湿度データを指定して送出する。このようにすれば、環境制御装置の動作時間割りを行うことが可能となる。
また、本実施の形態の居室環境演出装置では、上述したようにモード選択ボタン31を備えており、このモード選択ボタン31によって報知モードが選択された場合に、制御部2は、環境情報記憶部4から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置10に伝達する。
例えば、環境情報記憶部4には、ヤカンや電気ポットでお湯を沸している状態の映像と音の情報や、お風呂にお湯を供給している状態の映像と音の情報が環境情報として記憶されている。一方、電気ポットやお風呂には、お湯を沸したり、お湯を供給していることを検出するセンサ6が設けられている。
例えば、環境情報記憶部4には、ヤカンや電気ポットでお湯を沸している状態の映像と音の情報や、お風呂にお湯を供給している状態の映像と音の情報が環境情報として記憶されている。一方、電気ポットやお風呂には、お湯を沸したり、お湯を供給していることを検出するセンサ6が設けられている。
そして、モード選択ボタン31によって報知モードが選択されると、例えば、電気ポットでお湯を沸していると、それを検知するセンサ6のセンサ情報によって制御部2が環境情報記憶部4から電気ポットでお湯を沸している状態の映像と音の環境情報を抽出して、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置10に伝達する。そして、この音響映像環境制御装置10によって、音響映像調整装置14が制御されてディスプレイ14aに電気ポットでお湯を沸している状態の映像が映し出されるとともに、スピーカ14bからお湯を沸している状態の音が発せられる。
このようにして、音響映像調整装置14によって居室内の状況を映像と音響で報知できるので、使用者はお湯を沸していることを忘れることがない。
このようにして、音響映像調整装置14によって居室内の状況を映像と音響で報知できるので、使用者はお湯を沸していることを忘れることがない。
なお、上記のようなお湯を沸している状態の映像と音は、3つのディスプレイ14aや6つスピーカ14bのうちの所望のものを選択できる。このような選択は、図3に示すコントローラ70によって行う。このコントローラ70は、図3に示すように、ベッドBの近傍の壁に着脱自在に取り付けられている。コントローラ70は、前記主操作装置1の入力部3を構成しており、このコントローラ70には、液晶ディスプレイと各種ボタン(モード選択ボタン、環境シーン選択ボタン、動作開始ボタン、動作停止ボタン)が設けられている。
また、このようなコントローラ70のモード選択ボタン31によって報知モードが選択された状態において、例えば、地震や火災が発生すると、それを検知するセンサ6のセンサ情報によって制御部2が環境情報記憶部4から地震や火災の状態の映像と音の環境情報を抽出して、この抽出した環境情報を音響映像環境制御装置10に伝達する。そして、この音響映像環境制御装置10によって、音響映像調整装置14が制御されてディスプレイ14aに地震や火災の状態の映像が映し出されるとともに、スピーカ14bから避難等の指示が音声で発せられる。
また、前記モード選択ボタン31は、居室内に所望の環境を演出するための環境演出モードを選択することによって、例えば高原の朝の環境を居室にて演出できるが、この環境演出モードと、前記報知モードとの双方を選択することもできる。この場合、音響映像調整装置14のディスプレイ14aやスピーカ14bに高原の朝の映像や音が出力されている際に、地震や火災等が発生すると、音響映像環境制御装置10によって、音響映像調整装置14が制御されてディスプレイ14aに地震や火災の状態の映像が映し出されるとともに、スピーカ14bから避難等の指示が音声で発せられる。したがって、使用者は火災や地震等を素早く知って、避難することができる。
また、前記モード選択ボタン31は、居室内に所望の環境を演出するための環境演出モードを選択することによって、例えば高原の朝の環境を居室にて演出できるが、この環境演出モードと、前記報知モードとの双方を選択することもできる。この場合、音響映像調整装置14のディスプレイ14aやスピーカ14bに高原の朝の映像や音が出力されている際に、地震や火災等が発生すると、音響映像環境制御装置10によって、音響映像調整装置14が制御されてディスプレイ14aに地震や火災の状態の映像が映し出されるとともに、スピーカ14bから避難等の指示が音声で発せられる。したがって、使用者は火災や地震等を素早く知って、避難することができる。
また、本実施の形態の居室環境演出装置では、前記制御部2が、記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報と、環境情報記憶部4に記憶されている環境情報のうちの所望の環境情報とを組み合わせて編集可能な編集機能を備えている。
すなわち、環境情報記憶部4には、予めある環境シーンでの空気温度、湿度、幅射温度、気流などの温湿度環境情報、雰囲気中の塵埃、酸素、臭い、オゾン濃度などの空気質環境情報、光の照度、スペクトル、陰影などの光環境情報、騒音レベル、背景音のスペクトル、名勝地や、海、川、山などの映像等の音響映像環境情報が環境シーン毎に複数記憶されているが、これらの環境情報は、環境シーン毎にも記憶されている。
すなわち、環境情報記憶部4には、予めある環境シーンでの空気温度、湿度、幅射温度、気流などの温湿度環境情報、雰囲気中の塵埃、酸素、臭い、オゾン濃度などの空気質環境情報、光の照度、スペクトル、陰影などの光環境情報、騒音レベル、背景音のスペクトル、名勝地や、海、川、山などの映像等の音響映像環境情報が環境シーン毎に複数記憶されているが、これらの環境情報は、環境シーン毎にも記憶されている。
すなわち、図1に示すように、環境情報記憶部4には、音響映像環境シーン、温湿度環境シーン、光環境シーン、空気質環境シーンごとに、環境情報がそれぞれ複数記憶されている。そして、前記制御部2は、これら複数の環境情報から所望の環境情報を抽出できるようになっている。
一方、制御部2は、記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報、例えば、映像や音声に関する環境情報を環境情報記憶4に一旦取り込み、この環境情報記憶部4に取り込まれた環境情報と、前記抽出された所望の環境情報とを適宜組み合わせて編集可能となっている。
例えば、前記音響映像調整装置14のディスプレイ14aに映し出される映像が、ある高原の朝の状況であり、スピーカ14bから発せられる音が、子鳥の鳴き声や川のせせらぎである場合に、高原の映像だけを他の高原の映像に変更したい場合、その変更する高原の映像を、デジタルビデオカメラ等で撮影しておき、これを記録媒体読込部5によって読込み、この読み込まれた環境情報(映像)を環境情報記憶4に一旦取り込んでおく。一方、環境情報記憶部4から子鳥の鳴き声や川のせせらぎ等の音に関する環境情報を抽出しておく。そして、前記環境情報記憶部4に取り込まれた映像に関する環境情報と、前記抽出された音に関する環境情報とを組み合わせて、一つの音響映像環境シーンとしての環境情報として創出し、この環境情報を環境情報記憶部4に記憶させる。
一方、制御部2は、記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報、例えば、映像や音声に関する環境情報を環境情報記憶4に一旦取り込み、この環境情報記憶部4に取り込まれた環境情報と、前記抽出された所望の環境情報とを適宜組み合わせて編集可能となっている。
例えば、前記音響映像調整装置14のディスプレイ14aに映し出される映像が、ある高原の朝の状況であり、スピーカ14bから発せられる音が、子鳥の鳴き声や川のせせらぎである場合に、高原の映像だけを他の高原の映像に変更したい場合、その変更する高原の映像を、デジタルビデオカメラ等で撮影しておき、これを記録媒体読込部5によって読込み、この読み込まれた環境情報(映像)を環境情報記憶4に一旦取り込んでおく。一方、環境情報記憶部4から子鳥の鳴き声や川のせせらぎ等の音に関する環境情報を抽出しておく。そして、前記環境情報記憶部4に取り込まれた映像に関する環境情報と、前記抽出された音に関する環境情報とを組み合わせて、一つの音響映像環境シーンとしての環境情報として創出し、この環境情報を環境情報記憶部4に記憶させる。
そして、この環境情報記憶部4に新たに記憶させた音響映像環境シーンとしての環境情報を前記音響映像環境制御装置10に伝達し、これによって、音響映像調整装置14を制御して、そのディスプレイ14aに、変更した高原の朝の映像を映し出し、スピーカ14bから子鳥の鳴き声や川のせせらぎを発するようにする。
なお、前記制御装置2が備える編集機能は、音響映像環境に関する環境情報を編集するだけでなく、他の、温湿度環境、光環境、空気質環境に関する環境情報を自由に組み合わせて編集できるものである。
なお、このような編集は前記コントローラ70に設けられた編集機能ボタンによって行ことができる。
なお、前記制御装置2が備える編集機能は、音響映像環境に関する環境情報を編集するだけでなく、他の、温湿度環境、光環境、空気質環境に関する環境情報を自由に組み合わせて編集できるものである。
なお、このような編集は前記コントローラ70に設けられた編集機能ボタンによって行ことができる。
このように、制御部2が、記録媒体読込部5によって読み込まれた環境情報と、環境情報記憶部4に記憶されている環境情報のうちの所望の環境情報とを組み合わせて編集可能な編集機能を備え、この編集された環境情報をさらに環境情報記憶部4に記憶させるので、所望の環境情報を容易に創出でき、よって居室内では、創出された音響映像環境、温湿度環境、光環境、空気質環境等の快適環境を容易に演出できる。
図4は、本実施の形態の居室環境演出装置を組み込む居室の他の例を示す斜視図である。この居室では、左側の壁に、壁埋込み式の収納家具16が設けられており、この壁にディスプレイ14aを設けることができない場合に好適である。
すなわち、左側の壁の前方には、壁とほぼ平行に2本の柱15,15が所定間隔隔てて設けられている。柱15,15の間隔は、両脇にスピーカ14b,14bが一体的に設けられたディスプレイ14aを配置できるような間隔とされており、該柱15,15によってディスプレイ14aが支持されている。
すなわち、左側の壁の前方には、壁とほぼ平行に2本の柱15,15が所定間隔隔てて設けられている。柱15,15の間隔は、両脇にスピーカ14b,14bが一体的に設けられたディスプレイ14aを配置できるような間隔とされており、該柱15,15によってディスプレイ14aが支持されている。
このように、この居室には、二つのディスプレイ14a,14aが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されている。つまり、一方のディスプレイ14aは正面の壁面に配置されており、他方のディスプレイ14aは、正面の壁面と平面視において直交する仮想平面に配置されている。つまり、他方のディスプレイ14a居室の正面の壁に設けられたディスプレイ14aに対して、平面視において90度回転した位置に配置されている。なお、この居室では右側の壁にはディスプレイ14aは設けられていない。
このように、音響映像調整装置14の二つのディスプレイ14a,14aが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されているので、ディスプレイ14a,14aによって映し出される映像を同時に見ることができ、映像が一方のディスプレイ14aから他方のディスプレイ14aに連続的に動くときにこの連続映像を容易に観賞できる。
このように、音響映像調整装置14の二つのディスプレイ14a,14aが、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されているので、ディスプレイ14a,14aによって映し出される映像を同時に見ることができ、映像が一方のディスプレイ14aから他方のディスプレイ14aに連続的に動くときにこの連続映像を容易に観賞できる。
前記柱15,15は筒状のものであり、一方の柱15の内部には香り発生器12bが、他方の柱15の内部にはオゾン発生器12cが設けられている。
このような居室では、柱15,15にディスプレイ14aが支持されているので、壁にディスプレイ14aを設けることができない場合に、該ディスプレイ14aを居室に容易に配置できる。また、柱15が筒状であるので、スピーカ14b,14b付きのディスプレイ14aの電気配線を柱15内に施すことができ、よって、電気配線が居室で邪魔になることがない。
なお、本実施例では、柱15,15にディスプレイ14aを固定支持したが、ディスプレイ14aを柱15,15によって上下にスライド自在に支持してもよい。
このような居室では、柱15,15にディスプレイ14aが支持されているので、壁にディスプレイ14aを設けることができない場合に、該ディスプレイ14aを居室に容易に配置できる。また、柱15が筒状であるので、スピーカ14b,14b付きのディスプレイ14aの電気配線を柱15内に施すことができ、よって、電気配線が居室で邪魔になることがない。
なお、本実施例では、柱15,15にディスプレイ14aを固定支持したが、ディスプレイ14aを柱15,15によって上下にスライド自在に支持してもよい。
また、本実施例では、ディスプレイ14aに映し出される映像と、温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14の起動時から、これら各調整装置が実質作動するまでにかかる時間とのずれを調整する、タイミング制御部17を備えている。
図5は、制御部2に接続されているタイミング制御部17を示すブロック図である。環境情報記憶部4とタイミング制御部17は互いに連係し、制御部2に接続されている。そして制御部2は、温湿度環境制御装置7、空気質環境制御装置8、光環境制御装置9、音響映像環境制御装置10に接続され、さらにこれら制御装置を介して各調整装置(温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14)に接続されている。
ディスプレイに映し出される映像に合うように、各調整装置の起動から実質作動するまでにかかる時間のずれを調整するために、タイミング制御部17を備えることによって、ディスプレイ14aに映し出される映像と、各調整装置(温湿度調整装置11、空気質調整装置12、光調整装置13、音響映像調整装置14)の実際の作動とが、タイミング良くシンクロし、映像と居室空間とがリアルタイムに連携した臨場感のある状況を居室にて演出できるものである。
なお、タイミング制御部17には、予め、各調整装置のスイッチ起動から実質作動するまでの時間が登録されており、映像情報の頭出しのタイミングで実際に起動されるように制御するようになっている。例えば、温湿度調整装置11としてエアーコンディショナー11aのスイッチが起動から実質作動するまでの間に、例えば約1秒かかるとすると、この1秒のずれについてタイミング制御部17のメモリーに、この1秒のずれが記憶されており、さらに映像の頭出しのタイミングに合わせて、その1秒前にエアーコンディショナー11aのスイッチがオンになり、映像の頭出しのタイミングにエアーコンディショナー11aが作動しているものである。
なお、タイミング制御部17には、予め、各調整装置のスイッチ起動から実質作動するまでの時間が登録されており、映像情報の頭出しのタイミングで実際に起動されるように制御するようになっている。例えば、温湿度調整装置11としてエアーコンディショナー11aのスイッチが起動から実質作動するまでの間に、例えば約1秒かかるとすると、この1秒のずれについてタイミング制御部17のメモリーに、この1秒のずれが記憶されており、さらに映像の頭出しのタイミングに合わせて、その1秒前にエアーコンディショナー11aのスイッチがオンになり、映像の頭出しのタイミングにエアーコンディショナー11aが作動しているものである。
例えば高原の夜明けの映像と、夜が明けていくような演出効果を持つ照明13bとの連係であったり、高原の夜明けの映像と、夜の冷たい風から次第に暖かい風になっていくような演出効果を持つエアーコンディショナー11aとの連係であったりなど、タイミング制御部でタイミングを合わせることによって、より臨場感を持って居室環境の演出ができる。
なお、本実施の形態では、温湿度調整装置11およびこれを制御する温湿度環境制御装置7、空気質調整装置12およびこれを制御する空気質環境制御装置8、光調整装置13およびこれを制御する光環境制御装置9、音響映像調整装置14およびこれを制御する音響映像環境制御装置10を備えた構成としたが、これに加えて、例えば、床等を振動させることができる振動装置およびこれを制御する振動環境制御装置を設けてもよい。
2 制御部
3 入力部
4 環境情報記憶部
5 記録媒体読込部
6 センサ
7 温湿度環境制御装置
8 空気質環境制御装置
9 光環境制御装置
10 音響映像環境制御装置
11 温湿度調整装置
12 空気質調整装置
13 光調整装置
14 音響映像調整装置
17 タイミング制御部
31 モード選択ボタン(モード選択手段)
32 環境シーン選択ボタン(環境シーン選択手段)
3 入力部
4 環境情報記憶部
5 記録媒体読込部
6 センサ
7 温湿度環境制御装置
8 空気質環境制御装置
9 光環境制御装置
10 音響映像環境制御装置
11 温湿度調整装置
12 空気質調整装置
13 光調整装置
14 音響映像調整装置
17 タイミング制御部
31 モード選択ボタン(モード選択手段)
32 環境シーン選択ボタン(環境シーン選択手段)
Claims (9)
- 居室の環境を演出する居室環境演出装置であって、
居室の少なくとも温度と湿度に関する環境を調整する温湿度調整装置およびこれを制御する温湿度環境制御装置と、
居室の空気の質に関する環境を調整する空気質調整装置およびこれを制御する空気質環境制御装置と、
居室の光に関する環境を調整する光調整装置およびこれを制御する光環境制御装置と、 居室の音響や映像に関する環境を調整する音響映像調整装置およびこれを制御する音響映像環境制御装置と、
居室に演出すべき環境の情報を記憶する環境情報記憶部と、
前記温湿度環境制御装置、空気質環境制御装置、光環境制御装置、音響映像環境制御装置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記環境情報記憶部から所定の環境情報を抽出し、この抽出された環境情報を、前記音響映像環境制御装置に伝達するとともに、前記温湿度環境制御装置、空気質環境制御装置、光環境制御装置のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項1に記載の居室環境演出装置において、
ディスプレイに映し出される映像と、前記温湿度調整装置、空気質調整装置、光調整装置、音響映像調整装置の起動時から、これら各調整装置が実質作動するまでにかかる時間とのずれを調整する、タイミング制御部を備えていることを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項1または2に記載の居室環境演出装置において、
居室に演出すべき環境シーンを選択する環境シーン選択手段を備えており、前記制御部は、前記環境シーン選択手段によって選択された環境シーンに基づいて、前記環境情報記憶部から所定の環境情報を抽出することを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項1〜3に記載の居室環境演出装置において、
居室の環境を検出するセンサを備えており、
前記制御部は、前記センサによって検出された居室の環境情報と、前記環境情報記憶部から抽出した環境情報とを前記温湿度環境制御装置、空気質環境制御装置、光環境制御装置のうちの少なくとも一つの環境制御装置に伝達することを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の居室環境演出装置において、
環境を演出する環境演出モードと、居室内での状況を報知する報知モードとを選択するモード選択手段を備えており、このモード選択手段によって報知モードが選択された場合に前記制御部は、環境情報記憶部から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を前記音響映像環境制御装置に伝達することを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項5に記載の居室環境演出装置において、
居室内での状況を検出するセンサを備えており、
前記制御部は、前記センサによって検出された居室内状況情報に基づいて、前記環境情報記憶部から居室内での状況に対応した環境情報を抽出し、この抽出した環境情報を前記音響像環境制御装置に伝達することを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の居室環境演出装置において、
記録媒体読込部を備えており、
前記制御部は、居室に演出すべき環境の情報を記録した記録媒体を前記記録媒体読込部によって読み込ませて、前記環境情報記憶部に記憶させることを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項7に記載の居室環境演出装置において、
前記制御部は、前記記録媒体読込部によって読み込まれた環境情報と、前記環境情報記憶部に記憶されている環境情報のうちの所望の環境情報とを組み合わせて編集可能な編集機能を備え、この編集された環境情報をさらに前記環境情報記憶部に記憶させることを特徴とする居室環境演出装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の居室環境演出装置において、
前記音響映像調整装置は、映像を映し出す前記薄型のディスプレイを複数備えており、
前記複数のディスプレイのうち、少なくとも前記二つのディスプレイは、平面視において互いに直交する面にそれぞれ配置されていることを特徴とする居室環境演出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003346881A JP2005098043A (ja) | 2003-08-21 | 2003-10-06 | 居室環境演出装置 |
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JP2003346881A Pending JP2005098043A (ja) | 2003-08-21 | 2003-10-06 | 居室環境演出装置 |
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---|---|---|---|---|
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- 2003-10-06 JP JP2003346881A patent/JP2005098043A/ja active Pending
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