JPH0455563B2 - - Google Patents

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JPH0455563B2
JPH0455563B2 JP61219933A JP21993386A JPH0455563B2 JP H0455563 B2 JPH0455563 B2 JP H0455563B2 JP 61219933 A JP61219933 A JP 61219933A JP 21993386 A JP21993386 A JP 21993386A JP H0455563 B2 JPH0455563 B2 JP H0455563B2
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vacuum
joint
container
pressure
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Masashi Nakaji
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Ashida Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、航空機、宇宙機器、車両、産業機器
等の構成部品に用いる炭素繊維、ガラス繊維、ア
ラミド繊維等より成る繊維強化プラスチツクの成
形材をオートクレーブにて真空加熱加圧成形する
において、密封された成形材を減圧する際、真空
継手を着脱して真空路を連通、遮断する装置に関
するものである。
従来の技術 従来、繊維強化プラスチツクの成形材を被覆し
密封して減圧する技術として、例えば、特開昭56
−51325号が知られており、また、補強用繊維と
マトリツクス樹脂とより成るFRP積層体の成形
材を密封して減圧する技術として、特開昭57−
51422号が知られている。更に、特開昭58−
205730号、特開昭59−22722号など知られている。
これらの技術は、定盤(またはプラテン、アル
ミ基板ともいう)上に治具を配置し、そして、治
具の上に成形材を積層載置し、その上に布製のブ
リーザを被せ、更に、耐熱性があり且つ柔軟性の
ある真空バツグにて被覆し、シーラントにて密封
した後、台車上の成形材を圧力容器内に搬入し、
前記密封された真空バツグ内を、圧力容器外部よ
り内部へと設けた減圧用の真空継手にて接続する
操作を、作業者により行なつている。
そして、圧力容器内を密閉した後、前記真空バ
ツグ内を減圧すると共に前記容器内に高圧蒸気を
供給するか、または、高圧ガスを供給し、該ガス
を加熱して成形材を加熱加圧し接着硬化せしめた
後、除圧すると共に60℃程度まで冷却して減圧用
の真空継手を外す操作を行なつている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、これらの技術には下記のような
問題を抱えている。
この作業は、例えば、大型成形材では、面積が
広いため、均一に真空引きが行なえるよう真空バ
ツク内を真空引きする個所を多数設けており、そ
の多数の真空継手の着脱操作を多数回行なわなけ
ればならず、更に、圧力容器内は一度加熱すると
冷却しても容器壁面が熱く、容器内にて真空継手
の着脱操作をする作業者にとつて肉体的に苦痛な
ものである。また、小型成形材では、各種異形品
の成形や一度に多数の成形を行なえるよう台車上
に多段の棚を設けており、それぞれの棚の定盤上
に成形材を被覆し密封せしめた真空バツグに接続
する真空継手は、成形材の個数分必要で、従つ
て、圧力容器外部より内部へと設けた減圧用の真
空継手と接続したり、離脱させる着脱操作を多数
回行なわなければならず、しかも、コスト、熱効
率の面から、一般に、圧力容器を極力小さくして
いるため容器内のスペースに余裕がなく、その着
脱操作が非常にやりにくいのが現状である。更
に、第1図に示すように、奥行方向に2列の棚を
設けている場合は、着脱操作が一層やりにくく、
多くの工数を要し、作業性の改善が切望されてい
る。
本発明は前述の各種問題点を解決することを目
的として開発したものである。
問題点を解決するための手段 構 成 本発明である繊維強化プラスチツクのオートク
レーブ成形における真空継手着脱装置は、第1図
ないし第7図に示すように、圧力容器2内に台車
5を搬入搬出可能で且つ該台車を前記容器内の所
定の位置で位置決めできるよう設けた搬送手段D
と、前記搬送手段の台車5上に真空継手の一方9
aを前記容器側方側に突出して設けて成る第1の
継手支持部材Eと、真空継手の他の一方9bを前
記容器2の内方に向かつて設けた第2の継手支持
部材Fを、容器2内部側方より内方へと前後移動
させる前後移動機構Gにて支持せしめ、前記搬送
手段Eによる台車5上真空継手9aの容器内位置
決めと、前記前後移動機構Gによる真空継手の前
後移動とによりそれぞれの真空継手9a,9bを
着脱できるよう設けて成る真空継手着脱手段Hと
より構成したものである。
作 用 そして、台車5上の第1の継手支持部材Eを圧
力容器2内に搬入し、位置決めした後、前後移動
機構Gを作動させて第2の継手支持部材Fの真空
継手9bを前方へ移動させ、第1の継手支持部材
Eの真空継手9aと真空継手9bとを複数個同時
に結合し、前後移動機構Gの逆作動により同時に
離脱する作用を行う。
実施例 以下、添付図面に従い本発明を実施する装置の
実施例を説明する。
本発明を実施する装置は第1図、第2図に示す
ように、台車5上の棚6の定盤7上に積載した成
形材1を収容し密閉する圧力容器2と、前記圧力
容器2内に高圧ガス(例えば高圧チツソガス、高
圧炭酸ガス、高圧空気など)を供給して成形材1
を加圧する加圧手段Aと、前記圧力容器2内に供
給されたガスを熱交換器4を介して加熱し、また
は、冷却する加熱冷却手段Bと、前記加熱冷却手
段Bにより加熱、または、冷却されたガスを容器
2内定盤7上の真空バツグ32内の成形材1へと
送風し循環するようにした循環手段Cと、前記成
形材1を定盤7上に積載し、真空バツグ32にて
密封せしめた成形材1を、台車5上に配設した一
段または複数段の棚6に載せて圧力容器2内に搬
入可能に設けると共に、容器2内の所定位置にて
位置決めできるよう設けた成形材の搬送手段D
と、前記搬送手段の台車5上に真空継手の一方9
aを前記容器側方側に突出して設けて成る第1の
継手支持部材Eと、真空継手の他の一方9bを前
記容器2の内方に向かつて設けた第2の継手支持
部材Fを、容器内部側方より内方へと前後移動さ
せる前後移動機構Gにて支持せしめ、前記搬送手
段による台車上真空継手9aの容器内位置決め
と、前記前後移動機構による真空継手9bの前後
移動とによりそれぞれの真空継手9aと9bとを
着脱できるよう設けてなる真空継手着脱手段多H
と、前記真空継手着脱手段多Hにより結合せしめ
て前記真空バツグ32内を減圧する減圧手段Jと
より構成したものである。
次に、各部材および手段、機構の詳細を説明す
る。
成形材1とは、航空機、宇宙機器、車両、産業
機器等の構成部品に用いる炭素繊維、ガラス繊
維、アラミド繊維等より成る繊維強化プラスチツ
クの成形材およびコンピユータ、通信機器などの
電子機器に用いるプリント配線板並びに銅張積層
板、非銅張積層板であるが、成形前の状態のもの
は、前記補強繊維にBステージの熱硬化性樹脂を
含浸したシート状のプリプレグであつて、このプ
リプレ.を治具に被せて積層しするものである。
加圧手段Aは、第1図に示すように、一般に
は、容器2内に20Kg/cm2以下の高圧チツソガス、
高圧炭酸ガス、高圧空気などの高圧ガスを自動弁
11を介して供給するよう設けたもので、前記ガ
スは熱交換器4を介して加熱または冷却される。
そして、自動弁12を通じて排気される。また、
容器2内が所定の圧力を越えた時に減圧するため
の安全弁13を設けている。
加熱冷却手段Bは、第1図に示すように、容器
2の外部より内部の熱交換器4に高圧蒸気を供給
するようにしたもので、高圧蒸気を供給する自動
弁14と冷却水を供給する自動弁15とを容器2
を貫通し熱交換器4に連通し、自動弁16より排
水するよう設けたものである。
なお、加熱冷却手段の他の例として、容器2の
外部で加熱および冷却する手段を設け、その加熱
および冷却ガスを容器2内に供給するようにして
もよい。また、加熱手段として高圧蒸気の代りに
電気ヒータを用いてもよい。但し、この場合、熱
交換器4は冷却専用として用いる。
循環手段Cは、第1図に示すように、容器2の
内部にフアン17を設け、更に、該フアンを駆動
するモータ18を容器2の外部に気密を保持でき
るようにして設置したものである。そして、フア
ン17により送られる加熱ガスまたは冷却ガスは
第1図、第2図に示す風胴板19の外周を通り抜
け、成形材1との間を矢印に示すようにUターン
して循環できるよう構成したものである。
減圧手段Jは、第1図に示すように、容器2の
外部に真空ポンプ20を設置し、該真空ポンプは
自動弁21と連通して容器2内部に貫通して配管
し、その配管の先端部は後述する真空継手9a,
9bへと連通せしめ、真空バツグ32内を減圧で
きるよう構成したものである。
搬送手段Dは、第1図ないし第4図に示すよう
に、定盤7上に積載した成形材1を密封せしめた
真空バツグ32を台車5上の棚6に載せて圧力容
器2内に搬入可能に設けたものである。
そして、搬入時には後述する棚6上の定盤7に
設けた真空継手9aと容器2の側面に設けた真空
継手9bとを着脱できるよう容器2内のレール2
2に設けたストツパー23にて位置決めできるよ
う設けている。
真空バツグ32は、第5図に示すように、定盤
7上に通気板26(通気板とは後述するブリーザ
ークロスを会して成形材の空気を定盤の真空路へ
と連通するようにしたもので、一般に、上面を平
滑にし、下面に空気の流通できる溝などを設けた
平板が用いられている)を載せ、該通気板上には
成形材1を積層載置し、該成形材の表面にプリー
ザークロス31(ブリーザークロスとは真空バツ
グ内が減圧され、容器内に圧力が負荷された時で
も空気や反応によつて発生したガスを通過させ均
一な圧力負荷を維持できるようにしたもので、一
般に、耐熱性のあるガラスクロスが用いられてい
る)を被せて真空路を造り、更に、微多孔性フイ
ルム34を被せ、その上に真空バツグ32(真空
バツグとは耐熱性があり、しかも柔軟性のあるフ
イルムで成形材を外部より遮断し、真空圧によつ
て成形材に密着させるものである。そして、一般
に、ナイロン6、ナイロン66、ポリテトラフルオ
ロエチレン等のプラスチツクフイルムが用いられ
ている)を被せシーラント33(シーラントとは
成形材を定盤に対して完全に密封し、成形中、そ
の密閉性を確保するもので、一般に、粘着性のあ
る粘土状の物体が用いられている)にてその周辺
部を接着させて密閉したものである。
第1の継手支持部材Eは、台車5上に配設した
一段または複数段の棚6と、前記それぞれの棚に
載置する定盤7とより構成したもので、前記定盤
7および棚6の一方または両方に第2図、第3図
に示すように真空継手9aを設けたものである。
そして、前記定盤7には、第5図に示すよう
に、真空バツグ32内を減圧するための真空路2
9を設け、真空継手9aへと連通して接続せしめ
ている。また、大型の成形材の場合は、第3図、
第4図に示すように、真空バツグ32の上面また
は側面よりフレキシブルホース50にて棚6の垂
直部に圧力容器2の側方向に向けて真空継手9a
を取付け、真空バツグ32内と連通するようにし
て設けている。
定盤7は、成形材1を積層載置すると共に成形
材1の上面より加圧される圧力を受圧する平板状
の治具であり、一般に、加熱による歪が少なく且
つ上面を平滑に加工した金属製の平板が用いられ
ている。
治具25とは、成形材1積層して前述した航空
機、宇宙機器、車両、産業機器等の構成部品を造
るための型(模型)である。
真空継手着脱手段Hは、複数個の真空継手を縦
列に設けて支持する2の継手支持部材Fと該第2
の継手支持部材を容器2内部側方より内方へと前
後移動させる前後移動機構Gとより構成したもの
である。
前後移動機構Gは、第5図に示すように、容器
2の側面に、リング状の取付座35を固着させ、
該取付座の外部よりシール材36してシールし、
軸ホルダー39をはめ合わせて取付け、該軸ホル
ダーの内部には軸受37,37をはめ合わせ、更
に、該軸受に貫通させてスライド軸38を遊合さ
せて前後移動可能に支持せしめている。
更に、軸ホルダー39の内方部には、シールカ
バー40を取付け、該シールカバーの内周面溝部
にはシール部材41をはめ込み、前記スライド軸
38をシールして容器2内の気密を保持できるよ
う設けている。
また、軸ホルダー39の外方部には、シリンダ
ーホルダー42を取付け、該シリンダーホルダー
にはエアシリンダ43を取付けており、該エアシ
リンダのピストンロツド部はスライド軸38の一
端部に結合せしめている。
一方、容器2内方にあるスライド軸38の他端
部には継手ホルダー44を固着させ、更に、容器
2の内方に突出せしめた軸ホルダー39の端面に
は板状の案内板45を固着させている。そして、
該案内板の上下端部位置には案内軸46を水平状
態にして固着させており、該案内軸にはスライド
軸受47を介して前記継手ホルダー44をはめ合
わせ、エアシリンダ43の作用により、継手ホル
ダー44を前後移動できるよう構成したものであ
る。
第2の継手支持部材Fは、第5図、第6図に示
すように、継手ホルダー44の台車5上の棚6に
載置した定盤7の真空継手9aの間隔に合わせて
縦方向に取付けた複数個の真空継手9bとにより
構成したものである そして、継手ホルダー44の内部には、それぞ
れの真空継手9a,9aと連通する真空路48,
48を設け、真空路48,48は継手ホルダー4
4内で1箇所にまとめて、前述した外部の減圧手
段Jの配管部にフレキシブルホースにて接続せし
めている。
また、真空継手は雄型と雌型との部材より成る
真空カプラーのようなものでもよいが、好ましく
は第5図に示すように、一方をニツプルまたはテ
ーパー状の筒51にして雄型を形成し、他方を同
様なニツプルかまたは係止可能な筒に耐熱、耐圧
性のシリコンホース52被せて雌型を形成せし
め、雄型ニツプルまたはテーパー状の筒51がシ
リコンホース52に挿入、離脱できるように、し
かも、挿入時には真空漏れのないよう圧接可能に
設けている。
なお、継手ホルダー44内部に設けた真空路4
8を1箇所にまとめることなく、第7図に示すよ
うに、それぞれをフレキシブルホース50,50
にて接続し、容器2の外部に導き、その箇所でそ
れぞれに真空計53,53を付設し、更に、自動
弁54,54を介して減圧手段Jへと配管するこ
とにより、個々の真空バツグ32内の真空状態が
把握でき、真空漏れなどの事故に対して、漏れの
生じていない真空バツグ32内の成形材1を保護
することができ、品質管理上好ましい。
そして、エアシリンダ43を作動させることに
より、スライド軸38を容器2の内方へと移動さ
せ継手ホルダー44は案内板の案内軸46に沿つ
て前方へ移動し、第5図の実線の矢印で示すよう
に、継手ホルダー44に設けた真空継手9bを台
車5上の定盤7に設けた真空継手9aに結合し、
減圧手段Jの真空ポンプ20の作動により真空バ
ツグ32内を減圧し高真空にして真空バツグ内の
空気および成形材1より発生するガスを排出する
ようにしたものである。
次に、その作用を説明する。
台車5上棚6の定盤7上に成形材1を、第5図
に示すように、積層載置し、真空バツグ32にて
密封した後、第1図ないし第4図に示すように、
成形材1を載せた台車5を容器2内に搬入し、台
車5はレール22のストツパー23にて停止し、
定盤7に設けた真空継手9aと継手ホルダー44
に設けた真空継手9bとが結合できるよう位置決
めされる。
次に、第5図に示すエアシリンダ43を作動さ
せてピストンロツド部を伸長させてスライド軸4
7を前方へ移動させる。そして、該スライド軸と
結合せしめた継手ホルダー44を案内板45の案
内軸46に沿つて容器2の内方へと移動させるこ
とにより、継手ホルダー44に設けた複数個の真
空継手9bを、台車5上の定盤7に設けた複数個
の真空継手9aに結合させる。
次に、第1図に示す減圧手段Jの真空ポンプ2
0を作動させ、続いて、自動弁21を開き、該減
圧手段と連通せしめた定盤7上の真空バツグ32
内を減圧し、その内部を高真空にせしめる。
次に、容器2内を密閉した後、加圧手段Aの自
動弁11を開き容器2内に高圧ガスを供給すると
共に、加熱冷却手段Bにより高圧ガスを加熱し、
その加熱ガスを循環手段Cにより容器2内に循環
させて真空バツグ32内の成形材1を加熱して接
着硬化せしめる。
そして、一定時間経過した後、加熱手段を停止
し、次いで、第1図に示す自動弁15を開いて冷
却水を熱交換器4に供給し容器2内のガスを冷却
し、その冷却ガスにて成形材1を冷却すると共に
容器2内の圧力を徐々にに排出する。
そして、冷却が完了すると全ての作動を停止さ
せる。
そして、扉3を開くと共にエアシリンダ43を
逆作動させてスライド軸38および継手ホルダー
44を容器2の側方へと移動させ真空継手9a,
9bを離脱させた後、台車5を搬出し一成形工程
が完了する。
なお、真空継手を前後移動させる駆動手段は、
例えば、油圧シリンダ、モータの回転移動を直線
運動に変換する機構のものでもよく、本発明実施
例に限定されない。
発明の効果 以上、本発明によると下記のような効果を奏す
る。
圧力容器内に台車を搬入搬出可能で且つ該台車
を前記容器内の所定の位置で位置決めできるよう
設けた搬送手段と、前記搬送手段の台車上に真空
継手の一方を前記容器側方側に突出して設けて成
る第1の継手支持部材と、真空継手の他の一方を
前記容器の内方に向かつて設けた第2の継手支持
部材を、容器内部側方より内方へと前後移動させ
る前後移動機構にて支持せしめ、前記搬送手段に
よる台車上真空継手の容器内位置決めと、前記前
後移動機構による真空継手の前後移動とによりそ
れぞれの真空継手を着脱できるよう設けて成る真
空継手着脱手段とより構成しているから、多数個
の真空継手を同時に結合、離脱することができる
ため、従来、問題とされていた作業者による真空
継手の着脱作業がなくなり、前後工程への自動化
も可能となると共に工数の短縮ができる。
更に、圧力容器の奥行き方向に2列に配設した
多数棚および定盤の真空継手を同時に結合、離脱
することができるため、小型の圧力容器でもつて
一度に多数の同形および異形品の成形をすること
もでき、多様化に対応できると共に生産性向上も
期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を実施する装置の一部破断
した概略側面図。第2図は第1図をX−X矢視し
た概略正面図。第3図は本発明装置を実施する装
置の他の実施例の一部破断した概略側面図。第4
図は第3図をY−Y矢視した概略正面図。第5図
は本発明に係る装置の一実施例を示す一部破断し
た概略側面図。第6図は第5図に示した装置の概
略正面図。第7図は真空継手から減圧手段へと連
通、遮断させる他の実施例装置の概略正面図。 これらの図において、A:加圧手段、B:加熱
冷却手段、C:循環手段、D:搬送手段、E:第
1の継手支持部材、F:第2の継手支持部材、
G:前後移動機構、H:真空継手着脱手段、J:
減圧手段、1:成形材、2:圧力容器、3:扉、
4:熱交換器、5:台車、6:棚、7:定盤、9
a,9b:真空継手、11,12:自動弁、1
3:安全弁、14,15,16:自動弁、17:
フアン、18:モータ、19:風胴板、20:真
空ポンプ、21:自動弁、22:レール、23:
ストツパー、25:治具、26:通気板、29:
真空路、31:ブリーザークロス、32:真空バ
ツグ、33:シーラント、34:微多孔性フイル
ム、35:取付座、36:シール材、37:軸
受、38:スライド軸、39:軸ホルダー、4
0:シールカバー、41:シール部材、42:シ
リンダーホルダー、43:エアシリンダ、44:
継手ホルダー、45:案内板、46:案内軸、4
7:スライド軸受、48:真空路、50:フレキ
シブルホース、51:ニツプル、52:シリコン
ホース、53:真空計、54:自動弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧力容器内に台車を搬入搬出可能で且つ該台
    車を前記容器内の所定の位置で位置決めできるよ
    う設けた搬出手段と、 前記搬送手段の台車上に真空継手の一方を前記
    容器側方側に突出して設けて成る第1の継手支持
    部材と、 真空継手の他の一方を前記容器の内方に向かつ
    て設けた第2の継手支持部材を、容器内部側方よ
    り内方へと前後移動させる前後移動機構にて支持
    せしめ、前記搬送手段による台車上真空継手の容
    器内位置決めと、前記前後移動機構による真空継
    手の前後移動とによりそれぞれの真空継手を着脱
    できるよう設けて成る真空継手着脱手段とより構
    成したことを特徴とする繊維強化プラスチツクの
    オートクレーブ成形における真空継手着脱装置。 2 第1の継手支持部材は、台車上に棚を設置
    し、該棚には定盤を載置し、前記棚と定盤のいず
    れか一方、若しくは両方に真空継手の一方を前記
    容器側方側に突出して設けている特許請求の範囲
    第1項記載の繊維強化プラスチツクのオートクレ
    ーブ成形における真空継手着脱装置。 3 第2の継手支持部材の真空継手はその一方を
    容器外部の減圧手段に接続している特許請求の範
    囲第1項記載の繊維強化プラスチツクのオートク
    レーブ成形における真空継手着脱装置。 4 真空継手は、雄型と雌型とを結合、離脱でき
    るようにして真空路を連通、遮断可能に設けてい
    る特許請求の範囲第1項記載の繊維強化プラスチ
    ツクのオートクレーブ成形における真空継手着脱
    装置。
JP21993386A 1986-09-18 1986-09-18 繊維強化プラスチックのオ−トクレ−ブ成形ににおける真空継手着脱装置 Granted JPS6374613A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6374613A JPS6374613A (ja) 1988-04-05
JPH0455563B2 true JPH0455563B2 (ja) 1992-09-03

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ID=16743295

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JP21993386A Granted JPS6374613A (ja) 1986-09-18 1986-09-18 繊維強化プラスチックのオ−トクレ−ブ成形ににおける真空継手着脱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101934590B (zh) * 2010-08-30 2012-10-03 山东太古飞机工程有限公司 用于复合材料修理的热压罐
JP5705560B2 (ja) * 2011-01-20 2015-04-22 三菱重工業株式会社 複合材硬化用支持治具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6287328A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 Ashida Seisakusho:Kk プリント配線板のオ−トクレ−ブ成形における真空継手着脱装置

Patent Citations (1)

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JPS6287328A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 Ashida Seisakusho:Kk プリント配線板のオ−トクレ−ブ成形における真空継手着脱装置

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JPS6374613A (ja) 1988-04-05

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