JPH0455501Y2 - - Google Patents

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JPH0455501Y2
JPH0455501Y2 JP1149289U JP1149289U JPH0455501Y2 JP H0455501 Y2 JPH0455501 Y2 JP H0455501Y2 JP 1149289 U JP1149289 U JP 1149289U JP 1149289 U JP1149289 U JP 1149289U JP H0455501 Y2 JPH0455501 Y2 JP H0455501Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
suction
guide piece
suction port
gap
aquarium
Prior art date
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JP1149289U
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JPH02102963U (ja
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、養魚用水槽の底面に溜まつた残餌
物等の沈澱物を吸引除去するための掃除機に関す
る。
従来の技術 第4図及び第5図は、従来における水槽底面の
沈澱物除去方法とその掃除機を示している。
図において、1は、走行輪2,2を備えた自走
車であつて、その本体前部より下方に突出して吸
入口3が設けられている。この吸入口3には吸入
ホース4が接続され、ポンプ5によつてその吸入
口3からホース4を介して、水槽底面6の沈澱物
7を吸引除去しながら、自走車1と走行させるよ
うにしている。吸入口3は、その下端と底面6と
の間に高さの隙間8が形成され、更に、後部側
にブラシ9が底面6まで突設されている。また、
吸入口3より前方に突出した、取付け板10にガ
イド輪11が取付けられている。
考案が解決しようとする課題 上記のような掃除機において、沈澱物7は、ポ
ンプ5の吸引力によつて底面6附近の水と共に吸
入口3へ吸引されるが、吸引効率を上げるために
は、吸入水量を出来るだけ少なくして巾広く沈澱
物を吸入することが必要である。そのためには、
吸入口3と水槽底面6との隙間8を小さくして、
吸入水の流速を増大させることが必要となる。し
かし、底面6に凹凸のある水槽では、吸入口3と
底面6が干渉する不都合を生ずる。従来では、こ
のような干渉を避けるため、吸入口3を上下に可
動として、前記のガイド輪11の上下動に応じて
その吸入口3を上下若しくは振動させているが、
それでも、吸い残しや吸いムラを生じ、或いは走
行不能となる欠点があつた。第6図はそのような
状況を説明したもので、図aのように片側が盛り
上がつている場合には、その反対側の隙間8が大
きくなり、図bのように中央が窪んでいるときは
その中央の隙間8が大きくなつて、いずれもその
部分に吸い残しを生ずる。また、図cのように中
央の突起12へ乗り上げると両側に吸い残しを生
じ、図dのように突起12が高くなると乗り上げ
ることも出来ず、走行不能となつてしまう。
この考案は、このような従来の欠点を解消し
て、吸い残しや吸いムラ或いは走行不能な状態を
生じることのない水槽底面用の掃除機を実現する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この考案では、吸
入部本体より下方へ向けてブラシ等の柔軟材から
なる前後一対のガイド片を突出させて吸入口を形
成し、前部側ガイド片下端と水槽底面との間に隙
間を設けたことを特徴とする。
作 用 吸入口28がガイド片26,22によつて形成
され、そのガイド片26,22は水槽底面24の
凹凸に応じてその部分のみ自由に撓むことができ
る。また、水槽底面24の沈澱物は、前部ガイド
片26と底面24との隙間29より吸入口28内
へ吸い込まれる。
実施例 第1図及び第2図は、この考案の第一の実施例
であつて、従来と同じでホース側へ接続されるパ
イプ状の吸入部本体21には、その下端後側面か
ら左右両側にかけて、断面コ字状に形成されたブ
ラシ製の後部ガイド片22が、上端の枠部材23
を介して固定されている。このガイド片22は垂
直に水槽底面24へ接触するまで、下方へ突出さ
れている。
他方、吸入部本体21の前部壁下端面には取付
け板25が固定されており、この取付け板25の
先端に、板状に成形されたブラシ製の前部ガイド
片26が、その下端が後方へかけて斜め下向きと
なるよう傾斜状にして、上端枠部材27部分で固
定され、これら両ガイド片22,27によつて吸
入口28を形成している。この前部ガイド片26
の下端と水槽底面24との間に、高さの隙間2
9が形成されている。
したがつて、吸入口28の前方の水槽底面24
に溜まつた沈澱物は、吸入口28が前方へ移動す
るにしたがい、底面24付近の水と共に隙間29
から吸入口28内に吸い込まれることになる。そ
の際、突起があると第1図の2点鎖線のように、
その突起に沿つて各ガイド片26,22がその部
分だけ自由に撓むため、全体が浮き上がることが
なく、他の部分は常に同じ高さの隙間29を保
つことから、吸い残しや吸いムラを生じることが
ない。この場合、突起の高さは、ガイド片29,
22が撓んで避けることのできない高さ、即わ
ち、この実施例では、前部ガイド片26の枠部材
27までの高さLまで許容される。そのため、相
当な高さの突起があつても移動不能を生じること
がない。
なお、この実施例では、前部ガイド片27が上
記のように傾斜されていることから、吸い込まれ
る水流の整流と共に流速の増速作用が行われ、よ
り効率の良い吸引構造となつている。
第3図は、この考案の第2の実施例であつて、
吸入部本体21の前部壁下端面に、後方へ突出す
る水平な取付け板25を固定し、この取付け板2
5より前部ガイド片26を垂直に取付けたもので
ある。
上記各実施例において、ガイド片22,26は
上記のように撓むことのできるものであれば、ブ
ラシに限らずゴムその他の柔軟材であつても良
い。また、前部ガイド片26と後部ガイド片22
は一体に成形しても良い。
考案の効果 以上のように、この考案によれば、水槽底面に
突起等がある場合でも、ガイド片がその突起に沿
つて撓むため、他の部分が浮き上がつて隙間が大
きくなることがなく、吸い残しや吸いムラが解消
されるとともに、ガイド片の高さの範囲で突起等
と干渉することなくそのまま移動できることか
ら、相当の高さまで移動不能になる状態を生じる
ことがない。そして、このようなことから、ガイ
ド片下方の隙間を小さくでき、吸い込まれる水流
の流速を増大して、吸引効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す吸入口部の縦
断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は、この考案の別の実施例を示す吸入口部の縦
断面図、第4図は水槽底の掃除方法を示す水槽全
体の縦断面図、第5図は、従来の掃除機の要部縦
断側面図、第6図a〜dは清掃時の吸入口部分の
各種の状態を示す正面図である。 21……吸入部本体、22……後部ガイド片、
24……水槽底面、26……前部ガイド片、28
……吸入口、29……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸入部本体より下方へ向けてブラシ等の柔軟材
    からなる前後一対のガイド片を突出させて吸入口
    を形成し、前部側ガイド片下端と水槽底面との間
    に隙間を設けたことを特徴とする水槽底掃除機。
JP1149289U 1989-02-01 1989-02-01 Expired JPH0455501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1149289U JPH0455501Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1149289U JPH0455501Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102963U JPH02102963U (ja) 1990-08-16
JPH0455501Y2 true JPH0455501Y2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=31220094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1149289U Expired JPH0455501Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01

Country Status (1)

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JP (1) JPH0455501Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPH02102963U (ja) 1990-08-16

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