JPH0455409Y2 - - Google Patents

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JPH0455409Y2
JPH0455409Y2 JP1985092813U JP9281385U JPH0455409Y2 JP H0455409 Y2 JPH0455409 Y2 JP H0455409Y2 JP 1985092813 U JP1985092813 U JP 1985092813U JP 9281385 U JP9281385 U JP 9281385U JP H0455409 Y2 JPH0455409 Y2 JP H0455409Y2
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battery
batteries
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buffer sheet
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案電池収納装置を以下の項目に従つて説明
する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概略 C 従来技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例 F−1 第1の実施例[第1図乃至第3図] a 電池収納装置[第1図乃至第3図] b 緩衝シート[第1図乃至第3図] c 蓋体[第1図] d ロツク釦[第1図] e 作用 F−2 第2の実施例[第4図] a 構造 b 作用 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な電池収納装置に関する。詳しく
は、少なくとも2つの電池を長手方向に直列に配
列して収納する電池収納装置であつて、中に収納
した電池のガタつきによる異音の発生や衝撃の発
生を防止した新規な電池収納装置を提供しようと
するものである。
(B 考案の概要) 本考案電池収納装置は、収納部の内壁面のうち
2つの電池の互いに接している電極部に対向した
部分に形成した凹部に緩衝シートを接着すること
によつて、この部分で電池が振れても緩衝シート
に当ることによつて、異音を発したり、衝撃が生
じたりすることを防止したものである。
(C 従来技術) 電気機器において複数の電池を使用する場合、
電池収納部に2本以上の電池を長手方向に直列に
重ねて使用することがある。
(D 考案が解決しようとする問題点) 電池収納部に2本以上の電池を長手方向に直列
に重ねて使用する場合に、電池収納部の内壁面と
電池との間に余裕があると、電池が電池収納部内
でガタついて異音を発したり、他の部分に衝撃を
与えたりすることがある。
電池を長手方向に重ねた場合、電池収納部の両
端に設けられたコンタクトと電池との間及び電池
同士の間で電気的接続が確実に得られるように、
弾発手段が設けられるのが通常である。従つて、
電池の外周と電池収納部の内壁面との間に間隙が
あつても、重ねられた電池列の両端では、電池は
電池収納部に固定された部材と圧接された状態で
あるので振られることはないが、中間の電池同士
が接触した箇所では、どちらの電池端も固定され
ていないため軸方向に直交する方向に振られる惧
れがある。
そして、このように電池の端部が振られると、
つまり、ガタつくと、それが電池収納部の内壁面
と衝突し、異音を発したり、場合によつては当該
機器内の他の部分、例えば、電子回路に強い衝撃
を与えたりすることになる。
そこで、上記のようなガタつきを無くすには、
電池外周面と電池収納部の内壁面との間の隙間を
無くせば良いのであるが、それは事実上不可能で
ある。即ち電池の外形状には寸法上一定の許容度
があり、例えば、単3型乾電池の場合、市販され
ているものの最も太いものと最も細いものとの間
では直径で1mmの差がある。従つて、電池収納部
の内径を最も太いものでも収納することができる
大きさにしておけなければならず、依つて、上記
の如きガタつきが生ずることを避けることができ
ない。
(E 問題点を解決するための手段) そこで、本考案電池収納装置は、上記した問題
点を解決するために、長手方向に少なくとも2つ
の電池を直列に配列して収納する電池収納部の内
壁面のうち2つの電池の互いに接している電極部
に対向した部分に周方向に延びる帯状凹部を形成
し、該帯状凹部に上記2つの電池の互いに接して
いる電極部はある方の端部の縁部が弾接する帯状
の緩衝シートを接着したものである。
従つて、本考案によれば、電池収納部において
電池のガタつきが生じても、電池は電池収納部の
内壁面に添設された緩衝材料に当つてその衝撃が
吸収されるので、電池のガタつきによつて異音が
発生したり、他の部分に強い衝撃を与えたりする
ことを防止することができる。
(F 実施例) 以下に、本考案電池収納装置の詳細を図示した
実施例に従つて説明する。
(F−1 第1の実施例)[第1図乃至第3図] 第1図乃至第3図は本考案電池収納装置の第1
の実施例を示すものである。この実施例は本考案
をラジオ受信機の電池収納装置に適用したもので
ある。
(a 電池収納部)[第1図乃至第3図] 1はラジオ受信機のキヤビネツトである。
2はキヤビネツト1内に配置固定されたシヤー
シであり、その一側縁部には一側面に向つて開放
された横断面U字状の凹状部3が形成され、この
凹状部3とキヤビネツト1の一側壁4内面とによ
つて電池収納部5が形成される。そして、該電池
収納部5の奥端はシヤーシ2に一体に形成された
塞板6によつて閉塞され、該塞板6の内面にはス
プリングコンタクト7が固定されている。そし
て、この電池収納部5には単3型乾電池8,8を
2本その長手方向に重ねて配置することができる
ようになつている。
9は前記電池収納部5の隣に形成された丸坑状
のもう一つの電池収納部であり、その奥端にもス
プリングコンタクト10が固定されている。そし
て、この電池収納部9は単3型乾電池8を1本収
納することができるようにされたものである。
11はキヤビネツト1の一端壁12の一側に寄
つた位置に形成された略長円形を為す開口部であ
り、該開口部11には前記電池収納部5に対応し
た挿通孔13と電池収納部9に対応した挿通孔1
4とが並んで形成されている。
(b 緩衝シート)[第1図乃至第3図] 15は電池収納部5を構成している凹条部3の
内面3aのうち、電池8,8の連接部16に対応
した部分に形成された浅い帯状凹部である。
17は不織布等の緩衝性を有する素材から成る
緩衝シートであり、前記帯状凹部15の幅と長さ
に略等しい幅と長さを有している。
そして、このような緩衝シートが前記帯状凹部
15内に接着剤18によつて貼着される。
(c 蓋体)[第1図] 19は電池収納部5,9の前記開口部11を閉
塞するための蓋体である。
該蓋体19は略長方形状の板状をしており、そ
の基端部のキヤビネツト1の一端壁12外面のう
ち前記開口部11の反一側壁4側の端部に近接し
た位置に電池収納部5,9の開口部11を開閉し
得る状態で回動自在に支持される。
蓋体19の回動端からは被ロツク片20が突設
されている。該被ロツク片20はその幅が蓋体1
9の幅より稍小さくされると共に、その外面には
蓋体19の幅方向に延びる係合凹条21が形成さ
れている。
22は蓋体19の内面に一体に形成された長円
形の突条であり、この突条22の外側にOリング
状の防水パツキング23が支持されている。尚、
24は防水パツキング23が突条22から抜け落
ちないように、突条22の先端から外方に向つて
突設された係合縁である。
しかして、蓋体19が開口部11を閉じる位置
に来ると、防水パツキング23が開口部11の内
周壁11aと蓋体19に形成された突条22との
間で圧縮された状態となり、開口部11の水密性
が保たれることになる。
25は蓋体19内面の突条22で囲まれた部分
に取着されたコンタクト板である。
(d ロツク釦)[第1図] 26はロツク釦であり、合成樹脂によつて形成
されている。
27はロツク釦26の主部であり、2つの細長
い板片28,29がその長手方向に沿う一つの側
縁で突き合わせられ横断面形状でV字状を為す如
くに結合された状態を為す。従つて、主部27の
内側には恰もV字状の溝が形成されたようになつ
ている。
そして、一方の板片28の外縁部内面の略中央
部には外縁に沿つて長い係合リブ30が形成され
ている。
31,31は主部27の両側端から同じ方向
に、即ち、前記2つの板片28,29によつて形
成されるV字溝の開口が面している方向に略向つ
て延びるように主部27に一体に形成された脚片
であり、これら脚片31,31の先端部には外方
へ向つて突出した突部32,32が一体に形成さ
れている。
そして、キヤビネツト1の一端壁12と一側壁
4との会合部の両側に寄つた位置に形成された深
溝33,33内にロツク釦26の脚片31,31
が挿入されると共に深溝33,33の内面に形成
された凹部33a,33aに脚片31,31に形
成された突部32,32が係止され、これによつ
てロツク釦26はキヤビネツト1に回動自在に支
持される。
そして、前記蓋体19で電池収納部5,9の開
口部11を閉じた状態で、ロツク釦26を蓋体1
9の方へと回動して、その板片28を蓋体19の
被ロツク片20の上に被せるようにすると、板片
28に形成された係合リブ30が被ロツク片20
に形成された係合凹条21と係合し、蓋体19が
閉じた状態がロツクされる。
ロツクを解除する場合には、ロツク釦26を反
対方向に回動して、板片28が蓋体19の被ロツ
ク片20の上から外れるようにすれば良い。
(e 作用) 上記した電池収納部5においては、凹条部3内
面3のうち電池8,8の連接部16に対応した箇
所に緩衝シート17が貼着されているため、電池
8,8がガタつくことがあつても、電池8,8の
振れた端部は緩衝シート17に当接して緩衝され
るため、異音が発生したり、強い衝撃が与えられ
たりすることがない。
また、上記緩衝シート17を凹条部3の内壁面
に直接貼着するのではなく、上記した如く、凹条
部3の内壁面に浅い帯状凹部15を形成してお
き、この中に緩衝シート17を貼着するので、緩
衝シート17を貼着するための接着剤18が電池
収納部の内壁面ににじみ出て来ることを防止する
ことができる。
(F−2 第2の実施例)[第4図] 第4図は本考案電池収納装置の第2の実施例を
示すものである。この第2の実施例は、緩衝シー
トを貼着する部分の構造のみが前記第1の実施例
と異なり、他の部分は第1の実施例と同様である
ので、その異なる部分についてのみ説明する。
(a 構造) 電池8,8の連接部16に対応した箇所に形成
される帯状凹部34は馬背状に形成されている。
即ち、横断面形状で中央部34aが高く両側縁部
34b,34bで低くなるようにされている。そ
して、側縁部34b,34bでの凹部の深さは緩
衝シート17の厚さと接着剤18の層の厚さとを
足した分よりも深くされている。従つて、緩衝シ
ート17はその両側縁部17a,17aは電池収
納部5の内壁面3aより外側に位置するようにな
つている。
(b 作用) 緩衝シート17が貼着される帯状凹部34の形
状を上記の如くにすることによつて、電池8,8
の出し入れに際して、電池8,8の端部は緩衝シ
ート17の側端縁に突き当つてこれをめくれ上が
らせてしまうという不都合を無くすことができ
る。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案電池収納装置は、長手方向に少なくとも2つ
の電池を直列に配列して収納する電池収納部の内
壁面のうち2つの電池の互いに接している電極部
に対向した部分に周方向に延びる帯状凹部を形成
し、該帯状凹部に上記2つの電池の互いに接して
いる電極部がある方の端部の縁部が弾接する帯状
の緩衝シートを接着したことを特徴とする。
従つて、本考案によれば、電池収納部において
電池のガタつきが生じても、電池は電池収納部の
内壁面に添設された緩衝材料に当つてその衝撃が
吸収されるので、電池のガタつきによつて異音が
発生したり、他の部分に強い衝撃を与えたりする
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案電池収納装置の第1
の実施例を示すもので、第1図は分解斜視図、第
2図は要部の縦断面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図は本考案電池収納装置の
第2の実施例を示すもので要部の縦断面図であ
る。 符号の説明、3a……内壁面、5……電池収納
部、8……電池、15……帯状凹部、17……緩
衝シート、34……帯状凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長手方向に少なくとも2つの電池を直列に配列
    して収納する電池収納部の内壁面のうち2つの電
    池の互いに接している電極部に対向した部分に周
    方向に延びる帯状凹部を形成し、 該帯状凹部に上記2つの電池の互いに接してい
    る電極部がある方の端部の縁部が弾接する帯状の
    緩衝シートを接着した ことを特徴とする電池収納装置
JP1985092813U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH0455409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985092813U JPH0455409Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985092813U JPH0455409Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS621365U JPS621365U (ja) 1987-01-07
JPH0455409Y2 true JPH0455409Y2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=30649941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985092813U Expired JPH0455409Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JP (1) JPH0455409Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525228U (ja) * 1975-06-27 1977-01-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525228U (ja) * 1975-06-27 1977-01-14

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JPS621365U (ja) 1987-01-07

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