JPH0455079Y2 - - Google Patents

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JPH0455079Y2
JPH0455079Y2 JP920685U JP920685U JPH0455079Y2 JP H0455079 Y2 JPH0455079 Y2 JP H0455079Y2 JP 920685 U JP920685 U JP 920685U JP 920685 U JP920685 U JP 920685U JP H0455079 Y2 JPH0455079 Y2 JP H0455079Y2
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strainer pipe
strainer
pipe
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filter material
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、深井戸排水工法に使用するストレ
ーナパイプに関する。
〔従来技術と問題点〕
深井戸排水工法は、径30〜100cmの孔を帯水層
に掘削してストレーナパイプを設置し、これより
水中ポンプまたは水中モータポンプなどを用いて
揚水し、地下水位や被圧水頭を低下させる工法で
あり、広い範囲にわたつて高い地下水位の低下を
必要とする場合、透水性の大きい地盤で揚水量が
非常に多い場合、ヒービングやボイリングなどの
防止のために深層の帯水層の減圧を図る必要のあ
る場合などに多用されている。
ところで、この深井戸排水工法において、孔壁
とストレーナパイプの間には原地盤より透水性が
よくしかも原地盤中の細粒土を通しにくい選定さ
れた自然土からなるフイルター材が充填される。
その際、フイルター材はストレーナパイプを孔
内に挿入するときに、孔壁とストレーナパイプと
の間に流入する形で充填される。
しかしながら、ストレーナパイプを孔内に挿入
する時点では、すでに、周囲の原地盤が時間の経
過とともに孔の中心方向へ寄つてくるため孔壁と
ストレーナパイプとの間の間隙が狭まり、フイル
ター材が詰まつて円滑に流入しなくなる。そのた
め孔内に挿入されたストレーナパイプの周囲には
フイルター材が全長にわたつて不連続的に切れた
りあるいは連続的につながつても不均等であつた
りして意のままにならず充填効果が悪かつた。
そのため、原地盤中の細粒土分がフイルター材
の充填効果の不十分な所からストレーナパイプ内
に流入沈積し、集水効果が悪くなるなどの問題が
あつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記問題をかんがみてなされたもの
で、その目的は孔壁とストレーナパイプとの間の
所望とする間隙を確実に形成してフイルター材の
充填効果を高めるストレーナパイプを提供するこ
とにある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、この考案は側壁に多
数の小孔を有するストレーナパイプ本体の底部
に、外径が前記ストレーナパイプの外径より大径
となす円板状底蓋を、前記ストレーナパイプと同
軸的に設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この考案を図示の例によつて詳細に説明
する。
第1図において、1は鋼製のストレーナパイプ
であり、その要部を示している。ストレーナパイ
プ1の側壁にはスリツト2を設ける。スリツト2
を有する側壁の位置は原地盤3の帯水層(図示せ
ず)に合致させるようにする。また、スリツト2
を設けたストレーナパイプ1の側壁周囲は鉄線4
を介して金網5で巻きつける。
ストレーナパイプ1の底部には円板状底蓋6を
設ける。円板状底蓋6の外径は、ストレーナパイ
プ1の軸中心から半径外方へ突出するようにスト
レーナパイプ1の外径より大径となしており、ス
トレーナパイプ1と同軸的に設ける。
そして、円板状底蓋6の突出部分とストレーナ
パイプ1の側面外面との間には補強リブ7を設け
る。
なお、8はストレーナパイプ1を巻付けた金網
5の上下端をそれぞれ固定するために溶接して巻
付けた鉄筋である。
このようにして、構成されたストレーナパイプ
1は対象とする原地盤3に所定深さまで設置され
る。ストレーナパイプ1の設置方法としては杭打
ち機を使用して打設したり、あるいは穿孔掘削機
を使用して孔を形成したのちに挿入する方法など
がある。
そして、ストレーナパイプ1の設置の際、地上
面に予めストレーナパイプ1の外周を囲繞する如
くフイルター9を貯留した置場(図示せず)を設
けておく。そして、ストレーナパイプ1の設置に
伴い、ストレーナパイプ1の円板状底蓋6の突出
部分によつて、ストレーナパイプ1と孔壁11と
の間の間隙が確実に形成されてその間隙中にフイ
ルター材9が流入されながら共下りする。
かくして、ストレーナパイプ1と孔壁10との
間の間隙にはフイルター材9が全長にわたつて連
続的に均等に流入充填される。また、ストレーナ
パイプ1の設置中に、フイルター材9は円板状底
蓋6の突出部分より下方に無駄に落下することが
ない。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ストレーナパイプの底部に
外径がストレーナパイプの外径より大径となす円
板状底蓋をストレーナパイプと同軸的に設けたこ
とにより、ストレーナパイプと孔壁との間に形成
された所望の間隙にフイルター材が全長にわたつ
て連続的に均等に流入充填されるので、合理的に
して経済的であるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るストレーナパイプの要部
の概略側面図である。 1……ストレーナパイプ、6……円板状底蓋、
9……フイルター材、10……孔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁に多数の小孔を有するストレーナパイプ本
    体の底部に、外径が前記ストレーナパイプの外径
    より大径となす円板状底蓋を、前記ストレーナパ
    イプと同軸的に設けたことを特徴とする深井戸排
    水用ストレーナパイプ。
JP920685U 1985-01-28 1985-01-28 Expired JPH0455079Y2 (ja)

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JP920685U JPH0455079Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

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JP920685U JPH0455079Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

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JPS61125539U JPS61125539U (ja) 1986-08-07
JPH0455079Y2 true JPH0455079Y2 (ja) 1992-12-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002012637A1 (fr) * 2000-08-02 2002-02-14 Nishimatsu Construction Co., Ltd. Dispositif de pompage d'eau souterraine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61125539U (ja) 1986-08-07

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