JPH0454933Y2 - - Google Patents

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JPH0454933Y2
JPH0454933Y2 JP5802887U JP5802887U JPH0454933Y2 JP H0454933 Y2 JPH0454933 Y2 JP H0454933Y2 JP 5802887 U JP5802887 U JP 5802887U JP 5802887 U JP5802887 U JP 5802887U JP H0454933 Y2 JPH0454933 Y2 JP H0454933Y2
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case
protruding piece
lid
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container
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアイスクリーム及び/または氷を製造
するための冷凍装置のケース、その他のケースの
上端開口部を着脱可能に覆蓋する蓋体に関する。
〔従来技術〕
冷凍装置の一形式として、冷却媒体にて冷却さ
れる冷却槽をケース内に収容し、このケースの上
端開口部の周縁に蓋体を着脱可能に取付けて同ケ
ースの上端開口部を覆蓋してなる冷凍装置があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる形式の冷凍装置においては、アイスクリ
ーム、氷の製造時蓋体をケースに対して頻繁に着
脱することから、蓋体がケースに対して容易に着
脱し得るとともに、これら両者間の係合部が破損
の少ないものであることが肝要である。従つて、
本考案の目的はかかる要請に対処しようとするの
みならず、他の装置における蓋体とケース間のか
かる要請と同様の要請にも対処しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ケースの上端開口部の周縁に着脱可
能に取付けて同ケースの上端開口部を覆蓋する蓋
体であり、当該蓋体はその外周縁部にて下方へ突
出して設けられ下端部にて前記ケースの上端開口
部の周縁に設けた被係合部に着脱可能に係合する
係合部を有する突出片と、この突出片の外側壁と
ケースとに上下方向に間隔を保つて設けられ挟圧
することにより前記突出片を外方へ撓ませる一対
の水平板と、これら水平板の一方に設けられ他方
に向つて所定間隔を保つて延びる起立板を備えて
いることを特徴とする。
〔考案の作用・効果〕
かかる構成においては、蓋体をケースの上端開
口部の周縁に押圧すると蓋体に設けた突出片が外
方へ撓みつつ被係合部に係合して蓋体が取付けら
れ、またこの状態で両水平板を把持して互に挟圧
すれば突出片が外方へ撓んでケースの被係合部か
ら外れる。従つて、蓋体の着脱が極めて容易であ
る。また、水平板が突出片を補強するとともに起
立板が突出片の外方への所定量以上の撓みを規制
するため、突出片の破損が少なくて係合部の寿命
が長い。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図および第2図には本考案に係る蓋体
備えた冷凍装置が示されている。当該冷凍装置は
本出願人の出願した特願昭61−261653号にて示し
た冷凍装置と同一のもので、冷却槽11、アイス
クリーム製造用の容器12およびインペラー1
3、駆動機構20を備えるとともに、圧縮機3
1、凝縮器32、エバポレータである冷却パイプ
33を備えている。これらの各構成部品はケース
34内に収容されている。
圧縮機31、凝縮器32および冷却パイプ33
は第3図に示すように公知の冷凍回路を構成して
おり、凝縮器32と冷却パイプ33との接続管路
35aにはドライヤ36aとキヤピラリチユーブ
36bが介装され、かつ接続管路35a,35b
間にはバイパス管路35cが設けられていて、同
管路35cに電磁式開閉弁36cが介装されてい
る。かかる冷凍回路において、冷却媒体は開閉弁
36cの閉成時管路35b→35a→35dを順
環し、開閉弁36cが開成されると管路35b→
35c→35dを順環する。
しかして、冷却槽11は有底筒状のものでその
外周には冷却パイプ33が多数回巻回されてお
り、断熱材層37a内に埋設されて上方に開口し
ている。かかる冷却槽11においては、その底部
中央部に円形状の貫通孔11aが形成されてお
り、同貫通孔11aは排水路37bを介して排水
ホース37cに連通している。排水ホース37c
は第2図に示すようにケース34の外側面の一側
に設けたホルダ37dに着脱可能に嵌合してい
る。
アイスクリーム製造用の容器12は冷却槽11
に相似の有底筒状のもので、同冷却槽11内に収
容された状態においてこれら両者11,12間に
所定の周間隙が形成される大きさに形成されてい
る。かかる容器12においてはその底部中央部
に、円柱状の突起12aが上方へ当接されてい
る。これにより、容器12は冷却槽11内にて同
槽11の内周との間に所定の周間隙を保持する。
インペラー13は回転軸13aの外周に2枚の羽
根13b,13cを上下2段に一体的に形成して
なるもので、回転軸13aの下端部には容器12
の突起部12aに嵌合する円形状の凹所13dが
形成されている。また、回転軸13aの上端部に
は角柱状の突起部13eが形成されており、同突
起部13eは後述する駆動機構20の大径ギヤの
凹所に嵌合される。かかるインペラー13は容器
12内にて、同容器12の突起12aに凹所13
dを嵌合されかつ大径ギヤの凹所に突起部13e
を嵌合された状態で位置決めされて回転可能に支
持されており、かかる状態においては第1図に示
すように各羽根13b,13cの外端縁が容器1
2の内周12bに近接して臨んでいる。
駆動機構20は駆動モータ21、小径ギヤ22
および大径ギヤ23を備え、モータ21は第1図
に示すようにケース34内にてその上板34aに
支持されてその駆動軸21aが上板34aの小径
開口34bから突出している。この駆動軸21a
にはアダプタ21bが嵌着されていて、同アダプ
タ21bは駆動軸21aと一体回転可能に小径開
口34bから突出している。アダプタ21bは角
筒状を呈している。小径ギヤ22はその中央ボス
部に下方へ開口する角状の凹所22aを備え、モ
ータ21のアダプタ21bに対して着脱可能かつ
一体回転可能に嵌合して、上板34aの上面側に
位置する。大径ギヤ23はその中央ボス部に下方
へ開口する角状の凹所23aを備えるともに、そ
の外周に歯部23bを備えている。大径ギヤ23
の凹所23aはインペラー13の突起部13eに
嵌合し、インペラー13を容器12内に支持した
状態においては、上板34aの大径開口34c上
に位置してインペラー13に対して着脱可能かつ
一体回転可能になつている。また、かかる状態に
おいて、大径ギヤ23の歯部23bは小径ギヤ2
2の外周の歯部22bに噛合する。
しかして、ケース34の上端開口部を覆蓋する
蓋体38は合成樹脂製のもので第4図および第5
図に示すように逆皿状を呈し、同蓋体38の頂部
のプレート部38aの下面略中央部に、大径ギヤ
23の中央突起部23cに嵌合して同ギヤ23を
回転可能に支持する凹所38a1が形成されてい
る。また、蓋体38の起立部38bの両側に着脱
機構が設けられている。
着脱機構は第4図〜第6図に示すように門形状
の把持部38cと、突出片38dと、水平板38
eとからなり、把持部38cは起立壁部38bの
側部にて側方へ所定量突出している。突出片38
dは把持部38c内にて起立壁部38bの2箇所
を縦方向に切込んで形成されており、その下端部
には内側からわずかに突出する係合凸起38fが
形成されている。水平板38eは突出片38dの
外側にてその略中央部に設けられていて、把持部
38cと同様側方へ所定量突出して同把持部38
cの上方水平部38c1に並列している。この水
平板38eの両端には上方へ所定量突出する起立
板38gが設けられている。起立板38gは把持
部38cの上方水平部38c1に対向して所定量
突出している。かかる着脱機構において、突出片
38dは内外側へ可撓性のものであり、その下端
部に設けた係合凸起38fがケース34の上端各
側部に設けた係合凹所34dに係脱する。なお、
符号38hは、突出片38dを形成したことによ
る起立壁部38bの強度低下を補償するためのリ
ブである。
当該冷凍装置によりアイスクリームを製造する
には、先ず排水ホース37cを第2図に示すよう
にホルダ37dに嵌合した後冷却槽11内に同冷
却槽11と容器12間の周間隙を満すだけの少量
の水を注入し、同冷却槽11内にアイスクリーム
生地を注入した容器12を収容する。次いで、駆
動機構20の小径ギヤ22をモータ21のアダプ
タ21bに嵌合して組付けるとともに、大径ギヤ
23の凹所23にインペラー13の突起部13e
を嵌合して同インペラー13を大径ギヤ23に組
付け、かかる状態のインペラー13を容器12内
に立設する。インペラー13はその回転軸13a
の凹所13dを容器12の底部の突起部12aに
嵌合することにより、容器12内にて位置決めさ
れて回転可能に支持される。最後にケース34の
上端周縁部に蓋体38を嵌着すれば、当該冷凍装
置は第1図および第2図に示す状態にセツトされ
る。
かかる状態において、当該冷凍装置の図示しな
い駆動回路のスイツチを閉成して所定時間通電す
れば、圧縮機31および凝縮器32等が始動して
冷却媒体が第3図に示す管路35b→35a→3
5dの順に還流して冷却槽11を冷却し、一方駆
動機構20におけるモータ21が始動してインペ
ラー13を回転させ、アイスクリーム生地を攪拌
する。しかして、冷却槽11内での冷却が進行す
ると、同冷却槽11と容器12間の周間隙に介在
している水が氷結してこれら両者11,12を最
小限の氷圧で結合一体化させるとともに、両者1
1,12間の熱伝導を保持しながら容器12のと
も回りを防止する。また、容器12内においては
その内周12bにてアイスクリーム生地が凍結し
て漸次成長し、この凍結物はインペラー13によ
り順次削り取られる。所定時間経過して容器12
内のアイスクリーム生地が全て凍結してアイスク
リームに移行すると、当該冷凍装置に対する電力
の供給が停止されてモータ21、圧縮機31、凝
縮器32等が駆動を停止する。従つて、蓋体38
を取外してインペラー13を大径ギヤ23と一体
的に容器12内から取り出せば、アイスクリーム
を容易に取出すことができる。なお、冷却槽11
内の水を排出するには排水ホース37cをホルダ
37dから取外して下方へ指向させる。これによ
り、同冷却槽11内の水は貫通孔11a、排水路
37bを経て排水ホース37cから排出される。
ところで、本実施例における着脱機構は把持部
38c、係合凸起38fを備えた突出片38d、
起立板38gを備えた水平板38eにて構成され
ている。このため、蓋体38をケース34の上端
開口部の周縁に押圧すると突出片38dが外側へ
撓みつつケース34の係合凹所34dに係合し、
同蓋体38はケース34に固定されて同ケース3
4の上部を覆蓋する。また、この状態で把持部3
8cの上方水平部38c1と水平板38eとを把
持して互に挟圧すれば、突出片38dが外側へ撓
んでケース34の係合凹所34dから外れる。従
つて、当該冷凍装置においては蓋体38の着脱が
極めて容易である。また、水平板38eが突出片
38dを補強するとともに、突出片38dの所定
量を超える外側への撓み時には起立板38gが把
持部38cの上方水平部38c1の下面に当接し
て突出片38dのそれ以上の撓みを規制するた
め、突出片38dの破損が少なくて着脱機構の寿
命が長い。
なお、本考案はアイスクリーム製造、氷製造の
専用または兼用の適宜の冷凍装置のみならず、各
種装置の蓋体に実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る冷凍装置の一
部縦断側面図、第2図は同装置の一側面図、第3
図は同装置の冷凍回路図、第4図は蓋体の背面
図、第5図は同蓋体の一側面図、第6図は第4図
の矢印−線方向の拡大断面図である。 符号の説明、11……冷却槽、12……容器、
13……インペラー、20……駆動機構、21…
…モータ、22,23……ギヤ、31……圧縮
機、32……凝縮器、33……冷却パイプ、34
……ケース、34d……係合凹所、38……蓋
体、38c……把持部、38d……突出片、38
e……水平板、38f……係合凸起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの上端開口部の周縁に着脱可能に取付け
    て同ケースの上端開口部を覆蓋する蓋体であり、
    当該蓋体はその外周縁部にて下方へ突出して設け
    られ下端部にて前記ケースの上端開口部の周縁に
    設けた被係合部に着脱可能に係合する係合部を有
    する突出片と、この突出片の外側壁とケースとに
    上下方向に間隔を保つて設けられ挟圧することに
    より前記突出片を外方へ撓ませる一対の水平板
    と、これら水平板の一方に設けられ他方に向つて
    所定間隔を保つて延びる起立板を備えていること
    を特徴とする蓋体。
JP5802887U 1987-04-16 1987-04-16 Expired JPH0454933Y2 (ja)

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JP5802887U JPH0454933Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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JPS63165191U JPS63165191U (ja) 1988-10-27
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