JP3069872U - 缶飲料の冷却器 - Google Patents

缶飲料の冷却器

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JP3069872U
JP3069872U JP1999009715U JP971599U JP3069872U JP 3069872 U JP3069872 U JP 3069872U JP 1999009715 U JP1999009715 U JP 1999009715U JP 971599 U JP971599 U JP 971599U JP 3069872 U JP3069872 U JP 3069872U
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storage container
driving body
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canned
cooler
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Application number
JP1999009715U
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Inventor
敏信 高橋
Original Assignee
株式会社高敏
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶麦酒、缶ジュース等の缶飲料を、収納容器
内の氷塊と接触させながら回転させてなる缶冷却器にお
いて、回転軸部の負担を軽減して破損の発生の虞を無く
し、更に器具自体の軽量化を図る。 【解決手段】 収納容器1と駆動体2からなり、収納容
器の内部に缶の支持用リブ12を設け、一端面に回転軸
用切欠溝13を形成すると共に、切欠溝形成端面外面に
駆動体取付機構14を設け、駆動体が、前記取付機構に
着脱自在の構造を備え、内部に歯車等の伝達機構を備え
ると共に、伝達機構に連結した手動ハンドル22を設
け、容器取付時に前記切欠溝から突出する回転軸に吸盤
25を付設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は缶麦酒、缶ジュース等の缶飲料の冷却器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
缶飲料の簡易な且つ直接的な冷却器として、収納容器と缶回転駆動機構とで構 成し、収納容器内に缶飲料と氷塊を収納し、缶飲料を前記氷塊と接触させながら 回転させ、氷の融解熱による冷却を行う器具が知られている。
【0003】 具体的には、米国特許第4580405号公報、特開平10−141827号 公報に開示されているとおり、収納容器の一端面に回転軸用切欠溝を形成し、回 転軸に吸盤を取り付けた駆動機構体を収納容器に取付可能にし、駆動機構体の内 部に電池とモータを組み込み、切欠溝から容器内に突出させた吸盤に、飲料缶を 取り付けて、収納容器内の氷塊と接触させながら回転させてなるものである。
【0004】 前記の従前冷却器は、駆動機構が電動であるために、モータ並びに電池が必要 であり、駆動機構体が所定の重量を備えることになる。このためその操作性並び にランニングコストに問題がある。即ち缶を吸盤に装着した状態で、氷塊が収納 された収納容器に駆動機構を取り付ける必要があり、氷塊自体が乱雑に収納され ていると、缶飲料を所定の位置にするのに、氷塊の一部を缶で寄せなければなら なく、その操作が煩雑である。勿論収納容器に氷塊を入れる前に装着し、後に氷 塊を入れた場合には、氷塊の移動作業を必要としないが、更に別の問題が生ずる 。
【0005】 駆動機構体はモータ並びに電池を組み込んでいるので相応の重量を備えている 。また缶飲料も同様に相応の重量を備えている。この両者を細い回転軸と吸盤と でのみ連結し、着脱操作を行うものであり、而も氷塊の後入れでは、中空保持の 缶飲料に対して氷塊投入時に相当の重量負担が加わる。このため回転軸部分が破 損し易いという不都合がある。
【0006】 更に電動であるから、当然電池が使用されるが、現に市販されている器具では 数回で電池容量の不足が生じ、電池交換が要求され、そのランニングコストは無 視できない。 そこで考案は、軽量で取り扱い易い缶飲料の冷却器を提案したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る缶飲料の冷却器は、収納容器と収納容器に取り付けられる駆動体 からなり、収納容器は飲料缶が収納される大きさで、内部に缶の支持用リブを設 け、一端面に回転軸用切欠溝を形成すると共に、切欠溝形成端面外面に駆動体取 付機構を設け、駆動体が、前記取付機構に着脱自在の構造を備え、内部に歯車等 の伝達機構を備えると共に、伝達機構に連結した手動ハンドルを設け、容器取付 時に前記切欠溝から突出する回転軸に吸盤を付設してなることを特徴とするもの である。
【0008】 駆動体の動力源が手動であるので、駆動体の内部は歯車などの伝達機構のみで あるから、軽量とすることができ、吸盤で缶飲料と連結した場合は、缶飲料部分 の保持のみでも駆動体の回転軸に負担を与えない。更に収納容器の内部に缶の支 持用リブを設け、容器内の缶はリブで支えられるので、同様に駆動体の回転軸に 負担を与えない。
【0009】 また本考案は、前記冷却器に於いて、駆動体本体に対して回転軸を、軸方向へ の抜き差しで着脱自在としてなるものである。従って駆動体の本体部分を収納容 器に取り付けた状態でも、缶の着脱を行うことができる。
【0010】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。実施例に示した缶飲料の冷却器は、収 納容器1と収納容器1に取り付けられる駆動体2と、透明な蓋体3とからなる。 収納容器1は、飲料缶Aが収納されると共に、多少のゆとりがあるようにした大 きさの容器本体11を有し、その内部に缶Aの支持用リブ12を設けてなる。こ の支持用リブ12は、複数本並列させてなり、缶Aを載置した場合に、後述する 駆動体2の吸盤25と缶A中心がほぼ一致するように設けたものである。
【0011】 更に収納容器1の容器本体11の端面に上部開口の回転軸用切欠溝13を形成 し、前記切欠溝13の外面側に駆動体取付機構14を設けた。駆動体取付機構1 4は、約四辺形で底面部分と側面部分を備えて突出させた装着部141と、前記 装着部141の側面部分の外端に、切欠溝13側に突出する内方突部142とで 形成される。
【0012】 駆動体2は、前記装着部141と対応する形状の扁平箱形の駆動体本体21を 有し、その一面側に手動ハンドル22を設け、他面側における前記切欠溝13と 対応する位置に軸受部23を設け、本体21内に、歯車等によって手動ハンドル 22と軸受部23を接続する伝達機構を設けてなる。更に側面部分に、前記内方 突部142と対応する嵌合溝24を穿設してなる。
【0013】 また駆動体2には、吸盤25を備えた回転軸26を付属させたもので、回転軸 26は、軸受部23に抜き差しでの着脱を自在としたものである。即ち軸受部2 3は、筒状で、周壁部分の一部に軸方向の溝231を設け、回転軸26の基端に は前記溝231と対応する突板261を設けてなる。尚吸盤25には、吸着解消 用の摘み251を取り付けている。
【0014】 蓋体3は、収納容器1の所定位置に駆動体2を組み込んだ状態で、収納容器の 上部開口箇所を覆う透明体である。
【0015】 而して回転軸26を駆動体本体21に取り付けて、上方より装着部141に差 し込むと、内方突起142が溝231に嵌合して、回転軸26及び吸盤25が、 切欠溝13を通って収納容器本体11内に突出する状態で収納容器1と駆動体2 とが一体となる。そこで飲料缶Aを支持用リブ12上に載置し、吸盤25側に移 動させて押し付けると、缶Aは吸盤25に吸着される。
【0016】 次に多数の氷塊Bを収納容器本体11内に入れ、缶Aを氷塊Bで包み込むよう な状態とし、そして蓋体3を被冠し、手動ハンドル22を回転操作すると、缶A は回転し、氷塊Bの融解により缶飲料は効果的に冷却される。
【0017】 適宜に冷却されるとハンドル22の操作を終了し、蓋体3を外し、缶Aを駆動 体2と反対方向に引くと、回転軸26が軸受部23から外れ、吸盤が吸着した状 態で容器1から取り出すことができる(図6参照)。そこで摘み251を以て吸 盤25の吸着を解除すれば良いものである。
【0018】 仮に缶Aと吸盤25の吸着の解除を、缶Aが容器1内に収納された状態で行お うとすると、狭い箇所での指先だけの操作となり、非常に面倒な作業となる。ま た駆動体2と一緒に容器1から取り外し、そこでの吸着解除作業は、駆動体本体 21が邪魔で、操作し難い。然し前記の通り回転軸26の分離は、吸着解除に非 常に便利である。
【0019】
【考案の効果】
以上の通り本考案は、収納容器と収納容器に取り付けられる駆動体からなり、 収納容器の内部に缶の支持用リブを設けたこと、並びに駆動体の動力源を手動と したことを特徴とした缶飲料の冷却器で、支持用リブにより缶の位置が安定し、 缶の吸着動作、回転動作が安定良くスムーズに行うことができ、また手動とした ことによって器具自体の軽量化が実現し、前記支持用リブと共に、最も破損し易 い回転軸の負担を激減させたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部切断した全体斜視図。
【図2】同収納容器の断面図。
【図3】同回転軸と軸受部の着脱構造説明図。
【図4】同缶冷却作業の説明図(缶吸着前)。
【図5】同缶冷却作業の説明図(冷却操作時)。
【図6】同缶冷却作業の説明図(缶吸着解除時前)。
【符号の説明】
1 収納容器 11 容器本体 12 支持用リブ 13 回転軸用切欠溝 14 駆動体取付機構 141 装着部 142 内方突部 2 駆動体 21 駆動体本体 22 手動ハンドル 23 軸受部 231 溝 24 嵌合溝 25 吸盤 251 摘み 26 回転軸 261 突板 3 蓋体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納容器と収納容器に取り付けられる駆
    動体からなり、収納容器が飲料缶が収納される大きさ
    で、内部に缶の支持用リブを設け、一端面に回転軸用切
    欠溝を形成すると共に、切欠溝形成端面外面に駆動体取
    付機構を設け、駆動体が、前記の取付機構に着脱自在の
    構造を備え、内部に歯車等の伝達機構を備えると共に、
    伝達機構に連結した手動ハンドルを設け、容器取付時に
    前記切欠溝から突出する回転軸に吸盤を付設してなるこ
    とを特徴とする缶飲料の冷却器。
  2. 【請求項2】 駆動体本体に対して回転軸を、軸方向へ
    の抜き差しで着脱自在としてなる請求項1記載の缶飲料
    の冷却器。
  3. 【請求項3】 駆動体本体を扁平に形成して側面に嵌合
    溝を縦設し、収納容器の端面に前記駆動体の両外側並び
    に底面部分に対応して突出させた装着部と、装着部の端
    面に前記嵌合溝と対応する内方突部を設けてなる請求項
    2記載の缶飲料の冷却器。
JP1999009715U 1999-12-22 1999-12-22 缶飲料の冷却器 Expired - Lifetime JP3069872U (ja)

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ID=43203302

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3455496B2 (ja) 2000-04-07 2003-10-14 株式会社岩田良 缶入り飲料用冷却器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3455496B2 (ja) 2000-04-07 2003-10-14 株式会社岩田良 缶入り飲料用冷却器

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