JPH0454831B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0454831B2 JPH0454831B2 JP26255385A JP26255385A JPH0454831B2 JP H0454831 B2 JPH0454831 B2 JP H0454831B2 JP 26255385 A JP26255385 A JP 26255385A JP 26255385 A JP26255385 A JP 26255385A JP H0454831 B2 JPH0454831 B2 JP H0454831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake air
- fuel injection
- movable
- injection valve
- air flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 69
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 69
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 51
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 4
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は燃料供給装置の吸入空気通路形成に係
り、特に下流噴射方式の吸入空気通路に好適な燃
料供給装置の吸入空気通路構造に関するものであ
る。
り、特に下流噴射方式の吸入空気通路に好適な燃
料供給装置の吸入空気通路構造に関するものであ
る。
吸入空気通路の途中に燃料噴射弁を設けるとと
もに、該吸入空気通路内に絞り弁を設けた燃料噴
射装置について、噴射された燃料油を微粒化する
ための技術として特開昭57−102558号記載の発明
が公知である。この公知技術は2葉の翼形絞り弁
を設けて高速吸入空気流を形成させるものであ
る。
もに、該吸入空気通路内に絞り弁を設けた燃料噴
射装置について、噴射された燃料油を微粒化する
ための技術として特開昭57−102558号記載の発明
が公知である。この公知技術は2葉の翼形絞り弁
を設けて高速吸入空気流を形成させるものであ
る。
この公知技術に係る装置は、絞り弁の外周を流
れる吸入空気と燃料とが充分に混合されることに
関しては別段の配慮が為されていない。また、2
葉の絞り弁に係る流れの対称化を計るため絞り弁
連動精度を必要とし、製造コストが割高となる。
れる吸入空気と燃料とが充分に混合されることに
関しては別段の配慮が為されていない。また、2
葉の絞り弁に係る流れの対称化を計るため絞り弁
連動精度を必要とし、製造コストが割高となる。
本発明の目的は吸入空気流量の少ない状態でも
高速吸気流による燃料微粒化を可能にし、かつ高
速、高負荷時においても吸入空気の通過をさまた
げない吸入空気通路を提供することにある。
高速吸気流による燃料微粒化を可能にし、かつ高
速、高負荷時においても吸入空気の通過をさまた
げない吸入空気通路を提供することにある。
高速吸気流による微粒化を達成するためには噴
射弁噴射孔周辺の流速を上げることが必要となり
これは吸入空気通路を絞ることが達成できるが、
高速、高負荷の全開時には空気通路を充分に確保
し吸入負圧を下げる必要があり、吸入空気量に対
応して吸入空気通路を形成することが必要とな
る。
射弁噴射孔周辺の流速を上げることが必要となり
これは吸入空気通路を絞ることが達成できるが、
高速、高負荷の全開時には空気通路を充分に確保
し吸入負圧を下げる必要があり、吸入空気量に対
応して吸入空気通路を形成することが必要とな
る。
また、噴射弁噴射孔周辺の全吸入空気をほぼ同
一条件で通過するとともに該噴射孔から前記吸入
空気に噴出する燃料の圧力を常に一定にして吸入
空気と燃料との混合の均一化をはかりかつ可動ベ
ンチユリーを吸入空気の流れと平行に移動して前
記噴射弁との最小断面積を調整し、これによつて
吸入空気の流れに与える影響を少くして吸気抵抗
を小さくする必要がある。
一条件で通過するとともに該噴射孔から前記吸入
空気に噴出する燃料の圧力を常に一定にして吸入
空気と燃料との混合の均一化をはかりかつ可動ベ
ンチユリーを吸入空気の流れと平行に移動して前
記噴射弁との最小断面積を調整し、これによつて
吸入空気の流れに与える影響を少くして吸気抵抗
を小さくする必要がある。
そこで本発明は、上記の目的を達成するため
に、吸入空気通路の途中に燃料噴射弁を設けると
ともに、該吸入空気通路内の上記燃料噴射弁上流
側に絞り弁を設けた燃料噴射装置において、前記
吸入空気通路を単一通路に形成するとともに、該
吸入空気通路の途中のほぼ中心部に位置し、先端
部の噴射孔周辺を全吸入空気が同一条件で通過す
る前記燃料噴射弁と該吸入空気通路の前記燃料噴
射弁下流側に前記燃料噴射弁の先端部に対向する
内腔を有する管状の可動ベンチユリーを設け、か
つ前記可動ベンチユリーと前記燃料噴射弁との間
に吸入空気流路の最小断面積部を形成するととも
に上記可動ベンチユリーを吸入空気流量の変化に
応じて吸入空気の流れと平行に移動自在に弾性的
に支承し、上記可動ベンチユリーを移動すること
によつて上記吸入空気流路で吸入空気状態を急変
させずに上記最小断面積のみを自動的に調整する
ように構成したことを特徴とする。
に、吸入空気通路の途中に燃料噴射弁を設けると
ともに、該吸入空気通路内の上記燃料噴射弁上流
側に絞り弁を設けた燃料噴射装置において、前記
吸入空気通路を単一通路に形成するとともに、該
吸入空気通路の途中のほぼ中心部に位置し、先端
部の噴射孔周辺を全吸入空気が同一条件で通過す
る前記燃料噴射弁と該吸入空気通路の前記燃料噴
射弁下流側に前記燃料噴射弁の先端部に対向する
内腔を有する管状の可動ベンチユリーを設け、か
つ前記可動ベンチユリーと前記燃料噴射弁との間
に吸入空気流路の最小断面積部を形成するととも
に上記可動ベンチユリーを吸入空気流量の変化に
応じて吸入空気の流れと平行に移動自在に弾性的
に支承し、上記可動ベンチユリーを移動すること
によつて上記吸入空気流路で吸入空気状態を急変
させずに上記最小断面積のみを自動的に調整する
ように構成したことを特徴とする。
上記のように構成すると、吸入空気流路の最小
断面積が吸入空気流量に応じて自動的に調整さ
れ、従つて最適の吸入空気流速(最大値)が得ら
れ、しかも上記吸入空気流速の最大値が燃料噴射
ノズルの周辺で形成される。このとき、噴射弁噴
射孔周辺を通過する吸入空気は同一条件で通過す
るとともに、該噴射孔から前記吸入空気に噴出す
る燃料の圧力を常に一定にして吸入空気と燃料と
の混合の均一化をはかり、かつ可動ベンチユリー
を吸入空気の流れと平行に移動して前記噴射弁と
の最小断面積を調整し、これによつて吸入空気の
流れに与える影響を少くして吸気抵抗を小さくす
るので、噴射された燃料油の微粒化、並びに空気
との混合状態を良好にすることができる。
断面積が吸入空気流量に応じて自動的に調整さ
れ、従つて最適の吸入空気流速(最大値)が得ら
れ、しかも上記吸入空気流速の最大値が燃料噴射
ノズルの周辺で形成される。このとき、噴射弁噴
射孔周辺を通過する吸入空気は同一条件で通過す
るとともに、該噴射孔から前記吸入空気に噴出す
る燃料の圧力を常に一定にして吸入空気と燃料と
の混合の均一化をはかり、かつ可動ベンチユリー
を吸入空気の流れと平行に移動して前記噴射弁と
の最小断面積を調整し、これによつて吸入空気の
流れに与える影響を少くして吸気抵抗を小さくす
るので、噴射された燃料油の微粒化、並びに空気
との混合状態を良好にすることができる。
第1図及び第2図は本発明の1実施例を示し、
第1図は絞り弁9の開度が小さい場合の断面図、
第2図は絞り弁9の全開した状態の断面図であ
る。
第1図は絞り弁9の開度が小さい場合の断面図、
第2図は絞り弁9の全開した状態の断面図であ
る。
本実施例では、吸入空気流路を単一通路に形成
するとともに、該吸入空気流路に設けた燃料噴射
装置のインジエクシヨンボデイ2は、エンジン
(図示せず)の吸気マニホールド1の入口側に装
着されている。インジエクシヨンボデイ2のボア
3内にはボア3から突出するアーム4に固定され
るホルダ5により、燃料噴射弁6をその先端部の
噴射孔6aがほぼ中心位置に位置するように収納
している。燃料噴射弁6には入口7から燃料が供
給され、燃料噴射弁6内及び外周を通つて出口8
から図示しないプレツシヤレギユレータに接続さ
れ、一定圧力に保持される。したがつて噴射孔6
aをボア3内ほぼ中心位置に設置することにより
全吸入空気を同一条件で通過することができ、か
つ噴射孔6aからの燃料を一定圧力で吸入空気に
向つて噴出するので、吸入空気と燃料との混合を
均一化することができる。
するとともに、該吸入空気流路に設けた燃料噴射
装置のインジエクシヨンボデイ2は、エンジン
(図示せず)の吸気マニホールド1の入口側に装
着されている。インジエクシヨンボデイ2のボア
3内にはボア3から突出するアーム4に固定され
るホルダ5により、燃料噴射弁6をその先端部の
噴射孔6aがほぼ中心位置に位置するように収納
している。燃料噴射弁6には入口7から燃料が供
給され、燃料噴射弁6内及び外周を通つて出口8
から図示しないプレツシヤレギユレータに接続さ
れ、一定圧力に保持される。したがつて噴射孔6
aをボア3内ほぼ中心位置に設置することにより
全吸入空気を同一条件で通過することができ、か
つ噴射孔6aからの燃料を一定圧力で吸入空気に
向つて噴出するので、吸入空気と燃料との混合を
均一化することができる。
吸入空気量はインジエクシヨンボデイ2の上流
に配置された絞り弁9の開閉で制御されインジエ
クシヨンボデイ2のボア3内に流入する。
に配置された絞り弁9の開閉で制御されインジエ
クシヨンボデイ2のボア3内に流入する。
ボア3の下流には可動ベンチユリー10が弾性
体11の弾性力によりボア3内をインジエクシヨ
ンボデイ2の内周面にそうて吸入空気の流れの方
向に対して平行な上流方向に付勢されている。
体11の弾性力によりボア3内をインジエクシヨ
ンボデイ2の内周面にそうて吸入空気の流れの方
向に対して平行な上流方向に付勢されている。
第1図(絞り弁9の開度が小さい状態)におい
て、可動ベンチユリー10のノーズ部12とホル
ダ5の流線部13とで形成される吸入空気通路が
インジエクシヨンボデイ2のボア3内の最小通路
面積を形成し、可動ベンチユリー10の上方への
移動はボア3の段付部3aによつて規制されてい
る。したがつて、可動ベンチユリー10は、ボア
3内の空気流路で吸入状態を急変させずにボア3
内の最小通路面積のみを調整するので、ボア3内
の流動抵抗が増加するのを防ぐことができる。
て、可動ベンチユリー10のノーズ部12とホル
ダ5の流線部13とで形成される吸入空気通路が
インジエクシヨンボデイ2のボア3内の最小通路
面積を形成し、可動ベンチユリー10の上方への
移動はボア3の段付部3aによつて規制されてい
る。したがつて、可動ベンチユリー10は、ボア
3内の空気流路で吸入状態を急変させずにボア3
内の最小通路面積のみを調整するので、ボア3内
の流動抵抗が増加するのを防ぐことができる。
絞り弁9の下流において、吸入空気は上記のノ
ーズ部12と、噴射弁ホルダ5の先端に形成され
た流線部13との間において最小流路断面に絞ら
れ、この部分で最大流速となり、この最大流速の
吸入空気流矢印Aは燃料噴射弁6の噴射孔6aに
向けて吹きつけられる。この最大流速の吸入空気
流と、上記に述べた上記可動ベンチユリー10の
空気流との平行な移動による流動抵抗の減少と、
噴射孔6aをボア3内のほぼ中心位置に設置した
ことによる全吸入空気の同一条件による通過と噴
射孔6aからの燃料圧力の一定化により、燃料噴
射弁6からの噴射燃料は微粒化されて吸気マニホ
ールド1内へ吸入される。この状態(第1図・絞
り弁閉)で、可動ベンチユリー10を上方へ押し
上げる力は弾性体11の弾性力であり、下方へ押
し下げる力は可動ベンチユリー10の入口、出口
間の流速差で発生する差圧により決定される流体
力である。
ーズ部12と、噴射弁ホルダ5の先端に形成され
た流線部13との間において最小流路断面に絞ら
れ、この部分で最大流速となり、この最大流速の
吸入空気流矢印Aは燃料噴射弁6の噴射孔6aに
向けて吹きつけられる。この最大流速の吸入空気
流と、上記に述べた上記可動ベンチユリー10の
空気流との平行な移動による流動抵抗の減少と、
噴射孔6aをボア3内のほぼ中心位置に設置した
ことによる全吸入空気の同一条件による通過と噴
射孔6aからの燃料圧力の一定化により、燃料噴
射弁6からの噴射燃料は微粒化されて吸気マニホ
ールド1内へ吸入される。この状態(第1図・絞
り弁閉)で、可動ベンチユリー10を上方へ押し
上げる力は弾性体11の弾性力であり、下方へ押
し下げる力は可動ベンチユリー10の入口、出口
間の流速差で発生する差圧により決定される流体
力である。
したがつて、燃料噴射弁6の噴射孔6a付近で
は絞り弁9が低開度で吸入空気流量の少ない状態
においても微粒化、霧化の促進が向上し、さらに
流線部13に沿う流れの流速を上げることで、噴
射孔6a周辺に燃料が付着してボタ落ちする現象
の回避にも効果がある。
は絞り弁9が低開度で吸入空気流量の少ない状態
においても微粒化、霧化の促進が向上し、さらに
流線部13に沿う流れの流速を上げることで、噴
射孔6a周辺に燃料が付着してボタ落ちする現象
の回避にも効果がある。
第2図に示したように絞り弁9を開いて吸入空
気流量が増えると、可動ベンチユリー10を通る
流速差が大きくなり、可動ベンチユリー10は弾
性力に打ち勝つて下流側へ移動し、ノーズ12と
流線部13とで形成する通路面積を増加させる。
この状態(第2図)では吸入空気量が多くなり、
可動ベンチユリー10を下方へ押し下げ流速差に
より発生する下流方向の力と弾性力の釣り合つた
位置でノーズ12と流線部13とで形成する通路
面積を決定し、充分な通路面積を確保することが
できる。
気流量が増えると、可動ベンチユリー10を通る
流速差が大きくなり、可動ベンチユリー10は弾
性力に打ち勝つて下流側へ移動し、ノーズ12と
流線部13とで形成する通路面積を増加させる。
この状態(第2図)では吸入空気量が多くなり、
可動ベンチユリー10を下方へ押し下げ流速差に
より発生する下流方向の力と弾性力の釣り合つた
位置でノーズ12と流線部13とで形成する通路
面積を決定し、充分な通路面積を確保することが
できる。
以上の動作説明より明らかな如く、可動ベンチ
ユリー10の位置は次のように均合によつて決定
される。即ち、該可動ベンチユリー10は、その
入口、出口の流速の差により発生する差圧で下流
側へ、弾性力で上流側へ押され両者の釣り合い位
置となる。
ユリー10の位置は次のように均合によつて決定
される。即ち、該可動ベンチユリー10は、その
入口、出口の流速の差により発生する差圧で下流
側へ、弾性力で上流側へ押され両者の釣り合い位
置となる。
前記の流速が吸入空気流量により決定されるも
のであり、吸入空気流量の変化がそのまま通路最
小断面積を決定できる構造であるため、少流量時
においても吸気流の流速を上げ微流化効果を発揮
させ、大流量時にはこの通路最少断面積を大きく
確保することができる。
のであり、吸入空気流量の変化がそのまま通路最
小断面積を決定できる構造であるため、少流量時
においても吸気流の流速を上げ微流化効果を発揮
させ、大流量時にはこの通路最少断面積を大きく
確保することができる。
本実施例の装置について各種の作動条件で実験
した結果、本実施例によれば吸入空気流量に応じ
て吸入空気通路の通過面積を自動的に制御するこ
とができ、 (a) 吸入空気流量の少ない状態においても高速吸
気流の発生を可能にすることができ燃料油微粒
化の向上ができること、 (b) 噴射弁ホルダの流線形状部に高速吸気流を発
生させることができ燃料噴周辺への燃料付着を
防止できること、 (c) 吸入空気流量の多い状態においても充分な通
路面積の確保ができること、及び (d) 吸入空気流量の全域において最適通路面積の
確保が容易に実現できることが確認された。
した結果、本実施例によれば吸入空気流量に応じ
て吸入空気通路の通過面積を自動的に制御するこ
とができ、 (a) 吸入空気流量の少ない状態においても高速吸
気流の発生を可能にすることができ燃料油微粒
化の向上ができること、 (b) 噴射弁ホルダの流線形状部に高速吸気流を発
生させることができ燃料噴周辺への燃料付着を
防止できること、 (c) 吸入空気流量の多い状態においても充分な通
路面積の確保ができること、及び (d) 吸入空気流量の全域において最適通路面積の
確保が容易に実現できることが確認された。
上記の実施例は、シングルインジエクシヨン型
の燃料噴射装置に本発明を適用したものである
が、本発明をツインインジエクシヨン型の燃料噴
射装置に適用することもできる。ツインインジエ
クシヨン型の燃料噴射装置であつて、1個の噴射
装置あたりの吸入空気流量が比較的小さい場合、
前記(a)項の効果が特に実用上有効である。
の燃料噴射装置に本発明を適用したものである
が、本発明をツインインジエクシヨン型の燃料噴
射装置に適用することもできる。ツインインジエ
クシヨン型の燃料噴射装置であつて、1個の噴射
装置あたりの吸入空気流量が比較的小さい場合、
前記(a)項の効果が特に実用上有効である。
以上詳述した如く、本発明の空気通路によれ
ば、燃料噴射弁の噴射孔をボア内のほぼ中心位置
に設置して全吸入空気を同一条件で通過させると
ともに噴射孔からの燃料の噴出圧力を常に一定に
し、かつ可動ベンチユリーを空気の流れに対して
平行に移動して空気の流動抵抗を減少させるの
で、吸入空気流量の小さいアイドリング状態にお
いても高速流を発生せしめて燃料の微粒化を可能
ならしめ、かつ吸入空気流量の大きい高速・高負
荷状態においては吸入空気流量断面積を増加せし
めて吸入空気の通過を妨げないという優れた実用
的効果を奏する。
ば、燃料噴射弁の噴射孔をボア内のほぼ中心位置
に設置して全吸入空気を同一条件で通過させると
ともに噴射孔からの燃料の噴出圧力を常に一定に
し、かつ可動ベンチユリーを空気の流れに対して
平行に移動して空気の流動抵抗を減少させるの
で、吸入空気流量の小さいアイドリング状態にお
いても高速流を発生せしめて燃料の微粒化を可能
ならしめ、かつ吸入空気流量の大きい高速・高負
荷状態においては吸入空気流量断面積を増加せし
めて吸入空気の通過を妨げないという優れた実用
的効果を奏する。
第1図及び第2図は本発明の1実施例を示し、
第1図は絞り弁9の開度が小さい場合の断面図、
第2図は絞り弁9を全開した状態の断面図であ
る。 1……吸気マニホールド、2……インジエクシ
ヨンボデイ、3……ボア、4……アーム、5……
ホルダ、6……燃料噴射弁、7……入口、8……
出口、9……絞り弁、10……可動ベンチユリ
ー、11……弾性体、12……ノーズ、13……
流線部。
第1図は絞り弁9の開度が小さい場合の断面図、
第2図は絞り弁9を全開した状態の断面図であ
る。 1……吸気マニホールド、2……インジエクシ
ヨンボデイ、3……ボア、4……アーム、5……
ホルダ、6……燃料噴射弁、7……入口、8……
出口、9……絞り弁、10……可動ベンチユリ
ー、11……弾性体、12……ノーズ、13……
流線部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸入空気通路の途中に燃料噴射弁を設けると
ともに、該吸入空気通路内の上記燃料噴射弁上流
側に絞り弁を設けた燃料噴射装置において、前記
吸入空気通路を単一通路に形成するとともに、該
吸入空気通路の途中のほぼ中心部に位置し、先端
部の噴射孔周辺を全吸入空気が同一条件で通過す
る前記燃料噴射弁と、該吸入空気通路の前記燃料
噴射弁下流側に前記燃料の噴射弁の先端部に対向
する内腔を有する管状の可動ベンチユリーを設
け、かつ前記可動ベンチユリーと前記燃料噴射弁
との間に吸入空気流路の最小断面積部を形成する
とともに上記可動ベンチユリーを吸入空気流量の
変化に応じて吸入空気の流れと平行に移動自在に
弾性的に支承し、上記可動ベンチユリーの移動に
よつて上記吸入空気流路で吸入状態を急変させず
に上記最小断面積のみを自動的に調整するように
構成したことを特徴とする燃料噴射装置の吸入空
気通路。 2 前記の吸入空気流路最小断面積部は燃料噴射
弁の噴射孔周辺に形成したものであり、この最小
断面積部に発生する吸入空気流々速最大部が噴射
孔の周辺に向けて流動するように構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の燃料噴
射装置の吸入空気通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26255385A JPS62126271A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 燃料噴射装置の吸入空気通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26255385A JPS62126271A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 燃料噴射装置の吸入空気通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62126271A JPS62126271A (ja) | 1987-06-08 |
JPH0454831B2 true JPH0454831B2 (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=17377402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26255385A Granted JPS62126271A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 燃料噴射装置の吸入空気通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62126271A (ja) |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP26255385A patent/JPS62126271A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62126271A (ja) | 1987-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9739247B2 (en) | Mist forming method using fluid injection valve, fluid injection valve, and mist forming apparatus | |
US4584981A (en) | Intake system for internal combustion engine | |
US5156130A (en) | Fuel injection system | |
GB1300577A (en) | Improvements in or relating to carburetters | |
US4305892A (en) | Carburetor | |
JPH0454831B2 (ja) | ||
JPS6128715A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JPS58138258A (ja) | 燃料供給装置 | |
US4234522A (en) | Variable diffuser for carburetors | |
US6227185B1 (en) | Air intake conduit fuel metering device | |
US4574760A (en) | Fuel injection throttle body | |
JP2811228B2 (ja) | 内燃機関用燃料噴射ノズル | |
US4127627A (en) | Counterbalanced throttle for I.C. engine | |
JP3079794B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁、電磁式燃料噴射弁用燃料旋回部材及びこの弁を用いた燃料噴射装置 | |
JPS61272460A (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
JPH0514560U (ja) | 燃料噴射弁 | |
JPH0238060Y2 (ja) | ||
JPH0141886Y2 (ja) | ||
JPS62150061A (ja) | 気化器のメイン系燃料流量の調整機構 | |
JPS62131969A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JPH0312225B2 (ja) | ||
JPS6212850Y2 (ja) | ||
JPS5941641A (ja) | 燃料制御装置 | |
JPS60230553A (ja) | 気化器 | |
JPS6030471Y2 (ja) | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |