JPH0454560Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454560Y2
JPH0454560Y2 JP1988075497U JP7549788U JPH0454560Y2 JP H0454560 Y2 JPH0454560 Y2 JP H0454560Y2 JP 1988075497 U JP1988075497 U JP 1988075497U JP 7549788 U JP7549788 U JP 7549788U JP H0454560 Y2 JPH0454560 Y2 JP H0454560Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
laser beam
laser
distance
alarm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988075497U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01178698U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988075497U priority Critical patent/JPH0454560Y2/ja
Publication of JPH01178698U publication Critical patent/JPH01178698U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454560Y2 publication Critical patent/JPH0454560Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、コンテナキヤリア等の大型車両やそ
の他の車両の相互接近警報装置に関するものであ
る。
〈従来技術〉 コンテナキヤリア等の大型車両を同一エリア内
で複数台稼動させると、これらの車両は死角が多
いため互いに衝突する危険性がある。
そのため、例えば実開昭62−32087号の如く、
コンテナキヤリアの上部枠に送受信用アンテナが
立架され、前記上部枠に運転席が装着され、該運
転席に、相手方車両に電波を送信する送信装置、
相手方車両の発射した電波を受信する受信装置お
よび他車接近警報装置が搭載されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来技術において、相手側車両との測距
は、相手方車両から送信された電波の強度に基づ
いて行なつているため、その距離を何メートルと
いう数値で表示することは難しく、その方向を判
別することもできない。また、高周波数の電波を
用いるため、その送受信回路も高価なものとな
り、車両数が増大すると受信器を改造する必要が
あり、さらにコスト高となるといつた問題点があ
る。
そこで、本考案は、車両同志の衝突を未然に防
止でき、車両数が増大しても既存の設備を改造す
る必要をなくし、コスト的にも安価な車両の相互
接近警報装置の提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、第1図〜第3
図の如く、車両本体1に搭載されレーザ光線Lの
発射時から該レーザ光線Lが相手方車両2に反射
して戻つて来る時までの時間差を利用して相手方
車両2までの距離を測定するレーザ測距装置3
と、前記レーザ光線Lの進行方向を水平面内で全
方向に可動とするレーザ光線回転装置4と、前記
レーザ測距装置3により測定された相手方車両2
までの距離が一定値以下の場合に警報を発生する
警報装置6とが設けられたものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、車両本体1に搭
載されるレーザ測距装置3から発射されたレーザ
光線Lは、相手方車両2に反射して該レーザ測距
装置3に戻つて来る。そして、レーザ測距装置3
は、発射時から戻つて来る時までの時間差を利用
して相手方車両2までの距離を測定する。そし
て、その距離が一定値以下であれば、警報装置6
は、接近しすぎて危険であると判断して運転者に
警報を発生する。このとき、レーザ光線回転装置
4は、レーザ測距装置3から発射されるレーザ光
線Lの進行方向を水平面内で全方向に可動とする
ため、車両の全周に亙つての監視が可能となる。
そのため、車両同志の衝突を未然に防止でき、
車両数が増大しても既存の設備を改造する必要を
なくし、コスト的にも安価である。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。第1図は本考案車両の相互接近
警報装置の一実施例を示す縦断面図、第2図は同
じく機能ブロツク図、第3図は同じく車両本体の
側面図である。
そして、図示の如く、本考案車両の相互接近警
報装置は、車両本体1に搭載されレーザ光線Lの
発射時から該レーザ光線Lが相手方車両2に反射
して戻つて来る時までの時間差を利用して相手方
車両2までの距離を測定するレーザ測距装置3
と、前記レーザ光線Lの進行方向を水平面内で全
方向に可動とするレーザ光線回転装置4と、前記
レーザ測距装置3により測定された相手方車両2
までの距離が一定値以下の場合に警報を発生する
警報装置6とが設けられたものである。
前記レーザ測距装置3は、土木工事に用いられ
るものと同等の比較的簡易なものであり、車両本
体1の内部に水平に設置される。
前記レーザ光線回転装置4は、車両本体1の上
面に穿設される円孔7に垂直に内嵌する回転筒8
と、該回転筒8に溶接により外嵌固定される回転
筒保持体9と、該回転筒保持体9に外嵌するベア
リング10と、該ベアリング10に外嵌し車両本
体1にボルト11により固定される台座12と、
前記回転筒8の上部に45度の角度に固定される回
転鏡13と、前記回転筒8に外嵌し回転筒保持体
9に固定される大径歯車14と、車両本体1に固
定されるモータ15と、該モータ15の回転軸に
取付けられる減速機16と、該減速機16の出力
軸16aに外嵌固定される小径歯車17と、前記
大径歯車14および小径歯車17に掛巻される歯
付ベルト18と、前記車両本体1に45度の角度で
固定されレーザ光線Lを回転筒8内へ導く反射鏡
19とから成る。そして、第3図の如く、前記回
転筒8の上部および回転鏡13は、車両本体1の
中央部の上面から突出する位置となるよう構成さ
れ、ここから発射されるレーザ光線Lは、上下方
向に数度の指向角を有している。また、車両本体
1の上部の外周には、帯状の反射帯20が形成さ
れ、該反射帯20は入射するレーザ光線Lを乱反
射する機能を有する。
前記方向検出装置5は、前記減速機16の出力
軸16aに取付けられるロータリエンコーダであ
り、減速機16の出力軸16aが一定角度回転す
るごとに一個のパルス信号を出力する機能を有し
ている。そして、該方向検出装置5と前記レーザ
測距装置3とにより一種のレーザレーダが構成さ
れる。
前記警報装置6は、第2図の如く、前記レーザ
測距装置3の出力信号が一定値以下であるか否か
を判別する比較判別手段22と、該比較判別手段
22の出力に基づいて音声で使用者に警報する音
声合成回路23とを具えて成る。そして、前記比
較判別手段22は、一般的なマイクロコンピユー
タ24により構成される。
また、該マイクロコンピユータ24により、前
記レーザ測距装置3の出力信号(距離情報)と前
記方向検出装置5の出力信号(方向情報)とを合
成する合成手段25と、過去の距離情報と方向情
報とを記憶する記憶手段26が形成され、該合成
手段25の出力端子には、ドツトマトリツクス式
液晶表示板により構成される表示器27が接続さ
れる。
上記構成において、レーザ測距装置3から発射
されたレーザ光線Lは、回転鏡13に反射されて
車両本体1の周囲に存在する相手方車両2の反射
帯20に達する。ここで、レーザ光線Lは乱反射
され、その一部が回転鏡13からレーザ測距装置
3に戻り、レーザ測距装置3では発射してから戻
つて来るまでの時間差を利用して相手方車両2ま
での距離を求める。
一方、方向検出装置5においては、レーザ光線
Lの発射された方向が検出され、この方向情報と
レーザ測距装置3で測定された距離情報とが合成
手段25で合成されて表示器27に表示される。
そして、比較判別手段22がレーザ測距装置3
で測定された距離情報が一定値以下であると判断
すると、警報装置6を駆動して使用者に警報を発
する。
ところで、本実施例の車両の相互接近警報装置
によると、二台のレーザ測距装置3の光軸がたま
たま一致すると、各レーザ測距装置3の発射した
レーザ光線Lが直接相手方車両2のレーザ測距装
置3に入射して正確な測定結果が得られない(例
えば半分となる)ことがある。そこで、各車両の
レーザ光線回転装置4の回転周期を夫々異なつた
値とすると、(但し互いに整数倍とならないよう
にその値を選択する)、この状態が連続して発生
することを防止できる。一方、比較判別手段22
は、記憶手段26に記憶される過去数回(5〜10
回程度)の測定結果と、今回の測定結果と比較
し、その結果が著しく異なる場合、相手方車両2
と光軸が一致したものと推定して今回の測定結果
が警報発生の基準値に達していても警報の発生を
抑える。そして、次回の測定結果がなお警報発生
の基準値に達していれば、真に相手方車両2が接
近しているものと判断し、音声合成回路23で警
報音声を合成し、運転者に対して警告を行なう。
また、この警報発生の基準値は、作業内容や車両
の速度等に基づいて決定する。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば、方向検出装置を設けず、距離情報のみ
で警報を発するように構成してもよい。また、警
報装置6は、マイクロコンピユータを用いずに、
トランジスタやリレー、ゲート回路等を用いて構
成してもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、車両本体に搭載されレーザ光線の発射時から
該レーザ光線が相手方車両に反射して戻つて来る
時までの時間差を利用して相手方車両までの距離
を測定するレーザ測距定装置と、前記レーザ光線
の進行方向を水平面内で全方向に可動とするレー
ザ光線回転装置と、前記レーザ測距装置により測
定された相手方車両までの距離が一定値以下の場
合に警報を発生する警報装置とが設けられてお
り、レーザ光線回転装置がレーザ測距装置の発射
するレーザ光線を車両の全周に放射し、車両の全
周に亙つて相手方車両の監視を行なうため、車両
同志の衝突を未然に防止でき、車両数が増大して
も既存の設備を改造する必要をなくし、コスト的
にも安価であるといつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案車両の相互接近警報装置の一実
施例を示す縦断面図、第2図は同じく機能ブロツ
ク図、第3図は同じく車両本体の側面図である。 1……車両本体、2……相手方車両、3……レ
ーザ測距装置、4……レーザ光線回転装置、5…
…方向検出装置、6……警報装置、8……回転
筒、13……回転鏡、14……大径歯車、15…
…モータ、16……減速機、17……小径歯車、
18……歯付ベルト、20……反射帯、22……
比較判別手段、23……音声合成回路、25……
合成手段、26……記憶手段、27……表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両本体1に搭載されレーザ光線Lの発射時か
    ら該レーザ光線Lが相手方車両2に反射して戻つ
    て来る時までの時間差を利用して相手方車両2ま
    での距離を測定するレーザ測距装置3と、前記レ
    ーザ光線Lの進行方向を水平面内で全方向に可動
    とるレーザ光線回転装置4と、前記レーザ測距装
    置3により測定された相手方車両2までの距離が
    一定値以下の場合に警報を発生する警報装置6と
    が設けられたことを特徴とする車両の相互接近警
    報装置。
JP1988075497U 1988-06-06 1988-06-06 Expired JPH0454560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988075497U JPH0454560Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988075497U JPH0454560Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01178698U JPH01178698U (ja) 1989-12-21
JPH0454560Y2 true JPH0454560Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31300561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988075497U Expired JPH0454560Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454560Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221333A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Hokuyo Automatic Co レンジセンサ及びレンジセンサの相互干渉抑制方法
JP5428804B2 (ja) * 2009-11-26 2014-02-26 株式会社デンソーウェーブ 物体検出システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01178698U (ja) 1989-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6020844A (en) Car on-board radar axis adjusting method
EP0974851B1 (en) Method and apparatus for rejecting rain clutter in a radar system
KR20020067553A (ko) 블라인드 스팟 검출기
DE69325455T2 (de) Intelligenter totwinkelerfassungssensor
KR20000062430A (ko) 물체와 위치 가변성 장치 사이의 직각 위치를 특정하는 방법
KR100349073B1 (ko) 자동차에서 교통정보를 검출하기 위한 시스템
US20210208273A1 (en) Blind spot detection system with speed detection function and device and method thereof
CN104386062A (zh) 一种基于脉冲计数红外测距装置的汽车防撞系统
JP4179577B2 (ja) 接近通報用のレーダ波中継装置
JPH0454560Y2 (ja)
US7151714B2 (en) Apparatus for measuring the instantaneous distance between the stern of a vessel and a fixed structure such as quay, a jetty or a landing stage
JP3517520B2 (ja) 安全運転支援システム及び安全運転支援方法
JPH04310890A (ja) 平面位置表示式レーザレーダ
JPH04299800A (ja) 車両相互の衝突防止用マイクロ波装置およびこのためのデータ伝送法
JP4734378B2 (ja) 接近通報用のレーダ波中継装置
GB2112520A (en) Vehicle manoeuvring aid
JPH10154300A (ja) 車両の運転支援システム
JP2002347520A (ja) 車両周辺監視装置
JPS63172985A (ja) 紛失物、忘れ物の検出方法
JP4734377B2 (ja) 接近通報用のレーダ波中継装置
JPH07209419A (ja) 障害物検知装置
JPH0339744Y2 (ja)
JPH0779200A (ja) 情報伝達装置
JPS5844998B2 (ja) セキガイセンニヨルアンゼンコウコウホウシキ
JPH0374382U (ja)