JPH0454235Y2 - - Google Patents

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JPH0454235Y2
JPH0454235Y2 JP6991188U JP6991188U JPH0454235Y2 JP H0454235 Y2 JPH0454235 Y2 JP H0454235Y2 JP 6991188 U JP6991188 U JP 6991188U JP 6991188 U JP6991188 U JP 6991188U JP H0454235 Y2 JPH0454235 Y2 JP H0454235Y2
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JP
Japan
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paper
pattern
sheet
dyeing
release paper
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JP6991188U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、文字やイラストに従つて切り抜い
たシートからなる染色用型紙に関する。
〔従来の技術〕
従来のたれ幕、横幕、旗、自動車・ウインドー
などへの広告等に対する染色方法として次のよう
なものが知られている。すなわち、この従来の染
色方法は、まず、クラフト紙を用意して、これに
所望のデザインになる文字やイラストなどを書き
込み、続いて、この書き込んだ文字やイラストの
輪郭に従つて、このクラフト紙を切り抜いて型紙
を作る。次に、この型紙の裏側にスプレーにより
のりを吹き付けた後、たれ幕などの布の上に載せ
て貼り付け、この後、その布の上からはけやスプ
レーなどにより染色を施す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来の型紙による染色方
法にあつては、その型紙として、クラフト紙を切
り抜いたものを使用するため、仮に切り抜くデザ
インが英字の「O」など中抜き文字や図形とする
と、型紙として上記布に貼り付ける際に、「O」
をあらわすために抜かれる丸形の切り抜き片を、
型紙とは別に上記布上の正確な位置に貼り付け
て、「O」を布上に表出する必要がある。また、
その丸形の切り抜き片を型紙の所定の中抜き孔の
中へ正確に位置させることが難しい。一方、その
切り抜き片の貼り付け位置がずれるのを防止する
ため切り抜き片と型紙本体とを継ぐ継ぎ片を、上
記丸形の切り抜き片とともに型紙に連続的に切り
込んでおけばよいが、型紙を布に貼り付けた後
に、この継ぎ片を取り去る必要があり、このため
工程が複雑化し、仕上りが悪くなるなどの問題点
があつた。
この考案はかかる従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、被染色物に対する貼り付け工程
を容易化できるとともに、染色の仕上がりをきれ
いにできる染色用型紙を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかる染色用型紙は、文字やイラス
トに従つて切り抜いたシートを離型紙に対し貼着
されたのり付シートと、こののり付シート上に貼
着されて、こののり付シートを被染色物に貼着し
たとき、剥離される透明剥離紙とから構成したも
のである。
〔作用〕
この考案におけるのり付シートは、手彫りやカ
ツテイングマシンにより切り込むことによつて、
所定デザインの文字等が切り抜かれ、この切り抜
かれたのり付シートの表側に透明剥離紙が一体に
貼り付けられたまま、のり付部側がたれ幕などの
被染色物に貼り付けられる。従つて、染色を行う
場合には、上記透明剥離紙を剥離した後、そのの
り付シートの上から被染色物上に染料を塗布する
ことにより、所定デザインの染色を被染色物上に
施すことができる。
〔考案の実施例〕
以下に、この考案の一実施例を図について説明
する。第1図はこの考案に係る型紙7を示し、こ
れがリタツクペーパ1に透明剥離紙6は貼着した
ものからなる。また、このリタツクペーパ1は離
型紙2にのり付シート3を貼り付けたものからな
り、型紙全体として3層構造をなす。
次に、かかる型紙を用いた染色工程を第2図の
工程図に従つて順次説明する。まず、透明剥離紙
6をのり付シート3上から取り除いて、第2図a
に示すようにし、続いて、上記リタツクペーパ1
ののり付シート3をカツタによる手彫りあるいは
コンピユータ制御によるカツテイングマシンによ
る切り込みにより、所望の文字やイラストに従つ
て、第2図bに示すように切り込む。この実施例
では、TEL779−2530の英字、数字が切り込ま
れ、このうち「O」のカツテイングにより、丸型
の切り抜き片ができる。続いて、第2図cに示す
ように切り込みを行つた上記英字、数字を切り抜
いて、つまり各切り抜き片5を剥離して除去し、
これの上に第2図dに示すように裏面に粘着材を
塗布した上記透明剥離紙6を再び貼着する。通常
は、上記リタツクペーパ1に透明剥離紙6を貼着
したものが、販売等に供される型紙7となる。
次に、かかる型紙7から離型紙2を取り去つて
染色を施す被染色物たる例えばたれ幕の布8の上
に、のり付シート3を第2図eに示すように貼着
し、続いて、透明剥離紙6をのり付シート3上か
ら剥離して、第2図fに示すようにする。従つ
て、このときは布8上に上記数字等の孔開きのの
り付シート3のみが残ることになり、これの上か
ら布8上にはけやスプレーによつて染料を塗布
し、続いてのり付シート3を布8から剥離すれ
ば、上記英字、数字の染模様をその布8上から直
接作ることができる。
このように、この考案は離型紙2、のり付シー
ト3および透明剥離紙6を型紙7として、上記布
8上に所望のデザインの染色を施すことができ、
また、この型紙7では、透明剥離紙6が「O」な
どの中抜き文字の切り込みによつて生じる切り抜
き片4の位置を固定するため、各切り抜き片4の
型紙に対する位置ずれが生じることがなくなり、
文字の切り抜きから布への貼着および染色までの
工程を簡素化および効率化できることになる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば文字やイラス
トに従つて切り抜いたシートを離型紙に対し貼着
されたのり付シートと、こののり付シート上に貼
着されて、こののり付シートを被染色物に貼着し
たとき、剥離される透明剥離紙とから構成したの
で、切り抜いたのり付シートをその切り抜いた文
字やイラストの形状を壊すことなく、被染色物上
に貼着することができ、従つて従来におけるごと
く切り抜き片に継ぎ片を連設する必要がなくな
り、熟練工でなくてもこの貼着するまでの工程と
継ぎの染色工程を、極めて簡単かつ迅速に実施で
きるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る染色用型紙を示す斜視
図、第2図はこの型紙による染色工程を示す工程
図である。 2……離型紙、3……のり付シート、6……透
明剥離紙、7……型紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字やイラストに従つて切り抜いたシートから
    なり、このシートを載置した被染色物に対し、こ
    のシートの上から染色を施す染色用型紙におい
    て、上記シートが、離型紙に対し貼着されたのり
    付シートと、こののり付シート上に貼着されて、
    こののり付シートを被染色物に貼着したとき、剥
    離される透明剥離紙とからなることを特徴とする
    染色用型紙。
JP6991188U 1988-05-28 1988-05-28 Expired JPH0454235Y2 (ja)

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JP6991188U JPH0454235Y2 (ja) 1988-05-28 1988-05-28

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JP6991188U JPH0454235Y2 (ja) 1988-05-28 1988-05-28

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Publication Number Publication Date
JPH01173194U JPH01173194U (ja) 1989-12-08
JPH0454235Y2 true JPH0454235Y2 (ja) 1992-12-18

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