JPH0454156Y2 - - Google Patents

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JPH0454156Y2
JPH0454156Y2 JP17792687U JP17792687U JPH0454156Y2 JP H0454156 Y2 JPH0454156 Y2 JP H0454156Y2 JP 17792687 U JP17792687 U JP 17792687U JP 17792687 U JP17792687 U JP 17792687U JP H0454156 Y2 JPH0454156 Y2 JP H0454156Y2
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JP
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recess
wall
substrate
hub unit
base
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JP17792687U
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JPH0182175U (ja
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  • Vibration Dampers (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車両の一部品であるハブユニツトを
輸送、格納する場合に使用される緩衝材に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、ハブユニツト20の外観
形状は、ハブ21とその外周に形成したフランジ
22およびフランジ22の4等分位置に固定した
取付けボルト23とから成る。またハブ21の端
部外周にパルスリング24を取付けたものもあ
る。
上記のごときハブユニツト20を輸送、格納す
る場合、上下左右に積み上げたものが相互に接触
しないようにするため、従来から第3図に示すご
ときプラスチツク製緩衝材Aを介在することが行
われている。
従来の緩衝材Aは、ポリエチレン樹脂により一
体成形されたものであつて、凹所26の開口部に
近い部分に段部27を形成したものであり、ハブ
ユニツト20は、パルスリング24側を凹所26
に挿入し、ボルト23の頭部を段部27に支持せ
しめ、凹所26の底面を下方のハブユニツト20
上に載せるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の緩衝材Aは、ハブユニツト20相互が直
接接触することを防止する効果があるが、輸送時
の振動により凹所26の底面がその下方のハブユ
ニツト20との接触部分によつて削り取られる問
題がある。その対策として、従来はハブユニツト
20の上端にナイロン製のエンドキヤツプ28を
被せる手段がとられていた。
しかし、エンドキヤツプ28を使用する分だけ
コストが高くなる問題があると共に、その回収が
困難であるため、出荷のたびに出荷数量に応じた
新しいエンドキヤツプ28が必要となる問題があ
る。
そこで、この考案は、上記のごときエンドキヤ
ツプ28を使用せず、しかも緩衝材Aがハブユニ
ツト20によつて削り取られることのない形状を
もつたものを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の問題点を解決し、目的を達成するため
に、この考案は、プラスチツク製の成形品によ
り、以下の構成をもつようにしたものである。即
ち、基板1に円筒形の立ち上がり基部2を形成
し、その基部2の周方向四等分位置に基部2と連
続した外側壁3を有する支持突部4を形成し、各
支持突部4の外側壁3の相互間に凹所5を形成
し、凹所5の下辺と上記基部2の上端との間に基
板1と平行な段部6を形成し、凹所5の上辺を支
持突部4の頂部7より低い上面部8に連続せし
め、凹所5の両側辺と各支持突部4の外側壁3と
の間に両側壁9を形成すると共に、上面部8と各
支持突部4の外側壁3との間に両側壁9に連続し
た内側壁10を形成し、基板1の裏面側に上記各
部によつて形成された空所11を設けた構成とし
たものである。
〔作用〕
ハブユニツト20を、その取付ボルト23を下
向きにして配列し、その上から緩衝材Aを被せ、
基板1の裏面の空所11にハブユニツト20のパ
ルスリング24側の上端部を挿入すると、凹所5
の下端段部6が取付ボルト23の頭部に載る。こ
のようにして緩衝材Aを被せたのち、その上に次
のハブユニツト20を載せる。ハブユニツト20
の取付ボルト23は凹所5に嵌まり、支持突部4
の頂部7にハブユニツト20のフランジ22が載
つて支持される。ハブユニツト20の下端部は、
上面部8上の空所に挿入される。
〔実施例〕
添付の図面に示す緩衝材Aは、ポリエチレン樹
脂の成形品であり、第1図に示すように、1枚の
基板1に多数の緩衝部aを形成している。各緩衝
部aの形状は次のとおりである。
即ち、基板1に円筒形の立ち上がり基部2を形
成し、その基部2の周方向4等分位置に基部2と
連続した外側壁3を有する支持突部4を形成し、
各支持突部4の外側壁3の相互間に凹所5を形成
している。支持突部4の外側壁3は、頂部7に近
づくに従い若干内方へ傾くよう傾斜しており、凹
所5も外側壁3の傾斜に従い若干内方へ傾斜して
いる。
凹所5の下辺と基部2の上端との間には、基板
1と平行な段部6が形成され、また、凹所5の上
辺は、基板1とほぼ平行に内方へ入り込む段部1
2が形成され、その段部12から立ち上がつた壁
部13の上端が上面部8に連続している。
上面部8は、各支持突部4の内側において、各
支持突部4より低い位置において、基板1と平行
に形成されたものである。
凹所5から壁部13にわたる範囲の両側辺と各
支持突部4の外側壁3との間に両側壁9が形成さ
れる。また上面部8と各支持突部4の外側壁3と
の間に内側壁10が形成される。内側壁10は、
前記の両側壁9に連続している。
緩衝部aの形状は上記のとおりであつて、上面
部8は、支持突部4の内側において一段低くなつ
ており、各支持突部4の間に上面部8と連続した
凹所5が存在する。また、基板1の裏面において
は、基部2の存在によつて円形の開放端が形成さ
れ、その開放端に連続して上記各部の裏面によつ
て形成された空所11が存在する。
実施例の緩衝材は以上のごとき構成であり、次
にその使用方法について述べる。
第2図に示すように、コンテナーBの底面に最
下段のハブユニツト20をその取付ボルト23を
下向きにして配列する。この場合、各ハブユニツ
ト20の向きは、各取付ボルト23が緩衝部aの
凹所5の位置と一致する向きに定められる。
このように配列したうえで、その上から緩衝材
Aを被せると、各ハブユニツト20の上端部は各
緩衝部aの空所11に挿入される。各緩衝部aの
凹所5下端の段部6は、各取付ボルト23の頭部
上に載せる。ハブユニツト20は取付ボルト23
の頭部においてのみ緩衝材Aに接触する。
次に、2段目のハブユニツト20は、各緩衝部
aの上部に載せられる。この場合、ハブユニツト
20の各取付ボルト23を各凹所5に挿入すると
ともに、フランジ22を各支持突部4の頂部7に
載せる。ハブユニツト20の下端部は上面部8の
空所に挿入され、ハブユニツト20は各支持突部
4の頂部7においてのみ緩衝材Aと接触する。
なお、ハブユニツト20を3段に積み上げる場
合は、2段目のハブユニツト20の上に次の緩衝
材Aを前述の場合と同様に被せる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案はハブユニツト20が
取付ボルト23の頭部上面と、フランジ22の下
面においてのみ緩衝材Aと接触するだけであるか
ら、エンドキヤツプ等の別部材を使用する必要が
なく、また輸送時の振動等により緩衝材Aがハブ
ユニツト20により削り取られる問題も生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の緩衝材の一部を示す斜視図、
第2図は同上の一部拡大断面図、第3図は従来例
の一部拡大断面図である。 A……緩衝材、a……緩衝部、1……基板、2
……基部、3……外側壁、4……支持突部、5…
…凹所、6……段部、7……頂部、8……上面
部、9……両側壁、10……内側壁、11……空
所、20……ハブユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク製の成形品から成り、基板1に円
    筒形の立ち上がり基部2を形成し、その基部2の
    周方向四等分位置に基部2と連続した外側壁3を
    有する支持突部4を形成し、各支持突部4の外側
    壁3の相互間に凹所5を形成し、凹所5の下辺と
    上記基部2の上端との間に基板1と平行な段部6
    を形成し、凹所5の上辺を支持突部4の頂部7よ
    り低い上面部8に連続せしめ、凹所5の両側辺と
    各支持突部4の外側壁3との間に両側壁9を形成
    すると共に、上面部8と各支持突部4の外側壁3
    との間に両側壁9に連続した内側壁10を形成
    し、基板1の裏面側に上記各部によつて形成され
    た空所11を設けてなるハブユニツト用緩衝材。
JP17792687U 1987-11-18 1987-11-18 Expired JPH0454156Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17792687U JPH0454156Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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JP17792687U JPH0454156Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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Publication Number Publication Date
JPH0182175U JPH0182175U (ja) 1989-06-01
JPH0454156Y2 true JPH0454156Y2 (ja) 1992-12-18

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