JPH0453986A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ産業上の利用分野 この発明は静電複写機やレーザプリンタ等に用いられる
現像装置に関し、特に磁性キャリアと磁性トナーとから
なる二成分現像剤を用いて像形成処理を行う装置の改良
に関する。

山）従来の技術 静電複写機やレーザプリンタ等の備えられる現像装置と
して、磁性トナーおよび磁性キャリアからなる二成分現
像剤を用いて現像処理を行うものがある。この現像装置
は磁性トナーを収納するトナーホッパと、現像ローラが
備えられるとともに磁性キャリアが収納された現像槽と
、を有している。現像槽とトナーホッパとの間にはトナ
ー供給口が設けられ、トナーホッパ内に設けられたトナ
ー搬送部材によりトナーホッパ中の磁性トナーが現像槽
へ送り込まれる。

一方、前記現像ローラは内部に放射状に磁石を備えるマ
グネットローラと、その外側に設けられたスリーブと、
からなり、マグネットローラの磁力によってスリーブ表
面に磁性キャリアおよび磁性トナーによる穂立が形成さ
れる。マグネットローラおよびスリーブはそれぞれ逆方
向に回転され、スリーブ表面に形成される穂立の状態が
移り変わってゆく、これにより磁性トナーと磁性キャリ
アとがそれぞれ逆極性に摩擦帯電される。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題 しかしながら上述したような従来の帯電方法だけでは十
分な電荷をトナーに付与することができず、カブリやト
ナー飛散が生じて安定した濃度の画像を得ることができ
なかった。

この発明の目的は、従来の装置に簡単な改良を加えるだ
けでトナーに十分な帯電電荷を付与することのできる現
像装置を提供することにある。

（ｄ）課題を解決するための手段 この発明は、内部に磁石が備えられた現像ローラを備え
るとともに磁性キャリアを収納した現像槽と、磁性トナ
ーを収納したトナーホッパと、を備え・ 前記現像槽とトナーホッパとの間にトナー供給口を設け
、このトナー供給口に前記現像ローラに対向して回転自
在な磁性体を配置したことを特徴とする。

（ｅ）作用 この発明においてトナー供給口に配置された磁性体は対
向する現像ローラ内の磁石によって磁化される。磁化さ
れた磁性体の周囲には磁性キャリアおよび磁性トナーに
よる穂立が生じ、トナー供給口付近で複雑なトナーおよ
びキャリアの流動が生しる。これによってトナーおよび
キャリアが鋭い立ち上がりで摩擦帯電され、そののち現
像ローラへと送り込まれてゆく。

（ｆ）実施例 第１図はこの発明の実施例である現像装置のトナー供給
口近傍の構成を示した図である。

トナーホッパ１と現像槽２とは樹脂等により一体成形さ
れている。トナーホッパ１と現像槽２との間には仕切り
板３が設けられているが、一部は開口してトナー供給口
４となっている。トナーホッパｌ内には磁性トナーが収
納され、現像槽２内には磁性キャリアが収納されている
。トナーホッパ１内には、図中矢印Ａで示した方向に回
転駆動されるトナー搬送部材５が設けられている。トナ
ー搬送部材５はトナーホッパ１の内壁面に沿って回転し
、磁性トナーを現像槽２へ送り込む。現像槽２内には現
像ローラ６が配置されている。現像ローラ６はスリーブ
６ａと、放射状に配置された磁石６１．６２・・・を備
えるマグネットローラ６ｂと、を有している。スリーブ
６ａは矢印Ｂ方向に回転駆動され、マグネットローラ６
ｂはスリーブ６ａと反対方向の矢印Ｃ方向に回転駆動さ
れる。スリーブ６ａの表面にはマグネットローラ内に配
置された磁石６１．６２・・・の磁力線に沿って磁性キ
ャリアおよび磁性トナーによる穂立が形成される。そし
てこの穂立はスリーブ６ａおよびマグネットローラ６ｂ
の回転により状態が変化してゆき、それによって表面の
磁性キャリアと磁性トナーとが撹拌され、摩擦帯電され
る。

前記トナー供給口４には現像ローラ６に対向するように
磁性体７が配置されている。磁性体７は例えば第２図に
示したように回転軸７ａに、コイルスプリング状に成形
された磁性材７ｂを固定して構成されている。なお磁性
体の構成としてはこのようなコイルスプリング形状に限
られるものではなく、例えば、ブラシ状１羽根状等であ
ってもよい。この磁性体７は現像ローラ６に近接、かつ
平行して配置され、現像装置本体に回転自在に支持され
ている。磁性体７は現像ローラ６内の磁石６１．６２・
・・によって磁化され、トナー供給口付近において複雑
な磁力線を生じさせる。これによってトナー供給口４４
付近の磁性キャリアとトナーホッパ１から供給されてく
る磁性トナーとが穂立を生じる。そして現像ローラ６の
回転により磁性体７も回転し、穂立が複雑に変化してキ
ャリアおよびトナーが磁性体７付近において撹拌摩擦帯
電される。

この後磁性トナー、磁性キャリアは現像ローラ６へ送り
込まれ、感光体８の対向位置に搬送されて感光体８に供
給される。なお図において９は現像ローラ表面の穂立の
高さを規制するドクタである。

第３図はこの実施例における磁性トナーの帯電量を示し
ており、実線はこの発明のトナーの帯電量、破線は従来
の磁性体を設けない装置でのトナーの帯電量を示してい
る。図から分かるようにこの実施例ではトナー供給口に
おいて磁性トナーが撹拌摩擦されるため、帯電量の立ち
上がりが良く、結果的に最終帯電量が上昇する。

（ｇ１発明の効果 この発明においてはトナー供給口に現像ローラに対向し
て磁性体を設けたことにより、この磁性体が磁化されて
磁性トナー、磁性キャリアの穂立を生じさせ、磁性トナ
ーを摩擦帯電させる。これによって磁性トナーの帯電量
の立ち上がりをよ（し、トナーの帯電量が上昇する。こ
のためカブリ、飛散のない品質の良い画像を形成するこ
とが可能になる。

また磁性体には回転駆動装置を設ける必要がなく、対向
している現像ローラの磁力によって回転されるため構成
が簡単でコスト高になることがない利点がある。

■−トナーホッパ、２−現像槽、４ ０．６−現像ローラ、７−磁性体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部に磁石が備えられた現像ローラを備えるとと
   もに磁性キャリアを収納した現像槽と、磁性トナーを収
   納したトナーホッパと、を備え、前記現像槽とトナーホ
   ッパとの間にトナー供給口を設け、このトナー供給口に
   前記現像ローラに対向して回転自在な磁性体を配置した
   ことを特徴とする現像装置。