JPS6214669A

JPS6214669A - 静電潜像現像装置

Info

Publication number: JPS6214669A
Application number: JP15444185A
Authority: JP
Inventors: Akihito Ikegawa; 池側　彰仁; Hiroshi Mizuno; 博水野; Hiroshi Murazaki; 博司村崎; Koichi Eto; 浩一衛藤
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1985-07-12
Filing date: 1985-07-12
Publication date: 1987-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、電子写真複写プロセス等で使用される静電潜
像現像装置に関する。

従来の技術従来、この種の装置としては種々の形態のものか提案さ
れており、近年では磁性キャリアと絶縁性トナーとの混
合物からなる２成分現像剤を現像スリーブの周面に沿っ
て搬送するものか一搬的てあり、搬送手段としては大別
して現像スリーブ回転式のもの、磁気ローラ回転式のも
の、及び現像スリーブ、磁気ローラ両者回転式のものか
ある。

磁気ローラ回転式、及び現像スリーブ、磁気ローラ両者
回転式の静電潜像現像装置では、外周部イ寡状に現セスリーブ周面に吸着すると共に、磁気口−ラの
回転による磁界の移動にてブラシ状の現像剤を攪拌しつ
つ一方向（磁気ローラ回転とは逆方向）に搬送する。こ
のように、磁気ローラの回転に基づいて現像剤を搬送し
ようとすると磁気ローラをかなり高速で回転させる必要
があり、現像装置に掛る負担か増大し、近年の傾向であ
る複写機の小型、軽量、コンパクト化に逆行することに
なる。

また、現像スリーブ内の磁石を固定し、現像スリーブの
みを回転させて現像剤を搬送する方式を採用すれば、上
記高速回転に伴う不都合は解消できるが、これでは別途
、現像剤攪拌羽根等を付設せぬ限り現像剤の攪拌性か低
下し、カブリ、トナーの飛散等が生じるという問題点を
有している。

以上の問題点を解決するため、本願発明の出願人は、先
に、トナー供給部から現像スリーブ周面に沿って搬送さ
れる磁性現像剤の一部を塞止めることによって、現像領
域に対して現像剤搬送方向上流側の現像スリーブ周面上
に現像剤溜りを形成する穂高規制部材を備え、該現像剤
溜りにおいて現像剤を攪拌する静電潜像現像装置を提案
した。

このものは、複写機の小型、軽量、コンパクト化に有効
であり、現像剤の混合攪拌も良好に行い、トナーを十分
に摩擦帯電し、カブリ、トナー飛散といった不都合を解
消した。

発明か解決しようとする問題点しかしながら、この装置において、穂高規制部材に塞止
められて上昇した後、現像スリーブ周面上へ落下する現
像剤は、スリーブ内の磁石の影響を受けて磁化している
ために、また、上昇中の現像剤をも引き込んで落下して
行く。このため、現像剤は現像剤溜りにおいて不連続に
塊り状となってスリーブ周面上へ落下し、画像濃度にム
ラを生じさせる原因となっていた。

問題点を解決するための手段以上の問題点を解決するため、本発明は、トナー供給部
から現像領域へと現像スリーブの回転に基づいてその周
面に沿って搬送される磁性現像剤の一部を塞止め、現像
領域に対して現像剤搬送方向上流側の現像スリーブ周面
上に現像剤溜りを形成する穂高規制部材と、該穂高規制
部材に塞止められて上昇した後、現像スリーブ周面上へ
落下する現像剤の流路中に設けられた整流部材とを備え
たものである。

作　　用本発明を適用した静電潜像現像装置において、現像スリ
ーブ周面に沿って搬送される磁性現像剤は穂高規制部材
に塞止められて上昇し、スリーブ内に設けられた磁石の
磁力及び重力によって整流部材上に落下する。塊り状と
なって落下する現像剤は整流部材上に落下することによ
り粉砕、拡散され、且つ整流部材上を摺動することによ
り落下速度を低減されて連続的にスリーブ周面上の現像
剤中に戻される。

実施例第１図は本発明に係る静電潜像現像装置の一実施例を備
えた複写機の要部を示す。

感光体ドラム（１）は一定速度で矢印（ａ１方向に回転
駆動可能であり、その周囲には帯電チャージャ（２）画
像露光手段（３）、本発明に係る現像装置（４）、転写
チャージャ（５）、クリーニングブレード（６）を備え
た残留トナーのクリーニング装置、残留電荷のイレーザ
ランプ（７）か設置されている。

また、複写紙は左方の図示しない給紙部から１枚づつ給
紙されて一点鎖線で示すように右方へと搬送され、転写
後は右方の図示しない定着装置にてトナー像の定着を施
されて複写機外に排出される様になっている。

なお、この種の複写工程の詳細については周知であり、
その説明は省略する。

現像装置（４）は、導電性非磁性材からなる円筒状の現
像スリーブ（４０）内に、外周部に複数の磁極を有する
磁気ローラ（４１）を同軸に収納し、この現像スリーブ
（４０）を現像槽（４２）の開口部に感光体ドラム（１
）の表面と近接する様に設置し、背部にトナー収容槽（
４６）を設けたもので、磁性現像剤は現像スリーブ（４
０）の矢印ｆｂ１方向の回転に基づいて現像スリーブ（
４０）の周面上を矢印（ｂ１方向にその回転速度と同速
で搬送される。

穂高規制板（４３）は非磁性材からなり、・現像槽（４
２）内にその先端が現像スリーブ（４０）の周面に近接
する様に設置したもので、現像スリーブ（４０）の周面
上を矢印［ｂ１方向に搬送される磁性現像剤の一部を現
像領域（Ａｌの上流側で塞止め、現像領域（Ａｌに搬送
される磁性現像剤の穂高を規制すると共に後述する整流
板（４４）との間に空間部（４５）を形成する。この穂
高規制板（４３）の先端は現像スリーブ（４０）の周面
に近接し、かつ磁気ローラ（４１）（７）！極間のほぼ
中央に位置する。

整流板（４４）は非磁性材からなり、現像スリーブ（４
０）上を搬送される磁性現像剤と接触しない程度の間隔
を持って現像スリーブ（４０）の周面に近接して設置し
たもので、穂高規制板（４３）によって塞止められて上
昇した後、再び落下する磁性現像剤を受は得るように、
整流板（４４）の先端か穂高規制板（４３）側へ突出す
る傾斜を持って設置されている。

一方、トナー収容槽（４６）内にはトナー供給ローラ（
４７）が現像スリーブ（４０）の周面に近接し、かつ現
像スリーブ（４０）の回転と同期して矢印（Ｃ１方向に
回転駆動可能に設置されている。このトナー供給ローラ
（４７）は導電性非磁性材、例えはアルミニウムからな
り、その表面にはブラスト処理にて５０μｍ程度の微小
凹凸が形成されており、非磁性弾性材からなるブレード
（４８）及びシール板（４９）が接触している。

ここで、以上の構成からなる現像装置（４）の作動につ
いて説明する。

まず最初に、空間部（４５）内に磁性キャリアと絶縁性
トナーとの混合物からなるスタータが装填され、本現像
装置（４）が予備作動された後に、トナー収容槽（４６
）内に絶縁性トナーか装填される。

この際、空間部（４５）内には前記スタータに換えて磁
性キャリアのみを装填しても良い。そして、この状態で
本現像装置（４）によって静電潜像の現像が可能となる
。

次に、トナー収容槽（４６）内に収容されているトナー
はトナー供給ローラ（４７）の周面上の微小凹所に入り
、該ローラ（４７）の矢印（Ｃ１方向への回転に基づい
て、ブレード（４８）で余分な付着トナーを播き落され
、現像スリーブ（４０）周面上の対向位置に至り供給さ
れる。そして、トナー供給ローラ（４７）は現像スリー
ブ（４０）に対してトナーを定理供給する一方、現像ス
リーブ（４ｏ）とトナー供給ローラ（４７）の電位差に
基づき、静電的に現像スリーブ（４０）上の磁性現像剤
中よりトナーを適量回収し、最終的に現像スリーブ（４
ｏ）上の磁性現像剤中のトナー濃度を一定値に保つ。回
収されるトナー量は現像剤中のトナー混合比に依存して
おり、現像スリーブ（４０）とトナー供給ローラ（４７
）との間に形成される電界作用によって静電的に回収さ
れる。

なお、前記電位差はトナー供給ローラ（４７）にバイア
ス電圧を印加することにより形成され、現像スリーブ（
４０）に印加される現像バイアスの電圧値との相関関係
にて決定される。

そして、トナー供給ローラ（４７）から供給されたトナ
ーは現像スリーブ（４０）の矢印ｆｂ）方向への回転に
基づいて現像スリーブ（４ｏ）の周面に沿って矢印（ｂ
）方向に搬送され、空間部（４５）を通過する際に磁性
キャリアと混合攪拌され、トナーと磁性キャリアとは各
々十分に摩操帯電される。そして、この混合攪拌の結果
、磁性現像剤の各成分であるトナーと磁性キャリアとは
、この時点で絶えず一定の混合比で一体化され　現像領
域＋Ａ＋においては磁性現像剤からなる磁気刷子が確実
に形成される。ここで形成される磁気刷子は感光体ドラ
ム（１）の表面を摺擦し、その表面上の静電潜像を現像
して顕像化する。現像に供された後、現像スリーブ（４
０）の周面に残留する磁性現像剤はトナー供給ローラ（
４７）との対向部に至り、ここで新たなトナーが供給さ
れて混合攪拌された後、再度現像に供される。

ここで、前記空間部（４５）における混合撹拌について
さらに詳しく述べると、磁性現像剤は現像スリーブ（４
０）の回転に基づいて搬送され、穂高規制板（４３）に
よってその一部が塞止められ、後から搬送されてくる磁
性現像剤により穂高規制板（４３）に沿って押し上げら
れる。この押し上げられた磁性現像剤は、重力及び磁気
ローラ（４１）の磁力により整流板（４４）上に断続的
に落下する。

この際に、落下する磁性現像剤は残留磁化によって互い
に吸着し、ある大きさの塊り状となって落下するか、整
流板（４４）に衝突することにより粉砕、拡散され、さ
らに、整流板（４４）上を摺動することにより落下速度
を低減されて連続的に、かつ均一的に現像スリーブ（４
０）の周面上の磁性現像剤中に戻される。このようにし
て、空間部（４５）で磁性現像剤は反時計方向へ回転し
、攪拌混合され、十分に摩擦帯電される。

本発明における整流部材は前記実施例に限られるもので
なく、例えば第２図（ａｌ　、　（ｂｌ　、　（Ｃ１に
示されるように、落下してくる磁性現像剤の流路中に整
流部材として現像スリーブ（４０）の軸方向に長さをも
つ円柱（４４ａ）、三角柱（４４ｂ）あるいは板状部材
（４４Ｃ）等を設けたものでもよく、この板状部材（４
４Ｃ）については、磁性現像剤がその表面を摺動し得る
程度の傾斜を持たせることが好しい。これらのものにお
いても前記実施例と同様な効果を得ることができる。

発明の効果以上の説明で明らかなように、本発明は前述した構成を
備えているから、穂高規制板に基土められた後、上昇す
る磁性現像剤が塊りとなって現像スリーブ周面へ戻るこ
ともな（均一な混合攪拌を行なうことができ、現像され
た画像に濃度ムラを生じさせることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る静電潜像現像装置の一実施例を備
えた複写機の要部を示す断面図、第２図は本発明の整流
部材の変形例を示す断面図である。＋１１・・・感光体ドラム、（４）・・・現像装置、１
（４０）・・・現像スリーブ、（４１）・・・磁気ロー
ラ、（４３）・・・穂高規制板、（４４）・・・整流板
、（４７）・・・トナー供給ローラ。

Claims

【特許請求の範囲】１、現像スリーブと、現像スリーブの内部に設けられて
いると共に現像スリーブの周方向において複数の磁極を
形成する磁石とを有し、現像スリーブの周面上に磁気吸
着されている磁性キャリアに対して絶縁性トナーを供給
することにより、現像スリーブの周面上において磁性キ
ャリアと絶縁性トナーとの混合物からなる磁性現像剤を
調製し、この磁性現像剤を用いて静電潜像を現像する形
態の磁気刷子式静電潜像現像装置であって、トナー供給部から現像領域へと現像スリーブの回転に基
づいてその周面に沿って搬送される磁性現像剤の一部を
塞止め、現像領域に対して現像剤搬送方向上流側の現像
スリーブ周面上に現像剤溜りを形成する穂高規制部材と
、該穂高規制部材に塞止められて上昇した後、現像スリー
ブ周面上へ落下する現像剤の流路中に設けられた整流部
材とを備えた静電潜像現像装置。