JPH0453878A - 自動車用耐チッピング塗料 - Google Patents

自動車用耐チッピング塗料

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JPH0453878A
JPH0453878A JP2162655A JP16265590A JPH0453878A JP H0453878 A JPH0453878 A JP H0453878A JP 2162655 A JP2162655 A JP 2162655A JP 16265590 A JP16265590 A JP 16265590A JP H0453878 A JPH0453878 A JP H0453878A
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JP
Japan
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filler
chipping
coating film
hollow
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP2162655A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Komatsu
小松 泰典
Eiji Suzuki
英治 鈴木
Mitsuhiko Ueki
光彦 植木
Makio Sakai
酒井 万喜夫
Yoshihisa Yanase
柳瀬 美久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Nihon Tokushu Toryo Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0453878A publication Critical patent/JPH0453878A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の防錆を目的として塗布される自動車
用耐チッピング塗料に関する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車のボディーの床裏等には、傷付きを防
止することにより防錆を目的とした耐チッピング塗料が
塗装されている。すなわち、この塗料は、自動車走行時
に路面の小石、砂礫、冬期散布される岩塩等がはね上げ
られて自動車の床裏等にあたると、そこに傷が付けられ
、これが原因で錆が発生し、放置すれば穴があくことに
なるので、これを防止するために使用されるものである
このような耐チッピング塗料は床裏のほか、自動車のボ
ディーの他の部位、例えばフロントエプロン、フロント
フェンダ−、ロッカーパネル、ドア、リアフェンダ−と
いった外板部や足周り部品等にも塗布されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、自動車用の耐チンピング塗料は、これまでそ
の使用する樹脂成分についての研究が多かった。この樹
脂成分に着目すると、耐チッピング塗料としては、塩化
ビニルプラスチゾル系樹脂を使用する無溶剤型、ポリウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂等を使用する溶剤型あるいは
水性型、エマルジョン樹脂を主成分とする水性型といっ
た各種耐チッピング塗料が知られている。
ところが、車両耐用年数の延長や防錆要求水準が高くな
り、これにともない耐チッピング塗料についてもその塗
布面積の拡大、塗膜厚さの増大を求める市場ニーズが大
きくなってきた。
一方、自動車は省エネルギーをはかるため燃費の効率化
が求められ、そのボディーの軽量化が求められている。
このよ・うな市場ニーズに応えるために、耐チフビング
塗料についてもその塗膜の軽量化が要求され、これに応
えるために中空状充填材を用いることが例えば特開昭6
2−100560号公報等に記載されている。
しかしながら、中空状充填材を配合することにより軽量
化をはかることができても、一定量以りの配合は塗膜物
性、特に耐チッピング性を劣化させる虞れがあり、この
方法だけでは軽量化に自ずと限界があった。このため、
従来以上の軽量化を実現すると同時に耐チッピング性を
はじめとする引張り強度、引き裂き強度、伸び等の機械
的塗膜物性が少なくとも従来と同等以上でなければなら
ないという課題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは鋭意研究の結果、充填材成分に中空充填材
と針状充填材を併用することにより、上記課題を解決す
ることができることをつきとめ、本発明をするに至った
ものである。
すなわち、本発明は1、少なくとも樹脂成分、充填材成
分を含む゛テf−ノビンクケ料であって、充填材成分に
中空状充填材及び針状充填材を含むことを特徴とする自
動車用耐チ、ピンク塗料を提供するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される中空状充填材としては、ガラスバル
ーン、シ+)カハルーン、ンラスハルーン、あるいは無
機中空炭素球等の無機系中空状充填材、アクリル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン等の樹脂を原料とするプラスチ
ンクハルーン等有機系中空充填材等が挙げられる。
また、本発明で使用できる針状充填材としては、ウオラ
ストナイト(針状カルシウムメタシリケート)、ロック
ウール短繊維、ガラスファイバー短繊維、針状炭酸カル
シウム、アルミニウムシリケート等の無機系材料、カー
ボンファイバー短繊維、アラミツトファイバー短繊維等
の有機系材料が挙げられる。
充填材成分のうら少な(とも中空状充填材を0.5〜7
0M呈%、針状充填材を30〜99.5i量%含むこと
が好ましい。
中空状充填材が0.5 M量%未病の場合十分な軽量化
に得られず、70重量%を越えると塗膜の引き裂き強度
、引張り強度が十分でないことがある。
また、針状充填f2が30重量%未満の場合、塗膜の引
き裂き強度、引張り強度が著しく向上しない虞れがあり
、 99.5重量%を越えると塗膜の軽量化ができない
ことがある。
なお、中空状充填材と針状充填材のほかに他の充填材を
併用することもでき、これには例えばクレー、炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、マイカ、着色顔量等を挙げるこ
とができる。
樹脂成分としては、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン
樹脂、塩化ビニル共重合体樹脂等のプラスチゾル等の無
溶剤型、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂等の溶剤型あるいは水性型、アクリル系、ウレタ
ン系、SBR等のエマルジョン型等いかなる種類の樹脂
も使用可能であるが、現在自動土床裏部分−やロッカー
・マ皐ル部分等に特に多(塗装されている塩化ビニル系
プラスチゾルの使用が好ましい。
塩化ビニルプラスチゾルを樹脂成分に用いた耐す、・ピ
ング塗料は、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の
ポリマーあるいはコポリマーの塩化ビニル系樹脂を各種
可塑剤に分散させたものをバインダーとして、これに充
填剤、着色剤、溶剤、改質剤、添加剤等を配合して塗料
としたものである。
上記可塑剤としは、フタル酸エステル系のDOP、DE
P 、 DBP 、 D門P 、 DINP、リン酸エ
ステル系のTEP、TCP、その他脂肪族−塩基酸エス
テル、脂肪族二塩基酸エステル、二価アルコールエステ
ル、オキシ酸エステル等が使用できる。特に、アジピン
酸エステル、セバシン酸エステル、トリメート酸エステ
ル等の使用は、低温における塗膜の割れ、剥がれを防止
するため耐低温チッピング性の向上に寄与し好ましい。
溶剤は、主として塗装作業性を良好にするため二こ、数
市量9++程度配合す5場合もある。
改質剤と;−では、プロツクイソシー第一ト、ボJアミ
ド等が使用できる。
添加剤とじて(ま、各種分散剤、消泡剤、安定剤、ナク
゛・′トロピー付与剤等が挙げられる。ゼ・要があれば
触媒の使用も可能である。
その他の…脂代分についても塩化ビニルブラスチゾルを
用い二場合と同様に、中空状充填材及び針状充填材とと
もに、必要に応して各種充填材、溶剤、添加材等を配合
成分に使用できる。
本発明の耐チッピング塗料は、ディゾルハープラヱタリ
ーミキサー、ニーダ−1三本ロール、ペイントシェーカ
ー、スーパーミル等の従来公知の混練攪拌、分散機によ
り製造できる。
本発明の耐チッピング塗料は、エアレススプレ、エアス
プレー、ミニヘル、静電塗装機、刷毛塗り等の従来公知
の塗装方法にて塗布される。塗布量は、使用した樹脂や
塗布部位によって適宜防錆性能付与に必要な量が塗布さ
れる。多くの場合、自動車の塗装ラインの途中で塗布さ
れ、電気式、あるいはガス式の加熱乾燥炉を通過させる
ことにより、100−160℃で10〜30分の加熱乾
燥により塗膜となる。
C作用〕 中空状充填材は、内部が中空であるので極めて軽量にし
て低比重であり、塗膜を軽量化することができる。また
、針状充填材は、塗膜の引張り強度、引き裂き強度を著
しく向上させるとともに、塗膜の伸び率を低下させない
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
当然のことながら本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
実施例1 表1の実施例1の欄に記載した組成の配合物をプラネタ
リ−ミキサーにて混練して塩化ビニル系プラスチゾルの
耐チッピング塗料を調製する。この塗料をエアスプレー
により厚さ0.80の自動車用鋼板に塗装し、140℃
で30分加熱乾燥して膜厚3nの塗膜を得た。この試料
について引張り強度試験及び伸び試験をJI54−63
01に従い、3号ペンダルを用い、50fi/分の引張
り速度で行った結果を表1に示す。
また、同し試料を用いて引き裂き強度試験をJISK−
6301に従い、B型を用い、500酊/分の引張り速
度で行った結果を表1に示す。また、塗膜の比重を水置
換法により測定した結果を表1に示す。
実施例2〜5 実施例1において使用した塗料の代わりに表1の実施例
2〜5のそれぞれの欄に記載した組成の塗料を実施例1
と同様に調製し、これを用いて実施例1と同様に試料を
作製し、これについても実施例1と同様に測定した結果
を表1に示す。
比較例 実施例1において使用した塗料の代わりに表1の比較例
の欄に記載した組成の塗料を鋼製し、これを用いて実施
例1と同様に試料を作製し、これについても実施例1と
同様に測定した結果を表1に示す。
表1 なお5表中組成の申付は市1部で示1゛つ〔発明の効果
〕 本発明によれば、従来よりなお中空状充填材を配合でき
るため、極めて低比重の耐ナノピング塗膜を実現すると
同時に、優れた伸び率、引張り強度、引き裂き強度を有
する塗膜であることが明らかとなった。これにより本発
明になる耐チフビング塗料を自動車に塗布することによ
り自動車に高い耐チッピング性を付与することとなり、
防錆上高い効果が期待できる。すなわちチッピング現象
により錆を未然Qこ防止して自動車の寿命を少しでも長
くすることに寄与するものである。
また、従来の耐チフビング塗料と比較して著しく低比重
、軽量であるため、車両重量の軽減化に寄与でき、省エ
ネルギーに役立つものである。
平成2年6月22日 特許出願人 本田技研工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少なくとも樹脂成分、充填材成分を含む耐チッピン
    グ塗料であって、充填材成分に中空状充填材及び針状充
    填材を含むことを特徴とする自動車用耐チッピング塗料
JP2162655A 1990-06-22 1990-06-22 自動車用耐チッピング塗料 Pending JPH0453878A (ja)

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JP2162655A JPH0453878A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 自動車用耐チッピング塗料

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JP2162655A JPH0453878A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 自動車用耐チッピング塗料

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JPH0453878A true JPH0453878A (ja) 1992-02-21

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JP (1) JPH0453878A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0639613A1 (en) * 1993-08-19 1995-02-22 General Electric Company A mineral filled moldable thermoplastic composition
US6235775B1 (en) 1997-09-12 2001-05-22 Ajinomoto Co., Inc. Acetone adduct of fungicidal V-28-3M
WO2003044100A1 (en) * 2001-11-16 2003-05-30 E.I. Du Pont De Nemours And Company Method of producing coating composition and coating composition made therefrom
JP2007308663A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Inter Decom:Kk 装飾建材用塗材及び該装飾建材用塗材を用いた装飾建材

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