JPH0453672B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453672B2 JPH0453672B2 JP60220480A JP22048085A JPH0453672B2 JP H0453672 B2 JPH0453672 B2 JP H0453672B2 JP 60220480 A JP60220480 A JP 60220480A JP 22048085 A JP22048085 A JP 22048085A JP H0453672 B2 JPH0453672 B2 JP H0453672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotational moment
- intermediate shaft
- bearing
- shaft
- spring
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/14—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
- B25B23/147—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for electrically operated wrenches or screwdrivers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/04—Arrangements preventing overload of tools, e.g. restricting load
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電動モータと、駆動軸と、上記両者
間に設けられた歯車装置を有する回転モーメント
調整装置付き電動スクリユードライバであつて、
上記歯車装置はギヤハウジングと、互に離隔して
配置された第１及び第２の軸受の間に支持された
中間軸を備え、該中間軸はその長手方向を直角
に、反対方向に加えられる力に抗して移動する第
２の軸受の作用によつて初期位置から電気回路遮
断用のセンサを働かせる位置に達するように構成
された電動スクリユードライバに関する。
間に設けられた歯車装置を有する回転モーメント
調整装置付き電動スクリユードライバであつて、
上記歯車装置はギヤハウジングと、互に離隔して
配置された第１及び第２の軸受の間に支持された
中間軸を備え、該中間軸はその長手方向を直角
に、反対方向に加えられる力に抗して移動する第
２の軸受の作用によつて初期位置から電気回路遮
断用のセンサを働かせる位置に達するように構成
された電動スクリユードライバに関する。
上記種類の電動スクリユードライバとして、例
えば、西独特許公開公報第2726818号に開示され
ているものが知られている。以下、この電動スク
リユードライバについて説明する。
えば、西独特許公開公報第2726818号に開示され
ているものが知られている。以下、この電動スク
リユードライバについて説明する。
すなわち上記公知例では、電動モータで駆動さ
れる入力軸と螺入するねじを回転する出力軸は、
桟枠に対して同転し、かつ回転自在に軸支され、
又該桟枠には中間軸が上記入力軸及び出力軸に対
して平行に、かつ桟枠に対して回転自在に軸支さ
れている。入力軸及び出力軸は桟枠の内側に突出
し、その先端には入力歯車と出力歯車がそれぞれ
固定されている。又上記中間軸には入力歯車と歯
合する入力側中間歯車及び出力歯車と歯合する出
力側中間歯車が固定されている。以上の構成に於
いて出力軸の回転に回転モーメントを必要とする
場合は、該回転モーメントに応じた回転モーメン
トで中間軸は桟軸を中心として旋回し、桟枠は桟
軸を中心として回転することができる。
れる入力軸と螺入するねじを回転する出力軸は、
桟枠に対して同転し、かつ回転自在に軸支され、
又該桟枠には中間軸が上記入力軸及び出力軸に対
して平行に、かつ桟枠に対して回転自在に軸支さ
れている。入力軸及び出力軸は桟枠の内側に突出
し、その先端には入力歯車と出力歯車がそれぞれ
固定されている。又上記中間軸には入力歯車と歯
合する入力側中間歯車及び出力歯車と歯合する出
力側中間歯車が固定されている。以上の構成に於
いて出力軸の回転に回転モーメントを必要とする
場合は、該回転モーメントに応じた回転モーメン
トで中間軸は桟軸を中心として旋回し、桟枠は桟
軸を中心として回転することができる。
上記のように旋回可能な桟枠の一部には、桟枠
の上記旋回とともに桟軸を中心として回転する平
歯車の一部が形成されており、上記桟枠の旋回の
回転モーメントは上記平歯車の一部に歯合する歯
車に伝わる回転モーメントとして検出される。
の上記旋回とともに桟軸を中心として回転する平
歯車の一部が形成されており、上記桟枠の旋回の
回転モーメントは上記平歯車の一部に歯合する歯
車に伝わる回転モーメントとして検出される。
上記桟枠及びこれに取付けられた軸及び歯車か
らなる歯車機構に於いて、入力軸を駆動して、出
力軸によるねじの螺入を行なう場合、ねじの螺入
に必要な回転モーメントが小さいときには、桟枠
が桟軸を中心として回転する回転モーメントは小
さく、ねじの螺入に必要な回転モーメントが大き
くなるに従つて、桟枠が桟軸を中心として回転す
る回転モーメントは大きくなり、ねじを螺入する
ための回転モーメントと、桟枠が回転するための
回転モーメントとの間には、機構上定まる相互関
係が存在する。従つて、上記螺入のための回転モ
ーメントを所定の値に制限する場合には、桟枠に
発生した回転モーメントを、桟枠に結合した前記
歯車を介して取り出し、周知の方法で検出し、検
出値が所定の値に達したとき自動的に電気モータ
の回転を停止するようになつている。
らなる歯車機構に於いて、入力軸を駆動して、出
力軸によるねじの螺入を行なう場合、ねじの螺入
に必要な回転モーメントが小さいときには、桟枠
が桟軸を中心として回転する回転モーメントは小
さく、ねじの螺入に必要な回転モーメントが大き
くなるに従つて、桟枠が桟軸を中心として回転す
る回転モーメントは大きくなり、ねじを螺入する
ための回転モーメントと、桟枠が回転するための
回転モーメントとの間には、機構上定まる相互関
係が存在する。従つて、上記螺入のための回転モ
ーメントを所定の値に制限する場合には、桟枠に
発生した回転モーメントを、桟枠に結合した前記
歯車を介して取り出し、周知の方法で検出し、検
出値が所定の値に達したとき自動的に電気モータ
の回転を停止するようになつている。
しかし、上記装置にはなお改良するべき点があ
る。それは上記装置では入力軸と出力軸との間に
設けられた歯車機構が桟軸の方向に極めて長くな
ることである。そのようなことは、特に電動式の
手工具を製作する場合不利であるとともに、中間
軸の前記旋回運動を実現する機構が大形かつ高価
となるのも欠点である。
る。それは上記装置では入力軸と出力軸との間に
設けられた歯車機構が桟軸の方向に極めて長くな
ることである。そのようなことは、特に電動式の
手工具を製作する場合不利であるとともに、中間
軸の前記旋回運動を実現する機構が大形かつ高価
となるのも欠点である。
この発明の目的は、発明の詳細な説明の冒頭に
記載した種類の電動スクリユードライバであつ
て、可能な限り小形で低コストに形成された回転
モーメント調整装置付きの電動スクリユードライ
バを提供することである。
記載した種類の電動スクリユードライバであつ
て、可能な限り小形で低コストに形成された回転
モーメント調整装置付きの電動スクリユードライ
バを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の電動スク
リユードライバでは、第２の軸受は中間軸のギヤ
ハウジングの隔壁に取付けられていること、第１
の軸受は中間軸の溝形切欠部の中に移動可能に支
持されていること、上記第１の軸受を溝形切欠部
の一端に当接させて中間軸の一端位置を定めるば
ねを有すること、駆動軸に所定の回転モーメント
が加わると、第１の軸受は上記ばねに抗して切欠
部の他端に向かつて移動し、中間軸が湾曲して上
記センサの位置に達すると、該センサが電気モー
タを停止する電気信号を送出すること、及び駆動
軸に負荷される回転モーメントを調整するため
に、上記ばねの強さを調整する調整装置を有する
ことを特徴として形成されている。
リユードライバでは、第２の軸受は中間軸のギヤ
ハウジングの隔壁に取付けられていること、第１
の軸受は中間軸の溝形切欠部の中に移動可能に支
持されていること、上記第１の軸受を溝形切欠部
の一端に当接させて中間軸の一端位置を定めるば
ねを有すること、駆動軸に所定の回転モーメント
が加わると、第１の軸受は上記ばねに抗して切欠
部の他端に向かつて移動し、中間軸が湾曲して上
記センサの位置に達すると、該センサが電気モー
タを停止する電気信号を送出すること、及び駆動
軸に負荷される回転モーメントを調整するため
に、上記ばねの強さを調整する調整装置を有する
ことを特徴として形成されている。
この発明のスクリユードライバから得られる効
果は、従来の電動スクリユードライバに比べて、
駆動軸から出力される回転モーメントを検出する
ための機構が極めて簡単で小形に形成されること
であるとともに、上記出力軸の出力回転モーメン
トを必要に応じて加減するための小形で簡単な調
整装置が設けられていることである。上記のよう
な効果が得られるのは、本発明では電気モータの
軸と、該軸と同軸に設けられたねじ締め工具を回
転する駆動軸との間に設けられた中間軸が上記電
気モータの軸と駆動軸に共通な軸線をめぐつて旋
回することなく、一端はギヤハウジングの隔壁に
固定され、他端は上記共通な軸線と中間軸の軸線
を含む平面に対して直角方向に湾曲できるように
形成され、上記移動の値は駆動軸から送出される
回転モーメントに対応するようになつているから
である。
果は、従来の電動スクリユードライバに比べて、
駆動軸から出力される回転モーメントを検出する
ための機構が極めて簡単で小形に形成されること
であるとともに、上記出力軸の出力回転モーメン
トを必要に応じて加減するための小形で簡単な調
整装置が設けられていることである。上記のよう
な効果が得られるのは、本発明では電気モータの
軸と、該軸と同軸に設けられたねじ締め工具を回
転する駆動軸との間に設けられた中間軸が上記電
気モータの軸と駆動軸に共通な軸線をめぐつて旋
回することなく、一端はギヤハウジングの隔壁に
固定され、他端は上記共通な軸線と中間軸の軸線
を含む平面に対して直角方向に湾曲できるように
形成され、上記移動の値は駆動軸から送出される
回転モーメントに対応するようになつているから
である。
これに対して従来の電動スクリユードライバ
は、先に一例を説明したように、中間軸は該中間
軸を回転自在に軸支する桟枠とともに、桟軸をめ
ぐつて旋回するようになつている。この従来例の
構成では、桟枠は中間軸を坦持しつつ、駆動軸に
負荷される回転モーメントに対応する回転モーメ
ントで桟軸を中心として回動する。従つて例えば
桟枠に歯車を設けこれと歯み合うピニオンを介し
て上記回転モーメントを検知するようになつてい
る。
は、先に一例を説明したように、中間軸は該中間
軸を回転自在に軸支する桟枠とともに、桟軸をめ
ぐつて旋回するようになつている。この従来例の
構成では、桟枠は中間軸を坦持しつつ、駆動軸に
負荷される回転モーメントに対応する回転モーメ
ントで桟軸を中心として回動する。従つて例えば
桟枠に歯車を設けこれと歯み合うピニオンを介し
て上記回転モーメントを検知するようになつてい
る。
上記説明からわかるように、従来の電動スクリ
ユードライバと本発明のスクリユードライバは、
中間軸の運動を介して駆動軸の回転モーメントを
検出する方式が相違し本発明のスクリユードライ
バ上記検出方式は簡単で小形に形成することがで
きる。又本発明の回転モーメントを調節する調整
装置は、上記検出方式からもわかるように従来の
ものに比べて簡単かつ小形に形成することができ
る。
ユードライバと本発明のスクリユードライバは、
中間軸の運動を介して駆動軸の回転モーメントを
検出する方式が相違し本発明のスクリユードライ
バ上記検出方式は簡単で小形に形成することがで
きる。又本発明の回転モーメントを調節する調整
装置は、上記検出方式からもわかるように従来の
ものに比べて簡単かつ小形に形成することができ
る。
なお本発明に於ては中間軸の動きを検出するセ
ンサは通常のスイツチでも良し、圧電素子を用い
ても良い。圧電素子を用いるときは機械的な調整
装置は必要なく電子的方法で行なうことができ
る。又回転モーメントの大きさを調整する調整装
置の一例は実施例の中に説明するようにフランジ
を有するストツパピンとナーリング付きねじを用
いて中空軸の第１の軸受の移動をさまたげる方向
に働くばねの強さを調整する装置である。
ンサは通常のスイツチでも良し、圧電素子を用い
ても良い。圧電素子を用いるときは機械的な調整
装置は必要なく電子的方法で行なうことができ
る。又回転モーメントの大きさを調整する調整装
置の一例は実施例の中に説明するようにフランジ
を有するストツパピンとナーリング付きねじを用
いて中空軸の第１の軸受の移動をさまたげる方向
に働くばねの強さを調整する装置である。
上記のような配置によつて、ストツパピンへの
押圧力は容易に調整される。即ちナーリング付き
ねじがばねをストツパピンへ押圧しているからで
あり、この押圧力を変えることは、ナーリング付
きねじを回して本体に対して締め付けるか緩める
かによつて行なわれ、ストツパピンの締め付けを
適切に選ぶことにより、動作中に湾曲する中間軸
の先端が所定の回転モーメントに対して、スイツ
チを開放する機能位置にくるように定めることが
できる。又回転モーメントが上昇しストツパピン
をその軸方に押す力が上昇し、ストツパピンが上
記ばねを短縮する方向に動かされ、中間軸の先端
が上記機能位置に達すると、該位置に置かれたス
イツチが動作して、電気モータに接続された駆動
回路は電源から切放されると同時に短絡されるこ
とによつて、スイツチが切られた後に発生する慣
性回転モーメントは減少する。このとき回転モー
メントに対応するアナログ信号を得るために、中
間軸を半径方向に作用する横方向の力がギヤの軸
受に於て消尽されるので、電気モータを停止させ
るときに、該電気モータを機械的にその他の部か
ら切り離すためのクラツチを設ける必要は無い。
このことは、スクリユードライバを小形に製作す
る上に有効である。
押圧力は容易に調整される。即ちナーリング付き
ねじがばねをストツパピンへ押圧しているからで
あり、この押圧力を変えることは、ナーリング付
きねじを回して本体に対して締め付けるか緩める
かによつて行なわれ、ストツパピンの締め付けを
適切に選ぶことにより、動作中に湾曲する中間軸
の先端が所定の回転モーメントに対して、スイツ
チを開放する機能位置にくるように定めることが
できる。又回転モーメントが上昇しストツパピン
をその軸方に押す力が上昇し、ストツパピンが上
記ばねを短縮する方向に動かされ、中間軸の先端
が上記機能位置に達すると、該位置に置かれたス
イツチが動作して、電気モータに接続された駆動
回路は電源から切放されると同時に短絡されるこ
とによつて、スイツチが切られた後に発生する慣
性回転モーメントは減少する。このとき回転モー
メントに対応するアナログ信号を得るために、中
間軸を半径方向に作用する横方向の力がギヤの軸
受に於て消尽されるので、電気モータを停止させ
るときに、該電気モータを機械的にその他の部か
ら切り離すためのクラツチを設ける必要は無い。
このことは、スクリユードライバを小形に製作す
る上に有効である。
電動モータに流れる電流の強弱に応じて回路の
開閉を行なう周知の遮断器に比べて、本装置の他
の利点は、高い回転数で回転し、かつ電動スクリ
ユードライバの軸をめぐつて旋回する中間軸の回
転運動エネルギの増減に対応して鋭敏に変化する
中間軸の前記傾きの変化を利用してスイツチの開
放を行なうので、スイツチ開放の正確さが電気モ
ータを流れる電流の値を利するものに比べて高い
ということである。
開閉を行なう周知の遮断器に比べて、本装置の他
の利点は、高い回転数で回転し、かつ電動スクリ
ユードライバの軸をめぐつて旋回する中間軸の回
転運動エネルギの増減に対応して鋭敏に変化する
中間軸の前記傾きの変化を利用してスイツチの開
放を行なうので、スイツチ開放の正確さが電気モ
ータを流れる電流の値を利するものに比べて高い
ということである。
以下、図面を参照して本発明を実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第１，２，３図に示された実施例は、電動モー
タ駆動のスクリユードライバ１である。このスク
リユードライバ１は電動モータ２によつて駆動さ
れる。モータ室とギヤ室の間には、隔壁３が設け
られている。電動モータ２の駆動は、ピニオン４
と歯車１１を介して中間軸１２へ伝達される。中
間軸１２に固定された別個の歯車１３は、駆動軸
７に固定された歯車６へ回転を伝達する。駆動軸
７は軸受５及び８に支承されている。軸受８に支
承された駆動軸７の端部は、ねじを把持する工
具、例えばソケツトを固定出来る構造になつてい
る。しかし、このような工具の構造は、簡略のた
め図示されていない。
タ駆動のスクリユードライバ１である。このスク
リユードライバ１は電動モータ２によつて駆動さ
れる。モータ室とギヤ室の間には、隔壁３が設け
られている。電動モータ２の駆動は、ピニオン４
と歯車１１を介して中間軸１２へ伝達される。中
間軸１２に固定された別個の歯車１３は、駆動軸
７に固定された歯車６へ回転を伝達する。駆動軸
７は軸受５及び８に支承されている。軸受８に支
承された駆動軸７の端部は、ねじを把持する工
具、例えばソケツトを固定出来る構造になつてい
る。しかし、このような工具の構造は、簡略のた
め図示されていない。
中間軸１２の一端は、隔壁３に固着された軸受
１０によつて支持され、他端は平軸受２０を介し
て下記のように支承されている。すなわち平軸受
２０は、軸受５及び８のようにギヤハウジング９
に固着されているのでもなければ、軸受１０のよ
うに隔壁３に固着されているのでもなく、本体１
４に設けられた溝型切欠部１６の中に延び、その
側壁及び底部に支持されている。第２図に示すよ
うに溝型切欠部１６の右側に空隙２６が設けら
れ、切欠部１６の側壁には、孔１９及び２１が設
けられている。空隙２６の中には先端が孔２１を
経て突出するストツパピン２４が左右に貫通し、
該ストツパピンには空隙２６の左端附近に鍔２３
が取付けられ、その右側にストツパピンをめぐつ
て嵌め込まれたばね２５の作用で左側に押圧され
ている。従つてストツパピンは電動スクリユード
ライバが停止するときは左方に押され、平軸受２
０は溝型切欠部の左側の壁に押付けられている。
第２図の本体１４の右端の壁には空隙２６に突出
するナーリング付きのねじ２８が螺合されてい
る。このねじ２８の先端は上記ばね２５の右端に
当接しているので、該ねじを螺入し螺出するとば
ね２５が平軸受２０を押圧する力を調節すること
ができる。このように平軸受２０を押圧するため
に用いられるナーリング付きのねじ２８及び鍔２
３を有するストツパピン２４をまとめて調整装置
１５と称する。調整装置１５のストツパピン２４
の右端はばね２５を通過して、ナーリング付きね
じ２８の孔２７内に延出している。この孔２７は
十分な深さを持つているので、ナーリング付きの
ねじ２８を深く螺入しても直接ストツパピン２４
が押されることはない。
１０によつて支持され、他端は平軸受２０を介し
て下記のように支承されている。すなわち平軸受
２０は、軸受５及び８のようにギヤハウジング９
に固着されているのでもなければ、軸受１０のよ
うに隔壁３に固着されているのでもなく、本体１
４に設けられた溝型切欠部１６の中に延び、その
側壁及び底部に支持されている。第２図に示すよ
うに溝型切欠部１６の右側に空隙２６が設けら
れ、切欠部１６の側壁には、孔１９及び２１が設
けられている。空隙２６の中には先端が孔２１を
経て突出するストツパピン２４が左右に貫通し、
該ストツパピンには空隙２６の左端附近に鍔２３
が取付けられ、その右側にストツパピンをめぐつ
て嵌め込まれたばね２５の作用で左側に押圧され
ている。従つてストツパピンは電動スクリユード
ライバが停止するときは左方に押され、平軸受２
０は溝型切欠部の左側の壁に押付けられている。
第２図の本体１４の右端の壁には空隙２６に突出
するナーリング付きのねじ２８が螺合されてい
る。このねじ２８の先端は上記ばね２５の右端に
当接しているので、該ねじを螺入し螺出するとば
ね２５が平軸受２０を押圧する力を調節すること
ができる。このように平軸受２０を押圧するため
に用いられるナーリング付きのねじ２８及び鍔２
３を有するストツパピン２４をまとめて調整装置
１５と称する。調整装置１５のストツパピン２４
の右端はばね２５を通過して、ナーリング付きね
じ２８の孔２７内に延出している。この孔２７は
十分な深さを持つているので、ナーリング付きの
ねじ２８を深く螺入しても直接ストツパピン２４
が押されることはない。
第２図及び第３図に示すように、切欠部１６の
前記側壁にあけられた孔１９にはねじ１８が螺入
され、ねじ１８の頭部と上記側壁の間にはキヤリ
ア３１とねじ１８が嵌入まれ、キヤリア３１はば
ね１７の作用でねじ１８の頭部に対して弾性的に
押付けられ、キヤリア３１の上部に取付けられた
スイツチ３０は、その右端に取付けられたスイツ
チコンタクトを介して平軸受２０から突出する中
間軸１２の先端部を接触している。従つて、ねじ
１８を切欠部１６の前記側壁に螺入する深さを変
更することにより、上記スイツチコンタクトの位
置を調節することができる。
前記側壁にあけられた孔１９にはねじ１８が螺入
され、ねじ１８の頭部と上記側壁の間にはキヤリ
ア３１とねじ１８が嵌入まれ、キヤリア３１はば
ね１７の作用でねじ１８の頭部に対して弾性的に
押付けられ、キヤリア３１の上部に取付けられた
スイツチ３０は、その右端に取付けられたスイツ
チコンタクトを介して平軸受２０から突出する中
間軸１２の先端部を接触している。従つて、ねじ
１８を切欠部１６の前記側壁に螺入する深さを変
更することにより、上記スイツチコンタクトの位
置を調節することができる。
第３図に示すように本体１４に固着されている
板ばね２９は、中間軸１２のスラスト軸受として
用いられ、スイツチ３０が躍るのを防ぎ固定する
のに役立つ。又板ばね２９は中間軸１２を軸方向
に支持するためにも役立つ。そのため板ばね２９
の山が中間軸１２の窪んだ前面（図示せず）と係
合するようになつている。
板ばね２９は、中間軸１２のスラスト軸受として
用いられ、スイツチ３０が躍るのを防ぎ固定する
のに役立つ。又板ばね２９は中間軸１２を軸方向
に支持するためにも役立つ。そのため板ばね２９
の山が中間軸１２の窪んだ前面（図示せず）と係
合するようになつている。
次にこの発明の電動スクリユードライバの作用
を説明する。該電動スクリユードライバの回転モ
ーメントが高まると、中間軸１２は電動モータか
ら駆動軸に伝達される回転モーメントの上昇に応
じてそれ自身の半径方向に軸受１０を中心として
湾曲するように変位する。中間軸１２の上記変位
は切欠部１６の中でストツパピン２４を押しつつ
行われる。このスクリユードライバで形成される
回転モーメントが高くなつてストツパピン２４を
押す力が調整装置１５によつて調整されたばね２
５の力よりも大きくなると、中間軸１２はそれ迄
の位置すなわち基準位置から変位し、スイツチ３
０は電動モータ制御のための信号を発する。
を説明する。該電動スクリユードライバの回転モ
ーメントが高まると、中間軸１２は電動モータか
ら駆動軸に伝達される回転モーメントの上昇に応
じてそれ自身の半径方向に軸受１０を中心として
湾曲するように変位する。中間軸１２の上記変位
は切欠部１６の中でストツパピン２４を押しつつ
行われる。このスクリユードライバで形成される
回転モーメントが高くなつてストツパピン２４を
押す力が調整装置１５によつて調整されたばね２
５の力よりも大きくなると、中間軸１２はそれ迄
の位置すなわち基準位置から変位し、スイツチ３
０は電動モータ制御のための信号を発する。
ねじ１８の螺入長さを変えることによつて、ス
イツチ３０の切換時点が微調整され、スイツチ３
０が作動するときの回転モーメントの調整は前述
のようにナーリング付きねじ２８の螺入長さを変
えることによつて、行われる。ナーリング付きね
じ２８が本体１４に対してより深く螺入される
と、ばね２５は平軸受２０を強く第２，３図の左
方に押すこととなり、スイツチ３０はより高い回
転モーメントに対応して動作するようになるから
である。反対にナーリング付きねじ２８を回して
本体１４の螺入を少くすると、より低い回転モー
メント値をとるようにすることができる。このよ
うな調節の程度は、ギヤハウジングに付した目盛
に対するナーリング付きのねじ２８の回転位置を
読みとることによつて知ることができる。
イツチ３０の切換時点が微調整され、スイツチ３
０が作動するときの回転モーメントの調整は前述
のようにナーリング付きねじ２８の螺入長さを変
えることによつて、行われる。ナーリング付きね
じ２８が本体１４に対してより深く螺入される
と、ばね２５は平軸受２０を強く第２，３図の左
方に押すこととなり、スイツチ３０はより高い回
転モーメントに対応して動作するようになるから
である。反対にナーリング付きねじ２８を回して
本体１４の螺入を少くすると、より低い回転モー
メント値をとるようにすることができる。このよ
うな調節の程度は、ギヤハウジングに付した目盛
に対するナーリング付きのねじ２８の回転位置を
読みとることによつて知ることができる。
無段式すなわち連続的に回転モーメントを加減
できる調整装置１５の代りに、いくつかの停止位
置を選択できる調整装置を用い、回転モーメント
を段階的に選ぶこともできる。この場合には、回
転モーメントの上記段階間の微同調はねじ１８と
スイツチ３０を調節することによつて為すことが
できる。このように回転モーメントを段階的に選
ぶ方法によれば、調整された回転モーメントが、
ひとりでに隣接する段階に移ることはないという
利点を得ることができる。
できる調整装置１５の代りに、いくつかの停止位
置を選択できる調整装置を用い、回転モーメント
を段階的に選ぶこともできる。この場合には、回
転モーメントの上記段階間の微同調はねじ１８と
スイツチ３０を調節することによつて為すことが
できる。このように回転モーメントを段階的に選
ぶ方法によれば、調整された回転モーメントが、
ひとりでに隣接する段階に移ることはないという
利点を得ることができる。
第１図はスクリユードライバの側面図の一部破
断面図、第２図は第１図の線−に基づく縦断
面図、第３図は第２図の線−に基づく横断面
図である。 １……スクリユードライバ、２……電動モー
タ、３……隔壁、４……ピニオン、５……軸受、
６……歯車、７……駆動軸、８……軸受、９……
ギヤハウジング、１０……軸受、１１……歯車、
１２……中間軸、１３……歯車、１４……本体、
１５……調整装置、１６……切欠部、１７……ば
ね、１８……ねじ、１９……孔、２０……平軸
受、２１……孔、２２……ねじ、２３……鍔、２
４……ストツパピン、２５……ばね、２６……空
隙、２７……孔、２８……ナーリング付きねじ、
２９……板ばね、３０……スイツチ、３１……キ
ヤリア、３２……側壁。
断面図、第２図は第１図の線−に基づく縦断
面図、第３図は第２図の線−に基づく横断面
図である。 １……スクリユードライバ、２……電動モー
タ、３……隔壁、４……ピニオン、５……軸受、
６……歯車、７……駆動軸、８……軸受、９……
ギヤハウジング、１０……軸受、１１……歯車、
１２……中間軸、１３……歯車、１４……本体、
１５……調整装置、１６……切欠部、１７……ば
ね、１８……ねじ、１９……孔、２０……平軸
受、２１……孔、２２……ねじ、２３……鍔、２
４……ストツパピン、２５……ばね、２６……空
隙、２７……孔、２８……ナーリング付きねじ、
２９……板ばね、３０……スイツチ、３１……キ
ヤリア、３２……側壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 電動モーター２と、駆動軸７と、上記両者間
に設けられた歯車装置と、を有する回転モーメ
ント調整装置付き電動スクリユードライバであ
つて、上記歯車装置は、ギヤハウジング９と、
互に離間して配置された第１および第２の軸受
け２０，１０の間に支持された中間軸１２と、
を有し、 該中間軸１２は、その中間軸の長手方向と直
角に反対方向に加えられる力に抗して移動する
第１の軸受２０の作用によつて初期位置から電
気回路遮断用のセンサ３０を働かせる位置に達
する、電動スクリユードライバにおいて、 前記第２の軸受１０はギヤハウジング９に取
付けられていること、 前記第１の軸受２０は中間軸１２の長手方向
の軸と直角に形成された溝形切欠部１６の中に
移動可能に取付けられていること、 前記第１の軸受２０を切欠部１６の一部に当
接させて中間軸１２の一端位置を定めるばね２
５を有すること、 駆動軸７に所定の回転モーメントが加わると
第１の軸受２０は上記ばね２５に抗して切欠部
１６の他端に向かつて移動し、中間軸１２が湾
曲して上記センサ３０の位置に達すると、該セ
ンサ３０が電気モータ２を停止する電気信号を
送出すること、 駆動軸７に負荷される回転モーメントを調整
するために、上記ばね２５の強さを調整する調
整装置１５を有すること、 を特徴とする回転モーメント調整装置付き電動
スクリユードライバ。 ２ 前記センサ素子３０がスイツチであることを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の回転
モーメント調整装置付き電動スクリユードライ
バ。 ３ 前記センサ素子３０が圧電素子であることを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の回転
モーメント調整装置付き電動スクリユードライ
バ。 ４ 前記センサ素子３０がホールセンサであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
回転モーメント調整装置付き電動スクリユード
ライバ。 ５ 前記センサ素子３０が誘導性または容量性の
ロードセンサであることを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の回転モーメント調整装置
付き電動スクリユードライバ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3443670.7 | 1984-11-30 | ||
| DE19843443670 DE3443670A1 (de) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | Kraftgetriebene schraubvorrichtung mit variabler drehmomenteinstellung |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61131876A JPS61131876A (ja) | 1986-06-19 |
| JPH0453672B2 true JPH0453672B2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=6251541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60220480A Granted JPS61131876A (ja) | 1984-11-30 | 1985-10-04 | 回転モ−メント調整装置付き電動スクリユ−ドライバ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4671364A (ja) |
| EP (1) | EP0182986B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61131876A (ja) |
| DE (2) | DE3443670A1 (ja) |
Families Citing this family (48)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2580971B1 (fr) * | 1985-04-26 | 1989-11-10 | Serac Sa | Dispositif de vissage a serrage controle |
| DE3610820A1 (de) * | 1986-04-01 | 1987-10-15 | Fein C & E | Motorgetriebene maschine mit drehmomenteinstellung, insbesondere elektrisches handwerkzeug |
| DE3742952A1 (de) * | 1987-12-18 | 1989-07-06 | Fein C & E | Maschine mit variabler drehmomenteinstellung |
| US5014793A (en) * | 1989-04-10 | 1991-05-14 | Measurement Specialties, Inc. | Variable speed DC motor controller apparatus particularly adapted for control of portable-power tools |
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| US8621773B2 (en) | 2003-06-13 | 2014-01-07 | Battenfeld Technologies, Inc. | Shooting rests for supporting firearms |
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| US7726478B2 (en) | 2006-02-27 | 2010-06-01 | Battenfeld Technologies, Inc. | Containers for carrying firearm accessories and/or supporting firearms |
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| US7774972B2 (en) | 2006-09-11 | 2010-08-17 | Battenfeld Technologies, Inc. | Modular shooting rests and shooting rest assemblies |
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-
1985
- 1985-09-05 DE DE8585111194T patent/DE3566233D1/de not_active Expired
- 1985-09-05 EP EP85111194A patent/EP0182986B1/de not_active Expired
- 1985-09-09 US US06/773,809 patent/US4671364A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-10-04 JP JP60220480A patent/JPS61131876A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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| EP0182986B1 (de) | 1988-11-17 |
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