JPH0453537Y2 - - Google Patents

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JPH0453537Y2
JPH0453537Y2 JP13548087U JP13548087U JPH0453537Y2 JP H0453537 Y2 JPH0453537 Y2 JP H0453537Y2 JP 13548087 U JP13548087 U JP 13548087U JP 13548087 U JP13548087 U JP 13548087U JP H0453537 Y2 JPH0453537 Y2 JP H0453537Y2
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cylinder
piston
receiving element
pressure receiving
flapper
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気−空気変換器等に使用して好適な
受圧素子に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から電気−空気変換器等の空気式計器に
は、ダイヤフラム、ベローズ、ローリングダイヤ
フラム等の受圧素招が使用されている。第4図は
ローリングダイヤフラムを使用した従来のコイル
型電気一空気変換器の概略構成図で、1は中間部
が支点2によつて揺動自在に支持されたフラツ
パ、3はフラツパ1の入力端1Aに入力信号IN
(4〜20mADC又は1〜5VDC)に対応した力を
与え、該フラツパ1をその厚み方向に変位させる
フオースモータである。フオースモータ3は、ス
トラツプ4を介して前記フラツパ1の入力端1A
に連結された励磁コイル5と、励磁コイル5に対
応して配設された永久磁石6とで構成されてい
る。
7は零調用スプリング、8はフラツパ1の変位
端1Bに近接対向して配設され該フラツパ1と共
にノズル・フラツパ機構を構成するノズル、9は
ノズル背圧PNを増幅するパイロツトリレー、1
0は受圧素子で、シリンダ11と、ピストン12
と、シリンダ11内に配設されてピストン12を
軸線方向(矢印方向)に移動自在に保持するロー
リングダイヤフラム13とで構成されている。そ
してシリンダ11とローリングダイヤフラム13
とで囲まれた密閉空間には前記パイロツトリレー
9の空気圧信号Poutが供給され、該ダイヤフラ
ム13の変位が前記ピストン12を介して前記フ
ラツパ1に伝達される。
ノズル8には一定圧力(通常1.4Kg/cm2)に調
圧された空気Psが絞り14を介して供給され、
フラツパ1の変位端1Bに向けて噴射される。4
〜20mAの入力信号INが励磁コイル5に印加され
ると、フレミングの左手の法則により例えば左向
きの力Fが生じる。すると、フラツパ1は支点2
を中心として時計方向に回動し、フラツパ1とノ
ズル8との間隔(ノズル・フラツパギヤツプ)を
狭めるため、ノズル背圧PNが上昇し、これをパ
イロツトリレー9によつて増幅し、フラツパ1の
変位に見合つた空気圧信号Poutを得る。そして、
この空気圧信号Poutは図示しない受信計器に出
力信号として伝送されると共に、受圧素子10に
供給される。したがつて受圧素子10には力F1
が発生し、この力F1によるフラツパ1の反時計
方向のモーメント(F1・l1)と、前記力Fによる
時計方向のモーメント(F・l)とをフラツパ1
を介してバランスさせるようにしている。
なお、l,l1はそれぞれ支点2から入力端1A
および受圧素子10の中心までの距離である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このような電気−空気変換器におい
て、比較的小さな入力信号に対して0.2〜1.0Kg/
cm2のスパンの出力信号Poutを得ようとすると、
フオースモータ3の出力が小さいので、大きなレ
バー比(l/l1)を実現する必要があり、このた
め従来はねじ等の適宜なスパン調整機構(図示せ
ず)により受圧素子10をフラツパ1の長手方向
に移動させることで支点2から該受圧素子10ま
での距離l1を変えている。
しかしながら、受圧素子10の移動によるスパ
ン調整は、レバー比を大きくしたり小型化を計る
場合、受圧素子10を支点2に近づけて距離l1
小さくしているが、この移動量は数mm程度と非常
に僅かなものであるため、スパン調整が面倒で時
間がかかり高精度な調整が難しく、しかも近づけ
すぎるとスパン調整ゲインが高くなり、調整困難
になるといつた問題点があつた。
したがつて本考案では上述したような問題点を
解決すべく、ローリングダイヤフラムの有効面積
を可変することで実質的にスパン調整を行い、ス
パン調整機構を不要にした受圧素子を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る受圧素子は上記目的を達成するた
めに、ピストンと、シリンダと、このシリンダ内
に配設されて空気圧信号によりたわみ部が軸線方
向に移動し前記ピストンを移動自在に保持するロ
ーリングダイヤフラムとからなり、前記ピストン
の周面またはシリンダの内周面の少なくともいず
れか一方をテーパ面に形成したものである。
〔作用〕
本考案においてはローリングダイヤフラムのた
わみ部が移動するとテーパ面の作用により該ダイ
ヤフラムの有効面積が変化する。
〔実施例〕 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る受圧素子を備えた電気一
空気変換器の一実施例を示す構成図、第2図は同
素子の断面図である。なお、図中第4図と同一構
成部品、部分に対しては同一符号を以つて示し、
その説明を省略する。従来は受圧素子10を構成
するシリンダ11の内径と、ピストン12の径を
第4図に示すようにそれぞれ全長に亘つて同一径
としていたのに対して、本実施例は第2図に示す
ようにシリンダ11のフラツパ1側開口端部内側
面とピストン12の周面を同一の傾斜角度でテー
パ面20,21としたものである。また、ローリ
ングダイヤフラム13の開口端には小孔22を有
するシールプレート23によつて閉止され、該プ
レート23に一体に設けたねじ棒25がシリンダ
11のテーパ面20側とは反対側開口部より外部
に突出し、ナツト26が螺着されている。ナツト
26は保持部材27によつて回転自在にかつ軸方
向の移動を阻止されて保持され、したがつて該ナ
ツト26を回転させると、ねじ棒25が進退移動
し、シールプレート23をフラツパ1と直交する
方向に移動させる。ローリングダイヤフラム13
は一端が開放する袋状に形成されてその開口端が
前記ナツト26と対向するように前記シリンダ1
1内に挿入され、かつ該開口端が前記リールプレ
ート23の周溝に嵌着されたリング24に固着さ
れている。ピストン12は小径端側より前記シリ
ンダ11内に挿入されることにより前記ローリン
グダイヤフラム13の閉塞端面中央部を凹ませ、
これにより該ピストン12のテーパ面21とシリ
ンダ11のテーパ面20との間にローリングダイ
ヤフラム13のコンボリユーシヨン28(たわみ
部)が形成される。コンボリユーシヨン28はパ
イロツトリレー9からの空気圧信号Poutを受け
る受圧面を構成するもので、ピストン12の移動
もしくはローリングダイヤフラム13の内圧変化
により該ダイヤフラム13の閉塞端部が軸線方向
に変位すると、前記テーパ面20,21に沿つて
移動しその位置を変える。
この場合、コンボリユーシヨン28の中心径
D0(D0=D1+D2/2、但しD1は内周径、D2は外
周径)は、テーパ面20,21の作用によりフラ
ツパ1に近寄るほど増大する。また、空気圧信号
Poutにより受圧素子10に発生する力F1は、コ
ンボリユーシヨン28の有効面積A・Pout(但
し、A=πD0 2/4)で考えられる。したがつて、
あらかじめナツト26によりシールプレート23
の位置を変えてローリングダイヤフラム13の内
圧を変えコンボリユーシヨン28の中心径D0
変えておくと、有効面積Aが変るため、F1が変
り実質的にスパン調整を行つたと同じ効果を得る
ことができる。しかも、受圧素子10自体は支点
に対して近づける必要がないので、スパン調整ゲ
インが高くなることもない。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、a
はシリンダ11の内周面のみをテーパ面20と
し、ピストン12の径を全長に亘つて同一にした
もの、bは逆にピストン12の周面のみをテーパ
面21とし、シリンダ11の内径を全長に亘つて
同一にしたものである。このような構成において
もテーパ面20又は21の作用によりコンボリユ
ーシヨン28の有効面積Aを可変し得ることは明
らかであろう。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る受圧素子にお
いては、シリンダの内周面又はピストンの周面の
少なくともいずれか一方をテーパ面としたので、
ローリングダイヤフラムのコンボリユーシヨンが
テーパ面に沿つて移動することにより該ダイヤフ
ラムの有効面積を自由に変えることができ、空気
式計器の受圧素子兼スパン調整機構として使用し
て好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る受圧素子を備えた電気一
空気変換器の一実施例を示す構成図、第2図は同
素子の断面図、第3図a,bはそれぞれ受圧素子
の他の実施例を示す断面図、第4図は従来の受圧
素子を使用した電気一空気変換器の構成図であ
る。 1……フラツパ、2……支点、3……フオース
モータ、8……ノズル、9……パイロツトリレ
ー、10……受圧素子、11……シリンダ、12
……ピストン、13……ローリングダイヤフラ
ム、20,21……テーパ面、23……シールプ
レート、28……コンボリユーシヨン(たわみ
部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンと、シリンダと、このシリンダ内に配
    設されて空気圧信号によりたわみ部が軸線方向に
    移動し前記ピストンを移動自在に保持するローリ
    ングダイヤフラムとからなり、前記ピストンの周
    面またはシリンダの内周面の少なくともいずれか
    一方をテーパ面に形成したことを特徴とする受圧
    素子。
JP13548087U 1987-09-07 1987-09-07 Expired JPH0453537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13548087U JPH0453537Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13548087U JPH0453537Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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Publication Number Publication Date
JPS6440017U JPS6440017U (ja) 1989-03-09
JPH0453537Y2 true JPH0453537Y2 (ja) 1992-12-16

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