JPH0453535Y2 - - Google Patents

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JPH0453535Y2
JPH0453535Y2 JP13821787U JP13821787U JPH0453535Y2 JP H0453535 Y2 JPH0453535 Y2 JP H0453535Y2 JP 13821787 U JP13821787 U JP 13821787U JP 13821787 U JP13821787 U JP 13821787U JP H0453535 Y2 JPH0453535 Y2 JP H0453535Y2
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JP
Japan
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linear scale
guide rail
fixed
longitudinal direction
carriage
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、キヤリツジタイプのデジタイザー、
製図機等におけるリニアスケール支持装置に関す
る。
従来の技術 従来の技術としては、例えば、実開昭56−
96308号公報に記載されているように、本願の出
願人が開発したものを挙げることができる。
この従来装置では、案内レールの長手方向に沿
つて移動するキヤリツジによりスケール等を支持
するキヤリツジタイプの製図機等において、案内
レールの長手方向に沿つて帯板状のリニアスケー
ルを一端を固定し他端をばねで引つ張つて張設す
る一方、キヤリツジにリニアスケールに相対して
検出素子を設けて、キヤリツジの移動量を検出し
得るようになしたものが開示してある。
考案が解決しようとする問題点 この従来装置における案内レールの長手方向に
沿つて帯板状のリニアスケールを一端を固定し他
端をばねで引つ張つて張設する構成は、薄く撓み
易い帯板状のリニアスケールを直線的に張設する
手段として優れているのみならず、案内レールと
リニアスケールとの材質の違いによる膨張率の差
を吸収する手段としても優れているが,案内レー
ルが長尺になると、垂れ下がりが大きくなり、正
確な測定ができなくなる問題があつた。この場合
に、引つ張り用のばねを強くして垂れ下がりを防
止しようとすると、リニアスケールに設けたスリ
ツトの幅が変化して測定誤差が生じることとなる
のみならず、強度的に変形、ひび割れや千切れの
問題が生じる。
また、リニアスケールの中間部を固定して両端
を引つ張りばねで張設するのでは、固定部両側で
引つ張り力を均等にするのが難しく、また、リニ
アスケールには横断方向に細かく切欠状にスリツ
トが設けてある関係で、横断方向の全体をバラン
ス良く固定したのでは測定ができなくなり、バラ
ンス良く固定するのが困難であり、また、膨張率
の差を吸収することを考えると、固定個所も1個
所に限られる等の問題があつた。
問題点を解決するための手段 そこで、本考案は、案内レールの長手方向に沿
つて移動するキヤリツジによりデジタイザー、ス
ケール等を支持すると共に、案内レールの長手方
向に沿つて可撓性又は柔軟性のリニアスケールを
張設する一方、キヤリツジにリニアスケールに相
対して検出素子を設けて、キヤリツジの移動量を
検出し得るようになしたキヤリツジタイプのデジ
タイザー、製図機等において、案内レールの長手
方向に沿つて柔軟性を有する弾性体からなる支持
部材を固定し、該支持部材の弾性変形可能部分に
前記リニアスケールの中間部を固定し、支持部材
によりリニアスケールを長手方向に微動可能に支
持してなるデジタイザー、製図機等におけるリニ
アスケール支持装置を提供しようとするものであ
る。
作 用 本考案装置によれば、案内レールの長手方向に
沿つて設けた可撓性又は柔軟性のリニアスケール
を、その中間部を案内レールの長手方向に沿つて
柔軟性を有する弾性体からなる支持部材により、
長手方向に微動可能に支持したから、リニアスケ
ール全体に加わ張設力を均等に維持した状態でリ
ニアスケールの垂れ下がりを防止でき、従つて、
案内レール及びリニアスケールの長さがどんなに
長くなつても、1個所以上の適所に支持部材を設
けて垂れ下がりを防止でき、然も、案内レールと
リニアスケールとの材質の違いによる膨張率の差
を吸収する手段も損なわずに、振動等の外力にも
安定してリニアスケールを支持することができる
作用がある。
実施例 以下図示する実施例により本考案装置を詳細に
説明すると、1はリニアスケールで、薄いステン
レス帯板にエツチングによりスリツト1aを施し
たもの、電解処理によりスリツト1aを除く部分
に金属被膜を付着させた被膜で製作したもの、或
いは不透明合成樹脂フイルムに光学的な透明スリ
ツト1aを施したもの等、いずれも非常に薄くて
可撓性又は柔軟性ある帯板状のものからなる。こ
のリニアスケール1には、例えば、第3図に示す
ように、その両端部に、長孔3と連結孔4とを有
する取付片2が一体に接合してあり、この取付片
2が案内レール5の両端付近に位置調整可能に固
定した固定枠6の案内片部6aに、一端はガイド
ピン7で固定的に、他端は引張ばね8によりガイ
ドピン7で長孔3が案内されて、リニアスケール
1が案内レール5の長手方向に沿つて直線的にな
るように張設されている。リニアスケール1には
第4図及び第5図示のように、案内レール5に沿
つて移動自在に案内されるキヤリツジに固設した
光学的検出素子10が相対して設けてある。図に
おいて、9は断面が凸字形状の台座でキヤリツジ
に一体に固定してあり、これに跨るように固定部
材9aにより固設された2個一対のプラスチツク
製のガイド隙間部材11が、リニアスケール1を
間に該リニアスケール1の厚みの例えば約2〜3
倍程度のガイド隙間12を介して挟み、且つリニ
アスケール1のスリツト1aに相対するガイド隙
間部分には長手方向に凹溝12aが設けてあり、
この凹溝12aに相対する位置には2組の対をな
す透孔13が設けてあり、これら透孔13内に2
組の発光素子15と受光素子16とからなる検出
素子が夫々相対して設けてあり、また、受光素子
16側の凹溝12a内にはインデツクススケール
14が固設してある。インデツクススケール14
にはスリツトが設けてあり、これをキヤリツジの
移動に伴つてリニアスケール1のスリツト1aが
発光素子15の光を遮りつつ移動するのを受光素
子16が、2個所で90度位相差のあるサイン、コ
サイン波形として受光し、その出力をシユミツト
回路、位相識別回路等を介して移動方向を識別し
てパルス信号とし、アツプダウンカウンタに送
り、そのカウント値からキヤリツジの移動量を検
出するように構成してある。
ところで、案内レール5が長尺になると、それ
に伴つてリニアスケール1も長尺にする必要があ
るが、そうなると、リニアスケール1をその両端
を持つて張設した場合、中間で垂れ下がりが生じ
て、インデツクススケールのスリツトをリニアス
ケール1のスリツト1aが適正に遮らなくなり、
測定誤差が生じる。
そこで、本考案は、案内レールの長手方向に沿
つて柔軟性を有する弾性体からなる支持部材を固
定し、該支持部材の弾性変形可能部分に前記リニ
アスケールの中間部を固定し、支持部材によりリ
ニアスケールを長手方向に微動可能に支持し、リ
ニアスケールの垂れ下がりを防止すると共に、膨
張率、収縮率の差を支持部材により吸収しようと
するものである。
第1図及び第2図に示す実施例において、20
は本考案に係る支持部材で、ゴム又は合成樹脂等
からなる板状の弾性体及び又は柔軟体からなり、
板状の一側面の中央をリニアスケール1のスリツ
ト1aを避けた辺縁部に、接着剤18等で固着す
ると共に、他側面の両端付近を線状に案内レール
5の取付部17に接着剤19等で固着してリニア
スケール1が垂れ下がらないように支持する。支
持個所は案内レール5の1個所に限らず数個所に
適宜設けることができる。この場合、リニアスケ
ール1に加わる引張力や、案内レール5とリニア
スケール1との膨張率の差から来る、リニアスケ
ール1と案内レール5との長手方向の相対微動
は、支持部材20自体の弾性変形、塑性変形等の
柔軟性によつて許容し、吸収する。
尚、案内レール5の取付部17と支持部材20
との固着手段、支持部材20とリニアスケール1
との固着手段は、リニアスケール1を直線的に支
持するに充分な力があれば良く、実施例の接着剤
による固着手段はその一例に過ぎない。
また、案内レールに対するリニアスケールの微
動をリニアスケール全体の直線性を失わずに吸収
し、支持する支持部材としては、例えば、細い棒
状の弾性体の一端を案内レール5側に固着すると
共に、他端をリニアスケール1側に固着し、微揺
動するような従来公知の他の支持手段も勿論採用
できる。上記実施例の支持部材20によれば、リ
ニアスケール1に特別の加工をすることなく、簡
単に実施できる利点があり、また、使用時に長尺
のリニアスケール1に生じる横揺れや振動等を柔
軟な支持部材20が吸収する利点もある。
効 果 以上の通り、本考案に係るデジタイザー、製図
機等におけるリニアスケール支持装置によれば、
案内レールの長手方向に沿つて設けた可撓性又は
柔軟性のリニアスケールを、その中間部を支持部
材により長手方向に微動可能に支持した構成を有
するから、リニアスケール全体に加わ張設力を均
等に維持した状態でリニアスケールの垂れ下がり
を防止でき、従つて、案内レール及びリニアスケ
ールの長さがどんなに長くなつても、1個所以上
の適所に支持部材を設けて垂れ下がりを防止し、
然も、案内レールとリニアスケールとの材質の違
いによる膨張率の差を吸収すると共に、振動等の
外力にも安定してリニアスケールを支持すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例の要部を示す縦
断正面図、第2図はその要部を取り出して示す斜
面図、第3図は本考案装置を適用すべきリニアス
ケールの一実施態様を示す概略側面図、第4図及
び第5図は夫々その要部を示す概略斜面図と断面
図である。 1……リニアスケール、5……案内レール、6
……固定枠、8……引張ばね、10……光学的検
出素子、11……ガイド隙間部材、12……ガイ
ド隙間、14……インデツクススケール、15…
…発光素子、16……受光素子、17……取付
部、20……支持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 案内レールの長手方向に沿つて移動するキヤ
    リツジによりデジタイザー、スケール等を支持
    すると共に、案内レールの長手方向に沿つて可
    撓性又は柔軟性のリニアスケールを張設する一
    方、キヤリツジにリニアスケールに相対して検
    出素子を設けて、キヤリツジの移動量を検出し
    得るようになしたキヤリツジタイプのデジタイ
    ザー、製図機等において、案内レールの長手方
    向に沿つて柔軟性を有する弾性体からなる支持
    部材を固定し、該支持部材の弾性変形可能部分
    に前記リニアスケールの中間部を固定し、支持
    部材によりリニアスケールを長手方向に微動可
    能に支持してなるデジタイザー、製図機等にお
    けるリニアスケール支持装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)に記載の装置にお
    いて、支持部材が1個所又は複数個所に設けて
    あるデジタイザー、製図機等におけるリニアス
    ケール支持装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)又は(2)に記載の装
    置において、支持部材が板状のゴムもしくは合
    成樹脂等からなり、板状の一側面の2個所をリ
    ニアスケールの長手方向に沿つて案内レールに
    固定すると共に、板状の他側面の前記2個所の
    固定部分の中間に位置してリニアスケールの中
    間部を固定し、その板状支持部材の変形によつ
    てリニアスケールを長手方向に微動可能に支持
    するように構成したことを特徴とするデジタイ
    ザー、製図機等におけるリニアスケール支持装
    置。 (4) 実用新案登録請求の範囲(3)に記載の装置にお
    いて、リニアスケールと支持部材の間又は支持
    部材と案内レールとの間を接着剤で固定してな
    るデジタイザー、製図機等におけるリニアスケ
    ール支持装置。
JP13821787U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH0453535Y2 (ja)

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JP13821787U JPH0453535Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

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JPS6444413U JPS6444413U (ja) 1989-03-16
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