JPH0453170B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0453170B2
JPH0453170B2 JP8824385A JP8824385A JPH0453170B2 JP H0453170 B2 JPH0453170 B2 JP H0453170B2 JP 8824385 A JP8824385 A JP 8824385A JP 8824385 A JP8824385 A JP 8824385A JP H0453170 B2 JPH0453170 B2 JP H0453170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
mold
resin
pin
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8824385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61246018A (ja
Inventor
Kazunori Fukya
Ryoichi Yamamoto
Masayoshi Sekyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP8824385A priority Critical patent/JPS61246018A/ja
Publication of JPS61246018A publication Critical patent/JPS61246018A/ja
Publication of JPH0453170B2 publication Critical patent/JPH0453170B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はRIM(Reaction Injection Molding)
成形方法に係わり、特に金型内のガスを確実に型
外へ排出することにより、欠陥部の無い成形品が
得られるRIM成形方法に関する。
(従来の技術) ウレタン樹脂等を用いたRIM成形方法は、成
形時の圧力が非常に低いために金型設備が安価で
あるという利点がある反面、低圧成形であるため
に金型内のガスを型外へ排出するのが難かしく、
金型内にガスが残留して成形品の表面に欠陥部が
生じる危険がある。
そこで、従来は第3図に要部断面図で示したよ
うに、上金型1′と下金型2′とでキヤビテイを構
成し、ガスが残留し易い上金型1′の上面側の窪
み部Aに型外に連通したガス抜き孔11′を設け、
該孔11′にエジエクタピン6′を挿通していた。
そして、キヤビテイ内にRIM成形用反応成分
(以下、反応の前後を問わず、「樹脂」と言う。)
を充填して反応させると共に、エジエクタピン
6′が挿通されたガス抜き孔11′からガスを排出
しつつキヤビテイ内に樹脂を充満させ、成形品を
成形した後、金型を型開きしてエジエクタピン
6′によつて成形品を突き出して取り出していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来のRIM成形方法は、
ガス抜き孔11′とエジエクタピン6′との間隙を
小さくすると低圧成形であるためにガスの排出が
完全に行なわれず、上金型1′の上面側の窪み部
に残留したガスを完全に排出するためには、ガス
抜き孔11′とエジエクタピン6′との間隙をある
程度大きくしなければならない。このため流動性
のよい反応前の樹脂が、ガスの排出に伴なつてこ
の間隙に侵入することは避けられない。
このガス抜き11′とエジエクタピン6′との間
隙に侵入した樹脂は、エジエクタピン6′を突き
出して成形品を取り出す際にも完全には除去され
ず、たとえ初回のRIM成形では欠陥部の無い成
形品が得られても、二回目以降はガス抜き孔1
1′とエジエクタピン6′との間隙11′に樹脂が
詰まることが多く、この結果窪み部Aにガスが残
留して成形品に欠陥部を生じるという問題点があ
つた。
(問題点を解決する為の手段) 本発明は、かかる従来成形法の問題点を解決し
たものであつて、その要旨とするところは、キヤ
ビテイ3を構成する金型内面の適所に、キヤビテ
イ側に拡径したテーパー部5を有するガス抜き孔
11を型外と連通するように設け、該ガス抜き孔
内には、上記テーパー部で接触できる外径の膨出
部42を下方に有してなるピン状体4を挿通し、
膨出部の上部とテーパー部の間で、間隙7を形成
するようにピン状体を下降させた後、前記キヤビ
テイ内に樹脂を膨出して、間隙からガスを排出し
つつキヤビテイ内に樹脂を充満させると共に、樹
脂の膨張力によつて、ピン状体の膨出部がテーパ
ー部と接触するまで、ピン状体を上昇させて成形
品を成形し、しかる後、脱型して成形品を取り出
すことを特徴とするRIM成形方法にある。
(実施例) 以下、本発明の具体的構成を図面にて詳細に説
明する。
第1図及び第2図は本発明の成形工程の一実施
例を示す要部断面図であつて、第1図はキヤビテ
イ内からガスを排出しつつある状態を示す要部断
面図であり、第2図はキヤビテイ内に樹脂が充満
した状態を示す要部断面図である。
図中符号1は上金型、2は下金型であつて、該
金型1,2によつて所望とする成形品と合致した
空隙のキヤビテイ3が形成されている。
本発明では、上金型1の適宜箇所、即ちガスが
残留し易い上金型1の上面側の窪み部にキヤビテ
イ3から金型外部に通じるガス抜き孔11を設け
る。このガス抜き孔には、キヤビテイ側に拡径し
たテーパー部5を一定の角度で設け、また孔内に
は特定形状のピン状体4が挿通されている。
ピン状体4は、下方に上記テーパー部5で接触
できる外径の膨出部42を有し、上方には孔径よ
りも大きい外径の頭部41を有している。
本発明のRIM成形方法においては、第1図に
示すように、まず、ピン状体4を下降させて、膨
出部42の上部とテーパー部5の間で、間隙7を
形成させる。ピン状体4を下降させる方法として
はガス抜き孔11の上方に連通した、切換弁を有
する配管を設け、圧空によつて、頭部41がガス
抜き孔11の出口に接するまで下降させる方法が
作業性の点から好ましい。
つぎに切換弁を切換えて配管内を大気開放とし
た後、金型1,2を型締めし、図示しないゲート
からキヤビテイ3内にウレタン樹脂等を充填す
る。
第1図に示したように、キヤビテイ3内に樹脂
が充填されると、この樹脂は反応しながらキヤビ
テイ3内に充満し、一方、キヤビテイ3内のガス
は、膨出部42の上部とテーパー部5の間で形成
される間隙7からガス抜き孔11を通つて型外に
排出される。
そして、キヤビテイ3内のガスが排出され、樹
脂が充満する時には、第2図に示したように、ピ
ン状体4は樹脂の膨張力によつて、ピン状体4の
膨出部42がテーパー部5と接触するまで上昇す
る。即ち、ピン状体4の膨出部42側下面がガス
抜き孔11の周囲の型面とほぼ面一になつたとき
に膨出部42とテーパー部5とが接触してガス抜
き孔11を塞ぐようにする。膨出部42とテーパ
ー部5が接触することにより、余剰の樹脂がガス
抜き孔11まで侵入することを防止できる。
つぎに、樹脂が硬化した後、金型1,2を型開
きし、別箇所に設けたエジエクタピンを突き出し
て成形品を取り出す。
(発明の効果) 上述したように、本発明のRIM成形方法によ
れば、ガス抜き孔が目詰まりすることなく、キヤ
ビテイ内のガスを完全に排出することができるた
め、欠陥部の無い成形品を連続して製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の成形工程の一実施
例を示す要部断面図であつて、第1図はキヤビテ
イ内からガスを排出しつつある状態を示す要部断
面図、第2図はキヤビテイ内に樹脂が充満した状
態を示す要部断面図、第3図は従来のRIM成形
方法を示す要部断面図である。 1……上金型、11……ガス抜き孔、2……下
金型、3……キヤビテイ、4……ピン状体、42
……膨出部、5……テーパー部、7……間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キヤビテイ3を構成する金型内面の適所に、
    キヤビテイ側に拡径したテーパー部5を有するガ
    ス抜き孔11を型外と連通するように設け、該ガ
    ス抜き孔内には、上記テーパー部で接触できる外
    径の膨出部42を下方に有してなるピン状体4を
    挿通し、膨出部の上部とテーパー部の間で、間隙
    7を形成するようにピン状体を下降させた後、前
    記キヤビテイ内に樹脂を射出して、間隙からガス
    を排出しつつキヤビテイ内に樹脂を充満させると
    共に、樹脂の膨張力によつて、ピン状体の膨出部
    がテーパー部と接触するまで、ピン状体を上昇さ
    せて成形品を成形し、しかる後、脱型して成形品
    を取り出すことを特徴とするRIM成形方法。
JP8824385A 1985-04-24 1985-04-24 Rim成形方法 Granted JPS61246018A (ja)

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JP8824385A JPS61246018A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 Rim成形方法

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JP8824385A JPS61246018A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 Rim成形方法

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Publication Number Publication Date
JPS61246018A JPS61246018A (ja) 1986-11-01
JPH0453170B2 true JPH0453170B2 (ja) 1992-08-25

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