JPH0453108A - ラインフィルタ - Google Patents
ラインフィルタInfo
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- JPH0453108A JPH0453108A JP15901690A JP15901690A JPH0453108A JP H0453108 A JPH0453108 A JP H0453108A JP 15901690 A JP15901690 A JP 15901690A JP 15901690 A JP15901690 A JP 15901690A JP H0453108 A JPH0453108 A JP H0453108A
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電子機器の電源線路に挿入してノイズの侵入及
び漏洩を防止するラインフィルタに関するものである。
び漏洩を防止するラインフィルタに関するものである。
従来の技術
一般にラインフィルタは、電源線路における一対の線路
とアース間で発生するコモンモードノイズ成分を主に防
止するために用いられ、第10図にラインフィルタの電
気回路図を示す。
とアース間で発生するコモンモードノイズ成分を主に防
止するために用いられ、第10図にラインフィルタの電
気回路図を示す。
従来の一般的なラインフィルタは、第11図。
第12図に示すように樹脂成型体から成る巻線ボビン2
3に一方の巻線24を施し、別の巻線ボビン23に他方
の巻線26を施し、これらのボビンをケース26に装着
し、フェライト等から成るUU状磁心27を両サイドか
ら巻線ボビン23内に挿入し、この’UU状閉磁路磁心
27の外周部をステンレス金属板等から成る磁石弁え2
8にて固定してラインフィルタを構成していた。
3に一方の巻線24を施し、別の巻線ボビン23に他方
の巻線26を施し、これらのボビンをケース26に装着
し、フェライト等から成るUU状磁心27を両サイドか
ら巻線ボビン23内に挿入し、この’UU状閉磁路磁心
27の外周部をステンレス金属板等から成る磁石弁え2
8にて固定してラインフィルタを構成していた。
発明が解決しようとする課題
上述の従来の構成では、UU状閉磁路磁心27の相対す
る磁脚に施l\れメ;・、対の巻線24 、25の磁痔
、的な結合が十分尺八ぐなく、ンーイン′市流が?イト
れたとき、U i7伏閉磁路磁心27内を涌る磁束iy
i、一対の巻線24 + 26によ0イ”VI I’s
”: ’Jノ゛するものの、U U状閉磁路磁心27の
、1ミに的角部’、、1fから周辺空間・・・、洩れ2
.各巻線24 + 2 F、Sの洩、れ磁束i7u、1
.ζユ、とんどネ[j殺yわ“r存在L5、洩第1イン
ダクタン2人(・j、各巻線24. 、25によるイ゛
、/夕ご/タンスの3デシ−5φ程度、 、; ;!;
m 、?:i 、、i:=hによt、−> イy 電7
’j p’1lll’、: 、!O,−>−こ、磁心t
」刺が磁気飽和を、j? 5ニー t、、や−クク、磁
脚に施され六巻線の1゛ンダ°タタン7(、が但、1川
]も本来の目的でを)2)電源線■に」〜、・する 対
の線路、とアー、ス間に発生する一′T、モンモ・〜ド
ノイズ成分の防止効果が入きく低減する3、↓)で、従
来の構成で(,11、゛フィン電流が流れ/?ときに所
ル°()インダククン7−を得るのに磁心が大型化し7
5.ぞの結髪ノ・イン/イノi・夕が尺八〇化゛するの
みなら′lt′コス1而Cも茗しく不利となるイ)ので
あった、。
る磁脚に施l\れメ;・、対の巻線24 、25の磁痔
、的な結合が十分尺八ぐなく、ンーイン′市流が?イト
れたとき、U i7伏閉磁路磁心27内を涌る磁束iy
i、一対の巻線24 + 26によ0イ”VI I’s
”: ’Jノ゛するものの、U U状閉磁路磁心27の
、1ミに的角部’、、1fから周辺空間・・・、洩れ2
.各巻線24 + 2 F、Sの洩、れ磁束i7u、1
.ζユ、とんどネ[j殺yわ“r存在L5、洩第1イン
ダクタン2人(・j、各巻線24. 、25によるイ゛
、/夕ご/タンスの3デシ−5φ程度、 、; ;!;
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’j p’1lll’、: 、!O,−>−こ、磁心t
」刺が磁気飽和を、j? 5ニー t、、や−クク、磁
脚に施され六巻線の1゛ンダ°タタン7(、が但、1川
]も本来の目的でを)2)電源線■に」〜、・する 対
の線路、とアー、ス間に発生する一′T、モンモ・〜ド
ノイズ成分の防止効果が入きく低減する3、↓)で、従
来の構成で(,11、゛フィン電流が流れ/?ときに所
ル°()インダククン7−を得るのに磁心が大型化し7
5.ぞの結髪ノ・イン/イノi・夕が尺八〇化゛するの
みなら′lt′コス1而Cも茗しく不利となるイ)ので
あった、。
本金明(τj、下記1課題の対策と(1,て、レイン電
流による磁気飽和が起こりにくく小形で低コスIなライ
ンフィルタを措供〕2.り、のであ2)3、課題を、)
眸ンセ−するプ:、d)の寸↓)□1−記課題台・解法
4”るf、・−め(・本η+、1. +ltl i・−
」、閉イ訳路訊′心の−75の磁脚に一2F)の巻線1
と他力のイ(線(つ−’ Pit≦台−起重11、−1
−1if[! 1m−t f”I:・′λ路磁消・(・
)+11対向→゛Z)他二りの41\脚(、・τ−・)
ノ’ (1)巻線と他、(jの巻線の′べ・りの部勺全
y−着し、=fノイ:>ン、4 A、、9を構成し、/
7・も)″(′:ある1、作 111 1述0′)よう((閉磁路、磁心のh々の磁ii!41
に一ツノの巻線と他〕5 C1、)を線がか′11゛さ
t′L′(いる場合には、ンイン市1流が流れだとき閉
磁路磁心内を涌る磁束・がイil殺゛2)れるだけでな
く磁心の主i/i″市角部分から周辺空間へ洩れる洩ね
磁束が各磁脚に施された−・方の巻線と他方の巻線によ
り相殺される方向にあり、洩れ磁束の大部分がfil殺
される。これにより、閉磁路磁心(11°施されA−・
対の巻線の磁気的な結合が従来よりも火きくなり、う・
イン電流による磁心土番料の磁気飽和が起こりにくく、
周定のインダクタンスを得るのに磁心(Δ#1の小形化
かjjf能となる1、以1−の理由によりラインフィル
タの小形化1低−Zメト化が−Ii]11]となる1、
実施例 以■・、本発明の一実施例についてrgl而を参照し2
−こま)1、II!□11Z)、、 第11.:’J、第2[畿1.第3図(・」−1本発明
の一実施例におけるンインフ、イルタの斜視[ン1、平
面断面図よ、・工び倶1面(区1であ2)。、第4図に
承け′ように中空部1を有11、C)、5mm〜2ai
厚の薄肉部2で連結した樹脂成形体からな乙多連コイル
ボビン3に絶縁皮膜銅線を用いて多連′jイルボビン3
の端部から順次、薄肉部21で一力の−・部の巻線4を
施し、薄肉部2から反対側の端部まで一方の残りの巻線
5を同一方向に施し、さらに、巻始めり−・ド汲び÷終
りリードば、多連コイルボビン3に取り伺けられた金属
端イ6に巻きイ・」0、」′田デイツプしておく。
流による磁気飽和が起こりにくく小形で低コスIなライ
ンフィルタを措供〕2.り、のであ2)3、課題を、)
眸ンセ−するプ:、d)の寸↓)□1−記課題台・解法
4”るf、・−め(・本η+、1. +ltl i・−
」、閉イ訳路訊′心の−75の磁脚に一2F)の巻線1
と他力のイ(線(つ−’ Pit≦台−起重11、−1
−1if[! 1m−t f”I:・′λ路磁消・(・
)+11対向→゛Z)他二りの41\脚(、・τ−・)
ノ’ (1)巻線と他、(jの巻線の′べ・りの部勺全
y−着し、=fノイ:>ン、4 A、、9を構成し、/
7・も)″(′:ある1、作 111 1述0′)よう((閉磁路、磁心のh々の磁ii!41
に一ツノの巻線と他〕5 C1、)を線がか′11゛さ
t′L′(いる場合には、ンイン市1流が流れだとき閉
磁路磁心内を涌る磁束・がイil殺゛2)れるだけでな
く磁心の主i/i″市角部分から周辺空間へ洩れる洩ね
磁束が各磁脚に施された−・方の巻線と他方の巻線によ
り相殺される方向にあり、洩れ磁束の大部分がfil殺
される。これにより、閉磁路磁心(11°施されA−・
対の巻線の磁気的な結合が従来よりも火きくなり、う・
イン電流による磁心土番料の磁気飽和が起こりにくく、
周定のインダクタンスを得るのに磁心(Δ#1の小形化
かjjf能となる1、以1−の理由によりラインフィル
タの小形化1低−Zメト化が−Ii]11]となる1、
実施例 以■・、本発明の一実施例についてrgl而を参照し2
−こま)1、II!□11Z)、、 第11.:’J、第2[畿1.第3図(・」−1本発明
の一実施例におけるンインフ、イルタの斜視[ン1、平
面断面図よ、・工び倶1面(区1であ2)。、第4図に
承け′ように中空部1を有11、C)、5mm〜2ai
厚の薄肉部2で連結した樹脂成形体からな乙多連コイル
ボビン3に絶縁皮膜銅線を用いて多連′jイルボビン3
の端部から順次、薄肉部21で一力の−・部の巻線4を
施し、薄肉部2から反対側の端部まで一方の残りの巻線
5を同一方向に施し、さらに、巻始めり−・ド汲び÷終
りリードば、多連コイルボビン3に取り伺けられた金属
端イ6に巻きイ・」0、」′田デイツプしておく。
他方の巻線も一力の巻線と同様に第4図に示すように巻
線を行う。ただし、このとき他方の巻線の巻線方向(・
ま、一方の巻線と逆にし、でおき、他方の巻線のトータ
ル巻数は−・方の巻線のトータル巻数と同一・にし7て
おく。一方及び他力の巻線された多連コイルボ【ごン3
ば、第5図1ぐ示すように薄肉部2から180度折り曲
げ、この状態で第1図、第2図、第3図に示すり・−ス
フに装着7j” Z)。このとき、薄肉部2tよ、折り
曲げにより切断されても址だ連結された″ま甘でも良い
9、このあと、多連二lイルボビン3の中空部1に両シ
イドから7.ソイト等からなるUU状磁心8を装着し、
ステント′スぎ1”バネ用金属板からな2.磁心押え9
を磁心外周部(ギ装着し、ラインフィルタを構成づる5
3このとき、一方の巻線10と他方の巻線11は、ジイ
ン電771Lによる磁心内の磁束の向きが相殺される向
きに、一方の巻線及び他力の一部の巻線4と残りの巻線
5(L:↓、ン・イン電流による磁心内の磁束の向きが
同一方向になっていなければならない、。
線を行う。ただし、このとき他方の巻線の巻線方向(・
ま、一方の巻線と逆にし、でおき、他方の巻線のトータ
ル巻数は−・方の巻線のトータル巻数と同一・にし7て
おく。一方及び他力の巻線された多連コイルボ【ごン3
ば、第5図1ぐ示すように薄肉部2から180度折り曲
げ、この状態で第1図、第2図、第3図に示すり・−ス
フに装着7j” Z)。このとき、薄肉部2tよ、折り
曲げにより切断されても址だ連結された″ま甘でも良い
9、このあと、多連二lイルボビン3の中空部1に両シ
イドから7.ソイト等からなるUU状磁心8を装着し、
ステント′スぎ1”バネ用金属板からな2.磁心押え9
を磁心外周部(ギ装着し、ラインフィルタを構成づる5
3このとき、一方の巻線10と他方の巻線11は、ジイ
ン電771Lによる磁心内の磁束の向きが相殺される向
きに、一方の巻線及び他力の一部の巻線4と残りの巻線
5(L:↓、ン・イン電流による磁心内の磁束の向きが
同一方向になっていなければならない、。
以上のように構成したラインフィルタでは、方および他
方の巻線により磁心から周辺空間へ洩れる洩れ磁束によ
る洩れインダクタンスが、−力及び他方の巻線によるイ
ンダクタンスの1〜1.5壬程度となり、従来例のライ
ンフィルタの稀以−■・になる、、これにより、ライン
電流による磁心材刺の磁気飽和が起こりにくく、同一ラ
イン電流で同一インダクタンスを得るのに従来品に比べ
て20〜30チの小形化が可能となる。
方の巻線により磁心から周辺空間へ洩れる洩れ磁束によ
る洩れインダクタンスが、−力及び他方の巻線によるイ
ンダクタンスの1〜1.5壬程度となり、従来例のライ
ンフィルタの稀以−■・になる、、これにより、ライン
電流による磁心材刺の磁気飽和が起こりにくく、同一ラ
イン電流で同一インダクタンスを得るのに従来品に比べ
て20〜30チの小形化が可能となる。
上記実施例の類似例として第6図に示すように2個の多
連巻線ボビン12に上記実施例と同様に一方の巻線を施
し、別の2個の多連巻線ボビンに同様に他方の巻線も施
し、これらを180度折り曲げてケースに挿入しライン
フィルタを構成しても同様の結果が得られる。また、第
7図に示すように、一方の巻線の一部13と一方の巻線
の残りの巻線14及び他方の巻線の一部15と他方の巻
線の残りの巻線16との位置関係が対角方向に位置する
ように構成しても良い。この場合、洩れインダクタンス
は、一方及び他方の巻線によるインダクタンスの0.7
〜1qb程度となり、同一ライン電流で同一インダクタ
ンスを得るのに従来品に比べて30〜40チの小形化が
可能となる。
連巻線ボビン12に上記実施例と同様に一方の巻線を施
し、別の2個の多連巻線ボビンに同様に他方の巻線も施
し、これらを180度折り曲げてケースに挿入しライン
フィルタを構成しても同様の結果が得られる。また、第
7図に示すように、一方の巻線の一部13と一方の巻線
の残りの巻線14及び他方の巻線の一部15と他方の巻
線の残りの巻線16との位置関係が対角方向に位置する
ように構成しても良い。この場合、洩れインダクタンス
は、一方及び他方の巻線によるインダクタンスの0.7
〜1qb程度となり、同一ライン電流で同一インダクタ
ンスを得るのに従来品に比べて30〜40チの小形化が
可能となる。
次に本発明の別の実施例として第8図に示すように中空
部17と複数のヌペーサ18を有する多連巻線ボビン1
9に一方の巻線20と他方の巻線21を交互に施し、さ
らにもう1個の多連巻線ボビン19に同様に一方と他方
の巻線を交互に施し、これらを第9図に示すようにケー
ス22に装着し、フェライト等から成るUU状磁心23
を両サイドから多連巻線ボビン19中空部17に装着し
、その外周部に磁石弁え24を装着してラインフィルタ
を構成する。このとき、一方の巻線2oと他方の巻線2
1は同一巻数とし、ライン電流による磁束が相殺される
向きに施す。以上のように構成したラインフィルタでは
、洩れインダクタンスが一方あるいは他方の巻線のイン
ダクタンスの0.5〜0.8チ程度となり従来例“のラ
インフィルタの40〜so%の小形化が可能となる。
部17と複数のヌペーサ18を有する多連巻線ボビン1
9に一方の巻線20と他方の巻線21を交互に施し、さ
らにもう1個の多連巻線ボビン19に同様に一方と他方
の巻線を交互に施し、これらを第9図に示すようにケー
ス22に装着し、フェライト等から成るUU状磁心23
を両サイドから多連巻線ボビン19中空部17に装着し
、その外周部に磁石弁え24を装着してラインフィルタ
を構成する。このとき、一方の巻線2oと他方の巻線2
1は同一巻数とし、ライン電流による磁束が相殺される
向きに施す。以上のように構成したラインフィルタでは
、洩れインダクタンスが一方あるいは他方の巻線のイン
ダクタンスの0.5〜0.8チ程度となり従来例“のラ
インフィルタの40〜so%の小形化が可能となる。
上記本発明の一実施例および別の実施例は、UU状磁心
を多連巻線ボビン中空部に挿入し磁石弁えで固定する構
成について記したが、口の字状閉磁路磁心に、分割され
た多連巻線ボビンを装着し、その後、一方の巻線及び他
方の巻線を施して上記ラインフィルタを構成しても同様
な結果が得られる。
を多連巻線ボビン中空部に挿入し磁石弁えで固定する構
成について記したが、口の字状閉磁路磁心に、分割され
た多連巻線ボビンを装着し、その後、一方の巻線及び他
方の巻線を施して上記ラインフィルタを構成しても同様
な結果が得られる。
以上に示したラインフィルタは、洩れ磁束による洩れイ
ンダクタンスが少なく、ライン電流による磁心材料の磁
気飽和が起こりに<<、従来のラインフィルタよシ多数
の巻線が可能になる。しかし、この多数の巻線はライン
電流によって発熱が生じやすく、温度上昇によシ巻数の
限界があられれる。
ンダクタンスが少なく、ライン電流による磁心材料の磁
気飽和が起こりに<<、従来のラインフィルタよシ多数
の巻線が可能になる。しかし、この多数の巻線はライン
電流によって発熱が生じやすく、温度上昇によシ巻数の
限界があられれる。
この対策として上記ラインフィルタの巻線部分にエポキ
シ系、シリコン系、ウレタン系等の樹脂材料を含浸する
ことにより温度上昇を棒程度に押えることができた。第
1図〜第3図で示した本発明の一実施例におけるライン
フィルタにおいて、エポキシ系樹脂材料でラインフィル
タ巻数部分外周上を含浸することにより、同一ライン電
流を流したときに、同一温度上昇で同一インダクタンス
を得るのにさらに20〜30%のラインフィルタの小形
化が可能となった。
シ系、シリコン系、ウレタン系等の樹脂材料を含浸する
ことにより温度上昇を棒程度に押えることができた。第
1図〜第3図で示した本発明の一実施例におけるライン
フィルタにおいて、エポキシ系樹脂材料でラインフィル
タ巻数部分外周上を含浸することにより、同一ライン電
流を流したときに、同一温度上昇で同一インダクタンス
を得るのにさらに20〜30%のラインフィルタの小形
化が可能となった。
発明の効果
以上のような本発明は、UU状磁心、あるいは口の字状
閉磁路磁心の一方の磁脚に一方の巻線と他方の巻線の一
部を施し、閉磁路磁心の相対向する他方の磁脚に一方の
巻線と他方の巻線の残シの部分を装着してラインフィル
タを構成するため、一方の巻線および他方の巻線の洩れ
磁束の大部分が相殺され、ライン電流による磁気飽和が
起こりにくく、同一ライン電流、同一インダクタンスを
得るのに、磁心材料の小形化が可能となり、ラインフィ
ルタの小形化、低コヌト化が図れるとともに、ラインフ
ィルタから周辺空間へ洩れる洩れ磁束が低減でき、周辺
部品へ与える影響が少なくなるという工業的価値の大な
るものである。
閉磁路磁心の一方の磁脚に一方の巻線と他方の巻線の一
部を施し、閉磁路磁心の相対向する他方の磁脚に一方の
巻線と他方の巻線の残シの部分を装着してラインフィル
タを構成するため、一方の巻線および他方の巻線の洩れ
磁束の大部分が相殺され、ライン電流による磁気飽和が
起こりにくく、同一ライン電流、同一インダクタンスを
得るのに、磁心材料の小形化が可能となり、ラインフィ
ルタの小形化、低コヌト化が図れるとともに、ラインフ
ィルタから周辺空間へ洩れる洩れ磁束が低減でき、周辺
部品へ与える影響が少なくなるという工業的価値の大な
るものである。
第1図、第2図、第3図は、本発明の一実施例における
ラインフィルタの斜視図、平面断面図と側面図、第4図
、第6図、第6図は、本発明の一実施例における巻線構
成を説明するための斜視図、第γ図、第8図、第9図は
、本発明の他の実施例における平面断面図、巻線構成を
説明するだめの斜視図と平面断面図、第10図は、ライ
ンフィルタの電気回路図、第11図、第12図は従来例
におけるラインフィルタの平面断面図と側面図である。 2・・・薄肉部、3 ・ 多連コイルボビン、4・・・
巻線の−・部、5・・・残りの巻線、6・・・・金属端
子、7 ・・・ケース、8・・・・・・UU状磁心、9
・・・・・磁心押え。 代理人の氏名 弁理士 粟 !l!f 重 孝 ほか
1名41:属扁J (艷(鞠ζ (ζζζ上樗 ζミζミタ疑
ラインフィルタの斜視図、平面断面図と側面図、第4図
、第6図、第6図は、本発明の一実施例における巻線構
成を説明するための斜視図、第γ図、第8図、第9図は
、本発明の他の実施例における平面断面図、巻線構成を
説明するだめの斜視図と平面断面図、第10図は、ライ
ンフィルタの電気回路図、第11図、第12図は従来例
におけるラインフィルタの平面断面図と側面図である。 2・・・薄肉部、3 ・ 多連コイルボビン、4・・・
巻線の−・部、5・・・残りの巻線、6・・・・金属端
子、7 ・・・ケース、8・・・・・・UU状磁心、9
・・・・・磁心押え。 代理人の氏名 弁理士 粟 !l!f 重 孝 ほか
1名41:属扁J (艷(鞠ζ (ζζζ上樗 ζミζミタ疑
Claims (4)
- (1)閉磁路磁心の一方の磁脚に一方の巻線と他方の巻
線の一部を装着し、上記閉磁路磁心の相対向する他方の
磁脚に一方の巻線と他方の巻線の残りの部分を装着して
なるラインフィルタ。 - (2)閉磁路磁心のそれぞれの磁脚に一方と他方の巻線
を交互に装着した請求項1記載のラインフィルタ。 - (3)中空部を有し、薄肉で連結した多連巻線ボビンに
一方の巻線と、他の中空部を有し、薄肉で連結した多連
巻線ボビンに他方の巻線を施し、各々の多連巻線ボビン
の薄肉連結部を折り曲げ、閉磁路磁心のそれぞれの磁脚
に装着してなる請求項1記載のラインフィルタ。 - (4)巻線外周部に樹脂材料を含浸した請求項1記載の
ラインフィルタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159016A JP2599483B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ラインフィルタ |
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DE69123643T DE69123643T2 (de) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Leitungsfiltereinrichtung |
EP91109952A EP0462562B1 (en) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Line filter assembly |
US07/876,341 US5227745A (en) | 1990-06-18 | 1992-04-30 | Line filter assembly |
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JPH0453108A true JPH0453108A (ja) | 1992-02-20 |
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ID=15684410
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06231985A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-19 | Tokin Corp | コモンモードチョークコイル |
JP2007103399A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nec Tokin Corp | コモンモードチョークコイル |
GB2554962A (en) * | 2016-10-12 | 2018-04-18 | Tridonic Gmbh & Co Kg | Common choke |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01220907A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Acラインフィルタ |
JPH02132806A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 多線条平衡伝送路用コモンモードチョークコイル |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP2159016A patent/JP2599483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01220907A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Acラインフィルタ |
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---|---|---|---|---|
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JP2007103399A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nec Tokin Corp | コモンモードチョークコイル |
GB2554962A (en) * | 2016-10-12 | 2018-04-18 | Tridonic Gmbh & Co Kg | Common choke |
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---|---|
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