JPH0452908Y2 - - Google Patents
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- JPH0452908Y2 JPH0452908Y2 JP11126585U JP11126585U JPH0452908Y2 JP H0452908 Y2 JPH0452908 Y2 JP H0452908Y2 JP 11126585 U JP11126585 U JP 11126585U JP 11126585 U JP11126585 U JP 11126585U JP H0452908 Y2 JPH0452908 Y2 JP H0452908Y2
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- heat dissipation
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Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
この考案は、例えば電気ドライバ、電気ドリ
ル、電気のこぎり等の各種の電動工具に使用され
るような電動工具用スイツチに関し、さらに詳し
くは電機子回路を制御するスイツチング素子を保
護する電動工具用スイツチに関する。
ル、電気のこぎり等の各種の電動工具に使用され
るような電動工具用スイツチに関し、さらに詳し
くは電機子回路を制御するスイツチング素子を保
護する電動工具用スイツチに関する。
(ロ) 考案の背景
一般に、電動工具用スイツチに内蔵されるスイ
ツチング素子は、この素子のもつ構造特性の関係
から発熱しやすいことが知られている。
ツチング素子は、この素子のもつ構造特性の関係
から発熱しやすいことが知られている。
そのために、現状ではスイツチング素子に対す
る種々の発熱抑制手段が講じられているが、未だ
十分に発熱を解消するような抑制手段がなく、そ
れゆえスイツチング素子の性能が低下したり、寿
命低下を余儀なくされる問題を有していた。
る種々の発熱抑制手段が講じられているが、未だ
十分に発熱を解消するような抑制手段がなく、そ
れゆえスイツチング素子の性能が低下したり、寿
命低下を余儀なくされる問題を有していた。
(ハ) 考案の目的
そこでこの考案は、発熱によつてスイツチング
素子の性能および寿命が低下することのない、ス
イツチング素子に対する保護機能を備えた電動工
具用スイツチの提供を目的とする。
素子の性能および寿命が低下することのない、ス
イツチング素子に対する保護機能を備えた電動工
具用スイツチの提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約
この考案は、熱吸収性の良好な上下の放熱カバ
ーでもつて、スイツチング素子を覆うべく上下よ
り密接させて挟持した電動工具用スイツチである
ことを特徴とする。
ーでもつて、スイツチング素子を覆うべく上下よ
り密接させて挟持した電動工具用スイツチである
ことを特徴とする。
(ホ) 考案の効果
この考案によれば、上下の放熱カバーでスイツ
チング素子を上下する密接して挟持してあるた
め、このスイツチング素子より発熱した熱量は、
この素子の上下面に対接する熱吸収性の良好な上
下の放熱カバーに効率よく熱吸収される。しか
も、これら放熱カバーは水平面のみならず、垂直
面を有する放熱面積の多い垂片を有してあるた
め、熱吸収した熱量はこれら水平面と垂直面とを
介して外部へと顕著に放熱される。
チング素子を上下する密接して挟持してあるた
め、このスイツチング素子より発熱した熱量は、
この素子の上下面に対接する熱吸収性の良好な上
下の放熱カバーに効率よく熱吸収される。しか
も、これら放熱カバーは水平面のみならず、垂直
面を有する放熱面積の多い垂片を有してあるた
め、熱吸収した熱量はこれら水平面と垂直面とを
介して外部へと顕著に放熱される。
このため、スイツチング素子は、発熱して高熱
化することがなくなり、常に性能のよい安定した
制御作用を維持することができる。
化することがなくなり、常に性能のよい安定した
制御作用を維持することができる。
また、上部放熱カバーの内部にスイツチング素
子を収納して、このスイツチング素子を覆うべく
設けてあるため、スイツチ内部に対する防塵性も
同時に高められる。
子を収納して、このスイツチング素子を覆うべく
設けてあるため、スイツチ内部に対する防塵性も
同時に高められる。
(ヘ) 考案の実施例
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は直流電動工具用スイツチを示し、第1図
〜第3図において、この直流電動工具用スイツチ
は、直流モータの制御回路部11と、モータを駆
動操作する操作レバー12と、これらを一体に支
持するスイツチケース13とから構成され、これ
が例えば電気ドライバ等の電動工具の握り部に組
込まれて使用される。
〜第3図において、この直流電動工具用スイツチ
は、直流モータの制御回路部11と、モータを駆
動操作する操作レバー12と、これらを一体に支
持するスイツチケース13とから構成され、これ
が例えば電気ドライバ等の電動工具の握り部に組
込まれて使用される。
上述の制御回路部11は、パワートランジスタ
14と、このパワートランジスタを上下より覆う
上部放熱カバー15と、下部放熱カバー16と、
制御回路を搭載するプリント基板17と、変速制
御回路の一部として設けられる抵抗基板18と、
この抵抗基板18と摺接対応して抵抗値を可変す
るブラシ19と、第1〜第3の可動接点片20〜
22を備えた可動片23と、この回動片の復帰バ
ネ24とから構成される。
14と、このパワートランジスタを上下より覆う
上部放熱カバー15と、下部放熱カバー16と、
制御回路を搭載するプリント基板17と、変速制
御回路の一部として設けられる抵抗基板18と、
この抵抗基板18と摺接対応して抵抗値を可変す
るブラシ19と、第1〜第3の可動接点片20〜
22を備えた可動片23と、この回動片の復帰バ
ネ24とから構成される。
上述のパワートランジスタ14は、四角形状を
有し、この一側面に突設した3本の端子25…を
下向きに屈曲させて、後述する電源端子およびモ
ータ端子と接続して、直流モータの電機子回路を
ON・OFF制御する。
有し、この一側面に突設した3本の端子25…を
下向きに屈曲させて、後述する電源端子およびモ
ータ端子と接続して、直流モータの電機子回路を
ON・OFF制御する。
ところで、この種のパワートランジスタ14
は、一般に発熱しやすいため、上下より熱吸収性
の良好なアルミニウム合金等の金属製の上・下部
放熱カバー15,16で覆つて、パワートランジ
スタ14の発熱を吸収している。
は、一般に発熱しやすいため、上下より熱吸収性
の良好なアルミニウム合金等の金属製の上・下部
放熱カバー15,16で覆つて、パワートランジ
スタ14の発熱を吸収している。
この場合、パワートランジスタ14の上下面
は、上・下部放熱カバー15,16の水平面間で
挟持するごとく、これらを縦貫するビス26の締
結作用により、上下より密接させている。この密
接する水平面が、パワートランジスタ14に対す
る効率のよい熱吸収作用を促進すると共に、これ
らカバー15,16の垂直面壁を大きくとつて、
カバー自体の放熱面積を多く設けることにより、
該トランジスタ14の発熱による性能の低下およ
び寿命低下を防止している。
は、上・下部放熱カバー15,16の水平面間で
挟持するごとく、これらを縦貫するビス26の締
結作用により、上下より密接させている。この密
接する水平面が、パワートランジスタ14に対す
る効率のよい熱吸収作用を促進すると共に、これ
らカバー15,16の垂直面壁を大きくとつて、
カバー自体の放熱面積を多く設けることにより、
該トランジスタ14の発熱による性能の低下およ
び寿命低下を防止している。
上部放熱カバー15は、下面を開放した箱形状
に設けられ、この下面開放部内に上述のパワート
ランジスタ14および下部放熱カバー16を収納
包囲した状態で、この上部放熱カバー15の両側
面に開口した角孔27…が、後述するスイツチケ
ース13の外側面に突設する側面突起28…に係
合して、スイツチケース13上に一体に嵌着され
る。この場合、当該放熱カバー15は、放熱性を
高めるため、水平面側のみならず垂直面側の面積
を十分に大きくとつて設け、スイツチ全体をカバ
ーするごとく設けて、防塵性能も同時に高めるよ
うに設けている。
に設けられ、この下面開放部内に上述のパワート
ランジスタ14および下部放熱カバー16を収納
包囲した状態で、この上部放熱カバー15の両側
面に開口した角孔27…が、後述するスイツチケ
ース13の外側面に突設する側面突起28…に係
合して、スイツチケース13上に一体に嵌着され
る。この場合、当該放熱カバー15は、放熱性を
高めるため、水平面側のみならず垂直面側の面積
を十分に大きくとつて設け、スイツチ全体をカバ
ーするごとく設けて、防塵性能も同時に高めるよ
うに設けている。
下部放熱カバー16は、コ形状に設けられ、こ
のコ形状の両側垂片の側面に開口した角孔29…
が、同様に後述するスイツチケース13の外側面
に突出する側面突起30に係合してスイツチケー
ス13上に嵌着される。この場合、コ形状の両側
肩部に形成した階段状の段部31,31が、装着
時に後述するプリント基板17と対応して押下支
持する。また、同様に当該放熱カバー16は、放
熱性を高めるため、水平面側のみならず垂直面側
の面積を十分に大きくとつて設けている。
のコ形状の両側垂片の側面に開口した角孔29…
が、同様に後述するスイツチケース13の外側面
に突出する側面突起30に係合してスイツチケー
ス13上に嵌着される。この場合、コ形状の両側
肩部に形成した階段状の段部31,31が、装着
時に後述するプリント基板17と対応して押下支
持する。また、同様に当該放熱カバー16は、放
熱性を高めるため、水平面側のみならず垂直面側
の面積を十分に大きくとつて設けている。
上述のプリント基板17は、両側縁が、下部放
熱カバー16の段部31,31で押下されること
により、スイツチケース13上に固定支持され
る。また、この基板17の一側端部には端子接続
孔32が縦貫され、これに後述する電源端子およ
びモータ端子が接続される。
熱カバー16の段部31,31で押下されること
により、スイツチケース13上に固定支持され
る。また、この基板17の一側端部には端子接続
孔32が縦貫され、これに後述する電源端子およ
びモータ端子が接続される。
さらに、プリント基板17の両側縁にはスライ
ド案内面33が切欠き形成され、これに後述する
可動片23の上部スライド突起34が摺動案内さ
れて、可動片スライド時の左右の振止めを規制す
る一方、このプリント基板17の下面に可動片が
当接して可動片23の上動が規制される。
ド案内面33が切欠き形成され、これに後述する
可動片23の上部スライド突起34が摺動案内さ
れて、可動片スライド時の左右の振止めを規制す
る一方、このプリント基板17の下面に可動片が
当接して可動片23の上動が規制される。
また、このプリント基板17の下面には、モー
タに対する変速制御回路用の抵抗素子を印刷した
薄板の抵抗基板18が貼着されている。
タに対する変速制御回路用の抵抗素子を印刷した
薄板の抵抗基板18が貼着されている。
前述の可動片23は、後述するスイツチケース
13内に収納可能な箱形状に設けられ、この箱形
状の上面後部側に開口した一対の圧入孔35,3
5に、コ形状の第1可動接点片20を上方より圧
入して取付け、箱形状の下面前後方向に並列して
垂設された両垂片36,37の一方には、幅広U
形状の第2可動接点片21を下方より圧入して取
付け、他方の垂片37には幅狭U形状の第3可動
接点片22を同様に下方より圧入して取付けてい
る。
13内に収納可能な箱形状に設けられ、この箱形
状の上面後部側に開口した一対の圧入孔35,3
5に、コ形状の第1可動接点片20を上方より圧
入して取付け、箱形状の下面前後方向に並列して
垂設された両垂片36,37の一方には、幅広U
形状の第2可動接点片21を下方より圧入して取
付け、他方の垂片37には幅狭U形状の第3可動
接点片22を同様に下方より圧入して取付けてい
る。
さらに、上面前部側のブラシ開口部38を介し
た内部側のブラシ取付溝39には、L形状に形成
されたブラシ19の基端側を差込んで取付け、こ
のブラシ遊端側の左右に分割されたブラシ接触片
40,40が上方に付勢された状態で、これら接
触片40,40が上述の抵抗基板18の下面に付
勢対接され、このブラシ19が可動片23と一体
にスライドして、抵抗基板18との対接位置を変
位させることにより、モータに対するトルク制御
用の抵抗値が変化して、モータのトルクを変化さ
せる。
た内部側のブラシ取付溝39には、L形状に形成
されたブラシ19の基端側を差込んで取付け、こ
のブラシ遊端側の左右に分割されたブラシ接触片
40,40が上方に付勢された状態で、これら接
触片40,40が上述の抵抗基板18の下面に付
勢対接され、このブラシ19が可動片23と一体
にスライドして、抵抗基板18との対接位置を変
位させることにより、モータに対するトルク制御
用の抵抗値が変化して、モータのトルクを変化さ
せる。
なお、ブラシ19は、通常、可動片23と共に
一側に付勢されて位置し、この一側で最大の抵抗
値に、他側で最小の抵抗値になるように設定され
ている。
一側に付勢されて位置し、この一側で最大の抵抗
値に、他側で最小の抵抗値になるように設定され
ている。
さらに、この可動片23の上面四隅には、上述
のスライド案内面33に対応する上部スライド突
起34…を突設しており、また下面後端側には、
バネ座孔41を形成しており、このバネ座孔41
内に復帰バネ24の一端が挿入され、他端は後述
するスイツチケース13の後端側に形成されたバ
ネ座孔42に挿入係止されており、通常は圧縮状
態に収納された復帰バネ24の付勢作用により、
可動片23を前方に付勢移動させた状態にある。
のスライド案内面33に対応する上部スライド突
起34…を突設しており、また下面後端側には、
バネ座孔41を形成しており、このバネ座孔41
内に復帰バネ24の一端が挿入され、他端は後述
するスイツチケース13の後端側に形成されたバ
ネ座孔42に挿入係止されており、通常は圧縮状
態に収納された復帰バネ24の付勢作用により、
可動片23を前方に付勢移動させた状態にある。
さらに、可動片23の下面前端側には、後述す
る操作レバーの操作軸を挿入する操作軸係合孔4
3を開口しており、操作軸を介した操作レバーの
押下ストロークにより、可動片23は、前後方向
にスライド操作される。
る操作レバーの操作軸を挿入する操作軸係合孔4
3を開口しており、操作軸を介した操作レバーの
押下ストロークにより、可動片23は、前後方向
にスライド操作される。
上述のスイツチケース13は、上面を開放した
箱形状に設けられ、この上面開口部44内に前述
の可動片23が前後方向にスライド許容されて収
納され、その上方にプリント基板17およびパワ
ートランジスタ14が放熱カバー15,16を介
して載設され、これら上・下部放熱カバー15,
16の各角孔27,29…が、スイツチケース1
3の両外側面に突設した各側面突起28,30…
に係合して一体に装着される。
箱形状に設けられ、この上面開口部44内に前述
の可動片23が前後方向にスライド許容されて収
納され、その上方にプリント基板17およびパワ
ートランジスタ14が放熱カバー15,16を介
して載設され、これら上・下部放熱カバー15,
16の各角孔27,29…が、スイツチケース1
3の両外側面に突設した各側面突起28,30…
に係合して一体に装着される。
さらに、上面開口部44の後部側壁45には、
数個の端子装着溝46…が形成され、このうち両
側の端子装着溝46…には、第1電源端子47と
第2電源端子48とが差込まれ、その間の端子装
着溝46…には、第1モータ端子49と第2モー
タ端子50と、回路接続端子51とがそれぞれ差
込まれて装着される。
数個の端子装着溝46…が形成され、このうち両
側の端子装着溝46…には、第1電源端子47と
第2電源端子48とが差込まれ、その間の端子装
着溝46…には、第1モータ端子49と第2モー
タ端子50と、回路接続端子51とがそれぞれ差
込まれて装着される。
これにより、上述の第1電源端子47と第1モ
ータ端子49とが一対に対向し、また第2電源端
子48と第2モータ端子50とが一対に対向し、
これら相対向する先端部の円弧形接点部52,5
2間で、前述の可動片の垂片36,37をスライ
ド可能に挟持した状態となり、通常は第1モータ
端子49と第2モータ端子50とが第1可動接点
片20にそれぞれ接触した状態にあり、可動片2
3のスライド操作に伴い、第2・第3可動接点片
21,22へと接触移動すべく設けられている。
ータ端子49とが一対に対向し、また第2電源端
子48と第2モータ端子50とが一対に対向し、
これら相対向する先端部の円弧形接点部52,5
2間で、前述の可動片の垂片36,37をスライ
ド可能に挟持した状態となり、通常は第1モータ
端子49と第2モータ端子50とが第1可動接点
片20にそれぞれ接触した状態にあり、可動片2
3のスライド操作に伴い、第2・第3可動接点片
21,22へと接触移動すべく設けられている。
さらに、これら端子の後端部には、適宜トラン
ジスタ端子挿入孔53…と、プリント基板接続用
の突起54…と、リード線接続用の接続孔55と
を形成しており、このうちリード線を介した第
1・第2電源端子47,48は、電池の電極に接
続され、第1・第2モータ端子49,50は、モ
ータの正逆転切換えスイツチに接続される。
ジスタ端子挿入孔53…と、プリント基板接続用
の突起54…と、リード線接続用の接続孔55と
を形成しており、このうちリード線を介した第
1・第2電源端子47,48は、電池の電極に接
続され、第1・第2モータ端子49,50は、モ
ータの正逆転切換えスイツチに接続される。
なお、回路接続端子51は、パワートランジス
タ14とプリント基板17との相互の制御回路間
を直接接続する。
タ14とプリント基板17との相互の制御回路間
を直接接続する。
そして、これら端子47〜51の上面側に対し
てスペーサ56が対設され、このスペーサ56
は、スイツチケースの後部側壁45の中央上部に
挿入固定され、このスペーサ56の上面側が下部
放熱カバー16の装着作用で押下されると共に、
このスペーサ56の下面で、各端子47〜51を
押下して端子の抜止め作用をなし、さらに下面中
央部に垂設した垂片部57がスイツチケース後部
側のバネ座孔42の一部として設けられ、またこ
のスペーサ56を配設することによつて、スイツ
チケースの後端部を効率よくシールして、防塵性
を高めている。
てスペーサ56が対設され、このスペーサ56
は、スイツチケースの後部側壁45の中央上部に
挿入固定され、このスペーサ56の上面側が下部
放熱カバー16の装着作用で押下されると共に、
このスペーサ56の下面で、各端子47〜51を
押下して端子の抜止め作用をなし、さらに下面中
央部に垂設した垂片部57がスイツチケース後部
側のバネ座孔42の一部として設けられ、またこ
のスペーサ56を配設することによつて、スイツ
チケースの後端部を効率よくシールして、防塵性
を高めている。
また、上面開口部44の底面両側には、可動片
スライド案内用の一対の長溝58,58を刻設し
ており、さらに底面中央部には、前後方向に沿つ
て開口した操作軸挿通孔59を設け、この操作軸
挿通孔59を介して後述する操作レバーの操作軸
が挿通される。
スライド案内用の一対の長溝58,58を刻設し
ており、さらに底面中央部には、前後方向に沿つ
て開口した操作軸挿通孔59を設け、この操作軸
挿通孔59を介して後述する操作レバーの操作軸
が挿通される。
さらに、スイツチケース13の下面には支持片
60が垂設され、この支持片60は、上部側の前
後方向に上述の操作軸挿通孔59に連通する連通
溝61を有し、下部側の両側面に枢支ピン62,
62を突設しており、この枢支ピン62,62に
後述する操作レバーが枢着される。
60が垂設され、この支持片60は、上部側の前
後方向に上述の操作軸挿通孔59に連通する連通
溝61を有し、下部側の両側面に枢支ピン62,
62を突設しており、この枢支ピン62,62に
後述する操作レバーが枢着される。
上述の操作レバー12は、半割円筒形状に設け
られ、この円筒面を前面側の押下操作面63に設
定して、このレバー下部の枢支孔64を、上述の
枢支ピン62に枢着することにより、操作レバー
12は、下端を支点に前後方向に傾動自在とな
り、さらにレバー中間部に係合させて植立した操
作軸65の上端を、連通溝61および操作軸挿通
孔59を介して可動片の操作軸係合孔43に係合
させ、操作レバー12の傾動操作に伴い可動片2
3は前後方向にスライド操作される。
られ、この円筒面を前面側の押下操作面63に設
定して、このレバー下部の枢支孔64を、上述の
枢支ピン62に枢着することにより、操作レバー
12は、下端を支点に前後方向に傾動自在とな
り、さらにレバー中間部に係合させて植立した操
作軸65の上端を、連通溝61および操作軸挿通
孔59を介して可動片の操作軸係合孔43に係合
させ、操作レバー12の傾動操作に伴い可動片2
3は前後方向にスライド操作される。
この場合、操作軸挿通孔59には、中空長方形
状の第1シールカバー66と、上部が第1シール
カバーと同形にて対接し、下部が操作軸65を包
囲すべく、該操作軸65の下部に係合させた蛇腹
状の第2シールカバー67とが配設され、これら
シールカバー66,67は操作軸挿通孔59の周
囲に植立された数個の植立ピン68にて冷間カシ
メされて固定され、スイツチケース下方からの塵
埃の進入を防止している。
状の第1シールカバー66と、上部が第1シール
カバーと同形にて対接し、下部が操作軸65を包
囲すべく、該操作軸65の下部に係合させた蛇腹
状の第2シールカバー67とが配設され、これら
シールカバー66,67は操作軸挿通孔59の周
囲に植立された数個の植立ピン68にて冷間カシ
メされて固定され、スイツチケース下方からの塵
埃の進入を防止している。
このように構成された直流電動工具用スイツチ
は、電動工具の握り部に配設されて、通常、この
操作レバー12が付勢作用を受けて、下端を支点
に握り部前面よりも前方に傾斜突出した押下操作
可能な状態にある。
は、電動工具の握り部に配設されて、通常、この
操作レバー12が付勢作用を受けて、下端を支点
に握り部前面よりも前方に傾斜突出した押下操作
可能な状態にある。
そして、この操作レバー12を押下操作するこ
とにより、このレバーに連動する可動片23が後
方にスライドし、このスライド過程で、第1・第
2モータ端子49,50の円弧形接点部52,5
2が第1可動接点片20と離れて非接触となり、
これと同時に第1電源端子47と第1モータ端子
49とが第2可動接点片21に接触する。これに
より、電源がONされて、モータは起動する。
とにより、このレバーに連動する可動片23が後
方にスライドし、このスライド過程で、第1・第
2モータ端子49,50の円弧形接点部52,5
2が第1可動接点片20と離れて非接触となり、
これと同時に第1電源端子47と第1モータ端子
49とが第2可動接点片21に接触する。これに
より、電源がONされて、モータは起動する。
この際、操作レバー12の押下ストロークに基
づいたストローク調整により、パワートランジス
タ14の変速制御用の回路を介したブラシ19と
抵抗基板18との接触位置が変位されることで、
モータのトルクが可変制御され、電動工具の使用
状況に適した所望の出力トルクに調整される。
づいたストローク調整により、パワートランジス
タ14の変速制御用の回路を介したブラシ19と
抵抗基板18との接触位置が変位されることで、
モータのトルクが可変制御され、電動工具の使用
状況に適した所望の出力トルクに調整される。
そして、操作レバー12を全ストローク一杯に
押下操作すると、可動片23は後端位置にスライ
ドし、第2電源端子48および第2モータ端子5
0が第3可動接点片22と接触する。
押下操作すると、可動片23は後端位置にスライ
ドし、第2電源端子48および第2モータ端子5
0が第3可動接点片22と接触する。
これにより、変速制御回路のパワートランジス
タ14を短絡して、モータのトルクは全開とな
り、高出力を発揮する。
タ14を短絡して、モータのトルクは全開とな
り、高出力を発揮する。
次に、操作レバー12の押下操作を開放する
と、復帰バネ24の復帰作用を受けて、可動片2
3は前端側にスライドすると共に、操作レバーも
元の傾斜状態に復帰し、かつこれに連動する第
1・第2電源端子47,48と、第2・第3可動
接点片21,22とが非接触となり、電源は
OFF操作される。
と、復帰バネ24の復帰作用を受けて、可動片2
3は前端側にスライドすると共に、操作レバーも
元の傾斜状態に復帰し、かつこれに連動する第
1・第2電源端子47,48と、第2・第3可動
接点片21,22とが非接触となり、電源は
OFF操作される。
この場合、電源がOFF操作されると同時に、
第1・第2モータ端子49,50が元の第1可動
接点片20にそれぞれ接触し、この接触作用によ
つて、電源がOFFされた後に慣性にて回転する
モータ側に逆転電力が発生し、この逆転電力がモ
ータに対するブレーキ作用を与えて、瞬時にモー
タを回転停止し、電動工具の使用操作に適した
OFF制御が得られる。
第1・第2モータ端子49,50が元の第1可動
接点片20にそれぞれ接触し、この接触作用によ
つて、電源がOFFされた後に慣性にて回転する
モータ側に逆転電力が発生し、この逆転電力がモ
ータに対するブレーキ作用を与えて、瞬時にモー
タを回転停止し、電動工具の使用操作に適した
OFF制御が得られる。
ところで、電動工具の使用に際して、内部のパ
ワートランジスタが発熱するが、この熱量は、熱
吸収面積および放熱面積を大きくとつた上下の放
熱カバーによつて熱吸収し、かつ放熱してパワー
トランジスタ自体の高温化を回避するため、性能
のよいトランジスタ機能を維持できる。
ワートランジスタが発熱するが、この熱量は、熱
吸収面積および放熱面積を大きくとつた上下の放
熱カバーによつて熱吸収し、かつ放熱してパワー
トランジスタ自体の高温化を回避するため、性能
のよいトランジスタ機能を維持できる。
上述のように、パワートランジスタの発熱を的
確に外部に放熱させる上下の放熱カバーを配設し
てあるため、パワートランジスタの制御性能を確
実に保護して、スイツチの寿命延長を図ることが
できる。
確に外部に放熱させる上下の放熱カバーを配設し
てあるため、パワートランジスタの制御性能を確
実に保護して、スイツチの寿命延長を図ることが
できる。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案のスイツチング素子は、実施例のパワ
ートランジスタ14に対応し、 以下同様に、 上部放熱カバーは、上部放熱カバー15に対応
し、下部放熱カバーは、下部放熱カバー16に対
応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
いて、 この考案のスイツチング素子は、実施例のパワ
ートランジスタ14に対応し、 以下同様に、 上部放熱カバーは、上部放熱カバー15に対応
し、下部放熱カバーは、下部放熱カバー16に対
応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は直
流電動工具用スイツチの分解斜視図、第2図は直
流電動工具用スイツチの要部横断平面図、第3図
は直流電動工具用スイツチの縦断面図である。 14……パワートランジスタ、15……上部放
熱カバー、16……下部放熱カバー。
流電動工具用スイツチの分解斜視図、第2図は直
流電動工具用スイツチの要部横断平面図、第3図
は直流電動工具用スイツチの縦断面図である。 14……パワートランジスタ、15……上部放
熱カバー、16……下部放熱カバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 モータの電機子回路を制御するスイツチング素
子を内蔵した電動工具用スイツチであつて、 下面を開放した熱吸収性の良好な箱形状の上部
放熱カバーの内部にスイツチング素子を収納し、
このスイツチング素子の下面に熱吸収性の良好な
コ形状の下部放熱カバーを接合し、上下の放熱カ
バーで、前記スイツチング素子を上下より密接し
て挟持した電動工具用スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126585U JPH0452908Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126585U JPH0452908Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6220436U JPS6220436U (ja) | 1987-02-06 |
JPH0452908Y2 true JPH0452908Y2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=30991025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11126585U Expired JPH0452908Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452908Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP11126585U patent/JPH0452908Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6220436U (ja) | 1987-02-06 |
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