JPH0452868Y2 - - Google Patents
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- JPH0452868Y2 JPH0452868Y2 JP1985077529U JP7752985U JPH0452868Y2 JP H0452868 Y2 JPH0452868 Y2 JP H0452868Y2 JP 1985077529 U JP1985077529 U JP 1985077529U JP 7752985 U JP7752985 U JP 7752985U JP H0452868 Y2 JPH0452868 Y2 JP H0452868Y2
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- Japan
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- cylindrical part
- tape
- reel
- cylindrical portion
- outer cylindrical
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 28
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えばビデオテープレコーダ用テー
プカセツトに使用するのに最適なテープリールで
あつて、特に、ハブを下フランジ等の一方のフラ
ンジと一体に合成樹脂にて成形してあるものに関
する。
プカセツトに使用するのに最適なテープリールで
あつて、特に、ハブを下フランジ等の一方のフラ
ンジと一体に合成樹脂にて成形してあるものに関
する。
本考案は、複数の被駆動爪を有するリール軸挿
入孔が内周に形成された内側円筒部、テープ巻回
面が外周に形成された外側円筒部、及び、上記内
側円筒部と上記外側円筒部との中間に設けられた
中間円筒部とを有するテープリールにおいて、外
側円筒部を内側から充分に補強できる構造であり
ながら、外側円筒部と内側円筒部とを構造的に切
り離すことにより、その外側円筒部の外周に加え
られるテープの巻き圧力によつて内側円筒部の内
周のリール軸挿入孔が内側に縮むように変形する
ことにを防止できるようにしたものである。
入孔が内周に形成された内側円筒部、テープ巻回
面が外周に形成された外側円筒部、及び、上記内
側円筒部と上記外側円筒部との中間に設けられた
中間円筒部とを有するテープリールにおいて、外
側円筒部を内側から充分に補強できる構造であり
ながら、外側円筒部と内側円筒部とを構造的に切
り離すことにより、その外側円筒部の外周に加え
られるテープの巻き圧力によつて内側円筒部の内
周のリール軸挿入孔が内側に縮むように変形する
ことにを防止できるようにしたものである。
ビデオテープレコーダ用テープカセツトに使用
されるテープリールの従来例を第3図及び第4図
によつて説明する。
されるテープリールの従来例を第3図及び第4図
によつて説明する。
この従来例のテープリールは、複数(12個)の
被駆動爪1が等間隔で設けられているリール軸挿
入孔2を内周に形成してある内側円筒部3と、テ
ープ巻回面4を外周に形成してある外側円筒部5
とを同心円状に配置し、これら内側円筒部3と外
側円筒部5とを複数(7本)の放射状リブ6によ
つて等間隔おきに接続してあるハブ7を有し、こ
のハブ7を一方のフランジである下フランジ8と
一体に合成樹脂にて成形したものである。そして
合成樹脂にて成形した上フランジ10をその中心
に形成した円形凹部11によつて内側円筒部3上
に水平に溶着し、磁気テープであるテープ12を
外側円筒部5の係止溝13内に打込んだクランプ
ピース14によつて外側円筒部5に係止して、そ
のテープ巻回面4に巻回したものである。なお下
フランジ8の下面にリール台への載置用の円環状
凸部15を同心円状に一体に設け、また内側円筒
部3の上端と円形凹部11との間には金属板16
を水平に固着している。
被駆動爪1が等間隔で設けられているリール軸挿
入孔2を内周に形成してある内側円筒部3と、テ
ープ巻回面4を外周に形成してある外側円筒部5
とを同心円状に配置し、これら内側円筒部3と外
側円筒部5とを複数(7本)の放射状リブ6によ
つて等間隔おきに接続してあるハブ7を有し、こ
のハブ7を一方のフランジである下フランジ8と
一体に合成樹脂にて成形したものである。そして
合成樹脂にて成形した上フランジ10をその中心
に形成した円形凹部11によつて内側円筒部3上
に水平に溶着し、磁気テープであるテープ12を
外側円筒部5の係止溝13内に打込んだクランプ
ピース14によつて外側円筒部5に係止して、そ
のテープ巻回面4に巻回したものである。なお下
フランジ8の下面にリール台への載置用の円環状
凸部15を同心円状に一体に設け、また内側円筒
部3の上端と円形凹部11との間には金属板16
を水平に固着している。
そして、このテープリールはリール台18に装
着された時、リール軸挿入孔2がリール台18の
中心のリール軸19の外周に挿入されて、リール
軸19の外周の複数(3個)の駆動爪20が複数
の被駆動爪1間の3箇所に係合され、かつ円環状
凸部15によつてリール台13のリール軸19の
外周下部のリール受面21上に水平に載置される
ものである。
着された時、リール軸挿入孔2がリール台18の
中心のリール軸19の外周に挿入されて、リール
軸19の外周の複数(3個)の駆動爪20が複数
の被駆動爪1間の3箇所に係合され、かつ円環状
凸部15によつてリール台13のリール軸19の
外周下部のリール受面21上に水平に載置される
ものである。
この従来例のテープリールでは、テープ12が
巻回されるテープ巻回面4の真円度が要求される
外側円筒部5の補強の目的で、外側円筒部5と内
側円筒部3とを複数の放射状リブ6によつて接続
していた。
巻回されるテープ巻回面4の真円度が要求される
外側円筒部5の補強の目的で、外側円筒部5と内
側円筒部3とを複数の放射状リブ6によつて接続
していた。
しかしながら、この従来例の構造を、ハブ7の
直径に対して上下フランジ8,9の直径が非常に
大きな大型テープリールに採用したところ、外側
円筒部5の外周のテープ巻回面4に巻回されたテ
ープ12の巻き圧力(テープ12の巻き縮め力に
よつて外側円筒部5を外周から半径方向中心側へ
圧縮する矢印aで示した圧縮力のこと。)によつ
て内側円筒部3の内周のリール軸挿入孔2の上端
側が複数の放射状リブ6に沿つて内側に縮む変形
が見られた。
直径に対して上下フランジ8,9の直径が非常に
大きな大型テープリールに採用したところ、外側
円筒部5の外周のテープ巻回面4に巻回されたテ
ープ12の巻き圧力(テープ12の巻き縮め力に
よつて外側円筒部5を外周から半径方向中心側へ
圧縮する矢印aで示した圧縮力のこと。)によつ
て内側円筒部3の内周のリール軸挿入孔2の上端
側が複数の放射状リブ6に沿つて内側に縮む変形
が見られた。
なおこれは、大型テープリールではテープ12
の巻き径が非常に大きいことから、外側円筒部5
の外周に加えられるテープ12の巻き圧力も非常
に強くなり、その強い巻き圧力が複数の放射状リ
ブ6を介して外側円筒部5から内側円筒部3へ伝
えられて、その内側円筒部3の上端側が複数の放
射状リブ6に沿つて内側へ凹むためであつた。
の巻き径が非常に大きいことから、外側円筒部5
の外周に加えられるテープ12の巻き圧力も非常
に強くなり、その強い巻き圧力が複数の放射状リ
ブ6を介して外側円筒部5から内側円筒部3へ伝
えられて、その内側円筒部3の上端側が複数の放
射状リブ6に沿つて内側へ凹むためであつた。
ところで最近のビデオテープレコーダでは、テ
ープリールのリール軸挿入孔2の最内周である複
数の被駆動爪1の内周面1aの直径D1と、リー
ル台18のリール軸19の外周面19aの直径
D2とを殆んど等しい寸法に設定して、これら内
周面1aと外周面19aとの間のクリアランスを
殆んどゼロにすることによつて、リール台18上
でテープリールをガタツキの全くない状態で安定
良く回転駆動できるようにしている。
ープリールのリール軸挿入孔2の最内周である複
数の被駆動爪1の内周面1aの直径D1と、リー
ル台18のリール軸19の外周面19aの直径
D2とを殆んど等しい寸法に設定して、これら内
周面1aと外周面19aとの間のクリアランスを
殆んどゼロにすることによつて、リール台18上
でテープリールをガタツキの全くない状態で安定
良く回転駆動できるようにしている。
しかるに、前述した如く、テープ12の巻き圧
力によつてテープリールのリール軸挿入孔2の上
端側が内側に縮むようなことがあれば、リール台
18のリール軸19に対するテープリールの抜き
差しによる着脱が不能になる大きな問題を発生す
る。
力によつてテープリールのリール軸挿入孔2の上
端側が内側に縮むようなことがあれば、リール台
18のリール軸19に対するテープリールの抜き
差しによる着脱が不能になる大きな問題を発生す
る。
本考案は、外側円筒部を内側から充分に補強し
ながら、その外側円筒部の外周に加えられたテー
プの巻き圧力が内側円筒部には伝えられないよう
にするものである。
ながら、その外側円筒部の外周に加えられたテー
プの巻き圧力が内側円筒部には伝えられないよう
にするものである。
本考案は、前述したテープリールにおいて、上
記内側円筒部と上記外側円筒部と上記中間円筒部
とが共に一方のフランジと一体に合成樹脂にて成
形されており、上記中間円筒部と上記内側円筒部
との間が上記3つの円筒部と一体に成形される複
数の放射状リブにより接続されておらず、上記中
間円筒部と上記外側円筒部との間のみが上記複数
の放射状リブにより接続されていることを特徴と
するものである。
記内側円筒部と上記外側円筒部と上記中間円筒部
とが共に一方のフランジと一体に合成樹脂にて成
形されており、上記中間円筒部と上記内側円筒部
との間が上記3つの円筒部と一体に成形される複
数の放射状リブにより接続されておらず、上記中
間円筒部と上記外側円筒部との間のみが上記複数
の放射状リブにより接続されていることを特徴と
するものである。
本考案は、中間円筒部と複数の放射状リブとに
よつて外側円筒部を内側から充分に補強できて、
テープ巻回面の真円度を確保できる。それでい
て、中間円筒部と内側円筒部との間は放射状リブ
によつて接続が何等なされておらず、外側円筒部
と内側円筒部とは構造的に切り離されているの
で、外側円筒部の外周に加えられるテープの巻き
圧力が内側円筒部に伝えられることが全くない。
従つてそのテープの巻き圧力によつて内側円筒部
の内周のリール軸挿入孔が内側に縮むように変形
することを未然に防止することができる。
よつて外側円筒部を内側から充分に補強できて、
テープ巻回面の真円度を確保できる。それでい
て、中間円筒部と内側円筒部との間は放射状リブ
によつて接続が何等なされておらず、外側円筒部
と内側円筒部とは構造的に切り離されているの
で、外側円筒部の外周に加えられるテープの巻き
圧力が内側円筒部に伝えられることが全くない。
従つてそのテープの巻き圧力によつて内側円筒部
の内周のリール軸挿入孔が内側に縮むように変形
することを未然に防止することができる。
以下、本考案をビデオレコーダ用テープカセツ
トに用いるテープリールの一実施例を第1図及び
第2図によつて説明する。なお第3図及び第4図
で説明した従来例と同一構造部には同一の符号を
付してその説明を省略する。
トに用いるテープリールの一実施例を第1図及び
第2図によつて説明する。なお第3図及び第4図
で説明した従来例と同一構造部には同一の符号を
付してその説明を省略する。
本考案は、前述した如くハブ7と一方のフラン
ジである下フランジ8とを合成樹脂にて一体に成
形したテープリールにおいて、内側円筒部3と外
側円筒部5との中間に下フランジ8に一体に成形
した中間円筒部23を同心円状に設け、この中間
円筒部23と内側円筒部3との間には放射状リブ
を設けることなく、この中間円筒部23と外側円
筒部5との間のみを接続する複数(11個)の放射
状リブ24を等間隔おきに一体に成形して設けた
ものである。なおこのテープリールでは、内側円
筒部3の外周面3aに複数(6個)の溶着用ダボ
25を等間隔おきに一体に成形して設け、前述し
た如く合成樹脂にて成形された上フランジ10の
円形凹部11を内側円筒部3上に水平に載置した
時に、その円形凹部11を複数(6個)の小孔2
7によつて複数のダボ26に嵌合し、これら複数
のダボ26の頭部を溶着することにより、上フラ
ンジ10を内側円筒部3上に固着したものであ
る。そしてこれら複数のダボ26と中間円筒部2
3の内周面23aとの間も含んで内側円筒部3の
外周面3aと中間円筒部23の内周面23aとの
間には環状の隙間28が設けられている。
ジである下フランジ8とを合成樹脂にて一体に成
形したテープリールにおいて、内側円筒部3と外
側円筒部5との中間に下フランジ8に一体に成形
した中間円筒部23を同心円状に設け、この中間
円筒部23と内側円筒部3との間には放射状リブ
を設けることなく、この中間円筒部23と外側円
筒部5との間のみを接続する複数(11個)の放射
状リブ24を等間隔おきに一体に成形して設けた
ものである。なおこのテープリールでは、内側円
筒部3の外周面3aに複数(6個)の溶着用ダボ
25を等間隔おきに一体に成形して設け、前述し
た如く合成樹脂にて成形された上フランジ10の
円形凹部11を内側円筒部3上に水平に載置した
時に、その円形凹部11を複数(6個)の小孔2
7によつて複数のダボ26に嵌合し、これら複数
のダボ26の頭部を溶着することにより、上フラ
ンジ10を内側円筒部3上に固着したものであ
る。そしてこれら複数のダボ26と中間円筒部2
3の内周面23aとの間も含んで内側円筒部3の
外周面3aと中間円筒部23の内周面23aとの
間には環状の隙間28が設けられている。
従つて本考案のテープリールによれば、中間円
筒部23と複数の放射状リブ24とによつて外側
円筒部5を内側から充分に補強していて、外側円
筒部5の外周のテープ巻回面4の真円度を確保で
きる。なおこの際、第3図で示した従来例の放射
状リブ6は7本であつたが、本考案の放射状リブ
24の本数は11本であつて従来例の約2倍となつ
いるので、外側円筒部5の半径方向中心側への圧
縮力に対する抵抗力(圧縮応力)は非常に高くな
つている。
筒部23と複数の放射状リブ24とによつて外側
円筒部5を内側から充分に補強していて、外側円
筒部5の外周のテープ巻回面4の真円度を確保で
きる。なおこの際、第3図で示した従来例の放射
状リブ6は7本であつたが、本考案の放射状リブ
24の本数は11本であつて従来例の約2倍となつ
いるので、外側円筒部5の半径方向中心側への圧
縮力に対する抵抗力(圧縮応力)は非常に高くな
つている。
従つて前述した如く、外側円筒部5の外周のテ
ープ巻回面4に巻回されたテープ12の巻き圧力
(矢印aで示した圧縮力)に対して外側円筒部5
は充分に耐え得る。
ープ巻回面4に巻回されたテープ12の巻き圧力
(矢印aで示した圧縮力)に対して外側円筒部5
は充分に耐え得る。
しかも、本考案のテープリールによれば、中間
円筒部23と内側円筒部3との間は放射状リブに
よる接続が何等なされておらず、これら両者23
と3とは環状の隙間28によつて互いに離間され
ている。従つて外側円筒部5と内側円筒部3とは
構造的に切り離されているので、外側円筒部5の
外周に加えられるテープ12の巻き圧力が内側円
筒部3に伝えられることが全くないので、そのテ
ープ12の巻き圧力が非常に強くても、その強い
巻き圧力によつて内側円筒部3の内周のリール軸
挿入孔2が内側に縮むように変形することを未然
に防止することができる。
円筒部23と内側円筒部3との間は放射状リブに
よる接続が何等なされておらず、これら両者23
と3とは環状の隙間28によつて互いに離間され
ている。従つて外側円筒部5と内側円筒部3とは
構造的に切り離されているので、外側円筒部5の
外周に加えられるテープ12の巻き圧力が内側円
筒部3に伝えられることが全くないので、そのテ
ープ12の巻き圧力が非常に強くても、その強い
巻き圧力によつて内側円筒部3の内周のリール軸
挿入孔2が内側に縮むように変形することを未然
に防止することができる。
従つて、本考案のテープリールによれば、テー
プリール2のリール軸挿入孔2の最内周である複
数の被駆動爪1の内周面1aの直径D1がテープ
12の巻き圧によつて縮むことが全くないので、
この直径D1をリール台18のリール軸19の外
周面19aの直径D2と殆んど等しい寸法に設定
しても、リール台18のリール軸19に対するテ
ープリールの抜き差しによる着脱を常にスムーズ
に行える。またテープリールをリール台18に装
着した状態で、複数の被駆動爪1の内周面1aと
リール軸19の外周面19aとの間のクリアラン
スを殆んどゼロにすることができるので、リール
台18上でテープリールをガタツキの全くない状
態で安定良く回転駆動できる。
プリール2のリール軸挿入孔2の最内周である複
数の被駆動爪1の内周面1aの直径D1がテープ
12の巻き圧によつて縮むことが全くないので、
この直径D1をリール台18のリール軸19の外
周面19aの直径D2と殆んど等しい寸法に設定
しても、リール台18のリール軸19に対するテ
ープリールの抜き差しによる着脱を常にスムーズ
に行える。またテープリールをリール台18に装
着した状態で、複数の被駆動爪1の内周面1aと
リール軸19の外周面19aとの間のクリアラン
スを殆んどゼロにすることができるので、リール
台18上でテープリールをガタツキの全くない状
態で安定良く回転駆動できる。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
また本考案は、ビデオテープレコーダ用テープ
カセツトに使用されるテープリールに限定される
ことなく、各種のテープやフイルムを巻回して使
用する各種のリールに適用可能である。
カセツトに使用されるテープリールに限定される
ことなく、各種のテープやフイルムを巻回して使
用する各種のリールに適用可能である。
本考案は、外側円筒部を内側から充分に補強し
ながら、その外側円筒部の外周に加えられたテー
プの巻き圧力が内側円筒部には伝えられないよう
にしたものであり、合成樹脂にて成形したテープ
リールでありながら、金属にて加工したテープリ
ールと同様に、外側円筒部の外周に加えられるテ
ープの巻き圧力が非常に強くても、内側円筒部の
内周のリール軸挿入孔が内側に縮むことが全くな
いので、リール台のリール軸に対するテープリー
ルの抜き差しによる着脱を常にスムーズに行え
て、信頼性が非常に高い。そして金属にて加工し
たテープリールに比べて、合成樹脂にて成形した
テープリールは製造が簡単でかつ非常に軽量であ
る。
ながら、その外側円筒部の外周に加えられたテー
プの巻き圧力が内側円筒部には伝えられないよう
にしたものであり、合成樹脂にて成形したテープ
リールでありながら、金属にて加工したテープリ
ールと同様に、外側円筒部の外周に加えられるテ
ープの巻き圧力が非常に強くても、内側円筒部の
内周のリール軸挿入孔が内側に縮むことが全くな
いので、リール台のリール軸に対するテープリー
ルの抜き差しによる着脱を常にスムーズに行え
て、信頼性が非常に高い。そして金属にて加工し
たテープリールに比べて、合成樹脂にて成形した
テープリールは製造が簡単でかつ非常に軽量であ
る。
第1図及び第2図は本考案のテープリールの一
実施例を示したものであつて、第1図は上フラン
ジを除去した要部の平面図、第2図は第1図−
線断面図である。第3図は従来例のテープリー
ルの上フランジを除去した平面図、第4図は第3
図−線断面図である。 また図面に用いられた符号において、1……被
駆動爪、2……リール軸挿入孔、3……内側円筒
部、4……テープ巻回面、5……外側円筒部、7
……ハブ、8……下フランジ、23……中間円筒
部、24……放射状リブ、28……環状の隙間、
である。
実施例を示したものであつて、第1図は上フラン
ジを除去した要部の平面図、第2図は第1図−
線断面図である。第3図は従来例のテープリー
ルの上フランジを除去した平面図、第4図は第3
図−線断面図である。 また図面に用いられた符号において、1……被
駆動爪、2……リール軸挿入孔、3……内側円筒
部、4……テープ巻回面、5……外側円筒部、7
……ハブ、8……下フランジ、23……中間円筒
部、24……放射状リブ、28……環状の隙間、
である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数の被駆動爪を有するリール軸挿入孔が内周
に形成された内側円筒部、テープ巻回面が外周に
形成された外側円筒部、及び、上記内側円筒部と
上記外側円筒部との中間に設けられた中間円筒部
とを有し、 上記内側円筒部と上記外側円筒部と上記中間円
筒部とが共に一方のフランジと一体に合成樹脂に
て成形されており、 上記中間円筒部と上記内側円筒部との間が上記
3つの円筒部と一体に成形される複数の放射状リ
ブにより接続されておらず、上記中間円筒部と上
記外側円筒部との間のみが上記複数の放射状リブ
により接続されていることを特徴とするテープリ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985077529U JPH0452868Y2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985077529U JPH0452868Y2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193588U JPS61193588U (ja) | 1986-12-02 |
JPH0452868Y2 true JPH0452868Y2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=30620675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985077529U Expired JPH0452868Y2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452868Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5923258U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-13 | 富士電機株式会社 | 回転電機 |
JPS5933179B2 (ja) * | 1980-11-22 | 1984-08-14 | 重質油対策技術研究組合 | 還元鉄製造用原料ペレツトの製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933179U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-03-01 | ティーディーケイ株式会社 | テープカセット |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP1985077529U patent/JPH0452868Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933179B2 (ja) * | 1980-11-22 | 1984-08-14 | 重質油対策技術研究組合 | 還元鉄製造用原料ペレツトの製造法 |
JPS5923258U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-13 | 富士電機株式会社 | 回転電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61193588U (ja) | 1986-12-02 |
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