JPH0452853Y2 - - Google Patents

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JPH0452853Y2
JPH0452853Y2 JP3461187U JP3461187U JPH0452853Y2 JP H0452853 Y2 JPH0452853 Y2 JP H0452853Y2 JP 3461187 U JP3461187 U JP 3461187U JP 3461187 U JP3461187 U JP 3461187U JP H0452853 Y2 JPH0452853 Y2 JP H0452853Y2
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JP
Japan
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bearing
bearing member
shock absorbing
magnet
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JP3461187U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はコンパクトデイスクや光デイスク等の
デイジタル情報を読み取るデイスク再生装置に利
用するに適した検出器移動装置に関する。
従来の技術 近年、デイジタルオーデイオデイスク、光デイ
スクフアイル等の高密度記録技術を応用した製品
が普及しつつあるが、これらのデイスクに記録さ
れた情報を、レーザを用いた光学ピツク等を用い
て再生する際、データを読み込むアクセスタイム
が短いことが望ましく、そのために光学ピツク部
をリニアモータを用いて駆動する方法を取ること
が多い。また、第3図に示すように、デイスクに
記録された情報を読み込むための光学ピツクを載
置した基台26をデイスク面と光学ピツクとの距
離を一定に保持しつつデイスクの半径方向に移動
させるために、基台に形成された軸受部27に挿
入されたガイド軸28によつて移動可能なごとく
支持されているが、基台の移動範囲における両端
には、基台が高速で端部に来た時の衝撃を緩和す
るためのゴム製のOリング状の衝撃緩衝部材29
が配設してある。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のようにOリング状の衝撃
緩衝部材29を用いると、基台26に圧入固着さ
れている軸受部材27の端面30と衝撃緩衝部材
の端面31とが直接接するため、軸受圧入工程に
おける基台の端面と軸受部材の端面路の誤差量が
直接基台の位置バラツキになり、甚だしき場合デ
イスクのデータが読み込めない場合が発生する。
また、焼結含油軸受を軸受部材として用いる場
合、軸受端面と衝撃緩衝部材の端面が直接接して
いるため、長期間の動作中に軸受内のオイルが衝
撃緩衝部材に付着し、次第に軸受内の含油量が減
少することにより、軸受性能の劣化をきたす。ま
た、オイルの付着により、衝撃緩衝部材とガイド
軸との保持力が低下し、さらに基台が端で衝撃緩
衝部材を押圧して、軸受部材と衝撃緩衝部材との
接触面に油膜がはり、油膜の表面張力により基台
が端から離れるときに衝撃緩衝部材の位置ズレを
発生させ、その結果デイスクのデータが読み込め
ない場合がある。
本考案は上記問題点に鑑みて、簡単な構成で、
信頼性の高い検出器移動装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本考案の検出器
移動装置は、円盤状記録媒体上に記録された信号
を読み取る検出手段と、上記検出手段を載置し、
かつ少なくとも1ケ以上の軸受部材を固着した基
台と、上記検出手段を上記円盤状記録媒体の半径
方向に移動可能なごとく支持する支持手段と、少
なくとも1個以上の単極着磁されたマグネツト
と、上記マグネツトから発生する磁束の磁路を閉
じるごとく形成されたヨーク手段と、上記マグネ
ツトから発生する磁束と鎖交し、かつ通電するこ
とにより磁束の方向と略直角方向に移動可能なご
とく上記基台に配設された駆動コイル手段と、上
記軸受部材の外径より大きな内径を有する凹形状
の衝撃緩衝部材からなるという構成を備えたもの
である。
作 用 本考案は上記した構成によつて、基台に圧入固
着されている軸受部材の端面と衝撃緩衝部材の端
面とが直接接しないため、基台の端面と軸受部材
の端面路の誤差量による基台の位置バラツキがな
くなり、また、焼結含油軸受を軸受部材として用
いる場合でも、軸受端面と衝撃緩衝部材の端面が
直接接していないため、長期間の動作中に軸受内
のオイルが衝撃緩衝部材に付着し、軸受内の含油
量が減少することがない。また、軸受部材と衝撃
緩衝部材との接触面に油膜による衝撃緩衝部材の
位置ズレが発生しないため、軸受性能の低下をも
たらすことなく、かつ、基台の位置ズレ等の不安
定要素も省くことが出来る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第1図は本考案の検出器移動装置の主要
部を示す斜視図であり、1はコイル2をボビン3
に巻回した駆動コイル部であり、上記駆動コイル
部1とある間隙を有して一対の単極着磁されたマ
グネツト4,5が配設され、上記マグネツト4,
5は磁性材料から成るヨーク部材6,7に接着さ
れており、さらに矩形状のヨーク部材8,9を上
記一対のマグネツト4,5の間に配設してリニア
モータ部を構成している。ところで、上記ヨーク
部材6,7,8,9はベース部材10(一部のみ
図示)に固定されており、また上記駆動コイル部
1は光ピツクアツプ11を搭載した基台12に固
定されている。デイスク13の情報を読み取る上
記光ピツクアツプ11はレーザダイオード、光学
レンズ、光検出器(いずれも図示せず)等で構成
されている。上記基台12には、樹脂の軸受部材
14が固定されており、上記軸受部材14には導
電性材料からなる可撓性の接触片15が固着され
ている。また、上記接触片15と接触するごとく
抵抗変化型位置検出部材16が上記ベース部材1
0に固定されている。また、上記基台12には焼
結含油軸受部材17が固着されており、ガイド軸
A18、ガイド軸B19で位置規制されながら上
記基台12は矢印A方向に移動可能となつてい
る。ところで上記基台12に移動範囲は上記ベー
ス部材10の端部20,21で、上記ガイド軸A
18に取り付けられており、かつ基台12の移動
の際の端部での衝撃を緩和するために、材質がゴ
ムから成る2ケの衝撃緩衝部材22によつて規制
されている。第2図aは上記衝撃緩衝部材22の
拡大斜視図であり、第2図bは基台12の移動領
域の端部での本実施例の部分断面図である。基台
12に圧入固着されている上記衝撃緩衝部材22
は上記軸受部材17の端面23は軸受部材17の
圧入工程でわずかに基台12の端面24よりも突
出してしまうが、上記衝撃緩衝部材22は上記軸
受部材17の外径よりも大きくなる位置に接触面
があるため、軸受部材17に接触しなくて基台1
2の端面と接触している。このため軸受部材17
を基台12へ圧入する際のバラツキに依存しない
ため、基台12の端部での位置バラツキがなくな
りデータ読み込みエラー等を防ぐことができる。
また、衝撃緩衝部材22が上記軸受面23に直接
接しないため、軸受に含油されているオイルを長
期間使用中に減少させることもなく軸受性能の劣
化がない。さらに、軸受の初期摩耗を減少させる
ためにガイド軸A18にオイルを点滴させた場合
に、上記衝撃緩衝部材22とガイド軸A18との
保持力が低下しても上記衝撃緩衝部材22には第
2図aに示すように接触面には切り欠き部25が
形成されているため、オイルの表面張力による基
台12と衝撃緩衝部材22との吸着により、基台
12が移動する時に衝撃緩衝部材22がずれてし
まうことがなく、基台12の端部での位置ズレが
発生しないので、例えばCDのTOC領域(Table
of Contents……デイスクの中の記録時間、曲数
等のデータが入つている領域)のデータ読み込み
エラー等を防ぐことができる。
考案の効果 以上のように本考案は円盤状記録媒体上に記録
された信号を読み取る検出手段と、上記検出手段
を載置し、かつ少なくとも1ケ以上の軸受部材を
固着した基台と、上記検出手段を上記円盤状記録
媒体の半径方向に移動可能なごとく支持する支持
手段と、少なくとも1個以上の単極着磁されたマ
グネツトと、上記マグネツトから発生する磁束の
磁路を閉じるごとく形成されたヨーク手段と、上
記マグネツトから発生する磁束と鎖交し、かつ通
電することにより磁束の方向と略直角方向に移動
可能なごとく上記基台に配設された駆動コイル手
段と、上記軸受部材の外径より大きな内径を有す
る凹形状の衝撃緩衝部材からなることにより、基
台の端面と軸受部材の端面路の誤差量による基台
の位置バラツキがなくなり、また、焼結含油軸受
を軸受部材として用いる場合でも、軸受端面と衝
撃緩衝部材の端面が直接接していないため、長期
間の動作中に軸受内のオイルが衝撃緩衝部材に付
着し、軸受内の含油量が減少することがない。ま
た、軸受部材と衝撃緩衝部材との接触面に油膜に
よる衝撃緩衝部材の位置ズレが発生しないため、
軸受性能の低下をもたらすことなく、かつ、基台
の位置ズレ等の不安定要素を省くことが出来ると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の検出器移動装置を示
す斜視図であり、第2図a,bは本実施例の検出
器移動装置の主要部を示す斜視図および部分断面
図であり、第3図は従来例を示す部分断面図であ
る。 1……駆動コイル部、4,5……マグネツト、
6,7,8,9……ヨーク部材、12……基台、
17……軸受部材、18……ガイド軸A、19…
…ガイド軸B、22……衝撃緩衝部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円盤状記録媒体上に記録された信号を読み取
    る検出手段と、上記検出手段を載置し、かつ少
    なくとも1ケ以上の軸受部材を固着した基台
    と、上記検出手段を上記円盤状記録媒体の半径
    方向に移動可能なごとく支持する支持手段と、
    少なくとも1個以上の単極着磁されたマグネツ
    トと、上記マグネツトから発生する磁束の磁路
    を閉じるごとく形成されたヨーク手段と、上記
    マグネツトから発生する磁束と鎖交し、かつ通
    電することにより磁束の方向と略直角方向に移
    動可能なごとく上記基台に配設された駆動コイ
    ル手段と、上記軸受部材の外径より大きな内径
    を有する凹形状の衝撃緩衝部材を具備したこと
    を特徴とする検出器移動装置。 (2) 衝撃緩衝部材の上記軸受部材との接触面側に
    少なくとも1ケ所以上の切欠部を設けたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の検出器移動装置。
JP3461187U 1987-03-10 1987-03-10 Expired JPH0452853Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3461187U JPH0452853Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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JP3461187U JPH0452853Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63142065U JPS63142065U (ja) 1988-09-19
JPH0452853Y2 true JPH0452853Y2 (ja) 1992-12-11

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ID=30843331

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JPS63142065U (ja) 1988-09-19

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