JPH0452837Y2 - - Google Patents

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JPH0452837Y2
JPH0452837Y2 JP5979988U JP5979988U JPH0452837Y2 JP H0452837 Y2 JPH0452837 Y2 JP H0452837Y2 JP 5979988 U JP5979988 U JP 5979988U JP 5979988 U JP5979988 U JP 5979988U JP H0452837 Y2 JPH0452837 Y2 JP H0452837Y2
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JP
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tape guide
bearing
slope
shaft
lower flange
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JP5979988U
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JPH01165937U (ja
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Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はVTR、DATなどの回転ヘツド式磁
気記録再生装置におけるテープ走行経路内のテー
プガイドの高さ調整機構に関する。
(ロ) 従来技術 従来より、テープガイドの高さ調整機構として
は、例えば、第5図a,bおよび第6図a,bに
示すようなテープガイドの高さ調整機構が提供さ
れていた。
第5図a,bにおいて、20はテープガイド、
21はテープガイド20の軸、22は軸21に固
定したフランジ、23は軸21に固定した下フラ
ンジ、24は上フランジ22と下フランジ23間
に組み付けられた回動自在なガイドローラ、25
は下フランジ23に設けられたおねじ、26はテ
ープガイド20の軸21を固定するための軸受、
27は固定用ねじ、28は軸受26を取り付ける
ためのポールベースである。
このように構成したテープガイドの高さ調整機
構において、テープガイド20の高さを調整する
には、テープガイド20の軸21を軸受26の軸
孔(図示していない)に挿入し、更に、軸受26
に設けためねじ(図示していない)にテープガイ
ド20のおねじ25をドライバ29でねじこみテ
ープガイド20を所定の高さに調整後、固定用ね
じ27でテープガイド20を固定するようにした
ものである。
第6図a,bは軸31の下端部におねじ32を
形成し、軸受33に形成しためねじ(図示してい
ない)にテープガイド30のおねじ32をねじこ
みテープガイド30を所定の高さに調整後、固定
用ねじ34でテープガイド30を固定するように
したものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のものにおいては、軸2
1,31及び下フランジ23は加工精度、耐摩耗
性、剛性等が要求されるため、通常、ステンレス
鋼の中でも硬度の高いものを用いている。このた
め、ネジ切り加工においては、切削工具の消耗が
大となり、また、加工時間がかかるためコストア
ツプになるという欠点があつた。
また、第5図bに示すテープガイド20におい
ては、おねじ25を形成しているために軸受26
がテープガイド20の軸21を支える寸法が小と
なり、テープガイド20の直角度が得られないた
めに、軸受26の高さlを大としなければなら
ず、このためボールベース28の底面からのガイ
ドローラ24の高さが高くなるという欠点もあつ
た。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、安価でしかも微
調整の可能なテープガイドの高さ調整機構を提供
することにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案のテープガイドの高さ調整機構は、軸
に固定された上フランジと下フランジと上記2つ
のフランジ間に組み付けられたガイドローラとか
らなるテープガイドと、このテープガイドの軸を
固定するための軸受とからなるテープガイド固定
構造において、前記テープガイドの下フランジの
端面に斜面を形成すると共に、この斜面に対向す
る前記軸受の端面に斜面を形成したものである。
また、テープガイドの下フランジの端面に斜面
を形成すると共に、この斜面に対向する軸受の端
面に突起を形成したものである。
(ホ) 作用 この考案によれば、軸に固定された上フランジ
と下フランジと上記2つのフランジ間に組み付け
られたガイドローラとからなるテープガイドと、
このテープガイドの軸を固定するための軸受とか
らなるテープガイド固定構造において、テープガ
イドの下フランジの端面に斜面を形成すると共
に、この斜面に対向する軸受の端面に斜面を形成
したので、容易にテープガイドの高さを調整する
ことができる。しかも斜面を形成しているテープ
ガイドの高さ調整部と軸受の直径は大であるので
斜面の傾斜角度を適切に選べば、微調整も容易と
なる。
(ヘ) 実施例 この考案に係るテープガイドの高さ調整機構の
実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明する。
図中、1はテープガイド、2はテープガイド1
の軸、3は軸2に圧入して固定した上フランジ、
4は上フランジ3と同様に軸2に圧入して固定し
た下フランジ、5は上フランジ3と下フランジ4
間に組み付けられた回動自在なガイドローラ、6
は軸2と一体に形成した高さ調整部であつて、下
フランジ4が接しない面には斜面6aが形成され
ている。
7はポールベール、8はポールベース7に固定
した軸受、8aは軸受8の端面に形成して斜面、
9は固定ねじである。
このように構成したテープガイドの高さ調整機
構において、テープガイド1の高さ調整を行うに
は、まず、軸受8にテープガイド1の軸2を挿入
する際、テープガイド1のガイドローラ5の位置
がポールベース7より最も離れるように初期設定
し、固定ネジ9を、例えば、200g・cm程度のト
ルクで仮止めする。この状態においてドライバで
上フランジ3を回転させれば、高さ調整部6の斜
面6aと軸受8の斜面8aのためにテープガイド
1は徐々に下降し、最適位置へ導かれる。そし
て、最適位置で固定ねじを増し締めすればテープ
ガイド1は確実に固定される。
斜面6aと斜面8aの傾斜角の設定は、高さ調
整範囲の必要量によつて決定し、テープガイドを
180°回転して得られる落差内で高さ調整が完了す
る様に設定する。
また、斜面を形成している高さ調整部6と軸受
8の直径は大であるので斜面の傾斜角度を適切に
選べば、微調整も容易に行うことが出来る。
更に、従来のネジ式では下降させるときには右
廻しとなるが、左右どちらに回転しても下降させ
ることができるので作業手順を簡素化することが
出来る。
第3図及び第4図はこの考案の他の実施例であ
る。
第3図において、11はテープガイド、12は
テープガイドの下フランジであつて、下フランジ
12の端面には斜面12aが形成されている。
更に、軸受13には高さ調整用の突起13aが
形成されていて、軸受13に斜面を形成したと同
様な役割を有している。
(ト) 考案の効果 この考案によるテープガイドの高さ調整機構に
よれば、上述のように構成したので容易にテープ
ガイドの高さを調整することができる。
また、斜面を形成している高さ調整部と軸受の
直径は大であるので斜面の傾斜角度を適切に選べ
ば、微調整も容易に行うことが出来る。
テープガイドの回転方向は従来のネジ式と異な
り左右どちらに回転しても下降するので作業手順
を簡素化することが出来る。
更に、この高さ調整機構には高さ調整用のねじ
部がないので、軸受の長さ寸法を短くしても軸の
直角度を確保するために必要な軸受部の長さを確
保することができる。
そして、ねじ部がないので軸受鋼等の高硬度の
材料を軸に適用することも出来る。
しかも、構造が簡単であつて、また安価に構成
することができるため実施も容易である等の優れ
た特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案のテープガイドの
高さ調整機構の実施例を示し、第1図は組立図、
第2図はテープガイドの拡大図、第3図は他の実
施例を示すテープガイドの高さ調整機構の組立
図、第4図はテープガイドの他の実施例を示す拡
大図である。第5図aは従来のテープガイドの高
さ調整機構の組立図、第5図bは従来のテープガ
イドの拡大図、第6図aは従来のテープガイドの
高さ調整機構の他の実施例を示す組立図、第6図
bは従来のテープガイドの他の実施例を示す拡大
図である。 主要部分の符号の説明、1,11……テープガ
イド、2……軸、3……上フランジ、4,12…
…下フランジ、5……ガイドローラ、6……高さ
調整部、6a,12a……斜面、7……ポールベ
ース、8,13……軸受、8a……斜面、9……
固定ねじ、13a……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 軸に固定された上フランジと下フランジと上
    記2つのフランジ間に組み付けられたガイドロ
    ーラとからなるテープガイドと、このテープガ
    イドの軸を固定するための軸受とからなるテー
    プガイド固定構造において、 前記テープガイドの下フランジの端面に斜面
    を形成すると共に、この斜面に対向する前記軸
    受の端面に斜面を形成したことを特徴とするテ
    ープガイドの高さ調整機構。 2 テープガイドの下フランジの端面に斜面を形
    成すると共に、この斜面に対向する軸受の端面
    に突起を形成したことを特徴とするテープガイ
    ドの高さ調整機構。
JP5979988U 1988-05-07 1988-05-07 Expired JPH0452837Y2 (ja)

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JP5979988U JPH0452837Y2 (ja) 1988-05-07 1988-05-07

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JP5979988U JPH0452837Y2 (ja) 1988-05-07 1988-05-07

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Publication Number Publication Date
JPH01165937U JPH01165937U (ja) 1989-11-21
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