JPS5810767B2 - ヘッド傾き調整用機構 - Google Patents
ヘッド傾き調整用機構Info
- Publication number
- JPS5810767B2 JPS5810767B2 JP51019142A JP1914276A JPS5810767B2 JP S5810767 B2 JPS5810767 B2 JP S5810767B2 JP 51019142 A JP51019142 A JP 51019142A JP 1914276 A JP1914276 A JP 1914276A JP S5810767 B2 JPS5810767 B2 JP S5810767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- head
- adjusting screw
- adjustment mechanism
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテープレコーダのヘッドの傾きを調整するため
の調整用ねじの緩みを防止する機構およびその機構に使
用するための調整用ねじに関するものである。
の調整用ねじの緩みを防止する機構およびその機構に使
用するための調整用ねじに関するものである。
一般に、テープレコーダにおいては、特に高い周波数の
再生時にヘッドのギャップがテープ上の記録跡に対して
正確に合致していなければならないので、記録済み標準
テープを用いてそのような合致を確保するためにヘッド
の傾きを調整する必要がある。
再生時にヘッドのギャップがテープ上の記録跡に対して
正確に合致していなければならないので、記録済み標準
テープを用いてそのような合致を確保するためにヘッド
の傾きを調整する必要がある。
従って、このような調整を行なうことができるようにす
るために、従来においては、ヘッドを取付けた取付板の
一端部を固定ねじて固定しかつ他端部を、それの下面と
ヘッド担持用摺動板上に設けられた取付台の上面との間
にコイルばねを配置し、そのばねの内側においてそれの
軸線方向に延長した調整ねじを前記取付台上に設けられ
た雌ねじ部に螺入し、それによって調整用ねじを調整自
在に固定する構成が採られていた。
るために、従来においては、ヘッドを取付けた取付板の
一端部を固定ねじて固定しかつ他端部を、それの下面と
ヘッド担持用摺動板上に設けられた取付台の上面との間
にコイルばねを配置し、そのばねの内側においてそれの
軸線方向に延長した調整ねじを前記取付台上に設けられ
た雌ねじ部に螺入し、それによって調整用ねじを調整自
在に固定する構成が採られていた。
しかしながら、このような従来の構成では、使用しうる
ばねの寸法に限界があるため、調整用ねじが伺らかの原
因によって緩められようとした場合、そのばねの反発力
によって調整ねじのそのような緩みを完全に防止するこ
とができなかった。
ばねの寸法に限界があるため、調整用ねじが伺らかの原
因によって緩められようとした場合、そのばねの反発力
によって調整ねじのそのような緩みを完全に防止するこ
とができなかった。
それがために、そのような緩みを完全に防止せんがため
には調整ねじと前記雌ねじとに例えばペイント、スクリ
ュウワックス(商品名)等を付着せしめる等の補助的な
緩み止め手段を施すことを余儀なくされていた。
には調整ねじと前記雌ねじとに例えばペイント、スクリ
ュウワックス(商品名)等を付着せしめる等の補助的な
緩み止め手段を施すことを余儀なくされていた。
しかも、そのような補助手段を用いたとしても、調整ね
じを数回調整すると、その補助的手段の効果がなくなっ
てしまうという難点があった。
じを数回調整すると、その補助的手段の効果がなくなっ
てしまうという難点があった。
従って、本発明は上述のごとき難点を効果的に回避しう
るようになされたヘッドの傾き調整用ねじの緩みを防止
する機構およびその機構に使用しうる調整用ねじを提供
するものである。
るようになされたヘッドの傾き調整用ねじの緩みを防止
する機構およびその機構に使用しうる調整用ねじを提供
するものである。
以下図面を参照して本発明の実施例につき説明しよう。
本実施例による機構においては、第1図に示されている
ような調整用ねじ1を使用しうる。
ような調整用ねじ1を使用しうる。
従って、第2図に示されている機構について説明する前
に、この調整用ねじ1について説明しておこう。
に、この調整用ねじ1について説明しておこう。
この調整用ねじ1は、通常のごとくドライバーの先端を
入れてそれを回転しうるようにするためにドライバー係
合用溝2を上面に形成された頭部3と、第2図に示され
ているようにヘッド10が取付けられている取付板11
の一端部に形成されたU字状穴12に嵌入しうるように
なされた軸部4と、取付板11のU字状穴12に対する
軸部4の嵌入を許容しうる程度の間隙gを頭部3との下
面との間に確保できるようにして設けられたフランジ部
5と、前記軸部4から一体的に延長しているねじ部6と
よりなっている。
入れてそれを回転しうるようにするためにドライバー係
合用溝2を上面に形成された頭部3と、第2図に示され
ているようにヘッド10が取付けられている取付板11
の一端部に形成されたU字状穴12に嵌入しうるように
なされた軸部4と、取付板11のU字状穴12に対する
軸部4の嵌入を許容しうる程度の間隙gを頭部3との下
面との間に確保できるようにして設けられたフランジ部
5と、前記軸部4から一体的に延長しているねじ部6と
よりなっている。
この場合、フランジ部5は軸部4と一体的に形成されて
もよく、あるいはそこに適当な方法により回転方向に非
可動となるような態様で嵌合せしめてもよい。
もよく、あるいはそこに適当な方法により回転方向に非
可動となるような態様で嵌合せしめてもよい。
後者の場合には、ある程度のかだまたは軸線方向の変位
は許容される。
は許容される。
次に、第2図を参照して、上述した調整用ねじ1を使用
した本発明による調整用ねじ緩み防止機構の一例につい
て説明しよう。
した本発明による調整用ねじ緩み防止機構の一例につい
て説明しよう。
13はベンド担持用摺動板(図示せず)上に設けられた
取付台であり、14は取付台13上に設けられた雌ねじ
部である。
取付台であり、14は取付台13上に設けられた雌ねじ
部である。
取付板11の一端部は適当なスリーブ15を介して取付
台13上に固定ねじ16によって固定される。
台13上に固定ねじ16によって固定される。
取付板11の他端部には前述したように通常の態様で該
端部の端面で開放したU字状穴12が形成されている。
端部の端面で開放したU字状穴12が形成されている。
本発明による調整用ねじ1はそれの軸部4を取付板11
のU字状穴12に嵌入され、かつそのねじ1のフランジ
部5(!:取付台13とのあいだに弾発的に配置された
コイルはね17にねじ部6を挿通せしめて該ねじ部6を
雌ねじ部14に螺入される。
のU字状穴12に嵌入され、かつそのねじ1のフランジ
部5(!:取付台13とのあいだに弾発的に配置された
コイルはね17にねじ部6を挿通せしめて該ねじ部6を
雌ねじ部14に螺入される。
この場合、コイルはね17はそれの螺旋方向が調整用ね
じ1のねじ部6の螺旋方向に対して逆関係となるように
して上述のごとくフランジ部5と取付台13のような適
当な固定部との間に配置されることに特に注目すべきで
ある。
じ1のねじ部6の螺旋方向に対して逆関係となるように
して上述のごとくフランジ部5と取付台13のような適
当な固定部との間に配置されることに特に注目すべきで
ある。
上述の構成によれば、調整用ねじ1を調整することによ
ってヘッド10の傾きを自由に調整することができ、し
かもたとえ調整用ねじ1が何らかの原因によって緩めら
れようとしても、それに対抗する方向に即ちその緩みを
阻止する方向にコイルはね17が作用し、それによって
調整用ねじ1のそのような緩みは完全に防止される。
ってヘッド10の傾きを自由に調整することができ、し
かもたとえ調整用ねじ1が何らかの原因によって緩めら
れようとしても、それに対抗する方向に即ちその緩みを
阻止する方向にコイルはね17が作用し、それによって
調整用ねじ1のそのような緩みは完全に防止される。
また、本発明によれば、冒頭に述べたような補助的な手
段も不要であり、かつ緩みの防止を主としてコイルはね
17によって行なっているので、ねじ1の螺入圧が小さ
くてすみ、従って調整が容易である等の優れた作用効果
を奏しうるものである。
段も不要であり、かつ緩みの防止を主としてコイルはね
17によって行なっているので、ねじ1の螺入圧が小さ
くてすみ、従って調整が容易である等の優れた作用効果
を奏しうるものである。
第1図は本発明による調整用ねじの一例を示す冊立面図
、第2図は本発明によるヘッド傾き調整機構の一例を示
す概略的な冊立面図である。 1・・・・・・調整用ねじ、2・・・・・・ドライバー
係合用溝、3・・・・・・頭部、4・・・・・・軸部、
5・・・・・・フランジ部、6・・・・・・ねじ部、1
0・・・・・・ヘッド、11・・・・・・取付板、12
・・・・・・U字状穴、13・・・・・・取付台(固定
部)、14・・・・・・雌ねじ部、15・・・・・・ス
リーブ、16・・・・・・固定ねじ、17・・・・・・
コイルばね。
、第2図は本発明によるヘッド傾き調整機構の一例を示
す概略的な冊立面図である。 1・・・・・・調整用ねじ、2・・・・・・ドライバー
係合用溝、3・・・・・・頭部、4・・・・・・軸部、
5・・・・・・フランジ部、6・・・・・・ねじ部、1
0・・・・・・ヘッド、11・・・・・・取付板、12
・・・・・・U字状穴、13・・・・・・取付台(固定
部)、14・・・・・・雌ねじ部、15・・・・・・ス
リーブ、16・・・・・・固定ねじ、17・・・・・・
コイルばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一側において固定部に固定され、他側において調整
用ねじにより前記固定部に対して調整可能に取付けられ
たヘッド取付板を有するテープレコーダのヘッド傾き調
整用機構において、 前記調整用ねじにそれと一緒にのみ回動しうるフランジ
部が設けられており、かつ前記調整用ねじを包囲しかつ
それとは逆の螺旋方向を有するコイルばねが両端を前記
フランジ部と前記固定部にそれぞれ係合せしめられてそ
れら間に配置されていることを特徴とするテープレコー
ダのヘッド傾き調整用機構。 2、特許請求の範囲第1項記載のヘッド傾き調整用機構
において、前記フランジ部が前記調整用ねじと一体であ
る前記ヘッド傾き調整用機構。 3 特許請求の範囲第1項記載のヘッド傾き調整用機構
において、前記フランジ部が前記ねじとは別体である前
記ヘッド傾き調整用機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51019142A JPS5810767B2 (ja) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | ヘッド傾き調整用機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51019142A JPS5810767B2 (ja) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | ヘッド傾き調整用機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52102018A JPS52102018A (en) | 1977-08-26 |
JPS5810767B2 true JPS5810767B2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=11991194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51019142A Expired JPS5810767B2 (ja) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | ヘッド傾き調整用機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810767B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55114035U (ja) * | 1979-02-06 | 1980-08-11 | ||
JP2003082725A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水配管構造、サドル継手 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115922U (ja) * | 1975-03-17 | 1976-09-20 |
-
1976
- 1976-02-24 JP JP51019142A patent/JPS5810767B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52102018A (en) | 1977-08-26 |
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