JPH0452558Y2 - - Google Patents

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JPH0452558Y2
JPH0452558Y2 JP1986063917U JP6391786U JPH0452558Y2 JP H0452558 Y2 JPH0452558 Y2 JP H0452558Y2 JP 1986063917 U JP1986063917 U JP 1986063917U JP 6391786 U JP6391786 U JP 6391786U JP H0452558 Y2 JPH0452558 Y2 JP H0452558Y2
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JP
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air
tank body
tank
space
wall
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JP1986063917U
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JPS62194294U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、空気圧シリンダや噴射ノズルなどの
空気圧機器などに供給される圧力エアー(圧縮空
気)を一時滞留させておくためのエアータンクに
関する。
(従来技術) この種エアータンクの一例として実開昭61−
44218号公報に記載の考案がある。これは、タン
ク本体の内部に隔壁を設けることにより、該タン
ク本体の内部を左右2つの空所に区切り、該両空
所を配管により互いに連通させ、一方の空所に突
設したエアー流入口にフイルターを取付けると共
に、他方の空所にエアー取付口を設け、各空所に
ドレン流出口をそれぞれ設けている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成によれば、他方の空所に連通するエア
ー取出口に取付けた機器を作動させて、該他方の
空所内の圧力エアーを抜くと、その他方の空所に
配管を介して一方の空所から圧力エアーが補充さ
れるようになつているが、上記配管の断面積が両
空所の断面積に比べて極めて小さいため、上記エ
アー取出口に複数の機器を接続し、その各機器が
一斉に作動した場合には、左側空所から右側空所
への圧力エアーの補充が追いつかず、一時的にエ
アー供給量が不足し、作動不良を起こす恐れがあ
る。
従つて、他方の空所のエアー容量を大きくする
必要があり、当然、エアータンクが大型化し、製
作費が高くなる。
また、一方の空所に連通するエアー流入口に取
付けたフイルターで圧力エアーを濾過するだけで
あるから、そのエアー濾過能力が比較的短時間で
低下しやすく、当然、フイルターを頻繁に交換す
る必要があり、メンテナンスに手間がかかる。
更に、タンク本体内に空所が左右に設けられて
おり、所謂横型タイプであるから、各空所にドレ
ン流出口をそれぞれ設ける必要があり、しかも、
前述したように、空所どうしをつなぐ配管が必要
であるから、構造が複雑になり、製作費が高くな
る。
本考案は、上記問題に鑑み、エアー不足による
作動不良がおこる恐れがなく、小型で、エアー濾
過能力を長期にわたつて維持でき、しかも構造が
簡単で安価に製作することができるエアータンク
を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、タンク
本体1の内部に少なくとも上下2段にわたつて隔
壁2,3を設けることにより、該タンク本体1の
内部を少なくとも上下3つの空所8,15,5に
区切り、各隔壁に上下に貫通する複数個の金属製
フイルター4を取付け、最下段隔壁3に区切られ
た下部空所5に連通してタンク本体側壁1aにエ
アー流入口6を、またタンク本体底壁1bにドレ
ン流出口7をそれぞれ設け、最上段隔壁2に区切
られた上部空所8に連通してタンク本体上壁1c
に複数個のエアー取出口9を設けてなる構成を採
用するものである。
(作用) エアー流入口6よりタンク本体1の下部空所5
に流入した圧力エアーは各隔壁2,3に設けられ
た金属製フイルター4を通つて上部空所8に送り
込まれ、これに連通する複数個のエアー取出口9
及びこれらにつながれる各分岐管を通つて各空気
圧機器に送り出されるが、この場合タンク本体1
内には、例えば30の圧力エアーが常時滞留され
ると共に、タンク本体1内を通過するとき、圧力
エアーは少なくとも上下2段に設けられた隔壁
2,3と金属製フイルター4に衝接してこれら水
滴を付着させ、これがタンク本体底壁1bに滞留
し、必要に応じてドレン流出口7より放出され、
また圧力エアーは金属製フイルター4に濾過され
てごみなどの異物が除去される。
したがつて圧力エアーはこのタンク本体1内に
常時一定量滞留されているため、これにつながれ
る複数個の空気圧機器が一斉に作動してもタンク
本体内の圧力エアーが即座に供給されるため、供
給不足による作動不良を起こすことがない。また
同時に圧力エアーはこのタンク本体1内において
水分が分離され、且つ濾過されるため、空気圧機
器を損傷することがない。
(実施例) 第1図において、1は例えば7Kgf/cm2Gの圧
力を有する圧力エアーを30常時滞留させておく
ことが可能な耐圧製のタンク本体で、10は圧力
エアー供給源からの圧力エアーをタンク本体1内
に送り込むための主管、11はタンク本体1から
各空気圧機器に圧力エアーを供給るするための分
岐管、12はタンク本体1内に滞留した水(ドレ
ン)を放出するためのドレン管、13は開閉弁を
有する圧力ゲージ、14は安全弁である。
第2図において、タンク本体1内には、上下2
段にわたつて隔壁2,3が固着され、これによつ
て本体内部を上、中、下の各空所8,15,5に
区切つている。各隔壁2,3には上下に貫通して
金属製フイルター4,4が固着されており、該フ
イルター4は第3図に示すように金属製筒体4a
の内部にステンレスなどの金属製繊維4bが充填
され、その上下を金属製有孔蓋4cとスナツプリ
ング4dによつて止着された構造よりなり、圧力
エアーが金属製繊維4bを通過することによつて
これに水滴が付着すると共に濾過されることにな
る。タンク本体1の下部空所5に連通してタンク
本体側壁1aにエアー流入口6が設けられ、また
タンク本体底壁1bにはドレン流出口7が設けら
れている。さらにタンク本体1の上部空所8に連
通してその上壁1cには複数個、例えば6〜7個
のエアー取出口9が設けられ、これら各エアー取
出口9は各空気圧機器の必要とする単位供給量に
合わせて異なつた口径に形成されることが好まし
く、また本考案によればそれが可能であり、従来
の分配管では不可能であつた。そしてエアー流入
口6、ドレン流出口7及びエアー取出口9には例
えばユニオン継手16によつて主管10、ドレン
管12及び分岐管11がつながれる。17は支脚
である。
(効果) 本考案によれば、タンク本体内の各空所が複数
個のフイルターを介して互いに直接的に連通され
ており、上部空所に連通するエアー取出口に接続
した複数の機器を一斉に作動させた場合でも、そ
の上部空所に下側の空所から各フイルターを通し
て圧力エアーを円滑に補充することができ、エア
ー供給不足による作動不良が起こる恐れがない。
従つて、上部空所のエアー容量を大きくする必
要がなく、当然、エアータンクの小型化を図るこ
とができ、製作費を安くできる。
また、少くとも上下2段にわたつて設けられた
隔壁に複数個のフイルターを取付けており、その
多数のフイルターで圧力エアーを複数回にわたつ
て濾過するようになつているから、エアー濾過能
力を長期にわたつて維持することができ、フイル
ターの交換回数も少なくてすみ、メンテナンスに
手間がかからない。
更に、タンク本体内に空所が上下に設けられて
おり、所謂縦型タイプであるから、各空所内から
ドレンを排出するためのドレン流出口をタンク本
体底壁に1つ設けるだけでよく、しかも各空所ど
うしをつなぐ配管等が一切不要であるから、構造
が簡単で、安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同縦断正面図、第3図は同要部の一部切欠斜視図
である。 1……タンク本体、1a……タンク本体側壁、
1b……タンク本体底壁、1c……タンク本体上
壁、2,3……隔壁、4……金属製フイルター、
5……下部空所、6……エアー流入口、7……ド
レン流出口、8……上部空所、9……エアー取出
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク本体の内部に少なくとも上下2段にわた
    つて隔壁を設けることにより、該タンク本体の内
    部を少なくとも上下3つの空所に区切り、各隔壁
    に上下に貫通する複数個の金属製フイルターを取
    付け、最下段隔壁に区切られた下部空所に連通し
    てタンク本体側壁にエアー流入口を、またタンク
    本体底壁にドレン流出口をそれぞれ設け、最上段
    隔壁に区切られた上部空所に連通してタンク本体
    上壁に複数個のエアー取出口を設けてなるエアー
    タンク。
JP1986063917U 1986-04-26 1986-04-26 Expired JPH0452558Y2 (ja)

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JPS62194294U JPS62194294U (ja) 1987-12-10
JPH0452558Y2 true JPH0452558Y2 (ja) 1992-12-10

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ID=30899591

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6017986B2 (ja) * 2013-02-14 2016-11-02 トヨタ自動車株式会社 タンクアッセンブリーと燃料電池システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144218B2 (ja) * 1981-02-06 1986-10-01 Hitachi Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6144218B2 (ja) * 1981-02-06 1986-10-01 Hitachi Ltd

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JPS62194294U (ja) 1987-12-10

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