JPH0452339B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0452339B2
JPH0452339B2 JP24978284A JP24978284A JPH0452339B2 JP H0452339 B2 JPH0452339 B2 JP H0452339B2 JP 24978284 A JP24978284 A JP 24978284A JP 24978284 A JP24978284 A JP 24978284A JP H0452339 B2 JPH0452339 B2 JP H0452339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
floor
bundle
vibration isolating
vibration isolator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24978284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61130554A (ja
Inventor
Hideo Tsucha
Teruya Tazawa
Hideo Kobayashi
Yasuki Noda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP24978284A priority Critical patent/JPS61130554A/ja
Publication of JPS61130554A publication Critical patent/JPS61130554A/ja
Publication of JPH0452339B2 publication Critical patent/JPH0452339B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアクセス床の防振免震構造に係るもの
である。
(従来の技術) 第6図及び第7図は前面層流の空調形状による
従来のアクセス床構造を示し、床版a上に立設さ
れた束材bとH形鋼等より構成された根太cとを
ボルトで接合し、根太c上にアルミニウム鋳造版
等よりなるアクセス床板dを敷設して構成されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて前記従来の床構造においては床版からの
空調機振動、微小地震による床位置の振動がアク
セス床版上で増大し、アクセス床板上に設置され
る精密機器によつてはその使用が不可能になる場
合がある。
またアクセス床内の面内剛性が小さいため、ア
クセス床に設置される機器重量によつて束材の固
有振動数が大きく変化する。換言すればアクセス
床の振動量は機器の配置により、場所によつて大
きく異つてくる。このことはアクセス床の防振対
策上、更には地震対策上、大きな問題となつてい
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、床版上に立設された束材
の上端に、同束材外周を包覆する水平方向防振材
と同防振材上に重層された上下方向防振材とより
なる防振部材を装着し、同防振部材を縦貫する締
付ボルトを介して、同防振材上に配設された床梁
支持部材を、接触面が滑面に形成されたワツシヤ
が中間に介在するように締結してなることを特徴
とする防振免震束構造に係るものである。
(作用)及び(発明の効果) 本考案においては前記したように、床版上に立
設された束材の上端に、同束材外周を包覆する水
平方向防振材と、同防振材上に重層された上下方
向防振材とよりなる防振部材が装着されているの
で、床版に伝播される空調機による振動のアクセ
ス床への伝播が防止される。
また精密機器の重量や機器の嫌う振動数を考慮
して、水平方向及び上下方向各防振材のバネ定
数、減衰を各々に選定することにより、機器+束
材系の固有振動数、減衰を変えることができ、ア
クセス床の空調機などによる振動量を低減するこ
とができる。
従つて工場の製造ライン、検査機器の仕様の変
更や空調機の変更などに対して、工場の床(アク
セス床)全体を変更することなく、束材の特性を
変更することにより上記事項を満足することがで
きる。
また本発明においては前記束材の上端に装着さ
れた防振部材を縦貫する締付ボルトを介して、同
防振部材に配設された床梁支持部材を、接触面が
滑面に形成されたワツシヤが中間に介在するよう
に締結したので、前記締付ボルトの締付力を調整
することによつて、アクセス床の辷り荷重を制御
できるので、有効な免震効果が挙げられる。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
1は上端外周に雄ねじ部を有するパイプ製の束
材で、下端部の水平基盤1aが床版2にアンカー
ボルト3を介して固定されている。図中4は均ら
しモルタルである。
前記束材1の上端部には予め製作された防振部
材が装着される。同防振部材はゴム、シリコン等
の粘弾性体5aの中心に鋼製の雌ねじ筒5bが一
体に碇着された水平方向防振材5の上部に、ゴ
ム、シリコン等の粘弾性体6aの下面に水平鋼板
6bが一体に碇着された上下方向防振材6を重層
固着し、前記両防振材5,6に同各防振材保護用
の上面がフツ素樹脂加工を施されて滑面に形成さ
れた冠帽体7を嵌着し、中心位置に長尺の締付ボ
ルト8を縦貫するとともに、ボルト頭部を前記水
平鋼板6aに溶着して構成されている。
而して前記防振部材における水平方向防振材5
の雌ねじ筒5bを束材1の上端雄ねじ部に螺着し
て同束材1に防振部材を取付ける。図中9は前記
束材1に螺装され、防振部材を所定の高さに固定
するナツトである。
更に、防振部材の冠帽帽体7上に上端面が開放
され、下面中央に開口部を有する正角錐台状の床
梁支持部材10をセツトするとともに、同部材1
0の下面と前記冠帽体7との間に下面がフツ素樹
脂加工を施されて滑面に形成された座金11をセ
ツトし、同座金11及び前記床梁支持部材10の
下面開口部に亘つて前記締付ボルト8を貫通して
ナツト12によつて緊締し、床梁支持部材10を
固定する。
同床梁支持部材10の傾斜面にH形鋼の根太梁
13をボルト14で固定し、同根太梁13上にア
クセス床板15を敷設する。
またクリーンルーム内の間仕切壁(図示せず)
を床梁支持部材10に上端開放部より差込んで、
アクセス床を完成する。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、床版2に伝達される空調機の振動のアクセ
ス床への伝播が前記水平方向防振材5及び上下方
向防振材6によつて防止される。また精密機器の
重量や機器の嫌う振動数を考慮して水平方向防振
材5及び上下方向防振材6のバネ定数、減衰を
各々に選択することにより、機器+束材の固有振
動数、減衰を変えることができ、アクセス床の空
調機等による振動量を低減することができる。更
にまた締付ボルト8の締付力を変えることによつ
てアクセス床の辷り荷重を制御し、有効な免震効
果を挙げることができる。
また正角錐台状の床梁支持部材10はその上端
開放部より間仕切壁を挿入できるように構成され
ているので、間仕切壁を防振、免震効果を考えた
固定ができるので、建屋内に有効な利用空間を仕
切ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防振免震束構造の一実施
例を示す縦断面図、第2図、第3図、第4図及び
第5図は夫々第1図の矢視−図、矢視−
図、矢視−図、及び矢視−図、第6図及
び第7図は夫々従来のアクセス床構造を示す縦断
面図である。 1……束材、2……床版、5……水平方向防振
材、6……上下方向防振材、8……締付ボルト、
10……床梁支持部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 床版上に立設された束材の上端に、同束材外
    周を包覆する水平方向防振材と同防振材上に重層
    された上下方向防振材とよりなる防振部材を装着
    し、同防振部材を縦貫する締付ボルトを介して、
    同防振材上に配設された床梁支持部材を、接触面
    が滑面に形成されたワツシヤが中間に介在するよ
    うに締結してなることを特徴とする防振免震束構
    造。
JP24978284A 1984-11-28 1984-11-28 防振免震束構造 Granted JPS61130554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24978284A JPS61130554A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 防振免震束構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24978284A JPS61130554A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 防振免震束構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130554A JPS61130554A (ja) 1986-06-18
JPH0452339B2 true JPH0452339B2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=17198145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24978284A Granted JPS61130554A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 防振免震束構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61130554A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2617134B2 (ja) * 1989-08-22 1997-06-04 清水建設株式会社 制振フロアー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61130554A (ja) 1986-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3691712A (en) Damping system
KR101712803B1 (ko) 내진기능을 갖는 천장용 행거장치
KR101832706B1 (ko) 물탱크용 상하조절용 내진건식패드
US4039050A (en) Damping system
KR101843963B1 (ko) 내진용 물탱크의 기초패드장치
KR101924172B1 (ko) 크린룸 시스템 천정의 내진 보강구조
JPH09250193A (ja) 建造物用外壁体の支持装置および建造物用外壁体の免震方法
JP4355302B2 (ja) 浮き床式制振構造
JPH0452339B2 (ja)
WO2007032300A1 (ja) 制振壁パネル
JP4419218B2 (ja) 柱梁接合部のエネルギー吸収構造
JPH0610034Y2 (ja) 防振二重床構造
KR0154107B1 (ko) 건축물의 마루구조
Fujita et al. Shake table tests on three-dimensional vibration isolation system comprising rubber bearing and coil springs
JP2006016910A (ja) クリーンルームにおける機器の設置構造
JP2021070911A (ja) 鉄骨階段構造
JP3074572B2 (ja) 低荷重構造体の免震支持構造
JP6641970B2 (ja) ユニット型減震装置および該ユニット型減震装置を備えた防振架台
JP7351732B2 (ja) 建物の制振機構
JPH0452323Y2 (ja)
KR100442909B1 (ko) 진동 절연용 억세스 플로어 조립체
EP4170102A1 (en) Modular structure for houses
JPS628265Y2 (ja)
JPS6332256Y2 (ja)
JPS6332278Y2 (ja)