JPH0452272A - 蒸着装置の蒸着物除去装置 - Google Patents

蒸着装置の蒸着物除去装置

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Publication number
JPH0452272A
JPH0452272A JP16356890A JP16356890A JPH0452272A JP H0452272 A JPH0452272 A JP H0452272A JP 16356890 A JP16356890 A JP 16356890A JP 16356890 A JP16356890 A JP 16356890A JP H0452272 A JPH0452272 A JP H0452272A
Authority
JP
Japan
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film thickness
vapor
target
correcting plate
correction plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP16356890A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Okamura
康一郎 岡村
Hideo Ichimura
英男 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0452272A publication Critical patent/JPH0452272A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、蒸着装置の蒸着物除去装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
まず、本発明の従来技術について、本発明の一実施例を
示す第1図を用いて説明する。
従来の蒸着装置においては、第1図に示すような、円筒
形状を有し、蒸着物質からなるターゲット1にレーザ光
線等のエネルギー容量の高い加熱源ビームを照射するこ
とにより、ターゲットをスポット加熱して、蒸着物質の
蒸気を発生させている。このとき、ターゲット1は回転
しながら、図中のX方向に往復運動するようにしており
、これにより、ターゲットの一点のみがやせることなく
蒸着が連続的に進行する。
そして、このようにして発生した物質蒸気は膜厚補正板
5によりその膜厚が均一になるように被蒸着物4上に蒸
着される。
ところで、従来はこの膜厚補正板に付着する蒸着物をそ
の都度掃除しており、膜厚補正板に付着力減少用にコー
ティング(テフロン、二硫化モリブデン、マイカなど)
を施して付着除去の簡易化などが施されている程度であ
った。
あるいは、特開昭57−210973号公報に示される
ように、剥離可能な多層に積層された防着板を設けたも
のもある。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の付着力減少用コーティングあるいは剥離可能な多
層に積層した防着板では長時間の成膜で膜厚分布に影響
を及ぼすほどにWIW−補正板に堆積がすすみ、頻繁に
真空解除、メンテナンス、真空減圧を実施する必要があ
り、装置の稼働率、生産性やメンテナンスの頻繁さなど
の問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、連続長時間の稼働、生産をメンテナンス不要
で実施することができる蒸着装置の蒸着物除去装置を得
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る蒸着装置の蒸着物除去装置は、ターゲッ
ト移動機構に蒸着物の除去機構の外力発注ローラを設置
することにより、ターゲットの動作に追従し、膜厚補正
板上を移動しながら弾性変形を与え、膜厚補正板に付着
する1着物の除去機能を持たせたものである。
〔作用〕
この発明における蒸着装置の蒸着物除去装置は、ターゲ
ット移動機構に追従動作する外力発生ローラにより膜厚
補正板に外力を与えて変形させることにより、膜厚補正
板と膜厚補正板に付着している蒸着物の境界面からの剥
離、および蒸着物(脆性物)の破壊を促すことにより蒸
着物の除去を行う。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図、第2図は本発明の一実施例による蒸着装置の蒸
着物除去装置を示し、図において、1は蒸着物母材のタ
ーゲット、2はターゲラ)1を蒸発させるための加熱源
ビーム、3は加熱源ビーム2によりターゲット1から蒸
発された粒子、4は蒸発された粒子3を蒸着せしめる被
蒸着物、5はターゲット1と被蒸着物4との間に位置し
、第1図のように二辺端を固定して配置された膜厚補正
板、6は膜厚補正板5に堆積した蒸着物、7は堆積した
蒸着物6を除去するための、ターゲットの移動部と一体
の外力発生ローラである。
次に動作について説明する。
ターゲット1は加熱ビーム2の照射を受けることにより
法線方向Zに膜厚分布をもった蒸発粒子3を広範囲に飛
散させ、膜厚補正板5を第2図のように一方向に通過中
の被蒸着物4上に蒸着されるが、同じように膜厚補正板
5上にも蒸着され、長時間蒸着におよぶと蒸着領域内以
上に突出して膜厚分布に影響を与える。
この膜厚分布に与える影響を防ぐため加工室内に設置し
た外力発生ローラ7により膜厚補正板5に局所的な薄板
の曲げ変形を弾性変位内で発生させ、膜厚補正板5と堆
積した蒸着物6の境界面からの剥離、および堆積した蒸
着物6の破壊を促すことにより膜厚分布に影響を与える
蒸着物6を除去する。
なお、外力発生ローラフの動作は図には示していないが
、一定あるいは変動荷重を加えることができる。
なお、上記実施例ではカバー、膜厚補正板に外力発生装
置により変形を与えているが、カバー膜厚補正板上にゴ
ムのようなシートを覆わせてシート自体の変形で行って
も良い。
なお、上記実施例の外力発生ローラはターゲット移動部
と一体で示したが、別個駆動源を用い適当なタイミング
で動作をさせても良い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る蒸着装置の蒸着物除去装
置によれば、加工室内に外力発生ローラの蒸着物除去機
構を設置することにより蒸着物を除去することが簡単に
行え、長時間の膜厚均一の安定性の向上ならびに長時間
の連続成膜を可能とする効果があり、メンテナンス頻度
の大幅な減少が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による蒸着物除去方法を示
す平面図、第2図は第1図の側面図である。 図において、1はターゲット、2は加熱源ビーム、3は
蒸発された粒子、4は被蒸着物、5は膜厚補正板、6は
堆積した蒸着物、7は外力ローラである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱ビーム固定機構およびターゲット移動機構を
    有し、蒸着物母材のターゲットにエネルギー容量の高い
    加熱源ビームを照射して蒸発粒子を飛散せしめ、被蒸着
    物を連続的に移動させて膜厚補正板により膜厚の均一化
    を行う蒸着装置において、 膜厚補正板に付着、堆積して膜厚分布に影響を与える蒸
    着物の除去を膜厚補正板にターゲット移動機構と連動し
    て動作する外力発生ローラで弾性的変形を与えることに
    より膜厚補正板に蒸着された蒸着物の除去を行うことを
    特徴とする蒸着装置の蒸着物除去装置。
JP16356890A 1990-06-20 1990-06-20 蒸着装置の蒸着物除去装置 Pending JPH0452272A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100740537B1 (ko) * 2005-12-01 2007-07-19 주식회사 진광화학 솔벤트 잉크젯 프린팅 배너원단용 수용성 코팅조성물 및이를 이용한 배너원단

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100740537B1 (ko) * 2005-12-01 2007-07-19 주식회사 진광화학 솔벤트 잉크젯 프린팅 배너원단용 수용성 코팅조성물 및이를 이용한 배너원단

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