JPH0452197Y2 - - Google Patents

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JPH0452197Y2
JPH0452197Y2 JP4430886U JP4430886U JPH0452197Y2 JP H0452197 Y2 JPH0452197 Y2 JP H0452197Y2 JP 4430886 U JP4430886 U JP 4430886U JP 4430886 U JP4430886 U JP 4430886U JP H0452197 Y2 JPH0452197 Y2 JP H0452197Y2
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JP
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suction
suction belt
paper sheets
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subchamber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は郵便物等の様々な寸法の紙葉類を送り
出す機械に関し、特にサクシヨンベルト方式によ
る紙葉類の供給装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の供給装置は、第2図aのように
供給基板上にブロア等の空気吸引装置に連結され
たメインチヤンバが固定され、それぞれのチヤン
バの前面には、吸引孔を有する板が取付けられ、
メインチヤンバにはその前面板の吸引孔に対応す
る穴を有するサクシヨンベルトが前面板の表面上
を接触して駆動される。メインチヤンバの吸引孔
がサクシヨンベルトの穴と一致したとき、サクシ
ヨンベルトの前に置かれた紙葉類はサクシヨンベ
ルトに吸着され搬送される。サブチヤンバは、メ
インチヤンバの下方、紙葉類の搬送方向の逆側に
位置して、2枚目をその前面板に吸着保持するこ
とにより、サクシヨンベルトにより搬送される1
枚目につられて次の紙葉類が多重送りされるのを
防ぐ。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の供給装置は、サクシヨンベルト
がかかるメインチヤンバとサブチヤンバとの位置
や間隔が固定されているため、長い紙葉類と短い
紙葉類両方を処理するうえで次のような欠点があ
る。郵便物を処理する機械で説明すると、通常こ
の種の機械の供給部は、長手方向において140mm
〜235mmの範囲の郵便物を扱うが、もしそれ以上
の長さの郵便物を供給した場合第2図bに示すよ
うになる。サクシヨンベルト吸着部は、長さ140
mmの最小郵便物を処理する関係上、たとえば、長
さ320mmの大物郵便物に対しては、吸着部開始部
分(矢印C部分)が末端側に寄るため大物郵便物
が薄かつたり、紙質が弱い場合第2図bのように
供給状態が不安定となを欠点がある。
一方、供給ピツチは最大長さの郵便物に合わせ
て決められるので、通常の140mm〜235mmの長さの
郵便物のみを対象とする場合と比較して、ピツチ
が長くなる分これら通常の郵便物の供給スピード
が低下する欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の紙葉類供給部は、従来のサクシヨンベ
ルト方式の供給部に対して、供給される紙葉類の
末端位置を可動として、かつ多重送り防止の役目
をするサブチヤンバが紙葉類の末端位置に合わせ
て同時に移動すること、およびサクシヨンベルト
が処理する紙葉類の長さの範囲に応じてその駆動
スピードを切換可能としたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明す
る。
第1図a,bは本考案の一実施例の外観図であ
る。第1図aは140mm〜235mmの長さの紙葉類を供
給する場合であり、これは各部の位置関係が従来
と同じである。ブロア等吸引装置にホースで連結
されたメインチヤンバ1には吸引孔を有する前面
板が取付けられている。メインチヤンバ1のまわ
りには、メインチヤンバ1の前面板の吸引孔に対
応する穴が明けられたサクシヨンベルト2が複数
のローラにかけられ、搬送系3の方向へ駆動され
る。メインチヤンバ1と同様、吸引装置にホース
で連結されたサブチヤンバ4および吸引孔を有す
る前面板が、サクシヨンベルト2の下部にもうけ
られている。ここへ140mm〜235mmの長さの紙葉類
5を供給すると、サクシヨンベルトの穴6とメイ
ンチヤンバの吸引孔が一致した時、紙葉類5はサ
クシヨンベルト2へ吸着・搬送され搬送系3へ送
り出される。この時サブチヤンバ4およびその前
面板は次の紙葉類7の末端を吸着することによ
り、サクシヨンベルト2に吸着・搬送されている
紙葉類5につられて、次の紙葉類7が多重送りさ
れるのを防止する。
サブチヤンバ4と、紙葉類の末端をそろえる板
8は、一体となり約100mm矢印方向へスライド可
能な構造とする。同図bは、スライドさせた状態
を示す。この状態のとき、235mm〜340mm程度の大
物紙葉類の供給に使用する。この時各部のもつ機
能はaで説明したものと同一である。大物紙葉類
は、従来方式よりも先端に近い部分がサクシヨン
ベルト2への吸着開始部分となり安定した供給と
なる。一方紙葉類の末端をそろいる板8がサクシ
ヨンベルト2より下方へ遠ざかつても、サブチヤ
ンバ4が同時に移動するため多重送り防止機能を
低下させることもない。大物紙葉類を供給すると
きは、同時にサクシヨンベルト2の駆動スピード
を減速させることにより、一定搬送スピードの搬
送系における紙葉類の搬送ピツチを増大する。こ
の手段としては、サクシヨンベルトの駆動装置に
スピードコントロールモータを採用することを1
例に容易に実現することが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、サクシヨンベル
ト方式の紙葉類供給部に多重送り防止機能をもつ
サブチヤンバと紙葉類の末端をそろえる板とをと
もにスライドさせ、また、サクシヨンベルトの駆
動スピードを可変として大物紙葉類の処理時に減
速させることにより、長さが140mmから340mmまで
の幅広い範囲の紙葉類を供給することができ、か
つ大物紙葉類を処理するために、短い通常の紙葉
類の供給スピードを低下することのない紙葉類供
給部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す外観図、第2
図は従来の供給装置を示す図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロア等の吸引装置に連結したメインチヤンバ
    及びサブチヤンバと、メインチヤンバの前面板の
    吸引孔に対応する穴を有し搬送方向へ駆動される
    サクシヨンベルトと、サクシヨンベルトで取り出
    された紙葉類を受け、処理過程へ送る搬送系と、
    および紙葉類の末端をそろえる板とからなる紙葉
    類の供給部において、前記サブチヤンバと紙葉類
    の末端をそろえる板とが供給方向に対してスライ
    ドすることを特徴とする紙葉類の供給装置。
JP4430886U 1986-03-25 1986-03-25 Expired JPH0452197Y2 (ja)

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JP4430886U JPH0452197Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JP4430886U JPH0452197Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JPS62157730U JPS62157730U (ja) 1987-10-07
JPH0452197Y2 true JPH0452197Y2 (ja) 1992-12-08

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