JPH0451847A - コーヒーの製法 - Google Patents

コーヒーの製法

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JPH0451847A
JPH0451847A JP15900090A JP15900090A JPH0451847A JP H0451847 A JPH0451847 A JP H0451847A JP 15900090 A JP15900090 A JP 15900090A JP 15900090 A JP15900090 A JP 15900090A JP H0451847 A JPH0451847 A JP H0451847A
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JP
Japan
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coffee
low
extracted
water
temperature
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JP15900090A
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English (en)
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Toshiyuki Ota
敏行 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はコーヒーの製法に関する。
(従来技術とその問題点) 焙煎して粉砕し、微粉末はふるい分けられ、粗いものの
みを集めたコーヒー豆を密封した抽出器に入れ熱湯でコ
ーヒーエキス液を抽出し、次いでこの抽出したコーヒー
液から遠心分離器、濾過器等をとおして沈殿物を取り除
き、その濃縮液を次の方法で乾燥して、いわゆるインス
タントコーヒーが製造される。
(1)スプレードライ法 約25〜30mの高さの塔から高圧のノズルを通じスプ
レー状にした濃縮液を落下させ、その間に熱風を通して
微粒子の水分を蒸発させる。
底には粉末が落下してインスタントコーヒーになる。こ
の方法はコーヒーを高温(200℃)近くで加熱して乾
燥させるため、香りが飛んでしまうことが欠点。従って
びん詰め等する時、アロマ(芳香)を添加することが多
い。
(2)フリーズドライ法 濃縮コーヒー液を凍結(−40〜−50℃)した後、低
圧下(高度の真空状態)に置き、氷結した結晶に加速度
的に常温程度の温度を加えながら乾燥(昇華)すると、
インスタントコーヒーとなる。乾燥を低温状態で行うた
めコーヒーのフレーバーが保たれる。したがって原材料
のコーヒー豆も吟味しなくてはならず、品質も高級とな
る。
(3)アグロマート法 スプレードライ製法で作ったインスタントコーヒーの粒
子に水分(コーヒー液がよく使われる。
と熱を加えて溶解し、熱風で乾燥、次に冷却して大きな
塊にする。
等の乾燥法が普通である。
ところが、焙煎して粗挽きしたコーヒー豆の微粉末のも
のは熱湯で抽出すると風味の好しくない成分まで抽出さ
れてしまいまずくなるため、微粉末のものはふるい分け
て除去し、粗いもののみを集めて熱湯で抽出する。しか
も、粗いもののみにしても、これを収納して層とし、熱
湯で静かに抽出しないと、この場合も風味の好しくない
成分まで抽出されてしまいまずくなるため、熱湯で静か
に抽出することが常識になっている。
それ程熱湯で風味の良い美味なコーヒーを作ることは難
しい。
又往時、ウォータードリップという趣味的な方法が一部
の好事家の間で行われていた。
ウォータードリップ(1滴ずつたっぷり時間をかけて抽
出。コーヒーのエキスは他の器具にはない深みのある味
) 用意するもの ○ウォータードリッパー     1セット○コーヒー
豆(深焙煎 細挽き) 150g○冷水       
    1500ccたて方 (1)上部のボールに冷水を入れる。(2)円筒の 濾過器にフィルターを落とし、中央に水平になるように
密着固定させる。(3)次にコーヒー粉を上 から均等に入れ、上から全体を軽く押し固める。
(4)コーヒー粉の層全体に水を浸み込ませる。
サーバーに濾過器をセットし、点滴コックを調節し、1
分間に40〜42滴の間隔で水滴を落とす。(6)約5
〜6時間でコーヒーの抽出が終わる。
ポイント (1)水がコーヒー粉の層によく浸透し、均等な抽出が
されなければならない。(2)飲み方(アイ スで、ホットで、アレンジコーヒーにして)によって、
その濃さを変える時は、水とコーヒー粉の量と抽出時間
の3つによって調節する。
従って、この方法は生産的にも経済的にも全く不適であ
る。
本発明は、これらの問題を発想を転換して、従来には全
く考えられなかった極めて美味な風味を有するコーヒー
を容易に、しかも生産的にも経済的に極めて好しく作る
ことに成功したものである。
(発明の構成および作用) 本発明は、焙煎して細挽きしたコーヒー豆を低温水中で
撹拌してコーヒーエキスを水中に抽出し、 次いでこれを強制的に濾過してコーヒーエキス低温水溶
液を作ることを特徴とするものである。
焙煎して細挽きしたコーヒー豆を低温水中で撹拌すると
、水が低温でもコーヒーエキスは著しく速かに短時間に
抽出され、しかも、低温水で抽出するため、好しい風味
の成分だけが抽出され極めて好しい。
前記コーヒー豆と低温水の量比は任意であるが、低温水
が多い方が好しい。コーヒー豆1部に対し、低温水は大
体5〜10部が適当である。
撹拌の程度は抽出が短時間で行われる範囲において任意
であるが、大体5〜1000r.p.mが 適当である。
低温水の温度は、大体30℃以下、好しくは、10℃以
下、特に好しくは、3℃以下の、いわゆる、氷温が、好
しい風味成分が抽出されたコーヒーエ キス液となり適当である。
低温水で抽出すると、酸化されにくくなり好しい。
コーヒーエキス液を抽出した後前記低温下で強制的に濾
過して抽出残査を除去する。
これは、自然濾過では焙煎して細挽きしてあるため、抽
出後の濾過が著しく遅くなり、その間に劣化の恐れがあ
るからである。
強制的に濾過する方法は濾過が速く容易にできれば任意
であるが、遠心分離器で濾過するのが普通である。
焙煎は通常の方法でも良いが、中心部までより均一に焙
煎される方法、たとえば、遠赤外線焙煎炭火焙煎等が適
当である。
これは、ある程度オーバーベークしても表層の焦げつき
がないため、本発明の効果がより大になる。
本発明によれば、焙煎して細挽きしたコーヒー豆を低温
水中で撹拌してコーヒーエキスを水中に抽出し、次いで
これを強制的に濾過してコーヒーエキス低温水溶液を作
った後これを減圧濃縮したり、フリーズドライすると、
熱湯で抽出したものに比し、生産性が著しく大になり、
経済的に好しい。
(発明の効果) 1、本発明によれば、従来法に比し、極めて風味の良い
コーヒーを経済的に大量生産することができる。
2、特に、これを更にフリーズドライ又は減圧濃縮して
インスタントコーヒーを作る時は、この効果が更に大に
なる。
実施例 遠赤外線で焙煎したコーヒー豆を2℃で細挽きしたコー
ヒー粉末100部を直ちに2℃に冷却した水1000部
に加えた後、2℃に冷却しながら、300r.p.mの
撹拌機で30分撹拌し て、コーヒーエキス液を水中に抽出した後、2℃にした
遠心分離器で濾過して2℃のコーヒー液を作った。
次にこれをフリーズドライして粉末化した後、真空パッ
クしてインスタントコーヒーにした。
次に熱湯を加えてコーヒー液にした。
これは極めて美味な風味であった。
比較のため、本発明の抽出を熱湯にした他は、全く同一
にしてテストしたものの風味は、本発明品に比し、著し
く劣っていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、焙煎して細挽きしたコーヒー豆を低温水中で撹拌し
    てコーヒーエキスを水中に抽出し、次いでこれを強制的
    に濾過してコーヒーエキス低温水溶液を作ることを特徴
    とするコーヒーの製法。 2、前記1項のコーヒーエキス低温水溶液を減圧濃縮す
    る事を特徴とするコーヒーの製法。 3、前記1項のコーヒーエキス低温水溶液をフリーズド
    ライすることを特徴とするコーヒーの製法。 4、前記1項のコーヒーエキス低温水溶液をスプレード
    ライすることを特徴とするコーヒーの製法。
JP15900090A 1990-06-18 1990-06-18 コーヒーの製法 Pending JPH0451847A (ja)

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