JPH0451775B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451775B2 JPH0451775B2 JP62231456A JP23145687A JPH0451775B2 JP H0451775 B2 JPH0451775 B2 JP H0451775B2 JP 62231456 A JP62231456 A JP 62231456A JP 23145687 A JP23145687 A JP 23145687A JP H0451775 B2 JPH0451775 B2 JP H0451775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- effect transistor
- field effect
- pyroelectric detector
- resistance element
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 39
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業の利用分野〕
本発明は焦電検出器を用いた赤外線検出装置に
関するものである。
関するものである。
従来の焦電検出器を備えた赤外線検出装置は、
焦電検出器と高抵抗素子と接合型電界効果トラン
ジスタの3点から構成されている。
焦電検出器と高抵抗素子と接合型電界効果トラン
ジスタの3点から構成されている。
第3図は従来の赤外線検出装置を示す図で、図
中、Sは焦電型検出器、R1は高抵抗素子、T1は
接合型電界効果トランジスタ、VDDは電源、R2は
読み出し用負荷抵抗素子、O3は出力を示してい
る。
中、Sは焦電型検出器、R1は高抵抗素子、T1は
接合型電界効果トランジスタ、VDDは電源、R2は
読み出し用負荷抵抗素子、O3は出力を示してい
る。
図において、赤外線検出装置は、焦電型検出器
Sと高抵抗素子R1と接合型電界効果トランジス
タT1が1つにパツケージングされており、外部
電源から電圧が加えられ、出力抵抗素子R2が外
付けされている。
Sと高抵抗素子R1と接合型電界効果トランジス
タT1が1つにパツケージングされており、外部
電源から電圧が加えられ、出力抵抗素子R2が外
付けされている。
今、焦電検出器Sに赤外線が照射されてこれが
温められると焦電素子の分極が整列して分極電荷
が生じ、これを中和する電流が抵抗R1を通して
流れることにより分極に対応した電位が抵抗の両
端に発生し、この電位変化に対応して読み出し用
負荷抵抗素子R2に電圧が生じ、この電圧から赤
外線を検出することができる。
温められると焦電素子の分極が整列して分極電荷
が生じ、これを中和する電流が抵抗R1を通して
流れることにより分極に対応した電位が抵抗の両
端に発生し、この電位変化に対応して読み出し用
負荷抵抗素子R2に電圧が生じ、この電圧から赤
外線を検出することができる。
このように、赤外線検出装置は焦電検出器が赤
外光を受けることによる分極効果によつて生じた
電位変化を接合型電界効果トランジスタのゲート
に伝えることにより、そのゲート電極の電位とし
て信号を取り出している。従つて、高抵抗素子
R1は、微弱な電位変化を取り出す必要があるた
め非常に大きな値となり、この抵抗値が小さいと
得られる出力信号は小さく、感度が悪くなつてし
まう。そのため、通常、50GΩ(50×109Ω)程
度のものが使用され、このような高抵抗素子は高
価となつてしまい、また焦電検出器、高抵抗素
子、接合型電界効果トランジスタの3点の部品を
組立てなければならず、特に、高抵抗素子R1の
制御は難しいという問題があつた。
外光を受けることによる分極効果によつて生じた
電位変化を接合型電界効果トランジスタのゲート
に伝えることにより、そのゲート電極の電位とし
て信号を取り出している。従つて、高抵抗素子
R1は、微弱な電位変化を取り出す必要があるた
め非常に大きな値となり、この抵抗値が小さいと
得られる出力信号は小さく、感度が悪くなつてし
まう。そのため、通常、50GΩ(50×109Ω)程
度のものが使用され、このような高抵抗素子は高
価となつてしまい、また焦電検出器、高抵抗素
子、接合型電界効果トランジスタの3点の部品を
組立てなければならず、特に、高抵抗素子R1の
制御は難しいという問題があつた。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、
高価な高抵抗素子R1と、外付けの出力抵抗素子
R2を不要として部品点数を少なくし、安価で取
り扱いの容易な赤外線検出装置を提供することを
目的とする。
高価な高抵抗素子R1と、外付けの出力抵抗素子
R2を不要として部品点数を少なくし、安価で取
り扱いの容易な赤外線検出装置を提供することを
目的とする。
そのために本発明の赤外線検出装置は、ドレン
イン電源に接続され、ソースが電界効果型トラン
ジスタからなる負荷抵抗に接続された第1の電界
効果型トランジスタのゲート電極に焦電型検出器
の電極の一方を接続し、他方を接地した赤外線検
出装置であつて、ゲート電極とソース電極を接続
した第2の電界効果型トランジスタを前記焦電検
出器に並列接続したこと、さらにゲート電極に制
御信号が加えられる第2の電界効果型トランジス
タを前記焦電検出器に並列接続したことを特徴と
する 〔作用〕 本発明の赤外線検出装置は、焦電検出器に並列
接続される高抵抗素子を電界効果型トランジスタ
で構成し、また発生した電位変化を電界効果型ト
ランジスタを負荷抵抗として接続した電界効果型
トランジスタのゲート入力とするとにより、高抵
抗素子、外付け抵抗素子を集積化素子で構成する
ことができ、安価で取り扱いの容易な赤外線検出
装置を実現することができる。
イン電源に接続され、ソースが電界効果型トラン
ジスタからなる負荷抵抗に接続された第1の電界
効果型トランジスタのゲート電極に焦電型検出器
の電極の一方を接続し、他方を接地した赤外線検
出装置であつて、ゲート電極とソース電極を接続
した第2の電界効果型トランジスタを前記焦電検
出器に並列接続したこと、さらにゲート電極に制
御信号が加えられる第2の電界効果型トランジス
タを前記焦電検出器に並列接続したことを特徴と
する 〔作用〕 本発明の赤外線検出装置は、焦電検出器に並列
接続される高抵抗素子を電界効果型トランジスタ
で構成し、また発生した電位変化を電界効果型ト
ランジスタを負荷抵抗として接続した電界効果型
トランジスタのゲート入力とするとにより、高抵
抗素子、外付け抵抗素子を集積化素子で構成する
ことができ、安価で取り扱いの容易な赤外線検出
装置を実現することができる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、T2,T3は
絶縁型電界効果トランジスタである。
絶縁型電界効果トランジスタである。
本実施例の赤外線検出装置は、絶縁型電界効果
トランジスタT2とT3、接合型電界効果トランジ
スタT1とからなり、これらが1つの集積化素子
として構成されている。従つて、部分数としては
焦電型検出器と集積化素子の2点となつている。
絶縁型電界効果トランジスタT3が外付抵抗の代
わりの負荷抵抗となつているので、外付抵抗が不
要となる。
トランジスタT2とT3、接合型電界効果トランジ
スタT1とからなり、これらが1つの集積化素子
として構成されている。従つて、部分数としては
焦電型検出器と集積化素子の2点となつている。
絶縁型電界効果トランジスタT3が外付抵抗の代
わりの負荷抵抗となつているので、外付抵抗が不
要となる。
次に、動作について説明する。
焦電型検出器Sに赤外光が照射されると、焦電
型検出器Sの分極効果により電圧が発生し、その
発生電圧の変化量を接合型電界効果型トランジス
タT1のゲート電圧の変化量として捉え、ゲート
電圧変化による接合型電界効果トランジスタT1
の電流変化を負荷抵抗を構成する電界効果型トラ
ンジスタT3から出力信号として取り出す。
型検出器Sの分極効果により電圧が発生し、その
発生電圧の変化量を接合型電界効果型トランジス
タT1のゲート電圧の変化量として捉え、ゲート
電圧変化による接合型電界効果トランジスタT1
の電流変化を負荷抵抗を構成する電界効果型トラ
ンジスタT3から出力信号として取り出す。
絶縁型電界効果トランジスタT2は、第3図の
抵抗R1に相当し、分極効果により発生した電位
を維持するために組込まれ、その絶縁型電界効果
トランジスタT2のチヤンネル抵抗を制御するこ
とにより、従来の高抵抗素子R1と同じ効果を持
たせることができる。
抵抗R1に相当し、分極効果により発生した電位
を維持するために組込まれ、その絶縁型電界効果
トランジスタT2のチヤンネル抵抗を制御するこ
とにより、従来の高抵抗素子R1と同じ効果を持
たせることができる。
絶縁型電界効果トランジスタT3は、従来の外
付け負荷抵抗素子R2に相当するもので、絶縁型
電界効果型トランジスタT3のチヤンネル抵抗を
制御することにより高抵抗素子R2と同じ効果を
持たせることができる。従つて、外部電源から電
圧を加えることによつて、照射された赤外光に応
じで出力端子から出力信号を取り出すことができ
る。
付け負荷抵抗素子R2に相当するもので、絶縁型
電界効果型トランジスタT3のチヤンネル抵抗を
制御することにより高抵抗素子R2と同じ効果を
持たせることができる。従つて、外部電源から電
圧を加えることによつて、照射された赤外光に応
じで出力端子から出力信号を取り出すことができ
る。
第2図は本発明の他の実施例を示す。この赤外
線検出装置も、第1図に示した例と同様に、絶縁
型電界効果トランジスタT2とT3、接合型電界効
果トランジスタT1とから構成されている。相違
点は第2図の例においては、絶縁型電界効果トラ
ンジスタT2のゲートに外部制御信号を加えるよ
うにしたことである。なお、絶縁型電界効果トラ
ンジスタT2のソースは第1図の例と同様に接地
する。
線検出装置も、第1図に示した例と同様に、絶縁
型電界効果トランジスタT2とT3、接合型電界効
果トランジスタT1とから構成されている。相違
点は第2図の例においては、絶縁型電界効果トラ
ンジスタT2のゲートに外部制御信号を加えるよ
うにしたことである。なお、絶縁型電界効果トラ
ンジスタT2のソースは第1図の例と同様に接地
する。
この例の動作も第2図の例とほとんど同様であ
る。相違点は、第2図において絶縁型電界効果ト
ランジスタT2を外部からの制御信号でコントロ
ールするところである。
る。相違点は、第2図において絶縁型電界効果ト
ランジスタT2を外部からの制御信号でコントロ
ールするところである。
絶縁型電界効果トランジスタT2を外部からの
制御信号でコントロールすることにより、従来の
高抵抗素子R1に比べ、電荷保持をする時は、高
抵抗素子R1と同じ効果を持たせることができ、
さらに、1回目の信号から2回目の信号を受ける
時に、従来の場合は高抵抗素子R1と接合型電界
効果トランジスタT1のゲート容量および浮遊容
量とからなるCR時定数で、1回目の信号を放電
させているか、高抵抗素子R1(〜109Ω)を使用
しているので、このCR時定数が大きな値を持ち、
速い繰り越しが不可能となる。これに対し、第2
図に示す例では、絶縁型電界効果トランジスタ
T2のゲートを外部から制御信号を与えるために
放電時のチヤンネル抵抗を102〜103Ω程度まで下
げることができ、CR時定数を極めて小さくする
ことができる。従つて、焦電素子の特性に依存し
た高速読み出しが可能となる。
制御信号でコントロールすることにより、従来の
高抵抗素子R1に比べ、電荷保持をする時は、高
抵抗素子R1と同じ効果を持たせることができ、
さらに、1回目の信号から2回目の信号を受ける
時に、従来の場合は高抵抗素子R1と接合型電界
効果トランジスタT1のゲート容量および浮遊容
量とからなるCR時定数で、1回目の信号を放電
させているか、高抵抗素子R1(〜109Ω)を使用
しているので、このCR時定数が大きな値を持ち、
速い繰り越しが不可能となる。これに対し、第2
図に示す例では、絶縁型電界効果トランジスタ
T2のゲートを外部から制御信号を与えるために
放電時のチヤンネル抵抗を102〜103Ω程度まで下
げることができ、CR時定数を極めて小さくする
ことができる。従つて、焦電素子の特性に依存し
た高速読み出しが可能となる。
また、上記各実施例では接合型電界効果トラン
ジスタと絶縁型電界効果トランジスタとからなる
構成を示したが、全て接合型電界効果トランジス
タを用いても、或いは全て絶縁型電界効果トラン
ジスタを用いても良いことは明らかである。
ジスタと絶縁型電界効果トランジスタとからなる
構成を示したが、全て接合型電界効果トランジス
タを用いても、或いは全て絶縁型電界効果トラン
ジスタを用いても良いことは明らかである。
以上のように本発明によれば、従来のものと比
べて部品点数として3点から2点に減少し、かつ
安価で高速読み出し可能な優れた赤外線検出装置
を提供することができる。
べて部品点数として3点から2点に減少し、かつ
安価で高速読み出し可能な優れた赤外線検出装置
を提供することができる。
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は本
発明の他の実施例を示す図、第3図は従来の赤外
線検出装置を示す図である。 S……焦電型検出器、R1……高抵抗素子、T1
……接合型電界効果型トランジスタ、T2,T3…
…絶縁型電界効果トランジスタ、VDD……電源、
R2……読み出し用負荷抵抗素子、O3……出力。
発明の他の実施例を示す図、第3図は従来の赤外
線検出装置を示す図である。 S……焦電型検出器、R1……高抵抗素子、T1
……接合型電界効果型トランジスタ、T2,T3…
…絶縁型電界効果トランジスタ、VDD……電源、
R2……読み出し用負荷抵抗素子、O3……出力。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドレインが電源に接続され、ソースが電界効
果型トランジスタからなる負荷抵抗に接続された
第1の電界効果型トランジスタのゲート電極に焦
電型検出器の電極の一方を接続し、他方を接地し
た赤外線検出装置であつて、ゲート電極とソース
電極を接続した第2の電界効果型トランジスタを
前記焦電検出器に並列接続したことを特徴とする
赤外線検出装置。 2 ドレインが電源に接続され、ソースが電界効
果型トランジスタからなる負荷抵抗に接続された
第1の電界効果型トランジスタのゲート電極に焦
電型検出器の電極の一方を接続し、他方を接地し
た赤外線検出装置であつて、ゲート電極に制御信
号が加えられる第2の電界効果型トランジスタを
前記焦電検出器に並列接続したことを特徴とする
赤外線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62231456A JPS6473229A (en) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | Infrared detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62231456A JPS6473229A (en) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | Infrared detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6473229A JPS6473229A (en) | 1989-03-17 |
JPH0451775B2 true JPH0451775B2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=16923799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62231456A Granted JPS6473229A (en) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | Infrared detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6473229A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5781869B2 (ja) * | 2011-09-09 | 2015-09-24 | シチズン電子株式会社 | 焦電型赤外線センサ |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP62231456A patent/JPS6473229A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6473229A (en) | 1989-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |