JPH0451524Y2 - - Google Patents

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JPH0451524Y2
JPH0451524Y2 JP1982172977U JP17297782U JPH0451524Y2 JP H0451524 Y2 JPH0451524 Y2 JP H0451524Y2 JP 1982172977 U JP1982172977 U JP 1982172977U JP 17297782 U JP17297782 U JP 17297782U JP H0451524 Y2 JPH0451524 Y2 JP H0451524Y2
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JP
Japan
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flange
claw
nut
tilling
shaft
Prior art date
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JP1982172977U
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English (en)
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JPS5977306U (ja
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Priority to JP17297782U priority Critical patent/JPS5977306U/ja
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Publication of JPH0451524Y2 publication Critical patent/JPH0451524Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、サイドドライブ形ロータリー耕耘装
置の耕耘爪軸における爪座固定ボルトに関するも
のである。
(ロ) 従来技術 サイドドライブ形ロータリー耕耘装置において
は、組立てを容易にする為に耕耘爪軸と耕耘爪支
持軸を、別体とし両者をフランジで合致させフラ
ンジをボルト締めして、一本の軸に組み立てる技
術は公知とされているのである。例えば、実開昭
50−107602号公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところがこのフランジは当然のこと乍ら耕耘爪
軸の両者でサイドカバーに近い部分であり、サイ
ドカバー真近まで偏心爪が回動し、耕耘を行える
ようにしているので、フランジのすぐ側部に爪座
を立設することが多いのである。
この場合において爪座に挿入した耕耘爪固定の
為のボルトの挿入、ナツトの固定が難しくなるの
である。即ち、ナツトを抑える手段がないのでボ
ルトの先端にナツトを掛けようと押し込むとナツ
トが逆側へ落ちてしまうのである。
本実施例では爪座の一方にナツトの外形と同じ
6角の穴を開け、この穴にナツトを嵌入し、ボル
ト締めの際にボルト頭部のみを締め込むと、共廻
りすることなく締付けが行えるようにした耕耘爪
取付け方等において、このナツトの落下を押さえ
る指の挿入間隔が爪座とフランジとの間でとれな
い場合において、ナツト挿入用の間隔は耕耘爪軸
のフランジに切込みを設けることにより得て、ナ
ツトの落下を防止する突起を耕耘爪支持軸のフラ
ンジの方から突出ピンにより構成したものであ
る。
このように構成することにより、ボルトを外し
てもナツトが落ちることがないので、耕耘爪軸の
フランジを固定したままで耕耘爪を取りかえる際
に取り換えが容易になるのである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案が解決すべき課題は以上の如くであり、
次に該課題を解決する為の手段を説明する。
耕耘爪軸14の端部に固設したフランジ16を
耕耘駆動ケース又はサイドフレームに支持した耕
耘爪支持軸19側のフランジ23に締結し、該フ
ランジ16に近接した爪座29に挿入する耕耘爪
20を、爪座29と耕耘爪20を貫通するボルト
27とナツト28により固定する構成において、
前記フランジ16にナツト28を挿入する切込部
16aを穿設し、該ナツト28が爪座29に嵌入
する6角穴29cを穿設し、該ナツト28が6角
穴29cから落下するのを防止するピン18を、
該切込部16aに対応するフランジ23より切込
部16a内に突出したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、詳細な構成を
説明すると。
第1図はロータリー耕耘装置の伝動系統を示す
後面断面図、第2図はサイドフレーム側のフラン
ジ部の拡大図、第3図は第2図の左側面図、第4
図は第2図の右側面図である。
第1図においては正転耕耘・逆転耕耘の可能な
ロータリー耕耘装置の動力伝動系統を示しており
ロータリーギヤボツクス1内に正転逆転切換え装
置を設けている。
又、耕耘爪軸14も正転・逆転に伴い左右をそ
つくり付け替え可能としている。
農用トラクターのPTO軸よりユニバーサルジ
ヨイントを経てロータリーギヤボツクス1の入力
軸2へ動力が伝えられる。入力軸2上には2枚の
ベベルギヤ3,4が遊嵌され、中央部にスプライ
ン嵌合し摺動可能なドツグクラツチ5が設けられ
ている。このドツグクラツチ5により、ベベルギ
ヤ3,4のどちらかを選び耕耘爪軸を正転逆転さ
せるのである。ベベルギヤ3,4と常時噛合する
ベベルギヤ6よりメインビーム8L内の動力伝達
軸7へ動力が伝えられ、耕耘駆動ケース9内のス
プロケツト10より耕耘爪軸12のスプロケツト
11へ動力が伝えられる。
耕耘爪支持軸12の内側突出部にフランジ26
が設けられ、このフランジ26に耕耘爪軸14の
フランジ15が3本のボルト25,25,25に
て固定されるのである。フランジ26側に設けた
ピン18が本件考案の要部である。
ロータリーギヤボツクス1の右側面よりメイン
ビーム8Rが突設され、そのメインビーム8Rの
右側にサイドフレーム22が設けられている。サ
イドフレーム22の下端に軸受ケース30がボル
ト3本にて固設されている。軸受ケース30には
ケース蓋32が被覆され、摩耗防止板31が取着
されている。軸受ケース30の内端には、巻付防
止縁30aが延出され、フランジ23の外周を取
り囲んでいる。フランジ23は耕耘爪支持軸19
に固設されている。
耕耘爪軸14の右端にもフランジ16が固設さ
れており、フランジ16と23を3本のボルト2
4で連結することにより固定される。そしてフラ
ンジ16の側面に密着して、爪座29が固定され
ている。フランジ16と爪座29が密着しすぎ
て、ナツト28の挿入口が狭いのでフランジに第
3図の16aの如く切込部を構成して、ナツト挿
入用の間隙としている。
本考案はこの切込部16aの対応する耕耘爪支
持軸19のフランジ23よりピン18を突出させ
ている。
ピン18にはロールピンより構成し、フランジ
16の近くに爪座29a,29bの2ヶ所設けら
れているので、ピン18も2ヶ所に設けている。
爪座29の一方にはナツト28の嵌合する6角穴
29cが開口されており、この中にナツト28が
嵌入されているので、ボルト27の頭部にナツト
を掛けて、締め込んでもナツトが共回りすること
はないのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するのである。
第1に、フランジ16に切込部16aを設けた
ので、爪座29とフランジ16の間が狭いにも係
わらず、ナツト28を6角穴29cに嵌装するこ
とが出来るのである。故に、爪座29を出来るだ
けフランジ16に近づけて配置することが可能と
なつたのである。
第2に、第2図の状態のままで、耕耘爪20と
左側の耕耘爪21とをとり換える必要のある場合
にボルト27を抜いてしまうと、従来はナツトが
切込部16aに落ち込んで、とれにくくなつてい
たのであるが、本考案においては、ピン18を設
けることにより切込部16a側へは落ちないよう
になつたのである。逆に爪座29の穴内に落ち込
んだ場合には、ボルト27の穴があるので、耕耘
爪軸を回して、下側の位置で落下させれば、次に
挿入してボルトの穴側から押すことにより又、爪
座29,6角穴29cに戻すことができるのであ
る。
第3に、正転逆転可能ロータリー等の如くに、
耕耘爪の交換が頻繁に要求されるロータリー耕耘
装置において、フランジに近接した爪座のナツト
を切込部に落とさずにすみ、ボルト締め付け時に
ボルトを押し込んで締めてもナツトはピンにより
押されているので落ちず、ボルトのナツト掛けを
簡単に行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリー耕耘装置の伝動系統を示す
後面断面図、第2図はサイドフレーム側のフラン
ジ部の拡大図、第3図は第2図の左側面図、第4
図は第2図の右側面図である。 9……耕耘駆動ケース、14……耕耘爪軸、1
6……耕耘爪軸側のフランジ、18……ピン、1
9……耕耘爪支持軸、20……耕耘爪、23……
耕耘爪支持軸側のフランジ、28……ナツト、2
9……爪座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕耘爪軸14の端部に固設したフランジ16を
    耕耘駆動ケース又はサイドフレームに支持した耕
    耘爪支持軸19側のフランジ23に締結し、該フ
    ランジ16に近接した爪座29に挿入する耕耘爪
    20を、爪座29と耕耘爪20を貫通するボルト
    27とナツト28により固定する構成において、
    前記フランジ16にナツト28を挿入する切込部
    16aを穿設し、該ナツト28が爪座29に嵌入
    する6角穴29cを穿設し、該ナツト28が6角
    穴29cから落下するのを防止するピン18を、
    該切込部16aに対応するフランジ23より切込
    部16a内に突出したことを特徴とする耕耘爪軸
    の支持構造。
JP17297782U 1982-11-15 1982-11-15 耕耘爪軸の支持構造 Granted JPS5977306U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17297782U JPS5977306U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 耕耘爪軸の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17297782U JPS5977306U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 耕耘爪軸の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5977306U JPS5977306U (ja) 1984-05-25
JPH0451524Y2 true JPH0451524Y2 (ja) 1992-12-04

Family

ID=30376927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17297782U Granted JPS5977306U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 耕耘爪軸の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5977306U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543042Y2 (ja) * 1974-02-19 1979-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5977306U (ja) 1984-05-25

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