JPH0451496Y2 - - Google Patents

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JPH0451496Y2
JPH0451496Y2 JP1986021544U JP2154486U JPH0451496Y2 JP H0451496 Y2 JPH0451496 Y2 JP H0451496Y2 JP 1986021544 U JP1986021544 U JP 1986021544U JP 2154486 U JP2154486 U JP 2154486U JP H0451496 Y2 JPH0451496 Y2 JP H0451496Y2
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mirror
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はジヨイントに係り、さらに詳細には、
レーザ発振器における放電部とミラーを支持した
ミラーホルダとを接続するジヨイントに関する。
[従来の技術] 従来、2つの部材例えばガスレーザ発振器の放
電部を支承している支持プレートと光学系を保持
するミラーホルダとの接続は溶接ベローズと成形
ベローズが知られて使用されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前述した従来の前者である溶接
ベローズは真空気密に対して良好であるが、経済
性の面をみると非常に高価であるという問題があ
る。一方、後者である成形ベローズはベローズを
一体的に製作するため、前者の溶接ベローズに比
べて自由度が少ない。さらに、前者の溶接ベロー
ズと後者の成形ベローズに共通する問題点として
は軸方向の自由度は高いが、偏心および回転に対
して自由度が小さいことや、組立上回転方向の自
由度が小さいことから非常に製作が大変である。
本考案の目的は上記事情に鑑み問題を解決する
ために提案されたものであつて、本考案は軸方向
および半径方向における自由度を向上させると共
に組立てを容易にしたジヨイントを提供するもの
である。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、レー
ザ発振器における放電部とミラーを支持したミラ
ーホルダとを接続するジヨイントにして、上記ミ
ラーホルダ側に取付けた第1の中空円筒部材に一
端部を取付けたゴム状弾性体からなるベローズの
他端部を、前記放電部側に取付けた第2の中空円
筒部材に取付けてなり、かつ前記第1、第3の中
空円筒部材の少なくとも一方の円筒部を前記ベロ
ーズの内部の適宜範囲に嵌入してなるものであ
る。
[作用] 本考案のジョイントを使用することにより、軸
方向および半径方向における自由度を大きくとれ
る。しかも組立てが容易にできる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図を参照するに、気体レーザ発振器1は放
電部3、ブロワ5および熱交換器7などから構成
されている。より詳細には、サイドプレート9
A,9Bが立設され、該サイドプレート9Aと9
Bとの間には支持プレート11A,11Bおよび
11Cが上方から順に水平に溶接などでサイドプ
レート9Aと9Bに接合されている。
サイドプレート9A,9B間にあつて、かつ支
持プレート11A上に放電部3が設けられてい
る。さらに、サイドプレート9A,9B間にあつ
て、かつ支持プレート11Bと11Cの間にはブ
ロワ5がサイドプレート9A,9Bに取付けられ
ている。
サイドプレート9A,9Bの両外側には、熱交
換器7や整流部などを内蔵した風胴13を支承す
るホルダプレート15A,15Bがボルトなどで
締結されている。
風胴13の内部にHe、CO2およびH2などのレ
ーザー媒体としてのレーザーガスを封入しブロワ
5によつてレーザーガスを矢印の如く循環させて
いる。風胴13内の第1図において右側に主熱交
換器7が内蔵されていて、循環しているレーザー
ガスを常時冷却している。風胴13内を循環して
いるレーザーガスは整流部である複数枚の仕切板
17によつて整流され一定の圧力を保持して均一
に整流される。なお、仕切板17の一端はホルダ
プレート15A,15Bに取付けられた仕切板把
持装置19A,19Bによつて把持され、仕切板
17の他端はホルダプレート15Aや他の保持装
置21によつて支承されている。また、仕切板1
7は適宜間隔をもつて保持装置21で保持されて
いる。
前記支持プレート11A上に設けられた放電部
3は百数拾本からなるカソードピン23とアノー
ドプレート25からなり、カソードピン23とア
ノードプレート25間で高圧電源をかけて封入さ
れたレーザーガスにグロー放電を起こさせてレー
ザビームを出力するようになつている。
サイドプレート9A,9B上をカバーするため
の支持プレート11Dにはバラスト抵抗冷却ユニ
ツト27が取付けられ、該バラスト抵抗冷却ユニ
ツト27の下部には第1図において紙面に対し直
交する方向へ延伸したホルダ29が設けられてい
る。さらに、ホルダ29の下部には長手方向に沿
つて適宜間隔をもつて百数拾本のカソードピン2
3が下向きに取付けられているのである。
支持プレート11A上にはアノード支持固定プ
レート31が取付けられ、しかも該アノード支持
固定プレート31上に立設された複数枚例えば2
枚のアノード支持体33間にアノードプレート2
5が第1図において紙面に対して直交する方向へ
延伸して支承されている。
第1図および第2図に示す如く、支持プレート
11D,11Aの左右外側(右外側は省略してあ
る。)には複数本例えば4本のタイロツド35が
第2図において左右方向に延伸して取付けられて
いる。第2図において、タイロツド35の左側部
にはミラーホルダ37が装着され、該ミラーホル
ダ37には出力ミラー39が取付けられている。
第2図および第3図に示されているように、放
電部3を支承している支持プレート11D,11
Aとミラーホルダ37とがジヨイント41で接続
してある。より詳細には、ゴム状弾性体からなる
ベローズ43の両側に第1のフランジ部45と第
2フランジ部47が形成してある。前記ベローズ
43内にフランジ部51を有した例えばステンレ
ス製取付フランジからなる第1の中空円筒部材4
9を挿着する。このベローズ43は真空中でも不
純ガスを放出しないフツ素系のものを使用してい
る。ベローズ43に形成した第1フランジ部45
を外側からベローズ43内に装着した第1の中空
円筒部材49のフランジ部51と内側から押えリ
ングである第3の中空円筒部材55とで挟み夫々
の半径方向に適宜間隔をもつて穿設された複数の
u字形溝57と孔59とを一致せしめて複数のボ
ルト61で挟持固定する。第1の中空円筒部材4
9はレーザ発振器のミラー39を取付けるミラー
ホルダ37に、夫々前記u字形溝57と位相差を
もつて複数の孔を穿設し、その孔を一致せしめて
複数のボルト63で固定する。なお、第1中空円
筒部材49はベローズ43が低圧にさらされても
座屈しないためのガイドを兼ねた取付フランジ
で、また第3の中空円筒部材55はベローズ43
と第1の中空円筒部材49の気密性を増すための
ものである。しかも第1の中空円筒部材49の中
空円筒部53がほぼ全長に亘つてベローズ43内
に装着れており、内部の雰囲気からベローズ43
を保護しているのである。
一方、ベローズ43に形成した第2フランジ部
47を内側から、押えフランジである第4の円筒
部材65で、外側からフランジである第2の円筒
部材67で押えて挟み、夫々半径方向に適宜間隔
をもつて穿設された複数の逆u字溝69と孔71
とを一致せしめて複数のボルト73で挟持固定す
る。なお、第4の中空円筒部材65はベローズ4
3と第2の円筒部材67の気密性を増すためのも
のである。第2の円筒部材67は気体レーザ発振
器の放電部3を支承している支持プレート11
A,11Bに取付けられる。而して、自由度の高
いジヨイントで気体レーザ発振器の共振器と放電
部とが、このジヨイント41を介して接続されて
半径方向および軸方向に柔軟に対応される。
なお、本実施例では上述したように、本考案の
ジヨイントで出力ミラーを取付けたミラーホルダ
と放電部を支承する支持プレートとを接続する例
で説明したが、反射ミラーを取付けたミラーホル
ダと放電部を支承する支持プレートとを接続する
場合も、本考案のジヨイントで接続することが出
来、接続の仕方はほぼ上述したやり方と同様であ
る。また、本考案は上述以外の2つの部材を接続
する場合にも適用される。
[効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、レーザ発振器における放
電部3とミラー39を支持したミラーホルダ37
とを接続するジヨイントにして、上記ミラーホル
ダ37側に取付けた第1の中空円筒部材49に一
端部を取付けたゴム状弾性体からなるベローズ4
3の他端部を、前記放電部3側に取付けた第2の
中空円筒部材67に取付けてなり、かつ前記第
1、第2の中空円筒部材49,67の少なくとも
一方の円筒部を前記ベローズ43の内部の適宜範
囲に嵌入してなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案は、レー
ザ発振器の放電部3とミラー39を保持したミラ
ーホルダ37とを接続するジヨイントに関するも
のであつて、ベローズ43の両端部を、前記ミラ
ーホルダ37側に設けた第1の中空円筒部材49
及び放電部3側に設けた第2の中空円筒部材67
に取付けてなるものであり、そして、第1、第2
の中空円筒部材49,67の少なくとも一方の円
筒部を前記ベローズ43内へ適宜範囲に嵌入して
ある。
したがつて本考案によれば、第1の中空円筒部
材49に対する第2の中空円筒部材67の軸方
向、径方向、ねじり方向の相対的な自由度が大き
く、ミラーホルダ37、放電部3に対して、ベロ
ーズ43の両端部を取付けた第1、第2の中空円
筒部材49,67の取付けを容易に行なうことが
できるものである。
また、ベローズ43がゴムよりなるものであつ
ても、第1、第2の円筒部材49,67の少なく
とも一方の円筒部が適宜範囲に亘つてベローズ4
3内に嵌入してあるから、ベローズ43が縮径す
る方向へ大きく変形するようなことがなく、レー
ザ発振器内のレーザ光の光路に影響を及ぼすよう
なことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される気体レーザ発振器
の側面図である。第2図は第1図における−
線に沿つた一部拡大断面図である。第3図は第2
図における−線に沿つた矢視図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……レー
ザ発振器、3……放電部、5……ブロワ、7……
熱交換器、11A〜11D……支持プレート、3
5……タイロツド、37……ミラーホルダ、41
……ジヨイント、43……ベローズ、45……第
1のフランジ部、47……第2のフランジ部、4
9……第1の円筒部材、51……フランジ部、5
3……中空円筒部、55……第3の円筒部材、6
5……第4の円筒部材、67……第2の円筒部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ発振器における放電部3とミラー39を
    支持したミラーホルダ37とを接続するジヨイン
    トにして、上記ミラーホルダ37側に取付けた第
    1の中空円筒部材49に一端部を取付けたゴム状
    弾性体からなるベローズ43の他端部を、前記放
    電部3側に取付けた第2の中空円筒部材67に取
    付けてなり、かつ前記第1、第2の中空円筒部材
    49,67の少なくとも一方の円筒部を前記ベロ
    ーズ43の内部の適宜範囲に嵌入してなることを
    特徴とするジヨイント。
JP1986021544U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0451496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986021544U JPH0451496Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JP1986021544U JPH0451496Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JPS62134266U JPS62134266U (ja) 1987-08-24
JPH0451496Y2 true JPH0451496Y2 (ja) 1992-12-03

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ID=30818078

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3523256A (en) * 1965-02-12 1970-08-04 Xerox Corp Heat pumped laser
JPS50553A (ja) * 1973-04-23 1975-01-07

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JPS62134266U (ja) 1987-08-24

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