JPH0451471Y2 - - Google Patents

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JPH0451471Y2
JPH0451471Y2 JP1988164735U JP16473588U JPH0451471Y2 JP H0451471 Y2 JPH0451471 Y2 JP H0451471Y2 JP 1988164735 U JP1988164735 U JP 1988164735U JP 16473588 U JP16473588 U JP 16473588U JP H0451471 Y2 JPH0451471 Y2 JP H0451471Y2
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jig
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lead
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複数本のリードを同一方向に導出し
た自立型の電子部品、特に時計用水晶振動子用気
密端子に好適するリード成形装置に関する。
従来の技術 電子部品の一例として時計用水晶振動子用気密
端子について、図面を参照して説明する。
第2図は気密端子Aの断面図である。図におい
て1,1はリード、2はリード1,1を封着する
ガラス、3は金属外環である。
この気密端子Aは、防錆のためにニツケル等の
仕上げメツキや、半田付け性を良くするために半
田メツキ等が施される。これらのメツキの際、バ
レルメツキを行うと、リード1,1の外径Dとリ
ード1,1間の間隔寸法Lとが近似しているた
め、バレル内でリード1,1同士が絡み合つて、
リード1,1が種々の形状に変形してしまう。
一方、各気密端子Aをメツキ治具に整列させて
メツキすると、リード1,1の絡み合いによる変
形は生じないが、メツキ治具に整列させる作業が
大変であるばかりでなく、一度にメツキできる気
密端子Aの数量に限度があり、原価高になるとい
う問題点があつた。
そこで、本件出願人は、先に、気密端子Aをグ
ラフアイト治具にて封着後、グラフアイト治具に
整列状態に保持したまゝで、多数の気密端子Aの
リード1,1を一括して拡開成形する方法を提案
した(特願昭62−260464号、特開平01−102882号
公報参照)。
以下、このリード形成方法について説明する。
気密端子Aは、底治具4、中治具5および上治
具6よりなるグラフアイト治具7に、リード1,
1、ガラスタブレツト2aおよび金具外環3を、
第3図の状態に組合せ、全体をコンベア炉等で加
熱冷却することによつて、ガラスタブレツト2a
が溶融し、リード1,1と金属外環3が封着され
て得られる。
冷却後、第3図における上治具6を、取り除い
た状態で、第4図の様に成形治具8にて多数の気
密端子Aのリード1,1を一括して拡開成形し、
中治具5、底治具4を分離し、中治具5より気密
端子Aを抜き取りメツキ工程へ移送する。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記のリード成形においては、気密
端子Aがグラフアイト治具と組み合つた状態でリ
ード1,1を成形するため、気密端子Aをグラフ
アイト治具から抜き取りにくいという欠点があ
り、また成形されたリード1,1が中治具5の穴
を引つかき中治具5の摩耗が著しいという欠点が
あつた。さらに、リード1,1はその下方部分の
みが拡開されるに過ぎず、メツキ時の絡み合いを
確実に防止することが困難であつた。
課題を解決するための手段 この考案は、上記の課題を解決するために、同
一方向に整列した複数本のリードを有する多数の
電子部品を支持する治具と、 前記治具に支持された電子部品のそれぞれのリ
ードの下端を治具により押し上げるための押し上
げ板と、 前記治具より押し上げられた電子部品をチヤツ
クし、上昇することにより電子部品のリードを治
具から抜き取るワークチヤツクと、 前記ワークチヤツクによりチヤツクされた電子
部品のリード間に挿入して多数の電子部品のリー
ドを一括して拡開成形する先端部がテーパ状の多
数の成形ピンとを有することを特徴とするもので
ある。
作 用 上記の構成によると押し上げ板は、リードを治
具の穴と平行に押し上げる様に作用し、これによ
りリードは曲げられずに容易に押し上げられる。
チヤツクはリードと金属外環の円筒部の平行状
態を維持する様に作用し、これによりチヤツク後
電子部品を治具から抜き取る際に電子部品の変形
を防ぐことができる。
成形ピンは先端部がテーパ状になつており、こ
の成形ピンをリード間に挿入することにより、テ
ーパ部にてリード間隔を拡げる作用し、これによ
り電子部品のリードを拡開成形することができ
る。
実施例 以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例のリード成形装置
の斜視図である。
図において、10は押し上げ板で、中治具5に
多数の整列した気密端子Aのリード1,1の下端
を、その上端により押し上げる。
押し上げ板10の上端部には長さ方向に沿つて
V溝部11が設けられており、気密端子Aの複数
本のリード1,1の下端を中治具5の穴部に寄せ
ることにより押し上げ時のワークの傾斜、リード
の曲がりを防いでいる。
押し上げられた気密端子Aは、気密端子Aの位
置決めをするV型溝21を有するワークチヤツク
20と、気密端子Aの回転を防ぐ弾性パツド23
を付属したワークチヤツク22によりチヤツクさ
れる。
チヤツクされた気密端子Aは、ワークチヤツク
20,22の上昇により中治具5より抜き取られ
る。
抜き取られた気密端子Aのリード1,1間に、
成形ピンホルダ32に保持された成形ピン30を
挿入する。
成形ピン30は先端部31がテーパ状になつて
おり、リード1,1間に成形ピン30を挿入する
際に、リード1,1を拡開成形することができ
る。このとき、リード1,1はガラス2の下端近
傍から拡開される。
リード1,1が拡開成形された気密端子Aは、
ワークチヤツク20,22にチヤツクされた
まゝ、リード成形済み気密端子Aの収納箱(図示
せず)上に移動し、ワークチヤツク20,22の
開放により収納箱に落下収納される。この後、押
し上げ板10、ワークチヤツク20,22、成形
ピンホルダ32は元の位置に戻る。
中治具5の第1列目の気密端子Aのリード成形
が終了すると、中治具5が移動して第2列目の気
密端子Aのリード1,1を押し上げ板10で押し
上げ、以下、上記と同様の動作を繰り返して、中
治具5に整列保持されている全部の気密端子Aの
リード1,1の成形を行う。
実施例 2 なお、ワークチヤツク20,22は、それぞれ
V型溝21,21を有するものでもよいし、弾性
パツド23,23を有するものでもよい。あるい
は弾性パツド23,23そのものにV型溝を形成
してもよい。また、成形ピン30によるリード
1,1の成形時に、リード1,1が成形ピン30
の押入に伴つて成形ピン30の進行方向に折れ曲
がらないように、ワークチヤツク22の下方端に
成形ピン30の進行を防げない透孔やスリツトを
設けたリード当て板(図示せず)を付設してもよ
い。
考案の効果 以上説明したように、この考案は多数の気密端
子のリードの一括拡開成形を治具から抜き取つた
後に実施できるようにしたことにより、リード成
形後の気密端子を治具から抜き取る作業が省略で
き、又成形リードによる治具の穴の引つかきを減
少することによりグラフアイト治具の摩耗を防ぐ
効果がある。さらに、リードがガラスの大面部近
傍から拡開されるので、メツキ時の絡み合いが確
実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のリード成形装置
の斜視図である。第2図は気密端子の一例の断面
図である。第3図はガラス封着時のグラフアイト
治具と気密端子構成部品の断面図である。第4図
は従来のリード拡開成形装置の断面図である。 1……リード、2……ガラス、3……金属外
環、4……底治具、5……中治具、6……上治
具、10……押し上げ板、11……V溝部、20
……ワークチヤツク、21……V型溝、22……
ワークチヤツク、23……弾性パツド、30……
成形ピン、31……先端部、32……成形ピンホ
ルダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同一方向に整列した複数本のリードを有する
    多数の電子部品を支持する治具と、 前記治具に支持された電子部品のそれぞれの
    リードの下端を治具より押し上げるための押し
    上げ板と、 前記治具より押し上げられた電子部品をチヤ
    ツクし、上昇することにより電子部品のリード
    を治具から抜き取るワークチヤツクと、 前記ワークチヤツクによりチヤツクされた電
    子部品のリード間に挿入して多数の電子部品の
    リードを一括して拡開成形する先端部がテーパ
    状の多数の成形ピンとを有することを特徴とす
    る電子部品のリード成形装置。 (2) 前記電子部品が気密端子であり、前記治具が
    グラフアイト治具である、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電子部品のリード成形装置。
JP1988164735U 1988-12-19 1988-12-19 Expired JPH0451471Y2 (ja)

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JP1988164735U JPH0451471Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

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JPH0284294U JPH0284294U (ja) 1990-06-29
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JP5207753B2 (ja) * 2008-02-01 2013-06-12 エヌイーシー ショット コンポーネンツ株式会社 電子素子用円筒型パッケージおよびその製造方法

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