JPH0451449B2 - - Google Patents

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JPH0451449B2
JPH0451449B2 JP59128418A JP12841884A JPH0451449B2 JP H0451449 B2 JPH0451449 B2 JP H0451449B2 JP 59128418 A JP59128418 A JP 59128418A JP 12841884 A JP12841884 A JP 12841884A JP H0451449 B2 JPH0451449 B2 JP H0451449B2
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Japan
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carrier
signal
workpiece
bar
circuit
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JP59128418A
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Yukio Mori
Ichiu Mimatsu
Katsunaga Ogushi
Kunihiko Yoshida
Toshiaki Shimomura
Takamitsu Wakuta
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Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0451449B2 publication Critical patent/JPH0451449B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/88Separating or stopping elements, e.g. fingers
    • B65G47/8807Separating or stopping elements, e.g. fingers with one stop
    • B65G47/8823Pivoting stop, swinging in or out of the path of the article
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2205/00Stopping elements used in conveyors to stop articles or arrays of articles
    • B65G2205/04Stopping elements used in conveyors to stop articles or arrays of articles where the stop device is not adaptable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄筋、パイプ、ビーム等の部材を収
容する収容部から当該部材を1つずつ送り出すフ
イーダ装置において、当該送り出しの動作を制御
するフイーダ用制御装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、鉄筋コンクリートの構築現場において
は、多くの鉄筋を縦横に配置し、そこにコンクリ
ートを長し込む作業が行なわれる。この作業で、
鉄筋を配置するためには、多数の鉄筋を積み重ね
てある収容個所から鉄筋を一本ずつ取り出して移
送しなければならない。ところが、積み重ねられ
た多数の鉄筋から一本を取り出す作業は、その作
業が人手によつて行なわれている場合には、積み
重ねられた鉄筋がその取り出しによつて崩れ落ち
るおそれがあり、又、その作業がロボツト等の機
械によつて行なわれている場合には、多数のなか
から一本を取り出すことは極めて困難であり、こ
の部分の作業は人手によらざるを得ない。このよ
うな欠点は、取り扱われる部材(ワーク)が鉄筋
である場合だけでなく、パイプ、ビーム等におい
ても生じる欠点である。
このような欠点を解消し、人手によらずに上記
部材の一本一本を取出して所定の個所に移送する
フイーダ装置が、例えば、実開昭58−20233号公
報に示されている。この装置は、部材の移送方向
に移動しめられる台車を備え、この台車の可回動
のV形キツカを取付け、このV形キツカを第1の
回動位置から第2の回動位置に回動して一本の部
材を把持し、台車を移動して部材の放出端に至つ
たとき、V形キツカを第2の回動位置から第3の
回動位置に回動して把持した部材を放出し、放出
後にV形キツカを第3の回動位置から第1の回動
位置に戻して次の部材の把持に備える構造となつ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記フイーダ装置は何等の危険を生じることな
く部材を取出して移送することができる優れた装
置である。しかしながら、このような装置は、台
車にV形キツカを回動するための駆動源が備えら
れており、えこの駆動源に動力を供給するための
液圧ホース又は導体ケーブルを、移動する台車に
連結する必要がある。ところで、上記部材を移送
する場合、部材の集積個所から移送終端(部材放
出個所)までの距離は長くなる場合が多く、この
場合、液圧ホース又は導体ケーブルは地面又は床
面をひきずられることとなる。そして、一般に、
このようなフイーダ装置を使用する作業場所の地
面や床面は粗い場合が多いので、上記液圧ホース
または導体ケーブルが破損するおそれが極めて大
である。又、V形キツカを3位置に制御するた
め、制御が複雑になるという問題もある。
本発明の目的は、従来技術における課題を解決
し、上記のような液圧ホース又は導体ケーブルを
使用することなく、かつ、制御が容易であるフイ
ーダ用制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、ワーク
を載置するとともにワーク放出端に傾斜を有する
フレーム、このフレームに沿つて往復動するキヤ
リア、そのキヤリヤに上下動可能に係合された
爪、前記キヤリヤに可回動に設けられ前記爪とと
もに前記ワークを把持し前記傾斜により回動する
フツク、前記フレームの全長に亘つて上下動可能
に設けられるとともに前記爪が移動可能な状態で
係合するバー、前記キヤリヤに固定され前記ワー
クの存在を検出する第1の検出器、前記バーの上
動端を検出する第2の検出器、および前記バーの
下動端を検出する第3の検出器を有するフイーダ
と、このフイーダの始動を指令する始動信号発生
器と、この始動信号発生器の信号により前記バー
を下げるバー下げ手段と、前記第2の検出器の検
出信号により前記キヤリヤを往動させる往動手段
と、前記第1の検出器の検出信号により前記バー
を上げて前記ワークを把持するバー上げ手段と、
前記第3の検出器の検出信号により前記キヤリヤ
をその把持したワークとともに所定位置まで復動
させる復動手段とでフイーダ用制御装置を構成し
たことを特徴とする。
〔作用〕
ワークを把持する場合、バーを下動させて爪を
下げた状態でキヤリヤをワークの方に移動させ
る。第1の検出器でワークを検出すると、バーを
上動させて爪を上げ、爪とフツクでワークを把持
する。この状態でキヤリヤを放出端の方へ移動さ
せてワークを移送する。キヤリヤが放出端の傾斜
に到達すると、この傾斜によりフツクが回動しワ
ークを放出する。次のワークを移送すべくキヤリ
ヤが移動すると、前記傾斜によりフツクが回動し
て元の状態に復帰する。又、バーは下動して爪が
下げられワーク把持可能な状態となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第2図は本発明の実施例に係るフイーダの側面
図、第3図は第2図に示す線−に沿う断面
図、第4図は第3図に示す線−に沿う断面図
である。各図で、1は水平方向に延びる長尺の断
面コ字状のフレーム、1aは第3図に示すように
フレーム1の両側内側面に形成されたガイドレー
ル、1bは同じく第3図に示すようにフレーム1
の底部から内方に突出するキヤリヤガイドであ
る。2はフレーム1上に載置された多数のワー
ク、2aはワーク2のうちの最先端のワークであ
る。3はフレーム1内を前記キヤリヤガイド1b
に案内されて往復動するキヤリヤ、4は後述のフ
ツク5に装着されるとともに前記ガイドレール1
aに嵌入されるローラである。5はキヤリヤ3の
両側にピン6により回動自在に設けられたフツ
ク、7はキヤリヤ3の両側に形成された貫通孔内
に上下動可能に挿入された爪、8は爪7の下端部
に装着されたローラである。9はフレーム1の内
部下方に配置されたバー(第2図では破線で示さ
れている)であり、第3図に示すようにフレーム
1の両側にその長手方向に沿つて配置されてい
る。9aはバー9に形成されたローラガイドであ
り、爪7のローラ8が嵌入されている。10a,
10bはフレーム1の両端下部に設けられたリン
クであり、その一端はフレーム1に可回動にピン
結合され、その他端はバー9に可回動にピン結合
されている。したがつて、バー9はリンク10
a,10bによりフレーム1内に支持され、さら
に爪7はローラガイド9aおよびローラ8を介し
てバー9に支持されている。12は第2図に示す
ようにバー9の一部に固定されたクレビス、13
はフレーム1とクレビス12との間に結合された
シリンダである。14は、第3図および第4図に
示すようにキヤリヤ3の中心を貫通しフレーム1
に沿つて延びるボールスクリユーであり、このス
クリユー14のねじとキヤリア3の中心の貫通孔
に形成されたねじとは螺合している。15はスク
リユー14を回転させるモータであり、フレーム
1の端部に固定されている。
18は第3図に示すようにキヤリヤ3上面中央
部に設けられたリミツトスイツチであり、ワーク
2の1つと接触することによりON信号を出力す
る。19はフレーム1の右端に設けられたリミツ
トスイツチであり、キヤリヤ3が所定位置に達し
たときこれと接触してON信号を出力する。20
はフレーム1の左端(ワーク2が収容されている
側)に設けられたリミツトスイツチであり、キヤ
リヤ3が接触するとON信号を出力する。21は
リンク10aがバー9を下げる位置に倒されたと
きこれと接触してON信号を出力するリミツトス
イツチ、22はリンク10aがバー9を上げる位
置に起こされたときこれと接触してON信号を出
力するリミツトスイツチである。
なお、ガイドレール1aにはフレーム1の右端
部(ワーク2の収容側と反対側端部)において、
傾斜部1a′が形成されている。
上記フイーダは次のように作動する。まず、シ
リンダ13を駆動してそのロツドを縮めると、バ
ー9は第2図で右方に移動し、これにより各リン
ク10a,10bは右方に倒れてリミツトスイツ
チ21と接触する。リンク10a,10bが倒れ
ることにより、バー9は降下し、これとともに爪
7も降下する。爪7の降下により、爪7の先端は
フレーム1のワーク載置面の下に位置せしめられ
る。この状態でモータ15を正回転すると、スク
リユー14が回転し、キヤリヤ3およびフツク5
はそれぞれキヤリヤガイド1bおよびガイドレー
ル1aに案内されて往動する。キヤリヤ3の往動
により、爪7もローラガイド9aに案内されてキ
ヤリヤ3とともに往動する。この往動の途中で、
キヤリヤ3に設けられたリミツトスイツチは最先
端のワーク2と接触する。このとき、モータ15
を停止し(キヤリヤ3停止)、シリンダ13のロ
ツドを伸長するとバー9は左方に移動してリンク
10a,10bが起立し、バー9は上昇し、これ
とともに爪7を上昇する。爪7の上昇により、最
先端のワーク2aは第2図に示すように、上昇し
た爪7とフツクとの間にい挾持されることにな
る。この状態でモータ15を逆転させると、キヤ
リヤ3は復動し、爪7およびワーク2aもこれに
したがつて復動する。キヤリヤ3がフレーム1の
右端部の所定位置に達すると、キヤリヤ3はリミ
ツトスイツチ19と接触する。この位置におい
て、フツク5のローラ4はガイドレール1aの傾
斜部1a′に位置し、フツク5はその傾斜角度に応
じて第4図に示す矢印方向に倒れる。これにより
フツク5と爪7とによるワーク2aの把持が解除
され、ワーク2aは図示しない他の把持装置又は
人手により、支障なく取り出される。このような
動作を繰り返すことにより、ワーク2はその収容
部から1つずつ所定位置(フレーム1の右端部)
まで送り出される。
次に、上記の動作を自動的に実行するための制
御装置について説明する。第1図はフイーダを制
御する制御装置のブロツク図である。図で、1
8,19,20,21,22はそれぞれ第2図に
示す符号と同一符号のリミツトスイツチである。
30はフイーダの始動を指令する始動信号発生
器、31はシリンダ13のロツドを縮める爪下げ
機構、32はモータ15を正転させるモータ正転
駆動機構、33はシリンダ13のロツドを伸長さ
せる爪上げ機構、34はモータ15を逆転させる
モータ逆転駆動機構である。又、35,37,3
9,45,48,49,50,51はAND回路、
36,44,47はOR回路、38,40,4
1,42,43,46はNOT回路である。
ここで、この制御装置の動作について説明す
る。最初、キヤリヤ3が所定位置にあり、爪7が
上昇している状態にあるとする。この状態におい
て、リミツトスイツチ19,22からはON信
号、リミツトスイツチ18,20,21からは
OFF信号が出力される。以下、ON信号を「1」、
OFF信号を「0」で表わす。リミツトスイツチ
18の出力信号cが「0」であるため、AND回
路35の出力信号は「0」、OR回路36の出力
信号yも「0」、AND回路37の出力信号zも
「0」となり、NOT回路38の出力信号は
「1」となる。しかし、始動信号発生器30は操
作されていないので、その信号sは「0」であ
る。したがつて、AND回路39の出力信号s0
「0」であり、各AND回路48,49,50,5
1の出力信号は「0」となり、各機構31,3
2,33,34は作動しない。
この状態において、始動信号発生器30を作動
すると、その出力信号sが「1」となり、AND
回路39の出力信号s0も「1」となる。又、この
とき、リミツトスイツチ21の出力信号dは
「0」であるからNOT回路40の出力信号は
「1」となる。さらに、リミツトスイツチ18の
出力信号cは「0」であるからNOT回路41の
出力信号は「1」となる。又、OR回路44の
出力f0は、始動信号発生器30を作動する前にお
いては、その出力信号sが「0」であるため、
AND回路45の出力信号xが「0」、かつ、リミ
ツトスイツチ20の出力信号fが「0」であるか
ら、信号f0は「0」である。始動信号発生器を操
作して、その出力信号sが「1」になつても、
AND回路45の出力信号xは「0」のまままで
あり、また、リミツトスイツチ20の出力fも
「0」であるから、OR回路44の出力f0は「0」、
したがつて、信号0は「1」である。結局、信
号s0、、、0が「1」となるので、AND回
路48の出力信号は「1」となり、爪下げ機構3
1が駆動されてバー9が降下し、爪7がフレーム
1のワーク載置面の下に下げられる。
爪下げ機構31が駆動されてリンク10a,1
0bが倒されると、リミツトスイツチ22の出力
信号uが「0」、リミツトスイツチ21の出力信
号dが「1」になる。このため、NOT回路40の
出力信号は「0」となり、爪下げ機構31の駆
動は停止され、爪7は下降位置に保持される。
又、信号は依然「1」である。一方、リミツト
スイツチ20の出力信号fは依然として「0」で
あるからOR回路44の出力信号f0も依然として
「0」、したがつて、NOT回路46の出力信号0
は依然として「1」のままである。結局、信号
s0、d、、0が「1」となり、このためAND
回路49の出力は「1」となり、モータ正転駆動
機構32が駆動されてモータ15は正転を開始
し、キヤリヤ3は下降した爪7とともに往動す
る。これにより、リミツトスイツチ19の出力信
号rは「0」となるが、AND回路35の出力信
号は「0」のままなので信号s0は「1」で変ら
ず、モータ正転駆動機構32は駆動を続ける。
このように、キヤリヤ3が往動を続け、キヤリ
ヤ3に設けられたリミツトスイツチ18が最先端
のワーク2に接触すると、リミツトスイツチ18
の出力信号cは「1」になる。このため、NOT
回路41の出力信号は「0」となり、AND回
路49の出力信号も「0」となつてモータ正転駆
動機構32は不作動となりモータ15が停止し、
キヤリヤ3の往動も停止する。一方、リミツトス
イツチ22の出力信号uは爪7が下げられた状態
にあるので「0」であり、NOT回路42の出力
信号は「1」である。信号cが「1」となるこ
とによりAND回路35の一方の入力信号は「1」
となるが、他方の入力信号であるリミツトスイツ
チ19の出力信号rが「0」であるので、AND
回路35の出力信号は「0」であり、信号s0は依
然として「1」である。又、信号cが「1」とな
ることにより、OR回路47の出力信号は「1」
となる。したがつて、信号s0、c、は「1」と
なり、AND回路50の出力も「1」となつて爪
上げ機構33が駆動される。これにより、シリン
ダ13のロツドが伸長され、バー9は上昇し、こ
れに伴なつて爪7も上昇し、第2図に示すように
フツク5と協働してワーク2aを把持する。
爪7が上昇したとき、リンク10a,10bは
起立位置となり、リミツトスイツチ22と接触し
てその出力信号uを「1」とする。このため、
NOT回路42の出力信号は「0」となり、爪
上げ機構33の駆動は停止され、爪7は上昇位置
に保持される。この場合、AND回路35の入力
には変化がないので、信号s0は「1」、又、ワー
ク2aを把持しているので、信号cは「1」であ
る。結局、信号s0、u、、cが「1」となり、
AND回路51の出力信号が「1」となつて、モ
ータ逆転駆動機構34が駆動され、モータ15は
逆転する。この結果、キヤリヤ3はフツク5と爪
7とでワーク2aを把持しながら復動を開始す
る。
キヤリヤ3の復動が継続されると、キヤリヤ3
は所定位置に達し、リミツトスイツチ19に接触
する。これにより、リミツトスイツチ19の出力
信号rは「1」になり、NOT回路43の出力信
号は「0」になつてAND回路51の出力信号
を「0」とし、モータ逆転駆動機構34を不作動
とし、モータ15を停止し、キヤリヤ3をも停止
する。この状態において、信号r、cはいずれも
「1」となるので、AND回路35の出力は「1」、
OR回路36の出力信号も「1」となり、AND回
路37の出力信号zは「1」、NOT回路38の出
力信号は「0」、AND回路39の出力信号s0
「0」となり、すべての機構31,32,33,
34を不作動状態に置く。一方、キヤリヤ3が当
該所定位置に位置せしめられると、前述のよう
に、ローラ4はガイドレール1aの傾斜部1a′に
位置し、フツク5は開き、把持してワーク2aを
上方に取り上げ得る態勢となる。そして、ロボツ
ト等の機械又は人手によりワーク2aが取り去ら
れると、始動信号発生器を操作し、その出力信号
sを「0」とする。この状態は、本制御装置の動
作の説明の最初に述べた状態であり、再び始動信
号発生器を操作してその出力信号aを「1」にす
ると、上記の動作が繰り返されて、ワークが1つ
送り出されることになる。
ところで、本実施例の制御装置にあつては、上
記の通常状態以外の状態にも対処し得る機能を有
する。以下、この機能を列記して説明する。
1 キヤリヤ3とワーク2aとの干渉防止 キヤリヤ3がワーク2aを把持して所定位置
に停止し、フツク5が開いた状態におい、始動
信号発生器30がOFFとされず、その出力信
号sが「1」の状態にある場合を考える。この
場合、他の機械により把持されているワーク2
aが取り出されると、その瞬間、ワーク2aと
リミツトスイツチ18との接触が断たれ、リミ
ツトスイツチ18の出力信号は「0」となる。
この状態で、信号、は「1」であるので、
もし、信号s0が「1」であると、前述のように
爪下げ機構31、次いでモータ正転駆動機構3
2が駆動され、ワーク2aが取り出される前に
キヤリヤ3のフツク5とワーク2aとが衝突
し、ワーク2aが他の機械からはじき飛ばされ
るおそれがあり、極めて危険であり、かつ、作
業自体も停滞する。
しかしながら、本実施例では、OR回路36
およびAND回路37で構成される保持回路に
より、フツク5とワーク2aとの干渉を防止す
る。即ち、キヤリヤ3がワーク2aを把持して
所定位置に停止した状態の場合、信号cおよび
信号rはいずれも「1」となる。したがつて、
AND回路35の出力信号は「1」、OR回路3
6の出力信号yは「1」、信号sが「1」であ
るからAND回路37の出力信号zも「1」と
なる。この信号zはOR回路36の入力となる
ので、OR回路36の一方の入力信号は「1」
となる。ワーク2aの取り出しにおいて、ワー
ク2aがリミツトスイツチ18から離れた瞬
間、その出力信号cは「0」となり、AND回
路35の出力も「0」となる。しかしながら、
OR回路36の入力信号zは「1」であるの
で、OR回路36の出力信号yは「1」に保持
され、信号zは「1」、NOT回路の出力信号
は「0」となり、AND回路s0は「0」となる。
このため、各機構31,32,33,34は、
ワーク2aがリミツトスイツチ18から離れて
も不作動状態に維持され、ワーク2aは何等支
障なく取り出される。始動信号発生器30を操
作し、信号sを「0」にすることによりAND
回路37の出力信号zが「0」となり、保持回
路の信号保持状態は解除される。
2 ワーク2がフレーム1上に存在しない場合、
誤つて始動信号発生器30を操作しても、次の
送り出し作業に支障を生じない。
ワーク2がフレーム1上にない場合、始動信
号発生器30が操作され、信号sが「1」にな
ると、前述のように爪下げ機構31、モータ正
転駆動機構32が駆動され、キヤリヤ3は往動
する。しかし、フレーム1上にワーク2がない
ので、リミツトスイツチ18によるワーク2の
検出はなされず、キヤリヤ3はそのまま往動を
続け、遂にはフレーム1の左端まで移動してリ
ミツトスイツチ20と接触する。これにより、
リミツトスイツチ20の出力信号fは「1」と
なり、OR回路44の出力信号f0が「1」、
NOT回路46の出力信号0が「0」となり、
モータ正転駆動機構32を不作動とし、キヤリ
ヤ3は停止する。このとき、始動信号発生器3
0の出力信号sは「1」であるので、AND回
路45の出力信号xは「1」、OR回路44の
出力信号f0は「1」となり、信号fの如何にか
かわらず信号f0は「1」に保持される。即ち、
OR回路44およびAND回路45で信号保持回
路が構成されている。キヤリヤ3がその往動を
停止した時点においては、信号s0、、f0
「1」となるので、爪上げ機構33が駆動され、
爪7が上昇する。爪7が上昇するとリミツトス
イツチ22の出力信号uが「1」となり、か
つ、リミツトスイツチ19の出力信号rは
「0」であるため、信号s0、u、、f0は「1」
となるので、モータ逆転起動機構34が駆動さ
れ、キヤリヤ3は復動する。このとき、キヤリ
ヤ3がリミツトスイツチ20から離れるので、
リミツトスイツチ20の出力信号fは「0」に
なるが、前記の保持回路により信号f0は「1」
に保持され、キヤリヤ3′の復動は支障なく継
続される。キヤリヤ3がフレーム1の右端部の
所定位置に達すると、リミツトスイツチ19の
出力信号rが「1」となり、NOT回路34の
出力信号が「0」となり、モータ逆転起動機
構34は停止する。始動信号発生器30を操作
し、信号sは「0」にするとAND回路45の
入力の一方も「0」になり、AND回路45の
出力信号x、RO回路44の出力信号f0はいず
れも「0」となり、信号の保持は解除される。
かくして、キヤリヤ3は所定位置に戻り、次の
送り出し作業に備えて待機状態となる。
3 キヤリヤ3の復動中、ワーク2aの把持が外
れても再度把持を行なう。
キヤリヤ3が、フツク5と爪7とによりワー
ク2aを把持して復動しているとき、振動、そ
の他の原因により、ワーク2aがキヤリヤ3か
ら外れる場合がある。この状態では、信号s0
「1」、信号0は「1」、爪7が上げられている
ので、信号dは「0」、信号は「1」、ワーク
2aが外れているので、リミツトスイツチ18
の出力信号cは「0」、信号は「1」となる。
したがつて、AND回路48の出力信号は「1」
となり、爪下げ機構31が駆動され、再度爪7
が下降される。以後、通常の動作と同じく、キ
ヤリヤ3が往動し、最初のワークをリミツトス
イツチ18で検出し、これを把持してキヤリヤ
3を所定位置まで復動させる。
4 一連の動作中、一時停止がなされた場合、再
スタートは停止したときの状態から開始され
る。
制御装置の一時停止は始動信号発生器30の
出力信号sを「0」とすることによりなされ
る。今、キヤリヤ3が往動中、信号sが「0」
になると、AND回路39の出力信号s0が「0」
となり、モータ正転駆動機構32の駆動が停止
され、キヤリヤ3も停止する。この状態におい
て、信号d、、0は「1」である。次に、
再び始動信号発生器30を操作して信号sを
「1」にすると、信号s0も「1」となり、再び
モータ正転駆動機構32が駆動され、キヤリヤ
3は停止した状態から再び往動を開始する。
又、キヤリヤ3がワーク2aを把持して復動
中、信号sが「0」になると信号s0も「0」と
なり、モータ逆転駆動機構34の駆動が停止さ
れ、キヤリヤ3も停止する。この状態におい
て、信号u、、cは「1」である。次に、再
スタートのため、信号sを「1」にすると、信
号s0も「1」となり、再びモータ逆転駆動機構
34が駆動され、キヤリヤ3は停止した状態か
ら再び復動を開始する。
以上述べた1〜4の機能により、本実施例にお
いては、フイーダの通常動作以外の事態にも充分
に対処し得るものである。
このように、本実施例では、ワークの把持をフ
ツクと協動する爪の上下動により行ない、この爪
の上下動は固定部分であるフレームに設けられた
バーの上下動により行なうにしたので、キヤリヤ
に爪の上下動を行なう駆動源を設ける必要がな
く、したがつて、油圧ホースや導電ケーブル等を
使用する必要はなく、それらの破損による故障発
生を防止することができる。又、ワークの放出は
フツクとフレームの傾斜により行なうので、ワー
クの取出しと放出は爪(バー)の単純な上下動の
みで可能となり、制御が容易となる。さらに、ワ
ークの存在を検出する検出器はキヤリヤに設けら
れるので、それ自体回動するようなことはなく、
故障のない安定した検出を行なうことができる。
又、爪の上昇および下降、ワークの存在、キヤリ
ヤのフレーム両端の所定位置への到達をそれぞれ
検出する検出器と、始動信号発生器とを設け、こ
れら各検出器および始動信号発生器の出力信号を
論理回路で処理し、爪下げ機構、爪上げ機構、モ
ータ正転駆動機構およびモータ逆転駆動機構を適
宜作動するようにしたので、ワークを所定位置に
1個ずつ自動的に送り出すことができ、又、通常
動作以外の動作にも対処することができる。
なお、上記実施例の説明では、ワークの送り出
し作業の1サイクル終了毎に始動信号発生装置を
操作してその出力信号をOFFにし、次のサイク
ル開始時、当該出力信号を再びONにする例につ
いて説明したが、このような始動信号発装置の操
作は、所定位置に送り出されたワークを把持する
機械からの信号により行なうこともできる。又、
所定位置に送り出されたワークがリミツトスイツ
チを離れてから一定時間後、始動信号発生器の出
力信号をOFF、ONとするタイマ手段を設けてお
けば、ワークの自動送り出しを連続的に行なうこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、ワークの把持
をフツクと協動する爪の上下動により行ない、こ
の爪の上下動は固定部分であるフレームに設けら
れたバーの上下動により行なうにしたので、キヤ
リヤに爪の上下動を行なう駆動源を設ける必要は
なく、したがつて、油圧ホースや導電ケーブル等
を使用する必要はなく、それらの破損による故障
発生を防止することができる。又、ワークの放出
はフツクとフレームの傾斜により行なうので、ワ
ークの取出しと放出は爪(バー)の単純な上下動
のみで可能となり、制御が容易となる。さらに、
ワークの存在を検出する検出器はキヤリヤに設け
られるので、それ自体が回動することはなく、故
障のない安定した検出を行なうことができる。
又、爪の上昇端、下降端、ワークの存在、キヤリ
ヤの所定位置への到達をそれぞれ検出する検出器
と、始動信号発生器とを設け、これら各検出器お
よび始動信号発生装置の出力信号に基づいて爪下
げ手段、爪上げ手段、往動手段および復動手段を
順次作動させるようにしたので、ワークを所定の
個所に自動的に1ずつ送り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るフイーダの制御
装置のブロツク図、第2図は本発明の実施例に係
るフイーダの側面図、第3図は第2図に示す線
−に沿う断面図、第4図は第3図に示す線−
に沿う断面図である。 1……フレーム、2,2a……ワーク、3……
キヤリヤ、5……フツク、7……爪、9……バ
ー、10a,10b……リンク、13……シリン
ダ、14……スクリユー、15……モータ、1
8,19,20,21,22……リミツトスイツ
チ、30……始動信号発生器、31……爪下げ機
構、32……モータ正転駆動機構、33……爪上
げ機構、34……モータ逆転駆動機構、35,3
7,39,45,48,50,51……AND回
路、36,44,47……OR回路、38,4
0,41,42,43,46……NOT回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワークを載置するとともにワーク放出端に傾
    斜を有するフレーム、このフレームに沿つて往復
    動するキヤリヤ、そのキヤリヤに上下動可能に係
    合された爪、前記キヤリヤに可回動に設けられ前
    記爪とともに前記ワークを把持し前記傾斜により
    回動するフツク、前記フレームの全長に亘つて上
    下動可能に設けられるとともに前記爪が移動可能
    な状態で係合するバー、前記キヤリヤに固定され
    前記ワークの存在を検出する第1の検出器、前記
    バーの上動端を検出する第2の検出器、および前
    記バーの下動端を検出する第3の検出器を有する
    フイーダと、このフイーダの始動を指令する始動
    信号発生器と、この始動信号発生器の信号により
    前記バーを下げるバー下げ手段と、前記第2の検
    出器の検出信号により前記キヤリヤを往動させる
    往動手段と、前記第1の検出器の検出信号により
    前記バーを上げて前記ワークを把持するバー上げ
    手段と、前記第3の検出器の検出信号により前記
    キヤリヤを把持したワークとともに所定位置まで
    復動させる復動手段とを備えていることを特徴と
    するフイーダ用制御装置。
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