JPH045143Y2 - - Google Patents

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JPH045143Y2
JPH045143Y2 JP1985099475U JP9947585U JPH045143Y2 JP H045143 Y2 JPH045143 Y2 JP H045143Y2 JP 1985099475 U JP1985099475 U JP 1985099475U JP 9947585 U JP9947585 U JP 9947585U JP H045143 Y2 JPH045143 Y2 JP H045143Y2
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JP
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ray
slice
scan
slice thickness
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JP1985099475U
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JPS629406U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、X線CT装置(コンピユータ断層
撮影装置)の改良に関する。
従来の技術 X線CT装置により頭部を撮影する場合、脳底
部などの骨の構造が複雑な部位では、スライス厚
さが厚いと、パーシヤル・ボリユーム・アーテイ
フアクトが発生する。そこで、このような部位の
撮影を行なう場合は、第3図に示すように、厚さ
2mm、5mmなどの比較的薄いスライス厚さで撮影
するのがアーテイフアクトの少ない画像を得るの
に有効とされている。他方、頭頂部などではこの
ような不都合はないので10mm程の比較的厚いスラ
イス厚さで撮影する。
考案が解決しようとする問題点 ところで、このようにスライス厚さの異なる複
数のスライスをまとめて順次スキヤンする一連の
スキヤン(複合スライス厚スキヤンと呼ぶ)を行
なう場合、従来ではCR像を利用してスキヤン計
画を作成するとか、または一連のスキヤン中にそ
の都度スライス厚さやX線管電流を変更する操作
を行なうようにしている。
したがつて、従来では操作が煩雑であつたり、
スキヤン中は操作者が手を離すことができないな
どの問題があつた。
この考案は、頭部検査などにおける複合スライ
ス厚スキヤンを簡単な操作で実行できるよう改善
したX線CT装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案によるX線CT装置では、撮影部位に
応じて標準的に定められる各スライス厚さ毎のス
キヤン条件及び各スライス厚さでの撮影枚数が予
めプリセツトされたメモリを有し、このメモリの
内容を参照しながら上記X線発生手段および移動
手段を制御してスライス毎にスキヤン条件の異な
るスキヤンを所定の枚数分連続して行なつていく
ようにしたことを特徴とする。
作 用 撮影部位が頭部であれば、脳底部では比較的薄
いスライス厚さで何枚分のスキヤンし、頭頂部で
は厚いスライス厚さで何枚分のスキヤンを行う
等、撮影部位毎に複合スライス厚スキヤンの各ス
ライス厚さ毎のスキヤン条件及び各スライス厚さ
での撮像枚数が標準的に定められることに着目
し、メモリには撮影部位毎に標準的に定められる
各スライス厚さ毎のスキヤン条件及び各スライス
厚さでの撮像枚数が予めプリセツトされているの
で、実際の被写体の特定の撮影部位に対して複合
スライス厚スキヤンを行なう場合、撮影部位の選
択を行なうだけで、このメモリの内容を参照しな
がらX線発生手段および移動手段を制御してスラ
イス毎にスキヤン条件の異なるスキヤンを所定の
枚数分だけ連続して行なうことができる。
実施例 第1図および第2図はこの考案をR/Rタイプ
(Rotate/Rotate型)のX線CT装置に適用した
もので、この図において、ガントリ1にはトンネ
ル部2が形成されている。ベツト装置3の天板3
1には患者4が横たえられており、この天板31
が移動することによつて患者4がトンネル部2の
なかに挿入される。ガントリ1内にはトンネル部
2をはさんでX線管5とX線検出器8とが対向配
置されており、2mm、5mm、10mm等スライス厚切
換可能なスリツト6を通してX線ビーム7がこの
トンネル部2内に照射され、トンネル部2内に患
者4が置かれているときはこの患者4を透過した
X線ビーム7がX線検出器8に入射するようにな
つている。これらX線管5、スリツト6およびX
線検出器8は、このR/RタイプのX線CT装置
では、図では省略しているスキヤン機構により保
持されてトンネル部2の周囲を回転するようにな
つている。ベツト装置3により患者4がX線ビー
ム7に対して移動できるようになつているのはス
ライス位置を変えるためである。
このR/RタイプのX線CT装置の場合、上記
のようにスキヤン機構によりX線管5とX線検出
器8とがともに回転することにより、患者4の特
定のスライスに関して各方向からX線ビーム照射
のスキヤンを行ない、そのスライスについての各
方向の投影データを得る。このスキヤン中X線管
5は高電圧発生・制御装置11から高電圧の供給
を受け、X線ビーム7を患者4に向けて照射す
る。X線検出器8から得られる信号はCPU10
に投影データとして取り込まれる。この投影デー
タは画像再構成装置13により、たとえば逆投影
法などのアルゴリズムに基づいて処理され、その
スライスについての断層像が再構成され、これが
表示装置14により表示される。
このとき、高電圧発生・制御装置11、スリツ
ト6およびベツド装置3はCPU10によりメモ
リ12の内容にしたがつて制御される。すなわ
ち、メモリ12には、スライス厚さ、ベツド天板
31の送り量、X線電流、スキヤン時間などの各
スライス毎のスキヤン条件のテーブルが予め記憶
させられており、これが読み出される。操作卓パ
ネル9には、スタートスイツチ91、ストツプス
イツチ92の他に、スキヤンする部位を指定する
ためのスイツチ93、スキヤン条件を選択するス
イツチ94や複合スライス厚スイツチ95等が設
けられる。頭部検査の場合、OMライン(目と耳
を結ぶライン)から5mm厚さのスライスが何枚、
10mm厚さのスライスが何枚というように、通常は
そのスキヤン計画は類型化できる。そこで、この
ような標準的なスキヤン計画に基づいて、図示し
ないキーボードなどから各スライスについてのス
キヤン条件を予め設定することができる。頭部撮
影の場合は、スイツチ93によりスキヤン部位を
頭部と指定し、複合スライス厚スキヤンスイツチ
95を押した後、スタートスイツチ91を操作す
る。すると、メモリ12から各スライスについて
スキヤン条件が読み出され、CPU10を介して、
高電圧発生・制御装置11が制御されてX線管5
に所定の管電流(たとえば400mA)が与えられ、
スリツト6が制御されてX線ビーム7の厚さが所
定の厚さ(たとえば2mm)とされ、こうして1回
のスキヤンが終了して1つのスライスについての
1枚の断層像を得るためのデータ収集が終ると、
ベツド装置3が制御されて天板31が所定量(た
とえば2mm)だけ移動させられて、次のスライス
についてのスキヤンに備える。次のスライスにつ
いては、上記と同様にメモリ12の内容にしたが
つてスキヤン条件(たとえば管電流;300mA、
スライス厚;5mm)が定められ、この条件でスキ
ヤンが行なわれ、その後たとえば5mm天板31が
移動させられる。このようにしてスキヤン条件の
異なる複数枚のスライスについてのスキヤンが順
次自動的に実行されていく。
なお、上記ではスキヤン条件として、スライス
厚さ、ベツト天板送り量、X線管電流などを挙げ
たが、これに限らず、他の条件をメモリ12に格
納するようにしてもよい。
また、上記ではR/RタイプのX線CT装置に
適用した実施例について説明したが、この考案は
他のタイプのX線CT装置にも適用できることは
勿論である。
考案の効果 この考案によれば、複合スライス厚スキヤンを
簡単な操作で実行できるため、特に頭部撮影にお
いてアーテイフアクトの少ない画質の優れた断層
像を得るのに効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のブロツク図、第
2図は同実施例の正面側からの模式図、第3図は
頭部撮影におけるスライス厚を説明するための模
式図である。 1……ガントリ、2……トンネル部、3……ベ
ツド装置、31……ベツド天板、4……患者、5
……X線管、6……スライス厚設定用スリツト、
7……X線ビーム、8……X線検出器、9……操
作卓パネル、10……CPU、11……高電圧発
生・制御装置、12……メモリ、13……画像再
構成装置、14……表示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X線発生手段と、該X線発生手段と対向配置さ
    れるX線検出手段と、これらX線発生手段および
    X線検出手段の間の空間内に被写体を移動させる
    移動手段と、該被写体の特定スライスについて上
    記X線発生手段およびX線検出手段をスキヤンさ
    せる手段と、1回のスキヤンで得たデータから1
    枚の断層像を再構成する画像再構成手段とを有す
    るX線CT装置において、撮影部位に応じて標準
    的に定められる各スライス厚さ毎のスキヤン条件
    及び各スライス厚さでの撮影枚数が予めプリセツ
    トされたメモリを有し、このメモリの内容を参照
    しながら上記X線発生手段および移動手段を制御
    してスライス毎にスキヤン条件の異なるスキヤン
    を所定の枚数分連続して行なつていくようにした
    ことを特徴とするX線CT装置。
JP1985099475U 1985-06-30 1985-06-30 Expired JPH045143Y2 (ja)

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JP1985099475U JPH045143Y2 (ja) 1985-06-30 1985-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS629406U JPS629406U (ja) 1987-01-21
JPH045143Y2 true JPH045143Y2 (ja) 1992-02-14

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ID=30968381

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636793B2 (ja) * 1988-05-20 1994-05-18 株式会社東芝 X線ctスキヤナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519353A (en) * 1974-07-11 1976-01-26 Tokyo Shibaura Electric Co X senshindandeetashorisochi
JPS571878A (en) * 1980-06-02 1982-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electromagnetic proportional control valve
JPS57206000A (en) * 1981-04-30 1982-12-17 Philips Nv X-ray generator
JPS5894833A (ja) * 1981-12-01 1983-06-06 株式会社東芝 X線ct装置
JPS58169438A (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 横河電機株式会社 X線ct装置

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