JPH0451155Y2 - - Google Patents

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JPH0451155Y2
JPH0451155Y2 JP1986078353U JP7835386U JPH0451155Y2 JP H0451155 Y2 JPH0451155 Y2 JP H0451155Y2 JP 1986078353 U JP1986078353 U JP 1986078353U JP 7835386 U JP7835386 U JP 7835386U JP H0451155 Y2 JPH0451155 Y2 JP H0451155Y2
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JP
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cylindrical
cylindrical member
seal
nozzle
cylindrical members
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は給油管のシール装置に関し、特に、
自動車等の燃料タンクに設けられて、給油時にガ
ソリンおよびその蒸発物が漏れるのを防止するこ
とができる給油管のシール装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来のこの種のものは、第5図に示すように、
図示しない燃料タンクに連設される筒状部材(チ
ユーブ)31に、保持部材34a,34bによつ
て弾性シール部材35およびノズルガイド部材3
9を一体に装着し、このノズルガイド部材39を
ガイドとして給油ノズル32を差込んで弾性シー
ル部材35によりシールするようになつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のものは、弾性
シール部材35が筒状部材31とのシール機能を
持たないため、筒状部材31と保持部材34aと
の寸法精度、および保持部材34aとノズルガイ
ド部材39との寸法精度をいずれも正確に設定、
加工して慎重に嵌め合せなければ完全にシールす
ることができず、また、弾性シール部材35およ
びノズルガイド部材39の前後を保持する2つの
保持部材34a,34bが必要不可欠であるし、
ノズルガイド部材39も必要であり、したがつ
て、部品点数が多く、高い加工精度が必要で、コ
ストが高いうえ、高品質の確保が容易でない等の
問題点があつた。
この考案は上記したような従来のもののもつ問
題点を解決したものであつて、製作が容易で品質
が高い給油管のシール装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の問題点を解決するために、タ
ンクに接続可能な給油管に連通可能であるととも
に、段部を介して給油ノズルの挿入方向先方側が
小径に形成されている筒状部材と、この筒状部材
の内部に設けられて、前記給油ノズルの外周面に
当接する内周シール部、および前記筒状部材の内
周面に当接する外周シール部が設けられた筒状の
弾性シール部材と、前記給油ノズルの挿入方向手
前側から前記筒状部材の内部に差込まれるととも
に、該筒状部材と協働して前記段部に前記弾性シ
ール部材を固定する筒状の保持部材とを具えたこ
とを特徴とする給油管のシール装置を構成したも
のである。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、
筒状部材の内部に、給油ノズルの挿入方向手前側
から筒状の弾性シール部材を挿入し、さらに、保
持部材を挿入すると、前記弾性シール部材は筒状
部材に設けた段部に固定され、この弾性シール部
材は挿入される給油ノズルとのシールを行うだけ
でなく筒状部材とのシールも行うことになる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図はこの考案の一実施例を示し、図示しな
い燃料タンク等のタンクの給油管と連通可能とな
つている筒状部材(チユーブ)1に、給油ノズル
2の差込側端部(図中右方にあつて図示省略)よ
り小径の段部3が形成されている。
また、単体の保持部材4に取付けられた弾性シ
ール部材5は、保持部材4とともに筒状部材1に
差込まれたとき段部3に当接する段部6を有し、
また、段部3,6が互いに当接した図示の装着位
置において、差込まれる給油ノズル2とのシール
を行う内周シール部7と、筒状部材1とのシール
を行う外周シール部8とを有している。
さらに、前記保持部材4には、給油ノズル2の
差込時にシールリツプ(内周シール部7)の損傷
を防止するノズルガイド部9が一体に形成されて
いる。
上記のように構成された場合、弾性シール部材
5の内周シール部7が差込まれる給油ノズル2と
のシールを行うだけでなく、外周シール部8が筒
状部材1とのシールを行うため、筒状部材1と保
持部材4との間に多少の間隙があつても緊密なシ
ールが達成され、しかも、部品点数は単体の保持
部材4と弾性シール部材5との2点だけとなる。
第2図はこの考案の他の実施例を示し、この実
施例にあつては、筒状部材11の段部13に当接
する段部16が弾性シール部材15ではなく保持
部材14に形成され、また、ノズルガイド部19
が保持部材14ではなく弾性シール部材15に形
成されている点を除き、第1図のものと同様であ
るので、第1図と同様の部分には第1図で使用し
た符号に10を加えた符号を付けて示してある。
上記のように構成されたものは、第1図のもの
と同様に、筒状部材11と保持部材14との間に
多少の間隙があつても緊密なシールが達成され、
しかも、部品点数は2点だけである。
第3図、第4図はこの考案のさらに他の実施例
を示し、この実施例にあつては、給油ノズル22
が差込まれるとき弾性シール部材25の内周シー
ル部27を拡げる力を、外周シール部28を拡げ
る力に直接利用できる点を除き、第2図のものと
ほぼ同様であるので、第2図と同様の部分に第2
図で使用した符号にさらに10を加えて符号を付
けて示してある。
上記のように構成されたものは、弾性シール部
材25の内周シール部27および外周シール部2
8が差込まれる給油ノズル22および筒状部材2
1とのシールをそれぞれ行う際に、給油ノズル2
2が差込まれることによつて内周シール部27が
拡げられる力をそのまま外周シール部28を拡げ
る力に利用でのるため、両シール部27,28が
互いにバランスして効率よくシールすることがで
き、したがつて、前記筒状部材21と保持部材2
4との間に多少の間隙があつても緊密なシールが
達成され、しかも、部品点数は2点だけである。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、弾性シ
ール部材が給油ノズルとのシールを行うだけでな
く筒状部材とのシールも行うことができ、そのた
め、かりに筒状部材と保持部材との間に多少の間
隙があつたとしても緊密なシールを達成すること
ができることとなつて、高い加工精度が不要であ
るし組立も容易でありながら品質の向上を図るこ
とができ、さらに、部品点数を削減することが可
能であり、この点からも製作の容易化およびコス
トの低減を図ることができるという効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部の断面
図、第2図はこの考案の他の実施例を示す要部の
断面図、第3図はこの考案のさらに他の実施例を
示す要部の断面図、第4図は第3図の−線に
沿つた断面図、第5図は従来のものの一例を示す
要部の断面図である。 1,11,21,31……筒状部材、2,1
2,22,32……給油ノズル、3,6,13,
16,23,26……段部、4,14,24,3
4a,34b……保持部材、5,15,25,3
5……弾性シール部材、7,17,27……内周
シール部、8,18,28……外周シール部、
9,19,29……ノズルガイド部、39……ノ
ズルガイド部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンクに接続可能な給油管に連通可能であると
    ともに、段部3,13,23を介して給油ノズル
    2,12,22の挿入方向先方側が小径に形成さ
    れている筒状部材1,11,21と、この筒状部
    材1,11,21の内部に設けられて、前記給油
    ノズル2,12,22の外周面に当接する内周シ
    ール部7,17,27、および前記筒状部材1,
    11,21の内周面に当接する外周シール部8,
    18,28が設けられた筒状の弾性シール部材
    5,15,25と、前記給油ノズル2,12,2
    2の挿入方向手前側から前記筒状部材1,11,
    21の内部に差込まれるとともに、該筒状部材
    1,11,21と協働して前記段部3,13,2
    3に前記弾性シール部材5,15,25を固定す
    る筒状の保持部材4,14,24とを具えたこと
    を特徴とする給油管のシール装置。
JP1986078353U 1986-05-24 1986-05-24 Expired JPH0451155Y2 (ja)

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JPS62191631U JPS62191631U (ja) 1987-12-05
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DE3829948A1 (de) * 1988-09-03 1990-03-15 Freudenberg Carl Fa Zapfpistolendichtung
JP5090280B2 (ja) * 2008-07-18 2012-12-05 株式会社アステア 給油口閉鎖装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421610U (ja) * 1977-07-13 1979-02-13
JPS60199724A (ja) * 1984-03-23 1985-10-09 Toyota Motor Corp 車両用燃料タンク

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