JPH0451043Y2 - - Google Patents
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- JPH0451043Y2 JPH0451043Y2 JP1988116923U JP11692388U JPH0451043Y2 JP H0451043 Y2 JPH0451043 Y2 JP H0451043Y2 JP 1988116923 U JP1988116923 U JP 1988116923U JP 11692388 U JP11692388 U JP 11692388U JP H0451043 Y2 JPH0451043 Y2 JP H0451043Y2
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- JP
- Japan
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- groove
- central
- grooves
- lateral width
- tread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0304—Asymmetric patterns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C2200/00—Tyres specially adapted for particular applications
- B60C2200/02—Tyres specially adapted for particular applications for aircrafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、一般に航空機用に適したタイヤ、と
くに、非対称なトレツド構造を有する航空機用タ
イヤに関する。
くに、非対称なトレツド構造を有する航空機用タ
イヤに関する。
タイヤの技術においては、航空機用に適したタ
イヤは、乗用車、バス、トラツクまたは同様の地
上のみで使用される車両に比べて、非常な高速と
荷重の影響を被る条件下で作動可能でなければな
らないと一般に認められている。考案の詳細な説
明および実用新案登録請求の範囲において、タイ
ヤはそれが製造される年のタイヤ・リム協会年鑑
またはヨーロツパタイヤ・リム技術機構年鑑のい
ずれか、あるいはその時点のアメリカ軍用規格
「MIL−Ｔ−5041」最新号に規定されたサイズお
よび荷重範囲、またはプライ等級のタイヤであれ
ば、それは航空機用に適したタイヤである。
イヤは、乗用車、バス、トラツクまたは同様の地
上のみで使用される車両に比べて、非常な高速と
荷重の影響を被る条件下で作動可能でなければな
らないと一般に認められている。考案の詳細な説
明および実用新案登録請求の範囲において、タイ
ヤはそれが製造される年のタイヤ・リム協会年鑑
またはヨーロツパタイヤ・リム技術機構年鑑のい
ずれか、あるいはその時点のアメリカ軍用規格
「MIL−Ｔ−5041」最新号に規定されたサイズお
よび荷重範囲、またはプライ等級のタイヤであれ
ば、それは航空機用に適したタイヤである。
一般に広く使用される航空機用空気入りタイヤ
のトレツド部を不均一に摩耗させることで知られ
ている一つの特殊な使用法は、キヤンバー付き着
陸装置を具備した航空機における使用である。キ
ヤンバー付き着陸装置は、タイヤが回転する車軸
が航空機の通過する滑走路に平行でないように設
計されている着陸装置で、そのキヤンバー形態が
大部分の荷重をタイヤの一方の側に移すために、
タイヤトレツドを横切る方向に不均一な摩耗を生
ずる。これまでにも、このトレツドが不均一に摩
耗する問題の克服が試みられており、米国特許第
3554259号にも解決方法が記述されているが、そ
の特許におけるタイヤは一方のトレツドシヨルダ
ー部が他方のトレツドシヨルダー部よりも顕著に
厚いので、そのために熱が蓄積され、許容範囲を
超える性能の劣化を生ずる可能性がある。さら
に、この従来技術の特許のタイヤはトレツド部に
キヤンバー付き着陸装置構造のため最大級の荷重
を被る溝を有しているので、トレツドの極度な摩
耗を生ずることになろう。
のトレツド部を不均一に摩耗させることで知られ
ている一つの特殊な使用法は、キヤンバー付き着
陸装置を具備した航空機における使用である。キ
ヤンバー付き着陸装置は、タイヤが回転する車軸
が航空機の通過する滑走路に平行でないように設
計されている着陸装置で、そのキヤンバー形態が
大部分の荷重をタイヤの一方の側に移すために、
タイヤトレツドを横切る方向に不均一な摩耗を生
ずる。これまでにも、このトレツドが不均一に摩
耗する問題の克服が試みられており、米国特許第
3554259号にも解決方法が記述されているが、そ
の特許におけるタイヤは一方のトレツドシヨルダ
ー部が他方のトレツドシヨルダー部よりも顕著に
厚いので、そのために熱が蓄積され、許容範囲を
超える性能の劣化を生ずる可能性がある。さら
に、この従来技術の特許のタイヤはトレツド部に
キヤンバー付き着陸装置構造のため最大級の荷重
を被る溝を有しているので、トレツドの極度な摩
耗を生ずることになろう。
本考案のタイヤはキヤンバー付き着陸装置を備
えた航空機に用いる場合に極力均一な摩耗を生ず
るように設計されたもので、航空機の離着陸時に
最大の荷重を受ける側のトレツド半部にはいかな
る溝も設けず、横すべり防止のための溝は比較的
に荷重の少ない側のトレツド半部に設けられてい
る。
えた航空機に用いる場合に極力均一な摩耗を生ず
るように設計されたもので、航空機の離着陸時に
最大の荷重を受ける側のトレツド半部にはいかな
る溝も設けず、横すべり防止のための溝は比較的
に荷重の少ない側のトレツド半部に設けられてい
る。
本考案による航空機用の空気入りタイヤは、タ
イヤの回転軸線に垂直でタイヤの一対のサイドウ
オール部の中央に位置する中心面に関して対称な
カーカス構造体およびベルト構造体と、カーカス
構造体およびベルト構造体の半径方向外方に配置
されたトレツド部を有し、トレツド部はトレツド
の中央部分の横方向全体にわたつて概ね単一の曲
率半径を持つ半径方向外側表面を有し、前記曲率
半径の中心は前記中心面に位置し、トレツド部の
中央溝はトレツド部を円周方向に延び、かつ中央
溝の表面は前記中心面と交わり、中央溝の一方の
側のトレツド部にはいかなる溝もなくかつ中央溝
の他方の側のトレツド部にはトレツド部を円周方
向に延びる少なくとも２つの溝があり、トレツド
部の中央部分は前記中心面の各側において少なく
とも中心面から横方向に最外側の円周方向に延び
る溝の内側縁までの距離に等しい距離を延びてお
り、かつ各溝は非対称な横方向の断面を有する。
イヤの回転軸線に垂直でタイヤの一対のサイドウ
オール部の中央に位置する中心面に関して対称な
カーカス構造体およびベルト構造体と、カーカス
構造体およびベルト構造体の半径方向外方に配置
されたトレツド部を有し、トレツド部はトレツド
の中央部分の横方向全体にわたつて概ね単一の曲
率半径を持つ半径方向外側表面を有し、前記曲率
半径の中心は前記中心面に位置し、トレツド部の
中央溝はトレツド部を円周方向に延び、かつ中央
溝の表面は前記中心面と交わり、中央溝の一方の
側のトレツド部にはいかなる溝もなくかつ中央溝
の他方の側のトレツド部にはトレツド部を円周方
向に延びる少なくとも２つの溝があり、トレツド
部の中央部分は前記中心面の各側において少なく
とも中心面から横方向に最外側の円周方向に延び
る溝の内側縁までの距離に等しい距離を延びてお
り、かつ各溝は非対称な横方向の断面を有する。
当業者に本考案の原理を知らせるために、本考
案の実施のため現在考えられる最良の態様を、好
適実施例について附図を参照して以下に説明す
る。
案の実施のため現在考えられる最良の態様を、好
適実施例について附図を参照して以下に説明す
る。
航空機用に適した空気入りタイヤ１０は、中心
面CPに関して対称なカーカス構造体１１および
ベルト構造体１２をもつ。中心面CPはタイヤの
回転軸線に垂直で、タイヤの一対のサイドウオー
ル部１３，１４の中央に位置する。カーカス構造
体は、ナイロンのような任意の好適な補強素材を
含み、また、タイヤ技術において公知のバイアス
プライまたはラジアルプライのいずれかである。
ベルト構造体１２はカーカス構造体１１の半径方
向外方に配置され、ナイロン、アラミドまたは鋼
のような任意の好適な素材から成るコードで補強
されている。ベルトプライの特定な形態、すなわ
ち折りたたんだり広げたりしたプライのいかなる
望ましい組み合わせも、本考案の実施にとつて重
要とは考えられない。
面CPに関して対称なカーカス構造体１１および
ベルト構造体１２をもつ。中心面CPはタイヤの
回転軸線に垂直で、タイヤの一対のサイドウオー
ル部１３，１４の中央に位置する。カーカス構造
体は、ナイロンのような任意の好適な補強素材を
含み、また、タイヤ技術において公知のバイアス
プライまたはラジアルプライのいずれかである。
ベルト構造体１２はカーカス構造体１１の半径方
向外方に配置され、ナイロン、アラミドまたは鋼
のような任意の好適な素材から成るコードで補強
されている。ベルトプライの特定な形態、すなわ
ち折りたたんだり広げたりしたプライのいかなる
望ましい組み合わせも、本考案の実施にとつて重
要とは考えられない。
トレツド部１６は、タイヤのクラウン部のカー
カス構造体１１およびベルト構造体１２の半径方
向外方に配置されている。
カス構造体１１およびベルト構造体１２の半径方
向外方に配置されている。
文中の「半径方向の」および「半径方向に」の
語は、タイヤの回転軸線に向い、あるいは回転軸
線から離れる方向を指す。また、「横方向の」お
よび「横方向に」の語は、タイヤの一方のサイド
ウオール部１３，１４からタイヤの他方のサイド
ウオール部１３，１４へ向う方向を指す。
語は、タイヤの回転軸線に向い、あるいは回転軸
線から離れる方向を指す。また、「横方向の」お
よび「横方向に」の語は、タイヤの一方のサイド
ウオール部１３，１４からタイヤの他方のサイド
ウオール部１３，１４へ向う方向を指す。
トレツド部の中央溝１７は、トレツド部１６を
円周方向に延び、中央溝の表面は中心面CPと交
わる（換言すれば中心面により輪切り状にされて
いる）。中央溝１７の一方の側のトレツド部には
いかなる溝もないが、中央溝の他方の側のトレツ
ド部にはトレツドを円周方向に延びる少なくとも
２つの溝１８，１９がある。トレツドを円周方向
に延びる溝の数はタイヤの設計者がタイヤのサイ
ズによつて選定できる。
円周方向に延び、中央溝の表面は中心面CPと交
わる（換言すれば中心面により輪切り状にされて
いる）。中央溝１７の一方の側のトレツド部には
いかなる溝もないが、中央溝の他方の側のトレツ
ド部にはトレツドを円周方向に延びる少なくとも
２つの溝１８，１９がある。トレツドを円周方向
に延びる溝の数はタイヤの設計者がタイヤのサイ
ズによつて選定できる。
トレツド部１６にはトレツド部１６の中央部分
Ａの横方向全体にわたつて概ね単一の曲率半径を
持つ半径方向外側表面２０がある。前記曲率半径
の中心は前記中心面CPの上にある。トレツド部
１６の中央部分Ａは中心面CPの各側において、
少なくとも中心面CPから横方向最外側の円周方
向に延びる溝１９の内側縁までの距離に等しい距
離を横方向に延びている。横方向最外側の溝１９
はトレツド１６の中央部分Ａの外側に滑らかにつ
ながるシヨルダー部Ｃの最内側端の近傍に位置し
ている。すなわち、トレツドの外側表面の概略の
曲線は、トレツドの溝を無視すれば、タイヤの中
心面CPに関して対称であり、かつトレツドの中
央部分Ａでは単一の曲率半径をもつ。本考案の実
施においては、タイヤのシヨルダー部Ｂ，Ｃが互
いにほぼ同じ厚さであることが重要である。
Ａの横方向全体にわたつて概ね単一の曲率半径を
持つ半径方向外側表面２０がある。前記曲率半径
の中心は前記中心面CPの上にある。トレツド部
１６の中央部分Ａは中心面CPの各側において、
少なくとも中心面CPから横方向最外側の円周方
向に延びる溝１９の内側縁までの距離に等しい距
離を横方向に延びている。横方向最外側の溝１９
はトレツド１６の中央部分Ａの外側に滑らかにつ
ながるシヨルダー部Ｃの最内側端の近傍に位置し
ている。すなわち、トレツドの外側表面の概略の
曲線は、トレツドの溝を無視すれば、タイヤの中
心面CPに関して対称であり、かつトレツドの中
央部分Ａでは単一の曲率半径をもつ。本考案の実
施においては、タイヤのシヨルダー部Ｂ，Ｃが互
いにほぼ同じ厚さであることが重要である。
円周方向に延びる溝１７，１８，１９のそれぞ
れの横方向の断面は非対称である。より具体的に
は、円周方向に延びる溝１７，１８，１９はそれ
ぞれトレツド部の半径方向外側表面２０から溝の
半径方向最内方部分に延びる一対の壁２２，２
３，２４，２５，２６，２７をもつ。各溝の２つ
の壁の傾斜は互いに異なる。溝のないトレツド部
分から遠い側の各溝の壁２３，２５，２７の傾斜
は、同じ溝の他方の壁２２，２４，２６の傾斜よ
りも緩かである。本文中の溝の壁の傾斜は、溝の
半径方向の深さの、溝の壁の横方向の長さに対す
る割合で示される。本考案のこの特徴により、タ
イヤが航空機に使用される場合のキヤンバーおよ
び偏揺運動のためリブにかかる横方向の力によつ
てトレツドが引き裂かれるテイアリング、トレツ
ドの大きな部分が剥離するチヤンキングおよびリ
ブが溝のベースでちぎられるアンダーカツテング
の可能性が減少する。
れの横方向の断面は非対称である。より具体的に
は、円周方向に延びる溝１７，１８，１９はそれ
ぞれトレツド部の半径方向外側表面２０から溝の
半径方向最内方部分に延びる一対の壁２２，２
３，２４，２５，２６，２７をもつ。各溝の２つ
の壁の傾斜は互いに異なる。溝のないトレツド部
分から遠い側の各溝の壁２３，２５，２７の傾斜
は、同じ溝の他方の壁２２，２４，２６の傾斜よ
りも緩かである。本文中の溝の壁の傾斜は、溝の
半径方向の深さの、溝の壁の横方向の長さに対す
る割合で示される。本考案のこの特徴により、タ
イヤが航空機に使用される場合のキヤンバーおよ
び偏揺運動のためリブにかかる横方向の力によつ
てトレツドが引き裂かれるテイアリング、トレツ
ドの大きな部分が剥離するチヤンキングおよびリ
ブが溝のベースでちぎられるアンダーカツテング
の可能性が減少する。
中央溝１７の深さY1は他の溝１８，１９より
も深く、他の円周方向に延びる各溝の深さY2，
Y3は次に隣接する横方向内側の円周方向に延び
る溝よりも浅い。すなわち中間の溝１８の深さ
Y2は中央溝１７の深さY1よりも浅く、横方向に
最外側の溝１９の深さY3は中間の溝１８の深さ
Y2よりも浅いことが好適である。文中の溝の深
さはトレツドの外側表面２０から溝の半径方向の
最も内方の部分までのタイヤの回転軸線に垂直な
線に沿つてとられた距離である。本考案のこの特
徴は、タイヤがバイアスプライ構造を有する場
合、シヨルダー部Ｂ，Ｃに向うにつれて荷重が軽
くなり、摩耗の速度が遅くなるからとくに望まし
い。
も深く、他の円周方向に延びる各溝の深さY2，
Y3は次に隣接する横方向内側の円周方向に延び
る溝よりも浅い。すなわち中間の溝１８の深さ
Y2は中央溝１７の深さY1よりも浅く、横方向に
最外側の溝１９の深さY3は中間の溝１８の深さ
Y2よりも浅いことが好適である。文中の溝の深
さはトレツドの外側表面２０から溝の半径方向の
最も内方の部分までのタイヤの回転軸線に垂直な
線に沿つてとられた距離である。本考案のこの特
徴は、タイヤがバイアスプライ構造を有する場
合、シヨルダー部Ｂ，Ｃに向うにつれて荷重が軽
くなり、摩耗の速度が遅くなるからとくに望まし
い。
中央溝１７は他の溝１８，１９よりも大きい横
方向の幅X1をもつことが好ましい。他の溝１８，
１９の横方向の幅X2，X3は次に隣接する横方向
内側の円周方向に延びる溝の横方向の幅よりも小
さい。すなわち、中間の溝１８の横方向の幅X2
は中央溝１７の横方向の幅X1よりも小さく、横
方向に最外側の溝１９の横方向の幅X3は中間の
溝１８の横方向の幅X2よりも小さい。本考案の
この特徴は、溝の幅が溝の深さと肯定的に調和さ
れれば、溝のひび割れ傾向が少なくなるから望ま
しい。また、摩耗率は溝の幅が大きくなると増大
する。
方向の幅X1をもつことが好ましい。他の溝１８，
１９の横方向の幅X2，X3は次に隣接する横方向
内側の円周方向に延びる溝の横方向の幅よりも小
さい。すなわち、中間の溝１８の横方向の幅X2
は中央溝１７の横方向の幅X1よりも小さく、横
方向に最外側の溝１９の横方向の幅X3は中間の
溝１８の横方向の幅X2よりも小さい。本考案の
この特徴は、溝の幅が溝の深さと肯定的に調和さ
れれば、溝のひび割れ傾向が少なくなるから望ま
しい。また、摩耗率は溝の幅が大きくなると増大
する。
第３図において、航空機３０への本考案のタイ
ヤ１０の適切な取り付けを説明する。本考案によ
るタイヤは、着陸装置が航空機のタキシング姿勢
において、航空機３０の中心線CLに平行でない
角度に配置された着陸装置の支柱３１，３２を有
する航空機で使用するためのものである。着陸装
置の車軸３３，３４が航空機３０の中心線CLに
垂直にならないように着陸装置の支柱は、着陸装
置の車軸に適切に適合されている。車輪（第３図
には図示せず）は着陸装置の車軸３３，３４に取
り付けられ、タイヤ１０が車輪に装着される。タ
イヤ１０は、溝のないトレツド半部が胴体寄り、
すなわち航空機３０の中心線CLに近い方になる
よう航空機に装着される。円周方向に延びる溝を
もつトレツド半部は、航空機の中心線CLに関し
て翼端寄りに配置される。着陸装置の支柱３１，
３２がタイヤの胴体寄りに位置しても、タイヤは
溝のないトレツド半部が航空機の中心線に近い方
になるように装着されなければならないことに注
意すべきである。
ヤ１０の適切な取り付けを説明する。本考案によ
るタイヤは、着陸装置が航空機のタキシング姿勢
において、航空機３０の中心線CLに平行でない
角度に配置された着陸装置の支柱３１，３２を有
する航空機で使用するためのものである。着陸装
置の車軸３３，３４が航空機３０の中心線CLに
垂直にならないように着陸装置の支柱は、着陸装
置の車軸に適切に適合されている。車輪（第３図
には図示せず）は着陸装置の車軸３３，３４に取
り付けられ、タイヤ１０が車輪に装着される。タ
イヤ１０は、溝のないトレツド半部が胴体寄り、
すなわち航空機３０の中心線CLに近い方になる
よう航空機に装着される。円周方向に延びる溝を
もつトレツド半部は、航空機の中心線CLに関し
て翼端寄りに配置される。着陸装置の支柱３１，
３２がタイヤの胴体寄りに位置しても、タイヤは
溝のないトレツド半部が航空機の中心線に近い方
になるように装着されなければならないことに注
意すべきである。
本考案を説明するために、代表的な詳細態様お
よび実施例を示したが、本考案の趣旨および範囲
から逸脱することなく種々の改変や修正を実施で
きることが当業者には明らかであろう。
よび実施例を示したが、本考案の趣旨および範囲
から逸脱することなく種々の改変や修正を実施で
きることが当業者には明らかであろう。
第１図は、タイヤの回転軸線を含む平面でとら
れたタイヤの断面図、第２図は、第１図に示すタ
イヤのクラウン部の拡大部分図、第３図は、キヤ
ンバー付き着陸装置組立体に適切に装着された本
考案によるタイヤを具備した航空機の平面図であ
る。 １０……空気入りタイヤ、１１……カーカス構
造体、１２……ベルト構造体、１３，１４……サ
イドウオール部、１６……トレツド部、１７……
中央溝、１８，１９……溝、２０……半径方向外
側表面、２２，２３，２４，２５，２６，２７…
…溝の壁、Ａ……中央部分、Ｂ，Ｃ……シヨルダ
ー部。
れたタイヤの断面図、第２図は、第１図に示すタ
イヤのクラウン部の拡大部分図、第３図は、キヤ
ンバー付き着陸装置組立体に適切に装着された本
考案によるタイヤを具備した航空機の平面図であ
る。 １０……空気入りタイヤ、１１……カーカス構
造体、１２……ベルト構造体、１３，１４……サ
イドウオール部、１６……トレツド部、１７……
中央溝、１８，１９……溝、２０……半径方向外
側表面、２２，２３，２４，２５，２６，２７…
…溝の壁、Ａ……中央部分、Ｂ，Ｃ……シヨルダ
ー部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ タイヤの回転軸線に垂直でタイヤの一対のサ
イドウオール部の中央に位置する中心面に関し
て対称なカーカス構造体およびベルト構造体
と、前記カーカス構造体およびベルト構造体の
半径方向外側に配置されたトレツド部を有し、 前記トレツド部はトレツド部の中央部分の横
方向全体にわたつて概ね単一の曲率半径を持つ
半径方向外側表面を有し、前記曲率半径の中心
は前記中心面に位置し、トレツド部の中央溝は
トレツド部を円周方向に延びかつ中央溝の表面
は前記中心面と交わり、中央溝の一方の側のト
レツド部にはいかなる溝もなくかつ中央溝の他
方の側のトレツド部にはトレツド部を円周方向
に延びる少なくとも２つの溝があり、前記中央
部分は前記中心面の各側において少なくとも中
心面から横方向に最外側の円周方向に延びる溝
の横方向内側縁までの距離に等しい距離を延び
ており、円周方向に延びる各溝はそれぞれ非対
称な横方向の断面を有する航空機用の空気入り
タイヤ。 ２ タイヤの回転軸線に垂直でタイヤの一対のサ
イドウオール部の中央に位置する中心面に関し
て対称なカーカス構造体およびベルト構造体
と、前記カーカス構造体およびベルト構造体の
半径方向外側に配置されたトレツド部を有し、 前記トレツド部はトレツド部の中央部分の横
方向全体にわたつて概ね単一の曲率半径を持つ
半径方向外側表面を有し、前記曲率半径の中心
は前記中心面に位置し、トレツド部の中央溝は
トレツド部を円周方向に延びかつ中央溝の表面
は前記中心面と交わり、中央溝の一方の側のト
レツド部にはいかなる溝もなくかつ中央溝の他
方の側のトレツド部にはトレツド部を円周方向
に延びる少なくとも２つの溝があり、前記中央
部分は前記中心面の各側において少なくとも中
心面から横方向に最外側の円周方向に延びる溝
の内側縁までの距離に等しい距離を延びてお
り、中央溝は他の溝よりも深く、他の円周方向
に延びる溝はそれぞれ次に隣接する横方向内側
の円周方向に延びる溝よりも浅い航空機用の空
気入りタイヤ。 ３ タイヤの回転軸線に垂直でタイヤの一対のサ
イドウオール部の中央に位置する中心面に関し
て対称なカーカス構造体およびベルト構造体
と、前記カーカス構造体およびベルト構造体の
半径方向外側に配置されたトレツド部を有し、 前記トレツド部はトレツド部の中央部分の横
方向全体にわたつて概ね単一の曲率半径を持つ
半径方向外側表面を有し、前記曲率半径の中心
は前記中心面に位置し、トレツド部の中央溝は
トレツド部を円周方向に延びかつ中央溝の表面
は前記中心面と交わり、中央溝の一方の側のト
レツド部にはいかなる溝もなくかつ中央溝の他
方の側のトレツド部にはトレツド部を円周方向
に延びる少なくとも２つの溝があり、前記中央
部分は前記中心面の各側において少なくとも中
心面から横方向に最外側の円周方向に延びる溝
の内側縁までの距離に等しい距離を延びてお
り、中央溝の横方向の幅が他の溝の横方向の幅
より広く、他の円周方向に延びる溝の横方向の
幅はそれぞれ次に隣接する横方向内側の円周方
向に延びる溝の横方向の幅よりも狭い航空機用
の空気入りタイヤ。 ４ 中央溝の横方向の幅が他の溝の横方向の幅よ
り広く、他の円周方向に延びる溝の横方向の幅
はそれぞれ次に隣接する横方向内側の円周方向
に延びる溝の横方向の幅よりも狭い、請求項２
記載の空気入りタイヤ。 ５ 中央溝が他の溝よりも深く、他の円周方向に
延びる溝はそれぞれ次に隣接する横方向内側の
円周方向に延びる溝よりも浅い、請求項１記載
の空気入りタイヤ。 ６ 中央溝の横方向の幅が他の溝の横方向の幅よ
り広く、他の円周方向に延びる溝の横方向の幅
はそれぞれ次に隣接する横方向内側の円周方向
に延びる溝の横方向の幅よりも狭い、請求項１
記載の空気入りタイヤ。 ７ 中央溝の横方向の幅が他の溝の横方向の幅よ
り広く、他の円周方向に延びる溝の横方向の幅
はそれぞれ次に隣接する横方向内側の円周方向
に延びる溝の横方向の幅よりも狭い、請求項５
記載の空気入りタイヤ。 ８ 各溝がトレツド部の半径方向外側表面から溝
の半径方向最内方点に延びる一対の壁をもち、
前記壁の傾斜が互いに異なり、溝のないトレツ
ド部から最も離れた距離にある各溝の壁の傾斜
が２つの壁のうちでより緩やかである、請求項
１記載の空気入りタイヤ。 ９ 中央溝が他の溝よりも深く、他の円周方向に
延びる溝はそれぞれ隣接する次の横方向内側の
円周方向に延びる溝よりも浅い、請求項８記載
の空気入りタイヤ。 10 中央溝の横方向の幅が他の溝の横方向の幅よ
り広く、他の円周方向に延びる溝の横方向の幅
はそれぞれ次に隣接する横方向内側の円周方向
に延びる溝の横方向の幅よりも狭い、請求項８
記載の空気入りタイヤ。 11 中央溝の横方向の幅が他の溝の横方向の幅よ
り広く、他の円周方向に延びる溝の横方向の幅
はそれぞれ次に隣接する横方向内側の円周方向
に延びる溝の横方向の幅よりも狭い、請求項９
記載の空気入りタイヤ。
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|---|---|---|---|
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