JPH0450927Y2 - - Google Patents

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JPH0450927Y2
JPH0450927Y2 JP1987194609U JP19460987U JPH0450927Y2 JP H0450927 Y2 JPH0450927 Y2 JP H0450927Y2 JP 1987194609 U JP1987194609 U JP 1987194609U JP 19460987 U JP19460987 U JP 19460987U JP H0450927 Y2 JPH0450927 Y2 JP H0450927Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塔体の外装塗装時に用いられる養生
ネツト体に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ラジオ・テレビ電波塔などの外装塗装を
行なう場合には、作業中における塗装材の飛散を
防ぐために塔体を網体で囲み、その中で作業がな
されていた。第3図に示すように、この養生用の
網体aは、鉄塔bの任意の位置に足場を組み、上
下足場間に4本の支持ロープcを張つてこの支持
ロープcに取付け支持されており、鉄塔bの四方
の上下方向に亘つて設けられている副導線dに触
れることのないようにした断面正方形状の作業ス
ペースeが形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、鉄塔の上部部分などに他のアン
テナなどの機器が設けられていると、網体で囲ま
れた作業スペースが狭くなつたり、或は網体自体
が張れないという問題点がある。さらには網体で
形成された面が風を受け易く全体がバタ付いて作
業に支障を来たし、副導線などに損傷を加える可
能性もあるという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来の問題点を考慮してな
されたもので、副導線を有する電波塔の塔体と前
記副導線との間を通るようにして塔体廻りに張る
養生ネツト体であつて、塔体廻りの作業空間を囲
んでこの導体側と前記副導線とに接触しない径に
設定された分解可能な絶縁性の環体と、合成樹脂
製の網体とからなり、複数の前記環体を適宜の間
隔で平行に配列し、網体を環体それぞれに沿うよ
うにして、かつ環体の配列方向に亘つて設け、環
体と網体とを連結したことを特徴とする養生ネツ
ト体を提供して、上記した従来の問題点を解消す
るものである。
〔実施例〕
つぎに、本考案を第1図と第2図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
図中1は養生ネツト体で、該養生ネツト体1
は、第1図に示すように、複数の環体2と網体3
とからなるものである。前記環体2は円弧状の竹
や合成樹脂製(例えば塩化ビニル)のパイプ20
を複数本分解可能に連設したもので、作業スペー
スと副導線とを考慮して内径が設定されている。
そしてこの複数の環体2を適宜の間隔で平行に並
べ、この環体2の外周をめぐるようにして網体3
が例えば絶縁性のある止め具などを用いて連結さ
れている。
上記網体3は、例えばナイロン製漁網のような
合成樹脂製のものであり、上述したように、環体
2それぞれを囲み、そして環体2の配列方向に亘
つて設ける。ここで一枚の網体を環体内側又は外
側に巻き付けるだけでもよいが、望ましくは、網
体を複数枚重ねたり、あるいは環体の内側と外側
の両方に網体を巻き付けた構成にすると、塗料の
飛散防止効果が向上する。この養生ネツト体1を
塔体bに取付けた際には円筒状を呈して、風が当
つても受け流して形状を崩さず、バタ付かないよ
うになる。養生ネツト体1を塔体に取付けるに
は、足場上にて支持ロープcを囲むようにしてこ
の養生ネツト体1を組み立て、上方の足場に設け
た滑車などを使用して引き上げて支持ロープcや
足場それぞれに固定すればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、分解可
能な絶縁性の環体と、合成樹脂製の網体とからな
り、複数の環体を適宜の間隔で平行に配列し、網
体を環体それぞれに沿うようにして、かつ環体配
列方向に亘つて設け、この環体と網体とを連結し
てなるものであることから、塔体に張設された副
導線に接することなく広い作業スペースが得られ
るとともに、網体を支持する環体によつて養生ネ
ツト体全体が円筒状の形状となり、風が当つても
それによる外力が分散されて形状が崩れないの
で、網体が副導線等に触れることがなく、また養
生ネツト体を取付けた塔体の外観を損うことがな
いなど、実用性にすぐれた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る養生ネツト体の一実施例
を示す説明図、第2図は一実施例の取付状態を示
す説明図、第3図は従来例を示す説明図である。 1……養生ネツト体、2……環体、3……網
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 副導線を有する電波塔の塔体と前記副導線との
    間を通るようにして塔体廻りに張る養生ネツト体
    であつて、塔体廻りの作業空間を囲んでこの導体
    側と前記副導線とに接触しない径に設定された分
    解可能な絶縁性の環体と、合成樹脂製の網体とか
    らなり、複数の前記環体を適宜の間隔で平行に配
    列し、網体を環体それぞれに沿うようにして、か
    つ環体の配列方向に亘つて設け、環体と網体とを
    連結したことを特徴とする養生ネツト体。
JP1987194609U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0450927Y2 (ja)

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JPH0199457U JPH0199457U (ja) 1989-07-04
JPH0450927Y2 true JPH0450927Y2 (ja) 1992-12-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728763B2 (ja) * 1978-03-22 1982-06-18

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Patent Citations (1)

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JPS5728763B2 (ja) * 1978-03-22 1982-06-18

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