JPH04507084A - 新規磁気共鳴造影剤 - Google Patents
新規磁気共鳴造影剤Info
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- JPH04507084A JPH04507084A JP1508230A JP50823089A JPH04507084A JP H04507084 A JPH04507084 A JP H04507084A JP 1508230 A JP1508230 A JP 1508230A JP 50823089 A JP50823089 A JP 50823089A JP H04507084 A JPH04507084 A JP H04507084A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規磁気共鳴造影剤
又1立!量
本出願は1988年7月19日出願の出願番号221゜425号の一部継続出願
である。
本発明は核磁気共鳴(NMR)造影に関するもので、とりわけNMR造影向上の
ための方法と組成物に関する。
最近開発されたNMR造影の技術は、磁場と電磁波放射を利用した原子核の検出
を含んでいる。これは優れた柔mm解像度を有する生体器官解剖学的断層図を与
える点でX線コンピューター断層撮影(CT)といくつかの類似点がある。一般
に用いられているように、作られた像は器官や組織におけるプロトンの分布密度
図やその緩和時間を制定する。
NMR造影技術はtM放射線を使用しないことから非侵襲的であるという利点が
ある。
NMR現象は1945年に発見されたが、Lauterburの穂側的示唆(N
a ture、 242.190−191 (1973) )の結果、体内構造
作図手段としての応用が発見されたのは比較的最近のことである。用いられる磁
場および1を磁波域のレベルに伴う既知の危険性が基本的にないことから、脆弱
な人に対しても反復走査が可能となる。加えて、横断面。
冠状断面、矢状断面のいずれの面でも容易に選択できる。
NMR試験では、試料中の試験下の原子核(例、プロトン)が高度に均一な磁場
で適当な電磁波(RF)エネルギーの照射をうける。
この原子核は、緩和する時、二次的に鋭い共鳴周波数のRFを放射する。原子核
の共鳴周波数は適用した磁場に依存する。
公知の原理によれば、適当なスピンをもつ原子核を適用した磁場(B、一般にガ
ウスあるいはテスラ(104ガウス)の単位で表わす。)に置くと、磁場方向に
並ぶ。
プロトンの場合、原子核は1テスラの磁場で42.6M七の周波数で歳差運動す
る。この周波数で、放射のRFパルスが原子核を励起し正味の磁性を磁場方向外
に傾けると考えられ、この回転の程度はパルス周期とエネルギーにより決定され
る。RFパルス後、原子核は「緩和」あるいは磁場と平衡に戻り、共鳴周波数で
放射線を放射する。放射された放射線の崩壊は二つの緩和時間、すなわち、核が
外部磁場方向に沿って平衡に戻るのにかかる時間であるスピン−格子緩和時間あ
るいは縦緩和時間と呼ばれるTIと最初は位相のそろった各プロトンスピンの歳
差運動の位相をずらすことと関連するスピン−スピン緩和時間とよぼれるTIで
特徴づけられる。この緩和時間は、哺乳類の様々な種の体液、器官、組織につい
て確立されてきた。
NMR造影では、走査断面と断層厚が選択できる。この選択により高品質の横断
面、冠状断面、叉状断面像が直接得られる。
NMR造影装置に可動部品がないことから高い信頼性が生み出される。CTでは
、像対比は減衰係数のみによって決定されるが、NMRシグナルには最低四種類
の変数(T、、T、、プロトン密度および流動)が寄与しうろことから、NMR
造影は組織特性の選択的検査として、CTより大きな可能性を有すると考えられ
ている。たとえば、新生物組織の摘出標本の組織内T+、Tz緩和時間は通常宿
主組織と比べて約2の係数で長いということが示されている(Damadian
、 5cience、171.1151(1971))。
器官や組織間の微妙な物理化学的差異に対する感受性ゆえに、NMRは、組織の
電子密度差にしか感受性のないX線やCTでは検出できないような異なる組織タ
イプの識別や物理化学的変化を誘発する疾病の検出が可能であると考えられてい
る。
上記のように、二つの主要造影パラメーターは緩和時間、T1とT、である。プ
ロトン(あるいは他の適当な原子核)では、この緩和時間は原子核の環境に影響
される(例、粘性、温度等)。この二つの緩和現象は本質的には最初に分与され
た電磁波エネルギーが周囲の環境に放散される樋溝である。
このエネルギー減損あるいは緩和の速度は他の常磁性原子核の影響を受ける。こ
のような常磁性原子核を組み込んだ化学化合物は近くのプロトンのT、、T、値
を実質上変化させる。与えられた化学化合物の常磁性効果の程度は、それ自体が
ある環境の関数である。
概して、原子番号21から29.42から44および58から70の元素の常磁
性二価、三価イオンがNMR像対比剤として有効であることが認められてきた。
このような適合イオンには、クロム(■)、マンガン(n)、鉄(■)、鉄(■
)、コバルト(■)、ニッケル(II)、銅(■)、ブラセオジミウム(■)、
ネオジム(I[I)、サマリウム(I[)およびイッテルビウム(III)が含
まれる。磁気モーメントが非常に強いことから、ガドリニウム(■)、テルビウ
ム(■)、ジスプロシウム(I[[)、ホルミウム(I[I)およびエルビウム
(III)が好ましい。
ガドリニウム(I[[)イオンはNMR像対比剤として特に好まれてきた。
一般的には、二価および三価の常磁性イオンは有機錯化剤と共に錯体の形で投与
されてきた。このような錯体は常磁性イオンを可溶性で無毒な形態にし、造影処
理俊速やかに体外排泄される。Griesらは合衆国特許第4゜647.447
号で、従来のアミノカルボン酸錯化剤と種々の常磁性イオンの錯体を発表してい
るe Griesらが発表した好ましい錯体はガドリニウム(I[)とジエチレ
ントリアミン五酢酸(rDTPA」)の錯体である。この錯体は次式で表される
。
ガドリニウム(I[[)のような常磁性イオンはDTPAと強力な錯体を作るこ
とが認められてきた。この錯体は生理学的水性液中で実質的に解離しない。錯体
は正味−2の電荷を有し、概して可溶性塩として投与される。このような塩の典
型はナトリウム塩とN−メチルグルカミン塩である。
イオン化できる塩の投与にはある短所が伴う。このような塩は生体内のイオン濃
度を上げ局所的な浸透性障害の原因となり、続いて浮腫その他の望ましくない反
応を導びきうる。
非イオン性常磁性イオン錯体設計の努力がなされてきた。一般に、この目標は錯
化剤の一つ以上の遊離カルボン酸基を中性でイオン化できない基に転化すること
で達成されてきた。たとえば、S、C,Quayは合衆国特許第4,687.6
58号及び4,687.659号でそれぞれDTPA錯体のアルキルエステルと
アルキルアミド誘導体を発表している。
同様に公表された西独出111P3324235.6およびR3324236,
4ではDTPAのモノおよびポリヒドロキシアルキルアミド誘導体と、常磁性イ
オンの錯化剤としてのその使用を発表している。
カルポル酸基を非イオン性基へ転化するために用いられる誘導体の性質は溶解性
に重大な影響を与えうる。たとえば、カルボン酸基を疎水性アルキルアミド基で
誘導すると錯体の水溶性は実質的に減少する。そして、生理学的液体中の錯体の
可溶性は、錯体の組織選択性に影響しうる。親木性錯体は介在性液体中に凝集す
る傾向があるが、疎水性錯体は細胞と会合する傾向がある。
従って、親水性の違いによって錯体の適用が異なってくる。例として、Wein
mann S、、 A J R、142,679(1984年3月) 、Bra
sch S、、 A J R1142,625(1984年3月)を参照のこと
。
従って、NMR造影剤として用いる、新奇で多様な構造の常磁性イオンの非イオ
ン性錯体出現が必要とされ続けている。
発!
本発明は新しい錯化剤と、常磁性イオンと錯化剤の錯体を提供する。錯体は次式
で表される:ここでAは−CthCHz−あるいは
であり、M”は原子番号21−29.42−44あるいCftzO)n R’
、nは1−10、R4はH1炭素原子1がら8個のアルキル基、または水酸基で
置換された、あるいは非置換のアリル基であり、R3はH,R’、炭素原子1−
8個のアルキル基、水酸基、炭素原子1−8個のアルコキシル基、炭素原子10
以下のシクロアルキル基、または水酸基、カルボキシル基、ハロゲン、炭素原子
1−8個のアルコキシル基あるいは炭素原子1−8個のアまた、溢血動物に上記
錯体の有効量を投与し、温血動物にNMR造影処置を施し、それにより溢血動物
の体の少なくとも一部分を造影することを含むNMR診断処置を行う方法も開示
する。
又夙食庇鞭呈に里
本発明で用いられる錯化剤は公知のキレート剤、DTPAおよびエチレンジアミ
ン四酢酸(rEDTAJ )の誘導体である。この誘導体では、DTPAの遊離
カルボン酸基(常磁性イオンとの配位結合形成に関与しないもの)がアミド基に
転化されている。従って、常磁性イオンが三価であれば、DTPAのカルボン酸
基のうち二つ、あるいはEDTAのカルボン酸基の一つがアミド形に誘導される
。同様に、常磁性イオンが二価であれば、DTPAのカルボン酸基の三つ、ある
いはEDTAのカルボン酸基の二つがアミド形へ誘導される。二価あるいは三価
の常磁性イオンと反応すると、結果としてできた錯体は実質的に非イオン性で中
性である。
DTPAとEDTAのアミド誘導体は従来法で調製される。一般に、これは一般
式
を有するアミン、ここでR2とR1は上記に定義したとうり、の化学量をアミド
形成条件下でDTPAあるいはEDTAの反応誘導体と反応させて調製される。
このような反応誘導体には、たとえば無水物、混合無水物および酸塩化物が含ま
れる。ある具体例では、反応は高温下有機溶媒中で行われる。
適当な溶媒は、その中で反応物質が十分に溶解し、それ自体は反応物質や生成産
物と実質的に反応しないものである。低級脂肪族アルコール、ケトン、エーテル
、エステル、塩素化炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、低級脂肪族炭化
水素等が反応溶媒として都合よく用いられる。このような溶媒の例はメタノール
、エタノール、プロパツール、ブタノール、ペンタノール、アセトン、メチルエ
チルケトン、ジエチルケトン、酢酸メチル、酢!エチル、クロロホルム、塩化メ
チレン、ジクロロエタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等である。
DTPAやEDTAの酸塩化物を開始原料として用いる場合は、反応溶媒は水酸
基のような反応官能基を含まないものが有利である。なぜならこのような官能基
を含む溶媒は酸塩化物と反応し、不用な副産物を生成するからである。
反応温度は用いた開始原料、反応溶媒の性質およびその他の反応条件により広範
に変動する。このような反応温度は、たとえば約0℃から約150℃までに渡る
が、約30℃から約70℃までが好ましい。
反応性DTPAあるいはEDTA誘導体とアミンとの反応後、余剰の無水物ある
いは酸塩化物は化学量論的に過剰量の水を反応混合物に加え短時間加熱してカル
ボン酸基に加水分解される。
アルコキシアルキルアミンは約2個から約6個の炭素原子を含むものが有利であ
る。好ましいアミンには、アルコキシ部分に約1−2個の炭素原子が、アルキル
ウ部分に約2−5個の炭素原子が含まれる。このようなアミンには、たとえば、
メトキシエチルアミン、メトキシプロピルアミン、メトキシブチルアミン、メト
キシペンチルアミン、エトキシエチルアミン、エトキシプロピルアミン、エトキ
シブチルアミンおよびそれらの混合物が含まれる。特に好ましいアミンはメトキ
シエチルアミンである。
反応は好ましい第二アミン化合物には、−(CHzCHzO)のような反復アル
コキシ単位のあるアミンが含まれる。
上記の式では、好ましい化合物はRtが−(C)I zcH20) n−R’
、R’は上記に定義したとうりで、R3が水酸基、カルボキシル基、1から8個
の炭素を有するアルコキシ基、1から8個の炭素を有するアルキル基あるいはハ
ロケンによる置換が随意であるアリル基である。
望ましくは、n=1.2あるいは3でR4がHあるいは】から約5個の炭素原子
を有するアルキル基である。
また、R3がR”、H1水酸基、あるいは1から約8個の炭素原子を有するアル
キルあるいはアルコキシル基であることが好ましい。
結果として得られるDTPAあるいはEDTAのアルコキシアルキルアミドは従
来法により反応混合物より回収される。たとえば、反応混合物に沈殿溶媒を加え
て生成物を沈殿させ、濾過あるいは遠心分離で回収する。
常磁性イオンはDTPAジまたはトリアルコキシアルキルアミドあるいはEDT
A七ノまたはジアルコキシアルキルアミドと錯体形成条件下で結合する。一般に
、上記に言及した常磁性イオンはいずれも本発明の錯体生成に用いられる。錯体
は常磁性イオンの適当な酸化物、あるいは塩を錯化剤と水溶液中で混合して簡便
に調製できる。完全な錯体形成を保証するために、わずかに化学量論的過剰量の
錯化剤を用いる。加えて、完全な錯体形成を保証するため、高温、たとえば約2
0℃から約100℃、望むらくは約40℃から約80℃を用いる。概して、完全
な錯体形成は混合後2,3分から2,3時間の間に起こる。錯体はアセトンのよ
うな沈殿溶媒を用い沈殿により回収し、必要であれば結晶化によりさらに精製す
る。
本発明の新奇錯体は経口あるいは非経口投与用の診断組成物に調剤できる。この
組成物は有効量の常磁性イオン錯体と企図する投与形態に適した従来の製薬担体
と賦形剤を含む。たとえば、非経口製剤は本発明による常磁性イオン錯体、約0
.05から1.0Mの滅菌水溶液が懸濁液を含むものが都合がよい。
好ましい非経口製剤の常磁性イオン錯体濃度は0. 1Mから0゜5Mである。
このような溶液には製薬上認容できる緩衝剤と、随意に塩化ナトリウムのような
電解質も含まれる。
本組成物はさらに安全性を向上させるため、製薬上認容できる無毒性カチオンを
、キレート(Chelant) /配位子のある適当な可溶性錯体を含む、グル
コン酸塩、塩化物その他の適当な有機塩あるいは無機塩の形で含有でき有利であ
る。chelant /配位子はDTPAあるいはEDTAから誘導することが
望ましい。このような配位子には、本発明の錯体形成を行うため常磁性および/
あるいは重金属の錯化に用いられる上記配位子が含まれる。カチオン−配位子錯
体は配位子−金属錯体の約0.1モル%から約15モル%の量で有利に供給され
る。
このような生理学的に認容される無毒性カチオンにはカルシウムイオン、マグネ
シウムイオン、銅イオン、亜鉛イオンやその混合物等が含まれる。カルシウムイ
オンが好ましい。非経口投与用の典型的単一用量処方は次の組成である。
ガドリニウムDTPA−ジ(メトキシエチルアミド)330mg/ml
カルシウムDTPA−ジ(メトキシエチルアミド)14mg/ml
蒸留水 適量を加えln+1とする。
pH7,0
非経口組成物は直接あるいは全身投与用に大量の非経口組成物と混合して注入す
る。
経口投与用の処方は、当業者周知のように広範に変化する。一般に、このような
処方製剤は有効量の常磁性イオン錯体を水溶液あるいは懸濁液中に含む液体であ
る。
このような経口投与組成物には、緩衝剤、界面活性剤、揺変剤等が随意に含まれ
る。経口投与用の組成物にはその特殊感覚器に印象を与える特賞の向上のため香
味剤その他の成分も含まれることがある。
診断用組成物はNMR像の望ましい向上を達成するに有効な量で投与される。こ
の用量は用いられる個々の常磁性イオン錯体、造影処置の対象となる器官や組織
、用いられるNMR造影装置等によって広範に変動する。
一般に、非経口用量の範囲は患者の体重IKgあたり常磁性イオン錯体約0.0
1から約1.0Mモルである。
好ましい非経口用量範囲は患者体重IKgあたり常磁性イオン錯体約0.05か
ら約0.5Mモルである。経口用量は一般に患者体重IKgあたり常磁性イオン
錯体v10.5から約100Mモルで、約1.0から約20モルMが好ましい。
本発明の新奇NMR像対比剤は望ましい特徴を独特の組み合わせで有する。常磁
性イオン錯体は、実質的には非イオン性であるにもかかわらず、生理学的液体中
で予期せぬ高い溶解性を呈した。この高い溶解性は濃溶液の調製を可能にし、そ
れにより投与に必要な液量を最少化する。錯体の非イオン性は診断用組成物の浸
透性も低下させ、よって望ましくない浮腫その他の副作用を予防する。以下に表
すデータで示されるように、本発明の組成物はその高いLD、。値に反映される
ように毒性が非常に低い。
本発明の診断用組成物は従来の方法で用いられる。本組成物を温血動物の、造影
すべき器官や組織に全身的あるいは局所的に投与し、その後NMR造影処置を施
す。
本組成物はこの処置で得られる磁気共鳴像を向上させることが認められてきた。
磁気共鳴造影処置における有用性に加えて、本発明の錯化剤はX線対比用の放射
性医薬品や重金属の体内への運搬にも用いることができる。
本発明はさらに以下の実施例で例証されるが、これに限定されるものではない。
去隻■上
N、N′〜ビス(N−(2−メトキシエチル)〜カルバモイルメチル〕ジエチレ
ントリアミン=N、N’ 、N“−三酢酸の調製法。
イソプロパツール100n+1中のDTPA−二無水物(10,8g、0.03
0モル)攪拌懸濁液を2−メトキシエチルアミン(5,0g、0.067モル)
を処理する。全混合物を水浴中50℃で4時間加熱する。淡黄色の溶液を中位多
孔度焼結式ガラス漏斗を通して濾過し不溶性不純物を除去し濾過液を取って減圧
下で乾燥させる。結果として得られる無定形泡沫を環境温度で18時間乾燥させ
る(真空デシケータ−)。DTPAのビス(2−メトキシエチルアミド)の収量
は14.4g(93,5%)であった。
”C−NMR(22,49M)Iz、DzO,ref、P−ジオクサンδ67.
4) :δ173.5.172.3.170.4.71.0.58.8゜57.
9.57.5.55.9.52.4.52.1.39.6゜C2゜H:+JsO
+。・4H20の算出分析、 C,46,67%、 H,7,25%;N。
13.61%。測定値、 C,47,15%、 H,7,42%;N、13゜3
5%。
大流■↓
(N、N″−ビス(N−(2−メトキシエチル)−カルバモイルメチルクジエチ
レントリアミン−N、N’ 。
N”−トリアセト)ガドリニウム(DI)の調製法。
酸化ガドリニウム(III)(3,3g、0.0091モル)と実施例Iに記述
した方法で製造したDTPAのビス(2−メトキシエチルアミド) (10,2
g、0.020モル)のHz O(100m1)中温合物を、60〜65℃の水
浴で3時間加熱した。淡黄色の均質溶液を細多孔度焼結式ガラス漏斗を通して濾
過し不溶性不純物を除去し、澄明な濾過液をアセトン(2j2)中に注いだ。異
質混合物を5分間攪拌し環境温度で30分間放置した。水性アセトンを外にあけ
、結果として得られたゴム状の残渣をメタノール(150mjりに溶かした。溶
液を減圧下で濃縮し、より多くのアセトン((1)を加え溶液から錯体を析出し
た。無定形沈殿物を収集しアセトンで洗浄しく2X100mjり乾燥させた。収
量は11.2g(80,7%)であった。淡クリーム色の個体をメタノールとテ
トラヒドロフランの混合物から結晶化し無色の個体を得た。これはHPLCで9
7.4%純粋であった。
CzoH34NsO+oGd ・1.4HzOの算出分析:C+34゜95%;
H,5,41%;N、10.19%;Gd、22゜88%。測定値:C,35,
20%;H,5,42%;N、10.27%;Gct、22.52%。
去施五l
N、N’−ビス(N−(2−エトキシエチル)カルバモイルメチルクジエチレン
トリアミン−N、N′、N”−三酢酸の調製法。
メトキシエチルアミンの代りにエトキシエチルアミン(5,94g、0.067
モル)を用いる他は、全ての本質的細目にわたり実施例Iの方法と同じである。
末法により表題化合物が高収率で得られる。
天皇M立
(N、 N”−ビスCN、−C2−エトキシエチル)−カルバモイルメチルクジ
エチレントリアミン−N、N’ 。
N”−トリアセト)ガドリニウム(III)の調製法。
DTPAのビス(2−メトキシエチルアミド)の代りに実施例■に記載の方法で
製造したDTPAのビス(2−エトキシエチルアミド)を等モル量で用いる他は
、全ての本質的細目にわたり実施例■の方法と同じである。
末法により表題化合物が高収率で得られる。
叉皇五ヱ
(N、N″−ビスCN−<2−メトキシエチル)−カルバモイルメチル]ジエチ
レントリアミン−N、N’ 。
N”−トリアセト)鉄(I[[)の調製法。
酸化ガドリニウム(DI)の代りにアセチルアセトン鉄(I[I)を等モル量で
用いる他は、全ての本質的細目にわたり実施例■の方法と同じである。末法によ
り表題化合物が高収率で得られる。
叉隻拠旦
(N、N″−ビス(N−(2−メトキシエチル)−カルバモイルメチル〕ジエチ
レントリアミン−N、N’ 。
N”−トリアセト)ホルミウム(II[)の調製法。
酸化ガドリニウム(I[[)の代りに酸化ホルミウム(III)を等モル量で用
いる他は、全ての本質的細目にわたり実施例■の方法と同じである。末法により
表題化合物が高収率で得られる。
叉上五亘
N、N’ 、N”−トリス(N−(2−メトキシエチル)−カルバモイルメチル
ツージエチレントリアミン−N。
N”−三酢酸の調製法。
トリエチルアミン(5モル)を加え加熱してDTPA(1モル)をアセトニトリ
ルに溶解する。溶液を室温まで冷却する。
攪拌しながらこの溶液にイソブチルクロロホルメート(3モル)を滴下法で加え
る。
過剰量の2−メトキシエチルアミン(7モル)を直ちに加え、反応が完了するま
で反応混合物と攪拌する。溶液を減圧下で乾燥する。粗生成物を陰イオン交換ク
ロマトグラフィーで精製する。
去鳳勇!
(N、N′、N”−トリスCN−(2−メトキシエチル)−カルバモイルメチル
〕−ジエチレントリアミン−N、N”−ジアセト)マンガン(II)の調製法。
実施例■に記載された方法により製造したDTPAのトリス(2−メトキシエチ
ルアミド)の過剰量を水に溶かしMnC0zを加える。
溶液が均質になるまで混合物を攪拌加熱する。溶液を減圧下で乾燥しめる生成物
を得る。
スm
N、N” −ビス(N−(2−メトキシエチル)カルバモイルメチル〕エチレン
ジアミン−N、N″ −三酢酸の調製法。
2−メトキシエチルアミン(3,0g、0.02モル)をメタノール100ml
中でE、 D T A−二無水物(5゜12g、0.02モル)と処理した。反
応混合物を5時間攪拌し固体が溶解した。溶液を減圧下で乾燥した。残渣を高真
空下で乾燥しガラス状の固体8.5gを得た。
この13C−NMRスペクトルはめる構造と一致した。
大良性囚
(N、N’ −ビス(N−(2−メトキシエチル)カルバモイルメチル)−エチ
レンジアミン−N、N’ −ジアセト)マンガン(n)の調製法。
実施例IXに記載した方法で製造したEDTAのビス(2−メトキシエチルアミ
ド)の15%過剰量(1,1g、0.0026モル)を水(10ml)に溶かし
MnCox (0,27g、0.0023モル)を加えた。30分間の加温で溶
液は均質となった。溶液を減圧下で乾燥した。結果として得られたガラス状の固
体は非常に水溶性が高かった。
失施皿■
実施例■の化合物の急性経静脈毒性を次のようにして決定した:各用量群1〜4
匹のICRマウスの側方尾静脈に試験物質を約1 m 147分の速度で単回静
脈注入した。
試験物質の濃度は用量容積が5から75 m、 1 / K g体重になるよう
に選んだ。投与は10 m、 It / k gから開始した。1群4匹(雄2
.雌2)でLDS、>指定値近くに限界を定めるよう用量を上下に調節した。マ
ウスの観察は注射後0.0.5.1.2.4および24時間とそれ以降は1日1
回、7日後まで記録した。注射後第7日にマウスを安楽死させ、体重を測り、剖
検した。異常のある組織は記録した。この時に組織病理学検査を行うべきか、ま
た組織を保存するか否か決定した。週末に死亡が発見されたマウスを除いて、注
射後24時間に死亡したマウスも剖検した* Behrens −Reed−M
eunch修正法を用いてLDs。
値と95%信較限界を算出した。実施例■の錯体での結果を以下のように報告す
る:
L Dso : 22.511Imol/にg 95%信鎖限界:17.4−2
9.抛@ol/Kg
マウスの性別と体重範囲:雄(18,0−20,3g )雌(19,0−21,
7g )
試験結果の詳細は表■に示す。実施例■の錯体は注射後24時間以内の初期静注
毒性(LD、。−27m mol/Kg)が低いという特徴があることがデータ
から論証される。
27、 2m mol/Kgにおける2個の遅延死のためにLD、。値が22
、 5i mol/Kgに下がった。概して生存マウスは7日間の注射後期間に
体重は増加しなかった。剖検で認められた顕著な器官の異常は1件だけであった
: 20.4va a+ol/Kgを投与した雌で「青白い」肝臓が見られた。
20゜4m mol/Kgおよびそれ以下の用量のマウスで同様の異常を示した
ものはなかった。
従って、この予備試験ではこの製剤の静注毒性が低いことが示唆される。
表■
1よ
用量 濃度 直後 遅延 体重
り駐昆U −いり一 (0−1時間) (1−24時間)■ユ旦皿)立社 聚±
j)6.8 0.68 0 0 0 0/2Mニー1.1/F:+2.113.
6 0.68 0 0 0 0/2M:÷1.6/F:+1.420.4 0.
68 1 0 0 1/4Mニー)、1/Fニー3.221.2 0.68 2
0 2 4/4 − −34.0 0.68 4 − 4/4 − 一実施例
Xll
実施例■の錯体のT1およびT2緩和曲線をRADX(10メガヘルツ)NMR
分析機でめた。RADX分析機はT、あるいはTオ測定前に37℃に温度を安定
化した。製造者の指示に従い実験開始時に37℃に温めたT、標準で全体範囲同
調と範囲中心較正を行った。較正に続いて、較正と直線性を証明するためにT、
標準を検査した。
注射用滅菌水(SWF I)と4%ヒト血清アルブミン(HSA)10.9%N
aClで錯体の10ミリモル溶液を調製した。濃度曲線を作成するため、一連の
低濃度溶液(0,25,0,50,1,0,2,5および5゜OmM)を調製し
た。各調製濃度の検体は検定に先立ってNMR検体管内で37℃に温めた。各濃
度につき3つのT、、T、値をめた。
SWF Iおよび4%H3Aで希釈した錯体のT、とT2の逆数の平均値を用い
て各々の回帰直線をめた。濃度に対してT、、T、値の逆数をプロットし緩和曲
線を作成した。実施例■の錯体について、次の緩和速度がめられた。
緩和速度(mM刊 秒−1)
HzOHSA uzo HSA
4.69 4.40 4..81 6.38ス1」01μ
N、N”−ビス(N−(2−メトキシエチル)メトキシカルバモイルメチルクジ
エチレントリアミン−N、N’。
N”−三酢酸の調製法。
メトキシエチルアミンの代りにN−メトキシ−2−メトキシエチルアミン(7,
04g、0.067モル)を用いる他は、全ての本質的詳細にわたり実施例■の
方法と同じである0本法により表題化合物が高収率で得られる。
スm土[
(N、N”−ビス(N−(2−メトキシエチル)メトキシカルバモイルメチル〕
ジエチレントリアミン−N。
N″、N’−)リアセト)ガドリニウム(III)の調製法。
DTPAのビス(2−メトキシエチルアミド)の代りに、等モル量のDTPAの
ビス(2−メトキシエチルアミド)を用いる他は、全ての本質的詳細にわたり実
施例Hの方法と同じである。本性により表題化合物が高収率で得られる。
大立五■
N、N’−ビス(N、N−ジ2−メトキシエチルカルバモイルメチル)ジエチレ
ントリアミン−N、N’、N”−三酢酸の調製法。
メトキシエチルアミンの代りに、N、N−ジー2−メトキシエチルアミン(8,
91g、0.067モル)を用いる他は、全ての本質的詳細にわたり実施例Iの
方法と同じである。本性により表題化合物が高収率で得られる。
ス1」ハ叉L
(N、N″−ビス(N、N−ジ 2−メトキシエチルカルバモイルメチル)ジエ
チレントリアミン−N、N’。
N”−トリアセトコガドリニウム(III)の調製法。
DTPAのビス(2−メトキシエチルアミド)の代りに、実施例XV記載の方法
で製造した等モル量のDTPAのビス(N、N−ジ 2−メトキシエチルアミド
)を用いる他は、全ての本質的な詳細にわたり実施例Hの方法と同じである。本
性により表題化合物が高収率で得られる。
ス1」1叉U
N、N’ −ビス(N−2−(2−メトキシエトキシ)エチル−メチルカルバモ
イルメチル〕ジエチレントリアミン−N、N’、N”−三酢酸の調製法。
メトキシエチルアミンの代りに、N−2−(2−メトキシエトキシ)−エチルメ
チルアミン(8,91g、0.067モル)を用いる他は、全ての本質的詳細に
わたり実施例■の方法と同じである。本性により表題化合物が高収率で得られる
。
大流五■旦L
(N、N”−ビス(N−2−(2−メトキシエトキシ)エチルメトキシカルバモ
イルメチル〕ジエチレントリアミン−N、N’、N”−トリアセト)ガドリニウ
ム(III)の調製法。
DTPAのビス(2−メトキシエチルアミド)の代りに、実施例XVII記載の
方法で製造した等モル量のDTPAのビス(N−2−(2−メトキシエトキシ)
エチルアミド〕を用いる他は、全ての本質的詳細にわたり実施例■の方法と同じ
である。本性により表題化合物が高収率で得られる。
手続補正書 (自発)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.次式を有する錯体であって、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 Aは−CH2CH2−と▲数式、化学式、表等があります▼から成る群から選ば れ、M+zは原子番号21−29,42−44あるいは58−70の元素の常磁 性イオンで、イオン価Zは+2か+3であり、R1基は−O−と▲数式、化学式 、表等があります▼から成る群から選ばれる同一あるいは相違する基で、Rzは −(CH2CH2O)n−R4、nは1−10、R4はH、炭素原子1から8個 のアルキル基、または水酸基で置換されたあるいは非置換のアリル基、R3はH ,R2,炭素原子1から8個のアルキル基、水酸基、炭素原子1から8個のアル コキシル基、炭素原子10個以下のシクロアルキル基、または水酸基、カルボキ シル基、ハロゲン、炭素原子1から8個のアルコキシル基、あるいは炭素原子1 から8個のアルキル基による置換が随意であるアリル基であり、Z個のR1基は −O−で、残りのR1基は▲数式、化学式、表等があります▼である錯体。 2.Aが▲数式、化学式、表等があります▼である請求項1に記載の錯体。 3.Aが−CH2CH2−である請求項1に記載の錯体。 4.R1がアルコキシアルキルアミノ基で、そのアルコキシ部分に1から2個の 炭素原子を含みアルキル部分に約2から約5個の炭素原子を含む請求項1または 2に記載の錯体。 5.R1がメトキシエチルアミノ基、メトキシプロピルアミノ基、メトキシブチ ルアミノ基、メトキシベンチルアミノ基、エトキシエチルアミノ基、エトキシプ ロピルアミノ基あるいはエトキシブチルアミノ基である請求項1または2に記載 の錯体。 6.n=1,2または3でR4がHか炭素原子1から5個のアルキル基である請 求項1に記載の錯体。 7.R3がHである請求項6に記載の錯体。 8.R3がR2、炭素原子1−8個のアルキル基、水酸基、または炭素原子1− 8個のアルコキシル基である請求項6に記載の錯体。 9.M+zがクロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、鉄( III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II)、プ ラセオジミウム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(III)、イツ テルビウム(III)、ガドリウム(III)、テルビウム(III)、ジスプ ロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)である 請求項1に記載の錯体。 10.M+zがガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスプロシウ ム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)である請求項 1または8に記載の錯体。 11.R1がメトキシエチルアミノ基でM+zがガドリニウム(III)である 請求項2に記載の錯体。 12.次式を有する常磁性イオン錯体をNMR造影有効量で含む温血動物への経 口、非経口投与に適する診断用組成物で、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 Aは−CH2CH2−と▲数式、化学式、表等があります▼から成る群から選ば れ、M+zは原子番号21−29,42−44あるいは58−70の元素の常磁 性イオンで、イオン価Zは+2か+3であり、R基は−O−と▲数式、化学式、 表等があります▼から成る群から選ばれる同一あるいは相違する基で、R2は− (CH2CH2O)n−R4、nは1−10、R4はH、炭素原子1から8個の アルキル基、または水酸基で置換されたあるいは非置換のアリル基、R3はH, R2、炭素原子1から8個のアルキル基、水酸基、炭素原子1から8個のアルコ キシル基、炭素原子10個以下のシクロアルキル基、または水酸基、カルボキシ ル基、ハロゲン、炭素原子1から8個のアルコキシル基、あるいは炭素原子1か ら8個のアルキル基によって置換されたあるいは非置換のアリル基であり、Z個 のR1基は−O−で、残りのR1基は▲数式、化学式、表等があります▼である 、製薬学的に認容できる担体である診断用組成物。 13.Aが▲数式、化学式、表等があります▼である請求項12に記載の組成物 。 14.Aが−CH2CH2−である請求項12に記載の組成物。 15.R1がアルコキシ部分に1個か2個の炭素原子を含みアルキル部分に約2 から約5個の炭素原子を含むアルコキシアルキルアミノ基で、錯体が約0.05 から1.0Mの濃度で製薬上認容できる滅菌水性担体に溶解あるいは懸濁化され た、非経口投与に適した請求項13あるいは14に記載の組成物。 16.R′がメトキシプロピルアミノ基、メトキシブチルアミノ基、メトキシエ チルアミノ基、エトキシエチルアミノ基、メトキシペンチルアミノ基、エトキシ プロピルアミノ基あるいはエトキシブチルアミノ基で、組成物中の錯体濃度が約 0.05から約1.0Mである請求項15に記載の組成物。 17.n=1.2または3でR4がHまたは炭素原子1−5個のアルキル基であ る請求項12に記載の組成物。 18.R3が水素である請求項12に記載の組成物。 19.R3がR2、炭素原子1−8個のアルキル基、水酸基または炭素原子1− 8個のアルコキシル基である請求項17に記載の組成物。 20.M+zがクロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、鉄 (III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II)、 プラセオジミウム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(III)、イ ッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジ スプロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)で ある請求項12に記載の組成物。 21.M+zがガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスプロシウ ム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)である請求項 20に記載の組成物。 22.R1がメトキシエチルアミノ基でM+zがガドリニウム(III)である 請求項21に記載の組成物。 23.さらに製薬上認容できる緩衝剤を含む請求項12に記載の組成物。 24.さらに製薬上認容できる電解質を含む請求項12に記載の組成物。 25.さらに次式の錯化剤を含む組成物であって、▲数式、化学式、表等があり ます▼ 式中、 AとR1は請求項12で定義したとおりで、前記錯化剤がひとつ以上の生理学的 に認容できる無毒性カチオンと錯化する請求項12に記載の組成物。 26.前記錯化剤が常磁性イオン含有錯体の約0.1から約15モル%の量で用 いられ、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、銅イオン 、亜鉛イオンおよびこれらの混合物から成る群から選ばれた1つ以上のカチオン と錯化する請求項25に記載の組成物。 27.前記錯化剤がカルシウムイオンと錯化する請求項25記載の組成物。 28.NMR診断処置を行う方法で、次式の錯体、▲数式、化学式、表等があり ます▼ ここで、Aは−CH2CH2−と▲数式、化学式、表等があります▼から成る群 から選ばれ、M+zは原子番号21−29,42−44あるいは58−70の元 素の常磁性イオンで、イオン価Zは+2か+3であり、R1基は−O−と▲数式 、化学式、表等があります▼から成る群から選ばれる同一あるいは相違する基で 、R2は−(CH2CH2O)n−R4、nは1−10、R4はH、炭素原子1 から8個のアルキル基、または水酸基での置換が随意のアリル基で、R3はH, R2、炭素原子1から8個のアルキル基、水酸基、炭素原子1から8個のアルコ キシル基、炭素原子10個以下のシクロアルキル基、または水酸基、カルボキシ ル基、ハロゲン、炭素原子1から8個のアルコキシル基あるいは炭素原子1から 8個のアルキル基による置換が随意であるアリル基であり、Z個のR1基は−O −で、残りのR1基は▲数式、化学式、表等があります▼である錯体の有効量を 温血動物に投与することと、その後動物にNMR造影処理を施し、それによって 温血動物の体の少なくとも一部を造影することから成る方法。 29.Aが▲数式、化学式、表等があります▼である請求項28に記載の方法。 30.Aが−CH2CH2−である請求項28に記載の方法。 31.錯体が非経口的に投与され、R1がアルコキシ部分に1個か2個の炭素原 子を含みアルコキル部分に約2から約5個の炭素原子を含むアルコキシアルキル アミノ基であり、本錯体が約0.05から1.0M濃度で製薬上認容できる滅菌 水性担体に溶解あるいは懸濁化される請求項29あるいは30に記載の方法。 32.R1がメトキシプロピルアミノ基、メトキシブチルアミノ基、メトキシエ チルアミノ基、エトキシエチルアミノ基、メトキシペンチルアミノ基、エトキシ プロピルアミノ基、エトキシブチルアミノ基で、製薬上認容できる担体中の錯体 濃度が約0.05から約1.0Mである請求項31に記載の方法。 33.n=1,2または3でR4がHまたは炭素原子1−5個のアルキル基であ る請求項28に記載の方法。 34.R3がHである請求項28に記載の方法。 35.R3がR2、炭素原子1−8個のアルキル基、水酸基、あるいは炭素原子 1−8個のアルコキシル基である請求項33に記載の方法。 36.M+zがクロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、鉄 (III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II)、 プラセオジミウム(III)、ネオジム(III)、サマリウム(III)、イ ッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジ スプロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)で ある請求項28に記載の方法。 37.M+zがガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスプロシウ ム(III)、ホルミウムア(III)またはエルビウム(III)である請求 項36に記載の方法。 38.R1がメトキシエチルアミノ基でM+zがガドリニウム(III)である 請求項37に記載の方法。 39.製薬上認容できる担体が製薬上認容できる緩衝剤を含む請求項28に記載 の方法。 40.製薬上認容できる担体が製薬上認容できる電解質を含む請求項28に記載 の方法。 41.製薬上認容できる担体が次式の錯化剤を含む請求項28に記載の方法で、 ▲数式、化学式、表等があります▼ AとR1は請求項28に定義したとうりで、前記錯化剤が1つ以上の生理学的に 認容できる無毒性カチオンと錯化する方法。 42.前記錯化剤が常磁性イオン含有錯体の約0.1から約15モル%の範囲の 量で用いられ、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、銅 イオン、亜鉛イオンおよびこれらの混合物から成る群から選ばれた一つ以上のカ チオンと錯化する請求項41に記載の方法。 43.前記錯化剤がカルシウムイオンと錯化する請求項42に記載の方法。 44.次式の錯化剤であって、 ▲数式、化学式、表等があります▼ Aは−CH2CH2−と▲数式、化学式、表等があります▼から成る群から選ば れ、R1基は−O−と▲数式、化学式、表等があります▼から成る群から選ばれ る同一あるいは相違する基で、R2は−(CH2CH2O)n−R4,nは1− 10、R4はH、炭素原子1から8個のアルキル基、または水酸基で置換された あるいは非置換のアリル基、R3はH,R2、炭素原子1から8個のアルキル基 、水酸基、炭素原子1から8個のアルコキシル基、炭素原子10個以下のシクロ アルキル基、または水酸基、カルボキシル基、ハロゲン、炭素原子1から8個の アルコキシル基、あるいは炭素原子1から8個のアルキル基による置換が随意で あるアリル基で、Z個のR1基は−O−で、残りのR1基は▲数式、化学式、表 等があります▼である錯化剤。 45.Aが▲数式、化学式、表等があります▼である請求項44に記載の錯化剤 。 46.Aが−CH2CH2−である請求項44に記載の錯化剤。 47.R1がアルコキシアルキルアミノ基で、そのアルコキシ部分が1個か2個 の炭素原子を含み、アルキル部分が約2から約5個の炭素原子を含む請求項45 あるいは46に記載の錯化剤。 48.R1がメトキシエチルアミノ基、メトキシプロピルアミノ基、メトキシブ チルアミノ基、メトキシベンチルアミノ基、メトキシエチルアミノ基、エトキシ プロピルアミノ基またはエトキシブチルアミノ基である請求項47に記載の錯化 剤。 49.n=1,2または3でR4がHあるいは炭素原子1−5個のアルキル基で ある請求項44に記載の錯化剤。 50.R3がHである請求項44に記載の錯化剤。 51.R3がR2、炭素原子1−8個のアルキル基、水酸基、あるいは炭素原子 1−8個のアルコキシル基である請求項49に記載の方法。 52.R3が水酸基、カルボキシル基、ハロゲン、炭素原子1−8個のアルコキ シル基、あるいは炭素原子1−8個のアルキル基による置換が随意のアリル基で ある請求項49に記載の錯化剤。
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