JPH04507401A - 新規磁気共鳴造影剤 - Google Patents

新規磁気共鳴造影剤

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JPH04507401A
JPH04507401A JP50674790A JP50674790A JPH04507401A JP H04507401 A JPH04507401 A JP H04507401A JP 50674790 A JP50674790 A JP 50674790A JP 50674790 A JP50674790 A JP 50674790A JP H04507401 A JPH04507401 A JP H04507401A
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ラジャゴパラン,ラガバン
ペリアザミー,マサネイダー
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マリンクロッド・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規磁気共鳴造影剤 発明の背景 本出願は、1989年3月9日出願の出願番号第321,265号の一部継続出 願である。
本発明は、磁気共鳴(NMR)映像法、およびさらに詳細には、NMR映像法を 増強するための方法および組成物類に関する。
最近開発されたNMR造影技術では、磁場およびラジオ周波数放射線を用いであ る原子核を検圧することが包含されている。柔組織微細構造を極めて良好に分解 し体組織解剖構造の断面ディスプレイを提供する点において、それは、一部の点 では、xmコンピュータ断層撮影に類似している。作成されたイメージは、現在 使用されているように、器官および組織中におけるプロトン密度分布および/ま たはそれらの緩和時間のマツプを構成する。NMR造影技術では電離放射線使用 を回避しているので、非侵襲性であることが利点である。
NMR現象は1945年に発見されたが、Lauterburの最初の示唆(− −−Nature +λ42,190−191 (1973))の結果、最近に なって初めて体内部構造のマヅビング手段として応用されるようになった。
使用される磁場およびラジオ周波数増に関連したいかなる公知の障害も基本的に ないので、感受性の個体に対して繰り返してスキャンすることができるようにな っている。標準的スキャン平皿に加えて(軸、冠状断および矢状断)、斜台平行 スキャン平面も同様に選択できる。
NMR実験において、試料中の検討核(例 プロトン)を高度に均一な磁場にお いて適当なラジオ周波数(RF)エネルギーで照射する。これらの核が緩和する に伴い、核はその後鮮鋭な共鳴周波数のRFを放出する。核の共鳴周波数は、か けた磁場に依存する。
公知の1理によれば、適切なスピンを有する核は、磁場をかけて(B、一般にガ ウス単位またはテスラ(104ガウス)単位で示される)配置されると、その磁 場の方向に配列する。プロトンの場合、これらの核は1テスラの磁場強度で42 ゜6MHzのある周波数fで歳差運動を行う。この周波数では、放射線のRFパ ルスがこの核を励起し、磁場方向外部に正味の磁化を傾斜させると見なすことが でき、この回転の度合いはパルス継続時間とエネルギーによって決定される。R Fパルス後、核は′°緩和し”、すなわち、磁場と平衡に戻り、共鳴周波数の放 射線を放出する。放出された放射線の崩壊は、2種の緩和時間、すなわち、外部 からかけられた磁場方向と平衡に戻るまでに核が要した時間であるスピン−格子 緩和時間すなわち縦緩和時間T1と、それぞれのプロトンスピンの当初干渉性で あった歳差運動の消失に関連したスピン−スピン緩和時間T2を特徴とする。
NMR造影においては、スキャン平面とスライス厚を選択できる。この選択によ って、高品質の横断、冠状断および矢状断像が直接得られる。NMR造影設備に 全く動作性の部分がないことで、高い信頼性が得られるようになる。CTではX 線減衰係数単独で造影コントラストが決定されるのに対して、NNR信号には少 なくとも5種の異なる変数(TI、T2.プロトン密度、パルスシーフェンスお よびフロー)が関与することができるという事実と照らし合わせて、NMR造影 は、組織特徴を選択的に調べるためにはCTよりも高い能力を有していると考え られている。たとえば、組織中のT1およびT2緩和値は新生物摘出組織試料中 で宿主組織に比べて係数的2だけ一般に長いことが示されている(Damadi anl エンス 5cience 、1ヱ1,1151 (1971)) 。
NMRは、器官および/または組織間の微細な物理化学的差に対するその感受性 の故に、異なる組織型を識別することができ、かつ、組織の電子密度差に対して のみ感受性であるX線またはCTによっては検出できない物理化学的変化を誘発 する疾患を検出する際に有能であると確信されている。
上記にも述べたように、主なイメージングパラメータの2つが緩和時間T1およ びT2である。プロトン(または他の適切な核)について、これらの緩和時間は 、核の環境(例 粘度、温度等)によって影響を受ける。これらの2種の緩和時 間現象は、基本的に、最初に付与されたラジオ周波数エネルギーが周辺環境に伝 達されるメカニズムである。このエネルギー消失すなわち緩和の速度は、常磁性 である他の核によって影響を受けることができる。これらの常磁性核を取り込ん だ化合物は、周辺プロトンのT、およびT2値を実質的に変化させることができ る。
ある与えられた化合物の常磁性効果の程度は、それが存在する内部の環境の間数 一般に、1子番号21かも29.42から44および58から70までの常磁性 で2価または3価のイオン類は、NMR像コントラスト剤として有効であること が見いだされている。このようなイオン類として適切なものとして、クロム(■ )、マンガン(III、マンガン(■)、鉄(■)、鉄(1,1)、コバルト( II)、ニッケル(II) 、jl (II) 、ブラセオジミウム(■)、ネ オジミウム(■)、サマリウム(III)およびイッテルビウム(III)が挙 げられる。それらが極めて強い磁気モーメントを有しているので、ガドリニウム (■)、テルビウム(■)、ジスプロシウム(III)、*ルミラム(m)およ びエルビウム(III)が好適である。
ガドリニウム(III)イオン類は、NMR像コントラスト剤として特に好適で ある。
前記2価または3価の常磁性イオン類が、通常、有機錯化剤との錯体の形態で投 与されている。このような錯体類は、前記の常磁性イオン類を可溶性、無毒の形 態で提供し、かつ、造影手技後、体からのそれらの速やかな排泄を促進する。
Griesら、米国特許第4,647,447号は、従来のアミノカルボン酸錯 化剤との種々の常磁性イオン類との錯体類を開示している。Griesらが開示 した好適な錯体は、ジエチレントリアミン五酢酸(”DTPA”)とのガドリニ ウム(m)錯体である。この錯体は、式:によって表すことができる。
ガドリニウム(III)のような常磁性イオン類は、DTPAと強い錯体類を形 成することが見いだされた。これらの錯体類は、生理的水性体液中で実質的に解 離しない。この錯体類は正味の電荷−2を有し、一般に、可溶性塩として投与さ れる。このような塩類として典型的なものは、ナトリウムおよびN−メチルグル カミン塩類である。
イオン化可能な塩類を投与することには、ある不利な点もある。これらの塩類は  ン ボ in vivo)イオン濃度を上昇させ、そして、浸透圧を聞所的に 混乱させ、それによって、次に、浮腫および他の盟ましくない反応を起こすこと がある。
努力して、非イオン性の常磁性イオン錯体類が設計された。この目的は、一般に 、錯化剤の1個以上の遊離カルボン酸基を中性のイオン化不可能な基に変換する ことによって達成された。たとえば、S、C,Quayは、米国特許第4,68 7.658号および4,687,659号において、DTPA錯体頂のアルキル エステルおよびアルキルアミド誘導体類をそれぞれ開示している。同様に、西ド イツ出願公開P33 24 235.6およびP 33 24 236.4は、 DTPAのモノ−およびポリヒドロキシアルキルアミド誘導体およびそれらの常 磁性イオン類の錯化剤としての用途を開示している。また、オーストラリア特許 出願公開第78995/87号も、NMRおよびXM手技において有用なアミド 錯化剤を記載している。
カルボン酸基を非イオン性基に変換するために使用した前記誘導体の性質は、組 織特異性に対して重大なインパクトを有することがある。親水性錯体類は間質体 液中に濃縮される傾向があり、一方、親油性錯体類は細胞と会合する傾向がある 。したがって、親水性の差によっ七、本化合物類のいろいろな応用が生ずること になる。たとえば、Weinmannら、ΔJR,142,679(1984年 3月)およびBraschら、AJ旦、1生2,625 (1984年3月)参 照。 したがって、NMR造影剤として使用するため常磁性イオン類の新規でか つ構造上多岐にわたる非イオン性錯体類が引き続いてめられている。
髪咀の!約 本発明は、新規錯化剤および常磁性イオン類との錯化剤の錯体類を提供する。
本譜体類は、下記の式のいずれかによって示すことができる:−CH2CH2N CH2CH2−であり、M−2は、厘子番号21−29.42−44または58 −70の元素の常磁性イオンであり、電荷2は+2または+3であり;R1基は 、同一でも異なっていてもよく、−〇−および / llj 5 C式中、R4,R5およびR6は、同一または異なっていてもよく、水素、アル キル、水酸基、アルコキシ、モノ−またはポリヒドロキシアルキル、アルコキシ アルキル、アミノアルキルまたはアシルアミノアルキルであり、その炭素含有部 分が1個乃至約6個の炭素原子を有することを特徴とし、または、R5およびR 6は、隣接窒素とともに、5員環、6員環または7員環の複素環を形成でき、前 記窒素以外のO乃至工員が l −0−1−S−1−8−または −N−であり、かつこの員が未置換であるがま たは水酸基、アルキル、アリル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アミノ アリル、アルキルアミノまたはカルバモイルによって置換されており、この置換 基類が1個乃至約6個の炭素原子を含有しており、 nは、1と6の間にある)がら構成される群がら選択され、R2およびR3は、 同一または異なっていてもよく、水素、1個乃至約6fllの炭素原子を有する アルキル、フェニルまたはペンチルであるが、または、R2およびR3は、介在 する炭素とともに、5員環、6員環または7jl環の炭化水素環を形成可能であ り、 かつ、RI基の2が一〇−であり、およびR1基の残りが/ R’1 −N (CH2)。−N であることを特徴とする。
これとは別に、前記錯体類は、下記の式によって示すことができる:■。
式中、M−2は、i子番号21−29.42−44または58−7077)元素 の常磁性イオンであり、電荷2は+2または+3であり;rおよびSは、1と6 の間の整数であり、同一でも異なっていてもよく、択され、このアルキル部分が 1乃至6個の炭素原子を有し、RI=基が、同一または異なっていてもよく、− 〇−および/R2′ N \R” /R5′ (式中、R21は、(CH2CH20)−B” ) aよび(CH2)−−N\ R6’ からなる群から選択され、かつ、R4”は、H,R2”およびR3′からなる詳 から選択され、式中、H3# 、R51、およびR6Jは、閲−または異なって いてもよく、水素、アルキル、水酸基、アルコキシ、モノ−またはポリヒドロキ シアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキルまたはアシルアミノ−アルキ ルからなる群から選択され、この炭素含有部分が1個乃至約6個の炭素原子を有 するか、または、R51およびR6は″、隣接窒素とともに、5員環、6員環ま たは7員環の複素環を形成でき、前記窒素以外の0乃至1員が、−0−1−S− 1−3−または −N−であり、 かつ、この員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリル、ヒドロキシア ルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまたはカルバモイルに よって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素原子を含有してお り、 pおよびqは、同一または異なっていてもよく、1と6の間の整数を示す)から なる群から選択されることを特徴とし、かつ、Rl l基の2は、−〇−であり 、かつR1’基の残りは、/ R2″ N \R4″ であることを特徴とする。
また、混血動物に対して上記錯体類の1種を有効量投与し、次に、この温血動物 をNMR造影手技に供し、それによって、少なくともこの温血動物の体の一部を 撮像することを伴うNMR診断手技の実施方法が開示されている。
発朋旦11シ11四 本発明で使用する錯化剤類は、DTPAおよびエチレンジアミン四酢酸C″ED TA”)のような周知のポリアミノカルボン酸キレート剤の誘導体類、および1 .4,7.10−テトラアザシクロドデカンN、N’ 、N”、N“1−四酢酸 (DOTA”)のような環式ポリアミノカルボン酸キレート剤である。これらの 誘導体類のIJilでは、前記キレート剤の遊離のカルボン酸基(常磁性イオン との結合形成に使用されていないもの)が式:%式% のアミノアルキルアミド基に変換される。
たとえば、もしこのポリアミノカルボン酸キレート剤がDTPAであれば、かつ 、この常磁性イオンが3価であれば、前記カルボン酸基の2個がアミノアルキル アミド形態に誘導体化されるであろう。同様に、もしこの常磁性イオンが2価で あれば、DTPAのカルボン酸基の3個またはEDTAのカルボン酸基の2個が アミノアルキルアミド形態に誘導体化されるであろう。これらの錯化剤が2価ま たは3価の常磁性イオンと反応すると、結果として生成する錯体類は、極めて低 い電気的伝導率によって証明されているように実質的に非イオン性である。
錯体類として有用なアミノアルキルアミド誘導体類の種類の例として、前記アミ ノアルキルアミド基が、 −CN H(CH2+。−N (CH3) 2゜−CNH(CH2)、−N ( CH2CH20H)2 または、○ II /−\ −CNH(CH2)ゎ−NX (式中、Xは、置換または未置換の0.SまたはNである)ことを特徴とするも のが挙げられる。好適な実施例では、このアミノアルキルアミド基がモルホリノ アルキルアミドである。
本発明によって包含される化合物類の別の贋として、DOTAおよびTRITA のような環式ポリアミノカルボン酸キレート剤頚が挙げられ、一般式:によって 示される。
これらの造影剤項中、遊離のカルボン酸基は、II /R” CN \R4″ / R5” (式中、R2’ハ、(CH2CH20) −R’°) a、l、ヒ(CH2)  −−NXR6” のいずれかである)に変換される。上記に述べた造影剤の第1属の場合と同様、 もしこの常磁性イオンが3価であれば、前記カルボン酸基の1個がアミノアルキ ルアミド形態に誘導体化され、および、もし、常磁性イオンが2価であれば、前 記カルボン酸基の211Nが誘導体化されるであろう。
錯体類として有用な誘導体類の種類の例として、アミノアルキルアミド基が、− C−NH−(CH2) 、−N o または−CN (CH2)−0CH3 【 CH3 であるものが挙げられる。
好適な実施例では、このアミノアルキルアミド基がモルホリノアルキルアミドで ある。
本キレート剤のアミノアルキルアミド誘導体類は、従来のアミド形成反応によっ て調製できる。一般に、それらは、化学量論量のアミノアルキルアミンをポリア ミノカルボン酸キレ−1・剤または環式ポリアミノカルボン酸キレート剤の反応 性誘導体とアミド形成条件下で反応させることによってm*される。このような 反応性誘導体類として、たとえば、無水物類、無水物混合物頚および酸塩化物類 が挙げられる。上記式Iによって示される錯化剤を0111するためのアミノア ルキルアミンは、一般式: %式%) を有する。上記式IIによって示される錯化剤を調製するため、このアミノアル キルアミンは、一般式: %式% これらの錯化剤のいずれかを作製するための1実施例において、反応を高温で有 機溶媒中で反応を行う。適切な溶媒として、その中で反応物が十分に可溶性でか つ実質的にこの反応物および生成物に反応性でないものが挙げられる。低脂肪族 ケトン類、エーテル類、エステル類、塩化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ シレン、低脂肪族炭化水素類、一部の低脂肪族アルコール類等が反応溶媒類とし て有効に使用できる。このような溶媒類の例として、イソプロパツール、アセト ン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、クロロホ ルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン 等がある。もし前記ポリアミノカルボン酸の酸塩化物誘導体が出発物質として使 用されるならば、その際には、この反応溶媒が水酸基顕のような反応性官能基を 含有しないものであるのが有益であり、その理由として、これらの溶媒類は前記 酸塩化物類と反応でき、したがって、所望でない副産物を生成するからである。
反応温度は、使用した出発物貿類、前記反応溶媒の性質および他の反応条件に応 じて広く変化できる。このような反応温度は、たとえば、約25@Cから約80 ″C1好適には約25@Cから約50aCの範囲であることができる。
前記反応性ポリアミノカルボン酸誘導体のアミノアルキルアミドとの反応後、全 ての残存無水物または酸塩化物族類は、化学量論過剰量の水を前記反応混合物に 添加して短時間加熱することによって、カルボキシル基に加水分解できる。
結果として生成したアミノアルキルアミド化合物は、従来操作によってこの反応 混合物から回収される。たとえば、沈澱用の溶媒をこの反応混合物に添加するこ とによって生成物を沈澱させることができ、そして、ろ過または遠心分離によっ て回収できる。
常磁性イオンは、鎖体形成条件下でアミノアルキルアミド化合物と混合する。
一般に、上記に述べた常磁性イオン類のいかなるものも本発明の錯体類形成に使 用できる。本錯体類は、前記常磁性イオンの適切な酸化物または塩を水溶液中で 前記錯化剤と混合することによって、都合よく調製できる。確実に錯体を完全に 形成させるため、化学量論をわずかに越える量の錯化剤を使用できる。さらに、 たとえば、約20@Cから約100”C1好適には約40’ Cから約80’C の範囲の高温が、完全な錯体形成を確実とするために使用できる。一般に、完全 な錯体形成は、混合後数分から数時間までの期間に起こるであろう。本錯体は、 アセトンのような沈澱用溶媒を用いる沈澱によって回収でき、さらに、もし所望 であれば、結晶化またはクロマトグラフィによって精製できる。
本発明の新規錯体類は、腸内または非経口投与用診断用組成物類に処方できる。
これらの組成物類は、有効量の常磁性イオン錯体を検討下の投与型に適した従来 の製剤用担体類および賦形剤類とともに含有する。たとえば、非経口処方類は、 本発明による約0.05乃至1.0Mの常磁性イオン錯体の無菌水溶液または懸 濁剤を含有する。好適な非経口処方類は、0.1M乃至0.5Mの常磁性イオン 錯体濃度を有する。このような溶液類は、また、製剤学的に許容できる緩衝液類 、および、適宜、塩化ナトリウムのような電解質を含有することができる。本組 成物類は、安全性を高めるため、キレート剤/リガンドとの適切な可溶性錯体類 を含めて、グルコン酸塩、塩化物またはその他の適切な有機または無機塩の形態 で1種以上の生理的に許容でき、無毒のカチオン類を含有することができ、これ は利点である。このキレート剤/リガンドは、DTPAまたはEDTAから誘導 されていることが望ましい。このようなリガンド類として、前記常磁性およびす なわち重金属を錯体化し本発明の錯体処方類を提供するために使用した上記に述 べたリガンド類が挙げられる。このカチオン−リガンド錯体は、リガンド−金属 錯体の約0.1モル%から約15モル%の範囲の量で提供されるのが、有益であ る。
このような生理的に許容でき、無毒のカチオン類として、ナトリウムイオン類、 カルシウムイオン類、マグネシウムイオン類、銅イオン類、亜鉛イオン類等を含 む。カルシウムイオン票が好適である。非経口投与用の典型的な単回投与処方は 、下記の組成を有しているニ ガトリニウムDTPA−ジ(モルホリノエチルアミド) 330mg/mlカル シウムDTPA−トリ(モルホリノエチルアミド) 14mg/ml精製水 1 mlとなるまでの量 pH’y−3±0.1 非経口組成物類は、直接注入できるか、または、全身投与のための大量の非経口 組成物と混合できる。
腸内投与のための処方類は、当該技術で周知のようにさまざまに変化できる。
一般に、このような処方は、有効量の常磁性イオン錯体を水溶液または懸濁剤と して含有する液体類である。このような腸内投与用組成物類は、適宜、緩衝液類 、界面活性剤類、横変性(チキソトロピー)剤類等を含有することもできる。経 口投与用組成物類は、また、その官能性を高めるために芳香剤およびその他の成 分類を含有することができる。
この診断用組成物類は、NMRイメージの所望の増強を達成するために有効な投 与量で投与される。このような投与量は、使用した特定の常磁性イオン錯体、造 影手技の対象である器官類または組織類、使用するNMR造影設備等に応じてさ まざまに変化することができる。一般に、非経口投与量は、患者体重1kg当た り約0.01乃至約1.0mmolの常磁性イオン錯体の範囲であろう。好適な 非経口投与量は、患者体重ikg当たり約0.05乃至約0.5rnmolの常 磁性イオン錯体の範囲である。腸内投与量は、一般に、患者体重1kg当たり約 0.5乃至約100mmo1、好適には約1.0乃至約20mmolの常磁性イ オン錯体の範囲である。
本発明の新規NMR像コントラスト剤は、所望の特性を独自に組み合わせて有し ている。この常磁性イオン錯体類は、それらが実質的に非イオン性であるにも関 わらず、生理体液中で予想外に高い溶解度を示す。この高い溶解度によって、濃 縮溶液のvR製が可能となり、したがって、投与に要する液体の量を最小限とす る。この錯体類の非イオン性特性によって、また、診断用組成物の浸透圧が低下 し、したがって、望ましくない浮腫および他の副作用が防止される。
下記に示したデータによって例示されるように、本発明の組成物類は極めて低い 毒性を有しており、これは、それらの高いLD5o値に反映されている。これら の錯体類の低い毒性は、一部にはこの錯体類の高い安定定数の結果生じたものと 考えられる。そのアミノアルキル部分は、常磁性金属イオンとの配位結合の形成 のための付加的部位を提供し、したがって、この配位錯体を強化する。ゆえに、 このアミノアルキル基は、前記錯化剤の遊離カルボン酸基を中和するばかりでな く、それらは、また、前記錯体類の形成にも関与する。
本発明の診断用組成物類は、従来方法で使用される。本組成物類は、全身または 造影すべき器官または組織に対して局所的に混血動物に投与でき、この動物を次 にNMR造影手技に供する。本組成物類は、これらの手技によって得られた磁気 共鳴像類を増強することが見いだされた。それらの磁気共鳴造影手技における用 途に加えて、本発明の錯化剤類は、また、X線コントラストのための放射性医薬 品または重金属の体中への運搬のために使用できる。
本発明は、さらに、下記の実施例によって例示されるが、それらは、限定するこ とを意味していない。
裏施思1 DTPA−レホ1 ノエ し 々 :Gd JDTPA−モルホリノアミドGd 鏝体は、下記に示した2段階でIIWした:[N、N”−ビス[N=2 (’( 4−モルホリノ)−エチル)カルバモイルフジエチレントリアミン−N、N’  、N”−三酢酸の調製を特に下記の段階で行った: DTPA−二無水物(36g)およびアミノエチル−モルホリン(27g)のイ ソプロパツール中混合物を室温で16時間、撹拌した。檀々色の溶液を、細かい 多孔性の焼結ガラス漏斗を通してろ過し、未溶解の不純物を除去した。透明なる 液をエーテル(2L)に注ぎ、この混合物を1時間、強く撹拌した。粒状沈澱物 をろ過によって採取し、エーテル(3XIL)で洗浄し、そして乾燥させた。
このようにして得られた淡い褐色の固体は、次の段階のために十分に純粋であっ た。収率60g (85%)。C26H4フN7010X0.3H20の分析計 算値:C150,13,H,7,64,N、15.74゜実験値: C,50, 46;H,7゜80;N、15.69゜[N、N”−ビス[N−2((4−モル ホリノ)−エチル)カルバモイルメチルコシエチレントリアミン−N、N’ 、 N” −トリアセトクーガドリニウム(II[)−水和物の調製を特に下記のよ うに行った:リガンド(13,8g)および酸化ガドリニウム(3,6g)の脱 イオン水(70mL)中温合物を4時間、65−70’ C(水浴)で加熱し、 室温で16時間撹拌した。檀々色の溶液を細かい多孔性の焼結ガラス漏斗を通し てろ過し、未溶解の不純物を除去した。透明なる液をアセトン(2L)に注ぎ、 この混合物を30分、強く撹拌した。アセトンを捨て、ゴム状残渣をさらにアセ トン(IL)で処理した。このゴムが固体化し始め、4時間後、沈澱物をろ過に よって採取し、アセトン(3X I L)で洗浄して、そして乾燥させ、メタノ ール/テトラヒドロフランから再結晶し、本錯体を得た。収率、10g 459 %)。分析計算値:C2aH<4N70+oGdXIH2oの分析計算値:C, 39,54;H,5,83;N。
12.42.Gd、19.89゜実験値:C,39,51,H,5,76、N。
12.47;Gd、19.79゜ n12 117−ビス NN−ジ ル −414−ジオ 1−3 6 9 12 15− ヘン7ザー6912二1ス ルボ シエ ル へプ デカン ユ上辺1MDTP A−二無水物(7,0g、19.6mmol)のイソプロパツール(35mL) 中撹拌懸濁物を、N、N−ジメチルエチレニンジアミン(3,8g、43.1m mol)で処理した。全混合物を室温で約18時間、撹拌した。反応混合物をろ 過し、不溶性の不純物を除去した。透明なる液を無水エーテル(2L)に注ぎ、 この混合物を1時間、強く撹拌した。!5uiな固体をろ過によって採取し、エ ーテル(3x200mL)で洗浄して、モして50”Cで一定重量となるまで乾 燥させ、無色の固体9.0g (82,0%)を得た。
022H43N70B・0.5HzOの分析計算値(MW 542.63);C ,48゜71%;H+ s、12%;N、18.08%。実験値:C,48,5 0%i H+8.4%;N、18.09%。
夾胤例ユ NN” −ビス N−2ジ ル ミノ −エ ル 力レバモ ルレ ジエ レン  1 ミンーN N’ N”−1−ガlニ ム工皿LΩ■1 リガンド(11゜50g、0.021mol)j?よびGd20i (3,62 g。
0、Olmol)の脱イオン水(50mL)中温合物を加熱した。反応終了後、 ろ液をアセトン(IL)に注いた。溶媒を捨て、さらに、残渣をさらに新鮮アセ トン(IL)で処理した。沈澱物をろ過によって採取し、テトラヒドロフラン− メタノールから再結晶し、無色固体、3.8g (30%)として本譜体を得た 。
C22H40N70aGdXo、5H20(MW 697.87)の分析計算値 二〇。
38.21%、H,5,79%;N、14.18%;Gd、22.72%。実験 値:C,38,54%、H,6,19%;N、13.99%、Gd、21.79 %。
犬跨医A 117−ビス 4− オモルホ1ノ −414−ジオ 1−6912 上i二凶 Z久ヱf二旦、豆 12二Iス カルボ シエ ル ヘン − ン 4JDTP A−二無水物(7,14g、0.02mol)のイソプロパツール(50mL) 中撹拌懸濁物を、精製したばかりのアミノエチレンチオモルホリン(6゜3g、 0.044mol)で処理した。全混合物を室温で、1el16時間、撹拌した 。
反応混合物をろ過し、不溶性の不純物を除去した。透明なる液を取り出し、乾燥 させた。ゴム状残渣を逆相(C−18)カラムフラッシュクロマトグラフィによ って精製した。本物質を金属錯体形成用として使用した。
夾施医五 (N11− ス N−24−レホ1) エ し レバ レバ ジエ レン I  ミンーN N’ N”−1アセ − ゛夏ニ ムユ里LL層I リガンド(7,Og、10.8mmol)およびGd20i(1,86g、5゜ 1mmo1)の脱イオン水(35mLJ中混合物を67−70@Cで18時間、 加熱した。反応終了後、ろ液をアセトン(2L)に注ぎ、本混合物を30分間、 強く撹拌した。1時間後、アセトンを捨て、ゴム状残渣をさらにアセトン(IL )で処理した。沈澱物を採取し、アセトンで洗浄し、アセトン/水から2回再結 晶し、無色固体、4.5gを得た。 C26H440tS2GdX1.5H20 の分析計算値:C,37,54,H,5,66:N、11.79.S、7.70 ;Gd、 18.89゜実験値:C,37,80,H,5,51,N、11.9 0;S、7゜52、Gd、19.92゜ 犬嵐困旦 DTPA−モレホiノエ ル ミ゛Gd 生σ嵩性挾淀実施例1の化合物の急性 静注毒性を下記のようにして決定した:各投与量当たりICRマウス1乃至4匹 に対して、約1m/分の速度で側方尾静脈を介して被験物資を単回静注投与した 。被験物質類は選択した濃度とし、体! 1 k g当たり投与容量5乃至75 m1となるようζlした。投与は、10m1/kgの容量で開始した。投与量の 増加または減少の調節を行い、1群4匹(雄性2匹、雌性2匹)による推定LD soに近似するようにした。マウスの観察は、O,0,5,1,2゜4および2 4時間に記録して、その後は静注後7日まで毎日行った。静注第7日にマウスを 安楽死させ、秤量しそして剖検した。異常組織を記載した。この時点で、いかな る組織病理検査を実行すべきであるかおよび組織を保持すべきであるかどうかに ついて決定した。また、剖検は静注後24時間経過したマウスについても行った が、ただし、週末に死亡が確認されたマウスを除いた。LDSo値および95% CIを、ベーレンス・リード・ミュンヒ(Behrens−Reed−Meun ch)改良法を用いて、計算した。実施例1の錯体の結果を下記に報告した: LD50値: 10.Ommo1/kg (過剰リガンド無し、0.5M溶液) 実![ −に祖灯度決定 T1すなわち縦緩和時間を、25%D20/75%H20混合物中20mMから 0.65mMまでの錯体について90MHzで測定した。このT1は、JEOL FX90Q FT−NMRスペクトロメータでスビンーエコーシークエンスを用 いて得られる。緩和度は、濃度データに対する1/T1に対して最小2乗直線回 帰を適用して決定した。ターゲット相関係数(T2)は、約0.9990である 。
全ての”CNMRスペクトルは、JEOL FX90Q FT−NMRスペクト ロメータで得、全てのIHスペクトルは、パリアンジエミニ(Varian G em1nL)300 FT−NMR−スペクトロメータで室温で得た。IRスペ クトルは、パーキンエルマー(Perkin−Elmer)IRスペクトロメー タ727で行った。元素分析は、ノックスビル、テネシー州のガルプレイスラボ ラトリイズ(Galbraith Laborat、ories)およびジョー シア州のアトランティックマイクロラボ(Atlantic Microlab )が行った。pH測定は、コーニング(−Co r n i n g )コンビ ネーション電極を用いてコーニングイオンアナライザー(Corning Io n Analyzer)250で行った。全ての分光光度計測定は、バリアンケ ーリ(Varian CARY)2215uv/visスペクトロメータで室温 で行った。全てのコンピュータ演算は、IMBパーソナルシステム2またはZB M互換性のPCCケグロ(Kaypro)で行った。
実施例1の錯体の緩和率は、90MI(zおよび25” Cで5,13±0.0 7mM”5ec−’であった。相関係数(T2)は、0.9993であった。
夾施斑旦 標題リガンドは、Krej earekおよびTucker (t<イj攻」し 1に二エン゛・バ オフ ジ しI −コミユニ −シ ンズ Bt chem 、Bio h s、Re 、Cmmun、77 581(1977)))によっ て報告された一般的方法に従い、DOTAおよびCH30CH2CH2NHCH 3から合成する。
夷旌透豆 実施例8からのリガンド(10gr、0.021mo1.およびG d 203  (3゜[3gr、O,Olmol)の脱イオン水(50ml)中温合物をほと んどの固体が溶解するまで100”Cで加熱する。この混合物を冷却し、0.2 ミクロンのフィルターを通してろ過し、存在する不溶物を除去する。ろ液をイオ ン交換カラムに通し、生成物を含む分画を濃縮する。従来の操作にしたがっても し必要であれば、この生成物をさらに精製する。本操作によって、標題化合物が 良好な収率で得られる。
裏朧透1度 1− N−2−4−,1エ し − レバ し471−1 レボ ぐ ル −1  4 7 10−一 −ぐ 口°−ン 標題リガンドは、DOTAおよび4−(2−アミノエチル)モルホリンから、K rejearekおよびTucker (パ オ ミ し・エン゛・バ フジ  I −コ”ユニー −シ ン Bio h m、Bi h 、Re、 mmun 、77 581 (1977)))によって報告された一般的方法に従い、合成 する。
裏族阻11 亙上旦二立L」■ 1−N−2−モルホ1ノ エ ルー力ルバモ ルメ し 4  7 10− 1ス カルボキシ ル −14710−m−シロ゛−ン 1 実施例9の操作をあらゆる細部にわたって繰り返すが、ただし、ここで使用した リガンドは、実施例10で合成したDOTAのモノ4−モルホリノエチルアミド であることを除く。本操作によって、標題化合物が良好な収率で得られる。
国際調査報告 −一ゆ内+lA帥1.lI神角−暢PCT/υS90/(n196国際調査報告

Claims (74)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Aは、 −CHR2−CHR3−、 または、 ▲数式、化学式、表等があります▼であり、M−2は、原子番号21−29,4 2−44または58−70の元素の常磁性イオンであり、および電荷zは+2ま たは+3であり;R1基は、同一でも異なっていてもよく、−O−および ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R4、R5およびR6は、同一または異なっていてもよく、水素、アル キル、氷酸基、アルコキシ、モノ−またはポリヒドロキシアルキル、アルコキシ アルキル、アミノアルキルまたはアシルアミノアルキルであり、その炭素含有部 分が1個乃至約6個の炭素原子を有することを特徴とし、または、R5およびR 6は、隣接窒素とともに、5員環、6員環または7員環の複素環を形成でき、前 記窒素以外の0乃至1員が ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で あり、かつこの員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリル、ヒドロキ シアルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまたはカルバモイ ルによって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素原子を含有し ており、 nは、1と6の間にある}から構成される群から選択され、R2およびR3は、 同一または異なっていてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアル キル、フェニルまたはペンチルであるか、または、R2およびR3は一緒になっ て、5員環、6員環または7員環の環を形成し、かつ、R1基のzが−O−であ り、およびR1基の残りが▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする]を有する錯体。
  2. 2.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第1項記 載の錯体。
  3. 3.Aが、−CHR2CHR3−でありかつR2およびR3が両方とも水素であ ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の錯体。
  4. 4.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、鉄 (III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II)、 ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(III) およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(II I)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(I II)であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の錯体。
  5. 5.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシウ ム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)であることを 特徴とする請求の範囲第4項記載の錯体。
  6. 6.nが2であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の錯体。
  7. 7.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは、一CHR2−CHR3−、または、▲数式、化学式、表等があり ます▼であり、M−2は、原子番号21−29,42−44または58−70の 元素の常磁性イオンであり、および電荷zは+2または+3であり;R1基は、 同一でも異なっていてもよく、−O−および ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4,R5およびR6は、同一または異なっていてもよく、R4,R5 およびR5は全てが水素ではないという条件下で、水素、アルキル、水酸基、ア ルコキシ、モノ−またはポリヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノ アルキルまたはアシルアミノアルキルであり、その炭素含有部分が1個乃至約6 個の炭素原子を有することを特徴とし、または、R5およびR6は、隣接窒素と ともに、5員環、6員環または7員環の複素環を形成でき、前記窒素以外の0乃 至1員が▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があり ます▼であり、かつこの員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリル、 ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまたはカ ルバモイルによって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素原子 を含有しており、 nは、1と6の間にある}から構成される群から選択され、R2およびR3は、 同一または異なっていてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアル キル、フェニルまたはペンチルであるか、または、R2およびR3は一緒になっ て、5員環、6員環または7員環の環を形成し;かつ、R1基のzが−O−であ り、およびR1基の残りが▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする]を有する錯体。
  8. 8.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第7項記 載の錯体。
  9. 9.Aが、−CHR2CHR3−でありかつR2およびR3が両方とも水素であ ることを特徴とする請求の範囲第7項記載の錯体。
  10. 10.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、 鉄(III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II) 、ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(III )およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム( III)であることを特徴とする請求の範囲第7項記載の錯体。
  11. 11.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシ ウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)、であるこ とを特徴とする請求の範囲第10項記載の錯体。
  12. 12.nが2であることを特徴とする請求の範囲第7項記載の錯体。
  13. 13.nが2であることを特徴とする請求の範囲第8項記載の錯体。
  14. 14.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼[式中、Aは、 −CHR2−CHR3−、 または、 ▲数式、化学式、表等があります▼であり、M−2は、原子番号21−29,4 2−44または58−70の元素の常磁性イオンであり、および電荷zは+2ま たは+3であり;R1基は、同一でも異なっていてもよく、−O−および ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R4,R5およびR6は、同一または異なっていてもよく、R4,R5 およびR6は全てが水素ではないという条件下で、水素、アルキル、水酸基、ア ルコキシモノ−またはポリヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノア ルキルまたはアシルアミノアルキルであり、その炭素含有部分が1個乃至約6個 の炭素原子を有することを特徴とし、または、R5およびR6は、隣接窒素とと もに、5員環、6員環または7員環の複素環を形成でき、前記窒素以外の0乃至 1員が▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等がありま す▼であり、かつこの員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリル、ヒ ドロキシアルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまたはカル バモイルによって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素原子を 含有しており、 nは、1と6の間にある}から構成される群から選択され、R2およびR3は、 同一または異なっていてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアル キル、フェニルまたはペンチルであるか、または、R2およびR3は一緒になっ て、5員環、6員環または7員環の環を形成し;かつ、R1基のzが−O−であ り、およびR1基の残りが▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする]を有する常磁性イオンの錯体のNMR造影有効量およ び製剤学的に許容できる担体からなる診断用組成物で、温血動物への腸内または 非経口投与に適した組成物。
  15. 15.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第14項 記載の錯体。
  16. 16.Aが、−CHR2CHR3−でありかつR2およびR3が両方とも水素で あることを特徴とする請求の範囲第14項記載の錯体。
  17. 17.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、 鉄(III)、鉄(II))、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II ),ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(II I)およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム( III)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム (III)であることを特徴とする請求の範囲第10項記載の錯体。
  18. 18.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシ ウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)であること を特徴とする請求の範囲第17項記載の錯体。
  19. 19.R1が、 ▲数式、化学式、表等があります▼であり、かつ、M−2がガドリニウム(II I)であることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の組成物。
  20. 20.さらに、製剤学的に許容できる緩衝液を含有することを特徴とする請求の 範囲第14項に記載の組成物。
  21. 21.さらに、製剤学的に許容できる電解質を含有することを特徴とする請求の 範囲第20項に記載の組成物。
  22. 22.さらに、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、AおよびR1は、請求の範囲第14項に記載の通りであり、かつ、前記 錯化剤が1種以上の生理的に許容できる無毒のカチオン類と錯体化されているこ とを特徴とする請求の範囲第14項に記載の組成物。
  23. 23.前記錯化剤が、常磁性イオン含有錯体の約0.1から約15モル%の範囲 の量で使用されること、および、ナトリウムイオン類、カルシウムイオン類、マ グネシウムイオン類、銅イオン類、亜鉛イオン類およびその混合物からなる群か ら選択される1種以上のカチオン類と錯体化されることを特徴とする請求の範囲 第22項に記載の組成物。
  24. 24.前記錯化剤が、カルシウムイオン類と錯体化されていることを特徴とする 請求の範囲第23項に記載の組成物。
  25. 25.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは、−CHR2−CHR3−、または、▲数式、化学式、表等があり ます▼であり、M−2は、原子番号21−29,42−44または58−70の 元素の常磁性イオンであり、および電荷zは+2または+3であり;R1基は、 同一でも異なっていてもよく、−O−および ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R4,R5およびR6は、同一または異なっていてもよく、水素、アル キル、水酸基、アルコキシ、モノ−またはポリヒドロキシアルキル、アルコキシ アルキル、アミノアルキルまたはアシルアミノアルキルであり、その炭素含有部 分が1個乃至約6個の炭素原子を有することを特徴とし、または、R5およびR 6は、隣接窒素とともに、5員環、6員環または7員環の複素環を形成でき、前 記窒素以外の0乃至1員が ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で あり、かつこの員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリル、ヒドロキ シアルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまたはカルバモイ ルによって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素原子を含有し ており、nは、1と6の間にある}から構成される群から選択され、R2および R3は、同一または異なっていてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有 するアルキル、フェニルまたはペンチルであるか、または、R2およびR3は一 緒になって、5員環、6員環または7員環を形成し、かつ、R1基のzが−O− であり、およびR1基の残りが▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする]を有する錯体の有効量を温血動物に対して投与するこ とおよび次にこの温血動物をNMR造影手技に供することによって、この温血動 物体の少なくとも1部分を撮像することからなるNMR診断手技を実行する方法 。
  26. 26.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第25項 記載の方法。
  27. 27.Aが、−CHR2CHR3−でありかつR2およびR3が両方とも水素で あることを特徴とする請求の範囲第25項記載の方法。
  28. 28.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、 鉄(III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II) 、ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(III )およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム( III)であることを特徴とする請求の範囲第25項記載の方法。
  29. 29.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシ ウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)であること を特徴とする請求の範囲第28項記載の方法。
  30. 30.前記製剤学的に許容できる担体が製剤学的に許容できる緩衝液を含有する ことを特徴とする請求の範囲第25項記載の方法。
  31. 31.前記製剤学的に許容できる担体が製剤学的に許容できる電解質を含有する ことを特徴とする請求の範囲第30項記載の方法。
  32. 32.前記製剤学的に許容できる担体が、式▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、AおよびR1は、請求の範囲第25項に記載の通りであり、かつ、前記 錯化剤が1種以上の生理的に許容できる無事のカチオン類と錯体化されているこ とを特徴とする]錯化剤を含有することを特徴とする請求の範囲第25項記載の 方法。
  33. 33.前記錯化剤が、常磁性イオン含有錯体の約0.1から約15モル%の範囲 の量で使用されること、および、ナトリウムイオン類、カルシウムイオン類、マ グネシウムイオン類、銅イオン類、亜鉛イオン類およびその混合物からなる群か ら選択される1種以上のカチオン類と錯体化されることを特徴とする請求の範囲 第32項に記載の方法。
  34. 34.前記錯化剤が、カルシウムイオン類と錯体化されていることを特徴とする 請求の範囲第33項に記載の組成物。
  35. 35.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは、−CHR2−CHR3−、または、▲数式、化学式、表等があり ます▼であり、R1基は、同一でも異なっていてもよく、−O−および▲数式、 化学式、表等があります▼ (式中、R4は、水素、アルキル、ヒドロイシアルキル、アルコキシアルキル、 アミノアルキルおよびアシルアミノであり、その炭素含有部分が1個乃至約6個 の炭素原子を有することを特徴とし; nは、1と6の間にあり; Xは、 ▲数式、化学式、表等があります▼であり、かつこの員が未置換であるかまたは 水酸基 アルキル、アリル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アミノアリ ル、アルキルアミノまたはカルバモイルによって置換されており、この置換基類 が1個乃至約6個の炭素原子を含有している}から構成される群から選択され、 R2およびR3は、同一または異なっていてもよく、水素、1個乃至約6個の炭 素原子を有するアルキル、フェニルまたはペンチルであるか、または、R2およ びR3は一緒になって、5員環、6員環または7員の環を形成することを特徴と する]錯化剤。
  36. 36.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第35項 記載の方法。
  37. 37.Aが、−CHR2CHR3−でありかつR2およびR3が両方とも水素で あることを特徴とする請求の範囲第35項記載の方法。
  38. 38.nが2であることを特徴とする請求の範囲第36項記載の錯化剤。
  39. 39.XがOであることを特徴とする請求の範囲第35項記載の錯化剤。
  40. 40.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、M−2は、原子番号21−29,42−44または58−70の元素の 常磁性イオンであり、電荷zは+2または+3であり;rおよびsは、1と6の 間の整数であり、同一でも異なっていてもよく、R′基は、同一または異なって いてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアルキルおよびモノ−ま たはポリヒドロキシアルキルからなる群から選択され、このアルキル部分が1乃 至6個の炭素原子を有し、R1′基が、同一または異なっていてもよく、−O− および▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R2′は、 (CH2CH2O)p−R3′}および▲数式、化学式、表等があります▼から なる群から選択され、 かつ、 R4′は、H,R2′およびR3′からなる群から選択され、式中、R3′、R 5′、およびR6′は、同一または異なっていてもよく、水素、アルキル、水酸 基、アルコキシ、モノ−またはポリヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、 アミノアルキルまたはアシルアミノ−アルキルからなる群から選択され、この炭 素含有部分が1個乃至約6個の炭素原子を有するか、または、R5′およびR6 は′、隣接窒素とともに、5員環、6員環または7員環の複素環を形成でき、前 記窒素以外の0乃至1員が、−O−、−S−、▲数式、化学式、表等があります ▼または▲数式、化学式、表等があります▼であり、かつ、この員が未置換であ るかまたは水酸基、アルキル、アリル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、 アミノアリル、アルキルアミノまたはカルバモイルによって置換されており、こ の置換基類が1個乃至約6個の炭素原子を含有しており、 pおよびqは、同一または異なっていてもよく、1と6の間の整数を示し、かつ 、前記R1′基のzは、−O−であり、かつR1′基の残りは、▲数式、化学式 、表等があります▼ である]を有する錯体。
  41. 41.前記R2′が、(CH2CH2O)p−R3′であることを特徴とする請 求の範囲第40項記載の錯体。
  42. 42.前記R2′が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする請求の範囲第40項記載の錯体。
  43. 43.各R′基が、水素または1乃至6個の炭素原子を有するアルキルであるこ とを特徴とする請求の範囲第41項または第42環記載の錯体。
  44. 44.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、 鉄(III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II) 、ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(III )およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム( III)であることを特徴とする請求の範囲第42項記載の方法。
  45. 45.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシ ウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)であること を特徴とする請求の範囲第43項記載の方法。
  46. 46.R′が水素、R2′が、 ▲数式、化学式、表等があります▼であり、R4′が水素であり、かつ、rおよ びsが各1であることを特徴とする請求の範囲第42項記載の錯体。
  47. 47.R′が水素、R2′が(CH2CH2O)p−CH3であり、R4′が水 素でありまたは1乃至6個の炭素原子を有するアルキルであり、かつ、rおよび sが各1であることを特徴とする請求の範囲第42項記載の錯体。
  48. 48.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、M−2は、原子番号21−29,42−44または58−70の元素の 常磁性イオンであり、電荷zは+2または+3であり;rおよびsは、1と6の 間の整数であり、同一でも異なっていてもよく、R′基は、同一または異なって いてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアルキルおよびモノ−ま たはポリヒドロキシアルキルからなる群から選択され、このアルキル部分が1乃 至6個の炭素原子を有し、R1′基が、同一または異なっていてもよく、−O− および▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R2′は、(CH2CH2O)p−R3}および▲数式、化学式、表等 があります▼からなる群から選択され、かつ、R4′は、H,R2′およびR3 ′からなる群から選択され、式中、R3′、R5′およびR6′は、同一または 異なっていてもよく、水素、アルキル、水酸素、アルコキシ、モノ−またはポリ ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキルまたはアシルアミノ −アルキルからなる群から選択され、この炭素含有部分が1個乃至約6個の炭素 原子を有するか、または、R5′およびR6は′、隣接窒素とともに、5員環、 6員環または7員環の複素環を形成でき、前記窒素以外の0乃至1員が、−O− 、−S−、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があ ります▼であり、かつ、この員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリ ル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまた はカルバモイルによって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素 原子を含有しており、 pおよびqは、同一または異なっていてもよく、1と6の間の整数を示す}から なる群から選択されることを特徴とし、かつ、R1′基のzは、−O−であり、 かつR1′基の残りは、▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする]を有する常磁性イオンの錯体のNMR造影有効量およ び製剤学的に許容できる担体からなる診断用組成物で、温血動物への腸内または 非経口投与に適した組成物。
  49. 49.R2′が、(CH2CH2O)p−CH3であることを特徴とする請求の 範囲第48項記載の錯体。
  50. 50.R2′が、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第49項 記載の組成物。
  51. 51.各R′基類が水素、または1乃至6個の炭素原子を有するアルキルである ことを特徴とする請求の範囲第49項または第50項記載の組成物。
  52. 52.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、 鉄(III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II) 、ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(III )およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム( III)であることを特徴とする請求の範囲第48項記載の組成物。
  53. 53.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシ ウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)であること を特徴とする請求の範囲第52項記載の組成物。
  54. 54.R2′が、 ▲数式、化学式、表等があります▼であり、R′が水素であり、R4′が水素で あり、かつrおよびsが各1でありおよびM−2がガドリニウム(III)であ ることを特徴とする請求の範囲第48項記載の錯体。
  55. 55.R2′がCH2CH2OCH3であり、R′が水素であり、R4′がメチ ルであり、rおよびsが各1であり、かつ、M−2がガドリニウム(III)で あることを特徴とする請求の範囲第49項記載の錯体。
  56. 56.製剤字的に許容できる緩衝液を含有することを特徴とする請求の範囲第4 8項記載の組成物。
  57. 57.製剤学的に許容できる電解質を含有することを特徴とする請求の範囲第5 6項記載の組成物。
  58. 58.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R′およびR1′は、請求の範囲第48項に記載の通りであり、かつ、 前記錯化剤が1種以上の生理的に許容できる無毒のカチオン類と錯体化されてい ることを特徴とする]の錯化剤からなることを特徴とする請求の範囲第48項に 記載の組成物。
  59. 59.前記錯化剤が、常磁性イオン含有錯体の約0.1から約15モル%の範囲 の量で使用されること、および、ナトリウムイオン類、カルシウムイオン類、マ グネシウムイオン類、銅イオン類、亜鉛イオン類およびその混合物からなる群か ら選択される1種以上のカチオン類と錯体化されることを特徴とする請求の範囲 第58項に記載の組成物。
  60. 60.前記錯化剤が、カルシウムイオン類と錯体化されていることを特徴とする 請求の範囲第59項に記載の組成物。
  61. 61.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、M−2は、原子番号21−29,42−44または58−70の元素の 常磁性イオンであり、電荷zは+2または+3であり;rおよびsは、1と6の 間の整数であり、同一でも異なっていてもよく、R′基は、同一または異なって いてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアルキルおよびモノ−ま たはポリヒドロキシアルキルからなる群から選択され、このアルキル部分が1乃 至6個の炭素原子を有し、R1′基が、同一または異なっていてもよく、−O− および▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R2は、(CH2CH2O)p−R3′}および▲数式、化学式、表等 があります▼からなる群から選択され、かつ、R4′は、H,R2′およびR3 ′からなる群から選択され、式中、R3′、R5′、およびR6′は、同一また は異なっていてもよく、水素、アルキル、水酸基、アルコキシ、モノ−またはポ リヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキルまたはアシルアミ ノ−アルキルからなる群から選択され、この炭素含有部分が1個乃至約6個の炭 素原子を有するか、または、R5′およびR6は′、隣接窒素とともに、5員環 、6員環または7員環の複素環を形成でき、前記窒素以外の0乃至1員が、−O −、−S−、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等が あります▼であり、かつ、この員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、ア リル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノま たはカルバモイルによって置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭 素原子を含有しており、 pおよびqは、同一または異なっていてもよく、1と6の間の整数を示し、かつ 、前記R1′基のzは、−O−であり、かつR1′,基の残りは、▲数式、化学 式、表等があります▼ である]ことを特徴とする錯体の有効量を温血動物に対して投与すること、およ び次ぎにこの動物をNMR手技に供すること、それによって、前記温血動物の体 の少なくとも一部を撮像することからなるNMR診断手技を実行する方法。
  62. 62.前記R2′が、(CH2CH2O)p−R3′であることを特徴とする請 求の範囲第61項記載の錯体。
  63. 63.前記R2が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする請求の範囲第61項記載の錯体。
  64. 64.M−2が、クロム(III)、マンガン(II)、マンガン(III)、 鉄(III)、鉄(II)、コバルト(II)、ニッケル(II)、銅(II) 、ブラセオジミウム(III)、ネオジミウム(III)、サマリウム(III )およびイッテルビウム(III)、ガドリニウム(III)、テルビウム(I II)、ジスブロシウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム( III)であることを特徴とする請求の範囲第61項記載の方法。
  65. 65.M−2が、ガドリニウム(III)、テルビウム(III)、ジスブロシ ウム(III)、ホルミウム(III)またはエルビウム(III)であること を特徴とする請求の範囲第64項記載の方法。
  66. 66.前記製剤学的に許容できる担体が製剤学的に許容できる緩衝液を含有する ことを特徴とする請求の範囲第61項記載の方法。
  67. 67.前記製剤学的に許容できる担体が製剤学的に許容できる電解質を含有する ことを特徴とする請求の範囲第66項記載の方法。
  68. 68.前記製剤字的に許容できる担体が、式▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R′およびR1′は、請求の範囲第61項に記載の通りであり、かつ、 前記錯化剤が1種以上の生理的に許容できる無毒のカチオン類と錯体化されてい ることを特徴とする]錯化剤を含有することを特徴とする請求の範囲第61項に 記載の方法。
  69. 69.前記錯化剤が、常磁性イオン含有錯体の約0.1から約15モル%の範囲 の量で使用されること、および、ナトリウムイオン類、カルシウムイオン類、マ グネシウムイオン類、銅イオン類、亜鉛イオン類およびその混合物からなる群か ら選択される1種以上のカチオン類と錯体化されることを特徴とする請求の範囲 第68項に記載の方法。
  70. 70.前記錯化剤が、カルシウムイオン類と錯体化されていることを特徴とする 請求の範囲第69項に記載の方法。
  71. 71.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、M−2は、原子番号21−29,42−44または58−70の元素の 常磁性イオンであり、電荷zは+2または+3であり;rおよびsは、1と6の 間の整数であり、同一でも異なっていてもよく、R′基は、同一または異なって いてもよく、水素、1個乃至約6個の炭素原子を有するアルキルおよびモノ−ま たはポリヒドロキシアルキルからなる群から選択され、このアルキル部分が1乃 至6個の炭素原子を有し、R1′基が、 同一または異なっていてもよく、 −O−および ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、 R2′は、 (CH2CH2O)p−R3}および▲数式、化学式、表等があります▼からな る群から選択され、かつ、R4′は、H,R2′およびR3′からなる群から選 択され、式中、R3′、R5′およびR6′は、同一または異なっていてもよく 、水素、アルキル、水酸基、アルコキシ、モノ−またはポリヒドロキシアルキル 、アルコキシアルキル、アミノアルキルまたはアシルアミノ−アルキルからなる 群から選択され、この炭素含有部分が1個乃至約6個の炭素原子を有するか、ま たは、R5′およびR6は′、隣接窒素とともに、5員環、6員環または7員環 の複素環を形成でき、前記窒素以外の0乃至1員が、−O−、−S−、▲数式、 化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼であり、か つ、この員が未置換であるかまたは水酸基、アルキル、アリル、ヒドロキシアル キル、アミノアルキル、アミノアリル、アルキルアミノまたはカルバモイルによ って置換されており、この置換基類が1個乃至約6個の炭素原子を含有しており 、 pおよびqは、同一または異なっていてもよく、1と6の間の整数を示す}から なる群から選択されることを特徴とし、かつ、R1′基のzは、−O−であり、 かつR1′基の残りは、▲数式、化学式、表等があります▼ であることを特徴とする]を有する錯化剤。
  72. 72.R2′が、(CH2CH2O)p−CH3であることを特徴とする請求の 範囲第71項記載の錯化剤。
  73. 73.R2′が、 ▲数式、化学式、表等があります▼であることを特徴とする請求の範囲第71項 記載の錯化剤。
  74. 74.各R′基類が水素、または1乃至6個の炭素原子を有するアルキルである ことを特徴とする請求の範囲第72項または第73項記載の錯化剤。
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