JPH0450691Y2 - - Google Patents

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JPH0450691Y2
JPH0450691Y2 JP1986077164U JP7716486U JPH0450691Y2 JP H0450691 Y2 JPH0450691 Y2 JP H0450691Y2 JP 1986077164 U JP1986077164 U JP 1986077164U JP 7716486 U JP7716486 U JP 7716486U JP H0450691 Y2 JPH0450691 Y2 JP H0450691Y2
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circuit
control circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、印字装置に関する。
[考案の技術的背景およびその問題点] 従来よりラインセンサを用いて画像データを順
次読取り、この読取つた画像データを感熱記録紙
にそのまま印字するハンデイタイプのコピー機が
知られている。この種のコピー機では、記録紙に
感熱記録紙を使用しているため、普通紙に比べ高
値である、紙幅が限定される、再加熱でも発色し
てしまうので保存性が悪い等の問題があつた。
そこで、読取つた画像データを一旦帯状の耐熱
性フイルムに熱転写記録し、このフイルム上のイ
ンク像をさらに転写アイロンでノートや手帳等任
意の普通紙に転写するハンデイタイプのコピー機
が考えられている。しかしながらこのコピー機に
おいても、連続して数種類の画像データを読取つ
た場合に、これら読取つた各画像データのマスタ
ーフイルム上での記録位置を記憶し表示する手段
を持つていなかつたので、読取つたデータのうち
の特定のものを選択的に印字するなどという機能
は有していなかつた。
さらに上記のように読取つた画像データのうち
の任意の部分を印字するためには、その画像デー
タをデジタル化して一時RAM等に記憶させ、そ
の後にデータ処理を行なわなければならない。こ
の場合、誤消去の虞れがある上、非使用時にも電
力を消費する電源バツクアツプ用の電池を必要と
する等の不都合がある。
[考案の目的] この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、読取つた複数の種類の画像データに対し
て誤消去の恐れがなくすみやかに印字することを
可能とした印字装置を提供することを目的とす
る。
[考案の要点] この考案は、読取つた複数の画像データそれぞ
れに、入力した制御データを付加して可撓性記録
媒体に熱転写記録し、制御データを検出すること
によつて可撓性記録媒体の駆動を制御し、この可
撓性記録媒体に印字されたデータを装置外部の記
録紙に印字するようにしたものである。
[考案の実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。
第1図は、装置全体の内部機構を示す斜視図、
第2図は装置全体の外観斜視図を示す。図中、符
号11(第1図では2点鎖線で示す)は、装置の
本体ケースを示し、この本体ケース11には電源
ON,OFFおよびモードI、モード(モード
I、モードはいずれも電源ON状態)を切換え
る切換スイツチ61が取付けてある。この切換え
スイツチ61は、スライド式のもので本体ケース
11の他端面11bの近傍に配置され、本体ケー
ス11を片手で把持して指で操作される。切換え
スイツチ61の側方には押圧型の実行キー
(EXEキー)47cが設けられている。この装置
は、後述する如く、切換えスイツチ61をモード
Iまたはモードに設定し、実行キー47cを押
圧している間だけその設定されているモードを実
行するものとされている。本体ケース11の長手
方向中央部には液晶表示パネル等の表示器51が
取付けてあり、また、この表示器51から一端面
11aに亘る範囲には、数値キー47a、訂正キ
ー、クリアキー47bが配列されている。
この装置は、第2図に示す如く、本体ケース1
1の一端面11aを原稿41上に載せ、手動操作
しながら原稿41の情報を読取つた上、装置本体
の天地を逆にして、モータ駆動により読取つた情
報を装置外部の任意の記録紙上に印字するもので
あり、本体ケース11の一端面11aには、原稿
の情報である画像データを読取るための開口12
aが、また、一端面11aと対向する他端面11
bには、外部の記録紙に転写するための開口12
bが、本体ケース11の巾方向に沿つて設けられ
ている。一方の開口12a側には、原稿41を照
射する光源用のLEDアレイ13が配置され、こ
のLEDアレイ13から放射された光は、開口1
2aを通して原稿41で反射され、集光レンズ1
4により集光された上、固体撮像素子(Charge
Coupled Device)からなるCCDイメージセンサ
15上に結像される。CCDイメージセンサ15
は、本体ケース11の巾方向を主走査ラインとす
るもので、例えば、読取りの解像度を10ドツト/
mmとする場合、開口12aの巾方向長さを50mmと
すれば、CCDイメージセンサ15は500ドツト分
の光電変換素子を備えた1次元センサとされる。
但し、本実施例では、これを512ドツトとして説
明することとする。本体ケース11の一端面11
aの両側部には、手動走査方向に回転する接地ロ
ーラ16,16が取付けられている。この接地ロ
ーラ16,16は、外周面の一部が、一端面11
aから外部に突出され、また、外周面の他の一部
が、スリツト付デイスク17に接触されている。
スリツト付デイスク17は、内面から外周面に向
かう多数のスリツト17a…が設けられたもの
で、このスリツト付デイスク17を挟んでフオト
インタラプタを構成するLED18とフオトトラ
ンジスタ19が対峙されている。すなわち、接地
ローラ16,16で原稿41上を転接させながら
本体ケース11を手動走査すると、接地ローラ1
6,16の回転に伴なつて、スリツト付デイスク
17が回転し、スリツト17aがLED18−フ
オトトランジスタ19の光軸上に位置する毎に、
CCDイメージセンサ15に画像データの取込み
信号が送られるようになつている。
また、本体ケース11内の略中央部から他端面
11b側にかけてマスタフイルム23が配置され
ている。マスタフイルム23は、例えばポリイミ
ド等の透明な耐熱性フイルムで構成されその各両
端部がフイルム巻取り用のスプール21,22に
巻付けられて固定されている。スプール21,2
2間には駆動ローラ24aと従動ローラ24bか
らなる一対のローラがマスタフイルム23を挟圧
した状態で設けられており、駆動ローラ24aの
外周面の一部には、ステツピングモータ25の回
転軸が結合されている。このため、ステツピング
モータ25が回転すると、これと共に駆動ローラ
24aと従動ローラ24bが回転し、マスタフイ
ルム23がスプール21と23間に移送される。
この移送方向は、当然ステツピングモータ25の
回転方向によつて決定されるものである。
マスタフイルム23の略々中間部内面側に、
CCDイメージセンサ15で読取つた画像データ
に対応して駆動されるライン型のサーマルヘツド
20が配置されている。このサーマルヘツド20
は、本体ケース11の巾方向に沿つて多数の感熱
素子が配列されたもので、その数は、CCDイメ
ージセンサ15の光電変換素子に対応する512ド
ツト分よりも後述する制御データが付加される分
だけ多いものとされている。
サーマルヘツド20は、上記感熱素子の配列面
をマスタフイルム23の内周面に対向して密接し
て配置されているもので、その対向面、すなわ
ち、マスタフイルム23の外周面側には、インク
ローラ27が接面して配置されている。インクロ
ーラ27は、熱転写用インクが含浸された多孔質
体とされ、第1図に示す如く、サーマルヘツド2
0に対向して、マスタフイツム23の全巾に亘る
長さとされており、サーマルヘツド23が駆動さ
れると、発熱した感熱素子に対向する部分のイン
クが溶融し、マスタフイルム23上にドツト状に
印字される。
インクローラ27と本体ケースの他端面11b
との間に、マスタフイルム23を挟んで、一対の
フオトインタラプタを構成するLED29とフオ
トトランジスタ30が対向して配置されている。
このLED29とフオトトランジスタ30は、マ
スタフイルム23の一側縁側に配置されていて、
後述する如く、サーマルヘツド20によりマスタ
フイルム23上に印字されたインク像の中、制御
データに関するインク像を読取るものである。
この場合、LED29からの投射光は、透明な
マスタフイルム23を透過しフオトトランジスタ
30に到達するが、インクが転写された部分のみ
は暗部として検出される。勿論、マスタフイルム
23に反射膜を形成しておくことにより、LED
29とフオトトランジスタ30を同一面側に配置
することも可能である。また、マスタフイルム2
3は、その一部が本体ケース11の開口12bか
らケース11の外部に突出されており、このマス
タフイルム23の突出された内面側には、転写ア
イロン28が配置されている。転写アイロン28
は、例えばニクロム線等のヒータで構成され、そ
の発熱部が、サーマルヘツド20の画像データに
より駆動される512ドツト分に対応する長さとさ
れている。また、転写アイロン28は、応答速度
の向上および電流の節減を図るために、通常のサ
ーマルヘツドと同様の構造とすることができる。
但し、この場合には、セラミツク基板上に形成す
る放熱抵抗を、長手方向に連続させ、この放熱抵
抗を挟んでこれと並列に一対のリード線を設け、
リード線の一方を活動側に他方をGNDに接続す
ることが望まれる。さらに、転写アイロン29を
形成する他の方法として温度の上昇を一定範囲に
制御できるポジスタ等の素子を用いても良い。
いずれにしても、転写アイロン28は、その発
熱部が発熱されることにより、マスタフイルム2
3の外周面に塗着されているインク像を、外部の
任意の記録紙に転写する機能を有する。このよう
に、転写アイロン28は、マスタフイルム23の
巾よりも短かく形成されており、マスタフイルム
23の一側部は転写アイロン28に対向されてい
ない。後述する如く、マスタフイルム23には、
転写アイロン23に対応する部分に画像データ
が、また転写アイロン23に対応しない部分に制
御データが印字される。従つて、転写アイロン2
8によつては、制御データのインク像のみが記録
紙に転写される。
そして、マスタフイルム23が転写アイロン2
8と対応されない部分には、消去用アイロン31
と消去用ロール32が配置される。すなわち、消
去用アイロン31は発熱素子を有し、マスタフイ
ルム23の内面側に接触して、制御用データのイ
ンク像を溶融して、マスタフイルム23の外周側
に配置された消去用ロール32に転写し、マスタ
フイルム23から消し去るものである。
なお、第1図において、33は、本体ケース1
1内部に収納された電源用電池を示す。
次に上記構成の制御を行なう電子回路について
第3図を用いて説明する。
本体ケース11に設けられた切換スイツチ61
は、モードIまたはモードに設定されると、電
源電圧を供給するとともに、そのモード信号を主
制御回路42に送出する。切換スイツチ61がモ
ードIに設定され実行キー47cが押圧されると
LEDアレイ13の投射光が原稿41に照射され、
その反射光が集光レンズ14に集光されてCCD
イメージセンサ15に送られる。CCDイメージ
センサ15は、主制御回路42からの基準クロツ
クaとシフトゲートクロツクbにより、受光した
画像信号を電圧信号に変換し、これを出力信号e
としてコンパレータ43の+側の入力端子に送出
する。このコンパレータ43の−側の入力端子に
は、一端をアースした抵抗44を介して基準電位
Vが与えられるものであり、その比較出力は2値
化された画像信号fとしてアンド回路45に出力
される。一方、上記プーリ16の画像読取りの手
動走査の際の回路に応じてスリツト付デイスク1
7、LED18及びフオトトランジスタ19によ
り構成されるエンコーダ46から画像信号の取込
み信号Kが上記主制御回路42に出力される。
また、キー入力部47aから入力されたキー信
号は次にキーコード発生回路48に送られる。キ
ーコード発生回路48は、キー入力部47aより
入力された信号に応じて操作キーのキーコードを
発生し、これを表示制御回路49、ラツチ回路5
0及び上記主制御回路42に送出する。表示制御
回路49は、入力されたキーコードに従つて上記
キー入力部47aと同じく本体ケース11外面に
設けられた表示器51の表示駆動を行ない、きー
入力部47aでのキー操作内容を表示させる。ま
た、ラツチ回路50は、主制御回路42より入力
されるラツチパルスdに応じてキーコード発生回
路48からのキーコードをラツチし、これをシフ
トレジスタ52に出力する。このシフトレジスタ
52は、主制御回路42から入力されるシフトパ
ルスjにより保持内容を順次アンド回路53に送
出する。このアンド回路53には、主制御回路4
2からの切換信号cが入力されるものであり、そ
の論理出力はオア回路54を介して印字データh
としてシフトレジスタ55に送られる。主制御回
路42からの切換信号cはまた、インバータ56
を介して上記アンド回路45にも送られる。この
アンド回路45の論理出力も上記オア回路54を
介して印字データhとしてシフトレジスタ55に
送られる。シフトレジスタ55では、送られてき
た印字データを左右逆に印字するため主制御回路
42からの基準クロツクaとシフトイネーブル信
号lに応じて逆方向にシフトし、その後にヘツド
駆動回路57に送出する。ヘツド駆動回路57
は、入力されたデータをラツチした後にこのデー
タに従つてサーマルヘツド20を駆動制御する。
サーマルヘツド20は、このヘツド駆動回路57
の制御によりマスターフイルム23上に印字デー
タに応じた加熱を行なう。但し、この加熱は画像
データとは左右が逆転されたものである。このサ
ーマルヘツド20とマスターフイルム23を挟ん
だ位置近傍に、インクロール27がマスターフイ
ルム23に接触して配置されており、マスターフ
イルム23のサーマルヘツド20で加熱された部
分にインクを塗着しインク像を形成する。このマ
スターフイルム23に形成されたインク像のう
ち、上記キー入力部47aの操作で入力された制
御データはLED29とフオトトランジスタ30
からなるフオトインタラプタにより検出される。
この検出された制御データはアンプ58で増幅さ
れた後にモータ制御回路59に送られる。モータ
制御回路59は、このフオトトランジスタ30が
検出した制御データと主制御回路42からのモー
タコントロール信号iによりステツピングモータ
25を駆動制御し、プーリ24、巻取ロール22
を介してマスターフイルム23を巻取り駆動す
る。この駆動によりマスターフイルム23が走行
する際、裏面から転写アイロン28が押し当てら
れる位置でマスターフイルム23上に形成された
インク像のうちの画像データが溶融され、記録用
紙60に転写される。また、マスターフイルム2
3に残つた制御データのインク像はやはりマスタ
ーフイルム23裏面から接触される消去用アイロ
ン31の加熱により溶融され、消去用ロール32
に転写られて消去される。
次に上記実施例の動作について説明する。
ここでは、制御データとして読取つた画像デー
タに番号を付し、後に特定の番号の画像のみを記
録紙に印字するものとする。画像の読取りを行な
う際には、第2図に示す如く、まずモードスイツ
チ61を「I」の読取/印字モードに設定し、次
にキー入力部47の数値キー47aによつて最初
の画像の番号をキー操作する。このキー操作信号
をキーコード発生回路48が8ビツトのキーコー
ドに変換し、表示制御回路49、ラツチ回路50
及び主制御回路42に出力すると、表示制御回路
49はこれに従つて表示器51に操作されたキー
を表示させ、また、ラツチ回路50はこれを保持
した後、主制御回路42からのラツチパルスdに
よつてシフトレジスタ52に出力する。ここで、
ケース本体11を持ち、開口12bを対象となる
原稿41に対向して実行キー47cを押圧しなが
ら手動による走査を行なうと、スリツト12の
幅、例えば50mmの画像がLEDアレイ13の投射
光で集光レンズ14を介してCCDイメージセン
サ15上で結像する。このCCDイメージセンサ
15は、512ビツトのリニアCCDであり、主制御
回路42からは第4図1に波形を示すような周期
Tの基準クロツクaとこの基準クロツクaの立下
がりに同期する第4図2に波形を示すようなシフ
トゲートクロツクbが入力される。CCDイメー
ジセンサ15に結像された画像データは第4図3
に示すように上記シフトゲートクロツクbの立下
がり後、xTしてから512Tの間CCDイメージセン
サ15から出力信号eとして出力され、コンパレ
ータ43で基準電位Vと比較されて第4図4に示
すような2値化信号fとなり、アンド回路45に
送られる。この間、主制御回路42の出力する切
換信号cは“L”レベルとなつており、これがイ
ンバータ56によつて反転され、“H”レベルと
なつてアンド回路45に入力される。したがつ
て、アンド回路45はゲートが開状態となり、コ
ンパレータ43からの2値化信号fはそのままオ
ア回路54を介して印字データhとして第4図7
に示すようにシフトレジスタ55に送られる。2
値化信号f出力後、8T経過してから24Tの間、
切換信号cが“H”レベルに反転すると、この間
アンド回路53のゲートが開状態となり、シフト
レジスタ52からの制御データgがオア回路54
を介して印字データhとして第4図7に示すよう
にシフトレジスタ55に送られる。このようにし
て読取つた画像データと制御データとが合成さ
れ、シフトレジスタ55に入力される。このシフ
トレジスタ55は544ビツトの容量を有し、主制
御回路42からの第4図1に示す基準クロツクa
と第4図9に示すシフトイネーブル号lに応じて
逆方向にシフトした後に、ヘツド駆動回路57に
送出する。ヘツド駆動回路57は、この印字デー
タに応じて10ドツト/mm、全544ドツトのサーマ
ルヘツド20を駆動する。このためマスターフイ
ルム23には、インクロール27の熱転写用イン
クが転写される。一ライン分の印字が終了し、エ
ンコーダ46から画像信号の取込み信号Kが主制
御回路42に入力されると、これによつて、主制
御回路42からモータ制御回路59にモータコン
トロール信号iが送出されモータ制御回路59か
らの制御でステツピングモータ25を駆動し、プ
ーリ24、巻取ロール22を介してマスターフイ
ルム23が次の1ライン分移動する。このような
動作を繰返し行なうことにより、マスターフイル
ム23上に読取つた画像と制御データとが第5図
に示すように記録される。同図において、Aは画
像データのインク像を示し、原稿に対して左右が
反転されている。またBは制御データのインク像
を示す。制御データをこのようなバーコードとす
る場合には、インク像は逆転してもしなくても全
く同一のデータとして読取ることが可能である。
なお、第4図8に示す主制御回路42からシフト
レジスタ52へのシフトパネルjは、10ライン毎
に発生し、16ビツトの制御コードを160ライン
(=16mm)にわたつて付加するものである。
次いで外部の記録用紙60へ印字する際の動作
について説明する。
第6図は外部印字を行なう際の外観を示したも
ので、画像の印字を行なう際には、まずモードス
イツチ61を「」に外部印字モードに設定し、
次にキー入力部47aによつて所望の画像の番号
をキー操作する。このキー操作信号をキーコード
発生回路48が8ビツトのキーコードに変換し、
表示制御回路49、ラツチ回路50及び主制御回
路42に出力すると、表示制御回路49はこれに
従つて表示器51に操作されたキーを表示させ
る。また、主制御回路42は、入力されたキーコ
ードをモータコントロール信号iとしてモータ制
御回路59に送出する。モータ制御回路59で
は、このモータコントロール信号iに従つてモー
タ25を回転させ、プーリ24、巻取ロール22
を介してマスターフイルム23を走行駆動させ
る。このマスターフイルム23の走行によつて
LED29、フオトトランジスタ30間を複数の
画像データそれぞれに付された制御データ、すな
わち画像番号が通過するもので、これらは順次フ
オトトランジスタ30で検出され、アンプ58で
増幅された後にモータ制御回路59に送られる。
モータ制御回路59では、上記主制御回路42か
ら送られてきたモータコントロール信号iとこの
検出信号とを比較する。そして、比較の結果、両
者が位置した場合、一時マスターフイルム23の
駆動を停止する。このとき、その制御コードと共
にある画像が所望の画像となつている。次に実行
キー47cが押圧されるとこれを印字するために
再びステツピングモータ25が回転し、マスター
フイルム23を走行させる。マスタフイルム23
の走行に伴い、記録用紙60に当接されているケ
ース本体11が走査移動すると共に、マスターフ
イルム23上に記録されたインク像がマスターフ
イルム23裏面に配置された転写アイロン28に
よつて加熱され、そのインク像は記録用紙60に
転写される。これと共に画像に付された制御デー
タのインクも、消去アイロン31に加熱されて溶
け、消去ロール32に吸取られて消去され、以上
で所望画像の外部印字動作を終了する。
この外部印字の際には、すでにマスターフイル
ム23に形成されているインク像を、マスターフ
イルム23の巾方向に沿つて一様に加熱されてい
る転写アイロン28で記録用紙60に転写するだ
けであるので、マスターフイルム23を移送する
ステツピングモータ25の駆動速度は、従来の如
く、サーマルヘツドの印字速度に影響されること
なく、極めて高速とすることができる。
また、この場合、ステツピングモータ25を駆
動系から切り離して、手動操作により外部印字を
することも可能である。
なお、上記実施例では制御データとして読取つ
た画像それぞれに番号を付し、この番号を指定す
ることによつて所望画像のみの印字を行なうよう
にしたが、他のプリントアウト枚数等を示すもの
として設定することも考えられる。
[考案の効果] 以上詳記したようにこの考案によれば、読取つ
た複数の画像データそれぞれに、入力した制御デ
ータを付加して可撓性記録媒体に熱転写記録し、
制御データを検出することによつて可撓性記録媒
体の駆動を制御し、この可撓性記録媒体に印字さ
れたデータを装置外部の記録紙に印字するように
したので、読取つた複数の種類の画像に対して誤
消去の恐れがなくすみやかに印字を行なうことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はその内部構造を示す全体斜視図、第2図は電
子回路の構成を示すブロツク図、第3図は画像読
取り時の外観を示す斜視図、第4図は処理信号の
タイミングチヤート、第5図はマスターフイルム
に記録された画像を例示する図、第6図は画像プ
リントアウト時の外観を示す斜視図である。 11……ケース本体、12a,12b……開
口、13……LEDアレイ、14……集光レンズ、
15……CCDイメージセンサ、16……接地ロ
ーラ、17……スリツト付デイスク、18,29
……LED、19,30……フオトトランジスタ、
20……サーマルヘツド、23……マスターフイ
ルム、25……ステツピングモータ、27……イ
ンクロール、28……転写アイロン、31……消
去用アイロン、32……消去用ロール、33……
電池、41……原稿、42……主制御回路、43
……コンパレータ、46……エンコーダ、47…
…キー入力部、47a……テンキー、47b……
クリアキー、47c……実行(EXE)キー、4
8……キーコード発生回路、49……表示制御回
路、50……ラツチ回路、51……表示器、5
2,55……シフトレジスタ、57……ヘツド駆
動回路、58……アンプ、59……モータ制御回
路、60……記録用紙、61……切換えスイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被印字データと制御データとを可撓性記録媒体
    に印字する第1の印字手段と、 上記可撓性記録媒体に印字された制御データを
    検出する検出手段と、 上記検出手段による検出結果に応じて上記可撓
    性記録媒体に印字されている被印字データを任意
    の記録紙に印字する第2の印字手段とを具備した
    ことを特徴とする印字装置。
JP1986077164U 1986-05-22 1986-05-22 Expired JPH0450691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077164U JPH0450691Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077164U JPH0450691Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55151854A (en) * 1979-05-16 1980-11-26 Sharp Corp Television facsimile receiver

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55151854A (en) * 1979-05-16 1980-11-26 Sharp Corp Television facsimile receiver

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